JPH1034118A - 廃棄物処理装置 - Google Patents
廃棄物処理装置Info
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- JPH1034118A JPH1034118A JP22922696A JP22922696A JPH1034118A JP H1034118 A JPH1034118 A JP H1034118A JP 22922696 A JP22922696 A JP 22922696A JP 22922696 A JP22922696 A JP 22922696A JP H1034118 A JPH1034118 A JP H1034118A
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- C12M27/10—Rotating vessel
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M33/00—Means for introduction, transport, positioning, extraction, harvesting, peeling or sampling of biological material in or from the apparatus
- C12M33/04—Means for introduction, transport, positioning, extraction, harvesting, peeling or sampling of biological material in or from the apparatus by injection or suction, e.g. using pipettes, syringes, needles
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C12M41/44—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of volume or liquid level
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/40—Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バイオによる有機廃棄物処理で、無機有機混
合の分別不能な廃棄物も処理出来、無機残渣は定期的に
自動排出され、二次汚染の心配の無い無排水機構で、購
入費から維持費迄格安の、無機有機混合廃棄物処理装置
が望まれていた。 【解決の手段】 処理槽本体内の多孔回転内槽に廃棄物
を投入し、有機物分解促進剤が添加された分解処理水を
充填、加温して分解酵素効果を増進させ、加水による剰
余排水は強制蒸散によって無排水とし、密閉の処理槽本
体によって無臭分解消滅処理を行い、多孔回転内槽内の
無機物残渣は回転によって定期的に自動排出され、分解
処理水は完全な即効性の有機液体肥料としての付加価値
を付けた。
合の分別不能な廃棄物も処理出来、無機残渣は定期的に
自動排出され、二次汚染の心配の無い無排水機構で、購
入費から維持費迄格安の、無機有機混合廃棄物処理装置
が望まれていた。 【解決の手段】 処理槽本体内の多孔回転内槽に廃棄物
を投入し、有機物分解促進剤が添加された分解処理水を
充填、加温して分解酵素効果を増進させ、加水による剰
余排水は強制蒸散によって無排水とし、密閉の処理槽本
体によって無臭分解消滅処理を行い、多孔回転内槽内の
無機物残渣は回転によって定期的に自動排出され、分解
処理水は完全な即効性の有機液体肥料としての付加価値
を付けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地球規模の環境汚
染防止に基づく、有機生ごみの微生物による分解消滅に
係る処理機に関するもので、業務用から家庭用に至るま
での幅広い利用分野を有する。
染防止に基づく、有機生ごみの微生物による分解消滅に
係る処理機に関するもので、業務用から家庭用に至るま
での幅広い利用分野を有する。
【0002】
【従来の技術】従来、有機廃棄物の処理は、有機廃棄物
を処理槽に投入し発酵助成菌を添加、発酵、熟成を促進
して有機肥料に変えるものか、水分調整分解媒体剤を使
って発酵させ、ある程度の分解をさせ、残渣は1次発酵
的有機物でありながら、有機肥料と称している処理機ば
かりである。
を処理槽に投入し発酵助成菌を添加、発酵、熟成を促進
して有機肥料に変えるものか、水分調整分解媒体剤を使
って発酵させ、ある程度の分解をさせ、残渣は1次発酵
的有機物でありながら、有機肥料と称している処理機ば
かりである。
【0003】同時に、無機廃棄物、有機廃棄物の混合廃
棄物については、その両者を分別して処理せざるを得
ず、特に業務用についてはその使用法において問題を残
している。
棄物については、その両者を分別して処理せざるを得
ず、特に業務用についてはその使用法において問題を残
している。
【0004】これらは、家庭用の1槽式でも熟成槽の大
半が大型の原形生ごみ貯留容器タイプとなり、分解水の
発生の為土壌上への設置を条件とし、近年、一槽式の分
解媒体剤として木粉のみ装填する自動の有機廃棄物の分
解処理機が発売されたが、無機廃棄物に近い卵のから、
魚の骨類は全く分解せず、その上残飯の塊状も分解不能
であり、特に、油脂分を含む有機廃棄物の分解処理は不
能といっても良い。
半が大型の原形生ごみ貯留容器タイプとなり、分解水の
発生の為土壌上への設置を条件とし、近年、一槽式の分
解媒体剤として木粉のみ装填する自動の有機廃棄物の分
解処理機が発売されたが、無機廃棄物に近い卵のから、
魚の骨類は全く分解せず、その上残飯の塊状も分解不能
であり、特に、油脂分を含む有機廃棄物の分解処理は不
能といっても良い。
【0005】又、蛆虫の発生を押さえる為に殺虫剤を添
加し、同時に、処理槽内で分解させる条件で必ず大容量
加熱ヒーターを設置してエネルギーを消費し、又、強烈
な発酵臭気が発生する為、消臭装置を設置しているが、
複合臭的な生ごみ分解臭気は消臭出来ないと同時に駆動
装置の騒音が激しく市街地、団地では使用出来ない。
加し、同時に、処理槽内で分解させる条件で必ず大容量
加熱ヒーターを設置してエネルギーを消費し、又、強烈
な発酵臭気が発生する為、消臭装置を設置しているが、
複合臭的な生ごみ分解臭気は消臭出来ないと同時に駆動
装置の騒音が激しく市街地、団地では使用出来ない。
【0006】分解媒体材の有機廃棄物の分解に要する必
要量も極端に多く、当然ながら処理槽も大きくなり、バ
イオ剤と称して菌着床材を廃棄物と共に毎日、或は一定
間隔で処理槽に投入する手間もあり、その上、分解に限
度がある為に内部残渣の取り出しを要し、分解媒体剤の
攪拌抵抗に負けない機構として大きなコストを要し、そ
の分解媒体剤の有機肥料化は一次発酵であってそのまま
有機肥料化は不能の上、分解媒体剤の一定期間後の交換
労力は特に大型機器に至っては相当なものであり、交換
廃棄に至っては殆どが有機廃棄物になる可能性があり、
イニシアル及びランニング経費が高いのが現状である。
要量も極端に多く、当然ながら処理槽も大きくなり、バ
イオ剤と称して菌着床材を廃棄物と共に毎日、或は一定
間隔で処理槽に投入する手間もあり、その上、分解に限
度がある為に内部残渣の取り出しを要し、分解媒体剤の
攪拌抵抗に負けない機構として大きなコストを要し、そ
の分解媒体剤の有機肥料化は一次発酵であってそのまま
有機肥料化は不能の上、分解媒体剤の一定期間後の交換
労力は特に大型機器に至っては相当なものであり、交換
廃棄に至っては殆どが有機廃棄物になる可能性があり、
イニシアル及びランニング経費が高いのが現状である。
【0007】近年、湿式処理器として、ディスポーザー
を使用して破砕投入し、沈殿槽、ばっき処理槽、消臭槽
の3槽を持った有機物分解槽があるが、これは従来の合
併処理槽、トイレ浄化槽をそのまま地上に形を変えて置
き換えたものでらり、分解不能物質沈殿量が大半の為
に、ディスポーザーを使用して細かく破砕したり、貯留
槽内の沈殿物のくみ取りを頻繁に行ったり、臭気等々で
斬新性は全くない。
を使用して破砕投入し、沈殿槽、ばっき処理槽、消臭槽
の3槽を持った有機物分解槽があるが、これは従来の合
併処理槽、トイレ浄化槽をそのまま地上に形を変えて置
き換えたものでらり、分解不能物質沈殿量が大半の為
に、ディスポーザーを使用して細かく破砕したり、貯留
槽内の沈殿物のくみ取りを頻繁に行ったり、臭気等々で
斬新性は全くない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術の課題は、
