JP2008217128A - 行動分析装置、行動分析方法、および行動分析プログラム - Google Patents

行動分析装置、行動分析方法、および行動分析プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】効率的かつ確実に、被監督者が持っている興味内容やその興味度を判定して、判定された興味内容や興味度に応じた適切な情報を被監督者および監督者に提供すること。
【解決手段】行動分析装置110は、取得部301と、特定部302と、登録部303と、判定部304と、関連情報取得部305と、分析部306と、出力部307とによって構成されている。取得部301は、位置情報および商品状態情報を取得する。特定部302は、カード利用者の行動を特定する。登録部303は、行動情報をデータベースに登録する。判定部304は、カード利用者が興味を示す興味商品およびその興味度を判定する。関連情報取得部305は、興味商品に関連する関連情報を取得する。分析部306は、カード利用者がおこなった興味商品に対する行動を分析する。出力部307は、提示データを出力する。
【選択図】図3

Description

この発明は、カード利用者の行動を分析する行動分析装置、行動分析方法、および行動分析プログラムに関する。
近年、子供に対する誘拐などの犯罪が増加する傾向にあり、多くの保護者などから、子供の行動を詳細に把握することができるサービスの提供が望まれていた。そこで、子供の現在位置を検出し、検出した位置情報を、保護者が利用する端末装置へ送信することによって、子供の現在位置を保護者に把握させることができる行動監視システムが考案されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2003−281694号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来技術にあっては、現在もしくは過去に子供がおこなった行動を把握することができるものの、子供が持つ潜在的な興味までは把握することができない。特に、親子間のコミュニケーション不足が問題となっている昨今においては、子供の興味を保護者が把握することが非常に困難になっている。
たとえば、保護者は、子供が持っている興味を把握することによって、事件・事故に巻き込まれる可能性の高い場所へ立ち入らないように警戒するなど、事前に対策を練ることも可能である。また、子供が持っている興味を把握することにより、興味対象と関わり合う機会を積極的に提供することもできる。このような行動をとることで、子供との信頼関係の構築や子供の健全な育成を図ることができる。また、子供に対するサービスを提供する企業にとっては、子供が持っている興味を把握することによって、子供が持っている興味内容や興味度に応じたサービスや情報を積極的に提供することができるようになる。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、効率的かつ確実に、被監督者が持っている興味内容やその興味度を判定して、判定された興味内容や興味度に応じた適切な情報を被監督者および監督者に提供することができる行動分析装置、行動分析方法、および行動分析プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる行動分析方法は、所定の店舗内において検出された被監督者の位置に関する情報(以下、「位置情報」という)、および前記所定の店舗内において検出された商品の状態に関する情報(以下、「商品状態情報」という)を取得する取得工程と、前記取得工程によって取得された位置情報および商品状態情報に基づいて、前記所定の店舗内における前記被監督者の行動を特定する特定工程と、前記特定工程によって特定された前記所定の店舗内における前記被監督者の行動に基づいて、前記被監督者が興味を示した商品(以下、「興味商品」という)およびその興味度を判定する判定工程と、前記判定工程によって判定された興味商品およびその興味度に関する情報を出力する出力工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、この発明にかかる行動分析方法は、上記に記載の発明において、前記商品状態情報は、商品の位置に関する情報、商品のひずみ量に関する情報、の少なくともいずれか一方を含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる行動分析方法は、上記に記載の発明において、前記判定工程によって判定された興味商品に関連する情報を取得する関連情報取得工程をさらに備え、前記出力工程は、前記関連情報取得工程によって取得された興味商品に関連する情報を出力することを特徴とする。
また、この発明にかかる行動分析方法は、上記に記載の発明において、前記特定工程によって特定された前記所定の店舗内における前記被監督者の行動を分析する分析工程をさらに備え、前記出力工程は、前記分析工程によって分析された結果に関する情報を出力する出力工程と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる行動分析プログラムは、所定の店舗内において検出された被監督者の位置に関する情報(以下、「位置情報」という)、および前記所定の店舗内において検出された商品の状態に関する情報(以下、「商品状態情報」という)を取得する取得工程と、前記取得工程によって取得された位置情報および商品状態情報に基づいて、前記所定の店舗内における前記被監督者の行動を特定する特定工程と、前記特定工程によって特定された前記所定の店舗内における前記被監督者の行動に基づいて、前記被監督者が興味を示した商品(以下、「興味商品」という)およびその興味度を判定する判定工程と、前記判定工程によって判定された