JP2006301823A - 陳列商品マーケティング方法、陳列商品マーケティングシステムおよび陳列商品マーケティングプログラム - Google Patents

陳列商品マーケティング方法、陳列商品マーケティングシステムおよび陳列商品マーケティングプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】
個々の品物を個々に識別して、棚に戻されなかった品物に関して商品の属性や陳列位置を変更するなどの改善案を提示可能とする方法、システムおよびプログラムを提供する。
【解決手段】
商品の属性情報を受信し、前記商品の状態に関する情報と前記各状態での時間を検出し、前記検出した各状態での時間から該商品に対する顧客の興味深度を算出し、前記算出した顧客の興味深度と予め記憶された商品属性の改善案に関する情報とに基づいて、前記前記商品の属性の改善案を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、販売される前の商品の陳列情報から顧客の嗜好を把握し、商品属性の変更、陳列位置の変更など、販売量の増加を達成する案を意思決定者に提案する陳列商品マーケティングシステムに関する。
従来、販売商品の統計データを分析したマーケティングが広く行われている。一方で、販売される前の商品の陳列情報から顧客の嗜好を把握し、商品属性の変更、陳列位置の変更など、販売量の増加を達成するマーケティングが望まれる。これに関連するものとして、人間による商品の出し入れを非接触で検出でき、マーケティング調査に活用できる物品の出し入れ検出装置が知られている(特許文献1参照)。
しかし、特許文献1によれば、どの商品がどれだけ売れたのか、またどの商品が実際の販売には結び付かなかったが顧客の関心を引いたのか、さらには顧客が手元まで商品を取り出しはしなかったが、商品配列部まで手を差し伸べて商品を実際に触った、などのその商品配列部に陳列された商品に関するマーケティング調査などに活用できるが、商品が棚から取り出され場合、売れずに棚に戻された商品の属性や陳列位置を変更するなどの具体的な改善案を提示する技術については記載されてい
ない。
店舗内における商品のレイアウトや商店街等におけるレイアウトを評価し、提案する技術については特開2005−31963号公報(特許文献2)に記載されている。
また、来店する顧客がどのような嗜好を有しているかを効率良く情報収集することができる技術が特開2004−334367号公報(特許文献3)に記載されている。
特開平13−128814号公報 特開2005−31963号公報 特開2004−334367号公報
しかしながら、特許文献2には、商品が棚から取り出され場合、売れずに棚に戻された商品属性の改善案を具体的に提示する技術については記載されていない。
同様に、特許文献3には、商品が棚から取り出され場合、売れずに棚に戻された商品の属性や陳列位置を変更するなどの改善案を具体的に提示する技術については記載されていない。
そこで本発明は、売れずに棚に戻された商品に関して、その属性や陳列位置を変更するなどの具体的な改善案を提示可能とする方法、システムおよびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、商品の属性情報を受信し、前記商品の状態に関する情報と前記各状態での時間を検出し、前記検出した各状態での時間から該商品に対する顧客の興味深度を算出し、前記算出した顧客の興味深度と予め記憶された商品属性の改善案に関する情報とに基づいて、前記前記商品の属性の改善案を出力することを特徴とする。
また、本発明は、商品の属性情報を受信し、前記商品の状態に関する情報と前記各状態での時間を検出し、前記検出した各状態での時間から該商品に対する顧客の興味深度を算出し、前記算出した顧客の興味深度と予め記憶された商品陳列位置の改善案に関する情報とに基づいて、前記前記商品の陳列位置の改善案を出力することを特徴とする。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、棚に陳列されている商品に関して、属性の改善案や陳列位置の改善案を出力可能となる。また、棚から取り出された商品が棚に戻されない場合や、別の棚に戻された場合に、その警告を出力可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を用いて説明する。なお、本実施形態においては、小売業者などの店舗で商品を陳列している棚があり、店舗の店員は、店舗に来場した顧客から依頼されて品物を棚から取り出し、レジスターにて販売するまでの一連の業務を想定している。棚にはRF(Radio Frequency)アンテナが埋め込まれており、商品に貼付されたRFタグから情報を読み取る。また、レジスターにおいては、RFアンテナが埋め込まれたリーダが備わっており、商品に貼付されたRFタグから情報を読み取り商品の販売を管理するものである。ただし、これにより本発明が限定されるものではなく、商品に関し販売業務を行ういずれの状況にも本発明は適用可能である。
図1は、本発明を実施するための最良の形態において、陳列商品マーケティングシステム100の一利用形態における構成図である。
商品を販売している店舗110では、商品を陳列している棚111にRFアンテナ112およびRFアンテナ113が埋め込まれており、前記RFアンテナ上に商品である指輪A151や時計A153が置かれている。指輪A151にはRFタグ152が貼付され、時計A153にはRFタグ154が貼付されている。本実施例では一つの品物に一つのRFタグしか貼付されていないが、一つの品物に複数のRFタグが貼付されていても良い。その場合、それぞれのRFタグを別々のRFアンテナ上に載るように配置して、品物の展示方式(ネックレスを広げているか、小さく纏めているか等)を判別するものとする。また、棚は複数あっても良く、棚にRFアンテナが一つもしくは複数あっても良い。一つのRFアンテナ上に複数の品物があっても良い。なお、前記RFアンテナを棚に埋め込む代わりに携帯端末に埋め込み、従業員が前記携帯端末を使って棚にある品物にRFアンテナを当てるものとしても良い。前記RFアンテナは、質問部114と通信部115から構成されるリーダに接続されており、該質問部はRFアンテナの上にあるRFタグから情報を収集する。該質問部は、通信部115を介して、収集した情報をサーバ130に送信する。顧客は店員に依頼して品物を棚から取り出してもらい、購入するか否かを決定する。
また、店舗110では、レジスター116で品物の販売に関する情報収集を行う。該レジスターはRFアンテナが内蔵されており、RFタグ152やRFタグ154を読み取ることを可能とする。ここで、該レジスター116にRFアンテナを外付けすることとしても良く、また、RFタグの代わりにバーコードや二次元シンボルを商品に貼付し、そのスキャナーをレジスター116に内蔵/外付けしているものとしてもよい。該レジスター116は、通信部117を介して、サーバ130に収集した情報を送信する。
さらに店舗110では、端末118を用いて、陳列する商品の属性を、サーバ130へ通信部119を介して登録する。それに加えて、商品属性の改善案、陳列位置の改善案や、紛失の可能性の警告、陳列位置移動の警告を、サーバ130から通信部119を介して取得し、端末118に表示する。
店舗110とサーバ130との間の通信には、通信回線140を利用する。
なお、前記通信回線140に関しては、インターネットやLAN(Local Area Network)の他、専用回線やWAN(Wide Area Network)、電灯線ネットワーク、無線ネットワーク、公衆回線網、携帯電話網など様々なネットワークを採用することも出来る。また、VPN(Virtual Private Network)など仮想専用ネットワーク技術を用いれば、インターネットを採用した際にセキュリティ性を高めた通信が確立され好適である。
サーバ130は、記憶装置120に格納されている各種の情報や、店舗110から送られる情報をもとに、商品属性の改善案、商品の陳列位置の改善案を算出し、店舗110の端末118に表示するものである。また、前記情報をもとに、商品の紛失の可能性の警告や、陳列位置の移動の警告を、店舗110の端末118に表示するものである。
