JP2006303982A - ボイスコイル体およびスピーカ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐熱耐久性に優れ、確実に巻線の脱落を防止することができるボイスコイル体を得る。
【解決手段】振動板17に接続された概略筒状のボビン21とボビン21に巻回された巻線22とを有し、スピーカ装置10の磁気回路15が形成する磁界中に巻線22が位置するように配置され、巻線22に流された音声電流と磁界との電磁作用により振動し、この振動を振動板17に伝達するボイスコイル体20において、ボビン21に対する巻線22の振動方向の磁気回路側への移動を抑止する第1の抑止手段21cが設けられている。
【選択図】 図4−1

Description

本発明は、振動板を振動させるボイスコイル体およびこの振動板やボイスコイル体を有するスピーカ装置に関するものである。
スピーカ装置に装備されるボイスコイル体は、スピーカ装置の振動板に接続される筒状のボビンと、当該ボビンに巻回された巻線とを有している。そして、一様な磁界中に配置された巻線に音声電流が流れると電磁作用の原理により、ボイスコイル体はスピーカ装置の軸方向に前後するように振動する。この振動が振動板に伝達され、振動板が振動することにより音響が再生される。
図1は従来のボイスコイル体において、ボビンから巻線が脱落する様子を説明する模式図である。図1(a)において、ボイスコイル体80は、円筒状の巻芯リングに巻かれたフィルム状のボビン81に巻線22が巻回されて作製される。そのため、ボビン81は、軸方向全長にわたって均一な径を有する円筒状を成している。そして、このボイスコイル体80は、巻線22が巻回されてない側の端部81aを振動板に接続されて、巻線22が巻回されている側の端部81bを磁界中に配置されてスピーカ装置に搭載される。
図1(b)において、巻線22に音声電流が流れると電磁作用の原理により、ボイスコイル体80はスピーカ装置の軸方向に前後するように振幅振動する。巻線22は音声電流を流されて発熱する。大電流が流されると発熱量が増加し、場合によっては巻線22の外周面に被覆されている樹脂皮膜が溶融してしまうことがある。樹脂皮膜が溶融すると、強固に結合していた巻線22相互間に緩みが発生する。
図1(c)において、巻線22相互間に一旦緩みが発生すると、ボビン81の振幅振動によって緩みがしだいに大きくなってゆく。そして、所定量緩んだ際には、ボビン81の振幅振動に抗しきれずやがて脱落する。
これに対して、従来、以下の提案がされている。例えば、図2に示すボイスコイル体83においては、ボビン84は、巻線22の側の端部が一部外側に折り曲げられて形成された脱落防止用のフランジ部85bを有している。ボイスコイル体83は、フランジ部85b側の端部84bを磁界中に配置されて、フランジ部85bと反対側の端部84aを振動板に接続されて、スピーカ装置に登載される。そのため、巻線22の脱落が抑制される(例えば、特許文献1参照)。
また、図3に示すボイスコイル体80においては、図1で示したボイスコイル体と同様な構成のボイスコイル体において、巻線22の磁界側の端部に接着剤88が塗布され、これにより、巻線22の磁界側の端部がボビン81に固着されている。これにより、巻線22の脱落が抑制される(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−336594号公報 特開平6−245296号公報
しかしながら、上記図2の手法は、ボビン84の材質が金属材等の曲げ状態を保持できる材質であれば適用することができる。しかしながら、例えば、樹脂等の材料のものには、適用することが難しい(樹脂等の材料でも折り曲げは可能であるが、加熱プレス等の成形が必要でありコストが高くなる)。また、図2の手法のフランジ部85bでは、巻線重量の重いサブウーハー等に適用すると、巻線22の結合が緩んだ際、巻線22の重量に振幅振動の加速度が加わると折り曲げ部が押し返されて巻線22が脱落する。
