JP2006315193A - サーマルヘッド位置決め機構及びサーマルプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録媒体の厚みや種類、または記録媒体の搬送路等を変更した場合でも、サーマルヘッドのプラテンローラに対する位置決めを可能にし、最適な印画画像を得ること。
【解決手段】 サーマルヘッド位置決め装置は、サーマルヘッド4に回動可能に設けられた位置決めレバー8を備えている。この位置決めレバー8は、ある回動位置で、サーマルヘッド4をプラテンローラ3との接点(例えば頂点)における接線方向に位置決めする。規制手段(カム10、支持部材9、当接部材11及び案内部材14)、サーマルヘッド4とプラテンローラ3との間で記録媒体1及びインクリボン2が挟持された状態で、位置決めレバー8を上記の回動位置で位置規制する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プラテンローラとサーマルヘッドとを備えた熱昇華型プリンタ等のサーマルプリンタ、及び、このサーマルプリンタにおいてサーマルヘッドを位置決めする位置決め機構に関する。
図8(A)に、一般的なサーマルプリンタの基本構成を示す。図8(A)に示したサーマルプリンタは、サーマルヘッド104とプラテンローラ103との間で記録媒体(記録用紙)101及びインクリボン102とを挟持し、記録媒体101にインク画像を転写するものである。サーマルヘッド104は、回動可能なヘッドアーム105に取り付けられている。
印画を開始する際には、ヘッドアーム105が回動軸106を中心として回動し、サーマルヘッド104とプラテンローラ103との間で記録媒体101及びインクリボン102を挟み込む。このとき、サーマルヘッド104を位置決め部材107に押し当てることにより、サーマルヘッド104のヒータライン104aの位置をプラテンローラ103の頂点に対して位置決めする。
サーマルヘッド104は、ヘッドアーム105に取り付けられたばねにより、プラテンローラ103に圧接される。サーマルヘッド104を、プラテンローラ103の頂点における接線に直交する方向(すなわち、プラテンローラ103の軸中心に向かう方向)に圧接するため、ヘッドアーム105の回動軸106はプラテンローラ103の頂点における接線上にほぼ位置している。サーマルヘッド104のヒーターライン104aの位置とプラテンローラ103の頂点とを一致させることで、均等な圧力がプラテンローラ103にかかり、記録媒体101への最適な濃度の印画が可能となる。
しかしながら、記録媒体101の厚み等によっては、サーマルヘッド104のヒータライン104aの位置がプラテンローラ103の頂点からずれてしまう場合がある。このような場合には、図8(B)に模式的に示すように、ばねにより与えられる押圧力Fが、プラテンローラ103の軸中心に向かう成分F1(記録媒体101及びインクリボン102を挟み込む力に相当)と、それ以外の成分F2とに分散してしまう。その結果、サーマルヘッド104とプラテンローラ103との間で記録媒体101及びインクリボン102を挟み込む力が小さくなり、最適な濃度の印画を行うことができなくなる。また、サーマルヘッド104と位置決め部材107との間に隙間が生じ、その結果、サーマルヘッド104の位置決め精度が低下し、印画濃度のアンバランスを生じる可能性もある。
また、ヘッドアーム105の回動軸106がプラテンローラ103の頂点における接線の延長線上に配置されていないと、サーマルヘッド104が、プラテンローラ103の接線に対して傾斜した角度で圧接されるため、図8(B)を参照して説明したような押圧力Fの分散が生じ、最適な濃度の印画を行うことができなくなる。その結果、記録媒体101の搬送路(ペーパーパス)、挿入口、排紙口等の配置についての制約が多くなり、サーマルプリンタ全体の設計の自由度が小さくなる。
そこで、記録媒体の厚みや材質に応じて、サーマルヘッドに設けた位置決め軸を支持する軸受部材を交換することで、サーマルヘッドとプラテンローラとの位置関係を一定に保つことが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004-122495公報(第2−3頁、図1)
しかしながら、記録媒体の厚みを変更するたびにプリンタ構成部品(軸受部材)を交換するのでは、操作が煩雑になるという問題がある。また、記録媒体の厚みの種類が多くなると、それぞれに対応する軸受部材を準備しなければならなず、コストが増加するという問題もある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、記録媒体の厚みや種類、または記録媒体の搬送路等を変更した場合でも、サーマルヘッドのプラテンローラに対する位置決めを可能にし、最適な印画画像を得ることを目的とする。
本発明に係るサーマルヘッド位置決め装置は、サーマルヘッドに回動可能に設けられ、ある回動位置において、サーマルヘッドをプラテンローラの外周面の接線方向に位置決めする位置決め部材と、サーマルヘッドとプラテンローラとの間で少なくとも記録媒体が挟持された状態で、位置決め部材を当該回動位置で規制する規制手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体の種類や厚み、または記録媒体の搬送路を変更した場合でも、サーマルヘッドをプラテンローラの接線方向において正確に位置決めすることができる。従って、サーマルヘッドのプラテンローラに対する圧接力を一定に保つことができ、最適な濃度の印画を行うことが可能となる。また、プラテンローラとサーマルヘッドとの配置や記録媒体の搬送路に対する制限が少なくなるため、サーマルプリンタの設計の自由度が増す。
また、位置決め部材を回動可能に構成することにより、サーマルヘッドの移動に際して位置決め部材とプラテンローラとの干渉を防止することができる。
実施の形態1.
