JP2006310335A - キャリアテープとプログラマブルromの実装方法 - Google Patents

キャリアテープとプログラマブルromの実装方法 Download PDF

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Abstract

【課題】PROMへのプログラムの書き込みと汎用の実装機によるプリント配線基板への実装を同一ライン上で連続して行うことが可能なキャリアテープとプログラマブルROMの実装方法を提供する。
【解決手段】キャリアテープ1に、プログラマブルROM7を位置決めする粘着部6を形成し、キャリアテープ1に位置決めされたプログラマブルROM7のコンタクト脚部7aを、インラインライタの書き込み端子へ接触させる貫通孔8と、実装機の送りピッチに合わせたスプロケット孔2を穿設する。キャリアテープ1に位置決めされたプログラマブルROM7は、実装機の送りピッチで、インラインライタと実装機に同一ラインで移送可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、フィールドプログラム可能なプログラマブルROM(Programmable Read Only Memory)を実装機へ移送・供給するキャリアテープと、このキャリアテープにより移送されるプログラマブルROMの実装方法に関し、更に詳しくは、プリント配線基板へ実装する直前にプログラムが書き込まれるプログラマブルROMを移送・供給するキャリアテープとプログラマブルROMの実装方法に関する。
メモリーデバイスとしてROM(Read Only Memory)は、電源を受けずに書き込まれプログラムの内容が変化しないことから、システムを起動させるブートプログラムや固定したシステムを制御するアプリケーションプログラムを格納するメモリーとして用いられている。このうち、製造時にプログラミングされるマスクROM(Mask Read Only Memory)は、プログラムを書込む為の回路がないので、比較的構成が簡単で低コストであり、同一のアプリケーションプログラムで動作する機器を大量に量産する場合に用いられている。
一方、このマスクROMは、特定の使用条件に適合するように製造後プログラミングすることができないという汎用性に欠け、同じ機種を大量生産しなければ、効果的なコスト削減を実現することができない。また、所要のプログラムを格納したマスクROMの製造には長期間を要するため、機器の仕様変更などに対して、短期間に対応させることができなかった。
そこで、従来、製造後にプログラムを書き込み可能なプログラマブルROM(以下、PROMという)を用い、製造仕様とする製品の仕様に対応するプログラムを、製品の製造ラインでインラインライタにより書き込み、その後、実装機へ移送し、製品のプリント配線基板へ実装するPROMの実装方法が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2001−113424号(第8欄第13行乃至第11欄第13行、図2、図3)
図6は、この特許文献1に記載されたPROMの実装方法において、PROMへプログラムを書き込むためのインラインシステム101を示す概略図であり、図7は、このシステム101に連続して設置される実装機102の斜視図である。プログラムされていないブランクPROMは、カバーテープ103で覆われたキャリアテープ104のポケット内に収容され、入力リール105にキャリアテープ104が巻回された状態で、インラインシステム101に供給される。
キャリアテープ104は、図示しないスプロケット孔に噛み合うスプロケット106により入力リール105から引き出され、この際にカバーテープ103は上方に剥がされ、PNP(ピックアンドプレイス)ヘッド107の下方で、キャリアテープ104の表面にブランクPROMが露出する。
ブランクPROMは、PNPヘッド107によりキャリアテープ104から順に取り出され、インラインライタ108の複数のICソケット(図示せず)へ挿入される。インラインライタ108は、ICソケットに挿入されるブランクPROMに、製造する製品に応じたプログラムを書き込み、所定のプログラムが書き込まれたPROMは、再びPNPヘッド107によりICソケットから取り出され、バッファベルトコンベア109のポケット109aへ収容される。
バッファベルトコンベア109は、ポケット109aに収容されるPROMを図7に示す実装機102へ移送する。実装機102では、機器のプリント配線基板110が所定の間隔を隔ててコンベアベルト111上に載置され、コンベアベルト111の移動方向に連続して移送される。
インラインライタ108側のバッファベルトコンベア109は、このコンベアベルト111の移動方向と直交する方向に配置され、両者の交差位置にPNPヘッド112が配置されている。
