JP7044337B1 - コンテンツ利用記録分析システム、コンテンツ利用記録分析方法及びコンテンツ利用記録分析プログラム - Google Patents

コンテンツ利用記録分析システム、コンテンツ利用記録分析方法及びコンテンツ利用記録分析プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7044337B1
JP7044337B1 JP2022504056A JP2022504056A JP7044337B1 JP 7044337 B1 JP7044337 B1 JP 7044337B1 JP 2022504056 A JP2022504056 A JP 2022504056A JP 2022504056 A JP2022504056 A JP 2022504056A JP 7044337 B1 JP7044337 B1 JP 7044337B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
interest
content
user
usage record
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022504056A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2023058210A1 (ja
Inventor
大輝 赤松
大樹 青山
康晴 朝夷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bysent
Original Assignee
Bysent
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bysent filed Critical Bysent
Application granted granted Critical
Publication of JP7044337B1 publication Critical patent/JP7044337B1/ja
Publication of JPWO2023058210A1 publication Critical patent/JPWO2023058210A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/10Services
    • G06Q50/20Education

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Economics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Educational Technology (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

利用者端末で利用者が利用可能な複数のコンテンツそれぞれの利用記録に関する利用記録情報を取得する利用記録情報取得部と、利用記録情報に基づいて、利用者の関心に関する関心情報を評価する関心評価部と、関心情報と、利用者の保護者が利用者のためにする行動に関する行動情報との対応関係を示す対応関係情報を記憶する対応関係記憶部と、評価された関心情報及び対応関係情報に基づいて、行動の提案に関する行動提案情報を生成する行動提案情報生成部と、行動提案情報を保護者が利用する保護者端末に提供する行動提案情報提供部と、を備えるコンテンツ利用記録分析システム。

Description

本発明は、コンテンツ利用記録分析システム、コンテンツ利用記録分析方法及びコンテンツ利用記録分析プログラムに関する。
近年、情報技術の高度化に伴い、タブレット端末等の情報端末を活用したコンテンツの提供サービスが拡大し、コンテンツの管理や提供の電子化が進みつつある。
たとえば、特許文献1に開示されているシステムでは、本や動画を含む学習用コンテンツを約1~10歳の子ども向けに提供し子どもの学習状況を管理する、コンピュータベースの没入型かつ対話型のサービスが提供される。
特許第6317337号公報
ところで、幼児及び児童等の子どもの情操教育の一環として、保護者は、絵本や教育用動画等のコンテンツを子どもに与えている。そして、コンテンツを与えられた子どもは、コンテンツの内容の理解及びコンテンツを通じた保護者とのコミュニケーションによって、心を発達させていく。
しかしながら、特許文献1に開示されているシステムでは、主に学習用コンテンツの提供及び学習状況の管理がなされるにとどまり、コンテンツを通じた保護者とのコミュニケーションについては考慮されていない。
そこで、本発明は、コンテンツを利用する利用者の関心に基づいて、コンテンツを通じた保護者と利用者とのコミュニケーションを促進するコンテンツ利用記録分析システム、コンテンツ利用記録分析方法及びコンテンツ利用記録分析プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るコンテンツ利用記録分析システムは、利用者端末で利用者が利用可能な複数のコンテンツそれぞれの利用記録に関する利用記録情報を取得する利用記録情報取得部と、利用記録情報に基づいて、利用者の関心に関する関心情報を評価する関心評価部と、関心情報と、利用者の保護者が利用者のためにする行動に関する行動情報との対応関係を示す対応関係情報を記憶する対応関係記憶部と、評価された関心情報及び対応関係情報に基づいて、行動の提案に関する行動提案情報を生成する行動提案情報生成部と、行動提案情報を保護者が利用する保護者端末に提供する行動提案情報提供部と、を備える。
本発明の一態様に係るコンテンツ利用記録分析方法は、コンピュータが、利用者端末で利用者が利用可能な複数のコンテンツそれぞれの利用記録に関する利用記録情報を取得し、利用記録情報に基づいて、利用者の関心に関する関心情報を評価し、関心情報と、利用者の保護者が利用者のためにする行動に関する行動情報との対応関係を示す対応関係情報を記憶し、評価された関心情報及び対応関係情報に基づいて、行動の提案に関する行動提案情報を生成し、行動提案情報を保護者が利用する保護者端末に提供する。
本発明の一態様に係るコンテンツ利用記録分析プログラムは、コンピュータに、利用者端末で利用者が利用可能な複数のコンテンツそれぞれの利用記録に関する利用記録情報を取得する利用記録情報取得部と、利用記録情報に基づいて、利用者の関心に関する関心情報を評価する関心評価部と、関心情報と、利用者の保護者が利用者のためにする行動に関する行動情報との対応関係を示す対応関係情報を記憶する対応関係記憶部と、評価された関心情報及び対応関係情報に基づいて、行動の提案に関する行動提案情報を生成する行動提案情報生成部と、行動提案情報を保護者が利用する保護者端末に提供する行動提案情報提供部と、を実現させる。
