JP2006314188A - モータ、該モータを用いたディスク装置、およびそれらの製造方法 - Google Patents

モータ、該モータを用いたディスク装置、およびそれらの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 モータを組み立てた後に、洗浄液にて洗浄することが可能なモータ及びモータの製造方法、並びに該モータを用いたディスク装置を実現する。
【解決手段】 ステータを支持した静止部材2と、ロータマグネットを備えた回転部材3と、回転部材3を静止部材2に対して回転自在に支持するための動圧軸受4とを備え、ベース10のロータハブ21と微小間隙を持って対向する最外径面である内周面10bの表面は、撥水性材料で形成されているスピンドルモータ1を製造する方法を提供する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、モータ、特に記録ディスク駆動装置に用いられるスピンドルモータ、該モータを用いた記録ディスク駆動装置、並びにそれらの製造方法に関する。
一般的に、磁気ディスクなどの記録ディスクを回転駆動するためのモータは、ロータと、スリーブを備えている。ロータには、回転部材としてロータリーマグネットが固定されており、スリーブには、静止部材としてステータが固定されている。ロータは、スリーブの内周側に配置された回転シャフトを備えている。回転シャフトの一端は、スリーブより導出しており、この一端に、記録ディスク搭載用のロータハブが固定されている。スリーブは、シャフトを回転自在に支持する回転支持部材である。また、スリーブは、圧入、接着剤、溶接またはこれらを併用した固着手段により、モータ全体を固定するためのベースに、固定される。
このようなモータが用いられる記録ディスク駆動装置は、記録ディスクのデータを読み込むヘッドを備えている。ヘッドと記録ディスク表面間に塵埃粒子を噛み込むと、記録ディスク駆動装置がクラッシュする危険性がある。このようなクラッシュの発生を防止するために、記録ディスク駆動装置内における空気の清浄度は、高いレベルに保持される必要がある。空気の清浄度を高いレベルに保持するためには、記録ディスク駆動装置内を大気と遮蔽して塵埃の流入を阻止するだけでなく、記録ディスク駆動装置内における塵埃粒子、いわゆるコンタミネーションの発生を抑制する必要がある。
そのため、このようなモータの組み立ては、以下のように行われていた。すなわち、まず各部材を洗浄液によって洗浄し、表面に付着した余分な油脂や塵埃粒子などを取り除き、その後、クリーンルームなどの清浄度の高い環境下で、各部材を順次組み立て、完成品としてのモータを得ていた。
特開2002−078280号公報
しかしながら、上述したモータ及びその製造方法にあっては、モータを構成する各部材を個別に洗浄した上で、清浄環境下でこれら部材の組み立てを行うことから、各部材の個別の洗浄工程が特に必要であり、各部材を得るまでの工程が多く、その品質管理を含め多大な工数を要する問題があった。加えて、これら部材からモータ完成に至るまでの組み立てを清浄度の高い環境下で一貫して行う必要があるため、組み立て製造ラインを設置するための大規模なクリーンルームが必要となり、設備コストが大掛かりとなる問題がある。
さらに、モータ組み立て後は、モータ組み立て時などに表面に付着した塵埃粒子を洗浄によって取り除くことができなかった。仮に、モータ組み立て後に洗浄によって塵埃粒子の除去を行なうと、モータ内部に洗浄液が混入する危険性があるため、電気回路のショートや磁気回路のエアギャップに液体が毛細管現象で保持されて排出困難な状況を引き起こす可能性が生じる。
そこで本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、モータを組み立てた後でも、洗浄することが可能なモータ及びモータの製造方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、ハードディスク載置部を備えたロータハブと、軸受機構を介して前記ロータハブが相対的に回転自在に取り付けられるベースと、前記ロータハブと前記ベースとの間の内部空間に収容された、通電によって磁界を発生するコイルと、からなり、前記内部空間は前記ロータハブと前記ベースとの間に確保された環状の微小間隙によって外部から隔てられている、スピンドルモータの製造方法であって、前記ロータハブ、前記軸受機構、前記コイル、及び、前記ベース、をそれぞれ所定の配置に取り付けて、組立体を得る、組立工程と、前記組立体のベースとロータハブの間に形成されている前記環状の微小間隙が、外部空間側に向けて開口する環状の開口を洗浄液に曝して、該組立体を洗浄する、組立体洗浄工程と、からなる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の方法であって、前記組立体洗浄工程は、前記組立体を完全に前記洗浄液に浸漬する浸漬洗浄工程、前記組立体を部分的に前記洗浄液に浸漬する部分浸漬洗浄工程、超音波を印加して前記組立体を洗浄する超音波洗浄工程、洗浄液を吹き付けて前記組立体を洗浄する吹付洗浄工程、および、前記組立体をすすぐ濯ぎ工程、の一つまたはそれ以上を含むことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の方法であって、上記環状の微小間隙の間隙寸法は0.5mm以下であり、上記環状の間隙を構成する前記ロータハブおよび前記ベースの表面と、上記洗浄液との静的接触角度は20度以上であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の方法であって、前記組立体洗浄工程と前記組立体乾燥工程とが完了したのち、前記組立体にFPCを取り付けるFPC取付工程が含まれる。
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の方法であって、前記組立工程は、前記微小間隙を構成する、互いに対向した前記ベースの表面と前記ロータハブの表面とのうちの少なくとも一部、前記ロータマグネットの外気露出面の少なくとも一部、前記ロータマグネットと微小間隙を介して対向するステータの少なくとも一部、および前記ロータハブと対向するスリーブの外周面の少なくとも一部、のひとつまたはそれ以上に、防水処理を施す防水工程を含むことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の方法であって、前記防水工程は、
