JP2006303971A - スピーカー装置用振動系部品及びその製造方法 - Google Patents

スピーカー装置用振動系部品及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 安価で且つ音響性能及び信頼性に優れたスピーカー装置用振動系部品等を提供する。
【解決手段】 スピーカー装置用振動系部品は、連続長繊維である撚糸又は集束糸により作製された玄武岩繊維を用いた織布又は不織布により構成されてなる。ここで、スピーカー装置用振動系部品としては、例えば、振動板、センターキャップ、エッジ、ダンパーなどが挙げられる。好適な例では、その織布又は不織布には、熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂が含浸されているのが好ましい。また、その織布又は不織布の表面には、例えば、紙、発泡素材、樹脂、フィルムなどの積層部材が積層(被覆)されているのが好ましい。このスピーカー装置用振動系部品は連続長繊維である撚糸又は集束糸により作製された玄武岩繊維を用いた織布又は不織布により構成されているので、安価で且つ音響性能及び信頼性に優れている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、スピーカー装置用振動系部品の構成素材に関する。
従来より、スピーカー装置を構成する振動系部品たる振動板の布材には、カーボン繊維、ガラス繊維及びセラミックス繊維などの無機系繊維や、アラミド系繊維及びPBO繊維(ポリパラフェニレンベンゾビスイミダゾール繊維)などの有機系繊維などの織布或いは不織布が一般に用いられている。
また、上記繊維の布材は、熱硬化性樹脂が含浸され、加熱プレスにて固められた状態で一般的に用いられる。これに加え、上記繊維の布材は、その表面に紙、発泡体、熱可塑性樹脂などの素材が積層された状態で用いられることもある。
このような加工が施された布材は、加熱プレスによって所定の形状に成形され、振動板としてボイスコイルボビンの外周壁に取り付けられて用いられる。
なお、玄武岩を原料として得られる繊維状物であるロックウールを含むジョイントシート形成用組成物が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
また、玄武岩等を混合、配合してなる原料混合物を所定の方法により加工することにより製造された、繊維径1〜10μm、繊維長60〜600μmの岩綿微細繊維と、繊維径0.1〜0.7μm、繊維長10〜50μmの繊維状チタン酸カリウムとからなる強化材を含有してなる熱可塑性合成樹脂製射出成形品が知られている(例えば、特許文献2を参照)。 さらに、玄武岩等を原料にして公知の製造方法により繊維化したロックウール(長さ約1m〜50mm、繊維径約1〜20μm)を用い、それを所定の方法により加工・成型してなる建築用繊維板が知られている(例えば、特許文献3を参照)。
特開2000−104043号公報 特公平1−32855号公報 特開平8−90721号公報
しかしながら、カーボン繊維は、軽量・高剛性の点で優れているが、その反面、高価であり、導電性を有するために通電部分に対して絶縁処理を施す必要がある。
また、セラミックス繊維は、高剛性の点で優れているが、その反面、高価である、加工時に折れ易いなどの欠点を有している。
また、アラミド系繊維やPBO繊維などの超高強度繊維は、軽量・高内部損失の点で優れているが、その反面、高価である、加工時に切断し難い、吸湿性を有するため高温高湿雰囲気中で変形が生じ易いなどの問題がある。以上、ここに述べた繊維は、一般に高機能繊維と呼ばれる高価な繊維である。
また、汎用繊維であるガラス繊維は、安価であり、吸湿性や導電性がなく、高剛性であることから、安価なタイプの振動板等に使用されてきた。しかし、その反面、ガラス繊維は、内部損失が低いため、音質面で課題があった。