図1及び図2は、本発明の実施の形態1に係るサーマルヘッド位置決め機構を備えたサーマルプリンタの要部を示す側面図である。図3は、本発明の実施の形態1に係るサーマルヘッド位置決め機構を備えたサーマルプリンタの全体構成の一例を示す模式図である。
図1に示すように、サーマルプリンタは、図示しないモータにより回転駆動されるプラテンローラ3と、このプラテンローラ3に対向配置されたサーマルヘッド4とを有している。サーマルヘッド4は、支持基板のプラテンローラ3側の面に、多数の発熱素子からなるヒータライン4aを形成したものである。ヒータライン4aを構成する多数の発熱素子は、プラテンローラ3の回転軸の方向に一列に配列されている。
サーマルヘッド4とプラテンローラ3との間には、記録媒体(記録用紙)1とインクリボン2とが挟持され、図中右側から左側に向かって搬送されるようになっている。以下の説明では、記録媒体1及びインクリボン2が搬送される方向(図中右側から左側に向かう方向)を、搬送方向と呼ぶ。また、搬送方向の上流側(図中右側)を後方と呼び、下流側(図中左側)を前方と呼ぶ。
図3に示すように、サーマルヘッド4及びプラテンローラ3の後方(図中右側)には、記録媒体1を保持する記録媒体ローラ21と、インクリボン2を保持するリボンローラ23とが配置されている。また、サーマルヘッド4及びプラテンローラ3の前方(図中左側)には、インクリボン2を巻き取る巻き取りローラ24が配置されている。記録媒体1は、記録媒体ローラ21から引き出され、サーマルヘッド4とプラテンローラ3との間を通過したのち、排紙口13を通って排紙される。インクリボン2は、リボンローラ23から引き出され、サーマルヘッド4とプラテンローラ3との間を通過したのち、巻き取りリール24に巻き取られる。
図1に示すように、サーマルヘッド4をプラテンローラ3に対して接近及び離間する方向に移動させるため、ヘッドアーム5が設けられている。ヘッドアーム5は、プラテンローラ3の後方(搬送方向上流側)に設けられた回動軸6を中心として回動可能に支持されている。この回動軸6は、プラテンローラ3の回転軸と略平行に延在している。ヘッドアーム5は、サーマルヘッド4をプラテンローラ3に対して圧接する下方位置(図1)と、サーマルヘッド4をプラテンローラ3から離間させる上方位置(図2)との間で回動するよう構成されている。
ヘッドアーム5には、回動可能なカム(駆動部材)10が取り付けられている。カム10は、回動軸10aを中心として回動する偏心カムであり、図示しないモータ等により回転駆動される。
カム10の下方に隣接して、支持部材9が設けられている。この支持部材9は、カム10に当接されることにより、プラテンローラ3に接近する方向及びその反対方向に移動するものである。この支持部材9は、サーマルヘッド4の支持基板に対して略平行な平板部91を有しており、平板部91の前側の上面にカム10が当接するようになっている。支持部材9は、さらに、平板部91の前側の下面から略垂直に延在する脚部92を有している。
支持部材9の脚部92の底面には、弾性部材7が固定されている。また、弾性部材7の底面は、サーマルヘッド4の上面に固定されている。弾性部材7としては、ダンパーやばね等を用いることができる。支持部材9の脚部92、弾性部材7及びサーマルヘッド4は、ねじ等により相互に固定されている。弾性部材7が圧縮された状態では、支持部材9の平板部91とサーマルヘッド4との間隔が短くなり(図1に示す間隔C1)、弾性部材7が延伸された状態では、支持部材9の平板部91とサーマルヘッド4との間隔が長くなる(図2に示す間隔C2)。
なお、図1及び図2では、動作原理を分かり易くするため、弾性部材7の変形量(圧縮量及び延伸量)を誇張して示しているが、このように大きな変形量である必要はない。
サーマルヘッド4の両側端面(すなわち、プラテンローラ3の回転軸方向の両端面)には、位置決めレバー(位置決め部材)8がそれぞれ一つずつ取り付けられている。位置決めレバー8は、サーマルヘッド4に対して回動軸8aを中心として回動可能に取り付けられている。なお、回動軸8aは、プラテンローラ3の回転軸に対して平行な軸である。
