JP2006306420A - ヒートシール装置及び薬剤分包装置 - Google Patents

ヒートシール装置及び薬剤分包装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006306420A
JP2006306420A JP2005129359A JP2005129359A JP2006306420A JP 2006306420 A JP2006306420 A JP 2006306420A JP 2005129359 A JP2005129359 A JP 2005129359A JP 2005129359 A JP2005129359 A JP 2005129359A JP 2006306420 A JP2006306420 A JP 2006306420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
sheet
sealing
medicine
weldable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005129359A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoichiro Tanida
智一郎 谷田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takazono Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Takazono Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takazono Sangyo Co Ltd filed Critical Takazono Sangyo Co Ltd
Priority to JP2005129359A priority Critical patent/JP2006306420A/ja
Publication of JP2006306420A publication Critical patent/JP2006306420A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Package Closures (AREA)

Abstract

【課題】 ヒートシール部位どうしのオーバーラップ領域におけるシート破れ等のシール不良を抑えることができるヒートシール装置及びこのヒートシール装置を備えた薬剤分包装置の提供。
【解決手段】 ヒートシール部材にて熱溶着性シート300に対してシート長手方向Xの一部及びシート幅方向Yに順次ヒートシールし、ヒートシール部位どうしを部分的にオーバーラップさせて包装体Hを形成するヒートシール装置において、一のヒートシール部位を形成した後で次段のヒートシール部位を形成する前に一のヒートシール部位におけるオーバーラップ領域となる予定領域61を強制的に冷却させる冷却手段62を設けた構成。
【選択図】 図5

