JP2006307895A - ディスクブレーキ用摩擦材組立て体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用部品の加工精度の緩和によるコストの削減、生産性の向上と、堅牢な構造を両立するブレーキライニング組立体を実現する。
【解決手段】 ガイドプレート11上のガイド孔17に、トルク伝達リング23を嵌合させてライニング部材13を旋回自在に保持し、ガイドプレート11をトルク受けプレート3に固定して堅牢な筐体構造とし、筐体構造の内側に配設された第1リンクプレート7と第2リンクプレート5によって、ライニング部材13をディスクロータに押圧し、制動トルクはトルク伝達リング23でダイレクトにガイドプレート11に伝達する。このように、押圧力の伝達とトルクの伝達を別個の部材で構成することで、堅牢な構造と加工精度の緩和を両立させる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、例えば鉄道車両用のディスクブレーキ装置に使用されるディスクブレーキ用摩擦材組立て体に関し、特に、使用部品の加工精度の緩和によるコストの節減、生産性の向上を実現するための改良に関する。
ディスクブレーキ装置は、車軸に固定されるディスクロータと、このディスクロータに対峙して配置されるトルク受けプレートと、このトルク受けプレートをディスクロータに向かって進退駆動するアクチュエータを内蔵して車体フレームに固定されるブレーキキャリパと、前記トルク受けプレートのディスクロータ側の面に組み付けられるライニング部材等から構成されていて、前記トルク受けプレートをディスクロータ側に進出させて前記ライニング部材をディスクロータに押圧させた時の摺動摩擦により、制動力を発生する。
鉄道車両用のディスクブレーキ装置では、ディスクロータやブレーキライニングが大型であるため、ディスクロータに押圧させるライニング部材を一体部品で形成すると、摩擦熱等でディスクロータに発生するうねり等のために非接触の領域が多くなり、安定した摩擦面積を維持できず、安定した制動特性が得られない。
そこで、このような問題を解決するために、トルク受けプレート上には多数個の第2リンクプレートを略平面上に敷設し、各第2リンクプレート上には多数個の第1リンクプレートを互いに独立に旋回自在に敷設し、各第1リンクプレート上には多数個のライニング部材を互いに独立に旋回自在に配設して、前記トルク受けプレートのディスクロータ側への移動により、各第1リンクプレート上の各ライニング部材をディスクロータに接触させる構成のブレーキライニングが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような構成のブレーキライニングでは、小さく分割された各ライニング部材が、それぞれ個別の旋回動作でディスクロータ表面のうねりに追従して、ディスクロータ表面に接触するため、安定した摩擦面積を維持して、安定した制動特性を維持できる。
特表平10−507250号公報
ところで、上記特許文献1に記載のブレーキライニングでは、トルク受けプレート上でのライニング部材の位置規制は、ライニング部材の表面と平行な方向、及びライニング部材の表面と直交する方向のいずれも、球面接触部によりライニング部材を旋回自在に第1リンクプレートに連結している第1のユニバーサルジョイントで行っている。また、第1リンクプレート上での第2リンクプレートの位置規制も、ライニング部材の表面と平行な方向、及びライニング部材の表面と直交する方向のいずれも、球面接触部により第1リンクプレートを旋回自在に第2リンクプレートに連結している第2のユニバーサルジョイントで行っている。
その結果、制動時にライニング部材に作用する制動トルクは、全て、ユニバーサルジョイントの球面接触部を介して、ライニング部材から第1リンクプレートへ、第1リンクプレートから第2リンクプレートへと順に伝達され、そして最終的に第2リンクプレートが結合されているトルク受けプレートに伝達されることになり、各ユニバーサルジョイントを堅牢に、且つ、各ユニバーサルジョイントの球面接触部を高精度に加工しておかないと、一部のユニバーサルジョイントに過大な負荷が集中して、破損を招く虞がある。
