JP2006310474A - シールド導電路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パイプの端部において分岐させた可撓性シールド部材同士を容易に接続させる方法を提供する。
【解決手段】 パイプ20から導出した第1電線10Aは第1可撓性シールド部材30Aに挿通され、パイプ20から導出した第2電線10Bは第1可撓性シールド部材30Aの導出孔31Aを通って第2可撓性シールド部材30Bに挿通される。第1可撓性シールド部材30Aの端部は全周に亘ってパイプ20の端部の周面に重なり、第2可撓性シールド部材30Bの端部の接続部31Bが第1可撓性シールド部材30Aの端部と共にカシメリング32(固着手段)によって固着される。変形し易い両可撓性シールド部材30A,30Bの接続に際して、変形し難いパイプ20を利用してしているので、可撓性シールド部材30A,30Bだけで接続を行う場合に比べて接続作業が容易である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、シールド導電路に関するものである。
特許文献1には、電線保護機能を有する金属製のパイプと可撓性を有するシールド部材とを接続し、複数本のノンシールド電線を、パイプと可撓性シールド部材内に挿通することで一括してシールドするシールド導電路が開示されている。このようなシールド導電路は、電気自動車の動力回路として用いることができ、この場合、車体の床下に沿った配索経路ではパイプをシールド手段として用い、スペースに余裕がなくて屈曲した経路で配索される車内では可撓性シールド部材がシールド手段として用いられる。
特開2004−171952公報
電気自動車に適用したシールド導電路の使用形態としては、動力回路用の電線と電装品用の電線とを一緒にパイプ内に挿通し、パイプの外部、即ち可撓性シールド部材によるシールド領域において動力回路用電線と電装品用電線とを分岐させることができる。そして、分岐手段としては、動力回路用の電線を挿通させる可撓性シールド部材に分岐孔を開口させ、この分岐孔に、電装品用の電線を挿通させるとともに、電装品用の電線を挿通させるための別の可撓性シールド部材の端部を接続する方法が考えられる。
しかし、動力回路用の可撓性シールド部材と電装品用の可撓性シールド部材のいずれも変形し易いため、接続作業が困難である。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、パイプの端部において分岐させた可撓性シールド部材の接続を容易に行えるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、金属製のパイプに第1電線と第2電線が挿通され、前記第1電線における前記パイプからの導出領域が筒状の第1可撓性シールド部材内に挿通されるとともに、前記第1可撓性シールド部材の端部が全周に亘って前記パイプの端部の周面に重なるように接続され、前記第2電線が、前記第1可撓性シールド部材の周面に開口させた導出孔から前記第1可撓性シールド部材の外部へ導出され、前記第2電線における少なくとも前記第1可撓性シールド部材外への導出領域が、筒状の第2可撓性シールド部材内に挿通され、前記第2可撓性シールド部材の端部は、周方向における一部の領域を接続部として残存させるとともに、前記接続部以外の領域では前記第2電線が前記第2可撓性シールド部材外へ露出される形態とされており、前記接続部と前記第1可撓性シールド部材の端部が、固着手段によって前記パイプの周面に導通可能に固着されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記第1可撓性シールド部材が、金属素線を網目状に編んだ編組線からなり、前記編組線の網目を弾性的に拡げることによって前記導出孔が形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記第2可撓性シールド部材が前記導出孔を貫通することで、前記第2可撓性シールド部材の端部及び前記接続部が前記第1可撓性シールド部材内に収容されており、前記第1可撓性シールド部材の内部において、前記第2電線が前記第2可撓性シールド部材の外部へ露出されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記第2可撓性シールド部材が、金属素線を網目状に編んだ編組線からなるところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
第1可撓性シールド部材の端部と第2可撓性シールド部材の端部は、いずれもパイプの端部に固着することで互いに接続されている。本発明によれば、変形し易い両可撓性シールド部材の接続に際して、変形し難いパイプを利用しているので、可撓性シールド部材だけで接続を行う場合に比べて接続作業が容易である。
