JP2016089357A - パイプクーリングシステム及びパイプクーリング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンクリートを冷却する流体の温度を自動制御することで、コンクリートの温度ひび割れを抑制可能なパイプクーリングシステムを提供する。
【解決手段】パイプクーリングシステムは、少なくとも一部がコンクリート10に埋設されているパイプ30と、コンクリート10の外部温度を計測する外部温度計31と、コンクリート10の内部温度を計測する内部温度計32と、パイプ30を通って循環する流体の温度を、外部温度と内部温度との温度差に基づいて調整し、温度調整した流体をパイプ30に供給する温調循環装置50と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パイプクーリングシステム及びパイプクーリング方法に関する。
コンクリートは、硬化する際に水とセメントとの化学反応によって水和熱が生じ、水和熱による温度変化に応じて膨張又は収縮する。水和熱によるコンクリートの体積変化が何らかの拘束を受けると引っ張り応力が生じ、引っ張り応力がコンクリートの強度を超えると、コンクリートに温度ひび割れと呼ばれるひび割れが発生する。このようにしてコンクリートに発生する温度ひび割れには、内部拘束型と、外部拘束型の2種類がある。
コンクリートは、図8に示すように、硬化する際に水和熱によって内部温度が上昇し、内部の体積が膨張する。一方でコンクリートの表面近傍は、温度が外気温と同程度でほとんど膨張しない。このようなコンクリート内部と表面近傍との体積膨張量の差により、コンクリートの強度を超える引っ張り応力が作用すると、内部拘束型と呼ばれる温度ひび割れが発生する。
また、コンクリートは、水和熱によってコンクリート内部の温度が上昇して膨張した状態で硬化する。その後、図8に示すように、コンクリートの温度が外気温と同程度にまで低下すると、コンクリートは収縮する。このとき、例えばコンクリートの下面が岩盤や基礎コンクリート等に拘束されると自由に収縮できず、コンクリートに引っ張り応力が作用する。このように収縮により生じる引っ張り応力がコンクリートの強度を超えると、外部拘束型と呼ばれる温度ひび割れが発生する。
上記したように、コンクリートの温度ひび割れは、内部拘束型の場合はコンクリート内部と外気温との温度差T1、外部拘束型の場合はコンクリート内部の温度と外気温との温度差T2が主要因となって発生する。
そこで、コンクリートにパイプを埋設し、埋設されているパイプに冷却水を流してコンクリートを冷却し、水和熱による温度上昇を低減することで、温度ひび割れを抑制するパイプクーリングという方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平2001−207430号公報
上記した特許文献1に係るパイプクーリングにおいて、パイプに流す冷却水の温度が高すぎると、コンクリートを冷却できず、温度ひび割れの抑制効果が得られない。逆に、冷却水の温度が低すぎると、パイプ周辺のコンクリートの温度が急激に低下し、パイプの周辺に引っ張り応力が生じて温度ひび割れが生じる虞がある。したがって、パイプクーリングにおいてパイプに流す冷却水の温度は、コンクリートの発熱特性や外気温等に応じた適切な温度に設定される必要がある。
また、コンクリート内部の温度が低下し始めた後もパイプに冷却水を流し続けると、コンクリート内部の温度低下が早まり、不必要な応力が生じることとなる。逆に、コンクリート内部の温度が最高温度に達する前に冷却水を止めると、温度ひび割れの抑制効果が低減する。したがって、パイプクーリングにおいて冷却水を供給停止する時期は、コンクリートの温度ひび割れを抑制できるように適切に設定される必要がある。
しかしながら、実際の施工では、コンクリートの発熱特性の違いや、外気温の変動、構造物の形状寸法等によって、コンクリートの温度変化は多種多様な挙動を示すため、冷却水の温度や供給停止時期を一律に事前に設定することは難しい。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、コンクリートを冷却する流体の温度を自動制御することで、コンクリートの温度ひび割れを抑制可能なパイプクーリングシステムを提供することを目的とする。