バッファベルトコンベア109によって、PNPヘッド112のピックアップ領域まで移送されたPROMは、PNPヘッド112によりポケット109aから取り出され、プリント配線基板110の所定位置まで移送され、実装される。
従って、PROMへのプログラム書き込みとプリント配線基板への実装を一連の製造工程で連続させて行うことができ、比較的低価格で、少数生産の製品に対しても短期間で個々の仕様に対応する製品を製造できる。
しかしながら、この従来のPROMの実装方法は、キャリアテープ104のポケットに収容した状態でブランクPROMが供給されるので、インラインライタ108のICソケットへ挿入させるために、PNPヘッド107を用いた移送手段を要していた。
また、キャリアテープ104のポケットに収容されるブランクPROMは、その姿勢が個々に異なり、ブランクPROMの各コンタクト脚部をインラインライタ108のICソケットの書き込み用端子に接触させるように、PNPヘッド107でブランクPROMをICソケットへ挿入させる工程は、困難で時間を要するものであった。従って、プグラムの書き込み工程での時間を短縮するために、インラインライタ108に複数のICソケットを備え、同時に複数のブランクPROMへプログラムを書き込むものとしても、個々のブランクPROMをICソケットへ挿入するために時間を要し、作業時間の短縮に限界があった。
更に、プログラムを書き込んだPROMを実装機102へ移送する場合にも、バッファベルトコンベア109のポケット109aへ収容して移送するので、PROMの姿勢は個々に異なり、PROMの各コンタクト脚部がプリント配線基板110の対応するランドパターンへ位置ずれなく配置されるように、PNPヘッド112でPROMをプリント配線基板110へ実装することは、困難で時間を要するものであった。
また、種々のデバイスをプリント配線基板110へ実装する汎用の実装機は、実装機により送りピッチが定められたキャリアテープで供給されるデバイスをPNPヘッドで取り出し、プリント配線基板へ自動実装するものであることから、バッファベルトコンベア109でPROMが移送されるインラインシステム101のラインに連続させることはできず、汎用の実装機が利用できない。
一方、汎用の実装機を用いる場合には、汎用の実装機の送りピッチに合わせたスプロケット孔を有するキャリアテープを用意し、プログラムが書き込まれたPROMを再びこのキャリアテープに収容する必要があり、インラインライタと実装機間の工程の連続性が損なわれ、PROMへのプログラムの書き込みとプリント配線基板への実装を同一ライン上で連続して行うことができなかった。
本発明は、このような従来の問題点を考慮してなされたものであり、ブランクPROMの各コンタクト脚部をインラインライタの書き込み用端子へ、正確にかつ容易に接触させることができ、同時に複数のブランクPROMをインラインライタへ接続させることができるキャリアテープを提供する。
また、汎用の実装機を用いて、PROMへのプログラムの書き込みと汎用の実装機によるプリント配線基板への実装を同一ライン上で連続して行うことが可能なキャリアテープとプログラマブルROMの実装方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1のキャリアテープは、プログラマブルROMをプリント配線基板へ実装する実装機の送りピッチに合わせてスプロケット孔が穿設され、複数のプログラマブルROMを実装機へ連続して移送・供給するキャリアテープであって、
キャリアテープは、プログラマブルROMの底面に粘着し、プログラマブルROMをキャリアテープの表面に位置決めする粘着部を有し、
粘着部の両側に、粘着部に位置決めされたプログラマブルROMのコンタクト脚部をキャリアテープの背面側に臨ませる貫通孔が穿設されていることを特徴とする。
PROMは、粘着部に粘着し、キャリアテープの表面に位置決めされるので、キャリアテープ上の姿勢が固定され、キャリアテープの貫通孔から背面側に臨むPROMのコンタクト脚部の位置も固定される。従って、インラインライタ上にキャリアテープを配置することにより、PROMのコンタクト脚部を、容易にインラインライタの書き込み用端子へ接触させることができる。
キャリアテープに実装機の送りピッチに合わせてスプロケット孔が穿設されているので、プログラムが書き込まれたPROMを、キャリアテープに載置されたまま、実装機へ移送・供給することができる。PROMは、キャリアテープに粘着されているだけなので、実装機のPNPヘッドによりキャリアテープから引き離し、プリント配線基板へ実装させることができる。
