JP2006316520A - 路面清掃車 - Google Patents

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Abstract


【課題】 路肩側清掃、中央分離帯側清掃、車幅全体の清掃と、路面清掃部位(幅)を自由に設定できる路面清掃車を提供する。
【解決手段】 車体4下部に左右のごみ収集装置10と中央ごみ収集装置100とを配置し、各ごみ収集装置10,100には、車体4に搭載されたブロア5の空気吐出側5aに連通する吐出ダクト6と、ブロア5の空気吸引側5bに連通するホッパ7に開口した吸引ダクト8が夫々連結され、前記吐出ダクト6には、ブロア5の空気吐出側5aと何れかのごみ収集装置10,100との連通を遮断する切換手段9を備え、また、各吸引ダクト8には、ホッパ7と各ごみ収集装置10,100との連通を開閉する開閉手段40を備えた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、車体下部の左右両側にごみ収集装置を備えた路面清掃車に係るものであり、特に路肩側清掃、中央分離帯側清掃、車幅全幅の清掃と、路面清掃部位(幅)を自由に設定できる前記清掃車に関する。
従来、特許文献1に記載のように、車体下部に車幅全体に及ぶ空気循環式のピックアップヘッドを配置し、車幅全体にわたって路面清掃するものがある。また、特許文献2には、車体下部の左右両側に空気循環式のごみ収集装置を備えた路面清掃車であって、ブロアの空気吐出側と左右のごみ収集装置とを連結する吐出ダクトには、ブロアの空気吐出側を左右のごみ収集装置の何れかに連通させる切換手段を備え、左右のごみ収集装置とホッパとを連結する各吸引ダクトには、ホッパとごみ収集装置の連通を開閉する開閉手段を備えたものが開示されている。
前記特許文献1では、車幅方向に長い1つのピックアップヘッドにより車幅全体にわたって路面清掃するため、ゴミの多い路肩側や中央分離帯側のみを集中して清掃することができない。一方、特許文献2では、開閉手段によってホッパとごみ収集装置とを連通したり、遮断したりできるので、循環空気流による気流搬送力(吸引力)を路面に接地しているごみ収集装置のみに作用させることができる。しかし、左右のごみ収集装置の間(車体の下側)には、非清掃領域が存在し、左(右)のごみ収集装置による清掃作業時には、前記領域の清掃ができない欠点を有する。
特公平7−6172号公報 特開2004−324152号公報
この発明は、上記従来の路面清掃車が個別に有する欠点をすべからく解消し、路肩側清掃、中央分離帯側清掃、車幅全体の清掃と、路面清掃部位(幅)を自由に設定できる路面清掃車を提供しようとするものである。また、本願の別の目的は、掃き残し無く一度に広い幅の路面清掃を行い得る前記路面清掃車を提供するものである。さらに本願の他の目的は、一層広い幅を一度に清掃できる前記路面清掃車を提供するものである。
本発明の路面清掃車は、車体下部の左右両側にごみ収集装置を備えた路面清掃車において、左右のごみ収集装置の間に対応する路面を清掃する中央ごみ収集装置を車体下部に配置し、各ごみ収集装置を、車体に搭載されたブロアの空気吐出側に連通する吐出ダクトと、ブロアの空気吸引側に連通するホッパに開口した吸引ダクトが連結され、ブロアの駆動によりホッパ内の空気が吐出ダクト、ごみ収集装置、吸引ダクト、ホッパと循環する空気循環式のごみ収集装置とし、各ごみ収集装置に連結した吐出ダクトには、ブロアの空気吐出側と何れかのごみ収集装置との連通を遮断する切換手段を備え、各ごみ収集装置に連結した各吸引ダクトには、ホッパと各ごみ収集装置との連通を開閉する開閉手段を備えたことを特徴とする。
左右のごみ収集装置は、車体の側方に張り出するように車体に装架され、その左右のごみ収集装置の後方に中央ごみ収集装置を配置し、張り出し状態の各左右のごみ収集装置と中央ごみ収集装置とを重なり合うようにした。
左右のごみ収集装置は、車体内方に向けてごみを掃き寄せる側ブラシを備えており、その側ブラシは、ごみ収集装置の側方に張り出すように支持されている。
左右のごみ収集装置は、側ブラシの側方を協同して囲む固定フラップと可動フラップを備え、可動フラップを側ブラシの動きにより側ブラシがごみ収集装置の側方に張り出すと側ブラシ前方に移動し、側ブラシがごみ収集装置の内方に収納されると側ブラシ側方に移動するように構成して成る。
