JP4740635B2 - ヒートシール装置及び薬剤分包装置 - Google Patents

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本発明は、熱溶着性シートに対してヒートシールを行うためのヒートシール装置及びこのヒートシール装置を備えた薬剤分包装置に関する。
長尺の熱溶着性シートに対してヒートシールを行い、当該シートから個別に区画された包装体を形成するヒートシール装置は、従来より薬剤分包装置等に使用されている。かかるヒートシール装置900としては、図8に示すように、長尺状の熱溶着性シートを長手方向に沿った中心線で2つ折りにしてなる長尺状の包装シート901と、通電することによって発熱する発熱体が埋設された略T字状のヒータ台902と、包装シートを挟んでヒータ台902に対向配置されたヒータ受け台903とを備えたものが知られている。このヒートシール装置900は、包装シート901に形成された上方開口部904から薬剤を挿入し、該包装シート901を1分包長さだけ送り、次に、ヒータ台902で加熱挟圧することにより、包装シート901を一時に略T字状にヒートシールして薬剤を分包した個々の包装体を製造できる。
更に詳しくは、上記ヒートシール装置900のヒータ台902は、包装シート901の幅方向をヒートシールする幅シール部905と、包装シート901の上方開口部904をヒートシールするシール部であって幅シール部905の上端から上流方向に延びる第1シール部906と、幅シール部905の上端から下流方向に延びる第2シール部907と、からなる略T字状のシール部を備えており、各シール部905,906,907をシール温度に昇温させるために2本の発熱体908,909(例えば電熱線等)が設けられている。この2本の発熱体のうち、第1の発熱体908は、図8(b)に示すように、ヒータ台902の幅シール部905の下端から第1シール部906の先端へ埋設され、第2の発熱体909は、幅シール部905の下端から第2シール部907の先端へ埋設されている。
しかしながら、1つのヒータ台902に2本の発熱体908,909が用いられた上記従来のヒートシール装置にあっては、ヒートシールする際に温度管理が難しいという問題点があった。すなわち、包装シート901をヒートシールする際にシール斑の発生などを防止するため、3方に延びる略T字状のヒータ台902は、各シール部905,…の全てが同時に且つ同温度に昇温するように設計することが望まれる。ところが、1つのヒータ台902に対し2本の発熱体908,909が用いられていると、電源が2系統となるため、両発熱体の発熱温度や昇温速度等を慎重に調整しなければ、例えば第1シール部906と第2シール部907を同期して昇温させることができないという問題点があった。特に、第1シール部906と第2シール部907の長さが異なる場合には、2本の発熱体908,909の長さも異なるため、その調整が非常に困難である。
本発明は、上記問題を解決するべくなされたものであり、熱溶着性シートを一時に3方向にヒートシールできる装置に於いて、シール斑の発生などを簡易に防止できるように工夫されたヒートシール装置及びこのヒートシール装置を備えた薬剤分包装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するべく、本発明は、熱溶着性シートに対してヒートシールを行うため、ヒータ台に通電によって発熱する発熱体が設けられたヒートシール装置であって、前記ヒータ台が3方に延びる三叉状シール部を有し、前記発熱体は反転することでヒータ台の3方に延びて前記三叉状シール部を通るように配設され、前記発熱体の両端部は電源に接続され、前記発熱体には、ヒートシールを行う際に前記熱溶着性シートが接触しない領域の熱を放熱する放熱部を設けているヒートシール装置を提供する。