一方、図3の接着剤88によるものでは、ボイスコイル体が高温に至った際、接着剤88が溶融してしまう。そして、巻線22が脱落する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、耐熱耐久性に優れ、確実に巻線の脱落を防止することができるボイスコイル体およびこのボイスコイル体を使用したスピーカ装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるボイスコイル体は、スピーカ装置の振動板と磁気回路との間に設けられ、スピーカ装置の振動板に接続された概略筒状のボビンとこのボビンに巻回された巻線とを有し、スピーカ装置の磁気回路が形成する磁界中に巻線が位置するように配置され、巻線に流された音声電流と磁界との電磁作用により振動し、この振動を振動板に伝達するボイスコイル体において、ボビンに対する巻線の振動方向の磁気回路側への移動を抑止する第1の抑止手段が設けられている。
また、本発明にかかるスピーカ装置は、振動して音響を放射する振動板と、磁界を形成する磁気回路と、振動板に接続された筒状のボビン、このボビンに巻回された巻線を含み、磁界中に巻線が位置するように配置されたボイスコイル体とを備え、巻線に音声電流を流して、この音声電流と磁界との電磁作用によりボイスコイル体を振動させて、この振動を振動板に伝達するスピーカ装置において、ボイスコイル体が、巻線のボビンに対する振動方向の移動を抑止する第1の抑止手段を有している。
以下に、本発明にかかるボイスコイル体およびスピーカ装置の実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。以下では、本発明のボイスコイル体およびスピーカ装置の概略と特徴を実施の形態として説明し、その後にボイスコイル体およびスピーカ装置に関する実施例を説明する。
[実施の形態1]
本実施の形態1のボイスコイル体は、スピーカ装置の振動板と磁気回路との間に設けられている。そして、スピーカ装置の振動板に接続された概略筒状のボビンと、このボビンに巻回された巻線とを有し、スピーカ装置の磁気回路が形成する磁界中に巻線が位置するように配置されている。巻線に流された音声電流と磁界との電磁作用により振動し、この振動を振動板に伝達する。そして、ボビンに対する巻線の振動方向の磁気回路側への移動を抑止する第1の抑止手段が設けられている。
第1の抑止手段は、ボビンの外周面に形成された磁気回路方向に向かうにつれて外径が大となる円錐台形状部である。そして、巻線は、この円錐台形状部に設けられている。また、ボイスコイル体には、ボビンに対する巻線の振動方向の振動板側への移動を抑止する第2の抑止手段も設けられている。第2の抑止手段は、ボビンの外周面に設けられ、ボビンに対して巻線を固着する接着剤である。
このように構成されたボイスコイル体においては、磁気回路方向に向かうにつれて外径が大となる円錐台形状部を有しているので、確実に巻線の脱落を防止することができる。
なお、第2の抑止手段は、例えば、ボビンの外周面に形成された振動板方向に向かうにつれて外径が大となる円錐台形状部であってもよい。
[実施の形態2]
実施の形態2のスピーカ装置は、振動して音響を放射する振動板と、磁界を形成する磁気回路と、ボイスコイル体とを備えている。ボイスコイル体は、振動板に接続された筒状のボビンと、このボビンに巻回された巻線を有している。ボイスコイル体は、磁気回路が形成する磁界中に巻線が位置するように配置されている。ボイスコイル体は、巻線に音声電流を流されて、音声電流と磁界との電磁作用により振動する。そして、この振動を振動板に伝達する。そしてさらに、ボイスコイル体は、巻線のボビンに対する振動方向の移動を抑止する第1の抑止手段を有している。
このように構成されたスピーカ装置においては、ボイスコイル体が、巻線のボビンに対する振動方向の移動を抑止する第1の抑止手段を有しているので、巻線の脱落を防止することができる。
以下に、本発明にかかる実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
[実施例1]