本発明の路面清掃車では、左右のごみ収集装置と中央ごみ収集装置とを備えたので、これらを単独で、または組み合わせて路面に接地させることにより、路肩側清掃、中央分離帯側清掃、車幅全体の清掃と、路面に対する清掃幅の変更が自由に行なえる。また、路面に接地したごみ収集装置のみに循環空気流による気流搬送力(吸引力)を作用させることができるので、路肩側のみ、中央分離帯側のみ等を清掃する際には確実に塵埃が回収される。
また、中央ごみ収集装置を車体の側方に張り出し状態の左右のごみ収集装置に重なり合うように配置したので、一度に広い幅の路面清掃が可能となる。加えて、側ブラシがごみ収集装置の側方に張り出すので、非常に広い幅の路面清掃が行なえる。
図1,2に示す路面清掃車1の前後輪2,3間には、車体4下部の左右両側にごみ収集装置10が配置され、その左右ごみ収集装置10の後方には、左右のごみ収集装置10の間に対応する路面Rを清掃する中央ごみ収集装置100が車体4下部に配置されている。各ごみ収集装置10,100には、車体4に搭載されたブロア5の空気吐出側5aに連通する吐出ダクト6と、ブロア5の空気吸引側5bに連通するホッパ7に開口した吸引ダクト8が夫々連結されている。また、前記吐出ダクト6は、図9に示すように、一端がブロア5の空気吐出側5aに連結され、他端側6a,6b,6cが各ごみ収集装置10,100に連結されるように分岐されている。各分岐部には、図示しない適宜な操作手段により作動する切換手段9が設けられている。各切換手段9を作動することで、左右のごみ収集装置10の何れかのみをブロア5の空気吐出側5aと連通させたり、中央ごみ収集装置100と左右のごみ収集装置10の何れかをブロア5の空気吐出側5aと連通させるようになっている。
前記ごみ収集装置10について説明する。ごみ収集装置10は左右で対象となっている他は同じ構造であるので、左側のごみ収集装置10で説明する。ごみ収集装置10は、車体4の側方に張り出して接地する吸引フード11に側ブラシ支持機構50により支持された側ブラシ53を備えたものである。吸引フード11から説明する。所定幅の天板12は、路面Rに平行な車体前後方向の中央部分13から前方と後方とに夫々下向きに傾斜した前方傾斜部14、後方傾斜部15が形成されている。後方傾斜部15の後端には、天板12と同じ幅の後側板16が溶着されている。天板12の車幅方向内側となる端面には、前方傾斜部14の前端から後方傾斜部15の後端まで内側板17が溶着されている。天板12の車幅方向外側となる端面には、車体2前後方向の略中央から後方傾斜部15の後端まで外側板18が溶着されている。
内側板17には、外側板18の前端18aと略対応する位置に、垂直方向の空気室前板19の一端が溶着されている。空気室前板19は外側板18から車幅方向に所定量奥まった位置で後方に屈曲した後方屈曲板部20に形成され、その後、再度外側に屈曲して外側板接続板部21に形成され、その外側板接続板部21が外側板18に溶着されている。外側板接続板部21は、上下方向の略中間位置から前方に向けて傾斜している。空気室前板19の上端は天板12に接続され、空気室前板19の下端には内、外側板18,19間にわたって底板22が溶着されている。また、底板22の後端縁と後側板16の下端に設けた風向部材23との間には、内、外側板17,18間にわたって空気噴出口24が形成されている。天板12、空気室前板19、内、外側板17,18、後側板16により形成される吸引フード11の内側空間は、底板22によって上側の空気室25と下側の塵埃回収空間26に仕切られている。
天板12に設けた貫通孔27には、吐出ダクト6の他端側6aが空気室25に連通するように連結されている。底板22に設けた貫通孔28には、吸引ダクト8の他端が天板12の後方傾斜部15を貫通して塵埃回収空間26に連通するように連結されている。また、吸引ダクト8には、ホッパ7と塵埃回収空間26の連通を開閉する開閉手段40が備えられている。
