JP2006309473A - 印刷データ処理装置、印刷データ処理プログラム及び印刷データ処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

印刷データ処理装置、印刷データ処理プログラム及び印刷データ処理プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 同一のデータベースの複数のレコードに基づいて印刷データを作成する。
【解決手段】 選択中のテンプレートに従って、オブジェクト201と204には、固定テキスト「送付先」及び「送り主」が表示されている。オブジェクト202には、第1指定レコードである最終レコードのaddressフィールド643の値である「東京都」が挿入されている。オブジェクト203には、第1指定レコードである最終レコードのnameフィールド642の値である「田中」が挿入されている。オブジェクト205には、第2指定レコードである先頭レコードのaddressフィールド643の値である「名古屋市」が挿入されている。そして、オブジェクト206には、第2指定レコードである先頭レコードのnameフィールド642の値である「山田」が挿入されている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、予め記憶されているデータベースを用いて印刷用のデータを作成するための印刷データ処理装置、印刷データ処理プログラム及び印刷データ処理プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
一般に、予め記憶されている住所録等のデータベースからデータを読み込み、ハガキや宛名ラベル等へ印刷出力を可能にする装置が知られている。例えば、ハガキ印刷であれば、住所録データベースから宛先情報を読み込み、別途記憶されている差出人情報と共に印刷を実行するのが一般的である。
このようなハガキの印刷データ出力装置では、差出人が固定されている構成が一般的であるが、複数の差出人で共有する場合に不都合であることから、差出人情報を切り替えて印刷させることが可能な構成のものも知られている。また、差出人情報の切替の煩わしさを解消するために、宛先情報に差出人情報との関連づけを示す情報を登録できる装置の提案もなされている(例えば、特許文献1)。
特開平9−16564号公報
しかしながら、上記従来の装置では、宛先情報のデータベース内の各レコードについて差出人情報が関連付けられているにとどまり、差出人情報を同じデータベース内のレコードから読み込んで使用することはできない。例えば、返信用のハガキを作成したり、転送用の封筒の宛先ラベルを作成したりする場合には、同じデータベースから宛先と差出人のような異なるレコード情報の両方を読み込ませたいニーズがあるが、このようなことはできなかった。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、同一のデータベースの複数のレコードに基づいて印刷データを作成する印刷データ処理装置、印刷データ処理プログラム及びこれを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の印刷データ処理装置は、印刷装置で印刷される印刷対象であるオブジェクトを表示する表示手段と、フィールド毎に情報を有するレコードの集合体であるデータベース記憶手段と、前記オブジェクトの配置情報や修飾情報を含む印刷の雛型であるテンプレートを記憶したテンプレート記憶手段と、前記テンプレート記憶手段に記憶された複数のテンプレートから使用するテンプレートを選択する選択手段と、前記選択手段により選択されたテンプレートに従って前記オブジェクトを印刷領域内に配置して前記表示手段上に表示させる配置手段とを備えたものを対象として、特に、前記データベース記憶手段に記憶されている特定のレコードを複数指定可能なレコード指定手段を備え、前記テンプレート記憶手段に記憶されるテンプレートは、前記オブジェクトに前記データベース記憶手段のフィールド名を指定することにより、前記レコード指定手段により指定されたレコードの当該フィールドに関連付けられるフィールド指定オブジェクトを含み、前記配置手段は、前記指定されたレコードの、前記フィールド指定オブジェクトに関連付けられたフィールドの値を、前記データベース記憶手段から