本発明の一態様のパイプクーリングシステムによれば、少なくとも一部がコンクリートに埋設されているパイプと、前記コンクリートの外部温度を計測する外部温度計と、前記コンクリートの内部温度を計測する内部温度計と、前記パイプを通って循環する流体の温度を、前記外部温度と前記内部温度との温度差に基づいて調整し、温度調整した流体を前記パイプに供給する温調循環装置と、を有する。
本発明の実施形態によれば、コンクリートを冷却する流体の温度を自動制御することで、コンクリートの温度ひび割れを抑制可能なパイプクーリングシステムが提供される。
第1の実施形態におけるパイプクーリングシステムの構成を例示する図である。 第1の実施形態におけるパイプクーリング処理のフローチャートを例示する図である。 第1の実施形態における冷却水の温度制御を例示する図である。 第2の実施形態におけるパイプクーリングシステムの構成を例示する図である。 第2の実施形態におけるパイプクーリング処理のフローチャートを例示する図である。 第3の実施形態におけるパイプクーリングシステムの構成を例示する図である。 第3の実施形態におけるパイプクーリング処理のフローチャートを例示する図である。 コンクリート打設後の温度変化を例示する図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
[第1の実施形態]
(パイプクーリングシステムの構成)
図1は、第1の実施形態に係るパイプクーリングシステム100の構成を例示する図である。
図1に示すように、パイプクーリングシステム100は、少なくとも一部がコンクリート10に埋設されているパイプ30、外部温度計31、内部温度計32、冷却水温度計33、温調循環装置50を有する。パイプクーリングシステム100は、パイプ30に冷却水20を循環させることで、水和熱によるコンクリート10の温度上昇を低減し、コンクリート10の温度ひび割れを抑制する。
パイプクーリングシステム100に用いられる冷却水20は、流体の一例であり、例えば水以外の液体や、空気等の気体であってもよい。
パイプ30は、例えば鋼管の中空円筒状の管等が連結され、温調循環装置50から供給される冷却水20をコンクリート10の内部に導き、コンクリート10の水和熱による温度上昇を低減する。パイプ30の径、長さ、流路の構成等は、例えばコンクリート10の大きさや形状等に応じて適宜設計される。また、例えばコンクリート10の内部に複数のパイプ30が所定間隔で埋設されてもよい。
外部温度計31は、コンクリート10の外部に設けられ、コンクリート10の外部温度を計測する。内部温度計32は、コンクリート10の内部に埋設され、コンクリート10の内部温度を計測する。また、冷却水温度計33は、パイプ30を通ってコンクリート10に導かれる冷却水20の温度を計測する。外部温度計31、内部温度計32及び冷却水温度計33としては、例えば熱電対が用いられるが、外部温度、内部温度及び冷却水20の温度を計測可能であればこれに限られない。また、外部温度計31、内部温度計32及び冷却水温度計33は、それぞれ異なる箇所に複数設けられてもよい。
温調循環装置50は、データロガー51、PC52、循環槽53、温度調整槽55、温度調整装置57、第1ポンプ61、第2ポンプ62を有し、パイプ30に冷却水20を循環させる。
データロガー51は、外部温度計31、内部温度計32及び冷却水温度計33によって計測された外部温度、内部温度及び冷却水20の温度を取得してPC52に送信する。
PC52は、制御装置の一例であり、データロガー51を介して外部温度、内部温度及び冷却水20の温度を取得し、コンクリート10の外部温度と内部温度との温度差に基づいて温度調整装置57による冷却水20の温度を制御する。
循環槽53は、コンクリート10の内部を通過してパイプ30から排出される冷却水20を貯留する。温度調整槽55は、温度調整装置57によって温度調整された冷却水20を貯留する。
温度調整装置57は、例えば冷却水20の温度を無段階に調節可能なインバータ機能を有するチラーユニットであり、第1ポンプ61によって循環槽53から供給される冷却水20を、PC52により設定された温度に調整して温度調整槽55に排出する。
第1ポンプ61は、循環槽53に貯留されている冷却水20を汲み上げて温度調整装置57に供給する。第2ポンプ62は、供給手段の一例であり、温度調整槽55に貯留されている冷却水20を汲み上げてパイプ30に供給する。