内側板17の下端にはゴム製の側フラップ29とダートシュー30、外側板18の下端にはダートシュー31、底板22の前端にはゴム製の前フラップ32、後側板16の下端にはゴム製の後側フラップ33、天板12の前方傾斜部14の下方屈曲部14aにはゴム製の前側フラップ34が夫々取り付けられている。このことから、路面Rに接地した吸引フード11の内側空間は略密閉状態となるので、ブロア5の駆動によりホッパ7内の空気が、吐出ダクト6a、吸引フード11の内側空間、吸引ダクト8、ホッパ7と循環する循環空気流となり、その空気流による気流搬送によって路面R上の塵埃がホッパ7に回収されることになる。また、ホッパ7内の空気がブロア5に吸い込まれることでホッパ7を介して吸引ダクト8には吸引気流が作用するようになっている。
前記外側板18は、空気室前板19の外側板接続板部21との接合位置まで、空気室前板19の上下長さより少し狭い上下幅で前端18aから切り欠かれており、側ブラシ53が、空気室前板19の前方にある側ブラシ収容空間35に格納された時に、側ブラシ支持機構50の揺動ブラケット51と平行リンク52との干渉を避ける逃げ空間が形成されている。外側板接続板部21からは外側に向けてブラケット36が固着してある。ブラケット36の先端は外側板18よりも側方に突出している。側ブラシ支持機構50の揺動ブラケット51が前記ブラケット36に垂直軸回りに揺動するように支持されている。揺動ブラケット51には、駆動モータMにより回転する側ブラシ53を備えた取付ブラケット54が上下の平行リンク52により昇降可能に支持されている。揺動ブラケット51と下側の平行リンク52との間には側ブラシ53を持ち上げる方向に荷重を付与するスプリング55が介装されている。下側の平行リンク52と吐出ダクト8の下側部分との間には、側ブラシ53の張り出し量を定めるチェン56が連結されている。
吸引フード11の内、外側板17,18は、図3,5に示すように、空気室25と対応する部分の上端部が天板12より上方に突出した突出部60に形成されている。内側板17と外側板18の突出部60は横枠61で接続されている。この横枠61と車体4下部に設けたブラケット62との間は、夫々横枠61とブラケット62との接続部をボールジョイントとした一対の支持リンクからなる平行リンク63で接続されている。こうして、吸引フード11は、車体4に対して上下と張り出し方向内外に移動可能に支持されている。
次に側ブラシ53の昇降張出装置70を説明する。前記天板12の前方傾斜部14の上側に、側ブラシリフトシリンダ(駆動源)71が取り付けてある。側ブラシリフトシリンダ71のピストンロッド72先端には動滑車73が回転自在に設けてある。天板12上には、プーリブラケット74が固着してあり、プーリブラケット74には水平軸線回りに回転自在なガイドプーリ75と車幅方向内方に向けて傾斜した軸線回りに回転自在な傾斜プーリ76とが設けてある。天板12の下方において、一端を前記取付ブラケット54に連結された引っ張り索(ワイヤ)77は、天板12に設けた貫通孔78を通って天板12上方に引き出され、傾斜プーリ76、ガイドプーリ75、動滑車73を経て、その他端がプーリブラケット74に連結されている。側ブラシリフトシリンダ71のピストンロッド72を後退端まで引き込むと、ワイヤ77を介して側ブラシ53は吸引フード11の側ブラシ収容空間35に収容される収容位置P1に位置する。一方、ピストンロッド72を前進端まで突出すると、前記ワイヤ77は弛むので、吸引フード11が後述の格納位置S1に持ち上げられている時には側ブラシ53は接地するまで下方に下降し、清掃作業時に吸引フード11が接地しているときには、側ブラシ53が回転されることで前記チェン56により制限される張り出し位置P2まで側ブラシ53が吸引フード11の側方に張り出すことになる。
天板12の前方傾斜部14の車幅方向外側には、側ブラシ53の前方に位置する揺動カバー80の基端部が垂直軸線回りに回動するように枢着してある。この揺動カバー80は、弾性部材81によって側方外側に開くように付勢されている。また、揺動カバー80は、図3,4に示すように、張り出し位置P2にある側ブラシ53の前方に立ち塞がるように形成され、揺動カバー80の下部にはゴム製の揺動フラップ82が取り付けられている。揺動カバー80と取付ブラケット54とはワイヤ等の連結部材83で連結されており、側ブラシ53が収容位置P1に向けて移動すると、連結部材83により揺動カバー80が引っ張られて側ブラシ収容空間35に接近して略吸引フード11の側面に沿う状態となり、また、その状態から側ブラシ53が張り出し方向に移動すると、揺動カバー80は弾性部材81のばね力で外方に揺動する。前記連結部材83の長さは、側ブラシ53が張り出し位置P2にある時、揺動カバー80が吸引フード11の側面に対して直交する位置となるように設定されている。