興味商品およびその興味度に関する情報を出力する出力工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、この発明にかかる行動分析装置は、所定の店舗内において検出された被監督者の位置に関する情報(以下、「位置情報」という)、および前記所定の店舗内において検出された商品の状態に関する情報(以下、「商品状態情報」という)を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された位置情報および商品状態情報に基づいて、前記所定の店舗内における前記被監督者の行動を特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された前記所定の店舗内における前記被監督者の行動に基づいて、前記被監督者が興味を示した商品(以下、「興味商品」という)およびその興味度を判定する判定手段と、前記判定手段によって判定された興味商品およびその興味度に関する情報を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、効率的かつ確実に、被監督者が持っている興味内容やその興味度を判定して、判定された興味内容や興味度に応じた適切な情報を被監督者および監督者に提供することができる行動分析装置、行動分析方法、および行動分析プログラムが得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる行動分析装置、行動分析方法、および行動分析プログラムの好適な実施の形態を、キャッシュカード、クレジットカード、プリペイドカードなどのカード利用者を被監督者とし、その保護者を監督者とした、被監督者の行動を分析する行動分析システムを一例に詳細に説明する。
(実施の形態)
(行動分析システムのシステム構成)
まず、本実施の形態にかかる行動分析システムのシステム構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる行動分析システムのシステム構成を示す説明図である。
図2において、行動分析システム100は、行動分析装置110と、データベースサーバ120と、端末装置130と、検出装置140と、を備えて構成されており、それぞれがインターネット150に接続されている。
行動分析システム100において、行動分析装置110は、行動分析システム100を司る、パーソナル・コンピュータ、ワークステーションなどのWEBアプリケーションサーバである。たとえば、行動分析装置110は、検出装置140から送信された所定の店舗内において検出されたカード利用者(被監督者)の位置情報を受信する。また、行動分析装置110は、所定の店舗内において検出された商品の状態に関する情報(以下、「商品状態情報」という)を受信する。そして、行動分析装置110は、受信した位置情報と商品状態情報とに基づいて、カード利用者の行動を特定して、特定されたカード利用者の行動に関する情報(以下、「行動情報」という)をデータベースサーバ120に登録する。そして、行動分析装置110は、データベースサーバ120に登録されている行動情報に基づいて、カード利用者の行動や興味を分析する行動分析処理をおこなう。さらに、行動分析装置110は、カード利用者に提示するための、行動分析処理結果に関する情報(以下、「提示データ」という)を端末装置130へ送信する。
データベースサーバ120は、行動分析装置110によって読み書きされるデータベースとして、顧客情報DB121、地域情報DB122、店舗情報DB123、商品棚情報DB124、商品情報DB125、来店情報DB126、移動情報DB127、および興味情報DB128を保持する。なお、上記各データベースのデータ構造については、図5を用いて後述する。また、上記各種データベースは、データベースサーバ120に保持されているものに限らず、たとえば、行動分析装置110の内部に保持されているものや、行動分析装置110からのアクセスが可能な複数の装置にまたがって保持されているものであってもよい。
端末装置130は、ユーザ(カード利用者およびその保護者)が保持し、ディスプレイや操作ボタンなどのユーザ・インタフェースを備えたパーソナル・コンピュータなどのWEB端末装置である。この端末装置130は、ユーザ任意のタイミング(すなわち、行動分析装置110に提示データを要求したタイミング)で、行動分析装置110からWEBページとして送信された提示データを受信して、受信した提示データをWEBブラウザによって表示する。
なお、端末装置130は、パーソナル・コンピュータに限らず、たとえばWEBブラウザを備えた携帯電話など、インターネット150に接続可能であり、かつ行動分析装置110から送信された提示データを表示することが可能な装置であれば、どのような装置であってもよい。
なお、本実施の形態においては、ユーザに対する提示データの受け渡し方法の一例として、インターネット150を利用したデータ通信による方法を用いて説明したが、これに限らず、たとえば、提示データが印刷された用紙や、提示データが記録された可搬性を有する記録媒体を、ユーザへ送付する方法などを用いてもよい。
検出装置140は、カード利用者が保持するカードや、商品に埋め込まれた無線ICチップからデータの読み取りをおこなうリーダ/ライタである。たとえば、検出装置140は、店舗内においてカード利用者を検出して、検出したカード利用者の位置情報を、随時または一括して、行動分析装置110に対して送信する。また、検出装置140は、店舗内における商品の状態を検出して、検出した商品の状態に関する商品状態情報を、随時または一括して、行動分析装置110に対して送信する。