なお、本発明において、「部」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」や装置が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されてもよく、2つ以上の「部」や装置の機能が1つの物理的手段や装置により実現されてもよい。
本発明によれば、コンテンツを利用する利用者の関心に基づいて、コンテンツを通じた保護者と利用者とのコミュニケーションを促進するコンテンツ利用記録分析システム、コンテンツ利用記録分析方法及びコンテンツ利用記録分析プログラムを提供することが可能となる。
コンテンツ利用記録分析システム100の構成を示す図である。 アカウント情報記憶部122に記憶される情報の例を示す図である。 類型情報記憶部124に記憶される情報の例を示す図である。 コンテンツ情報記憶部125に記憶される情報の例を示す図である。 コンテンツ表示部126による表示の例を示す図である。 コンテンツ表示部126による表示の例を示す図である。 感想情報取得部132による感想情報の取得の例を示す図である。 利用記録情報記憶部133に記憶される情報の例を示す図である。 関心情報記憶部142に記憶される情報の例を示す図である。 対応関係記憶部143に記憶される情報の例を示す図である。 行動提案情報記憶部145に記憶される情報の例を示す図である。 利用関心情報提供部146及び行動提案情報提供部147による保護者端末112への提供の例を示す図である。 コンテンツ提案情報記憶部152に記憶される情報の例を示す図である。 設定情報記憶部154に記憶される情報の例を示す図である。 コンテンツ提案情報提供部155による利用者端末111への提供の例を示す図である。 コンテンツ利用記録分析システム100による処理の例を示すシーケンスチャートである。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。図1は、コンテンツ利用記録分析システム100の構成を示す図である。
コンテンツ利用記録分析システム100は、利用者端末111及び保護者端末112とインターネット等のネットワークを介して通信可能に接続されるシステムである。
コンテンツ利用記録分析システム100の処理の対象となるコンテンツは、絵本、本、動画等のコンテンツを広く含む。以下に記載する実施形態では、コンテンツ利用記録分析システム100の処理の対象となるコンテンツを絵本とした場合を想定して説明する。また、利用者は、絵本を利用する子どもとし、保護者は、当該子どもの親とした場合を想定して説明する。なお、保護者は、厳密な意味での保護者に限られず、コンテンツの利用に関して子どもの面倒を見る人(例えば、兄姉や祖父母等)であってもよい。
コンテンツ利用記録分析システム100は、電子化された複数のコンテンツを利用者端末111に提供し、利用者によるコンテンツそれぞれの利用記録に関する利用記録情報を取得する。コンテンツ利用記録分析システム100は、利用記録情報に基づいて、利用者の関心に関する関心情報を評価する。さらに、コンテンツ利用記録分析システム100は、評価された利用者の関心情報に基づいて、保護者が利用者のためにする行動の提案に関する行動提案情報を生成し、保護者端末112に行動提案情報を提供する。
利用者端末111は、コンテンツの利用者が利用するコンピュータであり、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等である。保護者端末112は、利用者の保護者が利用するコンピュータであり、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等である。利用者は、利用者端末111を通じてコンテンツ利用記録分析システム100にアクセスし、コンテンツを利用する。保護者は、保護者端末112を通じてコンテンツ利用記録分析システム100にアクセスし、利用者のコンテンツ利用状況等を参照する。
なお、図1では、利用者端末111及び保護者端末112の例として、利用者端末111a、111b、保護者端末112a、112bのそれぞれ2つずつを示しているが、利用者端末111及び保護者端末112の数はこれに限られない。また、利用者端末111及び保護者端末112はそれぞれ異なる端末であってもよいし、同一の端末であってもよい。利用者端末111及び保護者端末112が同一の端末である場合には、利用者が保護者向け情報にアクセスできないように、保護者向け情報へのアクセスにはパスワードを要求する等、適切なアクセス制限を施してもよい。
次に、コンテンツ利用記録分析システム100の詳細について説明する。図1に示すように、コンテンツ利用記録分析システム100は、アカウント情報取得部121、アカウント情報記憶部122、類型情報取得部123、類型情報記憶部124、コンテンツ情報記憶部125、コンテンツ表示部126、利用記録情報取得部131、感想情報取得部132、利用記録情報記憶部133、関心評価部141、関心情報記憶部142、対応関係記憶部143、行動提案情報生成部144、行動提案情報記憶部145、利用関心情報提供部146、行動提案情報提供部147、コンテンツ特定部151、コンテンツ提案情報記憶部152、設定部153、設定情報記憶部154、コンテンツ提案情報提供部155を備える。コンテンツ利用記録分析システム100を構成するコンピュータは、プロセッサ及び記憶領域を備える。図1に示す各部は、例えば、記憶領域を用いたり、記憶領域に格納されたプログラムをプロセッサが実行したりすることにより実現することができる。
アカウント情報取得部121は、利用者端末111及び保護者端末112から、それぞれ、コンテンツ利用記録分析システム100を利用する利用者及び保護者を示すアカウント情報を取得し、アカウント情報記憶部122に格納する。
図2は、アカウント情報記憶部122に記憶される情報の例を示す図である。アカウント情報記憶部122に記憶される情報は、例えば、利用者ID及び保護者IDを含む。利用者IDは、コンテンツ利用記録分析システム100にてコンテンツを利用する利用者を識別する利用者識別情報である。保護者IDは、利用者の保護者を識別する保護者識別情報である。なお、同一の保護者IDに、複数の利用者IDが対応付けられてもよい。
類型情報取得部123は、利用者の性質に関する類型情報を取得し、取得した類型情報を類型情報記憶部124に格納する。
類型情報は、利用者の性質を特定の属性に分類した情報であってもよいし、利用者の性質を特徴づける特定の要素ごとの点数に関する情報であってもよい。類型情報は、例えば、心の知能指数といわれるEQ(Emotional Intelligence Quotient)のスコアや、性格診断の結果を含む。なお、類型情報取得部123は、外部の情報処理システムによって生成された類型情報を取得してもよい。
類型情報取得部123は、利用者若しくは保護者による操作を通じて、利用者端末111若しくは保護者端末112から、類型情報を取得してもよいし、利用者端末111若しくは保護者端末112を通じた、利用者若しくは保護者の指示に基づいて、外部の情報処理システムから類型情報を取得してもよい。