上記ヒートシール装置は、発熱体が、ヒータ台の3方に延びる三叉状シール部(例えば略T字状等)を通るように配設されているので、この発熱体を発熱させると、各シール部を同時に且つ同じシール温度に昇温させることができる。このように配設された発熱体は1系統の電源で制御できる。従って、2本の発熱体が設けられた従来装置に比して、簡易に温度管理が行え、シール斑などを起こすことなく包装シートを一時に3方向にヒートシールすることができる。
本発明の好ましい態様では、前記放熱部は、前記発熱体の反転する部分に設けられているヒートシール装置を提供する。
さらに、前記発熱体は、直線部と、該直線部どうしの方向を転換すべく直線部間を連接する湾曲部とを有し、前記湾曲部は、前記直線部どうしの幅方向一側縁に連設される湾曲した内径側縁と、直線部の幅方向他方縁に連設される湾曲した外径側縁を有し、前記湾曲部の外径側縁を、内径側縁の湾曲中心を中心に描かれる仮想の弧よりも内径側に位置ずれさせているヒートシール装置を提供する。
また、前記発熱体は、直線部と、該直線部どうしの方向を転換すべく直線部間を連接する湾曲部とを有し、前記湾曲部は、前記直線部どうしの幅方向一側縁に連設される湾曲した内径側縁と、直線部の幅方向他方縁に連設される湾曲した外径側縁を有し、前記湾曲部の径方向幅が前記直線部の幅よりも狭くなっているヒートシール装置を提供する。
さらに、前記熱溶着性シートは長尺状であり、前記発熱体が、前記熱溶着性シートの長手方向に延びる第1水平部及び第2水平部と、前記熱溶着性シートの幅方向に延びる略U字状のU字部とを有し、前記第1水平部の一端部と前記U字部の一端部が連接され、且つ前記第2水平部の一端部と前記U字部の他端部が連接されていると共に、前記第1水平部の他端部と第2水平部の他端部が電源に接続され、前記U字部が、一対の垂直部と反転部とを有し、前記反転部に前記放熱部を設けているヒートシール装置を提供する。
かかるヒートシール装置は、発熱体が、熱溶着性シートの長手方向に延びる第1水平部及び第2水平部と、熱溶着性シートの幅方向に延びる略U字状のU字部とを有し、第1水平部の一端部とU字部の一端部が連接され、且つ第2水平部の一端部とU字部の他端部が連接されているので、この発熱体を発熱させると、上記第1水平部、第2水平部及びU字部を同時に且つ同じシール温度に昇温させることができる。このように熱溶着性シートを略T字状にヒートシールする各部が連接された発熱体は、1系統の電源で発熱制御できる。従って、従来装置に比して簡易に温度管理が行え、シール斑などを起こすことなく包装シートを一時に幅方向及び長手方向にヒートシールすることができる。
本発明の好ましい態様では、記発熱体が、ヒータ台のシート加熱面を構成しているヒートシール装置を提供する。
また、本発明は、記ヒートシール装置と、薬剤を所定量毎に分配し排出する薬剤分配装置と、薬剤分配装置から排出される薬剤を前記熱溶着シートによって形成される包装体内へ供給する薬剤供給装置とを備える薬剤分包装置を提供する。
本発明に係るヒートシール装置及び薬剤分包装置によれば、シール斑などを起こすことなく、包装シートを一時に3方向にヒートシールして、薬剤を分包することができる。また、かかるヒートシール装置に具備された発熱体は、1系統の電源で制御することができるので、従来のように2本の発熱体が具備されたヒートシール装置のように複数の発熱体が同期するように調整などする必要がなく、シール温度の管理等を簡易に行うことができる。従って、簡易に且つ確実に包装体を3方向にヒートシールすることができる。
以下、添付図面を適宜参照しつつ、本発明に係るヒートシール装置の一実施形態について説明する。なお、本実施形態では、ヒートシール装置が薬剤分包装置に組み込まれて使用される場合を例にして説明する。
図1は、ヒートシール装置が組み込まれた薬剤分包装置を概略的に示す斜視図である。図1に示すように、薬剤分包装置100は、熱溶着性シート300に対してヒートシールを行うためのヒートシール装置1と、薬剤(散薬及び/又は錠剤)を所定量毎に分配し且つ当該所定量毎の薬剤を排出する薬剤分配装置200と、薬剤分配装置200から排出される薬剤を熱溶着性シート300の内部へ供給する薬剤供給装置400とを備えている。なお、図中の符号60は、ヒートシール装置1の後述するヒータ台及びヒータ受け台を覆う保護カバーである。