サーバ130は、通信部134、商品属性取得部135、商品トレース情報取得部136、商品情報分析部137、改善案生成部138、警告部139、を備えている。なお、これらの機能部は、本発明の陳列商品マーケティングシステムの有する機能を実現するプログラム133を構成するものとできる。このプログラム133はシステムの適宜な記憶装置(メモリなど)131に格納されていて、演算装置たるCPUを含む制御部132が読み出して実行する。
ここで、通信部134は、外部システムとの通信を行うもので、例えば店舗110からの情報の取得や、店舗110の端末118で表示する情報の送信などを行う。商品属性取得部135は、端末118で登録された商品属性を通信部134を用いて取得し、記憶装置120の属性データベース121に格納するものである。商品トレース情報取得部136は、質問部114やレジスター116、端末118で取得された情報を通信部134を用いて取得し、記憶装置120の履歴データベース122に格納するものである。商品情報分析部137は、記憶装置120に格納されている情報をもとに、棚から取り出された頻度や、陳列されている間の時間、取り出されている間の時間の合計、棚から最後に取り出されて販売されるまでの時間、棚に配置されてから販売されるまで店内に滞留していた時間、各時刻における商品の配置・陳列・取出・携帯・販売・紛失状態ごとの数量を、分析データベース123に格納する。改善案生成部138は、分析データベース123の情報をもとに、顧客の興味は深いがあまり売れない品物に関して、商品の属性(価格、サイズなど)の改善案の算出や、商品の陳列位置の改善案の算出を行う。警告部139は、一定時間(紛失警告時間)が経過しても、棚に戻されていない品物を履歴データベース122で検索し、該品物が紛失した可能性のある品物として、端末118に警告を提示する。また、履歴データベース122を検索し、元々置かれていた棚とは別の棚に戻し入れられた品物に対して、該品物が移動したことを知らせる警告を端末118に提示する。
記憶装置120は、属性データベース121、履歴データベース122、分析データベース123、制御データベース124、改善案データベース125を備える。分析データベース123は、遷移時間テーブル400と集計テーブル500で構成され、改善案データベース125は、属性変更テーブル1600と陳列位置変更テーブル1700で構成される。属性データベース121、制御データベース124、改善案データベース125は、担当者によって設定されるデータベースである。履歴データベース122、分析データベース123は、サーバ130によって随時更新されるデータベースである。
図2で、属性データベース121の例を示す。属性データベース121は、商品の属性情報(価格、サイズなど)を格納するデータベースである。データ構造としては、例えば、商品ID201、商品202、商品カテゴリ203、価格204、サイズ205、材質206、色207、詳細情報208とで構成される。前記商品ID201は、商品の品物毎に発行されるIDであり、品物を一意に特定することが可能である。なお、品物を一意に特定することができるのであれば、商品IDの代わりにRFタグ自身のIDを代用しても構わない。また、RFタグの貼付されていた商品を時刻との組み合わせで一意に特定できるのであれば、RFタグを使いまわしても構わない。商品202は、その品物の商品名を示す。商品カテゴリ203は、その品物のカテゴリ(指輪、時計、ネックレスなど)を示す。価格204は、その品物の価格を示す。サイズ205は、その品物のサイズを示す。材質206は、その品物の材質を示す。色207は、その品物の色を示す。詳細情報208は、その品物に関する詳細な情報を示す。
図3で、履歴データベース122の例を示す。履歴データベース122は、品物が陳列棚に陳列されている状態や、取り出された状態、戻し入れられた状態、レジスターで販売された状態、紛失した状態などの商品トレース情報を格納するデータベースである。データ構造としては、例えば、トレースID301、商品302、会員305、入力機器308、状態311、時刻312とで構成される。前記トレースID301は、商品の状態変化のタイミング毎に発行されるIDで、例えば指輪A151が棚に配置されたタイミングなどで発行される。同じタイミングで他の物(例えば時計A153)の状態が変化している場合は、前記IDと同じIDをトレースID301に発行し、前記他の物に応じて商品302〜時刻312を格納するものとする。商品302は、商品ID303と名称304で構成され、商品ID303は商品ID201と同様に商品の品物毎に発行されるIDであり、名称304は商品202と同様にその商品の商品名を示す。会員305は、該商品の取出や販売の際に、その行為の対象となる顧客を示し、会員のIDを示すID306と会員の名前を示す名前307で構成される。入力機器308は、RFタグの読み取りなどで商品トレース情報を収集した入力機器を示し、入力機器の種別を示す種別309とIDを示すID310で構成される。ここでいう入力機器とは、RFアンテナ112、RFアンテナ113、レジスター116、端末118を示す。状態311は、品物の状態遷移を示し、棚に配置したのであれば「配置」、棚から取り出されたのであれば「取出」、棚に戻し入れられたのであれば「戻入」、販売されたのであれば「販売」、紛失したのであれば「紛失」となる。時刻312は、トレースID301が示す商品の状態変化が起きた時刻を示す。
図4、図5で、分析データベース123の例を示す。図4は、遷移時間テーブル400の例を示す。遷移時間テーブル400は、棚から取り出された頻度や、棚に陳列されている間の時間、棚から取り出されている間の合計の時間、棚から最後に取り出されて販売されるまでの時間、棚に配置されてから販売されるまで店内に滞留していた時間を格納するテーブルである。データ構造としては、例えば、商品ID401、商品402、RFアンテナ408、取出頻度403、陳列時間404、取出時間405、購入時間406、店内滞留時間407で構成される。商品ID401は、商品ID201と同様に商品の品物毎に発行されるIDである。商品402は、商品202と同様にその品物の商品名を示す。RFアンテナ408は、品物が陳列されているRFアンテナのIDである。取出頻度403は、履歴データベース122において商品ID401と一致する商品ID303の品物の状態311が「取出」となった回数を示す。陳列時間404は、該品物が棚に陳列されていた時間の合計を示し、履歴データベース122の状態311の「取出」と「戻入」の時刻312の差分の合計にて算出する。ただし、最初に棚に置かれた「配置」と最初に取り出された「取出」の時刻312の差分も含む。
Figure 2006301823
取出時間405は、該品物が棚から取り出され戻し入れられるまでの時間の合計を示し、履歴データベース122の状態311の「戻入」と「取出」の時刻312の差分の合計にて算出する。
Figure 2006301823
購入時間406は、該品物が棚から最後に取り出され、レジスターにて販売されるまでの時間を示し、履歴データベース122の状態311の「販売」と最新の「取出」(状態311が「取出」であるもののうち、時刻312が最新のもの)の時刻312の差分にて算出する。店内滞留時間407は、該品物が店内に配置され販売されるまでの時間を示し、履歴データベース122の状態311の「販売」と「配置」の時刻312の差分にて算出する。なお、店内滞留時間407は、陳列時間404と取出時間405と購入時間406の和の関係にある。