Description

本発明は、長尺の熱溶着性シートに対してヒートシールするためのヒートシール部材を備え、ヒートシール部材にて熱溶着性シートをシート長手方向の一部及びシート幅方向に順次ヒートシールしていき、該ヒートシールの際に、一のヒートシール動作におけるヒートシール部位と、次段のヒートシール動作におけるヒートシール部位とをオーバーラップさせて該シートからそれぞれ別個に区画された包装体を形成するヒートシール装置及びこのヒートシール装置を備えた薬剤分包装置に関する。
長尺の熱溶着性シートに対してヒートシールを行い、該シートからそれぞれ別個に区画された包装体を形成するヒートシール装置は、従来より薬剤分包装置等に使用されている。斯かるヒートシール装置では、一般的には、熱溶着性シートに対してヒートシールするためのヒートシール部材を備え、該ヒートシール部材にて熱溶着性シートをシート長手方向の一部及びシート幅方向に順次ヒートシールしていき、該ヒートシールの際に、一のヒートシール動作におけるヒートシール部位と、次段のヒートシール動作におけるヒートシール部位との間を空けないようにするために、一のヒートシール部位と、次段のヒートシール部位とをオーバーラップさせて該シートからそれぞれ別個に区画された包装体を形成している。
ところが、上記従来のヒートシール装置では、ヒートシールするにあたり、熱溶着性シートに所望の熱量を加えることで、該シートのヒートシール部位で良好なシール性が得られるのであるが、一のヒートシール部位と、次段のヒートシール部位とのオーバーラップ領域に実質的に加わる熱量は、一のヒートシール部位に加える熱量と、次段のヒートシール部位に加える熱量とを合計した熱量となるので、このオーバーラップ領域では、オーバーラップ領域以外のヒートシール部位に比べ、余計な熱量が加わることになり、従って、熱溶着性シートのシール性が低下し易く、例えば、過熱によるシートの破れ等が発生し易く、これにより、オーバーラップ領域にシール不良を招くことがある。
そこで本発明は、一のヒートシール部位と、次段のヒートシール部位とのオーバーラップ領域におけるシート破れ等のシール不良を抑えることができるヒートシール装置及びこのヒートシール装置を備えた薬剤分包装置の提供を課題とする。
本発明のヒートシール装置は、長尺の熱溶着性シートに対してヒートシールするためのヒートシール部材を備え、該ヒートシール部材にて前記熱溶着性シートをシート長手方向の一部及びシート幅方向に順次ヒートシールしていき、該ヒートシールの際に、一のヒートシール動作におけるヒートシール部位と、次段のヒートシール動作におけるヒートシール部位とを部分的にオーバーラップさせて該シートからそれぞれ別個に区画された包装体を形成するヒートシール装置において、前記一のヒートシール部位を形成した後で次段のヒートシール部位を形成する前に一のヒートシール部位におけるオーバーラップ領域となる予定領域を強制的に冷却させる冷却手段を設けたことを特徴としている。
上記構成において、一のヒートシール動作によって一のヒートシール部位が形成されるとともに、このヒートシール部位にオーバーラップ領域となる予定領域が形成され、予定領域は、一のヒートシール動作後に冷却手段でもって強制的に冷却され、その後に次段のヒートシールがなされてオーバーラップ領域が形成される。そして、一のヒートシール部位における予定領域は、ヒートシール後に冷却手段でもって強制的に冷却されているから、次段のヒートシール動作がなされて形成されるオーバーラップ領域には余計な熱が加わることなくこれが形成されることになる。従って、オーバーラップ領域は良好なシール性を有することになり、オーバーラップ領域のシール不良に伴うシートの破れ等の発生が抑制される。
本発明の長尺の熱溶着性シートに対してヒートシールするためのヒートシール部材を備え、該ヒートシール部材にて前記熱溶着性シートをシート長手方向の一部及びシート幅方向に順次ヒートシールしていき、該ヒートシールの際に、一のヒートシール動作におけるヒートシール部位と、次段のヒートシール動作におけるヒートシール部位とをオーバーラップさせて該シートからそれぞれ別個に区画された包装体を形成するヒートシール装置において、前記次段のヒートシール部位を形成した後にオーバーラップ領域を強制的に冷却させる冷却手段を設けたことを特徴としている。
上記構成において、一のヒートシール動作によって一のヒートシール部位が形成されるとともに、このヒートシール部位にオーバーラップ領域となる予定領域が形成され、その後に次段のヒートシールがなされてオーバーラップ領域が形成される。オーバーラップ領域は冷却手段によって徐々に(自然に)冷却されることなく、強制的に冷却される。このように、オーバーラップ領域は形成されるとすぐに冷却手段でもって強制的に冷却されオーバーラップ領域の余計な熱は強制的に取除かれるから、オーバーラップ領域は良好なシール性を有することになり、オーバーラップ領域のシール不良に伴うシートの破れ等の発生が抑制される。