<請求項2の発明>
編組線の弾性復元力によって導出孔の開口領域が狭まることにより、導出孔におけるノイズの漏れが抑えられるので、シールド機能が高い。
<請求項3の発明>
第2電線における第2可撓性シールド部材の外部への露出部分は、第1可撓性シールド部材内に位置しているので、この第1可撓性シールド部材によってシールドされる。
<請求項4の発明>
導出孔においては、第2可撓性シールド部材がその弾性復元力によって拡径することにより、導出孔におけるノイズの漏れが抑えられので、シールド機能が高い。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図3を参照して説明する。本実施形態のシールド導電路Waが取り付けられる電気自動車EVの車体Bdの前部にはエンジンルームが設けられ、エンジンルーム内には、ガソリン駆動のエンジンEgと、走行用モータを駆動するための動力回路を構成する機器Ivと、電装品に電力を供給するための給電回路を構成する機器Pdが設けられている。車体Bdの後部にも、動力回路若しくは給電回路を構成する機器Btが設けられている。機器Btには車内用導電路Wbが接続され、この車内用導電路Wbの前端部にはシールド導電路Waが接続され、シールド導電路Waの前端部は2つに分岐されて両機器Iv,Pdに接続されている。
シールド導電路Waは、3本のノンシールドタイプの第1電線10Aと、同じくノンシールドタイプの3本の第2電線10Bと、一括シールド機能と電線保護機能を兼ね備える1本のパイプ20と、一括シールド機能を有する2つの可撓性シールド部材30A,30Bとを備えて構成されている。
第1電線10Aは、アルミニウム合金製の単芯線や銅製の撚り線等からなる導体11Aの外周を合成樹脂製の絶縁被覆で包囲した形態であり、導体11Aと絶縁被覆12Aはいずれも可撓性を有しているので、第1電線10Aは曲げ変形することができる。この第1電線10Aは動力回路として用いられる。第2電線10Bも、アルミニウム合金製の単芯線や銅製の撚り線等からなる導体11Bの外周を合成樹脂製の絶縁被覆12Bで包囲した形態であり、導体11Bと絶縁被覆12Bはいずれも可撓性を有しているので、第2電線10Bも曲げ変形することができる。第2電線10Bは第1電線10Aよりも外径が細く、電装品回路として用いられる。
パイプ20は、アルミニウム合金製であり、その断面形状は真円形をなしている。パイプ20内における3本の第1電線10Aは、概ね俵積み状(第1電線10Aの中心を結んだときにほぼ正三角形を描く形態)をなすような位置関係に保たれている。3本の第2電線10Bは、隣り合う第1電線10Aの間の凹部に嵌まるようにして配置されている。これにより、3本の第1電線10Aと3本の第2電線10Bは、全体として概ね円形に束ねられている。これら6本の電線10A,10Bはパイプ20内に挿通され、このパイプ20により一括してシールドされている。
6本の電線10A,10Bは、パイプ20の前端から前方へ導出されている。3本の第1電線10Aにおけるパイプ20からの導出部分は、第1可撓性シールド部材30A内に挿通されることでこの第1可撓性シールド部材30Aにより一括してシールドされている。また、3本の第2電線10Bにおけるパイプ20からの導出部分は、第2可撓性シールド部材30B内に挿通されることでこの第2可撓性シールド部材30Bにより一括してシールドされている。第1可撓性シールド部材30Aの後端部と第2可撓性シールド部材30Bの後端部は、いずれもパイプ20の前端部に対して導通可能に接続されている。つまり、第1可撓性シールド部材30Aと第2可撓性シールド部材30Bは、パイプ20の前方において2つに分岐されている。
第1可撓性シールド部材30Aは、銅合金製の金属素線を網目状に編んだ筒状の編組線からなり、第1可撓性シールド部材30Aの後端部は、全周に亘ってパイプ20の前端部の外周に被せられ(重ねられ)ている。この第1可撓性シールド部材30Aの周面には、そのパイプ20の前端よりも少し前方の位置において網目を弾性的に拡開させることにより、第1可撓性シールド部材30Aの内部と外部を連通させる導出孔31Aが形成されている。第2電線10Bにおけるパイプ20からの導出領域は、第1可撓性シールド部材30A内から導出孔31Aを通して第1可撓性シールド部材30Aの外部へ導出されている。第1電線10Aは導出孔31Aから導出されずに第1可撓性シールド部材30A内に挿通されている。