図5は、集計テーブル500の例を示す。集計テーブル500は、各時刻における商品の配置・陳列・取出・携帯・販売・紛失状態ごとの数量を格納するテーブルである。ここで、陳列状態とは品物が棚に陳列されている状態を指す。販売とは品物がレジスターで販売された後の状態を指す。紛失とは品物が紛失処理された後の状態を指す。携帯状態とは品物が棚から取り出されている状態(販売状態、紛失状態を含む状態)を指す。取出状態とは品物が棚から取り出されている状態(携帯状態、販売状態、紛失状態を含む状態)を指す。配置状態とは品物が棚に配置された後の状態(陳列状態、取出状態、携帯状態、販売状態、紛失状態を含む状態)を指す。データ構造としては、例えば、トレースID501、商品502、状態503、時刻510で構成される。トレースID501は、トレースID301と同様に商品の状態変化のタイミング毎に発行されるIDである。商品502は対象とする商品の商品名を示す。状態503は、対象とする商品に関して、該商品の個数を前記配置・陳列・取出・携帯・販売・紛失状態毎に分類して集計したもので、陳列数504、取出商品数505、配置数506、携帯数507、紛失数508、販売数509で構成される。陳列数504は、棚に陳列されている商品の個数(前記陳列状態の商品の個数)を示し、配置数506と取出商品数505の差分にて算出する。取出商品数505は、棚から取り出されている商品の個数(前記取出状態の商品の個数)を示し、履歴データベース122の該商品における状態311の「取出」の回数と「戻入」の回数の差分にて算出する。配置数506は、棚に配置された商品の個数(前記配置状態の商品の個数)を示し、履歴データベース122の該商品における状態311の「配置」の回数にて算出する。携帯数507は、棚から取り出された商品の個数(前記携帯状態の商品の個数)を示し、取出商品数505から販売数509と紛失数508を引いた差分として算出される。紛失数508は、紛失処理された商品の個数(前記紛失状態の商品の個数)を示し、履歴データベース122の該商品における状態311の「紛失」の回数にて算出する。販売数509は、レジスターで販売された商品の個数(前記販売状態の商品の個数)を示し、履歴データベース122の該商品における状態311の「販売」の回数にて算出する。時刻510は、トレースID501が示す商品の状態変化が起きた時刻を示す。
図6で、制御データベース124の例を示す。制御データベース124は、システムの制御情報(RFアンテナでRFタグを読み取る間隔など)を格納するデータベースである。データ構造としては、例えば、読取間隔601、対象602とで構成される。前記読取間隔601は、RFアンテナでRFタグを読み取る間隔を示す。対象602は、読取間隔601で設定された読み取りの間隔が有効となる対象を示し、種別603と値604で構成される。種別603は、対象602の種別を示し、例えば、RFアンテナ、商品ID、営業時間帯などを示す。値604は、種別603に関する具体的な値を示し、例えば種別603が「RFアンテナ」の場合は、読取間隔601で読取動作させるRFアンテナのIDを値604に格納する。また、例えば種別603が「営業時間帯」の場合は、読取間隔601で読取動作させる営業時間帯を値604に格納する。
図16、図17で、改善案データベース125の例を示す。
図16は、属性変更テーブル1600の例を示す。属性変更テーブル1600は、属性の改善案の基本情報を格納するデータベースである。データ構造としては、例えば、商品ID1601、限界値1602、改善案1603とで構成される。商品ID1601、限界値1602、改善案1603とで構成される。商品ID1601は、商品ID201と同様に商品の品物毎に発行されるIDである。限界値1602は、顧客の品物に対する興味の深さを示す指数(顧客興味深度)の限界値を示し、担当者が過去の事例などをもとに設定する値である。改善案1603は、前記限界値を上回る商品ID1601に関して、意思決定者に提案される改善案を示す。改善案1603は、属性1604と変更度合1605で構成される。属性1604は、変更の対象となる属性を示す。変更度合1605は、属性1604の変更の度合いを示す。
図17は、陳列位置変更テーブル1700の例を示す。陳列位置変更テーブル1700は、陳列位置の改善案の基本情報を格納するデータベースである。データ構造としては、例えば、商品ID1701、限界値1702、変更先候補値1703とで構成される。商品ID1701は、商品ID201と同様に品物毎に発行されるIDである。限界値1702は、顧客の品物に対する興味の深さを示す指数(顧客興味深度)の限界値を示す。前記限界値1702を下回る商品ID1701に関しては、陳列位置の改善案を示すためのものである。移動先候補値1703は、陳列位置の変更先候補となる顧客興味深度を示す。例えば、RFアンテナ上の品物の顧客興味深度の平均が前記変更先候補値1703以上のRFアンテナを、前記商品IDの品物の変更先候補としても良い。
なお、これまで示した陳列商品マーケティングシステム100の構成各部134〜139は、陳列商品マーケティングシステム100においてハードウェアとして実現してもよいし、HDDやメモリなどの適宜な記憶装置に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、前記システムの制御部132がプログラム実行に合わせて記憶装置より該当プログラムをメモリ131に読み出して、これを実行することとなる。
また、前記陳列商品マーケティングシステム100は、質問部114、レジスター116、端末118、記憶装置120らが陳列商品マーケティングシステム100に備わって稼動する形態例の他、これら陳列商品マーケティングシステム100の備える機能(の全部または一部)が外部装置として通信回線140を介して接続され、互いにデータ授受を行うといった例も想定できる。また、サーバ130が店舗110とは通信回線140を介して接続され運営されている例をあげたが、店舗110にサーバ130が組み込まれ、ハードウェアとして一体となる場合も想定できる。
また、サーバ130が、例えばASP用サーバとしてネットワーク上に配置され、複数の企業が適宜利用するような形態を採用してもよい。
続いて、本実施形態における陳列商品マーケティング方法の実施手順について説明する。図7は、棚への商品の配置情報を受け付け、棚のRFアンテナから商品の取出状況を検出し、取出状況から分析して商品の属性の改善案、陳列位置の改善案などを意思決定者に提示し、別途、棚に戻されずに紛失した可能性のある品物や別の棚に戻された品物に関する警告の発信に終わる、陳列商品マーケティングシステム100での処理フローを示す。なお、この処理フローの制御は、前記制御部132が行うものとする。
処理S100では、陳列商品マーケティングシステム100における前記商品属性取得部135が、前記端末118に商品情報登録画面のデータを送り表示させる。この商品情報登録画面の構成例は、例えば図8に示す画面となる。この商品情報登録画面は店舗100の従業員が商品の品物の情報を入力するための画面で、商品ID801と、商品名802、商品カテゴリ803と、価格804と、サイズ805、材質806、色807、詳細情報808、登録ボタン809とで構成される。
前記商品ID801には、店舗100で扱う商品の品物毎に発行され、品物を一意に特定することが可能なIDが入力される。商品名802には、品物の商品名(指輪A、時計Aなど)が入力される。商品カテゴリ803には、商品名802が分類されるカテゴリ(指輪、時計、ネックレスなど)が入力される。価格804には、該品物の価格が入力される。サイズ805には、該品物のサイズが入力される。材質806には、該品物のサイズが入力される。色807には、該品物の色が入力される。詳細情報808には、その品物に関する詳細な情報が入力される。なお、本実施例では、各情報の入力はキーボードなどの入力装置から行われるものと想定しているが、予め既定の商品属性と紐付けられたバーコードなどをスキャナーで読み取り、前記商品属性が自動的に入力されるものとしても良い。
商品属性取得部135は、このような画面を前記端末118に提供し、当該画面を通じて、従業員が端末118を操作して入力した商品情報を、登録ボタン809の押下をトリガーとして受け付け、属性データベース121に格納する。格納の具体的な手順としては、商品ID801に入力された値を商品ID201に格納し、商品802に入力された値を商品202に格納し、商品カテゴリ803に入力された値を商品カテゴリ203に格納し、価格804に入力された値を価格204に格納し、サイズ805に入力された値をサイズ205に格納し、材質806に入力された値を材質206に格納し、色807に入力された値を色207に格納し、詳細情報808に入力された値を詳細情報208に格納する。また、履歴データベース122の商品ID303に商品ID801の値を格納し、名称304に商品名802の値を格納する。また、質問部114から品物に貼付されたRFタグに対して前記商品ID801を書込み、商品属性取得部135で受け付けた情報とRFタグとの関連付けを行う。あるいは、RFタグ自身のIDを商品ID801として利用することとし、RFタグへの書き込みを行わないとものとしても良い。