しかし、ユニバーサルジョイントの使用箇所が多いため、全てのユニバーサルジョイントを堅牢な構成とし、且つ、その球面接触部、及び該球面接触部が接触する相手側接触部を高精度に加工しなければならないとなると、部品の加工コストが嵩み、ブレーキライニングのコストアップや、生産性の低下を招くという問題があった。
そこで、本発明の目的は上記課題を解消することに係り、使用部品の加工精度の緩和、使用するライニング部材の数の減少等によりコストの節減、生産性の向上を実現することのできるブレーキライニング及びその製造方法を提供することである。
上記目的は下記構成により達成される。
(1) 本発明に係るディスクブレーキ用摩擦材組立て体は、多数のライニング部材保持用孔部が、リンクプレーとの配置間隔に相応する所定間隔で形成され、ディスクロータ面と平行に配置されたガイドプレートに、外形部が球面形状であるトルク伝達リングをガイドプレートの孔部に嵌合させ、ガイドプレートの一方の面側にライニング部材、他方の面側にばね部材を配設して、リベット又は締結ロッドによってガイドプレートを挟んで、ライニング部材が旋回自在に保持されるよう組付け、リンクプレートが制動のための押圧力を受けると、リンクプレートによってリベット又は締結ロッドが押圧され、トルク伝達リングを介してライニング部材がディスクロータ面に押圧されるよう構成する。
(2) 上記(1)に記載の構成で、ライニング部材を押圧するリンクプレートは、所定の押圧位置で位置決めされ、且つ、ライニング部材がトルク伝達リングによるガイドプレート孔部での旋回自在性に支障を与えないようにするため、リベット又は締結ロッドとの接触部が所定の曲率差を持って係合している。
(3) 上記(1)(2)に記載の構成で、多数のライニング部材が組付けられたガイドプレートとトルク受けプレートの間にリンクプレートが配設され、ガイドプレートとトルク受けプレートを締結(或いは、ガイドプレートにトルク受けを設けてカバー部材を締結)して筐体構造とし、ばね部材の荷重で、関連部品をディスクロータと直交する方向に対して隙間無く当接させ、十分な強度と、操作力の迅速な伝達を容易にしている。
(4) 上記(1)〜(3)記載の構成で、多数のライニング部材のうちの異なる二つずつを個々に押圧する一対の第1リンクプレートと、これらの一対の第1リンクプレートと前記多数のライニング部材のうちの他の一つとを同時に押圧する一つの第2リンクプレートとを設け、5個のライニング部材を押圧する二段のリンク機構を構成し、熱等によるディスクロータ面の変形に対応して、それぞれのライニング部材の安定した押圧を可能にしている。
(5) 上記(1)〜(4)記載の構成で、それぞれ第1リンクプレート、第2リンクプレートの押圧位置を選定することで、例えば、外周側に位置するライニング部材と内周側に位置するライニング部材とが、それぞれ適切な押圧力となるような調整を可能にする。
上記(1)に記載のブレーキライニングでは、ライニング部材の位置規制は、ライニング部材のディスクロータ面と平行な方向に対しては、ライニング部材と一体的に固定されているトルク伝達リングと、ガイドプレートの孔部との嵌合によって行い、また、ディスクロータ面と直交する方向に対しては、ライニング部材と第1リンクプレートとの接触部によって行う。
従って、制動時にライニング部材に作用する制動トルクは、トルク伝達リングからガイドプレートに伝達され、当該ガイドプレートと一体化されているトルク受けプレートにダイレクトに伝達される。また、ディスクロータへライニング部材を押圧する押圧力は、ライニング部材と第1リンクプレートとの接触部を介して、第1リンクプレートと第2リンクプレートとの接触部から第2リンクプレートへ、第2リンクプレートとトルク受けプレートとの接触部からトルク受けプレートへと伝達される。
即ち、ライニング部材から制動トルクを受ける部材と、ライニング部材から押圧力を受ける部材とが別個に設定されており、ライニング部材に押圧力を伝達する、ライニング部材と第1リンクプレートとの接触部、第1リンクプレートと第2リンクプレートとの接触部及び第2リンクプレートとトルク受けプレートとの接触部には、大きい負荷となる制動トルクが作用しない。