本発明が解決しようとする課題としては、上記のようなものが例として挙げられる。本発明は、安価で且つ音響性能及び信頼性に優れたスピーカー装置用振動系部品及びその製造方法を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、スピーカー装置用振動系部品であって、連続長繊維である撚糸又は集束糸により作製された玄武岩繊維を用いた織布又は不織布により構成されてなることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、スピーカー装置用振動系部品の製造方法であって、連続長繊維である撚糸又は集束糸により作製された玄武岩繊維を用いた織布又は不織布を熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂の含浸材により含浸させ、前記含浸された前記織布又は前記不織布を加熱プレス又は加熱吸引により成形する工程を有することを特徴とする。
本発明の1つの観点では、スピーカー装置用振動系部品は、連続長繊維である撚糸又は集束糸により作製された玄武岩繊維を用いた織布又は不織布により構成されてなる。
上記のスピーカー装置用振動系部品は、連続長繊維である撚糸又は集束糸により作製された玄武岩繊維を用いた織布又は不織布により構成されてなる。ここで、スピーカー装置用振動系部品としては、例えば、振動板、センターキャップ、エッジ、ダンパーなどが挙げられる。好適な例では、前記織布又は前記不織布には、熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂が含浸されているのが好ましい。また、前記織布又は前記不織布の表面には、例えば、紙、発泡素材、樹脂、フィルムなどの積層部材が積層(被覆)されているのが好ましい。
一般的に、ガラス繊維の弾性率は7200(N/mm)であるのに対し、玄武岩繊維の弾性率は10000(N/mm)である。このため、玄武岩繊維は、ガラス繊維と比べて高強度で剛性が高い。このため、玄武岩繊維は、ガラス繊維に比べて高内部損失であり、且つ減衰性(制振性)が高い。その結果、玄武岩繊維を織布又は不織布として用いたスピーカー装置用振動系部品は、ガラス繊維を織布又は不織布として用いたスピーカー装置用振動系部品と比較して音響性能の点で優れている。
また、玄武岩繊維は、一般的に、ガラス繊維と比べると高価であるが、カーボン繊維、セラミック繊維などの高機能繊維と比べると極めて安価である。よって、スピーカー装置用振動系部品の構成素材として玄武岩繊維の織布又は不織布を用いることにより、安価なスピーカー装置用振動系部品を得ることができる。
また、アラミド系繊維は、吸湿性が高く、高温高湿雰囲気中で変形し易いという問題があると共に、カーボン繊維は、導通性を有し、通電部分に対して絶縁処理を施す必要があるという問題がある。これに対し、玄武岩繊維は、吸湿性が約0.5%と小さいので変形し難く、また、導通性がなく、通電部分に対して絶縁処理などの対策を施す必要がない。よって、スピーカー装置用振動系部品の構成素材として玄武岩繊維の織布又は不織布を用いることにより、信頼性に優れたスピーカー装置用振動系部品を得ることができる。
以上のように、このスピーカー装置用振動系部品は、連続長繊維である撚糸又は集束糸により作製された玄武岩繊維を用いた織布又は不織布により構成されているので、安価で且つ音響性能及び信頼性に優れている。
好適な例では、前記玄武岩繊維の平均径は約7〜20μmであるのが好ましい。ここで、玄武岩繊維の平均径が6μm以下である場合には次のような問題がある。即ち、玄武岩繊維の製造過程において、まず、原材料である玄武岩を溶融し、その溶融した玄武岩を加工ノズルから引き出して玄武岩繊維を作製するときに当該玄武岩繊維が切れ易くなり、その結果、玄武岩繊維の製造が困難になるという問題がある。一方、玄武岩繊維の平均径が21μm以上である場合には次のような問題がある。即ち、玄武岩繊維の加工時に当該玄武岩繊維が折れ易くなるという問題がある。また、平均径が約7〜20μmの玄武岩繊維を用いて作製された布材と、当該布材と同一密度で且つ平均径が21μm以上の玄武岩繊維を用いて作製された布材とを比較した場合、後者は前者と比べて本数が少ない集束糸となり、その結果、後者の場合、各繊維間のずれにより生じる内部損失が小さくなるという問題がある。よって、玄武岩繊維の平均径は約7〜20μmであるのが好ましい。