続いて、処理S200では、商品トレース情報取得部136が、棚111のRFアンテナ112、RFアンテナ113、レジスター116、端末118から、商品トレース情報を取得する。商品トレース情報である、品物の配置、取出、戻入、販売、紛失などの状態遷移を検出し、履歴データベース122に商品トレース情報を格納する。RFアンテナ112、RFアンテナ113においてRFタグをセンシングする際の読取間隔は、制御データベース124で設定された読取間隔に従うものとする。
また、処理S300では、商品情報分析部137が、陳列商品のマーケティングに必要な各指標(分析用に設定された期間内で、商品毎の取出頻度、陳列時間、取出時間、購入時間、店内滞留時間)を算出し、分析データベース123の遷移時間テーブル400に格納する。遷移時間テーブル400の商品ID401には、履歴データベース122の商品ID303を格納し、商品402には名称304を格納する。取出頻度403には、履歴データベース122において商品ID401の品物の状態311が「取出」となった回数を格納する。陳列時間404は、該品物が棚に陳列されていた時間の合計を示し、履歴データベース122の状態311の「取出」と「戻入」の時刻312の差分の合計にて算出された値が格納される。
Figure 2006301823
取出時間405は、該品物が棚から取り出され戻し入れられるまでの時間の合計を示し、履歴データベース122の状態311の「戻入」と「取出」の時刻312の差分の合計にて算出された値が格納される。
Figure 2006301823
購入時間406は、該品物が最後に棚から取り出され、レジスターにて販売されるまでの時間を示し、履歴データベース122の状態311の「販売」と最新の「取出」(状態311が「取出」であるもののうち、時刻312が最新のもの)の時刻312の差分の合計にて算出された値が格納される。店内滞留時間407は、該品物が店内に配置され販売されるまでの時間を示し、履歴データベース122の状態311の「販売」と「配置」の時刻312の差分の合計にて算出された値が格納される。
続いて、処理S400では、商品情報分析部137が、陳列商品のマーケティングに必要な各指標(分析用に設定された期間内で、各時間での商品の陳列数、取出商品数、配置数、携帯数、販売数、紛失数)を算出し、分析データベース123の集計テーブル500に格納する。集計テーブル500の商品ID501には、履歴データベース122の商品ID303を格納し、商品502には名称304を格納する。陳列数504は、棚に陳列されている商品の個数を示し、配置数と取出商品数の差分にて算出された値が格納される。取出商品数505は、棚から取り出されている商品の個数を示し、履歴データベース122の該商品における状態311の「取出」の個数と「戻入」の個数の差分にて算出された値が格納される。配置数506は、棚に配置された商品の個数を示し、履歴データベース122の該商品における状態311の「配置」の個数にて算出された値が格納される。携帯数507は、顧客が店内で携帯している商品の個数を示し、取出商品数から販売数と紛失数を引いた差分として算出された値が格納される。紛失数508は、紛失処理された商品の個数を示し、履歴データベース122の該商品における状態311の「紛失」の個数にて算出された値が格納される。販売数509は、レジスターで販売された商品の個数を示し、履歴データベース122の該商品における状態311の「販売」の個数にて算出された値が格納される。
続いて、処理S500では、改善案生成部138が、分析データベース123の遷移時間テーブル400から抽出した情報をもとに、顧客の品物に対する興味の深さを算出し、算出結果をもとに、改善案データベース125の属性変更テーブル1600と陳列位置変更テーブル1700を利用して、品物の属性の改善案や品物の陳列位置の改善案を生成して、端末118に表示する。店舗111の意思決定者は、端末118に表示された改善案をもとに、改善の意思決定を行う。
ここで、品物の属性の改善案を表示する画面は、例えば、図9に示す商品属性改善案画面となる。この商品属性改善案画面は、商品ID901と、商品名902、商品カテゴリ903、改善承認ボタン906と、属性(価格、サイズ、材質、色など)、属性値の改善案で構成される。図9の例では、前記属性として価格904、前記属性値の改善案として価格改善案905となる。
前記商品ID901には、店舗100で扱う商品の品物毎に発行され、品物を一意に特定することが可能なIDが表示される。商品名902には、品物の商品名(指輪A、時計Aなど)が表示される。商品カテゴリ903には、商品名902が分類されるカテゴリ(指輪、時計、ネックレスなど)が表示される。価格904には、該品物の価格が表示される。価格改善案905には、価格の改善案として算出された値が表示される。意思決定者は前記値を適宜修正することもできる。改善案生成部138は、このような画面を前記端末118に提供する。商品属性取得部135は、当該画面を通じて、意思決定者が端末118を操作して入力した価格の改善案の値を、改善承認ボタン906の押下をトリガーとして受け付ける。前記属性が、価格の場合は、属性データベース121の価格204価格改善案905に前記値を格納する。前記属性が、サイズ、材質、色の場合は、改善承認ボタン906の押下をトリガーとして、発注システムなどに前記属性値の改善案の品物を発注する指示がなされるとしても良い。
ここで、品物の陳列位置の改善案を表示する画面は、例えば、図10に示す商品陳列位置改善案画面となる。この商品陳列位置改善案画面は、商品ID1001と、商品名1002、商品カテゴリ1003、店舗レイアウト1004、陳列位置1005、店舗レイアウト1006、陳列位置改善案1007、確認ボタン1008で構成される。店舗100の意思決定者は、本画面の陳列位置改善案1007が妥当かどうか判断し、確認ボタン1008を押下する。
前記商品ID1001には、店舗100で扱う商品の品物毎に発行され、品物を一意に特定することが可能なIDが表示される。商品名1002には、品物の商品名(指輪A、時計Aなど)が表示される。商品カテゴリ1003には、商品名1002が分類されるカテゴリ(指輪、時計、ネックレスなど)が表示される。店舗レイアウト1004には、現在の店舗のレイアウトが表示される。陳列位置1005には、改善案の対象となる品物の現在の陳列位置が表示される。店舗レイアウト1006には、現在の店舗のレイアウトが表示される。陳列位置改善案1007には、品物の陳列位置の改善案として算出された陳列位置が表示される。改善案生成部138は、このような画面を前記端末118に提供し、当該画面を通じて、意思決定者が端末118の改善承認ボタン906の押下をトリガーとして受け付け、意思決定者に確認がとれたため、これ以降は前記の改善案を表示しない。
なお、本画面例では店舗のレイアウトに変更はなく品物の陳列位置のみ変更する案を表示しているが、店舗のレイアウト自体に変更を加えても良く、その場合の店舗レイアウト改善案は店舗レイアウト1006で示すものとする。
次に、前記フローに含まれる処理のうち、処理S200、処理S230、処理S500の各々について詳細フローを示して詳述する。まず、処理S200での商品トレース情報取得部136の詳細な処理フローを図11に示す。この処理フローでは、処理S210、処理S220、処理S230、処理S231は全て並行に処理されるものである。この処理フローにおける処理S210では、レジスター116から販売した品物の商品ID、商品名、販売時刻、レジスターのIDを取得し、履歴データベース122に販売処理のレコードを追加する。前記レコードへの格納情報では、トレースID301は新規に発行し、商品ID302はレジスター116から取得した商品IDとし、名称303はレジスター116から取得した商品名とし、種別309は「レジスター」とし、ID310はレジスター116から取得したレジスター116のIDとし、状態311は「販売」とし、時刻312はレジスター116から取得した販売時刻とする。また、レジスター116が、顧客の会員カード情報を取得した場合は、前記会員カード情報から抽出した会員IDと会員の名前を、会員305のID306と名前307に格納しても良い。なお、既存のPOS(Point Of Sales)システムにて、商品の販売情報を格納するPOSデータベースが存在し、個品単位での販売管理がなされているならば、前記POSデータベースから販売情報を取得し、該販売情報から商品ID、商品名、販売時刻、レジスターのIDを抽出し(レジスターが会員カード情報を取得した場合は、会員IDと会員の名前も抽出し)、履歴データベース122に格納することとしても良い。処理S211へ進む。