図3は、類型情報記憶部124に記憶される情報の例を示す図である。類型情報記憶部124に記憶される情報は、例えば、利用者ID及び類型情報を含む。類型情報は、例えば、利用者の性質を特徴づける特定の要素ごとの点数に関する要素点数情報(要素点数情報1、要素点数情報2等)を含む。
コンテンツ情報記憶部125は、コンテンツ利用記録分析システム100が利用者端末111に提供するコンテンツに関するコンテンツ情報を記憶する。
図4は、コンテンツ情報記憶部125に記憶される情報の例を示す図である。コンテンツ情報記憶部125に記憶される情報は、例えば、コンテンツID、タイトル情報、タイプ情報、タグ情報、コンテンツデータを含む。
コンテンツIDは、コンテンツ利用記録分析システム100で利用可能なコンテンツを識別するコンテンツ識別情報である。タイトル情報は、コンテンツのタイトルを示す情報である。タイプ情報は、コンテンツのタイプを示す情報であり、例えば、「絵本」、「本」、「動画」等を含む。タグ情報は、コンテンツの内容やテーマを示す情報であり、例えば、「冒険」、「ロマンス」等を含む。コンテンツデータは、コンテンツ自体を示すデータである。
なお、コンテンツのタイプが明白である場合は、コンテンツ情報記憶部125はタイプ情報を記憶しなくてもよい。また、コンテンツデータは、コンテンツ情報記憶部125に記憶されてもよいし、外部の情報処理システムに記憶されてもよい。コンテンツデータが外部の情報処理システムに記憶される場合、例えば、コンテンツ情報記憶部125には、コンテンツデータの代わりに、コンテンツデータへのリンクを示す情報が記憶されてもよい。
コンテンツ表示部126は、利用者による利用者端末111を通じた操作に基づいて、コンテンツを表示する。コンテンツ表示部126は、例えば、利用者がコンテンツを選択するコンテンツ選択画面を表示し、また、利用者がコンテンツを利用するコンテンツ利用画面を表示する。
コンテンツの表示にあたり、コンテンツ表示部126は、コンテンツ情報記憶部125に記憶されているコンテンツ情報を表示する。また、コンテンツ表示部126は、外部の情報処理システムに記憶されているコンテンツデータを表示することもできる。
図5は、コンテンツ表示部126による表示の例を示す図である。図5に示す画面は、コンテンツ表示部126によるコンテンツ選択画面の表示の例である。
図5に示すコンテンツ選択画面は、コンテンツのテーマ又は表紙等を示す図形又は絵等が表示される領域501(501a、501b)及びコンテンツのタイトルが表示される領域502(502a、502b)を含む。利用者は、領域501又は領域502を選択することで、コンテンツの利用を開始することができる。
なお、図5に示すコンテンツ選択画面では、利用者にコンテンツ自体を選択させているが、コンテンツ表示部126は、利用者にコンテンツのテーマを選択させてもよい。
図6は、コンテンツ表示部126による表示の例を示す図である。図6に示す画面は、コンテンツ表示部126によるコンテンツ利用画面の表示の例である。
図6に示すコンテンツ利用画面は、絵本を利用する画面の例であり、絵本のタイトルを表示する領域601、絵本の絵を表示する領域602、絵本の文章を表示する領域603、次のページへ移動する際に利用者が選択する領域604を含む。
なお、次のページへ移動する際に利用者が選択する領域は、例えば、クリックすると次のページに遷移するボタンであってもよいし、利用者によるスワイプ操作によって次のページに遷移するような領域であってもよい。また、図6に示す画面では、横方向にページがめくられる設計になっているが、縦方向にページがめくられる設計であってもよい。
利用記録情報取得部131は、利用者による利用者端末111を通じたコンテンツの利用の記録に関する利用記録情報を取得し、後述する感想情報取得部132が取得する感想情報とあわせて利用記録情報として、利用記録情報記憶部133に格納する。利用記録情報取得部131が取得する利用記録情報は、例えば、利用者による利用者端末111を通じて利用したコンテンツの内容、利用時間、利用中の操作等、利用者端末111を通じて取得可能な利用記録に関する情報を含む。
利用記録情報取得部131は、コンテンツ情報記憶部125に含まれるコンテンツの利用記録に関する利用記録情報を取得してもよいし、コンテンツ情報記憶部125に含まれないコンテンツ(例えば、書店や図書館で入手した電子化されていない絵本等)の利用記録に関する利用記録情報を取得してもよい。利用記録情報取得部131がコンテンツ情報記憶部125に含まれないコンテンツの利用記録に関する利用記録情報を取得する場合には、利用記録情報取得部131は、例えば、利用者又は保護者による利用者端末111又は保護者端末112を通じた利用記録の入力を、利用記録情報として取得することができる。
感想情報取得部132は、利用者端末111を通じて、コンテンツに対する利用者の感想に関する感想情報を取得し、利用記録情報取得部131が取得する利用記録情報とあわせて利用記録情報として、利用記録情報記憶部133に格納する。感想情報取得部132は、例えば、利用者による利用者端末111を通じたコンテンツの利用終了後に、感想情報を取得する。
なお、感想情報取得部132は、利用者端末111に表示される予め設定された質問を通じて、選択肢形式で感想情報を取得してもよいし、利用者端末111に表示される自由回答欄を通じて、自由回答形式で感想情報を取得してもよい。また、予め設定された質問を通じて選択肢形式で感想情報を取得する場合、表示される予め設定された質問は、コンテンツごとに設定された異なる質問であってもよいし、複数のコンテンツで同一の質問であってもよい。また、利用者による自由回答には、文字が用いられてもよいし、絵が用いられてもよい。
図7は、感想情報取得部132による感想情報の取得の例を示す図である。図7に示す画面は、コンテンツに対する感想に関する質問を表示する領域701、質問に対する回答を選択する領域702、及び質問に対する選択肢を表示する領域703を含む。感想情報取得部132は、利用者により領域702が選択されると、選択された選択肢に対応する内容を感想情報として取得する。
なお、図7に示す画面では、利用者端末111に表示される予め設定された質問を通じて選択肢形式で感想情報を取得しているが、自由回答欄を通じて自由回答形式で感想情報を取得してもよい。また、図7に示す画面では、コンテンツの内容に限定されない一般的な質問内容が表示されているが、コンテンツごとに設定された質問内容が表示されてもよい。
図8は、利用記録情報記憶部133に記憶される情報の例を示す図である。利用記録情報記憶部133に記憶される情報は、例えば、利用者ID、コンテンツID、タグ情報、利用時間情報、断片利用時間情報、操作情報、感想情報を含む。