パイプクーリングシステム100は、上記した構成を有し、コンクリート10の外部温度と内部温度との温度差に基づいて温度調整した冷却水20をパイプ30に循環させる。コンクリート10は、自動的に温度調整されてパイプ30を循環する冷却水20によって水和熱による温度上昇が低減され、温度ひび割れの発生が抑制される。
(パイプクーリング処理)
次に、第1の実施形態におけるパイプクーリング処理について説明する。図2は、第1の実施形態におけるパイプクーリング処理のフローチャートを例示する図である。
パイプクーリングシステム100では、コンクリート10が打設されると、まずステップS101にて、PC52が、データロガー51を介して外部温度計31によって計測されたコンクリート10の外部温度を取得する。また、ステップS102にて、PC52が、データロガー51を介して内部温度計32によって計測されたコンクリート10の内部温度を取得する。
次にステップS103にて、PC52は、取得した外部温度と内部温度との温度差を算出する。また、ステップS104にて、PC52は、算出した温度差に基づいて、温度調整装置57に冷却水20の調整温度を設定する。ここで、PC52は、冷却水温度計33からデータロガー51を介して取得する冷却水20の温度に基づいて、温度調整装置57に調整温度を設定する。冷却水温度計33を用いてパイプ30に供給される冷却水20の温度を計測することで、実際にコンクリート10に適切な温度の冷却水20を供給することが可能になる。
ステップS105では、温度調整装置57が、第1ポンプ61により循環槽53から供給される冷却水20を、PC52に設定された温度に冷却して温度調整槽55に排出する。ステップS106では、第2ポンプ62が、温度調整装置57により冷却されて温度調整槽55に貯留されている冷却水20を汲み上げ、パイプ30に供給する。
ここで、第2ポンプ62からパイプ30に供給される冷却水20の流量が少ないと、パイプ30の入口と出口での冷却水20の温度差が大きくなり、コンクリート10全体の冷却が困難になる。また、冷却水20の流量が多くても、コンクリート10の冷却効果が大きく向上することはない。そこで、第2ポンプ62からパイプ30に供給される冷却水20の流量は、例えばコンクリート10に埋設されるパイプ30の長さが10〜50mの場合において、入口と出口の冷却水20の温度がほぼ同程度になる10〜20リットル/分に設定される。
次にステップS107にて、PC52が、コンクリート10の外部温度と内部温度との温度差と、予め設定されている目標値とを比較し、温度差が目標値以下の場合には、コンクリート10の温度が十分に下がって冷却する必要が無いと判断して処理を終了する。また、温度差が目標値より大きい場合には、コンクリート10の温度が十分に下がっておらず、引き続き冷却する必要があると判断して、ステップS101からの処理を繰り返し実行する。
(冷却水の温度制御)
次に、上記したパイプクーリングシステム100におけるパイプクーリング処理による冷却水の温度制御例について説明する。図3は、第1の実施形態における冷却水20の温度制御例を示す図である。なお、冷却水20の制御温度等は、以下で説明する例に限られるものではなく、コンクリート10の発熱特性や設置環境等に応じて適宜設定される。
図3に示すグラフには、パイプクーリングシステム100におけるパイプクーリング有り(冷却水20の循環有り)の場合のコンクリート10の外部温度と内部温度との温度差が太実線、冷却水20の制御温度が細実線で示されている。また、パイプクーリング無し(冷却水20の循環無し)の場合のコンクリート10の外部温度と内部温度との温度差が破線で示されている。なお、図3のグラフは、横軸がコンクリート10の材齢[日]、縦軸が温度[℃]である。
図3に示すように、コンクリート10が打設されると、水和熱によりコンクリート10の内部温度が上昇し、コンクリート10の外部温度と内部温度との温度差が上昇する。ここで、冷却水20は、温度差がピークに達するまで(図3における材齢1.5日まで)は、低温(例えば5℃)に制御される。
温度差がピークに達すると、コンクリート温度が急激に低下しないように、冷却水は、若干高い温度(例えば10℃)に制御される。ここで、冷却水20の温度が高くなったことで、あるいは外気温が急激に低下したことで、温度差が上昇する傾向を示した場合(図3における材齢1.5日から2日の間)には、冷却水20が再び低温(例えば5℃)に制御される。