有機廃棄物の発酵分解過程で必然的に起きる分解臭気の
発生が、分解媒体剤及び有機物の発酵の発酵熱によっ
て、有機廃棄物自体の臭気と共に、分解媒体剤の発酵も
加わり、複合臭気となって一旦発生した臭気は消臭不能
である事から可能な限り臭気発生を防止しなければなら
ない。。
有機廃棄物の発酵分解過程で必然的に起きる分解臭気の
発生が、分解媒体剤及び有機物の発酵の発酵熱によっ
て、有機廃棄物自体の臭気と共に、分解媒体剤の発酵も
加わり、複合臭気となって一旦発生した臭気は消臭不能
である事から可能な限り臭気発生を防止しなければなら
ない。。
【0009】有機廃棄物の処理に大量の分解媒体材を要
する為の処理機が大型化し、攪拌機トルクの増大により
駆動装置の故障、騒音、設置スペースの増大がある。
する為の処理機が大型化し、攪拌機トルクの増大により
駆動装置の故障、騒音、設置スペースの増大がある。
【0010】発酵助成には九州地区での使用に於ても熱
原が必要であるが、原形廃棄物の場合、熱電動が悪い為
に、常時、大量の電源を使うヒーターによって加熱する
必要がある。
原が必要であるが、原形廃棄物の場合、熱電動が悪い為
に、常時、大量の電源を使うヒーターによって加熱する
必要がある。
【0011】分解水が発生し、BOD,COD共に浄化
装置が必要にもかかわらず価格的に安くアピールする為
に浄化装置を併設販売せず、廃水汚染の危険性と分解水
臭気の発生、分解水自体に蛆が発生する。
装置が必要にもかかわらず価格的に安くアピールする為
に浄化装置を併設販売せず、廃水汚染の危険性と分解水
臭気の発生、分解水自体に蛆が発生する。
【0012】乾式の分解媒体剤が有機物の為、温度調節
器の故障等による火災の危険性、絶えず発酵に必要な水
分調整、煩雑な機器の為の処理機攪拌装置等の保守管
理、故障処理、その為の処理機自体の価格高騰等の課題
がある。
器の故障等による火災の危険性、絶えず発酵に必要な水
分調整、煩雑な機器の為の処理機攪拌装置等の保守管
理、故障処理、その為の処理機自体の価格高騰等の課題
がある。
【0013】従来の有機廃棄物の、水による分解方式で
も、分解処理水中の有機廃棄物の完全消滅には程遠い
上、貯留槽、ばっき槽、等々の為に2槽、3槽の設備を
要し、上澄み液の或る程度の浄化が限界であり、ディス
ポーザーを使用する為に、破砕加水の量の一定化は不可
能となり、加水量の不安定化によって貯留タンクの増大
と、破砕加水の下水への廃棄、排水しない条件での加熱
蒸散に至っては100℃の熱源の高温発散による臭気の
為に、消臭剤、マスキング芳香剤等の添加投入が条件で
ある。
も、分解処理水中の有機廃棄物の完全消滅には程遠い
上、貯留槽、ばっき槽、等々の為に2槽、3槽の設備を
要し、上澄み液の或る程度の浄化が限界であり、ディス
ポーザーを使用する為に、破砕加水の量の一定化は不可
能となり、加水量の不安定化によって貯留タンクの増大
と、破砕加水の下水への廃棄、排水しない条件での加熱
蒸散に至っては100℃の熱源の高温発散による臭気の
為に、消臭剤、マスキング芳香剤等の添加投入が条件で
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】従来の課題を次の通り解
決した。病原菌対策安全性の観点から、一定間隔時間で
処理水の温度を75℃に上昇可能とし、常時は25℃と
40℃前後を維持して、分解過程での雑菌繁殖を防止
し、有機廃棄物種類によっては、分解に必要な有機物分
解微生物、有機物分解酵素の夫々を、又は単独で添加し
た分解処理水で速やかに分解し、処理槽内の空気を投入
口の開閉に連動させて、開放時のみ強制吸引消臭する事
により、継続的に回転処理槽内の臭気を発散する事な
く、処理器周辺で、無臭に近い状態で分解を行う。
決した。病原菌対策安全性の観点から、一定間隔時間で
処理水の温度を75℃に上昇可能とし、常時は25℃と
40℃前後を維持して、分解過程での雑菌繁殖を防止
し、有機廃棄物種類によっては、分解に必要な有機物分
解微生物、有機物分解酵素の夫々を、又は単独で添加し
た分解処理水で速やかに分解し、処理槽内の空気を投入
口の開閉に連動させて、開放時のみ強制吸引消臭する事
により、継続的に回転処理槽内の臭気を発散する事な
く、処理器周辺で、無臭に近い状態で分解を行う。
【0015】同時に、有機物分解微生物、有機物分解酵
素を添加した一槽の分解処理水は、一定量を保って有機
廃棄物を処理する事から余分なスペースを取らないと同
時に、処理槽内の分解処理水により、装置の極端な簡略
化、無騒音化が可能である。
素を添加した一槽の分解処理水は、一定量を保って有機
廃棄物を処理する事から余分なスペースを取らないと同
時に、処理槽内の分解処理水により、装置の極端な簡略
化、無騒音化が可能である。
【0016】処理装置の小型化については、従来の処理
機の様に、1日当たりの処理能力としての有機廃棄物の
処理量の何十倍もの木粉等の有機物分解媒体材を装填す
る必要がなく、従来の処理器本体の二分の一以下の小型
化が達成された。
機の様に、1日当たりの処理能力としての有機廃棄物の
処理量の何十倍もの木粉等の有機物分解媒体材を装填す
る必要がなく、従来の処理器本体の二分の一以下の小型
化が達成された。
【0017】又、処理装置の構造も、分解処理水が入っ
た処理槽と、多孔回転内槽のみを考慮すれば良い為に、
機構的にも簡単になり、処理機本体各機構も全く簡素化
出来、従来の処理器の様に機械強度的な故障に悩まされ
る事なく、耐用年数計算は単に自然衰耗計算強度のみで
充分となった。
た処理槽と、多孔回転内槽のみを考慮すれば良い為に、
機構的にも簡単になり、処理機本体各機構も全く簡素化
出来、従来の処理器の様に機械強度的な故障に悩まされ
る事なく、耐用年数計算は単に自然衰耗計算強度のみで
充分となった。
【0018】駆動音等による騒音は、機器の攪拌装置に
大きく影響し、又、機器の大型化による分解媒体剤の攪
拌駆動機トルクの増大によるが、本発明は処理槽本体内
には多孔回転内槽しかなく、回転も、水中間欠回転させ
る為、静粛稼働とした。
大きく影響し、又、機器の大型化による分解媒体剤の攪
拌駆動機トルクの増大によるが、本発明は処理槽本体内
には多孔回転内槽しかなく、回転も、水中間欠回転させ
る為、静粛稼働とした。
【0019】同時に換気ファンも、投入口蓋の開放時の
みの強制稼働であり、風量が極微小で良い為、無騒音に
近い静粛さである。
みの強制稼働であり、風量が極微小で良い為、無騒音に
近い静粛さである。
【0020】分解処理水の温度は、冬期寒冷地における
低温化現象を避ける為に、一定温度を維持する分解処理
水温度制御付きヒーターが装着されるが、定期的に75
℃に温度上昇させて病原菌、雑菌、害幼虫の消滅と、有
機物分解酵素群等の分解促進に役立てるが、それ以外は
通常25℃前後と、40℃前後に交互に維持して有機物
分解微生物群等によって分解を行い、短時間分解が必要
な場合は、40℃前後の温度時間帯を長くした。
低温化現象を避ける為に、一定温度を維持する分解処理
水温度制御付きヒーターが装着されるが、定期的に75
℃に温度上昇させて病原菌、雑菌、害幼虫の消滅と、有
機物分解酵素群等の分解促進に役立てるが、それ以外は
通常25℃前後と、40℃前後に交互に維持して有機物
分解微生物群等によって分解を行い、短時間分解が必要
な場合は、40℃前後の温度時間帯を長くした。
【0021】有機廃棄物を破砕して投入する場合は、破
砕による表面積の拡大を行い、分解時間の短縮と限界ま
での消滅を行う為、ディスポーザーの様な加水破砕によ
る排水は処理槽本体に導入し、分解処理水蒸散装置によ
って余剰分は処理し、分解水の多少の加温による事と、
油脂類、繊維類等の分解酵素共相まって、消滅が可能で
ある。
砕による表面積の拡大を行い、分解時間の短縮と限界ま
での消滅を行う為、ディスポーザーの様な加水破砕によ
る排水は処理槽本体に導入し、分解処理水蒸散装置によ
って余剰分は処理し、分解水の多少の加温による事と、
油脂類、繊維類等の分解酵素共相まって、消滅が可能で
ある。
【0022】又、無機廃棄物の混合投入は、多孔回転内
槽内に残渣として貯留され、有機廃棄物の根物野菜の様
に堅いものであっても、前述の様に分解処理水は間欠的
に温度上昇させている為に、投入後一定時間で軟弱化分
解される。
槽内に残渣として貯留され、有機廃棄物の根物野菜の様
に堅いものであっても、前述の様に分解処理水は間欠的
に温度上昇させている為に、投入後一定時間で軟弱化分
解される。
【0023】処理槽内に一時的に大量の有機廃棄物を投
入して、分解水が規定量以上のレベルになった場合、オ
ーバーフロー管よって自動的に分解処理水蒸散装置導入