冷却手段は空気を吐出するノズルを有することが好ましい。この構成によれば、小さなスペースに冷却手段を配置することが可能となり、且つ簡単な構成でもって予定領域あるいはオーバーラップ領域の冷却が可能となる。
本発明の薬剤分包装置は、前記本発明に係るヒートシール装置と、薬剤を所定量毎に分配し且つ該所定量毎の薬剤を排出する薬剤分配装置と、該薬剤分配装置から排出される薬剤を熱溶着性シートに供給する薬剤供給装置とを備え、前記薬剤装置から前記薬剤供給装置を経て薬剤が供給される熱溶着性シートをヒートシール装置でヒートシールして、個々の包装体を形成することを特徴としている。
上記構成において、予定領域あるいはオーバーラップ領域は強制的に冷却されて、確実にシールされた個々の包装体が形成される。
以上説明したように本発明によると、熱溶着性シートの予定領域あるいはオーバーラップ領域を強制的に冷却するから、オーバーラップ領域に熱溶着性シートのシール性の低下を抑制でき、これにより、一のヒートシール部位と、次段のヒートシール部位とのオーバーラップ領域におけるシートの破れ等のシール不良を抑えることができるヒートシール装置及び薬剤分包装置を提供することができる。
以下、添付図面を適宜参照しつつ、本発明に係るヒートシール装置の一実施形態について説明する。なお、本実施形態では、ヒートシール装置が薬剤分包装置に組み込まれて使用される場合を例にして説明する。
図1は、ヒートシール装置が組み込まれた薬剤分包装置を概略的に示す斜視図である。図1に示すように、薬剤分包装置100は、幅方向中心で折り畳まれた熱溶着性シート300(分包紙)に対してヒートシールを行うためのヒートシール装置1と、薬剤(散薬及び/又は錠剤)を所定量毎に分配し且つ当該所定量毎の薬剤を排出する薬剤分配装置200と、薬剤分配装置200から排出される薬剤を熱溶着性シート300によって形成される包装体H内へ供給する薬剤供給装置400とを備えている。なお、図中の符号60は、ヒートシール装置1の後述するヒートシール部材を覆う保護カバーである。
また、薬剤分包装置100は、支持壁11を有する架台部材10と、支持壁11の一方面側11a及び他方面側に延びるように支持壁11に相対回転自在に装着された紙管ドラム20と、紙管ドラム20に支持された紙管体310から熱溶着性シート300を繰り出す駆動手段(図示せず)とを備えている。
なお、図中の符号91、92、93は、紙管体310から繰り出された熱溶着性シート300を案内する案内バーであり、必要又は所望に応じて、薬剤分包装置100に備えられる。
図2は、ヒートシール装置周辺の概略構成を拡大して示す斜視図である。紙管ドラム20には、重合された状態(一枚のシートを長手方向に沿った中心線で二つ折りにした状態や二枚のシートを重ね合わせた状態等、種々の態様が含まれる)で搬送されるグラシンポリエチレン又はセロハンポリエチレン等からなる長尺の熱溶着性シート300が巻回されており、熱溶着性シート300は、案内バー91、92、93を介して、矢符Xの方向に搬送される。
搬送された熱溶着性シート300は、ヒートシール装置1によって、シート長手方向(図中X方向)の一部及びシート幅方向(図中Y方向)がヒートシールされる。前述した薬剤分配装置200(図1)から排出された薬剤は、ヒートシール装置1よりも熱溶着性シート300の搬送方向上流側に配設された薬剤供給装置400を構成するホッパ20を介して、熱溶着性シート300のヒートシールされていない長手方向Xの開口部を通じて包装体H内へ供給される。
薬剤が供給された後、ヒートシール装置1によって、前記ヒートシールされていない長手方向Xの開口部及び幅方向Yがヒートシールされて個々の包装体Hが形成され、搬送ローラ40によって出口へ向けて搬送される。このとき、薬剤が供給された熱溶着性シート300は上流側から下流側、つまり長手方向Xに順次間欠的に繰り出される。そして、ヒートシール装置1にてシート長手方向Xの一部(図3に符号L1で示す)及びシート幅方向Yの一部(図3のB1で示す)が順次ヒートシールされて、それぞれ別個に区画された包装体Hが形成されるものである。このようなヒートシールの際に、図3に示すように、一のヒートシール動作によって形成されるヒートシール部位R1と、図4に示すように、次段のヒートシール動作によって形成されるヒートシール部位R2とのシート長手方向Xの一部が後述のヒータ部材S(発熱体)によってオーバーラップしてヒートシールされる。
図2に示すように、ヒートシール装置1は、ヒータ台3Aと、熱溶着性シート300の重合面P1を挟んで対向配置されたヒータ受け台3Bとを備えている(図2では、図1に示す保護カバー60は図示省略)。図5に示すように、ヒータ台3Aは、ヒートシール部材31と、該ヒートシール部材31の外表面設けられた(露出)した前記ヒータ部材Sとを備えている。ヒータ台3Aは、本実施形態では、3方に延びるよう正面視略T字状に形成されており、例えば、アルミニウム等の金属材料から構成されている。