処理S210と並行して、処理S220では、履歴データベース122から状態311が「取出」で終わり、その時刻312から一定時間(紛失警告時間)経過した品物を検索する。該当する品物があれば処理S221へ進み、なければ処理S211へ進む。処理S221では、処理S220で検索された品物に紛失の可能性があるとして、警告部139が紛失の警告画面を端末118に表示する。紛失の警告画面の構成例は、例えば、図12のようになる。紛失の警告画面は、商品1210、陳列位置1220、警告欄1230、販売処理ボタン1240、紛失処理ボタン1250で構成される。
商品1210は、警告の対象がどのような品物であるかを示し、商品ID1211と、商品名1212、商品カテゴリ1213と、価格1214と、サイズ1215、材質1216、色1217で構成される。前記商品ID1211には、店舗100で扱う商品の品物毎に発行され、品物を一意に特定することが可能なIDが表示される。商品名1212には、品物の商品名(指輪A、時計Aなど)が表示される。商品カテゴリ1213には、商品名1212が分類されるカテゴリ(指輪、時計、ネックレスなど)が表示される。価格1214には、該品物の価格が表示される。サイズ1215には、該品物のサイズが表示される。材質1216には、該品物のサイズが表示される。色1217には、該品物の色が表示される。
陳列位置1220は、警告の対象である商品1210が陳列されている位置を示し、入力機器ID1221と、入力機器種別1222で構成される。入力機器ID1221は、警告の対象となる処理S220で検索された商品1210の履歴データベース122の入力機器308のID310を示す。入力機器種別1222は、処理S220で検索された商品1210の履歴データベース122の入力機器308の種別309を示す。 警告欄1230は、処理S220で検索された商品1210に関して、一定時間(紛失警告時間)経過したにも関わらず、陳列位置1220に戻し入れられておらず、紛失の可能性がある旨の警告を表示する。なお、前記紛失警告時間は、品物ごとに設定しても良く、例えば、価格の高いものは短く、価格の低いものは長く設定しても良い。
次に、処理S222では、警告部139が、端末118の紛失の警告画面を通じて、従業員から端末118の販売処理ボタン1240あるいは紛失処理ボタン1250の何れかの押下をトリガーとして、販売処理あるいは紛失処理の何れかを受け付ける。ここで、従業員は、実際は販売されているのにその登録が漏れている場合に販売処理ボタン1240を押下し、販売もされず(盗難などで)紛失したと想定される場合は紛失処理ボタン1250を押下するものとする。販売処理あるいは紛失処理の何れかを受け付けた警告部139は、履歴データベース122に前記販売処理あるいは紛失処理の何れかのレコードを追加する。前記レコードへの格納情報では、トレースID301は新規に発行し、商品ID302は商品ID1211とし、名称303は商品名1212とし、種別309は「端末」とし、ID310は端末118のIDとし、状態311は「販売」あるいは「紛失」の何れかとし、時刻312は前記販売処理ボタン1240あるいは紛失処理ボタン1250の何れかの押下の時刻とする。なお、販売処理ボタン1240が押下される場合には、販売の登録が漏れていたレジスター116での処理内容(レジスターのID、時刻など)を、図12の紛失の警告画面で入力できるものとしても良い。処理S211へ進む。
処理S210、処理S220と並行して、処理S230では、棚111のRFアンテナ112、RFアンテナ113で取得した商品トレース情報を商品トレース情報取得部136にて取得する。品物のRFアンテナ112、RFアンテナ113への配置、取出、戻入を検知し、履歴データベース122に取得した商品トレース情報をレコードとして追加する。前記レコードへの格納情報では、トレースID301は新規に発行し、商品ID302は前記RFアンテナから取得した商品IDとし、名称303は前記RFアンテナから取得した商品名とし、種別309は「RFアンテナ」とし、ID310は前記RFアンテナから取得した前記RFアンテナのIDとし、状態311は「配置」、「取出」、「戻入」の何れかとし、時刻312は前記RFアンテナから商品とレース情報を取得した時刻とする。また、品物を棚から取り出すように顧客から依頼された店員が、携帯端末などで顧客の会員カード情報を取得した場合は、前記会員カード情報から抽出した会員IDと会員の名前を、会員305のID306と名前307に格納しても良い。
処理S210、処理S220、処理S230と並行して、処理S231では、履歴データベース122において、商品ID303が同じで、状態311の「取出」のID310と、状態311の「戻入」のID310が異なる商品ID303を、元々のRFアンテナとは別のRFアンテナ上に戻し入れられた品物として検知する。該当する品物があれば処理S232へ進み、なければ処理S211へ進む。
さらに処理S232では、警告部139が、処理S231で検知された品物の陳列位置が変わったことを担当者に警告するために、端末118に移動の警告画面のデータを送り表示させる。この移動の警告画面の構成例は、例えば図13に示す画面となる。この移動の警告画面は、商品1310、移動元陳列位置1320、移動先陳列位置1330、警告欄1340、陳列位置の変更承認ボタン1350、陳列位置の復帰ボタン1360で構成される。
商品1310は、警告の対象がどのような品物であるかを示し、商品ID1311と、商品名1312、商品カテゴリ1313と、価格1314と、サイズ1315、材質1316、色1317で構成される。前記商品ID1311には、店舗100で扱う商品の品物毎に発行され、品物を一意に特定することが可能なIDが表示される。商品名1312には、品物の商品名(指輪A、時計Aなど)が表示される。商品カテゴリ1313には、商品名1312が分類されるカテゴリ(指輪、時計、ネックレスなど)が表示される。価格1314には、該品物の価格が表示される。サイズ1315には、該品物のサイズが表示される。材質1316には、該品物のサイズが表示される。色1317には、該品物の色が表示される。
移動元陳列位置1320は、警告の対象である商品1310が元々陳列されていた位置を示し、入力機器ID1321と、入力機器種別1322で構成される。入力機器ID1321は、警告の対象となる処理S231で検知された商品1310において、履歴データベース122の状態311が「取出」であるときの入力機器308のID310を示す。入力機器種別1322は、処理S231で検知された商品1310において、履歴データベース122の状態311が「取出」であるときの入力機器308の種別309を示す。
移動先陳列位置1330は、警告の対象である商品1310の移動後の陳列位置を示し、入力機器ID1331と、入力機器種別1332で構成される。入力機器ID1331は、警告の対象となる処理S231で検知された商品1310において、履歴データベース122の状態311が「戻入」であるときの入力機器308のID310を示す。入力機器種別1332は、処理S231で検知された商品1310において、履歴データベース122の状態311が「戻入」であるときの入力機器308の種別309を示す。
警告欄1340は、処理S231で検知された商品1310に関して、品物の陳列位置が変わった旨の警告を表示する。なお、品物毎に、置いても良い棚と置いてはいけない棚を設定し、置いてはいけない棚に品物が置かれたときにだけ警告を表示するとしても良い。
