JP2006305476A - 含油脂廃水処理装置及び含油脂廃水処理方法 - Google Patents

含油脂廃水処理装置及び含油脂廃水処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】汎用性が高くコスト面とメンテナンス面でも有利なグリーストラップ内の油脂を分解処理する含油脂廃水処理装置及び効率的にグリーストラップ内の油脂を分解処理する処理方法を提供すること。
【解決手段】含油脂廃水処理装置100は、グリーストラップ内の含油脂廃水の油脂を固定化リパーゼEと有機物を資化する微生物との作用により分解処理する含油脂廃水処理装置であって、吸引して取り出されたグリーストラップ内の上層に溜まる油脂に富む含油脂廃水を取入れる取入口61と分解処理された廃水を一部を残して排出可能に形成された排出口62とを有する容器本体60と、該容器本体60内に設けられ、流失を防止しつつ固定化リパーゼEを収容する前記含油脂廃水が通過自在な酵素ホルダー70と、前記容器本体60内の前記含油脂廃水を撹拌する撹拌手段75と、を備え、グリーストラップの外部に設置されてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、グリーストラップ内の含油脂廃水の油脂を固定化リパーゼと有機物を資化する微生物との作用により分解処理する装置及び処理方法に関し、詳細には、グリーストラップ内の上層に溜まる油脂に富む含油脂廃水をグリーストラップの外部に取り出し固定化リパーゼと有機物を資化する微生物との作用により分解処理する装置及び処理方法に関する。
給食センター、レストランなどの厨房や食肉センター、食品・水産加工場などから排出される廃水は、動植物性の油脂を含むためその処理が不可欠であり、含油脂廃水(油脂を含む廃水)を入水管を介してグリーストラップと呼ばれる桝に流入させ、上部に溜まった含油脂廃水に含まれる油脂を定期的に汲み取り、下水などに油脂が流出するのを防止している。一方、油脂の汲み取り作業は、悪臭が伴い不衛生で作業環境が劣悪な上コストも高いため、微生物や酵素を利用して汲み取り作業を回避するための提案があり、例えば、油脂分解菌又は油脂分解酵素で油脂を分解する油脂処理部を備えたグリーストラップの提案がある(特許文献1参照)。しかし、国内には既に膨大な数のグリーストラップが普及しているため、これら既存のグリーストラップをそのまま活用することを前提とする、油脂の分解処理方法や装置の提案はより経済的で実効性がある。そこで、本願の出願人は、このような装置として、図4に示すグリーストラップ用含油脂廃水処理装置50を提案している(特願2003−374908)。この装置50は、グリーストラップに載置される支持板10と、固定化酵素Eを収容する含油脂廃水が通過自在な固定化酵素ホルダー20と、含油脂廃水を撹拌する撹拌手段30とを備え、前記固定化酵素ホルダー20と前記撹拌手段30が前記支持板10に設置されるというものである。
特開2001−73447号公報
しかしながら、図4に示す装置はグリーストラップ上に直付けする構成のため、多種多様なグリーストラップに対応するには、多種多様な装置を設計製作する必要があり、量産に不向きでコスト面で不利であった。また、グリーストラップに直付けされるため、装置が大型化し、メンテナンスが面倒であるばかりか衛生面でも好ましくない点があった。また、この装置は、固定化リパーゼにより油脂を高い分解率で脂肪酸とグリセリンに分解できるものの、未分解の油脂の他、脂肪酸もn−ヘキサンに抽出されるため、n−ヘキサン抽出物含有量を低減し難いということがあった。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、汎用性が高くコスト面とメンテナンス面でも有利でグリーストラップ内の油脂を炭酸ガスと水に分解処理できる含油脂廃水処理装置及び効率的にグリーストラップ内の油脂を炭酸ガスと水に分解処理できる含油脂排水の処理方法を提供することを課題とする。