吸引フード11は、天板12の前後に昇降チェン84が連結され、その昇降チェン84を、車体4側に設けたフードリフトシリンダ85に接続している。また、吸引フード11の内側板17には、車体4から垂下されたブラケット86に一端を上下方向に揺動するように軸支した張り出しシリンダ87のピストンロッド88先端が水平軸回りに回動自在に連結されている。フードリフトシリンダ85により昇降チェン84を引き上げて吸引フード11を路面Rから離間し、かつ、フード張り出しシリンダ87のピストンロッド88先端を後退端まで引き込むと、吸引フード11は車体4の内方となる格納位置S1に格納される。また、フードリフトシリンダ85により昇降チェン84を緩め、図5のように、フード張り出しシリンダ87のピストンロッド88先端を前進端に突出させると、吸引フード11が車体4の側方に張り出して接地する接地位置S2に位置する。
次に、中央ごみ収集装置100について説明する。中央ごみ収集装置100は、左,右側板101,102の間に、屈曲前板103と後方部分をコ字状に屈曲した上板104とが溶着されたものである。前記屈曲前板103と上板104の長手方向(車幅方向)長さは、上記左右のごみ収集装置10の吸引フード11が車体4の側方に張り出した状態で左右の吸引フード11と重なり合う長さである。上板104の下方には左,右側板101,102間にわたって仕切板105が溶着されている。また、仕切板105の後端縁と上板104の後方下端に設けた風向部材106との間には、左,右側板101,102間にわたって空気噴出口107が形成されている。屈曲前板103にはゴム製の前フラップ108、風向部材106にはゴム製の後フラップ109、左,右側板101,102の下端にはダートシュー110,111が夫々取り付けられている。上板104、左,右側板101,102、前フラップ108、後フラップ109により形成される中央ごみ収集装置100の内側空間は、仕切板105によって上側の空気室112と下側の塵埃回収空間113に仕切られている。
上板104に設けた貫通孔には、吐出ダクト6の他端側6cが空気室112に連通するように連結されている。仕切板105に設けた貫通孔114には、吸引ダクト8の他端が上板104を貫通して塵埃回収空間113に連通するように連結されている。また、吸引ダクト8には、ホッパ7と塵埃回収空間113の連通を開閉する開閉手段40が備えられている。このことから、路面Rに接地した中央ごみ収集装置100の内側空間は略密閉状態となるので、ブロア5の駆動によりホッパ7内の空気が、吐出ダクト6c、中央ごみ収集装置100の内側空間、吸引ダクト8、ホッパ7と循環する循環空気流となり、その空気流による気流搬送によって路面R上の塵埃がホッパ7に回収されることになる。また、ホッパ7内の空気がブロア5に吸い込まれることで、ホッパ7を介して吸引ダクト8には吸引気流が作用するようになっている。尚、中央ごみ収集装置100は図示しない昇降装置により、路面Rから離れた格納位置S1aと路面Rに接した接地位置S2aとの間で昇降するようになっている。
各吸引ダクト8に備えた開閉手段40について説明する。各開閉手段40は全て同じ構造であるので、左側のごみ収集装置10に備えた開閉手段40について説明する。開閉手段40は貫通孔41a,42aを備えた第1連結部材41と第2連結部材42とから成るダクト連結機構43と、ホッパ7とごみ収集装置10の連通を遮断する遮蔽板44とから成る。吸引ダクト8はホッパ側ダクト8aとごみ収集装置側ダクト8bとに分割されており、第1連結部材41はホッパ側ダクト8a端面に固着され、第2連結部材42はごみ収集装置側ダクト8b端面に固着されている。第1連結部材41の端部は第2連結部材42の端部に設けた軸部材45に回動自在に支持されている。第1連結部材41の上面にはトグルクランプ46が設置され、下面には弾性部材から成る押付部材47が固着されている。押付部材47には、前記貫通孔41aと同径の貫通孔47aが設けてある。第2連結部材42の上面にはフック部材48が設置されている。よって、第1連結部材41の押付部材47を第2連結部材42の上面に当接させた後、クランプ46の引掛け部材46aをフック部材48に引掛け、クランプ46のレバー46bを回動すると、第1連結部材41が第2連結部材42に引き寄せられ、押付部材47が第2連結部材42の上面に押し付けられることで第1連結部材41と第2連結部材42が連結したことになる。この状態では、第1,2連結部材41,42に備えた貫通孔41a,42aを介してホッパ側ダクト8aとごみ収集装置側ダクト8bは連通している。