前記一部の表面上に親水性材料を塗布する塗布工程、前記一部の表面上に前記親水性材料よりなる膜を形成する膜形成工程、前記一部の表面を前記親水性材料よりなる物質で覆う被羅工程、および、前記一部の表面を含む部位を、前記親水性材料で形成する親水性部形成工程の少なくともひとつを含むことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の方法であって、前記親水性材料は、親水性樹脂または親水性金属であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の方法であって、上記環状の微小間隙の間隙寸法は0.5mm以下であり、上記環状の間隙を構成する前記ロータハブおよび前記ベースの表面と、上記洗浄液との静的接触角度は20度以上であることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の方法であって、前記組立体洗浄工程と前記組立体乾燥工程とが完了したのち、前記組立体にFPCを取り付けるFPC取付工程が含まれる。
請求項10に記載の発明は、請求項5に記載の方法であって、前記防水工程は、前記一部の表面上に撥水性材料を塗布する塗布工程、前記一部の表面上に前記撥水性材料よりなる膜を形成する膜形成工程、前記一部の表面を前記撥水性材料よりなる物質で覆う被羅工程、または前記一部の表面を含む部位を、前記撥水性材料で形成する撥水部形成工程、の少なくともひとつを含むことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の方法であって、前記撥水材料は撥水性樹脂、撥水性金属、含フッ素樹脂、を含むことを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項10に記載の方法であって、前記撥水性材料はパーフルオアルキル基を含む含フッ素化合物から形成されることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項10に記載の方法であって、上記環状の微小間隙の間隙寸法は0.5mm以下であり、上記環状の間隙を構成する前記ロータハブおよび前記ベースの表面と、上記洗浄液との静的接触角度は20度以上であることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の方法であって、前記組立体洗浄工程と前記組立体乾燥工程とが完了したのち、前記組立体にFPCを取り付けるFPC取付工程が含まれることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、ハードディスク載置部を備えたロータハブと、軸受機構を介して前記ロータハブが相対的に回転自在に取り付けられるベースと、前記ロータハブと前記ベースとの間の内部空間に収容された、通電によって磁界を発生するコイルと、からなり、前記内部空間は前記ロータハブと前記ベースとの間に確保された環状の微小間隙によって外部から隔てられている、スピンドルモータであって、前記ロータハブと前記ベースとの間の上記環状の微小間隙を構成する表面の一部、前記ベースと、前記ロータハブとの間の微小間隙を構成する表面の一部、前記ロータマグネットの外気露出面、前記ロータマグネットと微小間隙を介して対向するステータの表面、および前記ロータハブと対向するスリーブの上側外周面、のうちの少なくとも一部分に防水処理が施されている。
請求項16に記載の発明は、請求項15に記載のモータであって、前記防水処理は、親水性金属、撥水性金属、親水性樹脂、撥水性樹脂、含フッ素化合物の少なくとも一つを含む防水材料を塗布する塗布処理、前記防水材料よりなる膜を形成する膜形成処理、前記防水材料よりなる物質で覆う被羅処理、または前記防水性材料で部材を形成する防水部材形成処理、の少なくともひとつを含むことを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、請求項16に記載のモータであって、上記環状の微小間隙および前記ベースと前記ロータハブとの間の微小間隙の間隙寸法は0.5mm以下であり、水との接触角度は20度以上であることを特徴とする。
請求項18に記載の発明は、請求項15に記載のスピンドルモータ、前記スピンドルモータの前記ディスク載置部に取り付けられた記録ディスク、前記記録ディスクに対し、情報の読み書きを行うヘッドを有するヘッド移動機構、および前記スピンドルモータと、前記記録ディスクと、前記移動機構とを内部空間に内包するハウジング、を備える記録ディスク駆動装置の製造方法であって、前記スピンドルモータを用意する工程、前記スピンドルモータを洗浄する洗浄工程、前記ハウジング内に、前記スピンドルモータ、前記ヘッド移動機構、および前記記録ディスクを所定の場所に配置し、組立体を得る組立工程とを含むことを特徴とする。
請求項19に記載の発明は、請求項18に記載の方法であって、上記記録ディスク駆動装置は垂直磁気記録方式のディスク駆動装置であることを特徴とする。
本発明によれば、モータ内部とモータ外部を接続する経路、具体的には静止部材におけるステータより外側の固定側部位と、回転部材におけるロータマグネットより外側の回転側部位とが対向する略環状の微小間隙を形成する。加えて、これら固定側部位と回転側部位との互いに対向する面のうち少なくとも一部表面は、撥水性材料で形成される。
そのため、モータ外部に含水溶液が存在する環境であっても、この液体は撥水性材料ではじかれるためモータ内部に浸入することはない。したがって、モータの外表面を含水溶液などで洗浄しても、モータ内部に問題を与えることを防ぐことができる。加えて、モータの回転部材に対して回転力を与えるための磁気回路部、すなわちステータとロータマグネットがモータ外筐の内方に構成されているため、含水溶液の影響を排除することができる。また、軸受にも悪影響を与えることがない。
加えて、モータの組み立て後にモータ表面を洗浄することが可能であるため、特にモータの外表面を構成する各部材については事前に洗浄しておく必要がなく、部材の入手,管理が非常に簡単になり、しかも、モータの組み立ても高度な清浄環境下で行う必要がなくなり、製造設備の簡略化にも大きく寄与することができる。