また、薬剤分包装置100は、支持壁11を有する架台部材10と、支持壁11の一方面側11aに設けられた回転自在な紙管ドラム20と、ドラム20に装着されたロール体310からシートを繰り出す駆動手段(図示せず)とを備えている。
なお、図中の符号91〜93は、ロール体310から繰り出された熱溶着性シート300を案内する案内バーであり、必要又は所望に応じて、薬剤分包装置100に備えられる。
図2は、ヒートシール装置周辺の概略構成を拡大して示す斜視図である(但し、図1に示す保護カバー60は省略している)。
ドラム20には、1枚の熱溶着性シート300を長手方向に沿った中心線で熱溶着面を内側にして2つ折りにしたシート(以下「包装シート」という場合がある)が巻き取られたロール体310が装着されている。尚、包装シート300は、このように1枚の熱溶着性シートを2つ折りにした態様の他、例えば、熱溶着面を重ね合わせた2枚の熱溶着性シートの下側端部を長手方向に接着してなる態様、ロール状に巻かれた1枚の熱溶着性シートを薬剤を入れる前に中心線で2つ折りにする態様など種々のものを用いることもできる。
該ロール体310から繰り出される包装シート300は、案内バー91,92,93を介して、矢印X方向に送出される。包装シート300(熱溶着性シート)は、内面が熱溶着可能なものであれば特に限定されず、グラシン/ポリエチレン、セロハン/ポリエチレン、耐熱性樹脂/ポリエチレンなどの積層体などが例示される。
尚、40は、包装シート300を送るための搬送用ローラである。
送出された包装シート300は、ヒートシール装置1によって個々の包装体を形成するようにヒートシールされる。
具体的には、ヒートシール装置1は、包装シート300の一面側に配置され且つ包装シート300を加熱してヒートシールするための三叉状シール部を有するヒータ台5と、この包装シート300を挟んでヒータ台5に対向配置されたヒータ受け台6とを備えている。ヒータ台5及びヒータ受け台6は、包装シート300に直交する方向へ移動可能とされており、ヒートシールを行う際には、両者が互いに近接する方向へ動かされ、両者によって挟圧される包装シート300の熱溶着面がヒートシールされる。
ヒータ台5は、包装シート300の幅方向に延び、且つ包装シート300を個々に仕切るための幅シール部51と、この幅シール部51の上端から上流方向に、且つ包装シート300の上側端部に沿って延び、包装シート300の上方開口部320を閉塞するための第1シール部52と、幅シール部51の上端から下流方向に、且つ包装シート300の上側端部に沿って延び、包装シート300の上方開口部320を閉塞するための第2シール部53と、からなり、例えば、図示したように正面略T字状に形成されている。この第1シール部52と第2シール部53は、その長さが異なっており、例えば、第1シール部52は、第2シール部53よりも短く形成されている。
尚、ヒータ受け台6は、ヒータ台5に鏡像的に重なるように、ヒータ台5と略同一形状に形成されて配置されている。
発熱体7は、図3(a)に示すように、ヒータ台5の内面(シート対向面)に設けられており、通電によって発熱する発熱部71と、この発熱部71の両端部に形成された電源接続用の端子部72とを備え、発熱部71は、ヒータ台5の各シール部51,52,53(第1及び第2シール部52,53、幅シール部51)を通るように配設されている。この発熱部71は、ヒータ台5の内面から露出して設けられている。従って、本実施形態では、発熱体7が、包装シート300に直に接触し且つ包装シート300を加熱するシート加熱面を構成している。
より具体的には、発熱体7は、発熱部71と端子部72,72とからなる1本の線状(板状)の発熱部材である。前記発熱部71は第1水平部711、第2水平部712、及びU字部713を有する。前記端子部72は第1水平部711、第2水平部712の端部に連接されている。例えば、電源接続用の前記端子部72は発熱部71よりも幅広に形成され且つ該発熱部71が略均一な幅及び厚みとなるように形成された金属板(ステンレス板等)などで構成されている。U字状部713は、一対の垂直部714,715と、反転部716とを有する。