本発明者は、上記の課題を解決するため検討を重ねた結果、グリーストラップの外部に装置を配置し、この装置内でグリーストラップ内の油脂に富む含油脂廃水のみを選択的に固定化リパーゼと微生物で分解処理することに想到し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、グリーストラップ内の含油脂廃水の油脂を固定化リパーゼと有機物を資化する微生物との作用により分解処理する含油脂廃水処理装置であって、吸引して取り出されたグリーストラップ内の上層に溜まる油脂に富む含油脂廃水を取入れる取入口と分解処理された廃水を一部を残して排出可能に形成された排出口とを有する容器本体と、該容器本体内に設けられ、流失を防止しつつ固定化リパーゼを収容する前記含油脂廃水が通過自在な酵素ホルダーと、前記容器本体内の前記含油脂廃水を撹拌する撹拌手段と、を備え、グリーストラップの外部に設置されてなることを特徴とする含油脂廃水処理装置を要旨とする。
上記の構成の発明は、油脂に富む含油脂廃水のみを吸引してグリーストラップの外部に取り出し、これを固定化リパーゼと微生物により分解処理するので、処理容量が少なく装置を小型化でき、含油脂廃水の油脂を効率的に炭酸ガスと水にまで処理できる。また、微生物を含む分解処理後の廃水の一部を残して排水できるので、残った廃水を増殖・活性化させ、繰り返し利用できる。
また、上記の発明において、撹拌手段は、酵素ホルダー内で含油脂廃水を撹拌するものとしても良い。これにより、油脂と固定化リパーゼとの接触を高め、分解率を高めることができる。また、上記の発明において、グリーストラップ内の上層に溜まる油脂に富む含油脂廃水を吸引する吸引手段を備えても良い。これにより、グリーストラップ内の油脂を効率的に分解処理ができる。また、上記の発明において、吸引手段は、グリーストラップ内に配置される上部に開口を有する収容筐体と、該収容筐体内に設置・収容される吸引ポンプと、前記収容筐体と連通する上部に開口を有する含油脂廃水回収容器とからなり、前記収容筐体の上端と前記含油脂廃水回収容器の上端は吸引する所定の油脂に富む含油脂廃水層の下層位に配置しても良い。これにより、油脂に富む含油脂廃水のみを効率的且つ選択的に吸引できる。更に、上記の発明において、散気手段及び/又は加温手段を備えても良い。これにより、微生物と固定化リパーゼの増殖や活性化を高めることができる。
また、本発明は、グリーストラップ内の上層に溜まる油脂に富む含油脂廃水を吸引して取り出し、該含油脂廃水をグリーストラップの外部に設置される容器を本体とする装置内に取入れ、該装置内に設けられた酵素ホルダー内に収容され流失することのない固定化リパーゼと前記容器内に投入される有機物を資化する微生物とを作用させて前記含油脂廃水の油脂を分解処理し、分解処理後の廃水の一部を前記装置内に残して排出することを特徴とする含油脂廃水の処理方法を要旨とする。
上記の発明において、分解処理後の廃水をグリーストラップ内に戻し、グリーストラップを介して下水などに排出しても良い。上記の発明において、装置は上記の含油脂廃水処理装置でも良い。
本発明の含油脂廃水処理装置は、油脂に富む含油脂廃水のみを選択的に吸引してグリーストラップの外部に取り出し、これを固定化リパーゼと有機物を資化する微生物で分解するので、汎用性が高く、多種多様なグリーストラップに対応でき、量産化によりコストの低減化が可能である。また、本発明の含油脂廃水処理装置は、グリーストラップ内でなく、その外部に設置され、小型化されるので、グリーストラップ内の不衛生な環境下でのメンテナンス作業が不要となり、メンテナンス面で有利である。本発明の含油脂廃水処理装置は、油脂を固定化リパーゼと微生物で分解するので、微生物のみを使用する場合に比べ高い分解率で且つ短い処理時間で分解処理でき、n−ヘキサン抽出物含有量の改善を図ることができる。さらに、本発明の含油脂廃水処理装置は、固定化リパーゼが酵素ホルダー内から流失することがなく、また、各処理工程ごとに残存する微生物を増殖・活性化させて使用できるので、固定化リパーゼと微生物の頻繁な補填が不要となり、維持管理上の経済性にも優れる。