そのため、押圧力を伝達する各接触部は制動トルクを受け止める玉継手等の堅牢な係合にする必要がなく、加工精度の緩和によるコスト節減、生産性の向上を実現することができる。
上記(2)に記載のブレーキライニングでは、ライニング部材がガイドプレートの孔部で位置決めされ、且つ、外径部が球面状であるトルク伝達リングで旋回自在に保持されているため、ライニング部材とリンクプレートとの接触部は、旋回自由度が維持できる曲率差で係合していればよく、高精度の加工を必要としない。
上記(3)に記載のブレーキライニングは、多数のライニング部材が組付けられたガイドプレートは、制動トルクを受け、押圧力は受けないことから板圧を薄くすることができ、さらに、ガイドプレートとトルク受けプレートを締結(或いは、ガイドプレートにトルク受けを設けてカバー部材を締結)して筐体構造とするため、より強固な構造にすることができる。また、筐体構造の内部にリンクプレートが配設され、ばね部材の荷重で、隙間無く当接させるとともに、ディスクロータと直交する方向の精度が容易に確保できる。
上記(4)に記載のブレーキライニングは、第2リンクプレートで第1リンクプレートを二つと、一つのライニング部材とを同時に押圧することで、5個のライニング部材で二段のリンク機構を構成し、少ない数のライニング部材で、それぞれのライニング部材に均等な押圧力が伝達できる。
上記(5)に記載のブレーキライニングは、それぞれ第1リンクプレート、第2リンクプレートの押圧位置を選定することで、ライニング部材がどこに位置しているかによって、それぞれ適切な押圧力となるように調整することができ、より効果的な制動が実現できる。
以下、本発明に係るブレーキライニングの好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1乃至図17は本発明に係るブレーキライニングの第1の実施の形態を示したもので、図1は本発明に係るブレーキライニングの第1の実施の形態の斜視図、図2は図1に示したブレーキライニングを背面側から見た斜視図、図3は図1に示したブレーキライニングの正面図、図4は図3のA矢視図、図5は図3のB−B線断面図、図6は図3のC−C線断面図、図7は図2に示したブレーキライニングからトルク受けプレートを取り外した状態の斜視図、図8は図7のD矢視図、図9は図7の状態から第2リンクプレートを取り外した状態の斜視図、図10は図9のE矢視図、図11は図9の状態から第1リンクプレートを取り外した状態(即ち、ライニング組立体)の斜視図、図12は図11のF矢視図、図13は図11に示したライニング組立体の分解斜視図、図14は図13に示したガイドプレートのガイド孔と、このガイド孔に嵌め合わされるトルク伝達リングの断面図、図15は図13に示したライニング部材に、該ライニング部材をガイドプレートのガイド孔に保持させる係止部材を取り付けた状態の斜視図、図16は図13に示した第1リンクプレートの説明図で、(a)は正面図、(b)は側面図、図は図13に示した第2リンクプレートの説明図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
この第1の実施の形態のブレーキライニング1は、鉄道車両用ディスクブレーキ装置に使用されるもので、車軸上のディスクロータに対峙して配置されて車体フレームに固定されたブレーキキャリパに内蔵されたアクチュエータによってディスクロータに向かって進退駆動されるトルク受けプレート3と、図11に示すようにガイドプレート11に組付けられた多数のライニング部材13との間に、図7及び図9示すようにこれらのライニング部材13のうちの異なる二つずつと接触するように敷設された四つの第1リンクプレート7と、これら四つの第1リンクプレート7のうちの一対と他の一つのライニング部材13とを同時に押圧するように敷設された一つの第2リンクプレート5を二つ備えて構成されている。
ライニング組立体9は、図11及び図12に示すように、トルク受けプレート3にねじ止め固定される単一のガイドプレート11に、多数個のライニング部材13を組み付けて、ユニット化(サブアッセンブリ化)したものである。