上述した支持部材9の平板部91の略中央部には、位置決めレバー8の一端が係合可能な係合孔93が形成されている。図1に示したようにサーマルヘッド4と支持部材9の平板部91との間隔がC1まで接近した状態では、位置決めレバー8がサーマルヘッド9の係合孔93に係合する。一方、図2に示したようにサーマルヘッド4と支持部材9の平板部91との間隔がC2まで広がった状態では、位置決めレバー8は平板部91の係合孔93から離脱する。
支持部材9の平板部91と脚部92との間には、傾斜面を有する案内部材14が設けられている。この案内部材14は、サーマルヘッド4と支持部材9の平板部91との間隔がC2からC1まで狭まる際、位置決めレバー8の端部に摺接し、その傾斜面に沿って位置決めレバー8を係合孔93に案内する。
サーマルヘッド4の上面(平板部91側に対向する面)には、位置決めレバー8が係合孔93に係合した状態で、その位置決めレバー8に当接する当接部材11が設けられている。
プラテンローラ3の軸方向両端には、プラテンローラ3と同軸に設けられた同軸リング12が取り付けられている。位置決めレバー8が上述した係合孔93に係合している状態で、位置決めレバー8が同軸リング12の外周面に当接するようになっている。
図4に、上述したカム10及び支持部材9の取付構造の一例を示す。カム10の回動軸10aは、例えば、ヘッドアーム5に固定された取付フレーム95に取り付けられている。また、支持部材9は、取付フレーム95に設けられたレール96により、プラテンローラ3に対して接近及び離間する方向に移動可能に案内され、図示しないばね部材等によりカム10側に付勢されている。なお、図4に示した取付構造はあくまで一例であり、カム10と支持部材9との当接が確保できる構造であればよい。
次に、本実施の形態におけるサーマルヘッド4の位置決め動作について説明する。印画開始前の状態では、ヘッドアーム5が図2に示す上方位置にあり、サーマルヘッド4がプラテンローラ3から上方に離間している。この状態では、位置決めレバー8は支持部材9の係合孔93に係合しておらず、回動軸8aを中心として回動自在な状態となっている。弾性部材7は厚み方向に延伸された状態にあり、支持部材9は弾性部材7を介してサーマルヘッド4を支持している。支持部材9の平板部91とサーマルヘッド4との間隔はC2まで広がっている。
印画開始時には、カム10が回動し、さらにヘッドアーム5が図1に示す下方位置まで下降する。ヘッドアーム5の下降により、移動部材9及びサーマルヘッド4が下降し、サーマルヘッド4がプラテンローラ3に圧接される。さらに、カム10の回動により、支持部材9が下方に移動し、支持部材9の平板部91とサーマルヘッド4(既にプラテンローラ3に圧接されている)との間隔がC1まで狭くなる。これに伴い、位置決めレバー8が支持部材9の案内部材14に沿って回動して係合孔93に係合する。
位置決めレバー8は、支持部材9の係合孔93に係合する回動位置にある状態で、サーマルヘッド4の支持基板に対して略鉛直に起立し、サーマルヘッド4に設けられた当接部材11と、プラテンローラ3に取り付けられた同軸リング12とに当接する。これにより、サーマルヘッド4を、前後方向、すなわちプラテンローラ3との接点(ここでは頂点)における接線方向に位置決めし、プラテンローラ3の頂点にヒータライン4aを正確に圧接することができる。
サーマルヘッド4とプラテンローラ3との間には、記録媒体1とインクリボン2とが重ね合わされた状態で挟持され、プラテンローラ3が回転し、サーマルヘッド4のヒータライン4aを構成する各発熱素子が画像情報に応じて発熱することにより、記録媒体1にインク画像が形成される。
印画終了後には、ヘッドアーム5が上昇し、サーマルヘッド4がプラテンローラ3から上方に離間する。また、カム10が回動して支持部材9の付勢を解除し、弾性部材7が延伸された状態に戻り、支持部材9の平板部91とサーマルヘッド4との間隔がC1まで広がる。これにより、位置決めレバー8が係合孔93から外れて回動自在となる。