されて気中放散される為、これも分解水の排出は全くな
い上、場合によっては定期的に75℃に加温上昇させて
いるため病原菌等は無く安全である。
入して、分解水が規定量以上のレベルになった場合、オ
ーバーフロー管よって自動的に分解処理水蒸散装置導入
されて気中放散される為、これも分解水の排出は全くな
い上、場合によっては定期的に75℃に加温上昇させて
いるため病原菌等は無く安全である。
【0024】処理槽本体を圧力タンクとして多少の加圧
をし、酵素の働きによって、有機廃棄物の処理効果を上
昇させる事も可能である。
をし、酵素の働きによって、有機廃棄物の処理効果を上
昇させる事も可能である。
【0025】処理槽本体内の多孔円筒内槽の微速回転の
みで、従来の分解媒体剤攪拌による方式の、有機廃棄物
1日当たり1Kgの処理装置が90W以上のモーターを
要しているのに対し、本発明は、処理槽本体内の多孔円
筒内槽の微速回転動力は、1Kg有機廃棄物処理当たり
3ワットモーター前後で十分でありある。
みで、従来の分解媒体剤攪拌による方式の、有機廃棄物
1日当たり1Kgの処理装置が90W以上のモーターを
要しているのに対し、本発明は、処理槽本体内の多孔円
筒内槽の微速回転動力は、1Kg有機廃棄物処理当たり
3ワットモーター前後で十分でありある。
【0026】本発明は、従来の樹木粉の様な有機物分解
媒体材自体が、有機物分解微生物群、有機物分解酵素群
を添加した分解処理水に変わることにより、分解媒体剤
の材料費、取り替え費用等が不要となり、ランニングコ
ストは超僅少である。
媒体材自体が、有機物分解微生物群、有機物分解酵素群
を添加した分解処理水に変わることにより、分解媒体剤
の材料費、取り替え費用等が不要となり、ランニングコ
ストは超僅少である。
【0027】有機物分解微生物群、有機物分解酵素群
の、毎日一定量自動添加により、又は一定間隔で自動添
加により、投入を忘れた為の分解不能発生の危険性がな
く安全である。
の、毎日一定量自動添加により、又は一定間隔で自動添
加により、投入を忘れた為の分解不能発生の危険性がな
く安全である。
【0028】従来の有機物分解処理機は、電気機器、攪
拌装置、分解媒体剤の乾燥等のファンの粉塵発散、分解
媒体剤の過湿度固形化による機器オーバーロード等々に
よる故障が多いが、本発明は全く故障の箇所がない程シ
ンプルな機構である。
拌装置、分解媒体剤の乾燥等のファンの粉塵発散、分解
媒体剤の過湿度固形化による機器オーバーロード等々に
よる故障が多いが、本発明は全く故障の箇所がない程シ
ンプルな機構である。
【0029】社会的に有機廃棄物の処理がクローズアッ
プされている現在、全ての所得階級の家庭に於て購入可
能な価格、業務用において廃棄物処理費用が商品に価格
転化する必要の無い価格でなければならないが、本発明
は機構の超簡素化と素材の選択、組み立て部品の僅少さ
によって人件費の賦課が僅かで済み、ランニングコスト
も殆ど掛からず、全階級家庭を含めて全ての層に於て購
入可能なコストでの製作が可能である。
プされている現在、全ての所得階級の家庭に於て購入可
能な価格、業務用において廃棄物処理費用が商品に価格
転化する必要の無い価格でなければならないが、本発明
は機構の超簡素化と素材の選択、組み立て部品の僅少さ
によって人件費の賦課が僅かで済み、ランニングコスト
も殆ど掛からず、全階級家庭を含めて全ての層に於て購
入可能なコストでの製作が可能である。
【0030】処理槽内の分解処理水の酸素保有量を促進
する為と、水中の有機物分解促進各種添加剤の効率向上
の為に、気泡を供給した場合、多孔回転内槽の微速回転
による分解処理水の対流によって気泡は単なる水中での
上昇運動でなく、分解処理水の回転によって、従来の気
泡上昇時間のほぼ倍の時間は分解処理水中にあり、効率
増大の寄与を図った。
する為と、水中の有機物分解促進各種添加剤の効率向上
の為に、気泡を供給した場合、多孔回転内槽の微速回転
による分解処理水の対流によって気泡は単なる水中での
上昇運動でなく、分解処理水の回転によって、従来の気
泡上昇時間のほぼ倍の時間は分解処理水中にあり、効率
増大の寄与を図った。
【0031】有機廃棄物の中には、魚の骨、卵の殻等も
必然的に発生するが、魚の骨はカルシュウムと蛋白質等
の他の有機物の結合によって構成されているが、これら
の投入量が多いい場合、或は業務用の魚のはらわた、骨
のみの処理の場合は、処理槽本体内部を加圧し、処理目
的に合った酵素添加によって蛋白質等の分解で短時間で
目視不能となり、処理槽内部にも油脂、蛋白等々の付着
も少ない。
必然的に発生するが、魚の骨はカルシュウムと蛋白質等
の他の有機物の結合によって構成されているが、これら
の投入量が多いい場合、或は業務用の魚のはらわた、骨
のみの処理の場合は、処理槽本体内部を加圧し、処理目
的に合った酵素添加によって蛋白質等の分解で短時間で
目視不能となり、処理槽内部にも油脂、蛋白等々の付着
も少ない。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、発明の実姉の形態を、いく
つかの実施例に基いて、図面1、2によって説明する。
つかの実施例に基いて、図面1、2によって説明する。
【0033】処理槽本体(1)は、円筒形、又は多角形
のいずれも実施例はあるが、本実施例については円筒形
の処理槽本体(1)で説明し、各請求項も説明する。
のいずれも実施例はあるが、本実施例については円筒形
の処理槽本体(1)で説明し、各請求項も説明する。
【0034】処理槽本体(1)内で回転する多孔回転内
槽(3)は、処理槽本体(1)内に装着されたいくつか
の、回転ローラー(4)によって回転可能な状態で挿入
設置される。
槽(3)は、処理槽本体(1)内に装着されたいくつか
の、回転ローラー(4)によって回転可能な状態で挿入
設置される。
【0035】この多孔回転内槽(3)を設置する目的
は、種々雑多の混合廃棄物の内、分解消滅不能の金属、
ガラス、陶器、貝殻、木片等を残留残渣として一定期間
毎に排出させる目的で、又、回転させる事によって、分
解可能物質の分解効率を上げる為である。
は、種々雑多の混合廃棄物の内、分解消滅不能の金属、
ガラス、陶器、貝殻、木片等を残留残渣として一定期間
毎に排出させる目的で、又、回転させる事によって、分
解可能物質の分解効率を上げる為である。
【0036】多孔回転内槽(3)の一端の円周には、帯
上歯車(2)が巻かれているが、この帯状歯車(2)に
代わって、多孔回転内槽(3)の端壁に、円形歯車を装
着した実施例もある。
上歯車(2)が巻かれているが、この帯状歯車(2)に
代わって、多孔回転内槽(3)の端壁に、円形歯車を装
着した実施例もある。
【0037】この理由は、処理槽本体(1)が小型で、
多孔回転内槽(3)の直径が小さい場合は、帯状歯車
(2)は円形曲げ加工、端部溶接、仕上げ加工、多孔回
転内槽(3)装着溶接等々の工賃コストが丸型歯車より
も割高につくからであると共に万一の歯車の歯折損の場
合の交換メンテナンスを容易にする為でもある。
多孔回転内槽(3)の直径が小さい場合は、帯状歯車
(2)は円形曲げ加工、端部溶接、仕上げ加工、多孔回
転内槽(3)装着溶接等々の工賃コストが丸型歯車より
も割高につくからであると共に万一の歯車の歯折損の場
合の交換メンテナンスを容易にする為でもある。
【0038】処理槽本体(1)の外部円形壁には多孔回
転内槽(3)を回転駆動させる、内槽駆動機(5)が設
置され、駆動歯車(7)が装着された内槽駆動軸(6)
が処理槽本体(1)の円形の奥部壁を貫通して多孔回転
内槽(3)の帯状歯車(2)と噛み合い、内槽駆動機の
起動によって多孔回転内槽(3)は回転する。
転内槽(3)を回転駆動させる、内槽駆動機(5)が設
置され、駆動歯車(7)が装着された内槽駆動軸(6)
が処理槽本体(1)の円形の奥部壁を貫通して多孔回転
内槽(3)の帯状歯車(2)と噛み合い、内槽駆動機の
起動によって多孔回転内槽(3)は回転する。
【0039】処理槽本体(1)の投入排出口(8)は、
蓋突起(10)が付いた投入排出蓋(11)が設置され
るが、投入排出蓋(11)の上部には、別途少量廃棄物
投入蓋を併設設置されたものであり、内部点検窓として
も使用され、閉鎖状態では処理槽本体(1)は密閉され
る。
蓋突起(10)が付いた投入排出蓋(11)が設置され
るが、投入排出蓋(11)の上部には、別途少量廃棄物
投入蓋を併設設置されたものであり、内部点検窓として
も使用され、閉鎖状態では処理槽本体(1)は密閉され
る。
【0040】処理槽本体(1)内の多孔回転内槽(3)
の回転運動での前後移動をなくす為に、処理槽本体
(1)の奥部壁(12)と、投入排出口(11)側の両