請求項2のキャリアテープが、窓孔が穿設されたテープ本体と、テープ本体の窓孔を覆うようにテープ本体の背面に貼り付けられる粘着シートでキャリアテープが構成され、窓孔内に粘着シートの粘着層を露出させることにより粘着部が形成されることを特徴とする。
テープ本体の窓孔以外の背面に粘着シートの粘着層が付着することにより、テープ本体と粘着シートが一体化されたキャリアテープが構成される。
窓孔を穿設する位置が粘着部の領域となるので、PROMを粘着させる粘着部の領域を正確に形成できる。
請求項3のプログラマブルROMの実装方法は、請求項1に記載のキャリアテープにより、キャリアテープに位置決めされたプログラマブルROMをインラインライタを経由して実装機へ移送し、インラインライタで、キャリアテープの背面側に露出するコンタクト脚部とインラインライタの書き込み用端子を接触させ、プログラマブルROMへプログラムを書き込み、実装機で、プログラムが書き込まれたプログラマブルROMを、キャリアテープから分離し、プリント配線基板へ実装することをことを特徴とする。
PROMへのプログラムの書き込みと、プログラムが書き込まれたPROMのプリント配線基板への実装を、同一製造ラインによる連続した工程で行うことができる。
請求項1と請求項3の発明によれば、インラインライタの書き込み用端子へPROMのコンタクト脚部を容易に位置合わせし接触させることができるので、インラインライタへのPROMの移送時間が短縮される。また、同時に複数のPROMをインラインライタへ配置できるので、書き込み時間が短縮される。
また、汎用の実装機を用いて、PROMへのプログラムの書き込みと汎用の実装機によるプリント配線基板への実装を同一ライン上で連続して行うことができる。
請求項2の発明によれば、テープ本体を移送させながらその背面に粘着シートを貼り付けることにより、粘着部が形成されるキャリアテープを連続して供給できる。
以下、本発明に係るキャリアテープ1を、図1乃至図3を用いて説明する。図1は、キャリアテープ1の平面図であり、図2に示すように、キャリアテープ1は、ビニル樹脂、紙などで帯状に形成されたテープ本体3とその背面(図2において下方の面)に粘着される粘着シート4とから構成される。テープ本体3には、その横幅(図1において上下方向の幅)のほぼ中央に、テープ本体3の長手方向に一定間隔で細長長方形の輪郭の窓孔5、5・・が穿設され、その長手方向をキャリアテープ1の移送方向とするように、両側に沿って実装機10の送りピッチに合わせた複数のスプロケット孔2、2・・が穿設されている。更に、各窓孔5の両側には、スプロケット孔2との間に、窓孔5と平行な長方形の貫通孔8が穿設されている。
粘着シート4は、テープ本体3の窓孔5を覆い、窓孔5内で撓むその一部がテープ本体3の表面に露出するように、窓孔5の横幅と同一若しくはやや細幅の帯状に形成され、テープ本体3の背面に対抗する一面は、均一な厚さの粘着材からなる粘着層が形成された粘着面となっている。図1、図2に示すように、粘着シート4を窓孔5、5・・に沿ってテープ本体3の背面に付着させることにより、窓孔5以外のテープ本体5の背面に粘着シート4が粘着し、窓孔5からテープ本体4の表面に粘着シート4の粘着層が露出し、粘着部6が形成される。
粘着部6には、キャリアテープ1により移送されるPROM7が載置され、PROM7の底面が粘着部6に粘着し仮保持されることにより、PROM7は移送中にもその姿勢が変化せず、載置した姿勢を維持する。ここで、キャリアテープ1により移送されるPROM7は、製造後に少なくとも1回プログラムを書き込み自在のROMであれば、プログラムを一回のみ書き込み可能なOTP(One Time programable)ROM、紫外線の照射によりプログラムを消去し、専用のEPロムライタで書き換え可能なEPROM、電気信号にてプログラムを消去、書き換え自在とするフラッシュROM(EEPROM)等、いずれであってもよい。
粘着部6に粘着し仮保持されたPROM7は、図3に示すように、クランク状に側方に突出する各コンタクト脚部7aが粘着部6の両側に形成された貫通孔8内に突出し、貫通孔8を介してキャリアテープ1の背面に臨むようになっている。
以下、このように構成されたキャリアテープ1を用いて、PROM7をプリント配線基板11へ実装するPROMの実装方法を図4、図5で説明する。図4は、PROM7をインラインライタ9から実装機10へ連続したラインで移送し、PROM7へプログラムを書き込む工程と、プリント配線基板11への実装工程を連続させた製造ライン12の概略図である。
テープ本体3は、予めプレス機により上述したスプロケット孔2、2・・、窓孔5、5・・及び貫通孔8、8が穿設され、供給リール13に巻回された状態で供給される。供給リール13に巻回されたテープ本体3は、実装機10のスプロケット14により製造ライン12へ引き出される。スプロケット14は、ステッピングモータなどの駆動機構で回転し、キャリアテープ1のスプロケット孔2、2・・と噛み合うことにより、実装機10で制御する所定のシーケンスでキャリアテープ1を図4において右方へ移動若しくは停止させる。