上記のような発熱部71は、直線部と、該直線部どうしの方向を転換すべく直線部間を連接する湾曲部85,86とを有した構成である。すなわち、直線部は第1水平部711、第2水平部712、U字部713の一対の垂直部714,715に相当する。第1水平部711と垂直部714の端部どうしが湾曲部85を介して連接されている。第2水平部712と垂直部715の端部どうしが湾曲部86を介して連接されている。さらに詳述すれば、第1水平部711の一側縁711aと垂直部714の一側縁714aとは湾曲部85の内径側縁85aによって連接され、第1水平部711の他側縁711bと垂直部714の他側縁714bとは湾曲部85の外径側縁85bによって連接されている。また、第2水平部712の一側縁712aと垂直部715の一側縁715aとは湾曲部86の内径側縁86aによって連接され、第2水平部712の他側縁712bと垂直部715の他側縁715bとは湾曲部86の外径側縁86bによって連接されている。これにより、湾曲部85は所定の径方向幅を有したそれぞれ中心点(図示せず)周りの円弧状に形成されている。また湾曲部86は所定の径方向幅を有したそれぞれ中心点(図示せず)周りの円弧状に形成されている。また、垂直部714,715どうしは反転部110(別の湾曲部99)を介して連接されている。
発熱体7の両端子部72,72は、ヒータ台5の第1シール部52及び第2シール部53の先端外方へ突出させてそれぞれ配置されている。したがって、両端子部72,72の間に連続する前記発熱部71の線路形状は、一方の端子部72を始点とし、ヒータ台5の第1シール部52の内面に沿って延び、幅シール部51の上端で湾曲部85を介して下方側へ略90度湾曲して該幅シール部51の下端にまで達し、ここで反転部110を介して湾曲反転して、ヒータ台5の幅シール部51の上端側へ延び、該幅シール部51の上端で湾曲部86を介して略90度湾曲して第2シール部53に沿って延び、他方の端子部72に続いている。
このように、発熱部71の線路形状は、包装シートの幅方向に延びる略U字状のU字部713とを有し、第1水平部711の一端部とU字部713の一端部が連接され、且つ第2水平部712の一端部とU字部713の他端部が連接された形状となっている。
また、発熱部71とヒータ台5の内面との間には、図3(b)に示すように、耐熱性発泡樹脂シートなどの断熱層8が介装されており、発熱部71と断熱層8、及び断熱層8とヒータ台5の内面は、耐熱性接着剤にて接着されている。このように断熱層8を介在させることにより、ヒータ台5が高温とならないから、例えばヒータ台5の外面へ接触することによる火傷などを防止でき、また、ヒータ台5を比較的耐熱性の低い材質で作製することも可能である。
さらに、発熱部71の一部分には、温度センサ9(本実施形態ではサーミスタを用いているが、熱電対など、温度を検出し得る限りにおいて種々のセンサを用いることが可能である)が設けられている。この温度センサ9は、発熱部71と断熱層8の間に介装され、ヒートシール装置1に具備された制御回路(電源)に接続されている。この制御回路は、例えば、図1に示す分包装置1の筐体の適宜の箇所(図示省略)に配置されており、ヒータ台5の発熱体7に通電する電流を制御する制御手段である。
この制御回路は、発熱体7をシール温度と該シール温度と異なる温度の少なくとも2つの温度に昇温させる機能を少なくとも備えている。
シール温度は、使用される熱溶着性シート300の種類に応じて適宜設定されるものであって、概ね80〜130℃程度であり、例えば、グラシン/低密度ポリエチレンの場合には、100〜110℃程度、セロハン/低密度ポリエチレンの場合には、120〜130℃程度に設定される。