図4−1は実施例1のスピーカ装置の横断面図である。図4−2はボイスコイル体のみを拡大して示す横断面図である。図4−1において、スピーカ装置10は、コーン型振動板17、およびボイスコイル体20からなる振動系と、ヨーク13、センターポール14、マグネット11およびトッププレート12からなり磁気回路15を構成する磁気回路系とを有している。ボイスコイル体20は、さらにボビン21と巻線22とから構成されている。
リング状のマグネット11の前面側および背面側に、鉄などの磁性材料からなるトッププレート12とヨーク13とが取り付けられている。そして、ヨーク13の前面中央部に、ヨーク13と一体化されたセンターポール14が配設されている。そして、センターポール14の外周面とトッププレート12の内周面との間に、磁気ギャップgが形成されている。プレート12の前面側(音響の放射側)にフレーム16が取り付けられている。
さらに、プレート12のマグネット11と反対側には、概略ラッパ型の振動板17が大径部を前方(音響の放射方向)に向けて配設されている。また、振動板17の後方にボイスコイル体20が振動板17と中心軸を一致させて配置されており、このボイスコイル体20は、弾性を有するスパイダ18によってフレーム16から支持されて、軸方向に進退動可能とされている。振動板17は円錐形の大径部の円周縁部をフレーム16の外周縁部に固定されて、円錐形の小径部をボイスコイル体20に接続されて支持されている。ボイスコイル体20のボビン21の外周面21cには、巻線22が巻回されている。そして、ボイスコイル体20は、巻線22が磁気ギャップg内の所定位置に位置するように配設されている。
ボビン21は、振動板17と磁気回路15との間に配置されている、そして、ボビン21は、振動板17から磁気回路15に向かうにつれて徐々に広がる円錐台形状を成している。巻線22はこのボビン21の外周面21cのテーパ状に傾く斜面に巻回されている。本実施の形態においては、ボビン21の全体が磁気回路15方向に向かうにつれて外径が大となる円錐台形状部を構成している。そして、本実施の形態においては、この円錐台形状が、ボビン21に対する巻線22の振動方向の磁気回路15側への移動を抑止する第1の抑止手段を構成している。
動作を説明する。ヨーク13、センターポール14、マグネット11およびトッププレート12からなる磁気回路15は、図4−1に示すような磁束Aを形成する。この磁束Aは、磁気ギャップg内に軸方向に直交する方向の均一な磁界を発生させる。上記のように、巻線22は、磁気ギャップgに配置されており、磁束Aが発生する磁界中にある。巻線22に音声電流が流れると、この音声電流と磁界との電磁作用により軸方向に振幅振動する。そして、この振幅振動が振動板17に伝達され、振動板17が振るえることにより、音響が放射される。
このような構成のスピーカ装置10においては、ボビン21は、第1の抑止手段として、ボビン21の外周面21cに形成された磁気回路15方向に向かうにつれて外径が大となる円錐台形状部を有しており、巻線22は、この円錐台形状部の外周面21cに巻回されているので、確実に巻線の脱落を防止することができる。
なお、ボイスコイル体20は、図4−3に示すボイスコイル体25のように、巻線22の振動板17側の端部に塗布された接着剤26によって、振動板17の端部がボビン81に固着されてもよい。ここで、接着剤26は、巻線22の振動板17側への移動を抑止する第2の抑止手段を構成している。
[実施例2]
図5は実施例2のボイスコイル体の横断面図である。本実施例のボイスコイル体30においては、ボビン31は、磁気回路側に設けられ磁気回路方向に向かうにつれて広がって第1の抑止手段を構成する円錐台形状部32と、振動板側に設けられた円筒状の円筒部33とから構成されている。円錐台形状部32の外周面32aに巻線22が巻回されている。そして、ボイスコイル体30は、円筒部33側の端部31aを振動板に接続されて、円錐台形状部32側の端部31bを磁気ギャップ内に配置されて、スピーカ装置に搭載される。