利用時間情報は、利用者によるコンテンツの利用時間を示す情報であり、コンテンツが絵本である場合には、例えば、絵本の読了に要した時間を示す情報である。断片利用時間情報は、利用者によるコンテンツの断片ごとの利用時間を示す情報であり、コンテンツが絵本である場合には、例えば、コンテンツのページごとの読了に要した時間を示す情報である。操作情報は、利用者による利用者端末111でのコンテンツ利用中の操作を示す情報である。操作情報は、コンテンツが絵本である場合には、例えば、コンテンツ利用中に、利用者が利用者端末111を通じて最も多く触った絵の内容を示す情報とすることができる。
関心評価部141は、利用記録情報記憶部133に記憶される利用記録情報に基づき、利用者の関心に関する関心情報を評価し、評価された関心情報を関心情報記憶部142に格納する。
関心評価部141は、例えば、利用記録情報に含まれるタグ情報に基づいて、関心情報を評価することができる。関心評価部141がタグ情報に基づいて関心情報を評価する場合、関心評価部141は、例えば、利用記録情報に最も高い頻度で含まれるタグ情報を、関心情報とすることができる。また、一定期間内(例えば、月単位)でタグ情報の集計を行い、前期間(例えば、前月)と当期間(例えば、当月)とを比較して、一定期間内での頻度の上昇率が最も高いタグ情報を、関心情報としてもよい。
また、関心評価部141は、例えば、利用記録情報に含まれる利用時間情報に基づいて、関心情報を評価することができる。関心評価部141が利用時間情報に基づいて関心情報を評価する場合、関心評価部141は、例えば、タグ情報ごとに利用時間情報を分析した上で、利用時間が最も長いタグ情報を、関心情報とすることができる。
また、関心評価部141は、例えば、利用記録情報に含まれる断片利用時間情報に基づいて、関心情報を評価することができる。関心評価部141が断片利用時間情報に基づいて関心情報を評価する場合、関心評価部141は、例えば、最も長い断片利用時間を含むコンテンツのタグ情報を、関心情報とすることができる。
また、関心評価部141は、例えば、利用記録情報に含まれる操作情報に基づいて、関心情報を評価することができる。関心評価部141が操作情報に基づいて関心情報を評価する場合、関心評価部141は、例えば、最も高い頻度で含まれる操作情報を、関心情報とすることができる。
また、関心評価部141は、例えば、利用記録情報に含まれる感想情報に基づいて、関心情報を評価することができる。関心評価部141が感想情報に基づいて関心情報を評価する場合、関心評価部141は、例えば、「面白かった」等の好意的な感想を多く含むタグ情報を、関心情報とすることができる。
また、関心評価部141は、類型情報記憶部124に記憶される類型情報に基づいて、関心情報を評価することができる。関心評価部141が類型情報に基づいて関心情報を評価する場合、関心評価部141は、例えば、外向的な性質を示す類型情報を有する利用者の関心情報を、「冒険」というタグ情報とすることができる。
図9は、関心情報記憶部142に記憶される情報の例を示す図である。関心情報記憶部142に記憶される情報は、例えば、利用者ID及び関心情報を含む。関心情報は、例えば、タグ情報と同一の情報であってもよいし、タグ情報とは異なる情報であってもよい。また、関心情報記憶部142が複数の関心情報を記憶する場合には、関心情報記憶部142は、利用者の関心の高い順に、関心情報を記憶してもよい。
図10は、対応関係記憶部143に記憶される情報の例を示す図である。対応関係記憶部143に記憶される情報は、関心情報と行動情報との対応関係を示す情報であり、例えば、関心情報、行動情報、行動カテゴリ情報、時期情報を含む。
行動情報は、利用者の保護者が利用者のためにする行動に関する情報である。行動情報は、例えば、関心情報に対応する会話、外出、遊び、製品購入といった行動に関する情報であり、それぞれに対応する、会話情報、外出情報、遊び情報、製品情報を含む。ここで、会話情報は、保護者による利用者との会話内容に関する情報であり、外出情報は、保護者による利用者との外出に関する情報である。また、遊び情報は、保護者及び利用者によって行われる利用者向けの遊び(例えば、運動やゲーム)に関する情報であり、製品情報は、保護者による利用者向けの製品(例えば、幼児向け玩具やアプリケーションソフトウェア)の購入に関する情報である。なお、行動情報は、単語や文章などの言語情報であってもよいし、デジタルコンテンツや外部サイトのURLに関する情報であってもよい。
行動カテゴリ情報は、行動情報のカテゴリを示す情報であり、例えば、「会話」、「外出」、「遊び」、「製品」を含む。例えば、行動情報が会話情報である場合、行動カテゴリ情報を「会話」とすることができる。
時期情報は、行動に適した時期に関する情報である。時期情報は、例えば、「通年」であってもよいし、「正月」等の特定の時期を示す情報であってもよい。また、時期情報は、「春」等の季節を示す情報であってもよいし、「3月~5月」等の年月日を用いた形式の情報であってもよい。例えば、行動が正月に適した行動である場合には、時期情報を「正月」とすることができる。
行動提案情報生成部144は、関心情報記憶部142に記憶される関心情報及び対応関係記憶部143に記憶される対応関係情報に基づいて、利用者の保護者が利用者のためにする行動の提案に関する行動提案情報を生成し、行動提案情報を行動提案情報記憶部145に格納する。
行動提案情報生成部144は、例えば、関心情報記憶部142に記憶されている関心情報を取得し、取得した関心情報に対応する行動情報を対応関係記憶部143から取得し、取得した行動情報を行動提案情報記憶部145に格納する。例えば、関心情報記憶部142に記憶される関心情報が「運動」である場合には、行動提案情報生成部144は、対応関係記憶部143に含まれる関心情報「運動」に対応する行動情報「好きなスポーツに関する会話」及び「羽根突き遊び」等を行動提案情報記憶部145に格納する。
また、行動提案情報生成部144は、行動提案情報を生成する時期に応じて、例えば処理の時期に適さない行動情報を行動提案情報記憶部145に格納しないこともできる。
行動提案情報生成部144が行動提案情報を生成するタイミングは、任意に設定できる。行動提案情報生成部144は、例えば、利用者が利用者端末111を通じてコンテンツを利用した直後に生成してもよいし、保護者による保護者端末112を通じた要求を受けた後に生成してもよいし、システムメンテナンス時間等の所定のタイミングで自動的に生成してもよい。
図11は、行動提案情報記憶部145に記憶される情報の例を示す図である。行動提案情報記憶部145に記憶される情報は、例えば、利用者ID、保護者ID、会話提案情報、外出提案情報、遊び提案情報、製品提案情報を含む。
会話提案情報は、対応関係記憶部143に含まれる会話情報に対応する行動提案情報であり、利用者との会話内容の提案に関する情報を含む。外出提案情報は、対応関係記憶部143に含まれる外出情報に対応する行動提案情報であり、利用者との外出の提案に関する情報を含む。遊び提案情報は、対応関係記憶部143に含まれる遊び情報に対応する行動提案情報であり、利用者向けの遊びの提案に関する情報を含む。製品提案情報は、対応関係記憶部143に含まれる製品情報に対応する行動提案情報であり、利用者向けの製品の提案に関する情報を含む。