前記ヒータ部材Sは熱溶着性シート300に直接接触してヒートシールを行うものである。ヒータ部材Sはヒータ台3Aの外表面に沿うよう3方に延びている。すなわち、ヒータ部材Sは、第1水平部50、第2水平部51、及びU字部52から1本の発熱部材から形成されている。U字部52は一対の垂直部53,54と、垂直部53,54の下端部どうしを連接する反転部55を有している。垂直部53の上端部と第1水平部50の端部が屈曲するよう連接され、垂直部54の上端部と第2水平部51の端部とが屈曲するよう連接されている。第1水平部50、第2水平部51のそれぞれ端部には不図示の電源に接続される端子56,57が連接されている。端子56,57はそれぞれ第1水平部50、第2水平部51に比べて幅広に形成されて放熱機能を有する。換言すれば第1水平部50、第2水平部51の端部の温度を低く維持するものである。
ヒータ台3A及びヒータ受け台3Bは、熱溶着性シート300の重合面P1に直交する方向Zへ移動可能とされており、ヒートシールを行う際には、両者が互いに近接する方向へ熱溶着性シート300の送りに伴って間欠的に押動され、これにより、両者によって挟圧される熱溶着性シート300がヒートシールされるように構成されている。なお、ヒータ部材Sの所定のヒートシール用温度は、熱溶着性シート300の材質により適宜設定することができ、本実施形態では、後述するように、130℃程度としている。
ヒータ台3Aでは、前記ヒータ部材Sに通電がなされて発熱し、ヒートシール部材31とヒータ受け台3Bとの間で熱溶着性シート300が挟圧されることにより、これがヒートシールされヒートシール部位R1,R2が形成されて、熱溶着性シート300からそれぞれ別個に区画された包装体Hが形成される。
そして、この薬剤分包装置100(ヒートシール装置1)を用いて製造される包装体Hは、分包動作時にヒートシール部位R1,R2のうち、一のヒートシール部位R1と、次段のヒートシール部位R2とのオーバーラップ領域60が冷却(奪熱)されて形成されるものである。従って、本実施形態における薬剤分包装置100は、一のヒートシール動作によって形成されるヒートシール部位R1,R2のうち、オーバーラップ領域60となる予定の予定領域61(図3参照)を冷却する冷却手段62を有する。
本実施形態の場合、冷却手段62は、一のヒートシール部位R1を形成した後で次段のヒートシール部位R2を形成する前に一のヒートシール部位R1におけるオーバーラップ領域60となる予定領域61を強制的に冷却させるものである。本実施形態では、予定領域61を冷却すべく該予定領域61の雰囲気に空気の流れを発生させる。冷却手段62は、空気63(冷却用空気)を吐出するノズル64を有して、ノズル64は管路65を介して不図示の給気装置に接続されている。ノズル64は、熱溶着性シート300の一方の折曲げ片300a側で、且つヒータ台3A側の上方にその吐出口70が配置される。そしてノズル64は、熱溶着性シート300のオーバーラップ領域60となる予定領域61に対して上流側から下流側に向けて、且つ斜め上方から空気63を吹付けるよう配置構成されている。この場合、空気63は薬剤分包装置100の分包動作中に常時一定量を吐出しているものである。
上記構成の薬剤分包装置100において、熱溶着性シート300が繰り出されてヒータ台3A及びヒータ受け台3B間に至ると、ヒータ台3A及びヒータ受け台3Bは、熱溶着性シート300の重合面P1に直交する方向Zへ、熱溶着性シート300に接近するよう移動し、両者によって熱溶着性シート300が挟圧され、通電されて加熱しているヒータ部材Sによってヒートシールされて、図3に示すように、ヒータ部材Sの形状に対応した形状の一のヒートシール部位R1が形成される。次に、ヒータ台3A及びヒータ受け台3Bは熱溶着性シート300の重合面P1に直交する方向Zへ熱溶着性シート300から離間するよう移動し、その後熱溶着性シート300は、次段のヒートシール動作を行うべく所定量だけシート長手方向Xに送られて止まる。
このとき、図5及び図6に示すように、ノズル64は、熱溶着性シート300のオーバーラップ領域60となる予定領域61に対して空気63を吹付けるから、熱溶着性シート300のオーバーラップ領域60となる予定領域61の温度が下げられる(冷却される)。ここで、ノズル64の吐出口70の位置は前述した通りであり、吐出口70から吐出される空気63が熱溶着性シート300に投入された薬剤を乱さない位置であることが必要である。さらに吐出口70から吐出する空気63の吐出量も同様に熱溶着性シート300に投入された薬剤を乱さない量であることが好ましい。