方に定位置回転をさせる為、定位置維持ローラー(1
3)を設置し、夫々、多孔回転内槽(3)の両端に接し
て回転するが分解水が潤滑油的効果を持った。
の回転運動での前後移動をなくす為に、処理槽本体
(1)の奥部壁(12)と、投入排出口(11)側の両
方に定位置回転をさせる為、定位置維持ローラー(1
3)を設置し、夫々、多孔回転内槽(3)の両端に接し
て回転するが分解水が潤滑油的効果を持った。
【0041】処理槽本体(1)の上部を貫通して、処理
物質分解過程の臭気の処理槽本体(1)からのリークを
避ける為、排気管(14)を取付、消臭装置(15)に
接続され、投入排出蓋(11)に付設している少量投入
口を明けた時には臭気のリークを防止する為、排気管
(14)を経て、強制的に消臭装置(15)に吸引され
る。
物質分解過程の臭気の処理槽本体(1)からのリークを
避ける為、排気管(14)を取付、消臭装置(15)に
接続され、投入排出蓋(11)に付設している少量投入
口を明けた時には臭気のリークを防止する為、排気管
(14)を経て、強制的に消臭装置(15)に吸引され
る。
【0042】消臭装置(15)は、市販の消臭剤を使用
したが、複合臭気の為に完全とは言えず、又、飽和状態
後の廃棄処分に困惑した為、本実施例では、酸性、アル
カリ性2段の臭気ガス水洗消臭装置を実施し、又、活性
簡素繊維による臭気吸着法も実施し、その効果の確認を
得た。
したが、複合臭気の為に完全とは言えず、又、飽和状態
後の廃棄処分に困惑した為、本実施例では、酸性、アル
カリ性2段の臭気ガス水洗消臭装置を実施し、又、活性
簡素繊維による臭気吸着法も実施し、その効果の確認を
得た。
【0043】処理槽本体(1)の下部には処理槽排水バ
ルブ(16)を設置し、分解処理水移送管(17)を取
付け、処理槽本体内の清掃、部品交換、或は、無機有機
固形物の除去の為、分解処理水交換除去等の目的のた
め、分解処理水貯留槽本体(34)の設置も行った。
ルブ(16)を設置し、分解処理水移送管(17)を取
付け、処理槽本体内の清掃、部品交換、或は、無機有機
固形物の除去の為、分解処理水交換除去等の目的のた
め、分解処理水貯留槽本体(34)の設置も行った。
【0044】処理槽本体(1)内の分解処理水は、酵素
効率向上と、安全衛生の為に加温するので或る程度は蒸
散され、減水量の補給が必要となり、一般水道管又は清
水タンクから電磁弁(21)を経由して処理槽本体
(1)に供給されるが、その供給量は、高低位水位セン
サー(20)によって電気的に電磁弁(21)をコント
ロールして行われる。
効率向上と、安全衛生の為に加温するので或る程度は蒸
散され、減水量の補給が必要となり、一般水道管又は清
水タンクから電磁弁(21)を経由して処理槽本体
(1)に供給されるが、その供給量は、高低位水位セン
サー(20)によって電気的に電磁弁(21)をコント
ロールして行われる。
【0045】処理槽本体(1)には、時として内部圧力
が掛ける必要がある場合を考慮して、その場合を考慮し
て、安全の為に安全弁(23)と、分解水の一定温度上
昇の為に、電気的、又はサーモスタットによる温度制御
可能な、分解処理水温度制御加熱装置(24)と分解処
理水温度計(22)が設置される。
が掛ける必要がある場合を考慮して、その場合を考慮し
て、安全の為に安全弁(23)と、分解水の一定温度上
昇の為に、電気的、又はサーモスタットによる温度制御
可能な、分解処理水温度制御加熱装置(24)と分解処
理水温度計(22)が設置される。
【0046】処理槽本体(1)の中に注入する分解処理
水には、有機物を水中で容易に分解消滅させる酵素を主
成分とする有機物分解酵素群を添加し、酵素の最大許容
温度迄の分解水の温度上昇と相まって分解効率を上げた
が、分解水温度が45℃前後の時には酵素分泌有機物分
解微生物群の投入も行い、効果の実証を得た。
水には、有機物を水中で容易に分解消滅させる酵素を主
成分とする有機物分解酵素群を添加し、酵素の最大許容
温度迄の分解水の温度上昇と相まって分解効率を上げた
が、分解水温度が45℃前後の時には酵素分泌有機物分
解微生物群の投入も行い、効果の実証を得た。
【0047】以上が何例かの実姉例による機構である
が、以下、各実姉例のうち、請求項毎の実施例を述べ
る。
が、以下、各実姉例のうち、請求項毎の実施例を述べ
る。
【0048】請求項2の高低位センサー(20)は、分
解処理水の高位、低位レベルを感知して清水を供給する
センサーであるが、処理槽本体(1)内で有機廃棄物の
分解処理の過程に於ける種々の不純物が付着し、センサ
ー精度の劣化、或は不作動の要因を除去する為に、処理
槽本体(1)に設置された高低位センサー(20)に近
接する多孔回転内槽(3)の場所に、センサー清掃ブラ
シ(25)を装置し、加工回転内槽(3)の回転によっ
て自動的に高低位センサー(20)の表面付着物を清掃
し、機能の維持を図るものである。
解処理水の高位、低位レベルを感知して清水を供給する
センサーであるが、処理槽本体(1)内で有機廃棄物の
分解処理の過程に於ける種々の不純物が付着し、センサ
ー精度の劣化、或は不作動の要因を除去する為に、処理
槽本体(1)に設置された高低位センサー(20)に近
接する多孔回転内槽(3)の場所に、センサー清掃ブラ
シ(25)を装置し、加工回転内槽(3)の回転によっ
て自動的に高低位センサー(20)の表面付着物を清掃
し、機能の維持を図るものである。
【0049】請求項3は、処理槽本体(1)内の水位が
低下した場合の自動供給で、如何に機構上の安全を図っ
ても、電磁弁(21)高低位センサー(20)等々の機
械故障の永久皆無はあり得ないために、安全策として、
分解処理水の高水位レベルの近接上部の処理槽本体
(1)を貫通してオーバーフロー管(26)を設置し
た。
低下した場合の自動供給で、如何に機構上の安全を図っ
ても、電磁弁(21)高低位センサー(20)等々の機
械故障の永久皆無はあり得ないために、安全策として、
分解処理水の高水位レベルの近接上部の処理槽本体
(1)を貫通してオーバーフロー管(26)を設置し
た。
【0050】請求項4、の分解処理水蒸散装置(27)
は、処理槽本体(1)内の分解処理水がオーバーフロー
した場合、その排水によって環境公害が発生する恐れが
ある為、オーバーフローした分解処理水を、分解処理水
蒸散装置(27)に導き、消臭剤が添加されて自動的に
大気に放散させるものである。
は、処理槽本体(1)内の分解処理水がオーバーフロー
した場合、その排水によって環境公害が発生する恐れが
ある為、オーバーフローした分解処理水を、分解処理水
蒸散装置(27)に導き、消臭剤が添加されて自動的に
大気に放散させるものである。
【0051】請求項5は、駆動歯車(7)と噛み合う帯
状歯車の多孔回転内槽(3)への取付に当たり、多孔回
転内槽(3)、帯状歯車(2)等の真円加工に工数を取
られる場合がある事から、処理槽本体(1)内におい
て、円形歯車を多孔回転内槽(3)の壁に固着ししたも
のも実施した。
状歯車の多孔回転内槽(3)への取付に当たり、多孔回
転内槽(3)、帯状歯車(2)等の真円加工に工数を取
られる場合がある事から、処理槽本体(1)内におい
て、円形歯車を多孔回転内槽(3)の壁に固着ししたも
のも実施した。
【0052】請求項6は、多孔回転内槽(3)の奥の円
形壁の中心にシャフトを取付、このシャフトを処理槽本
体(1)の奥部壁(12)を貫通して外部に呼び出して
ベアリングで受け、帯状歯車(2)に代わって円形歯車
を装着し、駆動歯車(7)と噛み合うものであるが、こ
の場合は、処理槽本体(1)の外部での駆動により、チ
ェーン、又はタイミングベルトによるものも実施し効果
を確認し、万一のギアー噛み合い不良の確認が容易に可
能なメリットがある。
形壁の中心にシャフトを取付、このシャフトを処理槽本
体(1)の奥部壁(12)を貫通して外部に呼び出して
ベアリングで受け、帯状歯車(2)に代わって円形歯車
を装着し、駆動歯車(7)と噛み合うものであるが、こ
の場合は、処理槽本体(1)の外部での駆動により、チ
ェーン、又はタイミングベルトによるものも実施し効果
を確認し、万一のギアー噛み合い不良の確認が容易に可
能なメリットがある。
【0053】請求項7、8、9は、多孔回転内槽(3)
の、処理槽本体(1)内面に近接する内壁と、外壁に攪
拌翼を設置し、多孔回転内槽(3)の内壁に設けた攪拌
翼(28)は、多孔回転内槽(3)内の有機廃棄物の処
理槽本体(1)内での分解促進の為の攪拌で、多孔回転
内槽(3)の外壁に設けた攪拌翼(28)は処理槽本体
(1)の分解処理水中の沈殿物の分解促進用の目的であ
る。
の、処理槽本体(1)内面に近接する内壁と、外壁に攪
拌翼を設置し、多孔回転内槽(3)の内壁に設けた攪拌