本発明の他の観点では、スピーカー装置用振動系部品の製造方法は、連続長繊維である撚糸又は集束糸により作製された玄武岩繊維を用いた織布又は不織布を熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂の含浸材により含浸させ、前記含浸された前記織布又は前記不織布を加熱プレス又は加熱吸引により成形する工程を有する。好適な例では、前記工程は、前記成形された前記織布又は前記不織布の表面に、例えば、紙、発泡素材、樹脂、フィルムなどの積層部材を積層させる工程を含むのが好ましい。
これにより、安価で且つ音響性能及び信頼性に優れたスピーカー装置用振動系部品を製造することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
[スピーカー装置用振動系部品の構成]
図1に、本発明のスピーカー装置用振動系部品を含むスピーカー装置100を、その中心軸L1を通る平面で切断したときの断面図を示す。
スピーカー装置100は、図1に示すように、主として、ヨーク1、マグネット2及びプレート3を含む磁気回路70と、ボイスコイルボビン4、ボイスコイル5、フレーム6、ダンパー7、振動板8、エッジ9、センターキャップ10を含む振動系71(以下、「スピーカー装置用振動系部品」とも呼ぶ)とを備えて構成される。なお、本発明では、スピーカー装置の構成及び駆動方式等、並びに、スピーカー装置用振動系部品の形状、位置、大きさなどは、以下に述べる構成等に限定されるものではない。
まず、磁気回路70の構成について説明する。
磁気回路70は、外磁型の磁気回路として構成されている。ヨーク1は、円柱状のポール部1aと、そのポール部1aの外周壁の下端部から外側へ延在するフランジ部1bとを有している。マグネット2は、環状の形状をなし、フランジ部1b上に取り付けられている。プレート3は、環状の形状をなし、マグネット2上に取り付けられている。そして、ヨーク1の要素であるポール部1aの外周壁と、プレート3の内周壁との間に形成された空隙(磁気ギャップ11)にマグネット2の磁束を集中させている。
次に、振動系71の構成について説明する。
ボイスコイルボビン4は、円筒状の形状をなし、ヨーク1の要素であるポール部1aの外周壁の上端部近傍を覆う位置に設けられる。
ボイスコイル5は、1つの配線からなり、図示しないプラス及びマイナスのリード線を夫々有し、ボイスコイルボビン4の外周壁の下端部近傍に巻かれている。プラス側のリード線はL(又はR)チャンネル信号の入力配線であり、マイナス側のリード線はグランド(GND:接地)信号の入力配線である。プラス及びマイナスの各リード線はそれぞれ各錦糸線12の一端側に接続されていると共に、各錦糸線12の他端側は、それぞれ後述するフレーム6の中央平坦部6bに設けられた端子部13に接続されている。また、端子部13は、アンプ側の出力配線14にも接続されている。これにより、ボイスコイル5には、端子部13、各錦糸線12、プラス及びマイナスの各リード線を介してアンプ側から1チャンネル分の信号や電力が入力される。
フレーム6は、略杯状の形状をなし、スピーカー装置100を構成する様々な構成部品を支持する機能を有する。フレーム6は、その下側位置に下側平坦部6a、その中央位置に中央平坦部6b、その上側位置に上側平坦部6cを夫々有している。下側平坦部6a、中央平坦部6b及び上側平坦部6cは夫々平坦性を有している。フレーム6の下側平坦部6aは、プレート3上に取り付けられている。
ダンパー7は、環状の形状をなし、ボイスコイルボビン4を弾性的に支持する。ダンパー7の内周縁部はボイスコイルボビン4の外周壁の上端部近傍に取り付けられている一方、ダンパー7の外周縁部はフレーム6の中央平坦部6b上に取り付けられている。