本発明の一実施形態としてのスピンドルモータ1の概略構成を模式的に示す縦断面図を図1に示す。
このスピンドルモータ1は、記録ディスク駆動用のスピンドルモータであり、ハードディスク等の記録ディスク装置の一部を構成している。このスピンドルモータ1が用いられたハードディスク装置101の模式図を図3に示す。なお、図1に示すO−Oがスピンドルモータ1の回転軸線である。また、本実施形態の説明では便宜上図1の上下方向を「軸線上下方向」とするが、スピンドルモータ1の実際の取付状態における方向を限定するものではない。
<スピンドルモータの構成>
スピンドルモータ1は、主に、静止部材2と、回転部材3と、回転部材3を静止部材2に対して回転自在に支持するための動圧軸受4とを備えている。さらに、スピンドルモータ1は、静止部材2に固定されたステータコア及びこのステータコアに巻装されたコイルからなるステータ6と、回転部材3に固定されたロータマグネット7と、を備えている。ステータ6とロータマグネット7とは、協働して回転磁界を発生し、回転部材3に回転力を付与することができる。
〔静止部材〕
静止部材2は、ベース10と、このベース10の中央に位置する開口部である固定用孔内に嵌合固定された、スリーブ11と、から構成される。ベース10はアルミニウム合金製であり、スリーブ11はステンレス製である。
ベース10は、全体的に平板上の部材であり、その下面はその下面はハードディスク装置101のハウジング102下壁に固定されている(図3を参照)。ベース10の固定用孔の縁には、軸線方向上側に延びる筒状部10aが形成されている。筒状部10aの内周面とスリーブ11の外周面とは、環状に当接して嵌合固定されており、さらに接着剤で接着されている。また、筒状部10aの外周面にはステータ6が固定されている。
スリーブ11は、中空円筒状のスリーブ本体16と、スリーブ本体16の下部を閉鎖する円板状のスラストカバー17とから構成される。スリーブ本体16は、その中心を軸線方向に延びる貫通孔18を有しており、貫通孔18の内部には内周面16aが形成されている。スラストカバー17は、円形の板状部材であり、貫通孔18の下端開口を閉塞するように、スリーブ本体16の下端に固定される。スリーブ本体16の下端には、内周面16aから連続する段部19が形成されている。段部19は、スリーブ本体16の下端面であるスラスト面16bと、内周面16aより大径の下部内周面16cとから構成されており、後記するシャフト22のスラストフランジ24を収容するための環状の凹部空間を確保している。また、段部19の下方は、スラストカバー17の軸線方向上側端面であるスラスト面17aによって閉塞されている。すなわち、スリーブ11は、スリーブ本体16と、スリーブ本体16の段部19と、スラストカバー17にから構成され、さらに、スリーブ11には、柱上中空部より外形が大きい円板状中空部が形成される。
〔回転部材〕
回転部材3は、動圧軸受4を介して、静止部材2に対して回転自在に支持される部材である。回転部材3は、外周部に記録ディスク103(図3参照)が載置されるロータハブ21と、ロータハブ21の内周側に位置し動圧軸受4を介してスリーブ11に軸支されるシャフト22と、を備えている。
ロータハブ21は、スリーブ11やステータ6を上方から覆うように近接して配置されたカップ形状の部材である。ロータハブ21のボス部21aの内周面は、スリーブ11の上部外周面に微小間隙をもって対向している。下部筒状部21bの内周面には、接着手段によってロータマグネット7が固定されている。ボス部21aの外周面には、記録ディスク103が嵌合される。
ロータマグネット7は、ステータ6に半径方向に微小間隙をもって対向している。そして、ステータ6のコイルに通電すると、ステータ6とロータマグネット7との電磁相互作用が発生する。これにより、回転部材3にトルクが作用する。
シャフト22の軸線方向上側端部は、ロータハブ21の中心孔内に嵌合される。シャフト22の下端には、スラストフランジ24が一体に形成される。つまり、シャフト22は、円柱形状のシャフト本体23とスラストフランジ24とから構成されていることになる。シャフト本体23は、概ね、スリーブ11の貫通孔18に沿って柱状中空部に配置される。シャフト本体23の外周面23aは、内周面16aに対して半径方向に微小間隙を介して対向している。
スラストフランジ24は、スリーブ11の円板状中空部に配置されている円板状の部分である。より具体的に説明すると、スラストフランジ24は、シャフト22のシャフト本体23の下端の外周面23aからスリーブ11のスリーブ本体16の下部内周面16cに対して微小間隙を形成する位置まで半径方向外側に延びる円板状の部分である。スラストフランジ24は、シャフト本体23側の第1スラスト面24aと、その反対側の第2スラスト面24bとを有している。第1スラスト面24aは、スリーブ本体16の下端面であるスラスト面16bに対して軸線方向に微小間隙を介して対向している。第2スラスト面24bは、スラストカバー17のスラスト面17aに対して軸線方向に微小間隙を介して対向している。
〔動圧軸受〕
動圧軸受4は、回転部材3を静止部材2に対して回転自在に支持するための軸受部分である。より具体的には、潤滑油8を介してロータハブ21及びシャフト22をスリーブ11に対して回転自在に支持する軸受部分である。動圧軸受4は、第1及び第2ラジアル動圧軸受部31、32と、第1及び第2スラスト動圧軸受部33、34と、を有している。さらに、各軸受部内に充填された潤滑油8は、各軸受部における微少間隙に保持されており、シャフト22の外周面とスリーブ11の内周面との間の隙間の軸線方向上側部分に形成された表面張力シール部35によってシールされている。また、各動圧軸受部31〜34を構成する間隙は完全に潤滑油8が満たされている(空気によって遮断された部分を有していない)。従って、表面張力シール部35のみにて界面を形成し外気に通じるいわゆるフルフィル構造となっている。
これより以下に、スリーブ11、スラストカバー17及びシャフト22の構造に触れながら、各軸受部31〜34の構造を説明する。また、表面張力シール部35についても説明する。なお、図1では、後記する各動圧発生用溝36〜39を断面上に記入しているが、実際には各部材の表面に形成されている。