以上のように構成されたサーマルヘッド位置決め機構によれば、位置決め手段(位置決めレバー8)及び規制手段(カム10、支持部材9、当接部材11及び案内部材14)の作用により、サーマルヘッド4がプラテンローラ3との接点における接線方向に位置決めされる。さらに、弾性部材7により、サーマルヘッド4が、上記接線方向に直交する方向にプラテンローラ3に圧接される。その結果、サーマルヘッド4とプラテンローラ3との間には、均等で且つ十分な圧接力がかかり、最適な濃度の印画が可能となる。
ここで、本実施の形態による効果について、従来技術との対比により説明する。図5は、従来のサーマルプリンタにおけるサーマルヘッド104とプラテンローラ103との圧接状態を模式的に示す図である。図6は、本実施の形態におけるサーマルヘッド4とプラテンローラ3との圧接状態を模式的に示す図である。
図5に示すように、従来のサーマルヘッド位置決め機構では、ヘッドアーム105の回動軸106(図8)がサーマルヘッド104とプラテンローラ103との接点Cにおける接線上にない場合には、サーマルヘッド104のプラテンローラ103に対する圧接力Faが接点Cにおける接線に対して傾斜した方向に作用する。その結果、サーマルヘッド104のプラテンローラ103に対する圧接力Faが分散してしまい、実際に記録媒体及びインクリボン(図5では省略)を挟み込む力Fa1が上記の圧接力Faよりも小さくなるため、最適な濃度の印画を行うことができなくなる。
これに対し、上述した本実施の形態では、図6(A)に示すように、サーマルヘッド4をプラテンローラ3の頂点に対して前後方向に高い精度で位置決めし、プラテンローラ3の中心軸に向かう方向に圧接力Faを加えることができる。従って、サーマルヘッド4とプラテンローラ3との間には、均等で且つ十分な圧接力がかかり、最適な濃度の印画が可能となる。
さらに、上述した本実施の形態では、図6(B)に示すように、サーマルヘッド4がプラテンローラ3の頂点以外の点に圧接される場合であっても、サーマルヘッド4をその接点Cにおける接線方向に位置決めし、当該接線方向に対して直交する方向に圧接することができる。これにより、サーマルヘッド4のプラテンローラ3に対する圧接力Faが接点Cにおける接線に直交する方向に作用し、圧接力Faの分散を防止できる。従って、記録媒体1の搬送路を変更した場合、又はヘッドアーム5の回動軸6の位置を変更した場合に、サーマルヘッド4がプラテンローラ3の頂点以外に圧接するように構成しても、最適な濃度の印画を行うことができる。
さらに、本実施の形態では、記録媒体1の厚みを任意に変更した場合であっても、弾性部材7の弾性変形により厚みの差が吸収されるため、サーマルヘッド4はプラテンローラ3との接点Cにおける接線に直交する方向に圧接されることになり、最適な濃度の印画を行うことができる。
また、従来技術では、ヘッドアーム105(図8)の回動軸106の位置を変更し、あるいは記録媒体搬送路を変更すると、図5に示すような圧接力Faの低下を招くため、サーマルプリンタのレイアウトを自由に変更することが難しく、その結果、例えば排紙口13の位置を変更できない等の制約があった。
これに対し、本実施の形態では、サーマルヘッド104がプラテンローラ103の頂点以外の点に圧接される場合(図6(B))でも最適な濃度の印画を行うことができるため、サーマルプリンタのレイアウトを自由に変更することが可能になり、その結果、例えば排紙口13の位置を、図7に示すように変更することが可能となり、設計上の自由度が増す。また、この場合も、レイアウト変更前と比較して大きく部品交換等を行う必要がないため、サーマルプリンタの製造コストを低減することができる。
また、本実施の形態では、位置決めレバー8がプラテンローラ3の同軸リング12に当接するようにしたので、プラテンローラ3の位置を基準とした正確な位置決めが可能になる。