また、温度差の低下速度が、例えば8℃/日よりも大きくなった場合(図3における材齢2.5日から3日の間)には、冷却水20が再び高い温度(例えば10℃)に制御される。その後、温度差の低下速度が再び大きくなった場合(図3における材齢3.5日から4日の間)には、冷却水20がさらに高い温度(例えば15℃)に制御される。
その後、コンクリート10の温度差が、例えば10℃以下になった時(図3における材齢7日目)に、パイプクーリングシステム100における冷却水20の循環が停止され、コンクリート10の温度差は徐々に低下してゼロに近付いていく。
パイプクーリングシステム100では、PC52がコンクリート10の外部温度と内部温度との温度差に基づいてパイプ30を循環させる冷却水20の温度を制御する。コンクリート10は、温度制御された冷却水20によって水和熱による温度上昇が低減される。
図3に示すように、パイプクーリングシステム100によれば、図3に破線で示されるパイプクーリング無しの場合に比べて、コンクリート10の温度上昇が大幅に抑えられていることが分かる。また、冷却水20の温度がコンクリート10の外部温度と内部温度との温度差に応じて自動制御されるため、コンクリート10の冷却効果が得られなかったり、コンクリート10が過剰に冷却されるといったことがない。したがって、コンクリート10の温度ひび割れの発生をより確実に抑制することが可能になる。
以上で説明したように、第1の実施形態に係るパイプクーリングシステム100によれば、コンクリート10の外部温度と内部温度との温度差に応じて自動的に温度制御される冷却水20によりコンクリート10が冷却され、温度ひび割れの発生が抑制される。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、既に説明した実施形態と同一構成部分についての説明は省略する。
(パイプクーリングシステムの構成)
図4は、第2の実施形態に係るパイプクーリングシステム200の構成を例示する図である。
図4に示すように、パイプクーリングシステム200は、少なくとも一部がコンクリート10に埋設されているパイプ30、外部温度計31、内部温度計32、冷却水温度計33、温調循環装置50を有する。
温調循環装置50は、データロガー51、PC52、循環槽53、温度調整槽55、温度調整装置57、第1ポンプ61、第2ポンプ62、第3ポンプ63、三方弁70を有し、パイプ30に冷却水20を循環させる。
PC52は、制御装置の一例であり、データロガー51を介して外部温度、内部温度及び冷却水20の温度を取得し、コンクリート10の外部温度と内部温度との温度差に基づいて三方弁70に混合量を設定し、循環させる冷却水20の温度を制御する。
循環槽53は、コンクリート10の内部を通過してパイプ30から排出される冷却水20を貯留する。温度調整槽55は、温度調整装置57によって温度調整された冷却水20を貯留する。循環槽53と温度調整槽55とは連通されており、循環槽53の冷却水20が増加した分は温度調整槽55に排出される。
温度調整装置57は、第1ポンプ61によって温度調整槽55から供給される冷却水20を、予め設定された温度に冷却して温度調整槽55に戻す。このように、温度調整槽55には、温度調整装置57によって所定の温度に冷却された冷却水20が貯留される。
第2ポンプ62、第3ポンプ63及び三方弁70は、供給手段の一例であり、循環槽53に貯留されている冷却水20と、温度調整槽55に貯留されている冷却水20とを混合してパイプ30に供給する。
循環槽53に貯留されている冷却水20は、コンクリート10の内部を通ったことで温度が上昇しており、温度調整槽55に貯留されている冷却水20は、温度調整装置57により冷却されて低温に保たれている。三方弁70は、第2ポンプ62により汲み上げられる循環槽53の冷却水20と、第3ポンプ63により汲み上げられる温度調整槽55の冷却水20とを、PC52に設定された混合量に基づいて混合する。三方弁70は、循環槽53の冷却水20と温度調整槽55の低温の冷却水20とを、設定された混合量で混合することで、コンクリート10を冷却可能な温度に調整した冷却水20を排出する。
パイプクーリングシステム200は、上記した構成を有し、三方弁70によって混合されることで温度調整された冷却水20をパイプ30に循環させることで、水和熱によるコンクリート10の温度上昇を低減し、コンクリート10の温度ひび割れを抑制する。
(パイプクーリング処理)
次に、第2の実施形態におけるパイプクーリング処理について説明する。図5は、第2の実施形態におけるパイプクーリング処理のフローチャートを例示する図である。