翼(28)は、多孔回転内槽(3)内の有機廃棄物の処
理槽本体(1)内での分解促進の為の攪拌で、多孔回転
内槽(3)の外壁に設けた攪拌翼(28)は処理槽本体
(1)の分解処理水中の沈殿物の分解促進用の目的であ
る。
【0054】又、多孔回転内槽(3)の内側壁に装着し
た攪拌翼(28)の形状は、中心線と平行に設置した直
線形状の攪拌翼(28)と、多孔回転内槽(3)の内壁
に沿って螺旋形状で設置した攪拌翼(28)、並びに、
各攪拌翼が断片的に構成されたものをも実施し、螺旋状
の攪拌翼(28)の場合は、多孔回転内槽(3)の回転
方向を間欠逆転稼働、又は任意に回転方向を変えられる
様にし、無機廃棄物の排出、廃棄物処理の為の有機廃棄
物の投入時に、夫々、回転方向を変えることによって自
動排出、繰り込みが可能であった。
た攪拌翼(28)の形状は、中心線と平行に設置した直
線形状の攪拌翼(28)と、多孔回転内槽(3)の内壁
に沿って螺旋形状で設置した攪拌翼(28)、並びに、
各攪拌翼が断片的に構成されたものをも実施し、螺旋状
の攪拌翼(28)の場合は、多孔回転内槽(3)の回転
方向を間欠逆転稼働、又は任意に回転方向を変えられる
様にし、無機廃棄物の排出、廃棄物処理の為の有機廃棄
物の投入時に、夫々、回転方向を変えることによって自
動排出、繰り込みが可能であった。
【0055】請求項10は、処理槽本体(1)下部内壁
と、多孔回転内槽(3)の外壁との空間に、気泡発生器
(29,)を設置して空気を供給し、分解水への酸素供
給と、分解水の対流攪拌、気泡破裂時の超音波発生によ
る壁付着物の減少をも図ったものである。
と、多孔回転内槽(3)の外壁との空間に、気泡発生器
(29,)を設置して空気を供給し、分解水への酸素供
給と、分解水の対流攪拌、気泡破裂時の超音波発生によ
る壁付着物の減少をも図ったものである。
【0056】請求項11、12については、本発明は有
機物分解酵素群による有機物の分解消滅をも行う為、処
理槽本体(1)内壁、及び多孔回転内槽(3)の付着物
は微小であるが、多孔回転内槽(3)の内部の有機物分
解途中の物質によって、多孔性が失われる事を防御して
分解処理水の流入、流出を円滑に行い、同時に、内部清
掃の目的によって、処理槽本体(12)内壁に多孔回転
内槽清掃ブラシ(30)を、多孔回転内槽(3)の外周
に、処理槽内壁清掃ブラシ(31)を夫々設置したもの
で、多孔回転内槽(3)の回転によって、常に清掃さ
れ、尚、分解処理水中にある未分解有機物質の分解促進
にもなった。
機物分解酵素群による有機物の分解消滅をも行う為、処
理槽本体(1)内壁、及び多孔回転内槽(3)の付着物
は微小であるが、多孔回転内槽(3)の内部の有機物分
解途中の物質によって、多孔性が失われる事を防御して
分解処理水の流入、流出を円滑に行い、同時に、内部清
掃の目的によって、処理槽本体(12)内壁に多孔回転
内槽清掃ブラシ(30)を、多孔回転内槽(3)の外周
に、処理槽内壁清掃ブラシ(31)を夫々設置したもの
で、多孔回転内槽(3)の回転によって、常に清掃さ
れ、尚、分解処理水中にある未分解有機物質の分解促進
にもなった。
【0057】請求項13、14、15は、前述請求項4
記載の分解排水蒸散装置(27)が加熱ヒーター蒸散に
よるものと、超音波発振蒸散によるものとを実施した
が、加熱ヒーターの場合は温度が高い為に臭気が高く、
やむを得ず消臭剤添加器(32)を付設したところ、非
常に有効であったが、超音波発振蒸散装置の場合は常温
で蒸散する為に臭気は、さほど気にならなかった。
記載の分解排水蒸散装置(27)が加熱ヒーター蒸散に
よるものと、超音波発振蒸散によるものとを実施した
が、加熱ヒーターの場合は温度が高い為に臭気が高く、
やむを得ず消臭剤添加器(32)を付設したところ、非
常に有効であったが、超音波発振蒸散装置の場合は常温
で蒸散する為に臭気は、さほど気にならなかった。
【0058】請求項16は、多孔回転内槽(3)の回転
が一方向に回転する方式に加えて、攪拌翼(28)が螺
旋形状の場合に、廃棄物の分解不能残渣が一方方向に集
積される事を防止しする為に、一定間隔で正転逆転を繰
り返す事でその解消を得た。
が一方向に回転する方式に加えて、攪拌翼(28)が螺
旋形状の場合に、廃棄物の分解不能残渣が一方方向に集
積される事を防止しする為に、一定間隔で正転逆転を繰
り返す事でその解消を得た。
【0059】同時に、螺旋形状の攪拌翼(28)の場合
に、分解処理水を一旦排出、或は浄水施設に廃棄後、廃
棄内部残渣取り出し時、及び新規廃棄物を処理器に投入
する場合には、攪拌翼(28)に螺旋形状を用いた場
合、多孔回転内槽(3)の回転方向を逆にする事によっ
て、排出、或は投入の繰入が出来るものである。
に、分解処理水を一旦排出、或は浄水施設に廃棄後、廃
棄内部残渣取り出し時、及び新規廃棄物を処理器に投入
する場合には、攪拌翼(28)に螺旋形状を用いた場
合、多孔回転内槽(3)の回転方向を逆にする事によっ
て、排出、或は投入の繰入が出来るものである。
【0060】請求項17は、処理槽本体(1)の設置に
当たり、投入排出口(8)を上下に傾斜させる事が可能
な様に、油圧昇降装置、又は電動昇降装置を使用したも
のであり、大量の廃棄物を処理槽本体(1)に投入する
場合は投入排出蓋(11)を開放の上投入排出口(8)
を上向きに傾斜させ、又、無機物等の分解不能残渣を取
り出す時は、分解水排出後下向きに傾斜させて、多孔回
転内槽(3)を回転させ、自動排出するるものである。
当たり、投入排出口(8)を上下に傾斜させる事が可能
な様に、油圧昇降装置、又は電動昇降装置を使用したも
のであり、大量の廃棄物を処理槽本体(1)に投入する
場合は投入排出蓋(11)を開放の上投入排出口(8)
を上向きに傾斜させ、又、無機物等の分解不能残渣を取
り出す時は、分解水排出後下向きに傾斜させて、多孔回
転内槽(3)を回転させ、自動排出するるものである。
【0061】請求項18は、処理槽本体(1)内の分解
処理水を一時的に分解処理水貯留槽本体(34)移動貯
留して、処理槽本体(1)の残渣撤去、或は点検確認等
を行う時に、いちいち分解水を排出廃棄する事なく、分
解処理水中に一定濃度で混入している有機物分解酵素群
等の分解促進剤を有効に使用する為の分解処理水貯留槽
本体(34)である。
処理水を一時的に分解処理水貯留槽本体(34)移動貯
留して、処理槽本体(1)の残渣撤去、或は点検確認等
を行う時に、いちいち分解水を排出廃棄する事なく、分
解処理水中に一定濃度で混入している有機物分解酵素群
等の分解促進剤を有効に使用する為の分解処理水貯留槽
本体(34)である。
【0062】そのために、処理槽本体(1)に装着の処
理槽排出バルブ(16)と、分解処理水貯留槽本体(3
4)の貯留槽分解処理水導入バルブ(35)とを、分解
処理水移送管(17)によって接続すると同時に、当然
ながら分解処理水は両者の間をポンプによって移送され
る。
理槽排出バルブ(16)と、分解処理水貯留槽本体(3
4)の貯留槽分解処理水導入バルブ(35)とを、分解
処理水移送管(17)によって接続すると同時に、当然
ながら分解処理水は両者の間をポンプによって移送され
る。
【0063】請求項19は、分解処理水を連続半永久的
に使用する事を目的として、多少の清水を導入しながら
浄化して自然廃棄する為の、浄化槽機構を持たせた、分
解処理水貯留槽本体(34)である。
に使用する事を目的として、多少の清水を導入しながら
浄化して自然廃棄する為の、浄化槽機構を持たせた、分
解処理水貯留槽本体(34)である。
【0064】請求項20は、仮に分解処理水貯留槽本体
(34)に浄化機能を持たせたとしても、排出不能な設
置場所、地域を考慮して、分解処理水貯留槽本体(3
4)自体に、分解処理水蒸散装置(27)を併設したも
のである。
(34)に浄化機能を持たせたとしても、排出不能な設
置場所、地域を考慮して、分解処理水貯留槽本体(3
4)自体に、分解処理水蒸散装置(27)を併設したも
のである。
【0065】請求項21は、処理槽本体(1)の廃棄物
投入、無機残渣取り出し、分解処理水撤去等々を考慮し
た場合、分解処理水貯留槽本体(34)の上に処理槽本
体(1)を傾斜可能な状態で設置し、投入はコンベアー
で、残渣排出はダンプ荷台上に直接排出、分解処理水は
バルブとポンプ操作でシフト、夫々処理槽本体(1)の
投入排出口(8)を上向き、下向きに傾斜しして使用可
能な様に設置し、大量の処理を必要とする場合は単体大
型器の製作も良いが、その場合複数の一定処理能力を持
った複数の処理槽本体(1)を、連続一体型の分解処理
水貯留槽本体(34)上に並べて設置も可能とした。
投入、無機残渣取り出し、分解処理水撤去等々を考慮し
た場合、分解処理水貯留槽本体(34)の上に処理槽本