〔ラジアル動圧軸受部〕
スリーブ本体16の内周面16aには、複数の動圧発生溝が回転方向に配列された、ヘリングボーン形状の動圧溝列36、37が形成される。動圧溝列36、37は、軸方向に並んで形成されており、シャフト22の回転に伴い、潤滑油8中に動圧を発生させる。各動圧発生溝は回転方向に対して相反する方向に傾斜する一対のスパイラル溝を連結してなる略「く」の字状の溝である。このように、スリーブ11のスリーブ本体16の内周面16aと、シャフト22のシャフト本体23の外周面23aと、その間の潤滑油8と、によって、第1及び第2ラジアル動圧軸受部31、32が軸線方向に並んで構成されている。この第1及び第2ラジアル動圧軸受部31、32では、流体動圧は動圧溝列36、37の連結部において極大となり、必要な荷重支持圧が得られる。
〔スラスト動圧軸受部〕
スリーブ本体16のスラスト面16bには、シャフト22の回転に伴い潤滑油8中に動圧を発生する、複数の動圧発生溝が回転方向に配列されたヘリングボーン形状の動圧溝列38が形成される。動圧溝列38の各動圧溝は、回転方向に対して相反する方向に傾斜する一対のスパイラル溝を連結してなる略「く」の字状の溝であり、回転時、回転部材3をスラスト方向から支持する。このように、スリーブ11のスラスト面16bと、スラストフランジ24の第1スラスト面24aと、その間の潤滑油8によって、第1スラスト動圧軸受部33が形成されている。
スラストカバー17のスラスト面17aには、シャフト22の回転に伴い潤滑油8中に動圧を発生する、スパイラル状の動圧溝列39が形成されている。動圧溝列39は、回転方向に並んだ複数の動圧発生溝よりなる。各動圧発生溝は潤滑油8に対して半径方向内側に向かう流体動圧を誘起するように回転方向に対して傾斜している。このように、スラストフランジ24の第2スラスト面24bと、スラストカバー17のスラスト面17aと、その間の潤滑油8とによって、第2スラスト動圧軸受部34が形成されている。
〔表面張力シール部〕
表面張力シール部35は、第1ラジアル動圧軸受部31からの潤滑油8の漏れを防止するための構造である。表面張力シール部35は、スリーブ本体16の上端部付近において、スリーブ本体16の内周面16aとシャフト本体23の外周面23aとによって構成される。より具体的には、表面張力シール部35は、スリーブ本体16の内周面16aに設けられたテーパー部40により構成されている。テーパー部40は、スリーブ本体16の内周面16aと、シャフト本体23の外周面23aとの間の空隙が軸線方向外側に向かって拡大するように形成されている。以上に述べた構造より、動圧軸受4に保持された潤滑油8の表面張力と、外気の空気圧等とが釣り合うことにより、潤滑油8が動圧軸受4の外部に移動するのが抑制される。
<スピンドルモータの特徴>
本実施形態のスピンドルモータ1では、以下に示す箇所に防水処理が施されている。
すなわち、ベース10のロータハブ21と微小間隙を持って対向する最外径面である内周面10bは、アルミニウム合金の上を環状に撥水性塗料U−CP−70(日本ペイント(株)製)で覆われており、撥水性を有している(第1の防水手段A)。また、ロータマグネット7はその外気露出面をコーティング剤(エポキシ樹脂)により覆われており撥水性を有する(第2の防水手段B)。さらに、ロータマグネット7と半径方向に微小間隙を持って対向するステータ6は、撥水性を有する樹脂などのモールドコアにより形成されている(第3の防水手段C)。加えて、スリーブ11のロータハブ21と対向する上側外周面11aも、ステンレス材の表面を環状に撥水性材料により覆われ、撥水性を有している(第4の防水手段D)。撥水性材料として、具体的には、サイトップ(旭硝子(株)製)、INT‐340((株)INTスクリーン製)、フロロコート(セイミケミカル(株)製)を用いた。また、第1の防水手段Aのベース10の撥水性を有している環状箇所と対向するロータハブ21の外周面及び外周面下端、第4の防水手段Dのスリーブ11の上側外周面11aと対向するロータハブ21の内周面も撥水性材料により覆われていても良い。撥水性材料は、部材の表面に膜として形成されていても良い。例えば膜は、パーフルオロアルキル基を有する含フッ素化合物で形成されていると、良好な撥水性能を付す。また、撥水性材料を用いた撥水処理を行う代わりに、親水性の金属や樹脂等の親水性材料を用いた親水化処理により防水手段を形成しても構わない。親水化処理により防水手段を施すことにより、微小間隙を水が流動しにくくなり、その結果水がモータ内部に流入することを防止することができる。全ての防水手段が施される微小間隙は、凡そ0.5mm程度であり、より好ましくは0.2mm程度である。また、各防水手段により防水性を有している表面の水に対する静的接触角は、20度以上であり、この接触角を有する面と対向する面との間隙が0.5mm以下であれば、その間隙を水が通過することを防ぐことができる。以上示したように、スピンドルモータ1に外部から空気や洗浄液が浸入しうる通路の少なくとも最外径箇所には、静止部材2または回転部材3の少なくとも一方が防水性を有する。スピンドルモータ1には、回転部材3に対して回転力を与えるための磁気回路部がステータ6とロータマグネット7とにより構成されている。その磁気回路部は、ベース10とロータハブ21により内包されている。本実施形態のモータ内外部を連通する経路の最外箇所であるスピンドルモータ1の最外径箇所、即ち本実施形態では第1の防水手段Aであるベース10のロータハブ21と微小間隙を持って対向する最外径面である内周面10bは、略環状に形成されており、スピンドルモータ1の外部から洗浄液(例えば純水)がスピンドルモータ1の内部へ浸入することはない。
このため、以下に示す組み立て工程後にスピンドルモータ1を洗浄液にて洗浄しても、スピンドルモータ1の内部、特に動圧軸受4に洗浄液が混入することがない。更に、洗浄液がモータ内部に残ることがないため、アウトガスが発生する問題もない。加えて、モータ内部にコンタミネーションが発生しても、第1の防水手段Aが形成されている微小間隙によりモータ外部に出ることはない。
<ハードディスク装置の構成、動作、及び特徴>
図3は、一般的なスピンドルモータ1を備えたハードディスク装置101の模式図である。