本発明の吸引装置は、グリーストラップの油脂に富む含油脂廃水のみを選択的に吸引できるので、グリーストラップ内の油脂の効率的な分解処理に資することができる。
本発明の含油脂廃水の処理方法は、油脂に富む含油脂廃水のみを吸引によりグリーストラップの外部に取り出し、これを固定化リパーゼと微生物で分解するので、グリーストラップ内の油脂を確実且つ効率的に分解処理できる。
次いで、本発明の含油脂廃水処理装置100(以下、「本装置」という)を図面を参照しながら実施の形態により詳細に説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。図1は、本装置100の模式的な断面図で、図2は本装置100の平面図である。また、図3は本装置100の使用状況及び吸引装置を示す説明図である。
本装置100は、容器本体60、酵素ホルダー70、撹拌装置75、エアレーション装置80、ヒーター83を備え、グリーストラップGの外部に配置される。図1に示すように、容器本体60は上部が開口する有底円筒状の容器から構成される。容器本体60の上方には、グリーストラップG内から吸引され取り出された油脂に富む含油脂廃水を取入れるための取入口61が形成され、容器本体60の下端から全体の約3分の1の高さ位置には分解処理された廃水を排出するための排出口62が形成されている。取入口61は、後記の水中ポンプ92の送水管93の先端部が接続可能となっている。また、排出口62は、電磁弁63により開閉が制御される。容器本体60の上部の開口には、中央部に貫通孔を有する蓋体64が着脱自在に取り付けられている。また、容器本体60の内部は、断熱材が内設され、ステンレス板が内張されている。
酵素ホルダー70は、投入される固定化リパーゼEの流失を防ぎ、含油脂廃水が通過自在である限り構成に限定はないが、筒状のネット体が好ましい。この場合、ネット体の網目の大きさは、8〜14メッシュが好ましく、10〜12メッシュがより好ましい。網目の大きさが8メッシュより小さいと含油脂廃水が自在に通過し難くなるからであり、14メッシュより大きいと固定化リパーゼEがネット体内から流失するおそれがあるからである。また、固定化リパーゼEの平均粒子径は、1〜8mmが好ましく、2〜4mmがより好ましい。固定化リパーゼEの平均粒径が1mmより小さいと前記のネット体の網目の大きさとの関係から、漏出のおそれがあるからであり、8mmより大きいと固定化リパーゼE全体の表面積が小さくなり含油脂廃水との接触が悪くなり、ひいては油脂の分解率を低下させるからである。また、固定化リパーゼEの嵩比重は、0.15〜0.2が好ましく、0.16〜0.18がより好ましい。固定化リパーゼEの嵩比重が0.15より小さいと酵素ホルダー70の上部に偏在して浮遊することが多くなり、含油脂廃水との接触が悪くなるおそれがあり、0.2より大きいと酵素ホルダー70の下部に偏在して浮遊することが多くなり、やはり含油脂廃水との接触が悪くなるおそれがあるからである。
本実施の形態における酵素ホルダー70は、ステンレス製の円筒状のネット体で構成され、網目の大きさは10メッシュに形成されている。該酵素ホルダー70は、その上部に形成されたフランジが蓋体64の下面に着脱可能に取り付けられている。
上記で説明した固定化リパーゼEにおけるリパーゼの起源は特に限定されないが、油脂の分解能に優れるカンジダ・ルゴーサ(Candida rugosa)又はシュードモナス・セパシア(Pseudomonas cepacia)に属する菌株の生産するリパーゼが好ましい。また、酵素の固定化は、公知の方法により行うことができる。すなわち、不溶性の担体に酵素を結合させる担体結合法(物理的吸着法、イオン結合法、共有結合法)、架橋法、包括法などにより行うことができる。
本装置100は、撹拌手段に相当する撹拌装置75が設けられている。蓋体64の上面側に、撹拌棒76を駆動する直交モータ77が取り付けられている。該撹拌棒76は、蓋板64に形成された貫通孔に挿通され、酵素ホルダー70内で回転できるようになっている。また、撹拌棒76には、その上部と下部の2箇所に撹拌羽根78が設けられている。