シール温度と異なる温度は、例えば、シール温度よりも低く且つ手が触れても直ちに火傷しない程度の温度(例えば、50〜60℃程度)や、シール温度よりも高く且つ発熱部に付着した付着物を溶融させることができる温度(例えば、140〜190℃程度)、シール温度よりも高く且つ発熱部に付着した付着物を炭化できる温度(例えば、400℃以上)などが例示される。
本実施形態に於ける発熱体7は、制御回路により、80〜130℃のシール温度、400℃以上の炭化温度の2種の温度に昇温するように設定されており、ヒートシール装置1等に設けられた操作盤(図示せず)を介して、使用者が、所望により発熱体7の温度を変更できるようになっている。
尚、発熱体7の温度は、シール温度と炭化温度の2種の組み合わせの他、シール温度と140〜190℃程度の溶融温度や、シール温度、溶融温度及び炭化温度の3種以上に変更できるようにしてもよい。
上記構成からなる薬剤分包装置100は、図2に示すように、ヒートシール装置1の上流側に於いて、薬剤分配装置200のホッパー21を介して、包装シート300の上方開口部320から薬剤が挿入される。薬剤挿入後、包装シート300は、搬送用ローラ40によって1分包長さだけ下流側へ送られる。そして、発熱体7をシール温度に昇温させた状態で、ヒータ台5及びヒータ受け台6にて包装シート300を挟圧することにより、包装シート300の幅方向及び長手方向がヒートシールされる。これによって、包装シート300に、仕切シール壁330と、この仕切シール壁330に直交し且つ上下流側に延びる2方向の閉塞シール壁340,340とが一時に形成される。薬剤挿入及びシール壁の形成を順次繰り返すことにより、薬剤の分包された包装体を連続的に製造することができる。
上記ヒートシール装置1は、1つのヒータ台5に対して1本の発熱体7を設けているので、1系統の制御回路でこの発熱体7を発熱制御することができる。この発熱体7は、ヒータ台5の略T字状のシール部全体を通るように配設されているので、1系統の制御回路で(シール温度などの所定温度となるように)発熱体7を制御するだけで、シール斑を生じることなく包装シート300を一時に3方向にヒートシールすることができる。
また、長期間ヒートシールを行うと、経時的に発熱体7の表面(シート加熱面)に、熱溶着性樹脂の一部などの熱溶着性シート300の一部が付着し堆積する。このようにシート屑が付着したままでヒートシールを行うと、シール不良を起こしたり、得られる包装体が汚れたりする。このような場合には、発熱体7を炭化温度に昇温させると、加熱面に付着したシート屑を炭化させることができる。その後、通電を止め、発熱体7を室温まで冷ませば、炭化したシート屑は、簡単に拭き取り除去することができる。
図4〜図7は別の実施形態を示す。これらの図に示すヒートシール装置1において、上記実施形態と異なる部分は発熱部71の構造である。すなわち、図4に示す発熱体7の一方の湾曲部85は、直線部どうしの幅方向一側縁に連設される湾曲した内径側縁と、直線部の幅方向他側縁に連設される湾曲した外径側縁とを有して、前記外径側縁を、直線部どうしの幅方向他側縁に連接するよう内径側縁の湾曲中心を中心に描かれる仮想の弧よりも内径側に位置ずれさせている。
また、他方の湾曲部86においても同様に、該湾曲部86は、直線部どうしの幅方向一側縁に連設される湾曲した内径側縁と、直線部の幅方向他側縁に連設される湾曲した外径側縁とを有して、前記外径側縁を、直線部どうしの幅方向他側縁に連接するよう内径側縁の湾曲中心を中心に描かれる仮想の弧よりも内径側に位置ずれさせている。
湾曲部85、湾曲部86は対称形状である。図4を参照して具体的に、湾曲部85において、直線部どうしである第1水平部711とU字状部713における、垂直部714の一側縁711aと一側縁714aとは、円弧中心P1を中心とする円弧状の内径側縁85a(湾曲部85の内径側縁85a)によって連接されている。また、第1水平部711とU字状部713の垂直部714における、他側縁711bと他側縁714bとは、円弧中心P1を中心とする円弧状の外径側縁85b(湾曲部85の内径側縁85b)によって連接されている。但し、外径側縁85bは、第1水平部711とU字状部713の垂直部714の他側縁711bと他側縁714bの端部どうしを連接するよう円弧中心P1に描いた仮想の円弧R1に対して径方向の小段r1を介してわずかに内径側に位置ずれさせている。例えば、位置ずれさせる量は、仮想の円弧R1に対して0.1mmに設定されている。
