JP2006310218A - コンクリートブロック台及び同コンクリートブロック台を用いた精密機械装置用の架台 - Google Patents
コンクリートブロック台及び同コンクリートブロック台を用いた精密機械装置用の架台 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006310218A JP2006310218A JP2005134019A JP2005134019A JP2006310218A JP 2006310218 A JP2006310218 A JP 2006310218A JP 2005134019 A JP2005134019 A JP 2005134019A JP 2005134019 A JP2005134019 A JP 2005134019A JP 2006310218 A JP2006310218 A JP 2006310218A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete block
- pipe
- block base
- circulating
- cooling medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Particle Accelerators (AREA)
Abstract
【解決手段】 コンクリートブロック台の内部に冷却媒体を循環させるための配管が埋め込まれており、当該配管に冷却媒体を循環させることによって、コンクリートブロック台の見かけの熱膨張係数を所定の値以下に下げる構成とされている。
【選択図】 図1
Description
精密機械装置を支持するコンクリートブロック台であって、
コンクリートブロック台の内部に冷却媒体を循環させるための配管が埋め込まれており、当該配管に冷却媒体を循環させることによって、コンクリートブロック台の見かけの熱膨張係数を所定の値以下に下げる構成とされていることを特徴とする。
配管はコンクリートブロック台の外周部に沿ってスパイラル状に埋め込まれていることを特徴とする。
冷却媒体には、恒温に管理された又はコンクリートブロック台の周辺温度より温度変化の小さい冷却水が用いられることを特徴とする。
配管は利用可能な冷却水を循環させるための配管と接続されており、コンクリートブロック台の冷却媒体として恒温に管理された前記利用可能な冷却水を循環させることを特徴とする。
コンクリートブロック台の見かけの熱膨張係数を、石や岩盤の熱膨張係数以下に下げることを特徴とする。
精密機械装置を支持する複数のコンクリートブロック台が所定の位置に設置されていること、
全部又は任意のコンクリートブロック台の内部に冷却媒体を循環させるための配管が埋め込まれており、当該配管に冷却媒体を循環させることによって、前記コンクリートブロック台の見かけの熱膨張係数を所定の値以下に下げる構成とされていることを特徴とする。
複数のコンクリートブロック台は、直線加速器施設の加速管の支持手段として略一定の間隔で岩盤に設置されていること、
加速管のマグネット部を支持するコンクリートブロック台の内部に冷却水を循環させるための配管が埋め込まれており、この配管は加速管用の冷却水を循環させるための配管と接続され、コンクリートブロック台の冷却媒体として恒温に管理された前記加速管用の冷却水を循環させることを特徴とする。
図2に例示する架台8は、直線加速器施設の加速管用の架台として構成されている。具体的には、加速管2を支持する複数のコンクリートブロック台9…が略一定の間隔で岩盤4に設置されており、マグネット部3の支持手段として用いられる(図示例では4個おきの)コンクリートブロック台9が上記構成のコンクリートブロック台1で構成されている。前記コンクリートブロック台1(9)の配管6は加速管用の冷却水を循環させるための配管7と接続されており、同コンクリートブロック台1(9)の配管6内に、恒温に管理された加速管用の冷却水を循環させることによって、マグネット部3を支持するコンクリートブロック台1(9)の見かけの熱膨張係数を所定の値以下に下げる構成とされている(請求項6及び7記載の発明)。
2 直線加速器施設の加速管
3 マグネット部
4 岩盤
5 冷却媒体
6 配管
7 精密機械装置の冷却水を循環させるための配管
8 架台
9 コンクリートブロック台
Claims (7)
- 精密機械装置を支持するコンクリートブロック台であって、
コンクリートブロック台の内部に冷却媒体を循環させるための配管が埋め込まれており、当該配管に冷却媒体を循環させることによって、コンクリートブロック台の見かけの熱膨張係数を所定の値以下に下げる構成とされていることを特徴とする、コンクリートブロック台。 - 配管はコンクリートブロック台の外周部に沿ってスパイラル状に埋め込まれていることを特徴とする、請求項1に記載したコンクリートブロック台。
- 冷却媒体には、恒温に管理された又はコンクリートブロック台の周辺温度より温度変化の小さい冷却水が用いられることを特徴とする、請求項1に記載したコンクリートブロック台。
- 配管は利用可能な冷却水を循環させるための配管と接続されており、コンクリートブロック台の冷却媒体として恒温に管理された前記利用可能な冷却水を循環させることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一に記載したコンクリートブロック台。