ガイドプレート11は、図13に示すように、単一の板材で、外周縁部に、適宜間隔でねじ孔15が貫通形成されていて、該ねじ孔15を挿通させたねじ部材によって、トルク受けプレート3に固定される。
また、ガイドプレート11には、ライニング部材13を組み付けるためのライニング部材保持用孔部となるガイド孔17が所定間隔で形成されている。ガイド孔17は、ライニング部材13よりも小径の円形孔である。
ガイドプレート11のトルク受けプレート3側の面の上に配置される各ライニング部材13は、図13に示すジョイント機構21により、ガイドプレート11のガイド孔17を介してガイドプレート11に取り付けられる。
ジョイント機構21は、図5,6及び図13に示すように、ライニング部材13の背面に重ねられてガイド孔17に嵌合するトルク伝達リング23と、このトルク伝達リング23の背面側に重ねられる略円板状のばね部材25と、軸部27aがライニング部材13及びトルク伝達リング23及びばね部材25の中心部を挿通してこれらを連結するリベット(又は締結ロッド)27と、このリベット27の頭部に装着されて第1リンクプレート7との接続部となるジョイント部材29とから構成されている。
本実施の形態の場合、ライニング部材13は、外形が略六角形に成形されたライニング本体13aと、このライニング本体13aの裏面に貼付された裏板13bとを備えた構成で、図5に示すように、裏板13bの中心に貫通形成されたリベット(又は締結ロッド)挿通用孔13cの孔径は、ライニング本体13aの中心に貫通形成されたリベット(又は締結ロッド)挿通用孔13dよりも小さく設定されている。
トルク伝達リング23は、図14に拡大して示すように、外形がガイド孔17の内径よりも若干小さく設定された外径が球面の円板状で、中心には、リベット(又は締結ロッド)27の軸部27aを挿通させるリベット(又は締結ロッド)挿通用孔23aが貫通形成されている。
このトルク伝達リング23は、制動時に、ライニング部材13に作用する制動トルクによって外径球面部がガイド孔17の円筒内面部に当接し、制動トルクをガイドプレート11に伝達する役割を果たすとともに、ガイド孔17の円筒内面部で旋回自在性を確保し、ライニング部材13をディスクロータ面に均一に押圧する。
トルク伝達リング23は、制動トルクを受けるのに十分な強度を有した材料で形成されている。
ばね部材25は、外周の数カ所に、半径方向に切れ込む切欠部25aを設けた板ばねで、外形寸法はガイド孔17の内径よりも大きく設定されている。このばね部材25の中心には、リベット(又は締結ロッド)27の軸部27aを挿通させるリベット(又は締結ロッド)挿通用孔25bが貫通形成されている。このリベット(又は締結ロッド)挿通用孔25bは、トルク伝達リング23のリベット(又は締結ロッド)挿通用孔23aよりも大径に設定されている。
リベット(又は締結ロッド)27は、図5に示すように、ライニング部材13及びトルク伝達リング23及びばね部材25の中心部を挿通する軸部27aと、この軸部27aの一端側に装備する頭部27bとを備えている。この頭部27bは、図5に示すように、トルク伝達リング23のリベット(又は締結ロッド)挿通用孔23aよりも大径に設定された拡径部を備えており、リンクプレート7と向かい合う側には凹又は凸の球面27eが形成されている。
リベット(又は締結ロッド)27は、図5に示すように、ガイド孔17にトルク伝達リング23を嵌合させた状態で、ばね部材25、トルク伝達リング23、ライニング部材13の各リベット(又は締結ロッド)挿通用孔25b,23a,13cに挿通された軸部27aの端部をかしめる(又は軸部27aに溝部を設けてクリップを装着する)ことで、ライニング部材13にトルク伝達リング23とばね部材25とを結合する。そして、図5に示すように、ライニング部材13とばね部材25がガイドプレート11を挟持し、ガイド孔17内に嵌合(遊嵌)されたトルク伝達リング23は、ガイド孔17に保持された状態に維持される。
ガイドプレート11上の全てのガイド孔17の位置に、上記方法によって、ライニング部材13、トルク伝達リング23、ばね部材25を組付けるとライニング組立体9が完成する。