パイプクーリングシステム200では、コンクリート10が打設されると、まずステップS201にて、PC52が、データロガー51を介して外部温度計31によって計測されたコンクリート10の外部温度を取得する。また、ステップS202にて、PC52が、データロガー51を介して内部温度計32によって計測されたコンクリート10の内部温度を取得する。
次にステップS203にて、PC52は、取得した外部温度と内部温度との温度差を算出する。また、ステップS204にて、PC52は、算出した温度差に基づいて、三方弁70から排出される冷却水20の温度が適切な温度になるように、三方弁70に混合量を設定する。ここで、PC52は、冷却水温度計33からデータロガー51を介して取得する三方弁70から排出される冷却水20の温度に基づいて、三方弁70における混合量を設定する。冷却水温度計33を用いてコンクリート10に供給される冷却水20の実際の温度を計測することで、実際にコンクリート10に適切な温度の冷却水20を供給することが可能になる。
ステップS205では、三方弁70が、第2ポンプ62に汲み上げられた循環槽53の冷却水20と、第3ポンプ63に汲み上げられた温度調整槽55の冷却水20とを、PC52に設定された混合量で混合する。また、ステップS206では、三方弁70から排出される冷却水20がパイプ30を通ってコンクリート10に供給される。
次にステップS207にて、PC52が、コンクリート10の外部温度と内部温度との温度差と、予め設定されている目標値とを比較し、温度差が目標値以下の場合には、コンクリート10の温度が十分に下がって冷却する必要が無いと判断して処理を終了する。また、温度差が目標値より大きい場合には、コンクリート10の温度が十分に下がっておらず、引き続き冷却する必要があると判断して、ステップS201からの処理を繰り返し実行する。
以上で説明したように、第2の実施形態に係るパイプクーリングシステム200では、コンクリート10の外部温度と内部温度との温度差に基づいて、循環槽53の冷却水20と温度調整槽55の冷却水20との混合量が制御される。冷却水20は、コンクリート10の外部温度と内部温度との温度差に基づいて、コンクリート10の冷却効果が得られ、過剰に冷却することがない温度になるように、混合量が制御されてコンクリート10に供給される。したがって、コンクリート10は、このように自動的に温度制御される冷却水20により冷却されて水和熱による内部温度上昇が低減され、温度ひび割れの発生が抑制される。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、既に説明した実施形態と同一構成部分についての説明は省略する。
(パイプクーリングシステムの構成)
図6は、第3の実施形態に係るパイプクーリングシステム300の構成を例示する図である。
図6に示すように、パイプクーリングシステム300は、少なくとも一部がコンクリート10に埋設されているパイプ30、外部温度計31、内部温度計32、冷却水温度計33、温調循環装置50を有する。
温調循環装置50は、データロガー51、PC52、循環槽53、温度調整槽55、温度調整装置57、第1ポンプ61、第2ポンプ62、第3ポンプ63を有し、パイプ30に冷却水20を循環させる。
PC52は、制御装置の一例であり、データロガー51を介して外部温度、内部温度及び冷却水20の温度を取得し、コンクリート10の外部温度と内部温度との温度差に基づいて第3ポンプ63の流量を設定し、循環槽53に貯留される冷却水20の温度を制御する。
循環槽53は、コンクリート10の内部を通過してパイプ30から排出される冷却水20を貯留する。温度調整槽55は、温度調整装置57によって温度調整された冷却水20を貯留する。循環槽53と温度調整槽55とは連通されており、循環槽53の冷却水20が増加した分は温度調整槽55に排出される。
温度調整装置57は、第1ポンプ61によって温度調整槽55から供給される冷却水20を、予め設定された温度に冷却して温度調整槽55に戻す。温度調整装置57により、温度調整槽55に貯留されている冷却水20は、所定の温度に冷却された状態で貯留される。
第3ポンプ63は、PC52により設定された流量で、温度調整槽55に貯留されている冷却水20を、循環槽53に供給する。循環槽53では、コンクリート10の内部を通ってパイプ30から排出される温度が上昇した冷却水20と、温度調整槽55から供給される低温の冷却水20とが混合され、コンクリート10を冷却可能な温度に制御された冷却水20が貯留される。