取得し、前記選択されたテンプレートに従って前記オブジェクトを印刷領域内に配置することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の印刷データ処理装置は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記配置手段が、前記フィールド指定オブジェクトに関連付けるためのレコードが前記レコード指定手段により指定されていない場合には、当該フィールド指定オブジェクトには値を挿入しない状態で前記選択されたテンプレートに従って前記オブジェクトを印刷領域内に配置することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の印刷データ処理プログラムは、請求項1又は2に記載の発明の各種処理手段としてコンピュータを機能させる。
また、本発明の請求項4に記載の記録媒体は、請求項3に記載の発明の印刷データ処理プログラムを記録している。
本発明の請求項1に記載の印刷データ処理装置によれば、選択可能なテンプレートに、データベースのフィールド名を指定したオブジェクト(フィールド指定オブジェクト)が含まれており、かつ、オブジェクトに差し込みたいレコードを複数指定することができる。従って、異なる複数のレコードの指定されたフィールドの値をオブジェクトに差し込んで印刷データを作成することができる。
また、本発明の請求項2に記載の印刷データ処理装置は、請求項1に記載の発明の効果に加え、複数のレコードが指定可能であるが、指定されていない場合でも、指定されていないオブジェクトについては空白で出力するので、用途に応じて差し込むレコードの数を簡単に調整することができる。例えば、印刷出力後に、手書きで書き込んだり、別の出力物を空白部分に重ね合わせたり、指定のないオブジェクトの存在を視認したりすることができる。
また、本発明の請求項3に記載の印刷データ処理プログラムは、コンピュータに実行させることにより、請求項1又は2に記載の発明の各種処理手段としての作用効果を奏することができる。
また、本発明の請求項4に記載の記録媒体をコンピュータに読み取らせ、実行させることで、請求項3に記載の印刷データ編集プログラムの各種処理手段としての作用効果を奏することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。本発明に係る「印刷データ処理装置」として、印刷装置1に接続したパーソナルコンピュータ2を例に挙げて説明する。このパーソナルコンピュータ2には本発明に係る「印刷データ処理プログラム」が搭載されている。まず、印刷装置1及びパーソナルコンピュータ2について図1及び図2を参照して説明する。図1は、印刷装置1及びパーソナルコンピュータ2の概略を示す外観斜視図であり、図2は、パーソナルコンピュータ2の電気的構成を示すブロック図である。
図1に示すように、パーソナルコンピュータ2と印刷装置1とは、例えばUSB等の規格に基づくUSBケーブル10により接続されており、USBケーブル10を介してデータの授受を行っている。パーソナルコンピュータ2は、周知のパーソナルコンピュータであり、図1に示すように、CPU50等(図2参照)を備えた本体21と、モニタ31と、キーボード41、マウス42とを備えており、モニタ31、キーボード41、マウス42はそれぞれ本体21に接続ケーブルによって接続されている。そして、パーソナルコンピュータ2は、本発明に係る印刷データ処理プログラムが組み込まれたソフトウェアで作成された画像データに基づいて印刷データを作成し、作成された印刷データを印刷装置1へ送信する。
また、図1に示すように、印刷装置1は略直方体形状の筐体12でケーシングされており、その前面(図1における右手前方向の面)にはテープ17を排出するための排出口13が設けられている。また、筐体12の左側面の内部にはテープカセット収納部14が設けられており、筐体12の左側面に設けられたカバー15を開放してテープカセットを着脱可能に装着することができる。このテープカセット収納部14には、複数の発熱素子を有するサーマルヘッドとそのサーマルヘッドに当接されるプラテンローラとの間にテープ17を走行させてそのテープ17に印字する印刷機構が設けられており、装着されたテープカセットのテープ17は、印刷機構で印刷され、印刷機構のテープカッタにより切断されて、排出口13から排出される。