このように構成された検出装置140は、たとえば、店舗の出入り口に設けられ、カード利用者が入退店した際に、カード利用者が保持するカードに埋め込まれた無線ICチップを検出して、この無線ICチップから、顧客IDなどのカード利用者を特定するための情報を読み取る。そして、読み取ったカード利用者に関する情報と、あらかじめ記録されている位置情報とを、カード利用者の位置情報として出力する。
また、検出装置140は、たとえば、店舗の商品棚に設けられ、カード利用者が商品棚に立ち寄った際に、カード利用者が保持するカードに埋め込まれた無線ICチップを検出して、この無線ICチップからカード利用者に関する情報を読み取る。そして、読み取ったカード利用者に関する情報と、あらかじめ記録されている位置情報とを、カード利用者の位置情報として出力する。
また、検出装置140は、たとえば、店舗の商品棚に設けられ、一定のサイクルで、商品に埋め込まれた無線ICチップを検出して、この無線ICチップから、商品IDなどの商品を特定するための情報や、商品の状態に関する商品状態情報を読み取る。そして、読み取った商品状態情報を出力する。
ここで、商品状態情報は、商品位置情報と、ひずみ量情報とを含む。商品位置情報とは、商品に埋め込まれた距離センサなどによって検出された、商品の位置やその変位を示すものである。また、ひずみ量情報とは、商品に埋め込まれたひずみゲージによって検出された、商品のひずみ量を示すものである。たとえば、商品位置情報には、商品棚と商品との距離や角度などが示されている。なお、商品位置情報は、商品棚と商品との相対的な位置関係を示すものに限らず、座標値などの商品の絶対的な位置を示すものであってもよい。また、商品位置情報に示された情報は、距離センサによって検出されたものに限らず、たとえば、変位センサ、光センサ、加速度センサなど、商品の位置やその変位を高精度で検出することが可能なその他のセンサによって検出されたものであってもよい。
また、検出装置140は、たとえば、店舗の会計場所に設けられ、カード利用者が商品を購入する際に、カード利用者が保持するカードに埋め込まれた無線ICチップを検出して、この無線ICチップから、顧客IDなどのカード利用者を特定するための情報を読み取る。そして、読み取ったカード利用者に関する情報と、あらかじめ記録されている位置情報とを、カード利用者の位置情報として出力する。同時に、商品に埋め込まれた無線ICチップを検出して、この無線ICチップから、商品IDなどの商品を特定するための情報を読み取る。そして、読み取った商品状態情報を出力する。
(行動分析装置110のハードウェア構成)
つぎに、本実施の形態にかかる行動分析装置110のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施の形態にかかる行動分析装置110のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2において、行動分析装置110は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、HDD(Hard Disc Drive)204と、HD(Hard Disc)205と、FDD(Flexible Disc Drive)206と、FD(Flexible Disc)207と、ディスプレイ208と、I/F(インタフェース)209と、キーボード210と、マウス211と、プリンタ212と、を備えて構成されており、上記各構成部はバス200などによってそれぞれ接続されている。
CPU201は、行動分析装置110の全体の制御を司る。ROM202は、各種制御プログラムなどを記録する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。HDD204はCPU201の制御命令に従って、HD205に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。HD205は、HDD204の制御で書き込まれたデータを記録する。FDD206はCPU201の制御命令に従って、FD207に対するデータの読み取り/書き込みの制御をおこなう。
FD207は、FDD206の制御で書き込まれたデータを記録する着脱可能な記録媒体である。着脱可能な記録媒体として、FD207のほか、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリーカードなどであってもよい。
ディスプレイ208は、テキストデータ、画像データなどの各種情報を表示する。ディスプレイ208は、たとえばTFT(Thin Film Transistor)液晶ディスプレイのほか、CRT(Cathode Ray Tube)やプラズマディスプレイなどであってもよい。
I/F209は、通信回線を通じてインターネット150に接続され、インターネット150を介して、他の情報処理装置(たとえば図1に示した端末装置130やデータベースサーバ120など)に接続される。
そして、I/F209は、インターネット150と装置内部とのインタフェースを司り、他の情報処理装置とのデータの入出力を制御する。I/F209は、たとえばモデムやLANアダプタなどである。また、I/F209は、USBなどの外部入出力としても用いることができる。
キーボード210およびマウス211は、各種データの入力・設定などに用いる。プリンタ212は、各種情報の印刷に用いる。プリンタ212として、たとえばレーザプリンタやインクジェットプリンタなどを用いることができる。
(行動分析装置110の機能的構成)
つぎに、本実施の形態にかかる行動分析装置110の機能的構成について説明する。図3は、本実施の形態にかかる行動分析装置110の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図3において、行動分析装置110は、取得部301と、特定部302と、登録部303と、判定部304と、関連情報取得部305と、分析部306と、出力部307とによって構成されている。