次に、再びヒータ台3A及びヒータ受け台3Bは、熱溶着性シート300の重合面P1に直交する方向Zへ熱溶着性シート300に接近するよう移動し、両者によって熱溶着性シート300が挟圧され、図4に示すように、ヒータ部材Sによってヒートシールされてその形状に対応した次段のヒートシール部位R2が形成される。熱溶着性シート300に次段のヒートシール部位R2が形成されると、オーバーラップ領域60が形成されることになる。このとき、前述のように一のヒートシール部位R1におけるオーバーラップ領域60の予定領域61は奪熱されているから、ヒータ部材Sによって再度加熱されてオーバーラップ領域60が形成されても、このオーバーラップ領域60は余計な熱量が加わることなく(過熱なく)形成されることになり、個々の包装体Hが形成される。以上のような動作を繰返すことにより、不要な熱量が負荷されることなくオーバーラップ領域60が形成されつつ順次間欠的にヒートシール部位R1,R2が形成され、個々の包装体Hが形成される。
従って、オーバーラップ領域60は良好なシール性を有することになり、オーバーラップ領域60のシール不良に伴うシートの破れ等の発生を抑制することができ、信頼度の高い包装体Hを製造し得る薬剤分包装置100となる。
上記実施形態では、予定領域61の雰囲気に空気の流れを発生させるべく空気63を予定領域61に吹付けるようにしたが、空気の流れを発生させるという観点では、ノズル64によって予定領域61の雰囲気の空気を吸込むことでも実現可能である。この場合も予定領域61の雰囲気に発生した空気の流れでもって、予定領域61の温度を下げることができ、良好なシール性を有した包装体Hを製造することができる。
さらに、上記各実施形態では、冷却手段として、予定領域61に空気の流れを強制的につくるようにして予定領域61の温度を低下させた。しかし、本発明の冷却手段はこれに限定されるものではなく、空気の流れをつくる代わりに、熱溶着性シート300の送り停止時に金属、ゴム等の材料を予定領域61に短時間だけ接触させて冷却したり、アルコールを用いて冷却させることも可能であり、この場合もシール性の良好な包装体Hを製造することができる。
また、上記実施形態では、オーバーラップ領域60を奪熱すべく、一のヒートシール部位R1の予定領域61の温度を下げた。しかし本発明はこれに限定されるものではく、一のヒートシール部位R1を形成して次段のヒートシール部位R2を形成した後直ちに、前述の何れかの冷却手段を用いて強制的にオーバーラップ領域60の温度を下げるようにしてもよい。このようにすることでも、オーバーラップ領域60のシール性が良好となる。
さらに、上記実施形態では空気63は熱溶着性シート300に対して片側から吐出させるようにしたがこれに限定されるものではい。一のヒートシール部位R1を形成した後に次段のヒートシール部位R2を形成するまでの間に予定領域61を冷却する場合では、予定領域61をその両側から冷却する構成としてもよい。すなわち、熱溶着性シート300の一方の折曲げ片300aを跨ぐように管路65を配置してこの管路65の両側にノズル64の吐出口70を配置して予定領域61をその両側から冷却することも可能である。
また、一のヒートシール部位R1を形成して次段のヒートシール部位R2を形成した後にオーバーラップ領域60を冷却する場合では、オーバーラップ領域60をその両側から冷却する構成としてもよい。すなわち、熱溶着性シート300を跨ぐように管路65を配置してこの管路65の両側にノズル64の吐出口70を配置してオーバーラップ領域60をその両側から冷却することも可能である。
ノズル64の本数や吐出口70の数は特に限定されるものではなく、オーバーラップ領域60あるいは予定領域61の長さに応じて、該長さ方向に所定間隔置きに吐出口70が配置されるように構成することも可能である。
本発明の一実施形態に係るヒートシール装置が組み込まれた薬剤分包装置を概略的に示す斜視図である。 同じくヒートシール装置周辺の概略構成を拡大して示す斜視図である。 同じく熱溶着性シートに一のヒートシール部位を形成した正面図である。 同じく熱溶着性シートに一のヒートシール部位及び次段のヒートシール部位を形成した正面図である。 同じく次段のヒートシール部位を形成する場合の斜視図である。 同じく次段のヒートシール部位を形成する場合の平面図である。
符号の説明
1…ヒートシール装置、3A…ヒータ台、3B…ヒータ受け台、31…ヒートシール部材、50…第1水平部、51…第2水平部、52…U字部、53,54…垂直部、55…反転部、56,57…端子、60…オーバーラップ領域、62…冷却手段、63…空気、64…ノズル、65…管路、100…薬剤分包装置、200…薬剤分配装置、300…熱溶着性シート、400…薬剤供給装置、H…包装体、P1…熱溶着性シートの重合面、R1…一のヒートシール部位、R2…次段のヒートシール部位、S…ヒータ部材