湾曲部86において、直線部どうしである第2水平部712とU字状部713の垂直部715における、一側縁712aと一側縁715aとは、円弧中心P2を中心とする円弧状の内径側縁86a(湾曲部86の内径側縁86a)によって連接されている。また、第2水平部712とU字状部713の垂直部715における、他側縁712bと他側縁715bとは、円弧中心P2を中心とする円弧状の外径側縁86b(湾曲部86の内径側縁86b)によって連接されている。但し、外径側縁86bは、第2水平部712とU字状部713の垂直部715の他側縁712bと他側縁715bの端部どうしを連接するよう円弧中心P2に描いた仮想の円弧R2に対して径方向の小段r2を介してわずかに内径側に位置ずれさせている。他の構成は図1〜図3に示した実施形態と同様であるので、その説明を省略し、以下図1〜図3を援用しつつ作用を説明する。
上記構成において、発熱部71に通電することによりこれが加熱され、ヒータ台5及びヒータ受け台6の両者が互いに近接する方向へ動かされ、両者によって挟圧される包装シート300の熱溶着面がヒートシールされる。このとき、図5に示すように、ヒートシールによって形成されるヒートシール部Hは、発熱部71の接触する部分の形状が転写されることになるから、ヒートシール部Hには湾曲部85,86による湾曲形状部分H1も形成されることになる。ところで、湾曲部85の外径側縁85bは、第1水平部711とU字状部713の垂直部714の他側縁711bと他側縁714bの端部どうしを連接するよう円弧中心P1に描いた仮想の円弧R1に対して径方向の小段r1を介してわずかに内径側に位置ずれさせている。これによって湾曲部85を流れる電流量が湾曲部85において偏らないようになっている。従って、湾曲部85の温度が偏らないようになっている。ところで、湾曲部85において、外径側縁85bを、第1水平部711とU字状部713の垂直部714の他側縁711bと他側縁714bの端部どうしを連接するよう円弧中心P1に描いた円弧R1に一致する円弧形状としてしまうと、通電時(ヒートシール時)には湾曲部85の外径側の温度が内径側の温度に比べて低くなる傾向にある。このため、ヒートシール部Hの湾曲形状部分H1においてその外側寄り部分が例えば白濁したような色あい(あるいはシール斑)になり、シールが確実に行えていないのではないかという不安感を、装置のユーザーあるいは薬剤の服用者に与えることがあった(実際には湾曲形状部分H1の内側寄り部分が確実にヒートシールされているからシール性に問題はない)。
しかしこの実施形態では、湾曲部85を流れる電流量が湾曲部85の径方向で偏らないようになるようになっているから、湾曲部85の温度も偏らないようになっている。このため、ヒートシール部Hの湾曲形状部分H1に色あいの相違が発生するのを効果的に抑えることができ、装置のユーザーあるいは薬剤の服用者に安心感を与えることができる。このことは湾曲部86によって形成される湾曲形状部分H2についても同様である。
なお、湾曲部85の外径側縁85bは、湾曲部85に径方向の小段r1,r2を形成して内径側縁85aと同心の円弧に形成したがこれに限定されるものではない。例えば、外径側縁85bの円弧中心を内径側縁85aの円弧中心から偏心させ、湾曲部85に径方向の小段r1,r2を設けずに、湾曲部85の外径側縁85bでもって第1水平部711の他側縁711bと垂直部714の他側縁714bとを直接連接する構成も可能である(湾曲部86側も同様)。あるいは、湾曲部85の外径側縁85b、内径側縁85aは円弧でなくてもよく、弧状であればよく、湾曲部85が均一に通電される構成であればよい。このことは湾曲部86についても同様である。