このように構成されたボイスコイル体30においては、第1の抑止手段を構成する円錐台形状部32の他に、円筒状の円筒部33を有しているので、スピーカ装置組み立ての際に、ボイスコイル体ゲージ等により、位置決め支持する際に支持が容易である。
[実施例3]
図6は実施例3のボイスコイル体の横断面図である。本実施例のボイスコイル体40においては、ボビン41は、磁気回路側に設けられ磁気回路方向に向かうにつれて広がり第1の抑止手段を構成する第1の円錐台形状部42と、振動板側に設けられ振動板方向に向かうにつれて広がり第2の抑止手段を構成する第2の円錐台形状部43とから構成されている。第1の円錐台形状部42の外周面42aに巻線22が巻回されている。そして、ボイスコイル体40は、第2の円錐台形状部43側の端部41aを振動板に接続されて、第1の円錐台形状部42側の端部41bを磁気ギャップ内に配置されて、スピーカ装置に搭載される。
このように構成されたボイスコイル体40においては、第1の抑止手段を構成する第1の円錐台形状部42の他に、第2の抑止手段を構成する第2の円錐台形状部43を有しているので、仮に巻線22が緩んだときでも、ボビン41から振動板側へ巻線22が抜けてしまうことがない。そのため、スピーカ装置の信頼性をさらに向上させることができる。
[実施例4]
図7は実施例4のボイスコイル体の横断面図である。本実施例のボイスコイル体50においては、ボビン51は、磁気回路方向に向かうにつれて外径が大となるとともに、断面円弧状に内径方向に凹の円錐台形状を成している。巻線22は、ボビン51の断面円弧状の外周面51cに巻回されている。そして、ボイスコイル体50は、ボビン51の小径側の端部51aを振動板に接続されて、大径側の端部51bを磁気ギャップ内に配置されて、スピーカ装置に搭載される。
このように構成されたボイスコイル体50においては、断面円弧状の凹部に巻回されているので、夫々の巻線が互いに寄せ合わされるように巻かれ強固に巻装される。そのため、スピーカ装置の信頼性をさらに向上させることができる。
[実施例5]
図8は実施例5のボイスコイル体の横断面図である。本実施例のボイスコイル体60においては、ボビン61は、外周面61cが磁気回路方向に向かうにつれて広がり第1の抑止手段を構成するとともに、内周面は振動方向に均一な内径の円筒面を形成している。そして、ボイスコイル体60は、ボビン61の小径側の端部61aを振動板に接続されて、大径側の端部61bを磁気ギャップ内に配置されて、スピーカ装置に搭載される。
このように構成されたボイスコイル体60においては、内周面は振動方向に均一な内径の円筒面を形成しているので、この円筒面を支持或いは案内の為に使用することにより、容易にスピーカ装置に組み込むことができる。
以上のように、本発明にかかるボイスコイル体およびスピーカ装置は、磁気ギャップ内に配置されたボイスコイルによって振動板を振動させるタイプのスピーカ装置に適用されて有効なものであり、特に、車室内等スピーカ装置にとって厳しい環境に設置されるスピーカ装置に好適な物である。
従来のボイスコイル体において、ボビンから巻線が脱落する様子を説明する模式図である。 巻線の脱落防止用に巻線の磁界側の端部を一部外側に折り曲げてフランジ部を形成した従来のボイスコイル体の横断面図である。 巻線の脱落防止用に巻線の磁界側の端部を接着剤で固着した従来のボイスコイル体の横断面図である。 実施例1のスピーカ装置の横断面図である。 ボイスコイル体のみを拡大して示す横断面図である。 実施例1の変形例として巻線の振動板側の端部を接着剤にてボビンに固着したボイスコイル体の横断面図である。 実施例2のボイスコイル体の横断面図である。 実施例3のボイスコイル体の横断面図である。 実施例4のボイスコイル体の横断面図である。 実施例5のボイスコイル体の横断面図である。
符号の説明
10、20、25、30、40、50 スピーカ装置
11 マグネット
12 トッププレート
12 プレート
13 ヨーク
14 センターポール
15 磁気回路
16 フレーム
17 コーン型振動板
18 スパイダ
21、31、41、51、61 ボビン
21c 外周面(第1の抑止手段)
22 巻線
26 接着剤(第2の抑止手段)