粘着シート4は、テープ本体3の背面側に設置される入力リール15に、引き出される粘着シート4の粘着層がテープ本体3側となるように巻回され、テープ本体3と粘着シート4の厚みに開口が設定された粘着機構16をテープ本体3とともに通過することにより、テープ本体3の背面に粘着する。また、粘着シート4は、テープ本体3に粘着することにより、製造ライン12上を右方に移動するテープ本体3に同期して入力リール15から引き出される。
テープ本体3と粘着シート4の厚みに設定された粘着機構16の隙間を通過することによりテープ本体3と粘着シート4が一体化されたキャリアテープ1となり、このキャリアテープ1の粘着部6上に、吸引ノズルを有する吸着ヘッド17でブランクPROM7が載置される。従って、ブランクPROM7は粘着部6に粘着してキャリアテープ1上に位置決め仮保持されるが、より確実に粘着させるために、図に示すように押圧ピン18で粘着シート4の背面を窓孔5内に押し上げて、吸着ヘッド17と押圧ピン18によってブランクPROM7とキャリアテープ1を挟持する。
キャリアテープ1に位置決め保持されたブランクPROM7は、インラインライタ9へ移送され、プログラムが書き込まれる。図5は、ブランクPROM7が移送されたインラインライタ9の部分破断斜視図である。
インラインライタ9は、ブランクPROM7のコンタクト脚部7aに接続する書き込み用端子19aを、キャリアテープ1を収容する凹溝20の内底面に露出させたICソケット19を備えている。図5に示すように、書き込み用端子19aは、インラインライタ9に移送されたブランクPROM7の各コンタクト脚部7aに対応し、各コンタクト脚部7aに対抗する凹溝20の内底面に露出するように配設されている。本実施の形態では、クランク状の各コンタクト脚部7aの底面は、貫通孔8からキャリアテープ1の背面とほぼ同一面に臨ませているので、各コンタクト脚部7aは、対応する書き込み用端子19aに接触するように配置される。一方、ブランクPROM7の各コンタクト脚部7aと書き込み用端子19aとの間に隙間がある場合には、ブランクPROM7がインラインライタ9に移送された後、書き込み用端子19aを凹溝20の内底面から突出させ、各コンタクト脚部7aへ接触させる。
また、図5に示すインラインライタ9は、同一構成の複数のICソケット19からなるギャングライタの構造となっていて、複数のICソケット19の各凹溝20を、キャリアテープ1の移送方向に沿って連続させ、キャリアテープ1により移送される複数のブランクPROM7へ同時にプログラムの書き込みを可能としている。複数のICソケット19の間隔は、キャリアテープ1の粘着部6、すなわちキャリアテープ1によって移送されるブランクPROM7間のピッチに等しいものとなっている。各ブランクPROM7は、粘着部6に粘着されることにより同一の姿勢でキャリアテープ1上に仮保持されるので、一個のブランクPROM7が対応するICソケット19上に移送されるように、キャリアテープ1の移動を停止させれば、他の全てのブランクPROM7を対応するICソケット19上に位置決めされる。
ICソケット19は、更に凹溝20内に下降するカバー21を有し、カバー21の背面には、凹溝20の内底面に露出する各書き込み用端子19aに向けて、複数の押し下げピン22が垂設されている。尚、ここでは複数のICソケット19のカバーは、一体に成形された1枚のカバー21を用い、各ICソケット19の書き込み用端子19aに向けて押し下げピン22を同時に押し下げるようにしている。
ブランクPROM7の各コンタクト脚部7aを、ICソケット19の書き込み用端子19a上に接触させた状態で、カバー21を押し下げ、押し下げピン22と書き込み用端子19aとの間でコンタクト脚部7aを挟持する。これにより、コンタクト脚部7aと書き込み用端子19aは所定の接触圧で接続し、インラインライタ9からブランクPROM7へ製造する製品の仕様に合わせた所定のプログラムが書き込まれる。
PROM7へプログラムが書き込まれると、カバー21が上昇し、キャリアテープ1が図4において右方へ移動することにより、書き込まれたPROM7は、実装機10のピックアップ領域まで移送される。
実装機10は、種々の電子部品を製品のプリント配線基板11へ実装する汎用の実装機であり、複数のプリント配線基板11を図4において紙面と直交する方向に順次移送・供給する移送テーブル23と、ピックアップ領域と移送テーブル23により移送されたプリント配線基板11との間を往復移動する吸着ヘッド24を備えている。