さらに、図6の拡大図に示すように、反転部110に、分包動作の際に包装シート300(その下縁部300c)が接触しない領域300aの熱を放熱する機能を有する放熱部500を設けることも可能である。具体的に、放熱部500は、(反転部110)の幅B1よりも大きな幅B2を有して反転部110に連続する傾斜面500aを有する拡幅部500bを有している。該放熱部500は板状で、台形形状に形成され、且つ該発熱部71と略均一な厚みとなるように形成された金属板(ステンレス板等)などで構成されている。他の構成は上記実施形態と同様である。
発熱部71において、ヒートシール時の発熱部71の熱は、包装シート300が接触することによって奪われる。従って、包装シート300が接触しない領域300aは高熱になる傾向にある。しかし、本発明の実施形態では、反転部110の分包動作の際に包装シート300が接触しない領域300aの熱を放熱する放熱部500を反転部110に一体的に形成してあるから、包装シート300が接触しない領域300aの熱を放熱部500が吸収する。このため、包装シート300が接触しない領域300aが高温にならない。従って、ヒータ台5を比較的耐熱性の低い材質で作製することが可能である。
放熱部500の大きさは充分な放熱機能を有すればよい。さらに、そのヒータ台5に対する上下位置は特にこだわるものではない。すなわち、幅シール部51の高さや、包装シート300の送出時の上下高さ位置等を考慮して決定すればよい。本実施形態の場合、図6の実線で示すように放熱部500の拡幅部500bがヒータ台5(幅シール部51)に載置されてその内面から露出するよう設けられている。
尚、本発明のヒートシール装置及び薬剤分包装置は、上記実施形態で例示した態様に限られず、本発明の意図する範囲で種々に設計変更することができる。
例えば、上記実施形態では、発熱体の発熱部71の線路形状は、ヒータ台5の第1シール部52から幅シール部51に延び、反転して第2シール部53に延びるように形成されているので、ヒータ台5の各部51,52,53を通る発熱部71の長さをより短くでき、発熱体7の発熱部71全体を略均一に昇温させ易いので好ましい態様であるが、本発明の発熱部71の線路形状は、これに限られない。例えば、図7(a)に示すように、ヒータ台5の幅シール部51の下端から第1シール部52に延び、第1シール部52の先端で反転して第2シール部53に延び、この端部で更に反転して幅シール部51の下端に至るような形成に形成することも可能である。
この場合、反転部Reは第1水平部711と第2水平部712にあり、端子72,72は垂直部714,715の下端部にあって端子72,72が包装シート300が接触しない領域300aの熱を充分に放熱可能となるよう大面積に形成されている(端子72,72が放熱部を兼用する)。
また、上記実施形態では、発熱体7がヒータ台の各シール部の内面に設けられ、該発熱体7が直接包装シート300に接触するように構成されているので、包装シートへの加熱温度を制御し易いので好ましいが、例えば、図7(b)に示すように、電熱線などの発熱体をヒート台の内部に埋設することも可能である。かかる態様の場合には、ヒータ台5の内面を包装シートに直に接触させてヒートシールが行われ、ヒータ台5は、耐熱性及び熱伝導性を有する素材(ステンレスなどの金属等)で形成される。
本発明の一実施形態に係るヒートシール装置が組み込まれた薬剤分包装置を概略的に示す斜視図である。 図1に示すヒートシール装置周辺の概略構成を拡大して示す斜視図である。 (a)は、図1に示すヒートシール装置のヒータ台を内面側から見た概略構成を示す正面図、(b)は、同ヒータ台を上面側から見た概略構成を示す平面図である。 本発明の変形例を示す発熱体の湾曲部の正面図である。 同じく薬剤分包体の正面図である。 本発明の変形例を示す発熱体の反転部の正面図である。 (a)、(b)ともに、ヒータ台の変形例であり、同ヒータ台を内面側から見た概略構成を示す正面図である。 (a)は、従来のヒートシール装置のヒートシール装置周辺の概略構成を示す斜視図、(b)は、同ヒートシール装置のシール台の概略構成を示す正面図である。