第2ポンプ62は、供給手段の一例であり、循環槽53に温度制御された状態で貯留されている冷却水20をパイプ30に供給して循環させる。
パイプクーリングシステム300は、上記した構成を有し、循環槽53に貯留されている温度制御された冷却水20をパイプ30に循環させることで、水和熱によるコンクリート10の温度上昇を低減し、温度ひび割れを抑制する。
(パイプクーリング処理)
次に、第3の実施形態におけるパイプクーリング処理について説明する。図7は、第3の実施形態におけるパイプクーリング処理のフローチャートを例示する図である。
パイプクーリングシステム300では、コンクリート10が打設されると、まずステップS301にて、PC52が、データロガー51を介して外部温度計31によって計測されたコンクリート10の外部温度を取得する。また、ステップS302にて、PC52が、データロガー51を介して内部温度計32によって計測されたコンクリート10の内部温度を取得する。
次にステップS303にて、PC52は、取得した外部温度と内部温度との温度差を算出する。また、ステップS304にて、PC52は、算出した温度差に基づいて、温度調整槽55から循環槽53に供給する冷却水20の流量を第3ポンプ63に設定する。ここで、PC52は、冷却水温度計33からデータロガー51を介して取得するパイプ30に供給される冷却水20の温度に基づいて、第3ポンプ63の流量を設定する。冷却水温度計33を用いてパイプ30に供給される冷却水20の実際の温度を計測することで、実際にコンクリート10に適切な温度の冷却水20を供給することが可能になる。
ステップS305では、第3ポンプ63が、PC52に設定された流量で、温度調整槽55の冷却水20を汲み上げて循環槽53に供給する。第3ポンプ63により温度調整槽55から冷却水20が供給されることで、循環槽53には、コンクリート10を冷却可能な温度に調整された冷却水20が貯留される。ステップS306では、第2ポンプ62によって循環槽53から汲み上げられた冷却水20が、パイプ30を通ってコンクリート10に供給される。
次にステップS307にて、PC52が、コンクリート10の外部温度と内部温度との温度差と、予め設定されている目標値とを比較し、温度差が目標値以下の場合には、コンクリート10の温度が十分に下がって冷却する必要が無いと判断して処理を終了する。また、温度差が目標値より大きい場合には、コンクリート10の温度が十分に下がっておらず、引き続き冷却する必要があると判断して、ステップS301からの処理を繰り返し実行する。
以上で説明したように、第3の実施形態に係るパイプクーリングシステム300では、コンクリート10の外部温度と内部温度との温度差に基づいて、第3ポンプ63により温度調整槽55から循環槽53に供給する冷却水20の流量が制御される。冷却水20は、コンクリート10の外部温度と内部温度との温度差に基づいて、コンクリート10の冷却効果が得られ、過剰に冷却することがない温度に自動制御されて循環槽53に貯留され、第2ポンプ62によりコンクリート10に供給される。したがって、コンクリート10は、このように自動的に温度制御される冷却水20により冷却されて水和熱による内部温度上昇が低減され、温度ひび割れの発生が抑制される。
以上、実施形態に係るパイプクーリングシステム及びパイプクーリング方法について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
10 コンクリート
20 冷却水(流体)
30 パイプ
31 外部温度計
32 内部温度計
33 冷却水温度計
50 温調循環装置
51 データロガー
52 PC(制御装置)
53 循環槽
55 温度調整槽
57 温度調整装置
61 第1ポンプ
62 第2ポンプ
63 第3ポンプ
70 三方弁

Claims (8)

  1. 少なくとも一部がコンクリートに埋設されているパイプと、
    前記コンクリートの外部温度を計測する外部温度計と、
    前記コンクリートの内部温度を計測する内部温度計と、
    前記パイプを通って循環する流体の温度を、前記外部温度と前記内部温度との温度差に基づいて調整し、温度調整した流体を前記パイプに供給する温調循環装置と、を有する
    ことを特徴とするパイプクーリングシステム。