次に、図2を参照して、パーソナルコンピュータ2の電気的構成について説明する。図2に示すように、パーソナルコンピュータ2には、パーソナルコンピュータ2の制御を司るCPU50が設けられている。このCPU50には、CPU50が実行するBIOS等のプログラムを記憶したROM51と、データを一時的に記憶するRAM52と、データの記憶媒体であるCD−ROM54を挿入し、データの読み込みを行うCD−ROMドライブ53と、データの記憶装置であるHDD60とが、バス55を介して接続されている。
HDD60には、印刷データ処理プログラムを始めとするパーソナルコンピュータ2で実行される各種のプログラムを記憶するプログラム記憶エリア61、プログラムの実行に必要な設定や初期値、データ等の情報を記憶したプログラム関係情報記憶エリア62、印刷装置1で使用されるテープに関する情報が記憶されているテープ情報記憶エリア63、入力された宛先データの集合体である宛先データベース64、個々のオブジェクトを印刷領域上にどのような大きさ・フォントでどの位置に配置するか等の印刷の雛型としての情報を予め記憶したテンプレート(詳細後述)の集合体であるテンプレート記憶エリア65等が設けられている。
さらに、CPU50には、バス55を介して、印刷装置1を含めた外部機器との通信を行うためのUSBインタフェース70と、利用者に操作画面を表示するためのモニタ31の画面表示処理を行う表示制御部30と、利用者が操作の入力を行うキーボード41やマウス42に接続され、それらの入力の検知を行う入力検知部40とが、接続されている。なお、パーソナルコンピュータ2には、図示外のフレキシブルディスクドライブ、音声等の入出力部、各種インタフェースなどが設けられていてもよい。
なお、CD−ROM54には、印刷データ処理プログラムが組み込まれたソフトウェアや、このプログラムの実行時に使用される設定やデータ等が記憶されており、導入時には、CD−ROM54からHDD60に設けられたプログラム記憶エリア61やプログラム関係情報記憶エリア62に記憶されるようになっている。尚、パーソナルコンピュータ2の印刷データ処理プログラム及びその使用データ等の取得方法はCD−ROM54によるものに限らず、フレキシブルディスクやMOといった他の記録媒体であってもよく、また、パーソナルコンピュータ2をネットワークに接続させ、ネットワーク上の他の端末から取得してもよい。
ここで、図3を参照して、パーソナルコンピュータ2のHDD60に記憶された宛先データベース64について説明する。図3は、宛先データベース64の記憶エリアを示す模式図である。図3に示すように、宛先データベース64は、1人の宛先についての情報を1レコードとして、各レコードについて、レコードを特定する番号を記憶するIDフィールド641、宛先人の名前を記憶するnameフィールド642、宛先人の住所を記憶するaddressフィールド643等が設けられ、項目毎に情報を記憶できるように構成されている。尚、宛先データベース64が、本発明のデータベース記憶手段に相当する。
次に、図4を参照して、本発明のテンプレート記憶手段であるテンプレート記憶エリア65について説明する。図4は、テンプレート記憶エリア65を示す模式図である。ここで、テンプレートとは、印刷の雛型となるものであり、印刷領域の大きさ、どの位置にどのような種類のオブジェクトを配置するか、文字オブジェクトの場合であればどのようなフォントを使うか、文字修飾の種類、縦書であるか横書であるかの種別、固定文字列を常に印刷するのであればその固定文字列の内容等が含まれる。本実施形態では、宛先ラベルのような定型印刷を想定し、オブジェクトを操作者が新規に作成したり、テンプレートを新たに作成したりすることについては本発明に直接関係しないので言及しない。
本実施形態におけるテンプレートでは、その中に含まれるオブジェクトに対して文字列の指定だけでなく、接続中のデータベースのフィールド名を指定できるようになっている。