符号の説明
1…ヒートシール装置、5…ヒータ台、6…ヒータ受け台、7…発熱体、8…断熱層、9…温度センサ、51…幅シール部、52…第1シール部、53…第2シール部、71…発熱部、72…端子部、85,86…湾曲部、85a…湾曲部の内径側縁、85b…湾曲部の外径側縁、86a…湾曲部の内径側縁、86b…湾曲部の外径側縁、100…薬剤分包装置、110…反転部、200…薬剤分配装置、300…熱溶着性シート(包装シート)、320…包装体の上方開口部、400…薬剤供給装置、711…第1水平部、711a…第1水平部の一側縁、711b…第1水平部の他側縁、712…第2水平部、712a…第2水平部の一側縁、712b…第2水平部の他側縁、713…U字部、714…垂直部、714a…垂直部の一側縁、714b…垂直部の他側縁、715a…垂直部の一側縁、715b…垂直部の他側縁、716…反転部

Claims (7)

  1. 熱溶着性シートに対してヒートシールを行うため、ヒータ台に通電によって発熱する発熱体が設けられたヒートシール装置であって、
    前記ヒータ台が3方に延びる三叉状シール部を有し、前記発熱体は反転することでヒータ台の3方に延びて前記三叉状シール部を通るように配設され、前記発熱体の両端部は電源に接続され
    前記発熱体には、ヒートシールを行う際に前記熱溶着性シートが接触しない領域の熱を放熱する放熱部を設けていることを特徴とするヒートシール装置。
  2. 前記放熱部は、前記発熱体の反転する部分に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のヒートシール装置。
  3. 前記発熱体は、直線部と、該直線部どうしの方向を転換すべく直線部間を連接する湾曲部とを有し、
    前記湾曲部は、前記直線部どうしの幅方向一側縁に連設される湾曲した内径側縁と、直線部の幅方向他方縁に連設される湾曲した外径側縁を有し、
    前記湾曲部の外径側縁を、内径側縁の湾曲中心を中心に描かれる仮想の弧よりも内径側に位置ずれさせていることを特徴とする請求項1または2に記載のヒートシール装置。
  4. 前記発熱体は、直線部と、該直線部どうしの方向を転換すべく直線部間を連接する湾曲部とを有し、
    前記湾曲部は、前記直線部どうしの幅方向一側縁に連設される湾曲した内径側縁と、直線部の幅方向他方縁に連設される湾曲した外径側縁を有し、
    前記湾曲部の径方向幅が前記直線部の幅よりも狭くなっていることを特徴とする請求項1または2に記載のヒートシール装置。
  5. 前記熱溶着性シートは長尺状であり、
    前記発熱体が、前記熱溶着性シートの長手方向に延びる第1水平部及び第2水平部と、前記熱溶着性シートの幅方向に延びる略U字状のU字部とを有し、
    前記第1水平部の一端部と前記U字部の一端部が連接され、且つ前記第2水平部の一端部と前記U字部の他端部が連接されていると共に、前記第1水平部の他端部と第2水平部の他端部が電源に接続され、
    前記U字部が、一対の垂直部と反転部とを有し、前記反転部に前記放熱部を設けていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のヒートシール装置。
  6. 前記発熱体が、ヒータ台のシート加熱面を構成していることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のヒートシール装置。
  7. 請求項1〜のいずれかに記載のヒートシール装置と、
    薬剤を所定量毎に分配し排出する薬剤分配装置と、
    前記薬剤分配装置から排出される薬剤を前記熱溶着シートによって形成される包装体内へ供給する薬剤供給装置とを備えることを特徴とする薬剤分包装置。
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