利用関心情報提供部146は、利用記録情報記憶部133に記憶される利用記録情報及び関心情報記憶部142に記憶される関心情報の少なくとも一方を、保護者端末112に提供する。利用関心情報提供部146は、利用記録情報又は関心情報の全部を提供してもよいし、その一部を提供してもよい。また、利用関心情報提供部146は、利用記録情報及び関心情報の少なくとも一方をそのまま提供してもよいし、利用記録情報及び関心情報の少なくとも一方に基づいた統計解析結果を提供してもよい。
また、利用関心情報提供部146は、提供する保護者端末112を操作する保護者に対応する利用者(例えば、保護者の子)の利用記録情報のみを提供してもよいし、提供する保護者端末112を操作する保護者に対応しない利用者(例えば、友人等の第三者の子)の利用記録情報を提供してもよい。
提供する保護者端末112を操作する保護者に対応しない利用者の利用記録情報を提供する場合には、当該利用者を特定できないような態様で利用記録情報を提供してもよい。なお、利用者を特定できないような態様での提供に関する設定や、第三者への提供の範囲に関する設定は、例えば保護者端末112を通じて適宜行うことができる。また、第三者への提供の範囲の設定に際して、グループ(例えば、保護者の友人から構成されるグループ)を設定することができ、また、グループごとに、利用者を特定できないような態様での提供に関する設定や第三者への提供の範囲に関する設定を行うことができる。
行動提案情報提供部147は、行動提案情報記憶部145に記憶されている行動提案情報を、保護者端末112に提供する。
行動提案情報提供部147が行動提案情報を保護者端末112に提供するタイミングは、任意に設定できる。行動提案情報提供部147は、例えば、行動提案情報生成部144による行動提案情報生成の直後に提供してもよいし、保護者による保護者端末112を通じた要求を受けた後に提供してもよいし、システムメンテナンス時間等の所定のタイミングで自動的に提供してもよい。
図12は、利用関心情報提供部146及び行動提案情報提供部147による保護者端末112への提供の例を示す図である。図12に示す画面は、利用記録情報記憶部133に記憶される利用記録情報に基づいて、タグ情報を表示する領域1201、タグ情報ごとに、累計の利用数を表示する領域1202、前月の利用数を表示する領域1203、今月の利用数を表示する領域1204を含み、さらに、行動提案情報記憶部145に記憶される行動提案情報を表示する領域1205を含む。
なお、利用関心情報提供部146は、利用記録情報をグラフ化して表示してもよい。また、利用関心情報提供部146は、利用数以外の利用記録情報を表示してもよいし、関心情報記憶部142に記憶される関心情報を表示してもよい。
コンテンツ特定部151は、関心情報記憶部142に記憶される関心情報及び後述する設定情報記憶部154に記憶される設定情報に基づいて、利用者が関心を示す少なくとも1つのコンテンツを特定し、特定されたコンテンツの提案に関するコンテンツ提案情報をコンテンツ提案情報記憶部152に格納する。コンテンツ提案情報は、例えば、コンテンツを特定する情報と、利用者の関心の高さを示す情報を含む。
また、コンテンツ特定部151は、利用記録情報記憶部133を参照して、利用者が利用していないコンテンツの中から、利用者が関心を示す少なくとも1つのコンテンツを特定してもよい。
なお、コンテンツ特定部151は、後述するコンテンツ提案情報提供部155によるコンテンツ提案情報の提供先となる利用者端末111を利用する利用者自身の利用記録情報のみに基づいてコンテンツ提案情報を生成してもよいし、他の利用者の利用記録情報に基づいてコンテンツ提案情報を生成してもよいし、両方に基づいてコンテンツ提案情報を生成してもよい。コンテンツ特定部151は、例えば、利用者と同性や同年齢の利用者の利用記録情報に基づいて、コンテンツ提案情報を生成することができる。
図13は、コンテンツ提案情報記憶部152に記憶される情報の例を示す図である。コンテンツ提案情報記憶部152に記憶される情報は、例えば、利用者ID及びコンテンツ提案情報を含み、コンテンツ提案情報は、例えば、タグ情報及び関心度情報を含む。関心度情報は、コンテンツに対する利用者の関心の高さを示す情報である。
なお、関心度情報に対応付けられる情報はタグ情報に限られず、例えばコンテンツIDであってもよい。
設定部153は、保護者による保護者端末112を通じた操作に基づいて、コンテンツ特定部151の設定に関する設定情報を受け付け、受け付けた設定情報を設定情報記憶部154に格納する。
ここで、設定情報は、コンテンツ特定部151によるコンテンツ特定の際に、特定されるコンテンツを制御するために設定される情報である。設定情報は、例えば、保護者が利用者への提案を希望するコンテンツやテーマがある場合に、希望するコンテンツやテーマに関連するコンテンツがより高頻度に特定されることを目的として設定される。また、設定情報は、例えば、保護者が利用者の成長に対する期待を有している場合に、期待する成長を利用者に促すコンテンツがより高頻度に特定されることを目的として設定される。
例えば、保護者が「野球」に関するコンテンツをより高頻度に利用者に提案することを希望する場合、保護者は、「野球」を設定情報として設定する。コンテンツ特定部151は、関心情報に加え、設定情報「野球」に基づいて、利用者が関心を示す少なくとも1つのコンテンツを特定する。その結果、設定情報「野球」を設定しなかった場合と比べて、より高頻度に、「野球」に関するコンテンツが特定される。
例えば、保護者が、利用者が動物に優しくなるように成長することを期待している場合、保護者は、「動物に優しくなること」を設定情報として設定する。コンテンツ特定部151は、関心情報に加え、設定情報「動物に優しくなること」に基づいて、利用者が関心を示す少なくとも1つのコンテンツを特定する。その結果、「動物に優しくなること」を設定しなかった場合と比べて、より高頻度に、動物に優しくなるような成長を促すことが期待されるコンテンツが特定される。なお、コンテンツ特定部151は、期待する成長を利用者に促すようなコンテンツの特定に際して、必要に応じて、専門家の知見を取り入れることができる。
また、設定情報がコンテンツ特定部151による特定の結果に与える影響度合いは、任意に設定することができる。
図14は、設定情報記憶部154に記憶される情報の例を示す図である。設定情報記憶部154に記憶される情報は、例えば、利用者ID、保護者ID、設定情報を含む。設定情報は、例えば、タグ情報と同一の情報であってもよいし、タグ情報とは異なる情報であってもよい。また、複数の設定情報が設定情報記憶部154に記憶される場合には、設定情報記憶部154は、保護者の希望順に設定情報を記憶してもよい。
コンテンツ提案情報提供部155は、コンテンツ提案情報記憶部152に記憶されるコンテンツ提案情報を利用者端末111に提供する。利用者は、利用者端末111を通じて、利用を希望するコンテンツを選択することで、対応するコンテンツを利用することができる。