本実施の形態の場合、ジョイント部材29は、図5及び図13に示すように、一端側にリベット27の球面凹面27eに球面凹面27eの曲率よりも略0.5mm程度小さい曲率で球面接触する球面凸面29aを持ち、他端側に第1リンクプレート7の支持孔7aに嵌合支持される軸部29bを備えた構成で、球面凹面27eと球面凸面29aとが曲率差を持って接触していることでライニング部材13がガイドプレート11の孔部17との嵌合部で旋回自在性を保たれるようになっている。また、この球面接触部が第1リンクプレート7からライニング部材13に押圧力を伝達するための当接部となっている。
第1リンクプレート7は、図9,16に示すように、それぞれジョイント部材29が嵌着する支持孔7aが形成されており、各支持孔7aに嵌着されたジョイント部材29とライニング部材13との接触部がライニング面と平行方向に隙間(例えば曲率差)を持って係合していることによって、ライニング部材13がガイドプレート11のガイド孔17の円筒面で旋回自在であることを可能に支承する。また、第1リンクプレート7の所定の位置には、第2リンクプレート5と接触して係合するためのジョイント支持孔7bが貫通形成されている。
第2リンクプレート5は、図7,17に示すように、隣接する2つの第1リンクプレート7の所定位置に対応する位置、及び第1リンクプレート7に支承がされていない1つのライニング部材13のリベット(又は締結ロッド)27に形成された球状凹面27eに対応する位置の合計3箇所に、前記ジョイント部材29の球状凸面29aを、隣接する2つの第2リンクプレート7の所定位置、及び第2リンクプレート7による支承がなされていない1つのライニング部材13の球状凹面27eに当接させて、これを所定の自由度をもって旋回自在に支承する。
また、この第2リンクプレート5の所定位置にも、ジョイント部材29が嵌着する支持孔5aが装備される。
第2リンクプレート5の所定位置の支持孔5aには、図6に示すように、球状凸面29aを外側(第1リンクプレート7とは逆側)に向けてジョイント部材29が装着される。このジョイント部材29は、トルク受けプレート3の背面側に接合・一体化された支持バー3aの内側に形成された球状凹面3bに当接して、所定の自由度をもって旋回自在に支承される。
なお、第2リンクプレート5の所定位置の支持孔5aに装着されるジョイント部材29の球状凸面29aは、図6上での比較でも明らかなように、他の場所で使用するジョイント部材29よりも大きく形成されている。これは、合計5個分のライニング部材13をディスクロータに押圧させるのに必要な大きな押圧力が作用するからである。
以上のブレーキライニング1は、予め、図11に示すようにガイドプレート11に全てのライニング部材13を組付けたライニング組立体9として事前組立てし、次いで、図9及び図7に示すように、ライニング組立体9上に第1リンクプレート7及び第2リンクプレート5を組付けた後、ガイドプレート11をトルク受けプレート3に固定することで組立て完成させる。
以上に説明したブレーキライニング1では、トルク受けプレート3上でのライニング部材13の位置規制は、ライニング部材13の表面と平行な方向に対しては、ライニング部材13に装着したトルク伝達リング23とガイドプレート11の孔部17との嵌合によって行い、また、ライニング部材13の表面と直交する方向に対しては、ライニング部材13一端に装備される球面接触部によって行う。
従って、制動時にライニング部材13に作用する制動トルクは、トルク伝達リング23からガイドプレート11に伝達され、当該ガイドプレート11が固定されているトルク受けプレート3にダイレクトに伝達される。また、ディスクロータへライニング部材13を押圧する押圧力は、トルク受けプレート3から第2リンクプレート5へ、第2リンクプレート5から第1リンクプレート7へ、第1リンクプレート7からライニング部材13へと伝達される。