- コンクリートブロック台の見かけの熱膨張係数を、石や岩盤の熱膨張係数以下に下げることを特徴とする、請求項1に記載したコンクリートブロック台。
- 精密機械装置を支持する複数のコンクリートブロック台が所定の位置に設置されていること、
全部又は任意のコンクリートブロック台の内部に冷却媒体を循環させるための配管が埋め込まれており、当該配管に冷却媒体を循環させることによって、前記コンクリートブロック台の見かけの熱膨張係数を所定の値以下に下げる構成とされていることを特徴とする、精密機械装置用の架台。 - 複数のコンクリートブロック台は、直線加速器施設の加速管の支持手段として略一定の間隔で岩盤に設置されていること、
加速管のマグネット部を支持するコンクリートブロック台の内部に冷却水を循環させるための配管が埋め込まれており、この配管は加速管用の冷却水を循環させるための配管と接続され、コンクリートブロック台の冷却媒体として恒温に管理された前記加速管用の冷却水を循環させることを特徴とする、請求項6に記載した精密機械装置用の架台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005134019A JP4651448B2 (ja) | 2005-05-02 | 2005-05-02 | 直線加速器施設における加速管用の架台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005134019A JP4651448B2 (ja) | 2005-05-02 | 2005-05-02 | 直線加速器施設における加速管用の架台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006310218A true JP2006310218A (ja) | 2006-11-09 |
JP4651448B2 JP4651448B2 (ja) | 2011-03-16 |
Family
ID=37476862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005134019A Expired - Fee Related JP4651448B2 (ja) | 2005-05-02 | 2005-05-02 | 直線加速器施設における加速管用の架台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4651448B2 (ja) |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61284337A (ja) * | 1985-06-07 | 1986-12-15 | Hitachi Seiko Ltd | 工作機械の熱変形防止構造 |
JPS63213329A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-06 | Tokin Corp | 電磁石装置 |
JPS63236867A (ja) * | 1987-03-25 | 1988-10-03 | 株式会社日立製作所 | コンクリ−ト構造物の破壊工法 |
JPH01241799A (ja) * | 1988-03-24 | 1989-09-26 | Toshiba Corp | 加速器用高周波加速空洞 |
JPH05121200A (ja) * | 1991-10-25 | 1993-05-18 | Ohbayashi Corp | シンクロトロンリングトンネル |
JPH0584100U (ja) * | 1992-04-08 | 1993-11-12 | 石川島播磨重工業株式会社 | 蓄積リング設置床構造 |
JPH08323580A (ja) * | 1995-05-25 | 1996-12-10 | Toshiba Mach Co Ltd | 温度管理機能を有する工作機械用基礎 |
JP2000240029A (ja) * | 1999-02-19 | 2000-09-05 | Hokushiyuu:Kk | 融雪機能などを有するコンクリート管と融雪機能などを有するコンクリート管を用いた融雪装置あるいは冷房装置 |
JP2001210497A (ja) * | 2000-01-26 | 2001-08-03 | Mitsubishi Electric Corp | 加速器 |
JP2002061311A (ja) * | 2000-08-23 | 2002-02-28 | Emoto Kogyo Kk | 外断熱コンクリート建築物の躯体温度調整構造 |
JP2003336865A (ja) * | 2002-05-20 | 2003-11-28 | Urban Heart:Kk | 水道水の冷たさを利用した建物の床暖房兼用躯体冷房システム |
-
2005
- 2005-05-02 JP JP2005134019A patent/JP4651448B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61284337A (ja) * | 1985-06-07 | 1986-12-15 | Hitachi Seiko Ltd | 工作機械の熱変形防止構造 |
JPS63213329A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-06 | Tokin Corp | 電磁石装置 |