第2可撓性シールド部材30Bは、第1可撓性シールド部材30Aと同じく、銅合金製の金属素線を網目状に編んだ筒状の編組線からなる。第2可撓性シールド部材30Bの後端部は、第2電線10Bを包囲したままで弾性的に縮径させた状態で導出孔31Aから第1可撓性シールド部材30A内に挿入されている。そして、第1可撓性シールド部材30A内においては、第2可撓性シールド部材30Bの後端部が、周方向における一部の領域を接続部31Bとして残存させるとともに、接続部31B以外の領域では第2電線10Bが第2可撓性シールド部材30B外へ露出される形態とされている。接続部31Bを形成する際には、編組線の網目をほぐして後端縁から前方に延びる形態のスリット(図示せず)を形成し、そのスリットを拡開させるように編組線を一纏めに束ねるようにする。この束ねた接続部31Bは、後方へ尻尾状(片持ち状)に延出する形態となっている。また、周方向において、接続部31Bの占める領域は、第2電線10Bを露出させる領域の占める領域よりも小さくなっている。
第1可撓性シールド部材30Aの後端部と第2可撓性シールド部材30Bの後端部を接続する際には、第2可撓性シールド部材30Bの接続部31Bを、パイプ20外周と第1可撓性シールド部材30Aの後端部との隙間に差し込み、第1可撓性シールド部材30Aの後端部外周に略円形のカシメリング32(本発明の構成要件である固着手段)を外嵌し、そのカシメリング32を縮径させるように塑性変形させる。すると、パイプ20とカシメリング32との間で第1可撓性シールド部材30Aの後端部と第2可撓性シールド部材30Bの後端部が一緒に挟み付けられた状態でカシメ付けられ、これにより、第1可撓性シールド部材30Aと第2可撓性シールド部材30Bがパイプ20に対して導通可能に固着されるとともに、両可撓性シールド部材30A,30Bが導通可能に接続される。
上記したシールド導電路Waのうちパイプ20によってシールドされている領域は、車体Bdの外部、即ち車体Bdの床下に沿って配索され、シールド導電路Waとうち第1可撓性シールド部材30A及び第2可撓性シールド部材30Bによってシールドされている領域はエンジンルーム内に屈曲させた経路で配索されている。そして、第1電線10Aと第1可撓性シールド部材30Aの前端部は機器Ivに接続され、第2電線10Bと第2可撓性シールド部材30Bの前端部は機器Pdに接続されている。尚、車内用導電路Wbは、6本の電線10A,10Bを、銅合金製の金属素線を網目状に編んだ筒状の編組線で包囲することにより一括してシールドしたものであり、編組線がパイプ20の後端部に導通可能に接続されている。
上述のように本実施形態においては、第1可撓性シールド部材30Aの後端部と第2可撓性シールド部材30Bの後端部は、いずれもパイプ20の前端部に固着することで互いに接続されている。つまり、本実施形態では、変形し易い両可撓性シールド部材30A,30Bの接続に際して、変形し難いパイプ20を利用してしているので、可撓性シールド部材だけで接続を行う場合に比べて接続作業が容易である。
また、第1可撓性シールド部材30Aが金属素線を網目状に編んだ編組線からなり、編組線の網目を弾性的に拡げることによって導出孔31Aが形成されているので、編組線の弾性復元力によって導出孔31Aの開口領域が狭まることにより、導出孔31Aにおけるノイズの漏れが抑えられる。しかも、第2可撓性シールド部材30Bも金属素線を網目状に編んだ編組線からなり、導出孔31Aにおいては、第2可撓性シールド部材30Bがその弾性復元力によって拡径することにより、導出孔31Aにおけるノイズの漏れが抑えられる。したがって、第1可撓性シールド部材30Aと第2可撓性シールド部材30Bの分岐部分においてもシールド機能は高い。
また、第2可撓性シールド部材30Bが導出孔31Aを貫通することで、第2可撓性シールド部材30Bの後端部及び接続部31Bが第1可撓性シールド部材30A内に収容され、第1可撓性シールド部材30Aの内部において、第2電線10Bが第2可撓性シールド部材30Bの外部へ露出されている。つまり、第2電線10Bにおける第2可撓性シールド部材30Bの外部への露出部分は、第1可撓性シールド部材30A内に位置しているので、この第1可撓性シールド部材30Aによってシールドされている。
<実施形態2>
次に、本発明を具体化した実施形態2を図4及び図5を参照して説明する。本実施形態2のシールド導電路Waは、第2可撓性シールド部材30Bの後端部を導出孔31Aから第1可撓性シールド部材30A内に挿入せず、接続部31Bを第1可撓性シールド部材30Aの後端部の外周に重ねて固着したものである。したがって、本実施形態2では、第2電線10Bにおける第2可撓性シールド部材30Bからの露出部分が第1可撓性シールド部材30Aの外部に位置することになるが、接続部31Bの形成領域を周方向に拡大し、その接続部31Bで、第1可撓性シールド部材30Aにおける導出孔31Aの形成領域を覆うようにすれば、導出孔31Aにおけるノイズの漏れを抑えることができる。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では第1可撓性シールド部材を編組線としたが、本発明によれば、第1可撓性シールド部材は、アルミニウム製のシート材を筒状にしたものでもよい。