即ち、ライニング部材13制動トルクを受ける部材と、ライニング部材13が押圧力を受ける部材とが別個に設定されている。また、加工の難しい球面部は約0.5mm程度の曲率差を持って形成され、押圧力の伝達が主であることから、高精度の加工を必要としないため容易に加工できる。このように、押圧力の伝達と、制動トルク受けの部材とを分離して構成することにより、加工精度を緩和しても制動トルクをしっかりと受け止める堅牢な位置決めが実現できるとともに、コストの節減、生産性の向上を実現することができる。
また、上記のように多数のライニング部材13は、予めガイドプレート11に組付けて、ライニング組立体9とした後、第1リンクプレート7や第2リンクプレート5の組付けを行うことで、組付け性が向上し、生産性の向上を図ることができる。
図18乃至図28は本発明に係るブレーキライニング30の第2の実施の形態を示したもので、図18は本発明に係るブレーキライニング30の第2の実施の形態の斜視図、図19は図18に示したブレーキライニング30の正面図、図21は図20のG矢視図、図22は図20のH−H断面図、図23は図19に示したブレーキライニング30からトルク受けプレート3を取り外した状態の斜視図、図24は図23に示した状態から第2リンクプレート5を取り外した状態の斜視図、図25は図24に示した第1リンクプレート7と、この第1リンクプレート7が接触する3つのライニング部材13との位置関係の説明図、図26は図25のI矢視図、図27は図25に示したライニング部材13と、該ライニング部材13をガイドプレート11のガイド孔17に保持させる係止部材との分解斜視図、図28は図23のJ−J断面斜視図である。
この第2の実施の形態のブレーキライニング30は、ライニング部材13の装備数を更に多数にしたもので、それに伴い、ライニング組立体9上のライニング部材13が個別に旋回可能な状態を維持して接触する第1リンクプレート7や、多数の第1リンクプレート7の重心位置を押圧する第2リンクプレート5の配設位置により、トルク受けプレート3の形状を変更しているが、基本的な構成は、第1の実施の形態の場合と共通であるので、第1の実施の形態と共通な番号を付すことにより、各部の構成の説明は省略する。
なお、本実施の形態の場合、第1リンクプレート7とライニング部材13との接触部は、ジョイント部材29の代わりに鋼球31を使用している。第2リンクプレート5をトルク受けプレート3に旋回自在に接触させるためにジョイント部材29を使用した点は、第1の実施の形態と共通である。
本実施の形態では、ライニング部材13の装備数を増大させたため、より小さな接触面積単位で、ディスクロータとの接触性を改善することができ、制動特性を更に安定化することができる。
なお、本発明に係るブレーキライニングにおいて、1つのガイドプレート11へのライニング部材13の装備数は、上記実施の形態に限定するものではない。
また、上記の各実施の形態は、トルク受けプレート3からライニング部材13への押圧力の伝達に、第2リンクプレート5及び第1リンクプレート7の2枚のリンクプレートを介在させたが、介在させるリンクプレートの数量も、上記実施の形態に限定しない。
例えば、ライニング部材13の装備数が第2の実施の形態よりも更に増加する場合には、第1リンクプレートを押圧する第2リンクプレートの数量を増やすと共に、多数の第2リンクプレートを押圧する第3リンクプレートを、トルク受けプレート3との間に追加するようにしても良い。
本発明に係るブレーキライニングの第1の実施の形態の斜視図である。 図1に示したブレーキライニングを背面側から見た斜視図である。 図1に示したブレーキライニングの正面図である。 図3のA矢視図である。 図3のB−B線断面図である。 図3のC−C線断面図である。 図2に示したブレーキライニングからトルク受けプレートを取り外した状態の斜視図である。 図7のD矢視図である。 図7の状態から第2リンクプレートを取り外した状態の斜視図である。 図9のE矢視図である。 図9の状態から第1リンクプレートを取り外した状態(即ち、ライニング組立体)の斜視図である。 図11のF矢視図である。 図11に示したライニング組立体の分解斜視図である。 トルク伝達リングとガイド孔との係合状態を説明する図である。 