コンテンツ提案情報提供部155は、コンテンツ提案情報記憶部152に記憶されるコンテンツ提案情報を全て表示してもよいし、一定の関心度情報を有するコンテンツ提案情報のみを表示してもよい。また、コンテンツ提案情報提供部155は、例えば、利用者の関心度が高いコンテンツ提案情報ほど大きいサイズで表示する等、関心度情報に対応して異なる方法によって表示することができる。
図15は、コンテンツ提案情報提供部155による利用者端末111への提供の例を示す図である。図15に示す画面は、コンテンツ提案情報を表示する領域1501を含む。図15に示す画面では、関心度情報の大きいコンテンツ提案情報ほど、大きいサイズで表示されている。
なお、図15に示す画面では、コンテンツ提案情報に含まれるタグ情報が表示されているが、コンテンツ提案情報に含まれるコンテンツIDに対応するコンテンツのタイトルが表示されてもよい。
図16は、コンテンツ利用記録分析システム100による処理の例を示すシーケンスチャートである。
コンテンツ表示部126は、アカウント情報記憶部122に登録されている利用者による利用者端末111を通じた操作に基づいて、コンテンツ情報記憶部125に記憶されているコンテンツ情報を、利用者端末111に表示する(S1601)。利用記録情報取得部131及び感想情報取得部132は、利用者端末111から、それぞれ利用記録情報及び感想情報を取得する(S1602)。関心評価部141は、利用記録情報記憶部133に記憶されている利用記録情報に基づいて、関心情報を評価する(S1603)。
行動提案情報生成部144は、関心情報記憶部142に記憶されている関心情報及び対応関係記憶部143に記憶されている対応関係情報に基づいて、行動提案情報を生成する(S1604)。利用関心情報提供部146は、利用記録情報記憶部133に記憶されている利用記録情報及び関心情報記憶部142に記憶されている関心情報を保護者端末112へ提供する(S1605)。行動提案情報提供部147は、行動提案情報記憶部145に記憶されている行動提案情報を保護者端末112へ提供する(S1606)。
コンテンツ特定部151は、利用記録情報記憶部133に記憶されている利用記録情報及び設定情報記憶部154に記憶されている設定情報に基づいて、利用者が関心を示すコンテンツを特定する(S1607)。コンテンツ提案情報提供部155は、コンテンツ提案情報記憶部152に記憶されているコンテンツ提案情報を利用者端末111へ提供する(S1608)。
以上、本発明の一実施形態について説明した。コンテンツ利用記録分析システム100は、利用者による利用者端末111を通じて取得する利用記録情報に基づいて関心情報を評価し、評価された関心情報に基づいて行動提案情報を生成し、生成された行動提案情報を保護者端末112に提供することができる。これにより、コンテンツを通じた利用者と保護者のコミュニケーションが促され、利用者の心が発達する。
また、コンテンツ利用記録分析システム100は、利用記録情報に基づいて、利用者が関心を示す少なくとも1つのコンテンツを特定し、特定されたコンテンツを提案するコンテンツ提案情報を利用者端末111に提供することができる。これにより、利用者は、利用者が関心を示すコンテンツの提案を効果的に受けることができ、利用者によるさらなるコンテンツ利用が促される。
また、コンテンツ利用記録分析システム100は、行動に対応する時期に関する時期情報に基づいて、行動提案情報を生成することができる。これにより、保護者は、時期に適した行動の提案を受けることができ、また、利用者は、時期に適した行動を通じて、季節に対する感受性を高めることができる。
また、コンテンツ利用記録分析システム100は、保護者が保護者端末112を通じて設定する設定情報に基づいて、利用者に対し、コンテンツ提案情報を提供することができる。これにより、利用者は、保護者が利用者に利用させたいコンテンツの提案をより高頻度に受けることができる。
また、コンテンツ利用記録分析システム100は、利用者の性質に関する類型情報を取得して、利用記録情報及び類型情報に基づいて、関心情報を評価することができる。これにより、コンテンツ利用記録分析システム100は、利用者の関心を多面的に評価し、利用者の関心情報をより高精度に評価することができる。
また、コンテンツ利用記録分析システム100は、保護者端末112に、利用記録情報及び関心情報の少なくとも一方を提供することができる。これにより、保護者は、利用者によるコンテンツの利用状況を把握することができる。
なお、本実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更/改良され得るととともに、本発明にはその等価物も含まれる。
100 コンテンツ利用記録分析システム、111 利用者端末、112 保護者端末、121 アカウント情報取得部、122 アカウント情報記憶部、123 類型情報取得部、124 類型情報記憶部、125 コンテンツ情報記憶部、126 コンテンツ表示部、131 利用記録情報取得部、132 感想情報取得部、133 利用記録情報記憶部、141 関心評価部、142 関心情報記憶部、143 対応関係記憶部、144 行動提案情報生成部、145 行動提案情報記憶部、146 利用関心情報提供部、147 行動提案情報提供部、151 コンテンツ特定部、152 コンテンツ提案情報記憶部、153 設定部、154 設定情報記憶部、155 コンテンツ提案情報提供部

Claims (17)

  1. 利用者端末で利用者が利用可能な複数のコンテンツそれぞれの利用記録に関する利用記録情報を取得する利用記録情報取得部と、
    前記利用記録情報に基づいて、前記利用者の関心に関する関心情報を評価する関心評価部と、
    前記関心情報と、前記利用者の保護者が前記利用者のためにする行動に関する行動情報との対応関係を示す対応関係情報を記憶する対応関係記憶部と、
    前記評価された前記関心情報及び前記対応関係情報に基づいて、前記行動の提案に関する行動提案情報を生成する行動提案情報生成部と、
    前記行動提案情報を前記保護者が利用する保護者端末に提供する行動提案情報提供部と、
    を備えるコンテンツ利用記録分析システム。
  2. 前記評価された前記関心情報に基づいて、前記利用者が関心を示す前記複数のコンテンツの少なくとも1つのコンテンツを特定するコンテンツ特定部と、
    前記特定された前記少なくとも1つのコンテンツの提案に関するコンテンツ提案情報を、前記利用者端末に提供するコンテンツ提案情報提供部と、
    をさらに備える請求項1に記載のコンテンツ利用記録分析システム。
  3. 前記利用記録情報は、前記複数のコンテンツそれぞれの内容に関するタグ情報を含み、
    前記関心評価部は、前記タグ情報に基づいて、前記利用者の関心を評価する、
    請求項1に記載のコンテンツ利用記録分析システム。
  4. 前記行動情報は、前記行動に対応する時期に関する時期情報を含み、
    前記対応関係情報は、前記関心情報と、前記行動情報と、前記時期情報との対応関係を示し、