  2. 前記温調循環装置は、
    前記コンクリートの内部を通って前記パイプから排出される流体を貯留する循環槽と、
    前記循環槽から供給される流体の温度を調整する温度調整装置と、
    前記温度差に基づいて、前記温度調整装置における流体の調整温度を制御する制御装置と、
    前記温度調整装置により温度調整された流体を貯留する温度調整槽と、
    前記温度調整槽に貯留されている流体を前記パイプに供給する供給手段と、を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のパイプクーリングシステム。
  3. 前記温調循環装置は、
    前記コンクリートの内部を通って前記パイプから排出される流体を貯留する循環槽と、
    温度調整装置により温度調整された流体を貯留する温度調整槽と、
    前記温度差に基づいて、前記循環槽に貯留されている流体と前記温度調整槽に貯留されている流体との混合量を制御する制御装置と、
    前記循環槽に貯留されている流体と前記温度調整槽に貯留されている流体とを、前記制御装置により設定された混合量で混合して前記パイプに供給する供給手段と、
    を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のパイプクーリングシステム。
  4. 前記温調循環装置は、
    前記コンクリートの内部を通って前記パイプから排出される流体を貯留する循環槽と、
    温度調整装置により温度調整された流体を貯留する温度調整槽と、
    前記温度差に基づいて、前記温度調整槽から前記循環槽への流体の流量を制御する制御装置と、
    前記温度調整槽に貯留されている流体を、前記制御装置により設定された流量で前記循環槽に供給する第1供給手段と、
    前記循環槽に貯留されている流体を前記パイプに供給する第2供給手段と、を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のパイプクーリングシステム。
  5. 少なくとも一部がコンクリートに埋設されているパイプに温度調整した流体を循環させるパイプクーリング方法であって、
    前記コンクリートの外部温度と内部温度との温度差を算出する温度差算出工程と、
    前記温度差に基づいて温度調整した流体を前記パイプに供給して循環させる温調循環工程と、を有する
    ことを特徴とするパイプクーリング方法。
  6. 前記温調循環工程は、
    前記コンクリートの内部を通って前記パイプから排出される流体を循環槽に貯留する循環槽貯留工程と、
    前記循環槽から供給される流体の温度を調整する温度調整工程と、
    前記温度差に基づいて、前記温度調整工程における流体の調整温度を制御する制御工程と、
    前記温度調整工程により温度が調整された流体を前記パイプに供給する供給工程と、を有する
    ことを特徴とする請求項5に記載のパイプクーリング方法。
  7. 前記温調循環工程は、
    前記コンクリートの内部を通って前記パイプから排出される流体を循環槽に貯留する循環槽貯留工程と、
    温度調整装置により温度調整された流体を温度調整槽に貯留する温度調整槽貯留工程と、
    前記温度差に基づいて、前記循環槽に貯留されている流体と前記温度調整槽に貯留されている流体との混合量を制御する制御工程と、
    前記循環槽に貯留されている流体と前記温度調整槽に貯留されている流体とを、前記制御工程により設定された混合量で混合して前記パイプに供給する供給工程と、を有する
    ことを特徴とする請求項5に記載のパイプクーリング方法。
  8. 前記温調循環工程は、
    前記コンクリートの内部を通って前記パイプから排出される流体を循環槽に貯留する循環槽貯留工程と、
    温度調整装置により温度調整された流体を温度調整槽に貯留する温度調整槽貯留工程と、
    前記温度差に基づいて、前記温度調整槽から前記循環槽への流体の流量を制御する制御工程と、
    前記温度調整槽に貯留されている流体を、前記制御工程により設定された流量で前記循環槽に供給する第1供給工程と、
    前記循環槽に貯留されている流体を前記パイプに供給する第2供給工程と、を有する
    ことを特徴とする請求項5に記載のパイプクーリング方法。
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