振動板8は、入力信号に応じた音波を放射する機能を有する。振動板8は、コーン状の形状をなしている。振動板8の内周縁部はボイスコイルボビン4の外周壁の上端部に且つダンパー7の上側に取り付けられている。
エッジ9は、環状の平面形状及びΩ状の断面形状を有し、スピーカー装置100で生じる不要な振動などを吸収する機能を有する。エッジ9の内周縁部は振動板8の外周縁部に取り付けられている一方、エッジ9の外周縁部はフレーム6の上側平坦部6c上に取り付けられている。
センターキャップ10は、半球状の形状をなし、スピーカー装置100の内部に粉塵や水分等が侵入するのを防止する機能を有する。センターキャップ10は、ボイスコイルボビン4の上面側を覆う位置に配置され、ボイスコイルボビン4の外周壁の上端部に取り付けられている。
以上の構成を有するスピーカー装置100において、アンプ側の出力配線14から出力された電気信号は、端子部13、各錦糸線12、ボイスコイル5のプラス及びマイナスのリード線を介してボイスコイル5へ供給される。これにより、磁気ギャップ11内でボイスコイル5に駆動力が発生し、振動板8をスピーカー装置100の中心軸L1方向に振動させる。こうして、スピーカー装置100は、矢印Y1の方向に音波を放射する。
[スピーカー装置用振動系部品の構成素材]
本発明は、スピーカー装置用振動系部品の構成素材に特徴を有している。ここに、本発明の適用対象となるスピーカー装置用振動系部品としては、振動板8、センターキャップ10、ダンパー7、エッジ9などが挙げられる。
かかるスピーカー装置用振動系部品は、連続長繊維である撚糸(ヤーン)又は集束糸(ロービング)により作製された玄武岩繊維(バサルトファイバー)を用いた織布又は不織布により構成されている。好適な例では、スピーカー装置用振動系部品は、連続長繊維である撚糸又は集束糸により作製された玄武岩繊維を用いた織布又は不織布に熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂を含浸させたものを、加熱プレス成形又は真空成形により成形されていのが好ましい。また、好適な例では、その成形されたスピーカー装置用振動系部品の表面には、紙、発泡素材、樹脂、フィルムなどの積層部材が積層(被覆)されているのが好ましい。さらに、好適な例では、その織布を構成する玄武岩繊維の平均径(太さ)は、約7〜20μmとすることができる。この理由は上述した通りである。
これにより、安価で且つ音響性能及び信頼性に優れたスピーカー装置用振動系部品を得ることができる。
この点につき、図2(a)を参照して詳述する。図2(a)は、ガラス繊維及び玄武岩繊維の一般的な特性を示す図表である。
図2(a)に示されるように、ガラス繊維の弾性率は7200(N/mm)であるのに対し、玄武岩繊維の弾性率は10000(N/mm)である。このため、玄武岩繊維は、ガラス繊維と比べて高強度で剛性が高いといえる。よって、玄武岩繊維は、ガラス繊維に比べて高内部損失であり、且つ減衰性(制振性)が高い。その結果、玄武岩繊維を織布又は不織布として用いたスピーカー装置用振動系部品は、ガラス繊維を織布又は不織布として用いたスピーカー装置用振動系部品と比較して音響性能の点で優れている。
また、玄武岩繊維は、一般的に、ガラス繊維と比べると高価であるが、カーボン繊維、セラミック繊維などの高機能繊維と比べると極めて安価である。よって、スピーカー装置用振動系部品の構成素材として連続長繊維である撚糸又は集束糸により作製された玄武岩繊維の織布又は不織布を用いることにより、安価なスピーカー装置用振動系部品を得ることができる。
また、上記したように、アラミド系繊維は、吸湿性が高く、高温高湿雰囲気中で変形し易いという問題があると共に、カーボン繊維は、導通性を有し、通電部分に対して絶縁処理を施す必要があるという問題がある。これに対し、玄武岩繊維は、図2(a)に示されるように、吸湿性が約0.5%と小さいため変形し難く、また、導通性がないので通電部分に対して絶縁処理などの対策を施す必要がない。その結果、スピーカー装置用振動系部品の構成素材として連続長繊維である撚糸又は集束糸により作製された玄武岩繊維の織布又は不織布を用いることにより、信頼性に優れたスピーカー装置用振動系部品を得ることができる。