このうち、取得部301は、検出装置140から出力された位置情報および商品状態情報を取得する。取得部301は、具体的には、たとえば図2に示したI/F209によってその機能を実現する。
特定部302は、取得部301によって取得された位置情報および商品状態情報に基づいて、所定の店舗内におけるカード利用者の行動を特定する。たとえば、特定部302は、位置情報および商品状態情報から、カード利用者が来店した店舗に関する、入店日時、退店日時などを特定する。また、たとえば、特定部302は、位置情報および商品状態情報から、カード利用者が立ち寄った商品棚に関する、接近時刻、遠離時刻などを特定する。
また、たとえば、特定部302は、位置情報および商品状態情報から、カード利用者が手に取った商品、手に取った時刻、商品棚に置いた時刻などを特定する。たとえば、特定部302は、商品状態情報に含まれる商品位置情報やひずみ量情報から、商品の変動を検出することで、手に取られた商品、手に取られた時刻、商品棚に置かれた時刻を特定することができる。また、位置情報から、この商品が陳列されている商品棚近辺で検出されたカード利用者を検出することで、この商品を手に取ったカード利用者を特定することができる。
また、たとえば、特定部302は、位置情報および商品状態情報から、カード利用者が購入した商品、購入時刻、購入数量、購入金額などを特定する。特定部302は、具体的には、たとえば図2に示したROM202、RAM203、HD205、FD207に記憶されたプログラムをCPU201が実行することによってその機能を実現する。
登録部303は、特定部302によって特定された所定の店舗内におけるカード利用者の行動に関する行動情報をデータベースに登録する。ここで、データベースに登録される行動情報は、カード利用者による所定の店舗への入退店に関する情報(以下「来店情報」という)と、所定の店舗内におけるカード利用者の位置に関する情報(以下「移動情報」という)と、カード利用者が手にした商品および購入した商品に関する情報(すなわち、興味を示した商品に関する情報。以下「興味情報」という)と、に分類される。
たとえば、登録部303は、行動情報のうち、来店情報を来店情報DB126に登録する。また、登録部303は、行動情報のうち、移動情報を移動情報DB127に登録する。そして、登録部303は、行動情報のうち、興味情報を興味情報DB128に登録する。登録部303は、具体的には、たとえば図2に示したROM202、RAM203、HD205、FD207に記憶されたプログラムをCPU201が実行することによってその機能を実現する。
判定部304は、登録部303によってデータベースに登録された行動情報に基づいて、カード利用者が興味を示した商品(以下、「興味商品」という)およびその興味度を判定する。判定部304は、具体的には、たとえば図2に示したROM202、RAM203、HD205、FD207に記憶されたプログラムをCPU201が実行することによってその機能を実現する。なお、判定部304による興味商品およびその興味度の判定処理手順の一例については図6を用いて後述する。
関連情報取得部305は、判定部304によって判定された興味商品に関連する情報(以下、「関連情報」という)を取得する。関連情報としては、たとえば、興味商品に関連するイベント情報や、興味商品を扱う店舗情報、興味商品の割引情報、興味商品を扱うホームページへのリンク情報、興味商品に興味を持つユーザとのコミュニケーションに関する情報、などが挙げられる。関連情報取得部305は、これらの関連情報を、行動分析装置110や、データベースサーバ120、その他の情報処理装置などから取得する。関連情報取得部305は、具体的には、たとえば図2に示したI/F209によってその機能を実現する。
分析部306は、登録部303によってデータベースに登録された行動情報に基づいて、カード利用者がおこなった行動を分析する。たとえば、データベースに登録されているカード利用者に関する行動情報および別のカード利用者に関する行動情報に基づいて、興味商品、興味度、カードの利用状況、立ち寄り地域、立ち寄り場所など、カード利用者による各種行動の傾向や対処方法などを導き出す。分析部306は、具体的には、たとえば図2に示したI/F209によってその機能を実現する。
出力部307は、カード利用者およびその保護者に提示する提示データを出力する。ここで、出力部307によって出力される提示データとしては、判定部304によって判定された興味商品およびその興味度に関する情報(以下、「興味度情報」という)、関連情報取得部305によって取得された関連情報、および分析部306によって分析された結果に関する情報(以下、「分析情報」という)、などが挙げられる。
このとき、出力部307は、カード利用者とその保護者に対して、それぞれ異なる情報を提示データとして送信することができる。たとえば、カード利用者に対しては、関連情報を送信して、カード利用者の保護者に対しては、興味度情報および分析情報を送信することができる。出力部307が、どのユーザに対して、どの情報を送信するかについては、あらかじめユーザが設定した情報などに基づいて決定される。出力部307は、具体的には、たとえば図2に示したI/F209によってその機能を実現する。
(行動情報の一例)
つぎに、登録部303によって登録される行動情報の一例について説明する。図4は、登録部303によって登録される行動情報の一例を示す説明図である。
図4に示すように、行動情報400は、カード利用者の行動に関するものであって、来店情報410と、移動情報420と、興味情報430と、を含んで構成されている。