図4に示すように、テンプレート記憶エリア65には、複数のテンプレートが記憶され、テンプレートを特定する番号651の下に、そのテンプレートに含まれるオブジェクトを1レコードとして、各オブジェクトの配置を示すX座標652及びY座標653、縦横種別654,フォント種類655,固定文字列かフィールド指定かの区別を示すフラグ656,オブジェクトに挿入される内容657がそれぞれ記憶されている。ここで、フラグ656の値が0であればオブジェクトの内容には固定文字列が指定される。一方、フラグ656の値が1であればオブジェクトの内容にはフィールド名が指定される。そして、フィールド名をオブジェクトの内容に指定する場合には、宛先データベース64の中の、操作者により指定された特定のレコードのフィールドという形式で指定される。操作者によるレコードの指定は、例えば、第1指定レコード、第2指定レコード、というように複数について行なうことができ、その指定レコードに対応する形式でフィールド名が指定される。
図4のテンプレート1の例では、オブジェクトが6個含まれている。1番目のオブジェクトは、左上端のX座標が10、Y座標が10の位置から開始され、フラグ656の値が0であり、「送付先」という固定テキストがオブジェクトの内容657として記憶されている。2番目のオブジェクトは、左上端のX座標が50、Y座標が10の位置から開始され(すなわち、1番目のオブジェクトの右に並んで配置される)、フラグ656の値が1であり、内容657には、第1指定レコードのaddressフィールド643の値を取り込むことを示す「1.address」が記憶されている。同様に、3番目のオブジェクトは、左上端のX座標が50、Y座標が20の位置から開始され(すなわち、2番目のオブジェクトの下に並んで配置される)、フラグ656の値が1であり、内容657には、第1指定レコードのnameフィールド642の値を取り込むことを示す「1.name」が記憶されている。4番目のオブジェクトは、左上端のX座標が10、Y座標が30の位置から開始され、フラグ656の値が0であり、「送り主」という固定テキストがオブジェクトの内容657として記憶されている。また、5番目のオブジェクトは、左上端のX座標が50、Y座標が30の位置から開始され、フラグ656の値が1であり、内容657には、第2指定レコードのaddressフィールド643の値を取り込むことを示す「2.address」が記憶されている。同様に、6番目のオブジェクトは、左上端のX座標が50、Y座標が40の位置から開始され、フラグ656の値が1であり、内容657には、第2指定レコードのnameフィールド642の値を取り込むことを示す「2.name」が記憶されている。従って、テンプレート1を選択した場合、操作者は宛先データベース64からレコードを2件指定することができる。但し、2件について必ずレコードを指定しなければならないわけではなく、どちらかのレコードが指定されていない場合には、オブジェクトの値は空白にて出力される。
また、テンプレート2の例では、4つのオブジェクトが含まれている。1番目のオブジェクトは、左上端のX座標が10、Y座標が10の位置から開始され、フラグ656の値が1であり、内容657には、第1指定レコードのnameフィールド642の値を取り込むことを示す「1.name」が記憶されている。2番目のオブジェクトは、左上端のX座標が10、Y座標が20の位置から開始され、フラグ656の値が1であり、内容657には、第2指定レコードのnameフィールド642の値を取り込むことを示す「2.name」が記憶されている。3番目のオブジェクトは、左上端のX座標が10、Y座標が30の位置から開始され、フラグ656の値が1であり、内容657には、第3指定レコードのnameフィールド642の値を取り込むことを示す「3.name」が記憶されている。4番目のオブジェクトは、左上端のX座標が10、Y座標が40の位置から開始され、フラグ656の値が1であり、内容657には、第4指定レコードのnameフィールド642の値を取り込むことを示す「4.name」が記憶されている。従って、テンプレート2を選択した場合、操作者は宛先データベース64からレコードを4件指定することができる。但し、4件について必ずレコードを指定しなければならないわけではなく、いずれかのレコードが指定されていない場合には、指定されなかったレコードに対応するオブジェクトの値は空白にて出力される。
次に、図5〜図7を参照して、パーソナルコンピュータ2で起動するエディタ100について説明する。図5〜図7は、印刷装置1にて印刷する宛名ラベルを編集し、印刷イメージを得るためのエディタ100のイメージ図である。これらのエディタ100は、パーソナルコンピュータ2のモニタ31に表示され、キーボード41やマウス42の操作により入力や指示が行われる。