また、本装置100は、散気手段に相当するエアレーション装置80が設けられている。エアレーション装置は、エアーポンプ81とこれに接続されるエアー排出管82とから構成されている。エアー排出管82は容器本体60の下部に設けられ、本装置100内の含油脂廃水にエアーを供給する。エアー排出管82の近傍には、ヒーター83が設けられ、温度の制御は本装置100に設けられる温度センサー85により行われる。また、本装置100には、液面センサー84が設けられている。
排出口62の下方には、ドレーンバルブで開閉自在なメンテナンス用排出口65が形成されている。容器本体60の底部は、このメンテナンス用排出口65に向けて次第に下がるテーパーが形成されている。また、容器本体60の上部には、グリーストラップGから吸引される含油脂廃水のオーバーフローに対応する非常用排出口66が形成されている。
本装置50に用いられる微生物は、有機物を資化できれば限定がなく、好気性の微生物、嫌気性の微生物、複数の微生物を混在したもの、あるいは市販される微生物製剤でも良い。
また、固定化リパーゼ及び微生物の作用により分解される油脂類には特に限定がなく、キャノーラ油、オリーブ油、ベニハナ油、コーン油、ゴマ油、コメ油、サラダ油、魚油、ラード油、ショートニング、エコナ(登録商標)などの動植物油を例示できる。
次いで、上記のように構成される本装置100の使用方法、作用及び吸引装置90について説明する。固定化リパーゼEと微生物は、それぞれ酵素ホルダー70内と本装置100内に投入される。そして、メインスイッチをONにすると、図3に示す、グリーストラップGに溜まった含油脂廃水層の内、上面から下へ全体の1/4〜1/3の油脂に富む含油脂廃水のみを吸引する吸引装置90が作動する。グリーストラップGの上面から下へ全体の1/4〜1/3の含油脂廃水を吸引することで、グリーストラップG内の油脂の大半を選択的に取り出し本装置100に取入れることができる。吸引装置90は、グリーストラップG内に配置された上部に開口を有する収容筐体91と、この収容筐体91内に設置される水中ポンプ92と、一端が底部に接続され、他端が収容筐体91に接続される回収管95を介して収容筐体91と連通する上部に開口を有する含油脂廃水回収容器94とから構成される。この収容筐体91の上端と含油脂廃水回収容器94の上端は油脂に富むグリーストラップGの上面から下へ全体の1/4〜1/3の含油脂廃水層(OL)の下層位に配置されている。グリーストラップGは、水と油脂の比重差を利用して常に油脂に富む含油脂廃水が上層に溜まる構成のため、水中ポンプ92の負圧により図3の矢印に示す、2つの含油脂廃水回収容器94の開口と収容筐体91の開口を介して油脂に富む含油脂廃水が吸引される。
収容筐体91内の油脂に富む含油脂廃水は、水中ポンプ92により送水管93を介して本装置100内に取り出される。含油脂廃水が取入口61とほぼ同じ高さ位置まで入ると、液面センサー84が感知し、含油脂廃水の取入れを停止する。これと同時にエアレーション装置80、撹拌装置75及びヒーター83が作動し、エアレーションと含油脂廃水の撹拌が開始され、含油脂廃水は所定の温度に維持される。ヒーター83による加温は、微生物の増殖・活性化及びリパーゼの活性化のため、必要に応じ実施される。この場合、温度範囲は15℃〜45℃が好ましく、40℃前後がより好ましい。また、本装置100は、断熱材が内設され、保温性が高められている。
撹拌装置75は、タイマーを介して所定時間作動し停止する。本装置100において、油脂は6時間前後で約80%以上に分解されるので、特に限定はないが、撹拌装置75の作動時間は通常6時間前後に設定すれば十分である。
撹拌装置75の作動の停止後も、エアレーション装置80とヒーター83は引き続き作動し、油脂の分解により生成した脂肪酸は微生物により更に炭酸ガスと水へと分解される。所定時間の経過後、タイマーを介して、排出口62に設けられた電磁弁63が作動し、排出口62が開の状態になり、分解処理された廃水が排出される。