Claims (4)

  1. 長尺の熱溶着性シートに対してヒートシールするためのヒートシール部材を備え、該ヒートシール部材にて前記熱溶着性シートをシート長手方向の一部及びシート幅方向に順次ヒートシールしていき、該ヒートシールの際に、一のヒートシール動作におけるヒートシール部位と、次段のヒートシール動作におけるヒートシール部位とを部分的にオーバーラップさせて該シートからそれぞれ別個に区画された包装体を形成するヒートシール装置において、
    前記一のヒートシール部位を形成した後で次段のヒートシール部位を形成する前に一のヒートシール部位におけるオーバーラップ領域となる予定領域を強制的に冷却させる冷却手段を設けたことを特徴とするヒートシール装置。
  2. 長尺の熱溶着性シートに対してヒートシールするためのヒートシール部材を備え、該ヒートシール部材にて前記熱溶着性シートをシート長手方向の一部及びシート幅方向に順次ヒートシールしていき、該ヒートシールの際に、一のヒートシール動作におけるヒートシール部位と、次段のヒートシール動作におけるヒートシール部位とをオーバーラップさせて該シートからそれぞれ別個に区画された包装体を形成するヒートシール装置において、
    前記次段のヒートシール部位を形成した後にオーバーラップ領域を強制的に冷却させる冷却手段を設けたことを特徴とするヒートシール装置。
  3. 冷却手段は空気を吐出するノズルを有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のヒートシール装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のヒートシール装置と、薬剤を所定量毎に分配し且つ該所定量毎の薬剤を排出する薬剤分配装置と、該薬剤分配装置から排出される薬剤を熱溶着性シートに供給する薬剤供給装置とを備え、前記薬剤装置から前記薬剤供給装置を経て薬剤が供給される熱溶着性シートをヒートシール装置でヒートシールして、個々の包装体を形成することを特徴とする薬剤分包装置。
JP2005129359A 2005-04-27 2005-04-27 ヒートシール装置及び薬剤分包装置 Pending JP2006306420A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005129359A JP2006306420A (ja) 2005-04-27 2005-04-27 ヒートシール装置及び薬剤分包装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005129359A JP2006306420A (ja) 2005-04-27 2005-04-27 ヒートシール装置及び薬剤分包装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006306420A true JP2006306420A (ja) 2006-11-09