図13に示したライニング部材に、該ライニング部材をガイドプレートのガイド孔に保持させる係止部材を取り付けた状態の斜視図である。 図13に示した第1リンクプレートの説明図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図13に示した第2リンクプレートの説明図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本発明に係るブレーキライニングの第2の実施の形態の斜視図である。 図18に示したブレーキライニングを背面側から見た斜視図である。 図18に示したブレーキライニングの正面図である。 図20のG矢視図である。 図19のH−H断面図である。 図19に示したブレーキライニングからトルク受けプレートを取り外した状態の斜視図である。 図23に示した状態から第2リンクプレートを取り外した状態の斜視図である。 図24に示した第1リンクプレートと、この第1リンクプレートが支持する3つのライニング部材との位置関係の説明図である。 図25のI矢視図である。 図25に示したライニング部材と、該ライニング部材をガイドプレートのガイド孔に保持させる係止部材との分解斜視図である。 図23のJ−J断面斜視図である。
符号の説明
1 ブレーキライニング
3 トルク受けプレート
5 第2リンクプレート
5a 支持孔
7 第1リンクプレート
7a 支持孔
9 ライニング組立体
11 ガイドプレート
13 ライニング部材
15 ねじ孔
17 ガイド孔
21 ジョイント機構
23 トルク伝達リング
25 ばね部材
27 リベット
27a 軸部
27b 頭部
27c 第1拡径部
27d 第2拡径部
27e 球状凹面(球面接触部)
29 ジョイント部材
29a 球面凸面(球面接触部)
30 ブレーキライニング
31 鋼球(ジョイント部材)

Claims (5)

  1. 多数のライニング部材により構成されるディスクブレーキ用の摩擦材組立て体であって、
    それぞれの前記ライニング部材が多数のライニング部材保持用孔部を有するガイドプレートの孔部に保持されるよう組付けられ、前記ガイドプレートの孔部に嵌合するトルク伝達リングの外形部を球面状にして旋回可能にし、リベット又は締結ロッドによって前記ガイドプレートの孔部に嵌合する前記トルク伝達リングが前記ライニング部材とばね部材とで挟まれるように組付けられ、各ライニング部材が旋回可能であるとともに、リンクプレートによってディスクロータ面に押圧されることを特徴とするディスクブレーキ用摩擦材組立て体。
  2. 請求項1記載のディスクブレーキ用摩擦材組立て体であって、
    ディスクロータ面に平行に配置される前記ガイドプレートに設けられた多数の前記孔部に、それぞれ前記ライニング部材が組み付けられ、少なくとも二つ以上の前記ライニング部材が、それぞれ前記ガイドプレートの孔部で旋回可能であることが維持されるように、一つの前記リンクプレートで押圧されることを特徴とするディスクブレーキ用摩擦材組立て体。
  3. 請求項1,2記載のディスクブレーキ用摩擦材組立て体であって、
    多数の前記ライニング部材が組付けられた前記ガイドプレートが前記リンクプレートを挟んでトルク受けプレートと締結して前記ガイドプレートと前記トルク受けプレートとで筐体構造を形成していることを特徴とするディスクブレーキ用摩擦材組立て体。
  4. 請求項1〜3記載のディスクブレーキ用摩擦材組立て体であって、
    前記多数のライニング部材のうちの異なる二つずつを個々に押圧する一対の第1リンクプレートと、これらの一対の第1リンクプレートと前記多数のライニング部材のうちの他の一つとを同時に押圧する一つの第2リンクプレートを配設したことを特徴とするディスクブレーキ用摩擦材組立て体。
  5. 請求項1〜4記載のディスクブレーキ用摩擦材組立て体であって、
    それぞれの前記ライニング部材がディスクロータ面に適切な荷重配分で押圧されるように各リンクプレートの押圧位置が決められていることを特徴とするディスクブレーキ用摩擦材組立て体。
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