来店情報410は、カード利用者による店舗への入退店に関する情報であって、カード利用者を特定するための「顧客ID」と、カード利用者が来店した店舗を特定するための「店舗ID」と、カード利用者が入退店した日時を特定するための「来店日」,「入店時刻」,「退店時刻」と、が示されている。
また、移動情報420は、店舗内において検出されたカード利用者の位置に関する情報であって、カード利用者が立ち寄った商品棚を特定するための「商品棚ID」と、カード利用者が商品棚に接近した時刻を特定するための「接近時刻」と、カード利用者が商品棚から遠離した時刻を特定するための「遠離時刻」と、が示されている。
そして、興味情報430は、カード利用者が手にした商品および購入した商品に関する情報であって、商品を特定するための「商品ID」と、商品を手に取った時刻を特定するための「持ち時刻」と、商品を商品棚に置いた時刻を特定するための「置き時刻」と、商品を購入した時刻を特定するための「購入時刻」と、購入した商品の数量を特定するための「購入数量」と、商品の購入金額を特定するための「購入金額」と、が示されている。
(データベースサーバ120のデータベース構成)
つぎに、データベースサーバ120のデータベース構成について説明する。図5は、データベースサーバ120のデータベース構成を示す説明図である。
図5に示すように、データベースサーバ120は、行動分析装置110によって読み書きされるデータベースとして、顧客情報DB121、地域情報DB122、店舗情報DB123、商品棚情報DB124、商品情報DB125、来店情報DB126、移動情報DB127、および興味情報DB128を保持する。このうち、顧客情報DB121、地域情報DB122、店舗情報DB123、商品棚情報DB124、および商品情報DB125は、他のデータベースから参照されるいわゆるマスターテーブルである。
顧客情報DB121には、カード利用者および保護者ごとに、「住所」,「氏名」,「年齢」,「性別」,「電話番号」,「HPアドレス」,「監督者ID」が、カード利用者および保護者を特定するための「顧客ID」に関連付けられて記録される。ここで、「監督者ID」には、カード利用者の場合のみ、保護者の「顧客ID」が設定される。また、「HPアドレス」には、カード利用者および保護者専用のホームページアドレスが設定される。
たとえば、カード利用者の場合は、端末装置130からこのホームページアドレスにアクセスすることによって、自ら興味を示す興味商品に関連する関連情報などが示されたWEBページ(提示データ)を受信して、端末装置130の画面上に表示させることができる。
また、たとえば、保護者の場合は、端末装置130からこのホームページアドレスにアクセスすることによって、自ら監督するカード利用者に関する興味度情報および分析情報などが示されたWEBページ(提示データ)を受信して、端末装置130の画面上に表示させることができる。
地域情報DB122には、地域ごとに、「地域名」が、地域を特定するための「地域ID」に関連付けられて記録される。また、店舗情報DB123には、店舗ごとに、「地域ID」,「住所」,「店舗名」,「電話番号」が、店舗を特定するための「店舗ID」に関連付けられて記録される。
商品棚情報DB124には、商品棚ごとに、この商品棚が備えられた店舗を特定するための「店舗ID」と、「商品棚名」とが、商品棚を特定するための「商品棚ID」に関連付けられて記録される。また、商品情報DB125には、商品ごとに、この商品が陳列された商品棚を特定するための「商品棚ID」と、「商品名」と、「単価」とが、商品を特定するための「商品ID」に関連付けられて記録される。
来店情報DB126には、取得情報のうちの来店情報410(図4参照)が、来店情報410を特定するための「来店ID」に関連付けられて記録される。また、移動情報DB127には、取得情報のうちの移動情報420(図4参照)が、来店情報410を特定するための「来店ID」と関連付けられて記録される。そして、興味情報DB128には、取得情報のうちの興味情報430(図4参照)が、来店情報410を特定するための「来店ID」と関連付けられて記録される。
(興味商品およびその興味度の判定処理手順の一例)
つぎに、判定部304による興味商品およびその興味度の判定処理手順の一例について説明する。図6は、判定部304による興味商品およびその興味度の判定処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、カード利用者が来店した店舗を特定する(ステップS601)。ここで、カード利用者が来店した店舗は、来店情報DB126に記録されている来店情報から、判断することができる。そして、ステップS601で特定された店舗に販売されている商品全てに関する興味度を「1」とする(ステップS602)。
つぎに、カード利用者が立ち寄った商品棚を特定する(ステップS603)。カード利用者が興味を示し、立ち寄った商品棚は、移動情報DB127に記録されている移動情報から、判断することができる。そして、ステップS603で特定された商品棚に陳列されている商品全てに関する興味度を「2」とする(ステップS604)。
つぎに、カード利用者が手に取った商品を特定する(ステップS605)。ここで、カード利用者が手に取った商品は、興味情報DB128に記録されている興味情報から、判断することができる。そして、カード利用者が手に取った商品に関する興味度を「3」とする(ステップS606)。
つぎに、カード利用者が一定時間以上手に取った商品を特定する(ステップS607)。ここで、カード利用者が一定時間手に取った商品は、興味情報DB128に記録されている興味情報から、判断することができる。そして、カード利用者が一定時間以上手に取った商品に関する興味度を「4」とする(ステップS608)。