また、図7,8に示すように、第2連結部材42の上面に遮蔽板44を載置する。遮蔽板44は第2連結部材42に設けたガイド部材49によって位置決めされている。この状態で、上記のように第1連結部材41と第2連結部材42とをクランプ46によって連結すると、ごみ収集装置側ダクト8bが遮蔽板44により塞がれるので、ホッパ7とごみ収集装置10の連通が遮断されることになる。尚、ホッパ7とごみ収集装置10との連通を遮断しない場合には、遮蔽板44は車体4に設けた図示しないフック部材に引掛けてある。
上記構成の路面清掃車1における路面清掃について説明する。路面Rの路肩側のみを清掃する場合には、図9に示すように、予め遮蔽板44を用いてホッパ7と右側のごみ収集装置10、ホッパ7と中央ごみ収集装置100との連通を遮断すると共に、吐出ダクト6に備えた切換手段9によりブロア5の空気吐出側5aと右側のごみ収集装置10、中央ごみ収集装置100の連通を遮断する。
路面清掃車1が清掃場所に移動すると、フードシリンダ85により昇降チェン84を緩めると共にフード張り出しシリンダ87のピストンロッド88先端を前進端に突出させると、格納位置S1にある左側の吸引フード11は、車体4の側方に張り出して路面Rに接地する接地位置S2に位置する。略同時に、側ブラシリフトシリンダ71のピストンロッド72を前進端まで突出してワイヤ77を緩めて側ブラシ53を接地状態とする。次いで側ブラシ53を回転すると、その回転による路面Rからの回転反力で側ブラシ53は張り出し位置P2まで吸引フード11の側方に張り出す。側ブラシ53が側方に張り出すと、揺動カバー80は弾性部材81のばね力で側ブラシ53の前方に移動する。その後、側ブラシ53の回転により路肩部分の塵埃が車体4内方に掃き寄せられる。その塵埃はブロア5の駆動によりホッパ7内の空気が吐出ダクト6a、吸引フード11の内側空間、吸引ダクト8、ホッパ7と循環する空気流によってホッパ7に回収される。また、清掃途中において、路肩部分に障害物Tがあると、図12(a)〜(b)に示すように、障害物Tに押されて揺動カバー80は後方に揺動して逃げ、同様に、側ブラシ53も障害物Tにより吸引フード11側面に向けて揺動して逃げるようになっている。
次に、車幅全体の清掃をする場合には、図10に示すように、予め遮蔽板44を用いてホッパ7と右側のごみ収集装置10との連通を閉鎖すると共に、吐出ダクト6に備えた切換手段9によりブロア5の空気吐出側5aと右側のごみ収集装置10の連通を遮断する。
路面清掃車1が清掃場所に移動すると、フードシリンダ85により昇降チェン84を緩めると共にフード張り出しシリンダ87のピストンロッド88先端を前進端に突出させると、格納位置S1にある左側の吸引フード11は、車体4の側方に張り出して路面Rに接地する接地位置S2に位置する。略同時に、側ブラシリフトシリンダ71のピストンロッド72を前進端まで突出してワイヤ77を緩めて側ブラシ53を接地状態とする。更に、中央ごみ収集装置100を昇降装置により格納位置S1aから接地位置S2aに移動させる。次いで側ブラシ53を回転すると、その回転による路面Rからの回転反力で側ブラシ53は張り出し位置P2まで吸引フード11の側方に張り出す。側ブラシ53が側方に張り出すと、揺動カバー80は弾性部材81のばね力で側ブラシ53の前方に移動する。その後、側ブラシ53の回転により路肩部分の塵埃が車体4内方に掃き寄せられる。その塵埃はブロア5の駆動によりホッパ7内の空気が吐出ダクト6a、吸引フード11の内側空間、吸引ダクト8、ホッパ7と循環する空気流によってホッパ7に回収される。また、左右のごみ収集装置10の間(車体4の下側)にある路面R上の塵埃は、ブロア5の駆動によりホッパ7内の空気が吐出ダクト6c、中央ごみ収集装置100、吸引ダクト8、ホッパ7と循環する空気流によってホッパ7に回収される。