次に、処理S233では、警告部139が、端末118の移動の警告画面を通じて、従業員から端末118の陳列位置の変更承認ボタン1350あるいは陳列位置の復帰ボタン1360の何れかの押下をトリガーとして、陳列位置の変更の承認あるいは元の位置への復帰を受け付ける。ここで、従業員は、陳列位置の変更を承認する場合に陳列位置の変更承認ボタン1350を押下し、そうではなくて陳列位置を元々のRFアンテナ上に戻した場合に陳列位置の復帰ボタン1360を押下するものとする。警告部139が陳列位置の変更を受け付けた場合は、従業員に陳列位置の変更の確認がとれたため、これ以降は前記の移動の警告を表示しない。処理S211へ進む。
処理S211では、現在の時刻が、予め設定されている一定時間(分析時間)を経過したかどうか判断し、分析時間経過したのであれば、処理S200を終了し、経過していないのであれば処理S200の開始に戻る。
次に、処理S230での商品トレース情報取得部136の詳細な処理フローを説明する。図14にそのフローを示す。なお、バッファ2の初期設定は空とする。処理S2301では、任意のRFアンテナ(本実施例の場合、RFアンテナ112、RFアンテナ113の何れか)から、前記RFアンテナ上の品物に貼付されたRFタグに格納されている商品IDを取得し、前記商品IDの一覧をバッファ1に格納する。また、このときの時刻を読取時刻として保持する。ここで、前記RFタグに格納されている商品IDの一覧をバッファ1に格納する方法として、RFアンテナがRFアンテナ上の任意のRFタグを一つずつ読み取り、新規に読み取ったRFタグの商品IDが既に読み取った商品IDと重複していなければ、商品IDの一覧に追加し、重複していれば別のRFタグを読み取るものとし、全てのRFタグを読み取るのに充分な時間が経過したところでRFタグの読み取りをやめ、RFアンテナ上の商品IDの一覧を取得するものとしても良い。
処理S2302では、バッファ2にあってバッファ1にない商品IDを検索する。該当する商品IDがある場合は処理S2303へ進み、ない場合は処理S2304へ進む。
処理S2303では、読取時刻を取出時刻としてメモリに保持し、処理S2302で該当した商品IDそれぞれに対し、履歴データベース122に販売処理のレコードを追加する。前記レコードの格納情報では、トレースID301は新規に発行するが、一覧として該当した商品IDそれぞれのレコードに対して同じ番号を発行する。前記レコードの各々について、取得した商品IDを商品ID303に格納し、名称303は取得した商品ID303から一意に定まる商品名とし、種別309は「RFアンテナ」とし、ID310には前記RFアンテナから取得した前記RFアンテナのIDを格納し、状態311は「取出」とし、時刻312は前記読取時刻とする。また、品物を棚から取り出すように顧客から依頼された店員が、携帯端末などで顧客の会員カード情報を取得した場合は、前記会員カード情報から抽出した会員IDと会員の名前を、会員305のID306と名前307に格納しても良い。該当した商品ID全てに関して上記レコードへの格納が終了したら、処理S2304へ進む。
処理S2304では、バッファ1にあってバッファ2にない商品IDを検索する。該当する商品IDがある場合は処理S2305へ進み、ない場合は処理S2308へ進む。
処理S2305では、処理S2304で該当した商品IDの一覧のうち、履歴データベース122のトレースID301がない商品ID303を検索する。該当する商品IDがある場合は処理S2306へ進み、ない場合は処理S2307へ進む。 処理S2306では、読取時刻を配置時刻としてメモリに保持し、処理S2305で該当した商品IDそれぞれに対し、履歴データベース122で商品ID303と一致したレコードに以下の情報を追記で格納する。トレースID301は処理S2303で発行されていればそれと同じ番号を格納し、発行されていなければ新規に発行するが、前記レコード全てに対して同じ番号とする。前記レコードの各々について、種別309は「RFアンテナ」とし、ID310には前記RFアンテナから取得した前記RFアンテナのIDを格納し、状態311は「配置」とし、時刻312は前記読取時刻とする。また、会員305のID306と名前307は空欄とする。該当した商品ID全てに関して上記レコードへの格納が終了したら、処理S2307へ進む。
処理S2307では、読取時刻を戻入時刻としてメモリに保持し、処理S2304で該当した商品ID(処理S2305で該当した商品IDは除く)それぞれに対し、履歴データベース122に販売処理のレコードを追加する。前記レコードの格納情報では、トレースID301は処理S2303(あるいは処理S2306)で発行されていればそれと同じ番号を格納し、発行されていなければ新規に発行するが、一覧として該当した商品IDそれぞれのレコードに対して同じ番号とする。前記レコードの各々について、取得した商品IDを商品ID303に格納し、名称303には取得した商品ID303から一意に定まる商品名を格納し、種別309は「RFアンテナ」とし、ID310には前記RFアンテナから取得した前記RFアンテナのIDを格納し、状態311は「戻入」とし、時刻312は前記読取時刻とする。また、品物を棚へ戻し入れるように顧客から依頼された店員が、携帯端末などで顧客の会員カード情報を取得した場合は、前記会員カード情報から抽出した会員IDと会員の名前を、会員305のID306と名前307に格納しても良い。該当した商品ID全てに関して上記レコードへの格納が終了したら、処理S2308へ進む。
処理S2308では、配置時刻、取出時刻、戻入時刻の何れか(あるいは全て)がメモリに保持されているか判断し、保持されているのであれば処理S2309へ進み、保持されていないのであれば処理S2310へ進む。
処理S2310では、処理S2301〜処理S2309の一連の処理を全てのRFアンテナに対して行ったか判断する。全てのRFアンテナに対して行い、それが終了したのであれば処理S2311へ進む。まだ終了していないRFアンテナがあれば、前記RFアンテナに対して処理S2301〜処理S2309の一連の処理を行うため、処理S2301へ進む。
処理S2311では、制御データベース124で設定された読取間隔601の時間が経過したかどうか判断する。経過した場合は、処理S2301へ進む。なお、本判断においては、対象602の種別603が値604のときに読取間隔601は有効であるものとする。例えば、読取間隔601が「1分」で、種別603が「RFアンテナ」で、値604が「911111111」の場合は、「IDが911111111のRFアンテナに関して読取間隔は1分と設定」していることになり、該当するRFアンテナの読取間隔は1分で行うものである。
なお、RFアンテナ112やRFアンテナ113の代わりに、前記携帯端末を使用して品物のRFタグを読み取るとした場合、上記処理S2301を以下の処理のように変更する。
任意の携帯端末で、読み取り作業を行う時刻になった旨のアラームを表示し、前記アラームを確認した従業員は携帯端末を使用して品物のRFタグの読み取り操作を行う。まず携帯端末のボタンを押下して、携帯端末を読み取り可能な状態にし、読み取りの対象となる品物のRFタグに前記携帯端末を当てて、RFタグを一つずつ読み取って行く。この際、棚のIDをバーコードの読み取りなどで携帯端末に入力し、前記履歴データベース122の入力機器308の種別に「棚」と格納し、ID310に前記棚のIDを格納して、どの棚の品物を読み取っているのか管理するものとしても良い。新規に読み取ったRFタグの商品IDが、既に読み取った商品IDと重複していなければ、商品IDの一覧に追加し、重複していれば別のRFタグを読み取るものとする。前記従業員は、全てのRFタグを読み取ったあと、携帯端末のボタンを押下し、商品IDの一覧を取得する。その一覧をバッファ1に格納する。
次に、処理S500での改善案生成部138の詳細な処理フローを説明する。図15にそのフローを示す。処理S501では、改善案生成部138が、分析データベース123の集計テーブル500から抽出した情報をもとに、各時刻における商品の配置・陳列・取出・携帯・販売・紛失状態ごとの数量を示す画面を生成して、端末118に表示する。意思決定者の改善案に対する意思決定の参考となる時系列データ画面を表示する。店舗111の意思決定者は、端末118に表示された時系列データを参考に、これ以降の処理の中で改善の意思決定を行う。 ここで、各時刻における商品の配置・陳列・取出・携帯・販売・紛失状態ごとの数量を表示する画面は、例えば、図18に示す時系列データ画面となる。この時系列データ画面は、商品名1801、期間1802、店舗1803、陳列数1804、取出商品数1805、配置数1806、携帯数1807、紛失数1808、販売数1809、閉じるボタン1810で構成される。図18の例では、意思決定者は時系列データ画面を見、閉じるボタン1810を押下して、処理502へ進むものとする。
