JP2006303304A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. １次側に入力された交流電圧を昇圧または降圧して２次側に出力するインバータトランスにおいて、
   １次巻線と２次巻線とが同軸上に分離して巻回されるコイルボビンと、
   少なくとも一方のコアが、上記コイルボビンの個数と少なくとも同数のコア足を有する一対のコアと、を有し、
   上記コア足が複数の上記コイルボビンのそれぞれの内側に挿入される形で、上記一対のコアが突き合わされ、上記突き合わされた一対のコアは、上記複数のコイルボビンを結ぶ閉磁路を形成していることを特徴とするインバータトランス。
2. 前記コイルボビンのそれぞれは、当該コイルボビンに巻回される前記１次巻線および前記２次巻線の軸線方向と互いに平行となるような位置でトランスを構成することを特徴とする請求項１記載のインバータトランス。
3. 前記複数のコイルボビンのうち、隣り合う２つの前記コイルボビンの間には、当該２つのコイルボビンに巻回された前記１次巻線および前記２次巻線の軸線と互いに平行となるように中間ボビンが配置され、当該中間ボビンの内側には前記一対のコア足が挿入されていることを特徴とする請求項２記載のインバータトランス。
4. 前記２次巻線を前記コイルボビンの軸方向に分割して巻回するための鍔は、前記コイルボビンの外面から突出し、且つ、前記コイルボビンの軸方向に沿って並ぶように設けられていることを特徴とする請求項１から３のいずれか１項記載のインバータトランス。
5. 前記鍔には、前記コイルボビンに巻回された前記２次巻線の端末を前記コイルボビンに設けられた端子に導くための切り欠きが設けられていることを特徴とする請求項４記載のインバータトランス。
6. 前記複数の鍔のうち最も１次巻線側に位置する前記鍔に設けられる前記切り欠きは、前記他の鍔に設けられる前記切り欠きよりも深く切り欠かれていることを特徴とする請求項５記載のインバータトランス。