図5に示すように、エディタ100の上部には、操作指示を行うためのメニューバー110が設けられている。また、エディタ100の上半分には、印刷装置1で印刷されるイメージを表示するための印刷イメージ表示領域150が設けられており、選択されたテンプレートに従って印刷対象であるオブジェクトが配置された印刷イメージ140が表示されている。印刷イメージ140の中には、オブジェクトが配置されている。図5の例では、図4に示すテンプレート1が選択された状態であり、オブジェクト201,202,203,204,205,206の6個のオブジェクトが配置された印刷イメージが表示されている。オブジェクト201及びオブジェクト204は、テンプレート1の1番目及び4番目のオブジェクトであり、それぞれの内容である固定テキスト「送付先」及び「送り主」が表示されている。オブジェクト202,203,205,206には、テンプレート1に従って、データベース内の値が差し込まれ、表示されている。
エディタ100の下半分には、現在接続している宛先データベース64の記憶内容が表示されるデータベース表示領域160が設けられている。図5の例では、図3に示した宛先データベース64が接続され、データベース表示領域160に表示されている。データベース表示領域160に表示されたデータベースは、値が記憶されているフィールドの他に、選択中のテンプレートに差し込みたいレコードとして指定されたことを示すためのフィールド650が設けられている。図5の例では、第1指定レコードとして表示中の最終レコードが指定され、第2指定レコードとして表示中の先頭レコードが指定されている。
従って、レコードが上記のように指定された結果、印刷イメージ表示領域150内のオブジェクト202には、第1指定レコードである最終レコードのaddressフィールド643の値である「東京都」が挿入されている。また、オブジェクト203には、第1指定レコードである最終レコードのnameフィールド642の値である「田中」が挿入されている。さらに、オブジェクト205には、第2指定レコードである先頭レコードのaddress643の値である「名古屋市」が挿入されている。そして、オブジェクト206には、第2指定レコードである先頭レコードのnameフィールド642の値である「山田」が挿入されている。
図6に示すのは、図5と同様に、テンプレート1が選択されている状態のエディタ100において、指定レコードが変更された場合の例である。図6に示すように、第1指定レコードとして表示中の4番目のレコードが指定され、第2指定レコードとして表示中の最終レコードが指定されている。従って、印刷イメージ表示領域150内のオブジェクト202には、第1指定レコードである4番目のレコードのaddressフィールド643の値である「大阪府」が挿入されている。また、オブジェクト203には、第1指定レコードである4番目のレコードのnameフィールド642の値である「西川」が挿入されている。さらに、オブジェクト205には、第2指定レコードである最終レコードのaddressフィールド643の値である「東京都」が挿入されている。そして、オブジェクト206には、第2指定レコードである最終レコードのnameフィールド642の値である「田中」が挿入されている。
以上のように、同一のデータベース内から複数の指定レコードのフィールドの値を差し込んで宛名ラベルを作成することができるので、返信用封筒に自分を送付先にした宛名ラベルを貼付して同封したり、転送用封筒を同封して送付先を送り主にした宛名ラベルを貼付したりすることが容易にできる。例えば、図5の状態のラベルを貼付した封筒内に、転送用の封筒を同封し、図6の状態のラベルを貼付しておけば、山田→田中→西川と順に送付されるようなラベルの作成ができる。