ハードディスク装置101は、主に、スピンドルモータ1、記録ディスク103、ヘッド移動機構104を備えており、これら各部は、ハウジング102に内包されている。ハウジング102の内部は、塵埃が極度に少ない良好な環境を形成している。スピンドルモータ1のベース10は、ハウジング102の内面に当接固定されており、スピンドルモータ1とハウジング102との導通が図られている。
記録ディスク103は、磁気により情報を記録する円盤状の部材である。記録ディスク103は、スピンドルモータ1の回転部材3のロータハブ21のボス部21aの外周面に嵌合されている。
ヘッド移動機構104は、記録ディスク103に対して情報の読み書きを行う。ヘッド移動機構104は、ヘッド105、アーム106、アクチュエータ部107を有する。また、ヘッド移動機構104は、ハウジング102の内面に固定されているためハウジング102との導通が確保されている。したがって、ヘッド移動機構104の各部とハウジング102とが導通している。
ヘッド105は、アーム106の一端に設けられることにより記録ディスク103の近傍に配され、記録ディスク103の読み書きを行う。アーム106は、ヘッド105を支持する部材である。アクチュエータ部107は、アーム106の他端を支持してアーム106の移動を行う。アクチュエータ部107は、アーム106の首振り移動を行い、ヘッド105を記録ディスク103の所要の位置に移動させることができる。
ハードディスク装置101において、スピンドルモータ1が回転することにより記録ディスク103が回転する。アクチュエータ部107を駆動させてアーム106の首振りを行い、ヘッド105を記録ディスク103の所要の位置に移動させる。このようにして、記録ディスク103の読み書きを行う。
ところで、スピンドルモータ1を備えたハードディスク装置101のハウジング102内は高度な清浄度が求められる。なぜならば、記録ディスク103やヘッド105に余分な油脂や塵埃粒子が付着すると、清浄な読み書きができなくなり、エラーが発生する可能性があるからである。そのため、ハードディスク装置101内の各構成部材(主に、スピンドルモータ1、記録ディスク103、ヘッド移動機構104)には、特に高い清浄度が要求される。
スピンドルモータ1も、その他の構成部材同様に、ハードディスク装置101に組み込む直前まで高い清浄度が保たれる必要がある。そこで、以下に示すようなスピンドルモータの組み立て方法を用いることで、スピンドルモータ1の清浄度を更に向上させることができる。
<スピンドルモータの組立工程>
次に、本実施形態のスピンドルモータの組立工程を図4および図5に示す。
図4に示されるように、スピンドルモータの組立工程には、組み立て前洗浄工程、スピンドルモータ組み立て工程、および組み立て後洗浄工程が含まれる。
図5を参考にして、各工程を詳細に説明する。
まず、スピンドルモータ1を構成する部材を必要に応じてそれぞれ洗浄する。洗浄が必要な部材は、接着などにより固定する部材(ステータ及びロータマグネットなど)及び潤滑油が注入される軸受構成部材などである。構成する部材全てを洗浄する必要はない。洗浄に用いられる洗浄液には、純水または洗浄剤を含んだ水溶液を用いる。洗浄方法には、洗浄かごに数個の部材をいれ、洗浄工程・超音波洗浄工程・濯ぎ工程・乾燥工程などを順次繰り返す(組み立て前洗浄工程S1)サイクルが含まれる。
次に、スピンドルモータ1を構成する各部材を、クリーンルーム(クラス100程度)で組み立てる(スピンドルモータ組立工程S2)。また、通常環境に設置されたクリーンベンチ(クラス100程度)の中で組み立てることも可能である。各部材を一貫して組み立てる必要はなく、いくつかの工程に分けて製造組み立てを行ってもよい。また、スピンドルモータを構成する各部材を組み立てる工程(部材組み立て工程S5)の前に、所定の部材に防水処理が施されても良い(防水工程S4)。
スピンドルモータ1を組み立てた後、洗浄液にて精密洗浄を行う(組み立て後洗浄工程S3)。洗浄液や洗浄工程は、組み立て前と同様のもの、即ち、洗浄液は、純水または洗浄剤を含んだ水溶液を用いる。洗浄方法には、洗浄かごに数個のスピンドルモータ1をいれ、洗浄工程S6・超音波洗浄工程S7・濯ぎ工程S8・乾燥工程S9などを順次繰り返すことが含まれる。このとき、スピンドルモータ1の、洗浄液が浸入する可能性のある各箇所には、防水性を有する防水手段が施されている。すなわち、スピンドルモータ1の回転部材3に対して回転力を与えるための磁気回路部、すなわちステータ6とロータマグネット7がスピンドルモータ1外筐の内方に構成されているため、含水溶液がモータ内部に侵入することにより発生する電気回路のショートを防止することができ、動圧軸受4にも悪影響を与えることがない。加えて、スピンドルモータ1を斜めに傾けて洗浄を行なっても、モータの微小間隙及び間隙付近が防水性を有するために、スピンドルモータ1の内部に洗浄液が浸入することはない。乾燥工程S9は80℃から120℃程度で行なうことが好ましい。このように、組み立て後洗浄S3を行なうことによって、モータ外部に付着する塵埃粒子を完全に取り除くことができ、再び付着することも防ぐことができる。更に、組み立て後洗浄工程S3に乾燥工程S9が含まれることによって、モータ内部の揮発性を有する物質を除去することができる。
このように、スピンドルモータ1を組み立てた後に、外表面を洗浄することが可能である。また、モータの内部に塵埃粒子が付着していたとしても、モータ内部から微小間隙を経てモータ外部に放出されることがない。従って、モータ外部は清浄度が高い状態を保つことができる。そのため、モータを組み立てる前の部材は全てが洗浄される必要がなく、組み立て前洗浄工程を簡略化することができる。また、本発明の一実施例の方法では、組み立てに関しても、全ての工程を1つの大掛かりなクリーンルームで行なう必要がない。、例えば、ロータハブ21にロータマグネット7を固定する工程や、ベース10にステータ6を固定する工程を別の場所で行なった後に、再度クリーンルームに投入し、スピンドルモータ1まで組み立てることも可能である。