    前記行動提案情報生成部は、前記評価された前記関心情報及び前記対応関係情報に基づいて、前記行動提案情報を生成する、
    請求項1~3のいずれか一項に記載のコンテンツ利用記録分析システム。
  5. 前記保護者端末における操作に基づいて、前記コンテンツ特定部の設定に関する設定情報を受け付ける設定部をさらに備え、
    前記コンテンツ特定部は、前記評価された前記関心情報及び前記設定情報に基づいて、前記利用者が関心を示す前記複数のコンテンツの少なくとも1つのコンテンツを特定する、
    請求項2に記載のコンテンツ利用記録分析システム。
  6. 前記行動情報は、前記保護者による前記利用者との会話内容に関する会話情報を含み、
    前記対応関係情報は、前記関心情報と前記会話情報との対応関係を示し、
    前記行動提案情報生成部は、前記評価された前記関心情報及び前記対応関係情報に基づいて、前記会話内容を提案する会話提案情報を生成する、
    請求項1~5のいずれか一項に記載のコンテンツ利用記録分析システム。
  7. 前記行動情報は、前記保護者による前記利用者との外出に関する外出情報を含み、
    前記対応関係情報は、前記関心情報と前記外出情報との対応関係を示し、
    前記行動提案情報生成部は、前記評価された前記関心情報及び前記対応関係情報に基づいて、前記外出を提案する外出提案情報を生成する、
    請求項1~5のいずれか一項に記載のコンテンツ利用記録分析システム。
  8. 前記行動情報は、前記保護者及び前記利用者が行う前記利用者向けの遊びに関する遊び情報を含み、
    前記対応関係情報は、前記関心情報と前記遊び情報との対応関係を示し、
    前記行動提案情報生成部は、前記評価された前記関心情報及び前記対応関係情報に基づいて、前記遊びの内容を提案する遊び提案情報を生成する、
    請求項1~5のいずれか一項に記載のコンテンツ利用記録分析システム。
  9. 前記行動情報は、前記保護者による前記利用者向けの製品の購入に関する製品情報を含み、
    前記対応関係情報は、前記関心情報と前記製品情報との対応関係を示し、
    前記行動提案情報生成部は、前記評価された前記関心情報及び前記対応関係情報に基づいて、前記製品の購入を提案する製品提案情報を生成する、
    請求項1~5のいずれか一項に記載のコンテンツ利用記録分析システム。
  10. 前記利用者の性質に関する類型情報を取得する類型情報取得部をさらに備え、
    前記関心評価部は、前記利用記録情報及び前記類型情報に基づいて、前記利用者の関心に関する関心情報を評価する請求項1~9のいずれか一項に記載のコンテンツ利用記録分析システム。
  11. 前記利用記録情報及び前記関心情報の少なくとも一方を前記保護者端末に提供する利用関心情報提供部をさらに備える、
    請求項1~10のいずれか一項に記載のコンテンツ利用記録分析システム。
  12. 前記利用記録情報は、前記利用者による前記複数のコンテンツそれぞれの利用時間に関する利用時間情報を含み、
    前記関心評価部は、前記利用時間情報に基づいて、前記関心情報を評価する、
    請求項1~11のいずれか一項に記載のコンテンツ利用記録分析システム。
  13. 前記利用記録情報は、前記利用者による前記複数のコンテンツそれぞれの断片ごとの利用時間に関する断片利用時間情報をさらに含み、
    前記関心評価部は、前記断片利用時間情報に基づいて、前記利用者の関心を評価する、
    請求項12に記載のコンテンツ利用記録分析システム。
  14. 前記利用記録情報は、前記利用者端末における前記利用者による前記複数のコンテンツそれぞれの利用中の操作に関する操作情報を含み、
    前記関心評価部は、前記操作情報に基づいて、前記関心情報を評価する、
    請求項1~11のいずれか一項に記載のコンテンツ利用記録分析システム。
  15. 前記複数のコンテンツそれぞれに対する前記利用者の感想に関する感想情報を取得する感想情報取得部をさらに備え、
    前記利用記録情報は、前記感想情報を含み、
    前記関心評価部は、前記感想情報に基づいて、前記関心情報を評価する、
    請求項1~11のいずれか一項に記載のコンテンツ利用記録分析システム。
  16. コンピュータが、
    利用者端末で利用者が利用可能な複数のコンテンツそれぞれの利用記録に関する利用記録情報を取得し、
    前記利用記録情報に基づいて、前記利用者の関心に関する関心情報を評価し、
    前記関心情報と、前記利用者の保護者が前記利用者のためにする行動に関する行動情報との対応関係を示す対応関係情報を記憶し、
    前記評価された前記関心情報及び前記対応関係情報に基づいて、前記行動の提案に関する行動提案情報を生成し、
    前記行動提案情報を前記保護者が利用する保護者端末に提供する、
    コンテンツ利用記録分析方法。
  17. コンピュータに、
    利用者端末で利用者が利用可能な複数のコンテンツそれぞれの利用記録に関する利用記録情報を取得する利用記録情報取得部と、
    前記利用記録情報に基づいて、前記利用者の関心に関する関心情報を評価する関心評価部と、
    前記関心情報と、前記利用者の保護者が前記利用者のためにする行動に関する行動情報との対応関係を示す対応関係情報を記憶する対応関係記憶部と、
    前記評価された前記関心情報及び前記対応関係情報に基づいて、前記行動の提案に関する行動提案情報を生成する行動提案情報生成部と、
    前記行動提案情報を前記保護者が利用する保護者端末に提供する行動提案情報提供部と、
    を実現させるためのコンテンツ利用記録分析プログラム。
JP2022504056A 2021-10-08 2021-10-08 コンテンツ利用記録分析システム、コンテンツ利用記録分析方法及びコンテンツ利用記録分析プログラム Active JP7044337B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2021/037276 WO2023058210A1 (ja) 2021-10-08 2021-10-08 コンテンツ利用記録分析システム、コンテンツ利用記録分析方法及びコンテンツ利用記録分析プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7044337B1 true JP7044337B1 (ja) 2022-03-30
JPWO2023058210A1 JPWO2023058210A1 (ja) 2023-04-13

Family

ID=81215153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022504056A Active JP7044337B1 (ja) 2021-10-08 2021-10-08 コンテンツ利用記録分析システム、コンテンツ利用記録分析方法及びコンテンツ利用記録分析プログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7044337B1 (ja)