(2)上記実施形態では第2可撓性シールド部材を編組線としたが、本発明によれば、第1可撓性シールド部材は、アルミニウム製のシート材を筒状にしたものでもよい。
(3)上記実施形態では第1可撓性シールド部材と第2可撓性シールド部材を同じ形態(編組線)のものとしたが、本発明によれば、第1可撓性シールド部材と第2可撓性シールド部材を互いに異なる形態のものとしてもよい。
(4)上記実施形態では第1可撓性シールド部材から1つの第2可撓性シールド部材が分岐するようにしたが、本発明によれば、1つの可撓性シールド部材から複数の第2可撓性シールド部材が分岐されるようにしてもよい。
(5)上記実施形態では第1可撓性シールド部材と第2可撓性シールド部材をパイプの外周に固着したが、本発明によれば、両方の可撓性シールド部材をパイプの内周面に固着する形態や、第1可撓性シールド部材と第2可撓性シールド部材のうちいずれか一方をパイプの外周に固着するとともに他方をパイプの内周に固着する形態としてもよい。
(6)上記実施形態では第2可撓性シールド部材の端部において周方向における接続部の占める領域が第2電線を露出させる部分の占める領域よりも小さくしたが、本発明によれば、接続部の占める領域と第2電線を露出させる部分の占める領域が同じであってもよく、接続部の占める領域が第2電線を露出させる部分の占める領域より大きくてもよい。
(7)上記実施形態では固着手段をカシメリングのカシメ付けとしたが、本発明によれば、固着手段としてパイプの外周を締め付けるバンドや、溶接等を用いることもできる。
(8)上記実施形態では第1電線の外径を第2電線の外径よりも太くしたが、本発明によれば、第1電線の外径を第2電線の外径より細くしてもよい。
(9)上記実施形態では第1電線の本数を3本としたが、本発明によれば、第1電線の本数は2本以下でもよく、4本以上でもよい。
(10)上記実施形態では第2電線の本数を3本としたが、本発明によれば、第2電線の本数は2本以下でもよく、4本以上でもよい。
(11)上記実施形態ではシールド導電路のパイプが車体の外部に配索される場合について説明したが、本発明は、パイプが車体の内部に配索されるシールド導電路にも適用できる。
(12)上記実施形態ではシールド導電路が電気自動車に配索される場合について説明したが、本発明は、電気自動車以外に配索されるシールド導電路にも適用できる。
(13)上記実施形態ではパイプの断面形状を円形としたが、本発明によれば、パイプの断面形状は非円形としてもよい。
実施形態1においてシールド導電路を電気自動車に配索した状態をあらわす側面図 両可撓性シールド部材の分岐部分をあらわす断面図 図2のX−X線断面図 実施形態2における両可撓性シールド部材の分岐部分をあらわす断面図 図4のY−Y線断面図
符号の説明
Wa…シールド導電路
10A…第1電線
10B…第2電線
20…パイプ
30A…第1可撓性シールド部材
30B…第2可撓性シールド部材
31A…導出孔
31B…接続部
32…カシメリング(固着手段)

Claims (4)

  1. 金属製のパイプに第1電線と第2電線が挿通され、
    前記第1電線における前記パイプからの導出領域が筒状の第1可撓性シールド部材内に挿通されるとともに、前記第1可撓性シールド部材の端部が全周に亘って前記パイプの端部の周面に重なるように接続され、
    前記第2電線が、前記第1可撓性シールド部材の周面に開口させた導出孔から前記第1可撓性シールド部材の外部へ導出され、
    前記第2電線における少なくとも前記第1可撓性シールド部材外への導出領域が、筒状の第2可撓性シールド部材内に挿通され、
    前記第2可撓性シールド部材の端部は、周方向における一部の領域を接続部として残存させるとともに、前記接続部以外の領域では前記第2電線が前記第2可撓性シールド部材外へ露出される形態とされており、
    前記接続部と前記第1可撓性シールド部材の端部が、固着手段によって前記パイプの周面に導通可能に固着されていることを特徴とするシールド導電路。
  2. 前記第1可撓性シールド部材が、金属素線を網目状に編んだ編組線からなり、
    前記編組線の網目を弾性的に拡げることによって前記導出孔が形成されていることを特徴とする請求項1記載のシールド導電路。
  3. 前記第2可撓性シールド部材が前記導出孔を貫通することで、前記第2可撓性シールド部材の端部及び前記接続部が前記第1可撓性シールド部材内に収容されており、
    前記第1可撓性シールド部材の内部において、前記第2電線が前記第2可撓性シールド部材の外部へ露出されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシールド導電路。
  4. 前記第2可撓性シールド部材が、金属素線を網目状に編んだ編組線からなることを特徴とする請求項3記載のシールド導電路。
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