また、スピンドルモータ1を組み立て、洗浄後に、ハードディスク装置101に組み込むことができる。前述のように、ハウジング102の内部は塵埃が極度に少ない良好な環境にする必要がある。そのため、組み込む前に、スピンドルモータ1の清浄度を高めてから組み込むことによって、記録ディスク103、ヘッド移動機構104と共に、塵埃が極度に少ない良好な環境のハードディスク装置101を実現することができる。
<<他の実施形態>>
本発明はかかる上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。
前記実施形態では、アウターロータ型モータを用いて説明がなされた。しかしながら、図2のようにインナーロータ型モータでも本発明は実施可能である。
図2はスピンドルモータ1の他の例を示す縦断面図である。スピンドルモータ1は図1のスピンドルモータ1と同様に、主に、静止部材2と、回転部材3と、回転部材3を静止部材2に対して回転自在に支持する動圧軸受4とを備えている。スピンドルモータ1は、さらに、静止部材2に固定されたステータコアと、このステータコアに巻装されたコイルとからなるステータ6と、回転部材3に固定されたロータマグネット7とを備えている。ステータ6とロータマグネット7とは、協働して回転磁界を発生し、回転部材3に回転力を付与することができる。
〔静止部材〕
静止部材2は、ベース10と、このベース10の中央に位置する開口部である固定用孔内に嵌合固定された、スリーブ11と、漏洩磁束をシールドするための磁気シールド40と、から構成されている。ベース10はアルミニウム合金製であり、スリーブ11はステンレス製であり、磁気シールド40は鉄などの磁性材料から形成されたシート状板から構成される。ベース10は、鍔部10cを有する略カップ状の部材であり、その下面はハードディスク装置101のハウジング102下壁に固定されている(図3を参照。)。ベース10の固定用孔の縁には、軸線方向上側に延びる筒状部10aが形成さている。筒状部10aの内周面と、スリーブ11の外周面とは、環状に当接し、嵌合固定されており、さらに接着剤で接着される。また、ベース10の外周壁の内側面には、ステータ6が固定されている。
スリーブ11は、中空円筒状のスリーブ本体16と、スリーブ本体16の下部を閉鎖する円板状のスラストカバー17とから構成されている。スリーブ本体16は、その中心を軸線方向に延びる貫通孔18を有しており、その内部には内周面16aが形成されている。スラストカバー17は、円形の板状部材であり、貫通孔18の下端開口を閉鎖するように、スリーブ本体16の下端に固定されている。スリーブ本体16の下端には、内周面16aから連続する段部19が形成されており、段部19は、スリーブ本体16の下端面であるスラスト面16bと、内周面16aより大径の下部内周面16cとから構成されており、後記するシャフト22のスラストフランジ24を収容するための環状の凹部空間を確保している。また、段部19の下方は、スラストカバー17の軸線方向上側端面であるスラスト面17aによって閉ざされている。すなわち、スリーブ11は、スリーブ本体16の内周面16aにより形成された柱状中空部と、スリーブ本体16の段部19とスラストカバー17とによって形成され柱状中空部より外径が大きい円板状中空部とが形成されていることになる。
漏洩磁束をシールドするための磁気シールド40は、ベース10の鍔部10cに取り付けられている。磁気シールド40の外径部はベース10に取り付けられており、その内径部は半径方向内方に、ステータ6の内周部近傍まで延びている。また、磁気シールド40の内径部上方は、後述するロータハブ21のフランジ部21cと微小間隙をもって対向している。
〔回転部材〕
回転部材3は、動圧軸受4を介して、静止部材2に対して回転自在に支持される部材である。回転部材3は、外周部に記録ディスク103(図3参照)が載置されるロータハブ21と、ロータハブ21の内周側に位置し動圧軸受4を介してスリーブ11に軸支されるシャフト22と、を備えている。
ロータハブ21は、スリーブ11を上方から覆うように近接して配置されたフランジ部21cを有する、略カップ形状の部材である。ロータハブ21のボス部21aの内周面はスリーブ11の上部外周面に微小間隙をもって対向している。下部筒状部21bの外周面には接着手段によってロータマグネット7が固定されている。ボス部21aの外周面のフランジ部21c上方には、記録ディスク103が嵌合される。
ロータマグネット7は、ステータ6に半径方向に微小間隙をもって対向している。そして、ステータ6のコイルに通電すると、ステータ6とロータマグネット7との電磁相互作用が発生する。これにより、回転部材3にトルクが作用する。
シャフト22の軸線方向上側端部は、ロータハブ21の中心孔内に嵌合される。シャフト22の下端には、スラストフランジ24が一体に形成されている。つまり、シャフト22は、円柱形状のシャフト本体23とスラストフランジ24とから構成されている。
<スピンドルモータの特徴>
本実施形態のスピンドルモータ1では、以下に示す箇所の表面に防水処理が施されている。
すなわち、ロータハブ21の磁気シールド40と微小間隙をもって対向する鍔部21c下面は、アルミニウム合金の上を環状に撥水性塗料U−CP−70(日本ペイント(株)製)で覆われており、撥水性を有している(第1の防水手段E)。また、磁気シールド40の上面も撥水性材料により覆われ、撥水性を有している(第2の防水手段F)。また、ロータマグネット7はその外気露出面をコーティング剤(エポキシ樹脂)により覆われており撥水性を有する(第3の防水手段G)。また、ロータマグネット7と半径方向に微小間隙を持って対向するステータ6は、撥水性を有する樹脂などのモールドコアにより形成されている(第4の防水手段H)。また、ロータマグネット7の下端面及びロータハブ21の下部筒状部21bの外周面と微小間隙を持って対向するベース10の底部上面から筒状部10aの内周面にかけても略環状に撥水性材料により覆われ、撥水性を有している(第5の防水手段I)。加えて、スリーブ11のロータハブ21と対向する上側外周面11aも、ステンレス材の表面を環状に撥水性材料により覆われ、撥水性を有している(第6の防水手段J)。