吸着ヘッド24は、真空吸引部に連通する吸引ノズルを有し、キャリアテープ1により、ピックアップ領域まで移送されたPROM7を吸引ノズルで吸引し、粘着部6からPROM7を剥がして引き上げ、プリント配線基板11まで移送して、各コンタクト脚部7aがプリント配線基板11の対応するランドパターンに接続するようにプリント配線基板11へ実装する。
PROM7が引き上げられたキャリアテープ1は、スプロケット14を通過した後、巻き取りリール25により巻き取られる。巻き取られたキャリアテープ1は、粘着部6の粘性が劣化しない限り再利用が可能であり、巻き取りリール25を入力リールとして、再び製造ライン12へPROM7の移送手段として供給される。
上述の実施の形態で、貫通孔8は、PROM7の一側に突出する複数のコンタクト脚部7a全体を包含する長方形の輪郭で穿設されているが、キャリアテープ1の背面側へ臨ませる形状であれば、その輪郭は任意の形状とすることができる。また、キャリアテープ1の長手方向(送り方向)をPROM7の長手方向として粘着部6にPROM7が粘着されるが、送り方向と直交する方向を長手方向としてPROM7を仮保持してもよい。
また、上述の実施の形態では、テープ本体3に粘着シート4を重ねて粘着部6を形成しているが、テープ本体3のみでキャリアテープ1を構成し、テープ本体3表面の所定位置に粘着材を付着させて粘着部6を形成してもよい。
また、上述の実施の形態では、テープ本体3が供給リール13から引き出されてから、プリント配線基板11への実装工程までが同一の製造ラインで続する例で説明したが、少なくともインラインライタ9から実装機10まで同一の製造ラインで連続するものであれば、この例に限らない。例えば、ブランクPROM7を粘着部6に粘着して位置決めしたキャリアテープ1を、別工程で供給リールへ巻き取っておき、供給リールから引き出されるキャリアテープ1により、ブランクPROM7をインラインライタ9へ供給するものであってもよい。
本発明は、キャリアテープで、インラインライタとプリント配線基板への実装機へPROMを移送・供給する製造ラインに適している。
キャリアテープ1の平面図である。 長手方向に沿って切断したキャリアテープ1の部分断面図である。 キャリアテープ1に仮保持されるPROM7に沿って切断した縦断面図である。 PROM7へプログラムを書き込む工程とプリント配線基板11への実装工程を連続させた製造ライン12の概略図である。 ブランクPROM7が移送されたインラインライタ9の部分破断斜視図である。 PROMへプログラムを書き込む従来のインラインシステム101を示す概略図である。 従来のシステム101に連続して設置される実装機102の斜視図である。
符号の説明
1 キャリアテープ
2 スプロケット孔
3 テープ本体
4 粘着シート
5 窓孔
6 粘着部
7 プログラマブルROM
7a コンタクト脚部
8 貫通孔
9 インラインライタ
10 実装機
11 プリント配線基板
19a 書き込み用端子

Claims (3)

  1. プログラマブルROM(7)をプリント配線基板(11)へ実装する実装機(10)の送りピッチに合わせてスプロケット孔(2)が穿設され、複数のプログラマブルROM(7)を実装機(10)へ連続して移送・供給するキャリアテープ(1)であって、
    キャリアテープ(1)は、プログラマブルROM(7)の底面に粘着し、プログラマブルROM(7)をキャリアテープ(1)の表面に位置決めする粘着部(6)を有し、
    粘着部(6)の両側に、粘着部(6)に位置決めされたプログラマブルROM(7)のコンタクト脚部(7a)をキャリアテープ(1)の背面側に臨ませる貫通孔(8)が穿設されていることを特徴とするキャリアテープ。
  2. キャリアテープ(1)は、窓孔(5)が穿設されたテープ本体(3)と、テープ本体(3)の窓孔(5)を覆うようにテープ本体(3)の背面に貼り付けられる粘着シート(4)でキャリアテープ(1)が構成され、窓孔(5)内に粘着シート(4)の粘着層を露出させることにより粘着部(6)が形成されることを特徴とする請求項1記載のキャリアテープ。
  3. 請求項1に記載のキャリアテープ(1)により、キャリアテープ(1)に位置決めされたプログラマブルROM(7)をインラインライタ(9)を経由して実装機(10)へ移送し、
    インラインライタ(9)で、キャリアテープ(1)の背面側に露出するコンタクト脚部(7a)とインラインライタ(9)の書き込み用端子(19a)を接触させ、プログラマブルROM(7)へプログラムを書き込み、
    実装機(10)で、プログラムが書き込まれたプログラマブルROM(7)を、キャリアテープ(1)から分離し、プリント配線基板(11)へ実装することを特徴とするプログラマブルROMの実装方法。
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