[好適例]
次に、スピーカー装置用振動系部品の一例としての振動板8の好適例について説明する。
この好適例では、振動板8は、連続長繊維である撚糸又は集束糸により作製された玄武岩繊維を用いた織布に、熱硬化性樹脂としてのフェノール樹脂を含浸させたものを加熱プレスにて成形することにより作製されている。ここで、その織布は、平均径(太さ)が約7〜約20μmの玄武岩繊維の糸の束で織り上げられている。こうして作製された振動板8の各特性を図2(b)の図表に示す。なお、図2(b)には、比較例に係る振動板の各特性も示す。比較例に係る振動板は、ガラス繊維を用いた織布に、フェノール樹脂を含浸させたものを加熱プレスにて成形することにより作製されている。ここで、その織布は、平均径(太さ)が約7〜20μmのガラス繊維の糸の束で織り上げられている。
本発明の好適例である振動板8の各特性と、比較例の振動板8の各特性とを対比して理解されるように、好適例に係る振動板8は、比較例に比べて、特にヤング率及び内部損失が高い。よって、本発明の好適例に係る振動板8は、比較例に比べて音響性能が優れていることが理解される。即ち、本発明の好適例に係る振動板8は、連続長繊維である撚糸又は集束糸により作製された玄武岩繊維を用いた織布に、熱硬化性樹脂としてのフェノール樹脂を含浸させたものを加熱プレスにて成形することにより作製されているので、音響特性に優れた振動板になっている。
[スピーカー装置用振動系部品の製造方法]
次に、図3及び図6を参照して、スピーカー装置用振動系部品の製造方法について説明する。
図3は、スピーカー装置用振動系部品の製造方法のフローチャートを示す。図4は、図3における含浸工程S2及び成形工程S3に対応する各工程図を示す。図5は、図3の工程S3に、また、図4の破線領域P1で示される工程に夫々対応する工程図を示す。図6は、図3における真空吸引成形方法による成形工程図を示す。
まず、連続長繊維である撚糸又は集束糸により作製された所定の太さの玄武岩繊維の糸を織り上げてシート状の織布(基材)20を作製する(図示略、基材作製工程S1)。ここで使用する玄武岩繊維の糸の太さ(平均径)は、約7〜20μmとするのが好ましい。また、これに代えて、周知の方法にて、玄武岩繊維を用いた不織布よりなるシート状の織布(基材)20を作製する(図示略、基材作製工程S1)。
次いで、上記の工程にて得られたシート状の基材20に、フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂を含浸させる(含浸工程S2)。その後、その含浸されたシート状の基材20を熱風乾燥する。
次いで、熱風乾燥されたシート状の基材20を加熱プレス成形によってコーン状の形状に形成し、次いで、型抜き工程により、コーン状の形状に形成されたシート状の基材20の所定箇所を打ち抜いて、図1に示されるコーン状の形状を有する振動板8を作製する(成形工程S3)。同様に、かかる成形工程S3により、図5(a)乃至5(c)に示すように、図1に示される形状を有する、ダンパー7、センターキャップ10、及びエッジ9を夫々作製する。但し、この場合、成形品にあった金型を使用する必要がある。
なお、上記の成形工程S3では、各種のスピーカー装置用振動系部品を成形する方法として加熱プレス成形方法を採用したが、これに代えて、本発明では、その各種のスピーカー装置用構成部品を成形する方法として真空吸引成形方法を採用することも可能である。以下、図6を参照して、真空吸引成形方法によってスピーカー装置用振動系部品の一例としての振動板8を成形する方法について説明する。
この成形工程S3では、真空吸引成形装置300により、スピーカー装置用振動系部品が成形される。