さらに、本実施の形態では、位置決めレバー8の位置を規制する規制手段を、カム10、支持部材9、当接部材11及び案内部材14により構成したので、占有スペースが小さく、簡単な構成で、サーマルヘッド4をプラテンローラ3に対して位置決めすることができる。
なお、上述した本実施の形態では、サーマルヘッド4とプラテンローラ3との間で記録媒体とインクリボンとを挟持する熱昇華型のサーマルプリンタについて説明したが、サーマルヘッド4とプラテンローラ3とを備えたものであれば、他のサーマルプリンタであってもよい。
この発明の一実施の形態に係るサーマルヘッド位置決め機構を備えたサーマルプリンタの要部を示す側面図である。 この発明の一実施の形態に係るサーマルヘッド位置決め機構を備えたサーマルプリンタの要部を示す側面図である。 この発明の一実施の形態に係るサーマルヘッド位置決め機構を備えたサーマルプリンタの全体構成の一例を示す模式図である。 この発明の一実施の形態に係るサーマルヘッド位置決め機構におけるカム及び支持部材の取付構造の一例を示す側面図である。 この発明の一実施の形態に係るサーマルヘッド位置決め機構の効果を対比説明するための模式図である。 この発明の一実施の形態に係るサーマルヘッド位置決め機構の効果を対比説明するための模式図である。 この発明の一実施の形態に係るサーマルヘッド位置決め機構を備えたサーマルプリンタの全体構成のレイアウト例を示す模式図である。 従来のサーマルプリンタの基本構成を示す側面図である。
符号の説明
1 記録媒体、 2 インクリボン、 3 プラテンローラ、 4 サーマルヘッド、 4a ヒーターライン、 5 ヘッドアーム、 6 回動軸、 7 弾性部材、 8 位置決め部材、 9 支持部材、 10 カム部材、 11 当接部材、 12 同軸リング、 14 案内部材、 91 平板部、 92 脚部、 93 係合孔。

Claims (6)

  1. サーマルヘッドとプラテンローラとの間で少なくとも記録媒体を挟持して当該記録媒体に画像を形成するサーマルプリンタにおいて用いられるサーマルヘッド位置決め機構であって、
    前記サーマルヘッドに回動可能に設けられ、ある回動位置において、前記サーマルヘッドを前記プラテンローラの外周面の接線方向に位置決めする位置決め部材と、
    前記サーマルヘッドと前記プラテンローラとの間で少なくとも記録媒体が挟持された状態で、前記位置決め部材を前記回動位置で位置規制する規制手段と
    を備えたことを特徴とするサーマルヘッド位置決め機構。
  2. 前記規制手段は、
    弾性部材を介して前記サーマルヘッドを支持する支持部材と、
    前記支持部材を前記プラテンローラに接近する方向に移動させる駆動部材と、
    前記駆動部材が前記支持部材を前記プラテンローラに接近する方向に移動させるときに、前記位置決め部材を前記回動位置まで案内する案内部材と、
    前記位置決め部材が前記回動位置に達した状態で前記位置決め部材に当接する当接部材と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のサーマルヘッド位置決め機構。
  3. 前記駆動部材は、前記サーマルヘッドを支持するアームに取り付けられたカムであることを特徴とする請求項2に記載のサーマルヘッド位置決め機構。
  4. 前記位置決め部材は、前記回動位置において、前記プラテンローラと同軸に設けられたリングに接触することを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のサーマルヘッド位置決め機構。
  5. 請求項1から4までの何れか1項に記載のサーマルヘッド位置決め機構を備えたことを特徴とするサーマルプリンタ。
  6. 前記プラテンローラの外周面に対して前記サーマルヘッドが対向する方向を、任意に設定できることを特徴とする請求項5に記載のサーマルプリンタ。
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