また、図7に示すのは、図4のテンプレート2が選択されている状態のエディタ100の例である。テンプレート2では、4つのオブジェクトが用意されており、それぞれに対して別のレコードを指定することができる。図7では、第1指定レコードとして表示中の先頭レコードが指定され、第2指定レコードとして表示中の最終レコードが指定され、第3指定レコードとして表示中の4番目のレコードが指定され、第4指定レコードは指定されていない。従って、印刷イメージ表示領域150内のオブジェクト301には、第1指定レコードである先頭レコードのnameフィールド642の値である「山田」が挿入されている。また、オブジェクト302には、第2指定レコードである最終レコードのnameフィールド642の値である「田中」が挿入されている。また、オブジェクト303には、第3指定レコードである4番目のレコードのnameフィールド642の値である「西川」が挿入されている。そして、オブジェクト304は、第4指定レコードが指定されていないので、空白のままで表示されている。図7のようなテンプレート2を用いれば、回覧物の宛先ラベルを簡単に作成することができる。
次に、以上の構成のパーソナルコンピュータ2で実行される印刷データ処理について、図8及び図9を参照して説明する。図8は、印刷データ処理のメインルーチンのフローチャートである。図9は、印刷データ処理の中で実行される文字列配列処理のフローチャートである。
まず、図8を参照して、本実施形態における印刷データ処理の全体の流れを説明する。印刷データ処理プログラムが起動されると、各種の初期化処理が実行され(S1)、エディタ100がモニタ31に表示される。次にキーボード41やマウス42による画面上のボタン入力等による入力を受け付ける(S2)。そして、受け付けた入力が予め用意された複数のテンプレートの中から使用したいテンプレートを選択する指示か否かを判断する(S3)。テンプレート選択であった場合には(S3:YES)、選択指示されたテンプレートをテンプレート記憶エリア65から読み出して印刷イメージ表示領域150内に表示するテンプレート適用処理を実行する(S4)。そして、S2に戻って再び入力を受け付ける。
テンプレート選択でなかった場合には(S3:NO)、データベース表示領域160に表示されているデータベースのレコードを指し示すカーソルの指定が指示されたか否かを判断する(S5)。カーソルの指定でない場合には(S5:NO)、印刷データ処理のその他の処理を実行し(S6)、S2に戻って再び入力を受け付ける。
カーソル指定の場合には(S5:YES)、操作者からのカーソル指定入力を受け付け、その指定されたレコードのIDフィールド641の値と、指定番号とを組にしてRAM52に記憶する(S7)。カーソルの指定は、ダイアログボックスを表示したり、データベース表示領域160に表示中のレコードをハイライトして指定番号を表示させたりする等、周知の方法で指定することができる。1件分のカーソルの指定を受け付けたら、カーソル指定の終了が指示されたか否かを判断する(S8)。なお、選択中のテンプレートで指定できる全ての数のカーソル指定が終了していなくても、操作者から終了指示があれば、カーソル指定は終了とされる。まだ終了でなければ(S8:NO)、S7に戻って次のカーソルの指定を受け付け、RAMに記憶する。終了指示があるまでS7を繰り返し、終了指示があれば(S8:YES)、その指定情報に基づいてデータベース内のレコードから値を読み出し、オブジェクトに配置する文字列配置処理を実行し(S9)、S2に戻って再び入力を受け付ける。
ここで、図8のS9で実行される文字列配置処理について、図9を参照して説明する。文字列配置処理では、選択中のテンプレートに記憶されているオブジェクトの修飾や内容を順に読み込んで処理を行なう。まず、処理対象オブジェクトのフラグ656の値が0か否かを判断する(S21)。フラグ656の値が0の場合は(S21:YES)、当該オブジェクトの内容が固定文字列であるから、オブジェクトの内容である固定文字列を、そのまま読み出し、指定された位置とフォントを用いて印刷イメージ140内に配置する(S22)。フラグ656の値が0でない、すなわち、1の場合は(S21:NO)、当該オブジェクトに指定されているレコードがデータベース内のどのレコードであるかをRAM52の記憶内容から検索し、該当するレコードの、指定されているフィールドの値を取得する。そして、その取得した文字列を、指定された位置とフォントを用いて印刷イメージ140内に配置する(S23)。
S22及びS23によりオブジェクトの配置が終了したら、次に、全てのオブジェクトの配置処理を終了したか否かを判断する(S24)。終了していなければ(S24:NO)、次のオブジェクトへ移行して(S25)、S21に戻り、上述の処理を繰り返す。全てのオブジェクトについて終了したら(S24:YES)、メインルーチンに戻る。