つぎに、カード利用者が購入した商品を特定する(ステップS609)。ここで、カード利用者が購入した商品は、興味情報DB128に記録されている興味情報から、判断することができる。そして、カード利用者が購入した商品に関する興味度を「5」として(ステップS610)、一連の処理を終了する。
(行動分析装置110による行動情報の登録処理の手順)
つぎに、行動分析装置110による行動情報の登録処理の手順の一例について説明する。図7は、行動分析装置110による行動情報の登録処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、取得部301によって、検出装置140から出力された位置情報および商品状態情報を取得して(ステップS701)、特定部302によって、ステップS701で取得された位置情報および商品状態情報に基づいて、所定の店舗内におけるカード利用者の行動を特定する(ステップS702)。
そして、登録部303によって、ステップS702で特定された所定の店舗内におけるカード利用者の行動に関する行動情報をデータベースに登録して(ステップS703)、一連の処理を終了する。たとえば、行動分析装置110は、位置情報および商品状態情報の受信を常に待機しており、検出装置140から位置情報および商品状態情報が送信される度に、上記手順による行動情報の登録処理をおこなう。
(行動分析装置110による提示データの出力処理の手順)
つぎに、行動分析装置110による提示データの出力処理の手順の一例について説明する。図8は、行動分析装置110による提示データの出力処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、判定部304によって、図7を用いて説明した行動情報の登録処理によってデータベースに登録された行動情報に基づいて、カード利用者が興味を示す興味商品およびその興味度を判定する(ステップS801)。判定部304による興味商品およびその興味度の判定処理手順については、図6で説明したとおりである。そして、関連情報取得部305によって、ステップS801で判定された興味商品に関連する関連情報を取得する(ステップS802)。
つぎに、分析部306によって、図7を用いて説明した行動情報の登録処理によってデータベースに登録された行動情報に基づいて、カード利用者がおこなった興味商品に対する行動を分析する(ステップS803)。そして、出力部307によって、提示データを出力して(ステップS804)、一連の処理を終了する。行動分析装置110は、カード利用者または保護者が利用する端末装置130からのWEBページのアクセス要求(たとえば、httpリクエスト)の受信を常に待機しており、端末装置130から送信されたアクセス要求を受信する度に、上記手順による提示データの出力処理をおこなう。
(来店情報DB126に登録された来店情報の一例)
つぎに、登録部303によって来店情報DB126に登録された来店情報の一例について説明する。図9は、登録部303によって来店情報DB126に登録された来店情報の一例を示す説明図である。
このように、来店情報DB126に登録された来店情報は、判定部304によって読み取られ、カード利用者が来店した店舗を特定する際の判断材料として用いられる。たとえば、図9に示す来店情報からは、顧客ID「0001」を有するカード利用者が、店舗ID「S01」を有する店舗に来店したと判断することができる。
これにより、判定部304は、顧客ID「0001」を有するカード利用者の、店舗ID「S01」を有する店舗に販売されている商品の興味度を「1」と判定することができる。
(移動情報DB127に登録された移動情報の一例)
つぎに、登録部303によって移動情報DB127に登録された移動情報の一例について説明する。図10は、登録部303によって移動情報DB127に登録された移動情報の一例を示す説明図である。
このように、移動情報DB127に登録された移動情報は、判定部304によって読み取られ、カード利用者が立ち寄った商品棚を特定する際の判断材料として用いられる。たとえば、図10に示す移動情報からは、カード利用者が、商品棚ID「S01−T01」を有する商品棚、および商品棚ID「S01−T02」を有する商品棚に立ち寄ったと判断することができる。そして、この移動情報の来店ID「0001−0001」と、来店情報DB126に登録されている来店情報とから、上記商品棚に立ち寄ったカード利用者の顧客IDは、「0001」であると判断することができる。
これにより、判定部304は、顧客ID「0001」を有するカード利用者の、商品棚ID「S01−T01」および「S01−T02」を有する商品棚に陳列されている商品の興味度を「2」と判定することができる。
(興味情報DB128に登録された興味情報の一例)
つぎに、登録部303によって興味情報DB128に登録された興味情報の一例について説明する。図11は、登録部303によって興味情報DB128に登録された興味情報の一例を示す説明図である。
このように、興味情報DB128に登録された興味情報は、判定部304によって読み取られ、カード利用者が手に取った商品を特定する際の判断材料として用いられる。たとえば、図11に示す興味情報からは、カード利用者が、商品ID「S01−A0001」を有する商品、商品ID「S01−A0002」を有する商品、および商品ID「S01−A0003」を有する商品を手に取ったと判断することができる。
また、興味情報DB128に登録された興味情報は、判定部304によって読み取られ、カード利用者が一定時間以上手に取った商品を特定する際の判断材料として用いられる。たとえば、一定時間を「10分」とした場合、図11に示す興味情報からは、カード利用者が、商品ID「S01−A0002」を有する商品、および商品ID「S01−A0003」を有する商品を一定時間手に取ったと判断することができる。