撥水性材料として、具体的には、サイトップ(旭硝子(株)製)、INT‐340((株)INTスクリーン製)、フロロコート(セイミケミカル(株)製)を用いた。また、第5の防水手段Iと微小間隙を持って対向するロータハブ21の下部筒状部21bの外周面、第6の防水手段Jのスリーブ11の上側外周面11aと対向するロータハブ21の内周面も撥水材料により覆われていても良い。撥水材料は、部材の表面に膜として形成されていても良い。例えば膜は、パーフルオロアルキル基を有する含フッ素化合物で形成されていると、良好な撥水性能を付す。また、撥水性材料を用いた撥水処理を行う代わりに、親水性の金属や樹脂等の親水性材料を用いた親水化処理により防水手段を形成しても構わない。親水化処理により防水手段を施すことにより、微小間隙を水が流動しにくくなり、その結果水がモータ内部に流入することを防止することができる。全ての防水手段が施される微小間隙は、凡そ0.5mm程度であり、より好ましくは0.2mm程度である。また、各防水手段により防水性を有している表面の水に対する静的接触角は、20度以上である。この接触角を有する面と対向する面との間隙が0.5mm以下であれば、その間隙を水が通過することを防ぐことができる。以上示したように、スピンドルモータ1に外部から空気や洗浄液が浸入しうる通路の少なくとも最外径箇所には、静止部材2または回転部材3の少なくとも一方が防水性を有する。スピンドルモータ1には、回転部材3に対して回転力を与えるための磁気回路部がステータ6とロータマグネット7とにより構成されている。その磁気回路部は、ベース10とロータハブ21により内包されている。本実施形態のモータ内外部を連通する経路の最外箇所であるスピンドルモータ1の最外径箇所、即ち本実施形態では第1の防水手段Aであるベース10のロータハブ21と微小間隙を持って対向する最外径面である内周面10bは、略環状に形成されており、スピンドルモータ1の外部から洗浄液(例えば純水)がスピンドルモータ1の内部へ浸入することはない。
このため、組み立て工程後にスピンドルモータ1を洗浄液にて洗浄しても、スピンドルモータ1の内部、特に動圧軸受4に洗浄液が混入することがない。更に、洗浄液がモータ内部に残ることがないため、アウトガスの問題も発生しない。組立工程は、前述と同様行なうことができる。
また、前記実施形態はシャフトが回転する軸回転型のスピンドルモータであるが、スリーブが回転する軸固定型のスピンドルモータにも本発明を適用できる。
前記実施形態では、回転部材3の軸受として動圧軸受4を用いているが、これに限られず、例えばボール軸受が用いられていてもよい。
前記実施形態ではベース10は、ハウジング102と別体の部材であったが、一体に構成されていてもよい。
各動圧軸受部を構成する動圧発生用溝は、微少間隙を構成する対向面のいずれ側に形成されていてもよい。
前記実施形態では、スリーブ11はステンレス製であるが、その他に銅、銅合金、快削性のステンレス鋼、その他適切な金属からなるものでもよい。また、ベース10は、アルミニウム合金製であるが、アルミニウムでもその他適切な金属からなるものでもよい。
また、ベース10とスリーブ11との固定には、接着による固定に限らず、嵌合等の固定を用いることもできる。
また、防水性を有する材料としていくつか紹介したが、その他塗布する材質に良好に密着できる材質であれば、この限りではない。
塗布箇所もいくつか紹介したが、略環状であれば、この限りではなく、一部ではなく、例えばベース10の全部を覆っても良い。
また、本発明の実施例に基づくスピンドルモータの製造方法において、スピンドルモータを洗浄する方法としていくつかを紹介したが、その他の適切な方法が用いられても良い。本発明に用いられる洗浄方法は、洗浄液を用いてスピンドルモータを洗浄する方法であれば、どのようなものであっても構わない。例えば、本発明の実施例に基づくスピンドルモータは、洗浄液に完全に浸漬して洗浄されても、洗浄液に部分的に浸漬して洗浄されても良く、洗浄液を吹付けて洗浄されても構わない。また、超音波を印加して洗浄を行う超音波洗浄工程は、本発明の実施例に基づくスピンドルモータを、完全に浸漬した状態で行われても、部分的に浸漬した状態で行われても構わない。
また、本発明の実施例に基づくスピンドルモータを洗浄液を用いて洗浄し、その後該スピンドルモータを乾燥した後、シート状の部材であり、スピンドルモータと他の部材を接続する、フレキシブル回路基盤(FPC)が取り付けられても構わない。
また、本発明の実施例に基づくスピンドルモータは、ハウジングの内部空間が非常に清浄な状態に保たれる必要のある、垂直磁気記録方式の記録ディスク駆動装置に好適に用いられる。
実施形態におけるモータ内外部を連通する経路の最外箇所は、スピンドルモータ1の最外径箇所である。しかし、モータ内外部を連通する経路の最外箇所は、磁気回路部を内包するモータ外筐であれば、最外径箇所である必要はない。
記録ディスク駆動装置に利用されるモータとして使用することができる。
スピンドルモータ1の構成を模式的に示す縦断面図である。 他の実施例におけるスピンドルモータ1の構成を模式的に示す縦断面図である。 ハードディスク装置の模式図である。 本発明の実施例に基づくスピンドルモータの組立方法を概略的に示した工程図である。 本発明の実施例に基づくスピンドルモータの組立工程図である。
符号の説明
1 スピンドルモータ
2 静止部材
3 回転部材
4 動圧軸受
6 ステータ
7 ロータマグネット
8 潤滑油
10 ベース
11 スリーブ
101 ハードディスク装置
103 記録ディスク
104 ヘッド移動機構
A 第1の防水手段

Claims (19)

  1. ハードディスク載置部を備えたロータハブと、軸受機構を介して前記ロータハブが相対的に回転自在に取り付けられるベースと、前記ロータハブと前記ベースとの間の内部空間に収容された、通電によって磁界を発生するコイルと、からなり、前記内部空間は前記ロータハブと前記ベースとの間に確保された環状の微小間隙によって外部から隔てられている、スピンドルモータの製造方法であって、
    前記ロータハブ、前記軸受機構、前記コイル、及び、前記ベース、をそれぞれ所定の配置に取り付けて、組立体を得る、組立工程と、
    前記組立体のベースとロータハブの間に形成されている前記環状の微小間隙が、外部空間側に向けて開口する環状の開口を洗浄液に曝して、該組立体を洗浄する、組立体洗浄工程と、