WO (1) WO2023058210A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008217128A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Japan Research Institute Ltd 行動分析装置、行動分析方法、および行動分析プログラム
JP2013171500A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 分析装置、分析方法及び分析プログラム
JP2018097584A (ja) * 2016-12-13 2018-06-21 株式会社Nttドコモ 情報処理装置
JP2020190772A (ja) * 2019-05-17 2020-11-26 ユニ・チャーム株式会社 提供装置、提供方法、提供プログラム及び提供システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008217128A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Japan Research Institute Ltd 行動分析装置、行動分析方法、および行動分析プログラム
JP2013171500A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 分析装置、分析方法及び分析プログラム
JP2018097584A (ja) * 2016-12-13 2018-06-21 株式会社Nttドコモ 情報処理装置
JP2020190772A (ja) * 2019-05-17 2020-11-26 ユニ・チャーム株式会社 提供装置、提供方法、提供プログラム及び提供システム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2023058210A1 (ja) 2023-04-13
JPWO2023058210A1 (ja) 2023-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Kayımbaşıoğlu et al. Integration of gamification technology in education
Yarosh et al. YouthTube: Youth video authorship on YouTube and Vine
Broekman et al. A parental perspective on apps for young children
Nittrouer et al. Parental language input to children with hearing loss: Does it matter in the end?
Kreissl et al. Engagement with the gurus of gaming culture: Parasocial relationships to let’s players
US11443645B2 (en) Education reward system and method
US20140250043A1 (en) Method and system for maintaining cognitive abilities
Rogers et al. An evaluation of virtual reality role-play experiences for helping-profession courses
Cashmore et al. Screen society
Matthews et al. Early intervention: parental involvement, child agency and participation in creative play
CN103942317A (zh) 一种推荐方法及系统
JP2013250456A (ja) 情報処理システム、情報処理方法
Isabella et al. Emotional contagion and socialization: Reflection on virtual interaction
O’Connor et al. Resisting hyperreality? Talking to young children about YouTube and YouTube Kids
Visser et al. Children’s expression of uncertainty in collaborative and competitive contexts
KR102323601B1 (ko) 딥러닝 알고리즘을 이용한 빅데이터 분석 기반 영유아 성장발달 분석 시스템
JP7044337B1 (ja) コンテンツ利用記録分析システム、コンテンツ利用記録分析方法及びコンテンツ利用記録分析プログラム
Zhang “No! I Can’t!”: Noise and silence as everyday resistance at a Chinese suburban middle school
JP6115976B1 (ja) 情報処理機器、プログラム
WO2015029115A1 (ja) 電子書籍システム、電子書籍の提供方法、記録媒体、及び、プログラム
Vempati et al. Fear of missing out, social media engagement, smartphone addiction and distraction moderating role of tracking apps in the youth
CN110110056A (zh) 基于ai和智能合成的智能咨询系统及其应用方法
JP7307576B2 (ja) プログラム及び情報処理装置
Theodosiadou et al. Making sense of the image of TV in Greek preschoolers’ drawings
Mellor The Doing It Debate: Sexual pedagogy and the disciplining of the child/adult boundary

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220121

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20220121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7044337

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150