前記商品名1801は、時系列データ画面で数量の表示の対象とした商品を示す。期間1802は、数量の表示の対象とした期間を示す。本実施例では、現在時刻から直近の12時間を表示するものとしたが、端末118から期間を入力できるとしても良い。店舗1803は、数量の表示の対象とした店舗110を示す。陳列数1804は、分析データベース123の集計テーブル500の陳列数504を抽出し時刻510ごとにプロットした折線グラフであり、棚に陳列されている商品の個数を示す。取出商品数1805は、集計テーブル500の取出商品数505を抽出し時刻510ごとにプロットした折線グラフであり、棚に取り出されている商品の個数を示す。配置数1806は、集計テーブル500の配置数506を抽出し時刻510ごとにプロットした折線グラフであり、棚に配置された商品の個数を示す。携帯数1807は、集計テーブル500の携帯数507を抽出し時刻510ごとにプロットした折線グラフであり、棚から取り出されている商品の個数を示す。紛失数1808は、集計テーブル500の紛失数508を抽出し時刻510ごとにプロットした折線グラフであり、紛失処理された商品の個数を示す。販売数1809は、集計テーブル500の販売数509を抽出し時刻510ごとにプロットした折線グラフであり、レジスターで販売された商品の個数を示す。なお、前記時系列データ画面の代わりに、任意の時刻Aにおいて、履歴データベース122の商品ID303それぞれの直前の時刻312における状態311が「配置」または「戻入」の商品ID303を検索し、該当した前記商品ID303の一覧を商品ID一覧Aとして取得し、前記時刻Aより遅い時刻である任意の時刻Bおいても同様に商品ID303の一覧を商品ID一覧Bとして取得し、商品ID一覧Aには存在して商品ID一覧Bには存在しない商品ID303を時刻Bで新規に取出状態となった品物として強調表示し、商品ID一覧Bには存在して商品ID一覧Aには存在しない商品ID303を時刻Bで新規に陳列状態となった品物として強調表示し、時刻間で増減した品物を容易に判別できるような画面としても良い。
続く処理S502では、全ての品物に対して、顧客の品物に対する興味の深さを示す指数として以下で定義する顧客興味深度を算出する。
Figure 2006301823
これは、顧客興味深度は、分析データベース123の遷移時間テーブル400の陳列時間404や取出時間405、取出頻度403などと相関関係にあることを示す。従って、改善案生成部138は顧客興味深度を算出するためには、分析データベース123から必要な情報を抽出するものである。
上式を具体的に示すならば、例えば、以下の数式で顧客興味深度を表現できる。式中のa、b、cはそれぞれ適当な定数を示す。
Figure 2006301823
陳列時間404が短ければ短いほど、取出時間405が長ければ長いほど、取出頻度403が多ければ多いほど、顧客はその品物に対して深い興味を抱いていると考えられるため、このように定義した。顧客の興味の深さを示す適切な数式が他にあるならば、それを用いても良い。また、本実施例では、ある品物に対する興味に関して深さを測っているが、前記品物をひっくるめた商品単位で興味の深さを測っても良い。
続いて処理S503では、品物の商品ID401のそれぞれに対して処理S502で算出された顧客興味深度のうち、改善案データベース125の属性変更テーブル1600で前記商品ID401と一致する商品ID1601に予め設定された限界値1602以上の値を示している品物の商品ID401を、遷移時間テーブル400で検索する。該当する商品ID401が検索されれば、処理S504へ進み、検索されなければ、処理S505へ進む。
次に処理S504では、処理S503で検索された商品IDの品物それぞれに対して、商品の属性の改善案である改善案1603を属性変更テーブル1600で検索する。検索された改善案1603は属性1604と変更値1605で構成されているので、属性1604に関して変更値1605だけ変更したものを、改善案とする。前記改善案をもとに商品属性改善案画面を生成し、端末118に表示して意思決定者の意思決定を受け付ける。処理S505へ進む。
続いて処理S505では、処理S502で算出された品物の商品ID401の顧客興味深度のうち、改善案データベース125の陳列位置変更テーブル1700で商品ID401と一致する商品ID1701に予め設定された限界値1702以下の値を示している品物の商品ID401を、遷移時間テーブル400で検索する。該当する商品ID401が検索されれば、処理S506へ進み、検索されなければ、処理S500を終了する。
次に処理S506では、処理S505で検索された商品IDの品物それぞれに対して、変更先候補値1703を陳列位置変更テーブル1700で検索する。検索された変更先候補値1703は、陳列位置の変更先候補となる顧客興味深度を示す。例えば、RFアンテナ上の品物の顧客興味深度の平均が前記変更先候補値1703以上のRFアンテナを、前記商品IDの品物の変更先候補としてしても良い。前記変更先候補を陳列位置改善案1007として、商品陳列位置改善案画面を生成し、端末118に表示して意思決定者の意思決定を受け付ける。処理S500を終了する。
処理S502から処理S506までの処理フローを、実際のデータを利用して確認する。ここでは、顧客興味深度の算出に、数4(定数a、b、cは、それぞれ1とする)を用いる。まず、処理S502では、図4の遷移時間テーブル400の商品ID401が「011111111」の商品に対して、数4に陳列時間=1.5時間、取出時間=1.5時間、取出頻度=20回を代入し、顧客興味深度「14.3」を算出する。また、商品ID401が「011111112」の商品に対して、数4に陳列時間=1時間、取出時間=0.5時間、取出頻度=2回を代入し、顧客興味深度「2.5」を算出する。処理S503では、図16の属性変更テーブル1600の商品ID1601が「011111111」の商品に対して、処理S502で算出した顧客興味深度「14.3」よりも小さい限界値1602を検索し、該当する「10」というデータがあるため、処理S504へ進む。処理S504では、処理S503で検索された限界値1602「10」に関し、その改善案1603を抽出する。改善案1603は、価格を1割引するものであるため、30000から1割引した値「27000」を価格改善案905とした、図9の商品属性改善案画面を端末118に表示する。処理S505では、図17の陳列位置変更テーブル1700の商品ID1701が「011111112」の商品に対して、処理S502で算出した顧客興味深度「2.5」よりも大きい限界値1702を検索し、該当する「5」というデータがあるため、処理S506へ進む。処理S506では、処理S505で検索された限界値1702「5」に関し、その変更先候補値1703を抽出する。変更先候補値1703は、RFアンテナ上にある商品の顧客興味深度の平均が「10」以上であるRFアンテナを変更先の候補地とすることを示している。遷移時間テーブル400のRFアンテナ408「911111111」の上にある商品の商品ID401「011111111」の顧客興味深度が「14.3」であり10以上であるため、商品ID401「011111112」のRFアンテナ408「911110001」の陳列位置の変更先の候補となる。従って、陳列位置1005をRFアンテナ「911110001」の位置とし、陳列位置1007をRFアンテナ「911111111」の位置とした、図10の商品陳列位置改善案を端末118に表示する。