    からなることを特徴とするモータ製造方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記組立体洗浄工程は、前記組立体を完全に前記洗浄液に浸漬する浸漬洗浄工程、前記組立体を部分的に前記洗浄液に浸漬する部分浸漬洗浄工程、超音波を印加して前記組立体を洗浄する超音波洗浄工程、洗浄液を吹き付けて前記組立体を洗浄する吹付洗浄工程、および、前記組立体をすすぐ濯ぎ工程、の一つまたはそれ以上を含むことを特徴とするモータ製造方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、上記環状の微小間隙の間隙寸法は0.5mm以下であり、上記環状の間隙を構成する前記ロータハブおよび前記ベースの表面と、上記洗浄液との静的接触角度は20度以上であることを特徴とする、モータ製造方法。
  4. 請求項3に記載の方法であって、前記組立体洗浄工程と前記組立体乾燥工程とが完了したのち前記組立体にFPCを取り付ける、FPC取付工程が含まれることを特徴とするモータ製造方法。
  5. 請求項2に記載の方法であって、前記組立工程は、
    前記微小間隙を構成する、互いに対向した前記ベースの表面と前記ロータハブの表面とのうちの少なくとも一部、
    前記ロータマグネットの外気露出面の少なくとも一部、
    前記ロータマグネットと微小間隙を介して対向するステータの少なくとも一部、および
    前記ロータハブと対向するスリーブの外周面の少なくとも一部、
    のひとつまたはそれ以上に、防水処理を施す防水工程を含むことを特徴とする、モータ製造方法。
  6. 請求項5に記載の方法であって、前記防水工程は、
    前記一部の表面上に親水性材料を塗布する塗布工程、前記一部の表面上に前記親水性材料よりなる膜を形成する膜形成工程、前記一部の表面を前記親水性材料よりなる物質で覆う被羅工程、および、前記一部の表面を含む部位を、前記親水性材料で形成する親水性部形成工程の少なくともひとつを含むことを特徴とする、モータ製造方法。
  7. 請求項6に記載の方法であって、前記親水性材料は、親水性樹脂または親水性金属であることを特徴とする、モータ製造方法。
  8. 請求項6乃至7に記載の方法であって、上記環状の微小間隙の間隙寸法は0.5mm以下であり、上記環状の間隙を構成する前記ロータハブおよび前記ベースの表面と、上記洗浄液との静的接触角度は20度以上であることを特徴とする、モータ製造方法。
  9. 請求項8に記載の方法であって、前記組立体洗浄工程と前記組立体乾燥工程とが完了したのち前記組立体にFPCを取り付ける、FPC取付工程が含まれることを特徴とするモータ製造方法。
  10. 請求項5に記載の方法であって、前記防水工程は、
    前記一部の表面上に撥水性材料を塗布する塗布工程、前記一部の表面上に前記撥水性材料よりなる膜を形成する膜形成工程、前記一部の表面を前記撥水性材料よりなる物質で覆う被羅工程、または前記一部の表面を含む部位を、前記撥水性材料で形成する撥水部形成工程、の少なくともひとつを含むことを特徴とする、モータ製造方法。
  11. 請求項10に記載の方法であって、前記撥水材料は撥水性樹脂、撥水性金属、含フッ素樹脂、を含むことを特徴とする、モータ製造方法。
  12. 請求項10に記載の方法であって、前記撥水性材料はパーフルオアルキル基を含む含フッ素化合物から形成されることを特徴とする、モータ製造方法。
  13. 請求項10乃至12に記載の方法であって、上記環状の微小間隙の間隙寸法は0.5mm以下であり、上記環状の間隙を構成する前記ロータハブおよび前記ベースの表面と、上記洗浄液との静的接触角度は20度以上であることを特徴とする、モータ製造方法。
  14. 請求項13に記載の方法であって、前記組立体洗浄工程と前記組立体乾燥工程とが完了したのち、前記組立体にFPCを取り付けるFPC取付工程が含まれることを特徴とする、モータ製造方法。
  15. ハードディスク載置部を備えたロータハブと、軸受機構を介して前記ロータハブが相対的に回転自在に取り付けられるベースと、前記ロータハブと前記ベースとの間の内部空間に収容された、通電によって磁界を発生するコイルと、からなり、前記内部空間は前記ロータハブと前記ベースとの間に確保された環状の微小間隙によって外部から隔てられている、スピンドルモータであって、
    前記ロータハブと前記ベースとの間の上記環状の微小間隙を構成する表面の一部、
    前記ベースと、前記ロータハブとの間の微小間隙を構成する表面の一部、
    前記ロータマグネットの外気露出面、
    前記ロータマグネットと微小間隙を介して対向するステータの表面、および
    前記ロータハブと対向するスリーブの上側外周面の一部、
    のうちの少なくとも一部分に防水処理が施されているモータ。
  16. 請求項15に記載のモータであって、前記防水処理は、親水性金属、撥水性金属、親水性樹脂、撥水性樹脂、含フッ素化合物の少なくとも一つを含む防水材料を塗布する塗布処理、前記防水材料よりなる膜を形成する膜形成処理、前記防水材料よりなる物質で覆う被羅処理、または前記防水性材料で部材を形成する防水部材形成処理、の少なくともひとつを含むことを特徴とするモータ。
  17. 請求項16に記載のモータであって、上記環状の微小間隙および前記ベースと前記ロータハブとの間の微小間隙の間隙寸法は0.5mm以下であり、水との接触角度は20度以上であることを特徴とするモータ。
  18. 請求項15に記載のスピンドルモータ、前記スピンドルモータの前記ディスク載置部に取り付けられた記録ディスク、前記記録ディスクに対し、情報の読み書きを行うヘッドを有するヘッド移動機構、および、前記スピンドルモータと、前記記録ディスクと、前記移動機構とを内部空間に内包するハウジング、を備える記録ディスク駆動装置の製造方法であって、
    前記スピンドルモータを用意する工程、
    前記スピンドルモータを洗浄する洗浄工程
    前記ハウジング内に、前記スピンドルモータ、前記ヘッド移動機構、および前記記録ディスクを所定の場所に配置し、組立体を得る組立工程を含むことを特徴とする、記録ディスク駆動装置の製造方法。
  19. 請求項18に記載の方法であって、
    上記記録ディスク駆動装置は垂直磁気記録方式のディスク駆動装置であることを特徴とする、記録ディスク駆動装置の製造方法。
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