体(1)を傾斜可能な状態で設置し、投入はコンベアー
で、残渣排出はダンプ荷台上に直接排出、分解処理水は
バルブとポンプ操作でシフト、夫々処理槽本体(1)の
投入排出口(8)を上向き、下向きに傾斜しして使用可
能な様に設置し、大量の処理を必要とする場合は単体大
型器の製作も良いが、その場合複数の一定処理能力を持
った複数の処理槽本体(1)を、連続一体型の分解処理
水貯留槽本体(34)上に並べて設置も可能とした。
【0066】この場合、処理槽本体(1)に固着された
貯留槽側支持板(36)と、処理槽側支持板(37)と
を回転可能な状態で強度を持ったピンによって連結さ
れ、分解処理水貯留槽本体(34)上に設置された貯留
槽昇降装置受け金具(38)に昇降装置(33)が固定
され、昇降ピストンロットは、処理槽昇降装置受け金具
(39)に装着されて、分解処理水貯留槽本体(34)
の上に、傾斜可能な状態で設置される。
貯留槽側支持板(36)と、処理槽側支持板(37)と
を回転可能な状態で強度を持ったピンによって連結さ
れ、分解処理水貯留槽本体(34)上に設置された貯留
槽昇降装置受け金具(38)に昇降装置(33)が固定
され、昇降ピストンロットは、処理槽昇降装置受け金具
(39)に装着されて、分解処理水貯留槽本体(34)
の上に、傾斜可能な状態で設置される。
【0067】この分解処理水貯留槽本体(34)上に設
置された処理槽本体(1)は、分解処理水貯留槽本体
(34)自体が高脚据付け基礎台板の役目を果たし、別
途の基礎が必要無いのも利点である。
置された処理槽本体(1)は、分解処理水貯留槽本体
(34)自体が高脚据付け基礎台板の役目を果たし、別
途の基礎が必要無いのも利点である。
【0068】
【発明の効果】本発明は上述の通り、処理槽本体内に注
入された一定の量の分解処理水によって、非常に簡単な
機構で、種々雑多の混合有機廃棄物を分解処理しようと
するものであり、酵素を主成分とした処理の場合は、定
期的に75℃に温度上昇させて酵素分解を図り、病原菌
に対する安全性の効果と共に、無排水をも達成したもの
である。
入された一定の量の分解処理水によって、非常に簡単な
機構で、種々雑多の混合有機廃棄物を分解処理しようと
するものであり、酵素を主成分とした処理の場合は、定
期的に75℃に温度上昇させて酵素分解を図り、病原菌
に対する安全性の効果と共に、無排水をも達成したもの
である。
【0069】以下、その効果を説明する。
【0070】処理槽本体内に装填している多孔回転内槽
の中に、原形、又は破砕された有機廃棄物、無機物、有
機固形物の混合体を選別する事なく投入するだけで、多
孔回転内槽の回転によって、無機物を除く有機廃棄物は
消滅し、手動又は自動的に有機物分解酵素群、有機物分
解微生物群等による分解促進剤の添加と、一定温度上
昇、酸性度の調整等々によって急速に分解消滅する結果
が判明した。
の中に、原形、又は破砕された有機廃棄物、無機物、有
機固形物の混合体を選別する事なく投入するだけで、多
孔回転内槽の回転によって、無機物を除く有機廃棄物は
消滅し、手動又は自動的に有機物分解酵素群、有機物分
解微生物群等による分解促進剤の添加と、一定温度上
昇、酸性度の調整等々によって急速に分解消滅する結果
が判明した。
【0071】大型処理器から、家庭用小型機に至るもの
まで、超シンプル化によって格安で生産が可能となり、
現状の地球環境保全に大きく貢献するものである。
まで、超シンプル化によって格安で生産が可能となり、
現状の地球環境保全に大きく貢献するものである。
【0072】分解処理水の攪拌と分解速度との関係は、
分解処理水の攪拌回転が低速回転から、中速回転、場合
によっては高速回転迄まで行ったがどの範囲でも分解は
出来るが、速度が速ければ速い程良いものでもなく、
又、極端に遅いのも分解速度に支障を来し、低速省動力
で、仮に一般家庭用の1日1Kgの有機廃棄物処理機に
於ては微速回転とした駆動電動機を使用した場合、従来
の100ワットモーターが、僅か5ワットの減速機付き
モーターで十分であった。
分解処理水の攪拌回転が低速回転から、中速回転、場合
によっては高速回転迄まで行ったがどの範囲でも分解は
出来るが、速度が速ければ速い程良いものでもなく、
又、極端に遅いのも分解速度に支障を来し、低速省動力
で、仮に一般家庭用の1日1Kgの有機廃棄物処理機に
於ては微速回転とした駆動電動機を使用した場合、従来
の100ワットモーターが、僅か5ワットの減速機付き
モーターで十分であった。
【0073】又、本発明は、本来、加温ヒーターの設置
は必要ないが、分解処理水温度が冬期の様に極端に低下
する場合を考慮して常時25℃の常温で維持させ、処理
槽本体内の有機廃棄物処理での、病原菌の繁殖防止の意
味もあって、常時は25℃、高速分解時と低温滅菌作用
を要する場合は、40℃前後、病原菌消滅と、有機物分
秋酵素群の効果増進を目的とする場合は、最高75℃
迄、分解処理水の温度上昇をさせた。
は必要ないが、分解処理水温度が冬期の様に極端に低下
する場合を考慮して常時25℃の常温で維持させ、処理
槽本体内の有機廃棄物処理での、病原菌の繁殖防止の意
味もあって、常時は25℃、高速分解時と低温滅菌作用
を要する場合は、40℃前後、病原菌消滅と、有機物分
秋酵素群の効果増進を目的とする場合は、最高75℃
迄、分解処理水の温度上昇をさせた。
【0074】処理槽本体内の換気は、投入蓋開放時のみ
で良く微小容量換気で良い事から消臭装置も小型化が出
来、小型モーターのみの為に低周波の電磁振動音もな
く、ローター振動共振もなく、無騒音に近いものとな
り、家庭用小型処理器から1メートル離れて、通常の雰
囲気で36dBの騒音数値であったが、大型業務用処理
器の場合でも、多孔回転内槽は分解処理水の中で微速回
転の為、騒音は全くといって良いほど皆無であった。
で良く微小容量換気で良い事から消臭装置も小型化が出
来、小型モーターのみの為に低周波の電磁振動音もな
く、ローター振動共振もなく、無騒音に近いものとな
り、家庭用小型処理器から1メートル離れて、通常の雰
囲気で36dBの騒音数値であったが、大型業務用処理
器の場合でも、多孔回転内槽は分解処理水の中で微速回
転の為、騒音は全くといって良いほど皆無であった。
【0075】従来の浄化槽的な処理装置は、分解処理水
は蝿等の害虫が発生する為に、従来は薬品を投入してい
るが、本発明は、病原菌、雑菌の滅菌目的とともに、害
虫の幼虫の棲息も不能な状況を造っているため、分解処
理の酵素との関係で、常時は25℃と40℃前後上昇を
交互に繰り返し、必要ある場合には、75℃に温度上昇
させられる様にし、病原菌等の安全性を図った結果、8
0℃限界の分解酵素との関係もあって分解速度も大きく
上昇した。
は蝿等の害虫が発生する為に、従来は薬品を投入してい
るが、本発明は、病原菌、雑菌の滅菌目的とともに、害
虫の幼虫の棲息も不能な状況を造っているため、分解処
理の酵素との関係で、常時は25℃と40℃前後上昇を
交互に繰り返し、必要ある場合には、75℃に温度上昇
させられる様にし、病原菌等の安全性を図った結果、8
0℃限界の分解酵素との関係もあって分解速度も大きく
上昇した。
【0076】有機廃棄物の投入が規定量以上に一時的に
多量投入した場合、処理槽本体内の分解処理水量が増大
する為、分解処理水蒸散装置で処理槽内の分解処理水の
余剰分は処理し、又、分解処理水の温度上昇によっての
自然蒸散等の為、給水管を経由して一定量を供給して、
常時規定水位を保つ事が出来た。
多量投入した場合、処理槽本体内の分解処理水量が増大
する為、分解処理水蒸散装置で処理槽内の分解処理水の
余剰分は処理し、又、分解処理水の温度上昇によっての
自然蒸散等の為、給水管を経由して一定量を供給して、
常時規定水位を保つ事が出来た。
【0077】減速駆動機が、直流の駆動機を設置した場
合、電力消費が非常に小さいので、回転処理槽の駆動は
太陽光発電による蓄電池の電力源で充分に稼働が確認さ
れ、分解処理水の加熱は従来のニクロム線ヒーターで
は、太陽光発電では不能であるが、家庭用の小型機種の
場合、炭素繊維ヒーターを処理槽本体の外壁に装着して
使用すれば電力は微小であった。
合、電力消費が非常に小さいので、回転処理槽の駆動は
太陽光発電による蓄電池の電力源で充分に稼働が確認さ
れ、分解処理水の加熱は従来のニクロム線ヒーターで
は、太陽光発電では不能であるが、家庭用の小型機種の
場合、炭素繊維ヒーターを処理槽本体の外壁に装着して
使用すれば電力は微小であった。
【0078】減速駆動機を含めての電力が、太陽光発電
動力によるものは、現在の発電装置が少々割高につく
が、社会的にクリーン電力意識の効用と、政府機関の助
成策もあって、近い将来に於ては、格安の太陽光発電、