更に中央分離帯側を清掃する場合には、図11に示すように、予め遮蔽板44を用いてホッパ7と左側のごみ収集装置10、ホッパ7と中央ごみ収集装置100との連通を遮断すると共に、吐出ダクト6に備えた切換手段9によりブロア5の空気吐出側5aと左側のごみ収集装置10、中央ごみ収集装置100の連通を遮断する。
路面清掃車1が清掃場所に移動すると、上記路肩側の清掃時と同様に右側のごみ収集装置10を介して中央分離帯側にある塵埃がホッパ7に回収される。以上のことから、路面清掃車1に左右のごみ収集装置10と中央ごみ収集装置100を備え、これらを単独で、または組み合わせて路面Rに接地させることで、路肩側清掃、中央分離帯側清掃、車幅全体の清掃と、路面清掃部位を自由に設定できる。また、路面Rに接地したごみ収集装置10,100のみに循環空気流を作用させることで、路肩側のみ、中央分離帯側のみ等を清掃する際には確実に塵埃を回収することができる。更に、中央ごみ収集装置100を車体4の側方に張り出した状態の左右のごみ収集装置10に重なり合うように配置したので、路肩(中央分離帯)側の清掃時に、車体4の下側にある路面Rの清掃も行なえるから、一度に広い幅の路面清掃ができる。加えて、左右のごみ収集装置10に備えた側ブラシ53がごみ収集装置10の側方に張り出すようにしたことで、非常に広い幅の路面清掃ができる。
本発明の車体下部に複数のごみ収集装置を配置した路面清掃車である。 図1の平面図である。 図1に示すごみ収集装置の拡大図である。 図3のIV視図である。 図3のV視図である。 図2のVI−VI線拡大断面図である。 開閉手段を示す図であり、第1連結部材を回動させた状態を示す。 図7のVIII視図である。 ごみ収集装置とブロアとホッパの接続関係図である。 ごみ収集装置とブロアとホッパの接続関係図である。 ごみ収集装置とブロアとホッパの接続関係図である。 路肩部分の障害物を介して側ブラシが吸引フードの側面に向けて移動する状態を説明する図であり、(a)は障害物に押される前、(b)は押された後の状態を示す。
符号の説明
1 路面清掃車
4 車体
5 ブロア
5a 空気吐出側
5b 空気吸引側
6 吐出ダクト
7 ホッパ
8 吸引ダクト
9 開閉手段
10 ごみ収集装置
29 側フラップ
32 前フラップ
34 前側フラップ
40 開閉手段
53 側ブラシ
82 揺動フラップ
100 中央ごみ収集装置
R 路面

Claims (4)

  1. 車体下部の左右両側にごみ収集装置を備えた路面清掃車において、左右のごみ収集装置の間に対応する路面を清掃する中央ごみ収集装置を車体下部に配置し、各ごみ収集装置を、車体に搭載されたブロアの空気吐出側に連通する吐出ダクトと、ブロアの空気吸引側に連通するホッパに開口した吸引ダクトが連結され、ブロアの駆動によりホッパ内の空気が吐出ダクト、ごみ収集装置、吸引ダクト、ホッパと循環する空気循環式のごみ収集装置とし、各ごみ収集装置に連結した吐出ダクトには、ブロアの空気吐出側と何れかのごみ収集装置との連通を遮断する切換手段を備え、各ごみ収集装置に連結した各吸引ダクトには、ホッパと各ごみ収集装置との連通を開閉する開閉手段を備えたことを特徴とする路面清掃車。
  2. 左右のごみ収集装置は、車体の側方に張り出するように車体に装架され、その左右のごみ収集装置の後方に中央ごみ収集装置を配置し、張り出し状態の各左右のごみ収集装置と中央ごみ収集装置とを重なり合うようにしたことを特徴とする請求項1記載の路面清掃車。
  3. 左右のごみ収集装置は、車体内方に向けてごみを掃き寄せる側ブラシを備えており、その側ブラシは、ごみ収集装置の側方に張り出すように支持されていることを特徴とする請求項2記載の路面清掃車。
  4. 左右のごみ収集装置は、側ブラシの側方を協同して囲む固定フラップと可動フラップを備え、可動フラップを側ブラシの動きにより側ブラシがごみ収集装置の側方に張り出すと側ブラシ前方に移動し、側ブラシがごみ収集装置の内方に収納されると側ブラシ側方に移動するように構成して成ることを特徴とする請求項3記載の路面清掃車。
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