真空吸引成形装置300は、図6に示すように、移動自在の加熱ヒーター31と、被成形品を挟持する一組のクランプ32と、所定の形状に形成された金型33と、その金型33を上下方向に移動させるシリンダ機構34と、を備え、一組のクランプ32、金型33及びシリンダ機構34が筐体30に収容されてなる。
まず、上記の熱風乾燥されたシート状の基材20を予め所定の大きさに形成する。続いて、図6(a)に示すように、その形成された基材21を一組のクランプ32で挟持し、その基材21が所定温度に達するまで加熱ヒーターで加熱して柔らかくする。
次に、図6(b)に示すように、その基材21が柔らくなったらシリンダ機構34によって金型33を矢印Y10方向に所定位置まで上昇させて、被成形品たる基材21を金型33に密着させ、図示しない真空ポンプにて矢印11方向に真空吸引を行う。この真空吸引により、基材21はコーン状の形状に成形される。なお、このとき、加熱ヒーター31は矢印Y12方向に退避させる。
次に、図6(c)に示すように、コーン状の形状に形成された基材21がある程度温度が低下したところで、シリンダ機構34によって金型33を矢印Y13方向に初期の位置まで下降させ、次いで、一組のクランプ32の固定を外して(矢印Y13を参照)、成形品を真空吸引成形装置300から取り出す。こうして、図1に示される振動板8が成形される。同様に、上記の各工程を経て、図1に示されるダンパー7、センターキャップ10、及びエッジ9を成形する。但し、この場合、成形品にあった金型を使用する必要がある。
次に、選択的に、上記の成形工程S3にて得られたスピーカー装置用振動系部品の表面に、紙、発泡素材、樹脂、フィルムなどの積層部材を周知の方法にて積層(被覆)させる(積層工程S4)。
以上の各工程を経て、本発明のスピーカー装置用振動系部品が製造される。こうして製造されたスピーカー装置用振動系部品は上記した作用効果を奏する。
本発明のスピーカー装置用振動系部品を含むスピーカー装置の断面図を示す。 スピーカー装置用振動系部品の一例としての振動板等の諸特性を示す図表である。 スピーカー装置用振動系部品の製造方法を示すフローチャートである。 図3における含浸工程S2及び成形工程S3に対応する各工程図を示す。 図4における工程P1に対応する各種成形品を成形する工程図を示す。 図3における成形工程S3に対応する真空吸引成形方法に係る工程図を示す。
符号の説明
7 ダンパー
8 振動板
9 エッジ
10 センターキャップ
100 スピーカー装置
300 真空吸引成形装置

Claims (6)

  1. 連続長繊維である撚糸又は集束糸により作製された玄武岩繊維を用いた織布又は不織布により構成されてなることを特徴とするスピーカー装置用振動系部品。
  2. 前記織布又は前記不織布には、熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂が含浸されてなることを特徴とする請求項1に記載のスピーカー装置用振動系部品。
  3. 前記織布又は前記不織布の表面には積層部材が積層されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のスピーカー装置用振動系部品。
  4. 前記玄武岩繊維の平均径は約7〜20μmであることを特徴とする請求項1に記載のスピーカー装置用振動系部品。
  5. 連続長繊維である撚糸又は集束糸により作製された玄武岩繊維を用いた織布又は不織布を熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂の含浸材により含浸させ、前記含浸された前記織布又は前記不織布を加熱プレス又は加熱吸引により成形する工程を有することを特徴とするスピーカー装置用振動系部品の製造方法。
  6. 前記工程は、前記成形された前記織布又は前記不織布の表面に積層部材を積層させる工程を含むことを特徴とする請求項5に記載のスピーカー装置用振動系部品の製造方法。

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