以上説明したように、本実施形態の印刷データ処理装置によれば、テンプレートに含まれるオブジェクトに、特定の複数のレコードのフィールドの値を差し込む指定が可能であり、操作者がデータベース内のレコードをカーソルにより複数指定すると、そのレコードのそれぞれに対応するフィールドの値がデータベース内から読み込まれ、オブジェクトに配置される。従って、フィールドとレコードの両者を変数としてデータベースの情報をオブジェクトに挿入することができる。例えば、送付先と送り主を同じデータベースのレコードを用いて作成したい場合、回覧用紙を作成したい場合などに好適に用いることができる。
尚、上記実施形態において、図8のS4でテンプレート適用処理を実行するCPU50が本発明の選択手段として機能する。図8のS9及び図9の文字列配置処理を実行するCPU50が本発明の配置手段として機能する。図8のS7でカーソル指定受付処理を実行するCPU50が本発明のレコード指定手段として機能する。
印刷装置1及びパーソナルコンピュータ2の概略を示す外観斜視図である。 パーソナルコンピュータ2の電気的構成を示すブロック図である。 宛先データベース64の記憶エリアを示す模式図である。 テンプレート記憶エリア65を示す模式図である。 印刷装置1にて印刷する宛名ラベルを編集し印刷イメージを得るためのエディタ100のイメージ図である。 印刷装置1にて印刷する宛名ラベルを編集し印刷イメージを得るためのエディタ100のイメージ図である。 印刷装置1にて印刷する宛名ラベルを編集し印刷イメージを得るためのエディタ100のイメージ図である。 印刷データ処理のメインルーチンのフローチャートである。 印刷データ処理の中で実行される文字列配列処理のフローチャートである。
符号の説明
1 印刷装置
2 パーソナルコンピュータ
17 テープ
31 モニタ
41 キーボード
42 マウス
61 プログラム記憶エリア
62 プログラム関係情報記憶エリア
63 テープ情報記憶エリア
64 宛先データベース
65 テンプレート記憶エリア
50 CPU
52 RAM
60 HDD

Claims (4)

  1. 印刷装置で印刷される印刷対象であるオブジェクトを表示する表示手段と、
    フィールド毎に情報を有するレコードの集合体であるデータベース記憶手段と、
    前記オブジェクトの配置情報や修飾情報を含む印刷の雛型であるテンプレートを記憶したテンプレート記憶手段と、
    前記テンプレート記憶手段に記憶された複数のテンプレートから使用するテンプレートを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択されたテンプレートに従って前記オブジェクトを印刷領域内に配置して前記表示手段上に表示させる配置手段とを備えた印刷データ処理装置において、
    前記データベース記憶手段に記憶されている特定のレコードを複数指定可能なレコード指定手段を備え、
    前記テンプレート記憶手段に記憶されるテンプレートは、前記オブジェクトに前記データベース記憶手段のフィールド名を指定することにより、前記レコード指定手段により指定されたレコードの当該フィールドに関連付けられるフィールド指定オブジェクトを含み、
    前記配置手段は、前記指定されたレコードの、前記フィールド指定オブジェクトに関連付けられたフィールドの値を、前記データベース記憶手段から取得し、前記選択されたテンプレートに従って前記オブジェクトを印刷領域内に配置することを特徴とする印刷データ処理装置。
  2. 前記配置手段は、前記フィールド指定オブジェクトに関連付けるためのレコードが前記レコード指定手段により指定されていない場合には、当該フィールド指定オブジェクトには値を挿入しない状態で前記選択されたテンプレートに従って前記オブジェクトを印刷領域内に配置することを特徴とする請求項1に記載の印刷データ処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の印刷データ処理装置の各種処理手段としてコンピュータを機能させるための印刷データ処理プログラム。
  4. 請求項3に記載の印刷データ処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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