本発明によれば、意思決定者などに対して、棚に陳列されている商品に関して、属性の改善案や陳列位置の改善案を提示可能となる。これにより、棚に陳列されている商品の改善が行え、より効果的なマーケティングができる。また、棚から取り出された商品が棚に戻されない場合や、別の棚に戻された場合に、その警告を出力可能となる。この結果、盗難などで紛失した商品を瞬時に把握でき、その商品の傾向を分析可能となる他、顧客によって所在が移動し、棚卸に不都合が生じていた商品であっても、移動を瞬時に把握できるため、商品を元の位置に戻すことが容易になる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本発明の一実施形態にかかる陳列商品マーケティングシステムの構成図である。 属性データベースの具体例を示す図である。 履歴データベースの具体例を示す図である。 分析データベースの遷移時間テーブルの具体例を示す図である。 分析データベースの集計テーブルの具体例を示す図である。 制御データベースの具体例を示す図である。 商品情報の登録から、改善案の提示までの処理フローである。 商品情報登録画面の外観を示す図である。 商品属性改善案画面の外観を示す図である。 商品陳列位置改善案画面の外観を示す図である。 棚、レジスター、端末から情報を収集し、履歴データベースを更新する処理フローである。 紛失の警告画面の外観を示す図である。 移動の警告画面の外観を示す図である。 棚から情報を収集し、履歴データベースを更新する処理フローである。 商品属性の改善案、陳列位置の改善案を意思決定者に提示する処理フローである。 改善案データベースの属性変更テーブルの具体例を示す図である。 改善案データベースの陳列位置変更テーブルの具体例を示す図である。 時系列データ画面の外観を示す図である。
符号の説明
100 陳列商品マーケティングシステム
110 店舗
111 棚
112 RFアンテナ
113 RFアンテナ
114 質問部
115 通信部
116 レジスター
117 通信部
118 端末
119 通信部
120 記憶装置
121 属性データベース
122 履歴データベース
123 分析データベース
124 制御データベース
125 改善案データベース
130 サーバ
131 メモリ
132 制御部
133 プログラム
134 通信部
135 商品属性取得部
136 商品トレース情報取得部
137 商品情報分析部
138 改善案生成部
139 警告部
140 通信回線
151 指輪A
152 RFタグ
153 時計A
154 RFタグ

Claims (15)

  1. 店舗の棚に陳列されている商品のマーケティングを行う商品マーティング方法であって、
    前記商品の属性情報を受信し、
    前記商品の状態に関する情報と前記各状態での時間を検出し、
    前記検出した各状態での時間から該商品に対する顧客の興味深度を算出し、
    前記算出した顧客の興味深度と予め記憶された商品属性の改善案に関する情報とに基づいて、前記前記商品の属性の改善案を出力する
    ことを特徴とする商品マーケティング方法。
  2. 前記商品の状態は、前記商品が前記棚から取り出された状態と該商品が前記棚に陳列されていた状態を含み、該各状態での時間は、該商品の取り出し時間、取り出し頻度および陳列時間を含むことを特徴とする請求項1記載の商品マーケティング方法。
  3. 店舗の棚に陳列されている商品のマーケティングを行う商品マーケティング方法であって、
    前記商品の属性情報を受信し、
    前記商品の状態に関する情報と前記各状態での時間を検出し、
    前記検出した各状態での時間から該商品に対する顧客の興味深度を算出し、
    前記算出した顧客の興味深度と予め記憶された商品陳列位置の改善案に関する情報とに基づいて、前記前記商品の陳列位置の改善案を出力する
    ことを特徴とする商品マーケティング方法。
  4. 前記商品の状態は、前記商品が前記棚から取り出された状態と該商品が前記棚に陳列されていた状態を含み、該各状態での時間は、該商品の取り出し時間、取り出し頻度および陳列時間を含むことを特徴とする請求項3記載の商品マーケティング方法。
  5. 前記商品が、一定時間経過しても棚に戻されない場合には、紛失の可能性を知らせる警告、あるいは、元々置かれていた棚とは別の棚に戻された商品に対して商品が移動したことを知らせる警告を出力することを特徴とする請求項2または請求項4記載の商品マーケティング方法。
  6. 店舗の棚に陳列されている商品のマーケティングを行う商品マーティングシステムであって、
    前記商品の属性情報を受信する受信部と、
    前記商品の状態に関する情報と前記各状態での時間を検出する検出部と、
    前記検出した各状態での時間から該商品に対する顧客の興味深度を算出する算出部と、
    前記算出した顧客の興味深度と予め記憶された商品属性の改善案に関する情報とに基づいて、前記前記商品の属性の改善案を出力する出力部と、
    を有することを特徴とする商品マーケティングシステム。
  7. 前記商品の状態は、前記商品が前記棚から取り出された状態と該商品が前記棚に陳列されていた状態を含み、該各状態での時間は、該商品の取り出し時間、取り出し頻度および陳列時間を含むことを特徴とする請求項6記載の商品マーケティング
    システム。
  8. 店舗の棚に陳列されている商品のマーケティングを行う商品マーケティングシステムであって、
    前記商品の属性情報を受信する受信部と、
    前記商品の状態に関する情報と前記各状態での時間を検出する検出部と、
    前記検出した各状態での時間から該商品に対する顧客の興味深度を算出する算出部と、
    前記算出した顧客の興味深度と予め記憶された商品陳列位置の改善案に関する情報とに基づいて、前記前記商品の陳列位置の改善案を出力する出力部と、
    を有することを特徴とする商品マーケティングシステム。
  9. 前記商品の状態は、前記商品が前記棚から取り出された状態と該商品が前記棚に陳列されていた状態を含み、該各状態での時間は、該商品の取り出し時間、取り出し頻度および陳列時間を含むことを特徴とする請求項8記載の商品マーケティングシステム。
  10. 前記商品が、一定時間経過しても棚に戻されない場合には、紛失の可能性を知らせる警告、あるいは、元々置かれていた棚とは別の棚に戻された商品に対して商品が移動したことを知らせる警告を出力する警告部を有することを特徴とする請求項7または請求項9記載の商品マーケティングシステム。
  11. 店舗の棚に陳列されている商品のマーケティングを行うシステムとしてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記商品の属性情報を受信する機能と、
    前記商品の状態に関する情報と前記各状態での時間を検出し、
    前記検出した各状態での時間から該商品に対する顧客の興味深度を算出する機能と、
    前記算出した顧客の興味深度と予め記憶された商品属性の改善案に関する情報とに基づいて、前記前記商品の属性の改善案を出力する機能を
    前記コンピュータに実現させることを特徴とするプログラム。
  12. 前記商品の状態は、前記商品が前記棚から取り出された状態と該商品が前記棚に陳列されていた状態を含み、該各状態での時間は、該商品の取り出し時間、取り出し頻度および陳列時間を含むことを特徴とする請求項11記載のプログラム。
  13. 店舗の棚に陳列されている商品のマーケティングを行うシステムとしてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記商品の属性情報を受信する機能と、
    前記商品の状態に関する情報と前記各状態での時間を検出し、
    前記検出した各状態での時間から該商品に対する顧客の興味深度を算出する機能と、
    前記算出した顧客の興味深度と予め記憶された商品陳列位置の改善案に関する情報とに基づいて、前記前記商品の陳列位置の改善案を出力する機能を
    前記コンピュータに実現させることを特徴とするプログラム。
  14. 前記商品の状態は、前記商品が前記棚から取り出された状態と該商品が前記棚に陳列されていた状態を含み、該各状態での時間は、該商品の取り出し時間、取り出し頻度および陳列時間を含むことを特徴とする請求項13記載のプログラム。
  15. 前記商品が、一定時間経過しても棚に戻されない場合には、紛失の可能性を知らせる警告、あるいは、元々置かれていた棚とは別の棚に戻された商品に対して商品が移動したことを知らせる警告を出力する機能を有することを特徴とする請求項12または請求項14記載のプログラム。
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