32、42 円錐台形状部(第1の抑止手段)
32a、42a 外周面
33 円筒部
43 円錐台形状部(第2の抑止手段)
51c、61c 外周面(第1の抑止手段)
A 磁束
g 磁気ギャップ

Claims (12)

  1. スピーカ装置の振動板と磁気回路との間に設けられ、前記振動板に接続された概略筒状のボビンと該ボビンに巻回された巻線とを有し、スピーカ装置の磁気回路が形成する磁界中に前記巻線が位置するように配置され、前記巻線に流された音声電流と前記磁界との電磁作用により振動し、この振動を前記振動板に伝達するボイスコイル体において、
    前記ボビンに対する前記巻線の振動方向の前記磁気回路側への移動を抑止する第1の抑止手段が設けられている
    ことを特徴とするボイスコイル体。
  2. 前記第1の抑止手段は、前記ボビンの外周面に形成された前記磁気回路方向に向かうにつれて外径が大となる円錐台形状部である
    ことを特徴とする請求項1に記載のボイスコイル体。
  3. 前記ボビンに対する前記巻線の振動方向の前記振動板側への移動を抑止する第2の抑止手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のボイスコイル体。
  4. 第2の抑止手段は、前記ボビンの外周面に設けられ、前記ボビンに対して前記巻線を固着する接着剤である
    ことを特徴とする請求項3に記載のボイスコイル体。
  5. 前記第2の抑止手段は、前記ボビンの外周面に形成された前記振動板方向に向かうにつれて外径が大となる円錐台形状部である
    ことを特徴とする請求項3に記載のボイスコイル体。
  6. 前記ボビンは、前記磁気回路側に設けられ前記磁気回路方向に向かうにつれて広がり前記第1の抑止手段を構成する円錐台形状部と、前記振動板側に設けられた円筒状の円筒部とを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のボイスコイル体。
  7. 前記ボビンは、前記磁気回路側に設けられ前記磁気回路方向に向かうにつれて広がり前記第1の抑止手段を構成する第1の円錐台形状部と、前記振動板側に設けられ前記振動板方向に向かうにつれて広がり前記第2の抑止手段を構成する第2の円錐台形状部とを含む ことを特徴とする請求項3に記載のボイスコイル体。
  8. 前記ボビンは、前記磁気回路方向に向かうにつれて外径が大となるとともに、断面円弧状に内径方向に凹の円錐台形状を成す
    ことを特徴とする請求項1に記載のボイスコイル体。
  9. 前記ボビンは、外周面が前記磁気回路方向に向かうにつれて広がり前記第1の抑止手段を構成するとともに、内周面は振動方向に均一な内径の円筒面を形成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のボイスコイル体。
  10. 振動して音響を放射する振動板と、
    磁界を形成する磁気回路と、
    振動板に接続された筒状のボビン、該ボビンに巻回された巻線を含み、磁界中に前記巻線が位置するように配置されたボイスコイル体とを備え、
    前記巻線に音声電流を流して、該音声電流と前記磁界との電磁作用により前記ボイスコイル体を振動させて、この振動を前記振動板に伝達するスピーカ装置において、
    前記ボイスコイル体が、前記巻線の前記ボビンに対する振動方向の移動を抑止する第1の抑止手段を有している
    ことを特徴とするスピーカ装置。
  11. 前記第1の抑止手段は、前記ボビンの外周面に形成された前記磁気回路方向に向かうにつれて外径が大となる円錐台形状部である
    ことを特徴とする請求項10に記載のスピーカ装置。
  12. 前記ボビンに対する前記巻線の振動方向の前記振動板側への移動を抑止する第2の抑止手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項10または11に記載のスピーカ装置。
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