風力発電も格安費用で使用が可能であると思われる。
動力によるものは、現在の発電装置が少々割高につく
が、社会的にクリーン電力意識の効用と、政府機関の助
成策もあって、近い将来に於ては、格安の太陽光発電、
風力発電も格安費用で使用が可能であると思われる。
【0079】分解処理水の加熱保温に必要な分解処理水
温度制御付きヒーターは、処理槽本体外部に装着する場
合と、分解処理水に挿入する場合の両者共有効に働いた
が、処理槽本体の外部からの加熱は、炭素繊維不織布に
よるヒーターは、電力の消費が非常に少なく、又、断線
による故障もないのでこの上ない効果を表した。
温度制御付きヒーターは、処理槽本体外部に装着する場
合と、分解処理水に挿入する場合の両者共有効に働いた
が、処理槽本体の外部からの加熱は、炭素繊維不織布に
よるヒーターは、電力の消費が非常に少なく、又、断線
による故障もないのでこの上ない効果を表した。
【0080】寒冷地において使用する為の、自然温度に
よる放熱、冷却を防止する為に、処理槽本体(3)の内
部又は外部に断熱材を施したもので、処理槽の外部に施
行する場合は発泡スチロール、軟質ウレタン、硬質ウレ
タン、その他何でもよいが、処理槽本体の内部に施行さ
れる場合は、温度制御付きヒーターが処理槽本体内部に
装填される場合に使用し、分解処理水との関係で、硬質
ウレタンが、吸水率が少なく、持続効果があった。
よる放熱、冷却を防止する為に、処理槽本体(3)の内
部又は外部に断熱材を施したもので、処理槽の外部に施
行する場合は発泡スチロール、軟質ウレタン、硬質ウレ
タン、その他何でもよいが、処理槽本体の内部に施行さ
れる場合は、温度制御付きヒーターが処理槽本体内部に
装填される場合に使用し、分解処理水との関係で、硬質
ウレタンが、吸水率が少なく、持続効果があった。
【0081】分解処理水は、多孔回転内槽の回転によっ
ても処理槽本体内で攪拌されるが、気泡発生器によって
も、分解処理水は攪拌される。
ても処理槽本体内で攪拌されるが、気泡発生器によって
も、分解処理水は攪拌される。
【0082】従来の処理槽本体内の分解処理水を別途の
浄化槽及び合併処理槽と同様な構成によって、単なる微
生物着床物質を挿入して、冷清水のみで稼働させた場合
は、有機廃棄物の分解目的には程遠く全く意味がなかっ
たが、この理由は従来の様な沈殿槽を持って、その上澄
み水のみを浄化する事しか能力がない事が判明した為、
各種有機物分解酵素群、有機物分解微生物群等の有機物
の分解促進剤を添加して、分解処理水温度を上昇させ、
同時に酸性度の調整によって分解を急進させ、有機廃棄
物である家庭生ごみの殆どが、早いもので1日、遅いも
のでも2日乃至3日で分解消滅したが、温度を75℃に
上昇させる時は、温度の関係で、有機物分解酵素群を主
力とした。
浄化槽及び合併処理槽と同様な構成によって、単なる微
生物着床物質を挿入して、冷清水のみで稼働させた場合
は、有機廃棄物の分解目的には程遠く全く意味がなかっ
たが、この理由は従来の様な沈殿槽を持って、その上澄
み水のみを浄化する事しか能力がない事が判明した為、
各種有機物分解酵素群、有機物分解微生物群等の有機物
の分解促進剤を添加して、分解処理水温度を上昇させ、
同時に酸性度の調整によって分解を急進させ、有機廃棄
物である家庭生ごみの殆どが、早いもので1日、遅いも
のでも2日乃至3日で分解消滅したが、温度を75℃に
上昇させる時は、温度の関係で、有機物分解酵素群を主
力とした。
【0083】有機廃棄物の内、魚の骨、卵のから等に於
ても、その物質構成上から、攪拌混合の繰り返しによ
り、生物体のカルシュウムを結着形成している物質の分
解によって、魚の骨は判別不能となったが、処理槽本体
内部を加圧すれば尚速く、分解不能と思われた牡蛎殻迄
も一部分解可能が判明した。
ても、その物質構成上から、攪拌混合の繰り返しによ
り、生物体のカルシュウムを結着形成している物質の分
解によって、魚の骨は判別不能となったが、処理槽本体
内部を加圧すれば尚速く、分解不能と思われた牡蛎殻迄
も一部分解可能が判明した。
【0084】有機物の有機物分解酵素群、有機物分解微
生物群等の分解促進剤を分解処理水に添加した場合、有
機廃棄物の内、通常の生ごみは殆どの種類が三日以内に
判別不能となったが、繊維物質は分解に時間が掛かり、
又処理槽内壁に油脂類の積層が認められたので、繊維素
分解酵素、油脂類分解酵素、蛋白分解酵素を含む分解促
進剤を開発し、これらの酵素微生物群を追加添加したと
ころ、全く油脂を含む積層物も無くなり、処理槽本体内
の残渣も激減した。
生物群等の分解促進剤を分解処理水に添加した場合、有
機廃棄物の内、通常の生ごみは殆どの種類が三日以内に
判別不能となったが、繊維物質は分解に時間が掛かり、
又処理槽内壁に油脂類の積層が認められたので、繊維素
分解酵素、油脂類分解酵素、蛋白分解酵素を含む分解促
進剤を開発し、これらの酵素微生物群を追加添加したと
ころ、全く油脂を含む積層物も無くなり、処理槽本体内
の残渣も激減した。
【0085】最後に、本発明の特徴は、多孔回転内槽の
回転によって、有機物は消滅して処理槽本体内の分解処
理水に溶け込み、回転内槽の中には分解不能の無機類等
の残渣が残り、多孔回転内槽という、残渣自動選別的機
構を有しているため、一般廃棄処理に置ける選別不能の
混合廃棄物、その他に、貝毒発生時の牡蛎廃棄処分処
理、造船係船解除時の船体付着の牡蛎、ムール貝等、船
舶海水配管内の付着貝、造船所ドック排水溝側壁付着貝
類、等々の処理を前提に実施試験したがその効果は、絶
大なものがあった。
回転によって、有機物は消滅して処理槽本体内の分解処
理水に溶け込み、回転内槽の中には分解不能の無機類等
の残渣が残り、多孔回転内槽という、残渣自動選別的機
構を有しているため、一般廃棄処理に置ける選別不能の
混合廃棄物、その他に、貝毒発生時の牡蛎廃棄処分処
理、造船係船解除時の船体付着の牡蛎、ムール貝等、船
舶海水配管内の付着貝、造船所ドック排水溝側壁付着貝
類、等々の処理を前提に実施試験したがその効果は、絶
大なものがあった。
【図1】廃棄物処理装置の、側面図、一部断面図であ
る。
る。
【図2】多孔回転内槽の帯状歯車にかわって、円形歯車
を装着した、廃棄物処理装置の、側面図、一部断面図で
ある。
を装着した、廃棄物処理装置の、側面図、一部断面図で
ある。
【図3】多孔回転内槽の帯状歯車にかわって、処理槽本
体の外部に装着した歯車の、廃棄物処理装置の、側面
図、一部断面図である。
体の外部に装着した歯車の、廃棄物処理装置の、側面
図、一部断面図である。
【図4】多孔回転内槽の内壁外壁に、帯状攪拌翼を装着
した、混合廃棄物処理装置の、側面図、一部断面図であ
る。
した、混合廃棄物処理装置の、側面図、一部断面図であ
る。
【図5】多孔回転内槽の内壁に螺旋状攪拌翼を、外壁に
帯状の攪拌翼装着した、廃棄物処理装置の、側面図、一
部断面図である。
帯状の攪拌翼装着した、廃棄物処理装置の、側面図、一
部断面図である。
【図6】多孔回転内槽の外周及び処理槽本体の内壁を清
掃する清掃ブラシを装着した、廃棄物処理装置の、側面
図、一部断面図である。
掃する清掃ブラシを装着した、廃棄物処理装置の、側面
図、一部断面図である。
【図7】処理槽本体の傾斜操作を行う昇降装置の、一実
施例としての、油圧昇降装置を設置した、廃棄物処理装
置の、側面図、一部断面図である。
施例としての、油圧昇降装置を設置した、廃棄物処理装
置の、側面図、一部断面図である。
【図8】廃棄物処理装置が、分解処理水貯留槽本体の上
に設置された側面図、一部断面図である。
に設置された側面図、一部断面図である。