上記の本装置100による一連の動作は、配電盤に設けられた回路により制御される。 また、本装置100の排出口62は、容器本体60の下端から全体の高さの約4分の1の位置に形成されているので、微生物が含まれる分解処理された廃水が排出された後も一部の廃水が残存する。グリーストラップG内の油脂分を長期に亘り放置するとスカムとなって悪臭を放つようになるので、原則として上記の一連の動作は24時間の周期でを繰り返すことが好ましい。これにより、エアレーション装置80とヒーター83が継続して作動することで、残存した廃水に含まれる微生物は増殖・活性化し、約1ヶ月間は補填することなく含油脂廃水の処理が行える。また、固定化リパーゼEも酵素ホルダー70から流失することがなく、約1ヶ月間は酵素活性を維持する。処理された廃水は厨房などの排出口に排出することができるが、これをグリーストラップGに戻し、グリーストラップGを介して排出しても良い。処理された廃水をグリーストラップGを介して排出することにより、下水道などと連通する排水口のない場合、別途、これを設ける必要がなく、また、分解処理された廃水をグリーストラップG内の水で更に希釈化して排水できる。
また、容器本体60の底部は、メンテナンス用排出口65に向け次第に下がるテーパーが形成されているので、ドレーンバルブを開にすることで容器本体60内に溜まる廃水を
メンテナンス用排出口65から完全に排出でき、本装置100内の洗浄作業も容易で、また、汚れた廃水に触れることもないので、メンテナンスに利便である。
次いで、本発明を実施例を挙げて説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
上記で説明した本装置100を使用し油脂の処理を行った。水とサラダ油が入った本装置100内に微生物製剤を投入し、酵素ホルダー70内に固定化リパーゼEを投入した。 撹拌装置75を作動させ、撹拌を開始した。撹拌と同時にエアレーション装置80とヒーター83を作動させた。6時間経過後、撹拌を停止して本装置100内から測定用サンプルを採取し、油脂の分解率を調べた。本装置100は、撹拌の停止後も引き続き18時間に亘り稼働させた。
処理条件は、以下の通りであった。
固定化リパーゼEの投入量:100g、酵素ホルダー60の網目の大きさ:10メッシュ、撹拌装置65の回転数:550rpm、微生物製剤の投入量:50g、運転時間:24時間(うち、撹拌は最初から6時間)、処理温度:40℃、油脂分の投入量:100Lの水にサラダ油600g、微生物製剤:ダイナトリート2000(ENVIRONMENTAL DYNAMICS ,INC製)
また、酵素ホルダー70に投入された固定化リパーゼEは以下のように調製した。担体のアキュレル(アクゾノーベル社製)500gを40Lのポリ容器に秤取し、ここに6.2Lのエタノールを加え、担体が沈むまで十分に撹拌して湿潤させた。デカンテーションで3.7Lのエタノールを除去した後、0.1Mリン酸緩衝液(リン酸一カリウム+リン酸二ナトリウム、pH7.0)12.5Lを添加し30分撹拌した。次いで、酵素ホルダーの網目と同じメッシュのネットで濾別した。濾別後、担体にリパーゼAY「アマノ」(天野エンザイム社製、リパーゼ活性30,000u/g)1309gを含む0.1Mリン酸緩衝液(pH7.0)6.2Lを添加し、低温室(4〜10℃)で24時間撹拌した。撹拌後、再度、前記のネットで濾別し、さらに電気恒温式真空乾燥機(株式会社精工科学器械製作所製)で真空乾燥(30℃、24〜48時間、24時間目で乾燥状態を判断する)を行い固定化リパーゼを得た。この方法で固定化リパーゼの製造を2回行い、それぞれ580gと570g合わせて1150gの固定化リパーゼを得た。固定化リパーゼの平均の固定化率(固定化に使用したリパーゼの総活性−未固定リパーゼの総活性)は、50.2%であった。また、固定化リパーゼの平均の酵素力価は、34,000u/gであった。さらに、固定化リパーゼEの平均粒径は、3mmで、嵩比重は0.165であった。