Family

ID=37473774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005129359A Pending JP2006306420A (ja) 2005-04-27 2005-04-27 ヒートシール装置及び薬剤分包装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006306420A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010235172A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Takazono Sangyo Co Ltd 包装装置および薬剤分包装置
JP2010235170A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Takazono Sangyo Co Ltd 包装装置および薬剤分包装置
CN104245533A (zh) * 2012-04-17 2014-12-24 Ima工业有限公司 用于包装注入产品的过滤袋的封套以及用于获取外包装封套的密封装置
JP2015178376A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 株式会社イシダ 製袋包装機

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4949792A (ja) * 1972-09-12 1974-05-14
JPS5078481A (ja) * 1973-10-19 1975-06-26
JPH03120409U (ja) * 1990-03-19 1991-12-11
JP2005029222A (ja) * 2003-07-08 2005-02-03 Sanko Kikai Kk ロータリー式自動包装機におけるノッチ機構

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4949792A (ja) * 1972-09-12 1974-05-14
JPS5078481A (ja) * 1973-10-19 1975-06-26
JPH03120409U (ja) * 1990-03-19 1991-12-11
JP2005029222A (ja) * 2003-07-08 2005-02-03 Sanko Kikai Kk ロータリー式自動包装機におけるノッチ機構

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010235172A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Takazono Sangyo Co Ltd 包装装置および薬剤分包装置
JP2010235170A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Takazono Sangyo Co Ltd 包装装置および薬剤分包装置
CN104245533A (zh) * 2012-04-17 2014-12-24 Ima工业有限公司 用于包装注入产品的过滤袋的封套以及用于获取外包装封套的密封装置
JP2015178376A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 株式会社イシダ 製袋包装機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6033126B2 (ja) エアバッグ付き袋への気体封入方法及び気体封入装置
JP2010023887A (ja) 縦型袋詰め包装方法及び装置
JP2007118960A (ja) エアバッグ付き袋及びその製造方法並びにエアバッグ付き袋への気体封入方法及びエアバッグ付き袋の包装方法
WO2010109727A1 (ja) 緩衝材製造装置、多重被加工シート材及び多重被加工シート材製造装置
JP2010516568A (ja) 封入物充填済みパッキングを製造するための方法および装置
JP2006306420A (ja) ヒートシール装置及び薬剤分包装置
KR101576122B1 (ko) 완충용 포장재 공기주입장치
JP2007269353A (ja) 縦シールテープシール機構、縦シール機構及び液体紙容器成形装置
KR101416118B1 (ko) 완충용 포장재 공기주입장치
ES1217722U (es) Máquina de envasado
JP2007290771A (ja) 包装体
JP4740635B2 (ja) ヒートシール装置及び薬剤分包装置
JP2004331136A (ja) ガゼット包装機
JP7023755B2 (ja) 包装方法
JP5615534B2 (ja) 第二横シール装置、二段階横シール装置、充填包装装置および無菌充填包装装置
JP2002104327A (ja) ピロー包装機
JP4472268B2 (ja) 袋包装機
WO2018030096A1 (ja) 包装装置
KR20150121956A (ko) 제품보호용 포장 봉투의 접이장치
JP2005320052A (ja) ヒートシール装置及び薬剤分包装置
JP6548316B1 (ja) 包装体製造システム、および、包装体製造方法
JP3468558B2 (ja) 縦形四方シール製袋充填包装機
JP2008037431A (ja) ヒートシール装置およびこれを備えた薬剤分包装置
JP2003081332A (ja) 包装物およびその包装装置
JP2009161214A (ja) 袋包装体整形装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080416

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100827

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110107