さらに、興味情報DB128に登録された興味情報は、判定部304によって読み取られ、カード利用者が購入した商品を特定する際の判断材料として用いられる。たとえば、図11に示す興味情報からは、カード利用者が、商品ID「S01−A0003」を有する商品を購入したと判断することができる。
そして、この興味情報の来店ID「0001−0001」と、来店情報DB126に登録されている来店情報とから、上記カード利用者の顧客IDは、「0001」であると判断することができる。
これにより、判定部304は、顧客ID「0001」を有するカード利用者の、商品ID「S01−A0001」を有する商品の興味度を「3」と判定し、商品ID「S01−A0002」を有する商品の興味度を「4」と判定し、商品ID「S01−A0003」を有する商品の興味度を「5」と判定することができる。
(出力部307によって出力された提示データの一例)
つぎに、出力部307によって出力された提示データの一例について説明する。図12および図13は、出力部307によって出力された提示データの一例を示す説明図である。
図12は、出力部307によって出力された提示データの一例として、カード利用者の保護者(監督者)が利用する端末装置130に表示された提示データを示したものである。たとえば、図12に示す提示データには、カード利用者(被監督者)が興味を示す興味商品およびその興味度に関する情報(興味度情報)、カード利用者の行動履歴、カード利用者が利用可能なカードの利用残高、カード利用者の行動の分析結果(分析情報)などが、テキストデータおよびレーダーチャートによって示されている。
カード利用者の保護者は、このように表示された提示データによってカード利用者の興味商品、興味度、行動の履歴や傾向、対策などを把握したうえで、たとえば、リンク情報「利用可能残高を変更する」によるリンク先のページによって、カード利用可能額を増減したり、興味商品へのカード利用に対する利用制限を設定したりすることができる。
なお、図12に示した提示データの他にも、カード利用者の画像、図13に示すようなカード利用者に提示される情報、カード利用者によるブログなどへのアクセス履歴、カード関連リンク集、などを提示データとして表示するようにしてもよい。
一方、図13は、出力部307によって出力された提示データの一例として、カード利用者が利用する端末装置130に表示された提示データを示したものである。たとえば、図13に示す提示データには、このカード利用者が興味を示す興味商品「カードゲームX」に関連する関連情報が示されている。その他にも、他のカード利用者が興味を示す興味商品に関する情報や、カード利用者の行動に基づくアドバイス、他のカード利用者とのコミュニケーションをおこなうための情報、カードの利用残高などが示されている。
図13に示した提示データの他にも、カード利用者がお気に入りの画像、勉強情報、交通情報、カード利用者によって要求された分野の情報、などの生活サービス情報を提示データとして表示するようにしてもよい。また、これらの情報を表示する表示画面の背景や表示レイアウトなどの表示設定を、カード利用者が自由に設定できるようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態にかかる行動分析装置、行動分析方法、および行動分析プログラムによれば、位置情報および商品状態情報を取得し、取得された位置情報および商品状態情報に基づいて、カード利用者の行動を特定し、特定されたカード利用者の行動に基づいて、カード利用者の興味内容および興味度を判定し、判定された興味内容および興味度に関する情報を出力する構成とした。これにより、カード利用者に意識させることなく、効率的かつ確実に、カード利用者が持っている興味内容および興味度を判定して、判定した興味内容および興味度を保護者に把握させることができる。
また、カード利用者が検出された位置、商品位置、商品ひずみ量、などの情報に基づいて、カード利用者の行動(入退店、移動経路、手にした商品、購入した商品など)を高い精度で特定して、特定された複数の判定要因に基づいて、興味内容および興味度を判定する判定方法を用いた。このため、ただ単に、興味を持つ商品を判定するだけでなく、興味を持つ商品にどれくらい興味を持っているかを高い精度で判定することができる。これにより、より効率的かつ確実に、カード利用者が持っている興味内容および興味度を判定して、判定した興味内容および興味度を保護者に把握させることができる。
また、判定された興味内容に関連する関連情報を取得し、取得された関連情報を出力する構成とした。これにより、より効率的かつ確実に、カード利用者が持っている興味内容および興味度を判定して、判定した興味内容および興味度を保護者に把握させることができるだけでなく、膨大な情報の中から、カード利用者および保護者に有益かつ適切な情報を抽出し、カード利用者および保護者に提供することができる。
また、カード利用者がおこなった行動を分析し、その結果に関する情報(分析情報)を出力する構成とした。これにより、カード利用者の行動や傾向を明らかにして、その対処方法を検討する際の判断材料として保護者に提供することができる。
なお、本実施の形態で説明した行動分析方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどの行動分析装置で実行することにより実現することができる。このプログラムは、RAM、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかる行動分析装置、行動分析方法、および行動分析プログラムは、監督者(たとえば保護者や雇用者など)による被監督者(たとえば子供や被雇用者など)の行動分析などに利用可能であり、特に、保護者によって与えられたカードを保持する子供の行動の把握・分析・適正化を目的としたサービスに有用である。また、保護者によって与えられたカードを保持する子供やその保護者に対する適切な情報提供を目的としたサービスにも有用である。