油脂分の分解率は、固定化リパーゼEで分解した後の油脂分の酸価を測定し、この酸価を195で除して百分率として求めた。酸価の測定は、基準油脂分析試験法(社団法人 日本油化学会編纂、1996)の23.酸価(2.3.1−1996)に従い行った。
結果は、表1に示した。含油脂廃水を撹拌しながら固定化リパーゼEを6時間作用させることで、油脂は分解率92%で脂肪酸とグリセリンに分解された。また、分解された脂肪酸は微生物が作用して、24時間後には完全に炭酸ガスと水にまで分解されていた。なお、表1のn−ヘキサン抽出物質換算量( mg/L)は、サンプルをイヤトロスキャン法により測定し換算して求めた。
Figure 2006305476
本装置100及び本処理法によれば、グリーストラップG内の含油脂廃水の油脂は、より確実に炭酸ガスと水にまで分解処理でき、しかも短時間で分解処理できることが明らかとなった。
実施の形態に係る含油脂排水処理装置の模式的な断面図である。 実施の形態に係る含油脂排水処理装置の平面図である。 実施の形態に係る含油脂排水処理装置の使用状況及び吸引装置の説明図である。 従来の含油脂排水処理装置の正面図である。
符号の説明
60 容器本体
61 取入口
62 排出口
70 酵素ホルダー
75 撹拌装置
76 撹拌棒
80 エアレーション装置
81 エアーポンプ
82 エアー排出管
83 ヒーター
90 吸引装置
91 収容筐体
92 水中ポンプ
94 含油脂廃水回収容器
100 含油脂廃水処理装置

Claims (8)

  1. グリーストラップ内の含油脂廃水の油脂を固定化リパーゼと有機物を資化する微生物との作用により分解処理する含油脂廃水処理装置であって、吸引して取り出されたグリーストラップ内の上層に溜まる油脂に富む含油脂廃水を取入れる取入口と分解処理された廃水を一部を残して排出可能に形成された排出口とを有する容器本体と、該容器本体内に設けられ、流失を防止しつつ固定化リパーゼを収容する前記含油脂廃水が通過自在な酵素ホルダーと、前記容器本体内の前記含油脂廃水を撹拌する撹拌手段と、を備え、グリーストラップの外部に設置されてなることを特徴とする含油脂廃水処理装置。
  2. 撹拌手段は、酵素ホルダー内で含油脂廃水を撹拌するものであることを特徴とする請求項1記載の含油脂廃水処理装置。
  3. グリーストラップ内の上層に溜まる油脂に富む含油脂廃水を吸引する吸引手段を備えてなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の含油脂廃水処理装置。
  4. 吸引手段は、グリーストラップ内に配置される上部に開口を有する収容筐体と、該収容筐体内に設置・収容される吸引ポンプと、前記収容筐体と連通する上部に開口を有する含油脂廃水回収容器とからなり、前記収容筐体の上端と前記含油脂廃水回収容器の上端は吸引する所定の油脂に富む含油脂廃水層の下層位に配置されてなることを特徴とする請求項3記載の含油脂廃水処理装置。
  5. 散気手段及び/又は加温手段を備えてなることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の含油脂廃水処理装置。
  6. グリーストラップ内の上層に溜まる油脂に富む含油脂廃水を吸引して取り出し、該含油脂廃水をグリーストラップの外部に設置される容器を本体とする装置内に取入れ、該装置内に設けられた酵素ホルダー内に収容され流失することのない固定化リパーゼと前記容器内に投入される有機物を資化する微生物とを作用させて前記含油脂廃水の油脂を分解処理し、分解処理後の廃水の一部を前記装置内に残して排出することを特徴とする含油脂廃水の処理方法。
  7. 分解処理後の廃水をグリーストラップ内に戻し、グリーストラップを介して下水などに排出することを特徴とする請求項6記載の含油脂廃水の処理方法。
  8. 装置が請求項1〜請求項5のいずれかに記載のものであることを特徴とする請求項6又は請求項7記載の含油脂廃水の処理方法。
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