1 処理槽本体 2 帯状歯車 3 多孔回転内槽 4 回転ローラー 5 内槽駆動器 6 内槽駆動軸 7 駆動歯車 8 投入排出口 9 水密パッキン 10 蓋突起 11 投入排出蓋 12 奥部壁 13 定位置維持ローラー 14 排気管 15 消臭装置 16 処理槽排出バルブ 17 分解処理水移送管 18 給水バルブ 19 給水管 20 高低位センサー 21 電磁弁 22 分解処理水温度計 23 安全弁 24 分解処理水温度制御加熱装置 25 センサー清掃ブラシ 26 オーバーフロー管 27 分解処理水蒸散装置 28 攪拌翼 29 気泡発生器 30 多孔回転内槽清掃ブラシ 31 処理槽内壁清掃ブラシ 32 消臭剤添加器 33 昇降装置 34 分解処理水貯留槽本体 35 貯留槽分解処理水導入バルブ 36 貯留槽側支持板 37 処理槽側支持板 38 貯留槽昇降装置受け金具 39 処理槽昇降装置受け金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65F 7/00 B65F 7/00 C02F 1/00 C02F 1/00 V 1/04 1/04 Z C05F 1/00 2115−4H C05F 1/00 1/02 2115−4H 1/02 3/00 2115−4H 3/00 3/06 2115−4H 3/06 5/00 2115−4H 5/00 7/00 2115−4H 7/00 9/00 2115−4H 9/00 9/02 2115−4H 9/02 11/00 2115−4H 11/00 11/08 2115−4H 11/08 15/00 2115−4H 15/00 17/00 2115−4H 17/00 17/02 2115−4H 17/02 C05G 5/00 2115−4H C05G 5/00 C08J 5/00 C08J 5/00 C12M 1/00 C12M 1/00 1/02 1/02 1/04 1/04 1/06 1/06 1/12 1/12 1/33 1/33 1/36 1/36 C12S 3/00 C12S 3/00 3/24 3/24 13/00 13/00 F26B 3/00 F26B 3/00 3/02 3/02 3/22 3/22 3/24 3/24 21/00 21/00
Claims (21)
- 【請求項1】 処理槽本体(1)内部には、帯状歯車
(2)が装着された多孔回転内槽(3)が、複数の回転
ローラー(4)によって回転可能な状態で装填される。
処理槽本体(1)の外部には、内槽駆動機(5)が設置
され、処理槽本体(1)を貫通した内槽駆動軸(6)に
装着された駆動歯車(7)は、帯状歯車(2)と噛み合
う。処理槽本体(1)の投入排出口(8)は、水密パッ
キン(9)が装着され、蓋突起(10)が付いた投入排
出蓋(11)が設置される。処理槽本体(1)内の、奥
部壁(12)と投入排出口(11)側には、定位置維持
ローラー(13)が設置され、多孔回転内槽(3)の両
端部に接する。処理槽本体(1)上部を貫通した排気管
(14)は、消臭装置(15)に結続される。処理槽本
体(1)下部に貫通して、処理槽排水バルブ(16)が
装着され、分解水移送管(17)が装着される。給水バ
ルブ(18)が設置された吸水管(19)は、高低水位
センサー(20)によって稼働する電磁弁(21)を経
由して、処理槽本体(1)を貫通して装着される。処理
槽本体(1)に、分解処理水温度計(22)、安全弁
(23)、分解処理水温度制御加熱装置(24)が設置
され、処理槽本体(1)内に、有機物分解有効微生物
群、有機物分解酵素群を夫々単独、又は両方を配合し、
加えて雑菌繁殖防止剤を添加した分解処理水を注入し
た、廃棄物処理装置。 - 【請求項2】 高低位センサー(20)に接触する、セ
ンサー清掃ブラシ(25)が、多孔回転内槽(3)に装
着された、廃棄物処理装置。 - 【請求項3】 処理槽本体(1)に、オーバーフロー管
(26)が設置された、廃棄物処理装置。 - 【請求項4】 処理槽本体(1)に、分解排水蒸散装置
(27)が装着された、廃棄物処理装置。 - 【請求項5】 帯状歯車(2)に代わって、円形歯車
が、多孔回転内槽(3)の奥壁に固着された、請求項1
記載の、廃棄物処理装置。 - 【請求項6】 多孔回転内槽(3)の奥壁中心に固着さ
れシャフトが処理槽本体(1)の奥部壁を貫通して外部
に突出し、それに帯状歯車(2)に代わって円形歯車が
固着され、処理槽本体(1)の外部で、駆動歯車(7)
によって駆動される、請求項1記載の、廃棄物処理装
置。 - 【請求項7】 多孔回転内槽(3)内壁に、攪拌翼(2
8)が装着された、請求項1記載の、廃棄物処理装置。 - 【請求項8】 多孔会汚点内槽(3)内壁、及び外壁
に、攪拌翼(28)が装着された、請求項1記載の、廃
棄物処理装置。 - 【請求項9】 攪拌翼(28)が、螺旋状の、請求項1
記載の、廃棄物処理装置。 - 【請求項10】 処理槽本体(1)内に、気泡発生器
(29)を設置した、請求項1記載の、廃棄物処理装
置。 - 【請求項11】 処理槽本体(1)の内壁に、多孔回転
内槽清掃ブラシ(30)を装着した、請求項1記載の、
廃棄物処理装置。 - 【請求項12】 多孔回転内槽(3)の外周に、処理槽
内壁清掃ブラシ(31)を装着した、請求項1記載の、
廃棄物処理装置。 - 【請求項13】 分解処理水蒸散装置(27)が、加
熱ヒーター蒸散による、請求項1記載の、廃棄物処理装
置。 - 【請求項14】 分解処理水蒸散装置(27)が、超音
波発振蒸散による、請求項1記載の、廃棄物処理装置。 - 【請求項15】 分解処理水蒸散装置(27)に、消臭
剤添加器(32)が付設された、請求項1記載の、廃棄
物処理装置。 - 【請求項16】 内槽駆動器(5)が、正回転、及び逆
回転も可能な、請求項1記載の、廃棄物処理装置。 - 【請求項17】 処理槽本体(1)が、円筒中心線方向
に、油圧昇降装置(33)、又は電動昇降装置によっ
て、投入排出口(8)が上下に傾斜可能な、請求項1記
載の、廃棄物処理装置。 - 【請求項18】 処理槽本体(1)に、分解処理水貯留
槽本体(34)を併設し、処理槽本体(1)の処理槽排
水バルブ(16)と、分解処理水貯留槽本体(34)の
貯留槽分解処理水導入バルブ(35)とが、分解処理水
移送管(17)によって接続された、請求項1記載の、
廃棄物処理装置 - 【請求項19】 分解処理水貯留槽本体(34)が、浄
化槽機能を持った、請求項1記載の、廃棄物処理装置。 - 【請求項20】 分解処理水貯留槽(34)に、分解処
理水蒸散装置(27)を装置した、請求項1記載の、廃
棄物処理装置。 - 【請求項21】 分解処理水貯留槽本体(34)上に固
着された貯留槽側支持板(36)と処理槽側支持板(3
7)とが回転可能な状態でピンによって固定され、分解
処理水貯留槽本体(34)上に固着された貯留槽昇降装
置受け金具(38)に設置された昇降装置(33)の昇
降ピストンロットは、処理槽昇降装置受け金具(39)
に装着され、分解処理水貯留槽本体(34)の上に、処
理槽本体(1)が傾斜可能な状態で設置されて稼働す
る、廃棄物処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22922696A JPH1034118A (ja) | 1996-07-27 | 1996-07-27 | 廃棄物処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22922696A JPH1034118A (ja) | 1996-07-27 | 1996-07-27 | 廃棄物処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1034118A true JPH1034118A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16888819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22922696A Pending JPH1034118A (ja) | 1996-07-27 | 1996-07-27 | 廃棄物処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1034118A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US9018433B2 (en) | 2011-08-25 | 2015-04-28 | Bio-Response Solutions, Inc. | Methods and apparatuses for digesting tissue |
CN111873228A (zh) * | 2020-06-18 | 2020-11-03 | 浙江汇隆新材料股份有限公司 | 一种色母粒干燥腔结构 |
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KR20230043604A (ko) * | 2021-09-24 | 2023-03-31 | 주식회사 에스티아이 | 폐사가축처리장치 |
-
1996
- 1996-07-27 JP JP22922696A patent/JPH1034118A/ja active Pending
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JP2013537468A (ja) * | 2010-04-30 | 2013-10-03 | バイオ−レスポンス ソリューションズ,インコーポレイテッド | 組織消化方法および組織消化装置 |
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