本実施の形態にかかる行動分析システムのシステム構成を示す説明図である。 本実施の形態にかかる行動分析装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる行動分析装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 登録部によって登録される行動情報の一例を示す説明図である。 データベースサーバのデータベース構成を示す説明図である。 判定部による興味商品およびその興味度の判定処理手順の一例を示すフローチャートである。 行動分析装置による行動情報の登録処理の手順の一例を示すフローチャートである。 行動分析装置による提示データの出力処理の手順の一例を示すフローチャートである。 登録部によって来店情報DBに登録された来店情報の一例を示す説明図である。 登録部によって移動情報DBに登録された移動情報の一例を示す説明図である。 登録部によって興味情報DBに登録された興味情報の一例を示す説明図である。 出力部によって出力された提示データの一例を示す説明図である。 出力部によって出力された提示データの一例を示す説明図である。
符号の説明
100 行動分析システム
110 行動分析装置
120 データベースサーバ
121 顧客情報DB
122 地域情報DB
123 店舗情報DB
124 商品棚情報DB
125 商品情報DB
126 来店情報DB
127 移動情報DB
128 興味情報DB
130 端末装置
140 検出装置
150 インターネット
301 取得部
302 特定部
303 登録部
304 判定部
305 関連情報取得部
306 分析部
307 出力部

Claims (6)

  1. 所定の店舗内において検出された被監督者の位置に関する情報(以下、「位置情報」という)、および前記所定の店舗内において検出された商品の状態に関する情報(以下、「商品状態情報」という)を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された位置情報および商品状態情報に基づいて、前記所定の店舗内における前記被監督者の行動を特定する特定工程と、
    前記特定工程によって特定された前記所定の店舗内における前記被監督者の行動に基づいて、前記被監督者が興味を示した商品(以下、「興味商品」という)およびその興味度を判定する判定工程と、
    前記判定工程によって判定された興味商品およびその興味度に関する情報を出力する出力工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする行動分析方法。
  2. 前記商品状態情報は、商品の位置に関する情報、商品のひずみ量に関する情報、の少なくともいずれか一方を含むことを特徴とする請求項1に記載の行動分析方法。
  3. 前記判定工程によって判定された興味商品に関連する情報を取得する関連情報取得工程をさらに備え、
    前記出力工程は、
    前記関連情報取得工程によって取得された興味商品に関連する情報を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の行動分析方法。
  4. 前記特定工程によって特定された前記所定の店舗内における前記被監督者の行動を分析する分析工程をさらに備え、
    前記出力工程は、
    前記分析工程によって分析された結果に関する情報を出力する出力工程と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の行動分析方法。
  5. 所定の店舗内において検出された被監督者の位置に関する情報(以下、「位置情報」という)、および前記所定の店舗内において検出された商品の状態に関する情報(以下、「商品状態情報」という)を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された位置情報および商品状態情報に基づいて、前記所定の店舗内における前記被監督者の行動を特定する特定工程と、
    前記特定工程によって特定された前記所定の店舗内における前記被監督者の行動に基づいて、前記被監督者が興味を示した商品(以下、「興味商品」という)およびその興味度を判定する判定工程と、
    前記判定工程によって判定された興味商品およびその興味度に関する情報を出力する出力工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする行動分析プログラム。
  6. 所定の店舗内において検出された被監督者の位置に関する情報(以下、「位置情報」という)、および前記所定の店舗内において検出された商品の状態に関する情報(以下、「商品状態情報」という)を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された位置情報および商品状態情報に基づいて、前記所定の店舗内における前記被監督者の行動を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された前記所定の店舗内における前記被監督者の行動に基づいて、前記被監督者が興味を示した商品(以下、「興味商品」という)およびその興味度を判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定された興味商品およびその興味度に関する情報を出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする行動分析装置。
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