JPS63236867A (ja) * | 1987-03-25 | 1988-10-03 | 株式会社日立製作所 | コンクリ−ト構造物の破壊工法 |
JPH01241799A (ja) * | 1988-03-24 | 1989-09-26 | Toshiba Corp | 加速器用高周波加速空洞 |
JPH05121200A (ja) * | 1991-10-25 | 1993-05-18 | Ohbayashi Corp | シンクロトロンリングトンネル |
JPH0584100U (ja) * | 1992-04-08 | 1993-11-12 | 石川島播磨重工業株式会社 | 蓄積リング設置床構造 |
JPH08323580A (ja) * | 1995-05-25 | 1996-12-10 | Toshiba Mach Co Ltd | 温度管理機能を有する工作機械用基礎 |
JP2000240029A (ja) * | 1999-02-19 | 2000-09-05 | Hokushiyuu:Kk | 融雪機能などを有するコンクリート管と融雪機能などを有するコンクリート管を用いた融雪装置あるいは冷房装置 |
JP2001210497A (ja) * | 2000-01-26 | 2001-08-03 | Mitsubishi Electric Corp | 加速器 |
JP2002061311A (ja) * | 2000-08-23 | 2002-02-28 | Emoto Kogyo Kk | 外断熱コンクリート建築物の躯体温度調整構造 |
JP2003336865A (ja) * | 2002-05-20 | 2003-11-28 | Urban Heart:Kk | 水道水の冷たさを利用した建物の床暖房兼用躯体冷房システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4651448B2 (ja) | 2011-03-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN1382260A (zh) | 环境测试腔室以及其中所用的载体 | |
JP2668482B2 (ja) | リニアモーターシステムのステータ | |
JP2013022611A (ja) | レーザスクライブ装置 | |
JP5268109B2 (ja) | 免震・除振装置 | |
JP2006310218A (ja) | コンクリートブロック台及び同コンクリートブロック台を用いた精密機械装置用の架台 | |
JP5575678B2 (ja) | ステージ装置及び冷却ユニット | |
JP2011135751A (ja) | 駆動装置および測定装置 | |
JP2015043260A (ja) | ステージ装置およびそれを用いた荷電粒子線装置 | |
JP2016089357A (ja) | パイプクーリングシステム及びパイプクーリング方法 | |
JP2009269184A (ja) | 射出成形機の型締装置 | |
JP2003145373A (ja) | 工作機械の熱変形防止構造 | |
RU2011115096A (ru) | Конструкция оптической накачки | |
JP6187486B2 (ja) | 単結晶製造装置 | |
JP2011051026A (ja) | 精密加工機械 | |
JP2005340719A (ja) | ステージ機構 | |
JP2013181692A (ja) | 蓄熱装置、空調システム | |
JP2009147298A (ja) | ステージ装置 | |
JP2009241194A (ja) | ステージ装置 | |
JP2007292194A (ja) | 発電プラント | |
JP2004134566A (ja) | デバイス製造装置 | |
KR101613794B1 (ko) | 잉곳 절단장치 | |
CN104749897B (zh) | 一种光刻机运动台支撑平台 | |
JP2010018877A (ja) | 焼入れ装置 | |
JP2004309459A (ja) | ステージ装置 | |
JP2023069602A (ja) | ステージ装置及びステージ装置を備える荷電粒子線装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080326 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100517 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100525 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100726 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100914 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101115 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101207 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |