JP2013171500A - 分析装置、分析方法及び分析プログラム - Google Patents

分析装置、分析方法及び分析プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの嗜好の変化を予測すること。
【解決手段】実施形態に係る分析装置は、抽出部と、算出部と、予測部とを有する。抽出部は、ユーザ端末のユーザに関するユーザ属性情報又はユーザ端末によってコンテンツが送受信された履歴情報からユーザが関心を示している分野に関する関心情報を抽出するとともに、コンテンツの送受が行われたユーザ端末間の関係を示すフロー情報を抽出する。算出部は、フロー情報に基づいて、ユーザ端末毎に、ユーザ端末によって受信されたコンテンツに関する関連コンテンツがユーザ端末から他のユーザ端末に送信される送信確率を算出する。予測部は、送信確率に基づいて、所定のユーザ端末に所定のコンテンツの関連コンテンツが伝播する伝播確率を予測するとともに、所定のユーザ端末のユーザにおける関心情報に基づいて、関連コンテンツに対するユーザの関心度を予測する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、分析装置、分析方法及び分析プログラムに関する。
従来、ウェブサイトにアクセスしたアクセス履歴やオンラインショッピングにおいて商品を購入した購入履歴等の行動履歴に基づいて、ユーザの嗜好を推定する技術の研究が進められている。例えば、このようなユーザの嗜好を推定する技術を用いて、ユーザの関心度が高い商品をユーザに提示することが可能になると考えられる。
特開2002−342532号公報
しかしながら、上記の従来技術では、ユーザの嗜好の変化を予測することが困難であった。具体的には、上記の従来技術は、あくまでユーザの過去の情報を示す行動履歴等に基づいてユーザの嗜好を漠然と推定するだけであるので、ユーザが将来に関心を示す商品やサービス等の分野を推定することが困難であった。
本願の開示する技術は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの嗜好の変化を予測することができる分析装置、分析方法及び分析プログラムを提供することを目的とする。
実施形態に係る分析装置は、ユーザ端末のユーザに関するユーザ属性情報又は当該ユーザ端末によってコンテンツが送受信された履歴に関する履歴情報から前記ユーザが関心を示している分野に関する関心情報を抽出するとともに、前記履歴情報からコンテンツの送受が行われたユーザ端末間の関係を示すフロー情報を抽出する抽出部と、前記抽出部によって抽出されたフロー情報に基づいて、ユーザ端末毎に、当該ユーザ端末によって受信されたコンテンツに関する関連コンテンツが当該ユーザ端末から他のユーザ端末に送信される送信確率を算出する算出部と、前記算出部によって算出された送信確率に基づいて、所定のユーザ端末に所定のコンテンツの関連コンテンツが伝播する伝播確率を予測するとともに、当該所定のユーザ端末のユーザにおける関心情報に基づいて、前記関連コンテンツに対する当該ユーザの関心度を予測する予測部とを備えることを特徴とする。
実施形態に係る分析装置、分析方法及び分析プログラムは、ユーザの嗜好の変化を予測することができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る分析システムの構成例を示す図である。 図2は、実施例1に係るユーザ属性記憶部の一例を示す図である。 図3は、実施例1に係る情報源属性記憶部の一例を示す図である。 図4は、実施例1に係るコンテンツ属性記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施例1に係るフロー情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施例1に係る算出部によるグループ分類処理の一例を説明するための図である。 図7は、実施例1に係る算出部によって生成される有向グラフの一例を示す図である。 図8は、実施例1に係る算出部によって算出される送信確率及び送信時間の一例を示す図である。 図9は、実施例1に係る分析装置によるモデル生成処理手順を示すフローチャートである。 図10は、実施例1に係る分析装置による予測処理手順を示すフローチャートである。 図11は、実施例2に係る分析システムの構成例を示す図である。 図12は、分析プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、本願に係る分析装置、分析方法及び分析プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本願に係る分析装置、分析方法及び分析プログラムが限定されるものではない。
[実施例1に係る分析システム1の構成]
まず、図1を用いて、実施例1に係る分析システム1について説明する。図1は、実施例1に係る分析システム1の構成例を示す図である。図1に例示するように、実施例1に係る分析システム1には、ユーザ端末10、情報提供装置20、運用者端末30、分析装置100が含まれる。ユーザ端末10、情報提供装置20、運用者端末30及び分析装置100は、有線又は無線により通信を可能にするネットワークNによって互いに接続される。
図1に示した分析システム1では、分析装置100が、ユーザの生年月日や性別等のユーザ属性情報からユーザの関心情報を抽出するとともに、ユーザ端末10によってコンテンツ(ウェブサイトへの投稿記事、電子メール等)が送受信された履歴情報からユーザ端末10間の関係を示すフロー情報を抽出する。そして、分析装置100は、フロー情報に基づいて、ユーザ端末10によって受信されたコンテンツがユーザ端末10から他のユーザ端末に送信される確率(後述する「送信確率」)等を算出する。これにより、分析装置100は、ユーザ端末10に今後伝播するコンテンツを予測するための分析モデルを生成する。そして、分析装置100は、かかる分析モデルを用いて、ユーザの関心情報に基づいて、ユーザ端末10に今後伝播するコンテンツに対するユーザの関心度を予測する。これにより、分析装置100は、ユーザの将来の嗜好を正確に予測することを可能にする。以下、図1〜図8を参照しながら、このような分析装置100について説明する。
図1に示したユーザ端末10は、ユーザによって利用される端末である。例えば、ユーザ端末10は、PC(Personal Computer)、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等である。
情報提供装置20は、ニュース、新聞記事、検索サイトに入力された検索キーワードの順位等を提供する装置である。例えば、情報提供装置20は、ニュースや新聞記事が記載されたニュースサイトを提供するサーバ装置や、インターネット上にある各種情報を検索するための検索サイトを提供するサーバ装置等に該当する。このような情報提供装置20は、ニュースサイトや検索サイト等を公に提供する情報源(以下、「公的情報源」と表記する場合がある)に該当し、ユーザ端末10からアクセスされた場合に、かかるユーザ端末10に対してニュースサイトや検索サイトを提供する。
運用者端末30は、後述する分析装置100によって分析されたユーザの将来の嗜好に基づいて、商品販売やオンライン学習等の各種サービスをユーザ端末10に提供する情報処理装置である。例えば、運用者端末30は、ユーザ端末10のユーザが将来に関心を示すと予測される商品の販売サービス等をユーザ端末10に提供する。
なお、図1では、分析システム1に、1台のユーザ端末10と1台の情報提供装置20とが含まれる例を示した。しかし、実際には、分析システム1には、複数台のユーザ端末10及び情報提供装置20が含まれる。また、分析システム1には、複数台の運用者端末30が含まれてもよい。
分析装置100は、ユーザ端末10や情報提供装置20から各種情報を収集することで、分析モデルを生成し、ユーザが将来に関心を示す分野を予測する。以下、分析装置100の構成について説明する。
[実施例1に係る分析装置100の構成]
図1に示すように、分析装置100は、IF(interface)部110と、収集部121と、抽出部122と、属性記憶部131と、フロー情報記憶部132と、分析部140と、グループ情報記憶部151と、分析モデル記憶部152と、出力部160とを有する。
IF部110は、分析装置100以外の他の装置であるユーザ端末10、情報提供装置20及び運用者端末30等との間でデータを送受信する。例えば、IF部110は、通信制御を行う電子回路や、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。
収集部121は、ユーザ端末10や情報提供装置20から各種情報を収集する。かかる収集部121は、ストリーミングによって各種情報をリアルタイムに収集するストリーミング収集機によって実現される。かかるストリーミング収集機は、例えば、ユーザ端末10毎に割り当てられるとともに、公的情報源である情報提供装置20毎に割り当てられる。
このようなストリーミング収集機によって実現される収集部121は、ユーザ端末10や情報提供装置20を監視し、ユーザ端末10や情報提供装置20の行動変化を検知した際に、ユーザ端末10や情報提供装置20から各種情報を収集する。なお、ここでいうユーザ端末10の行動変化とは、ユーザ端末10によってウェブサイトにアクセスされた場合や、オンラインショッピングで商品が購入された場合や、SNS(Social Networking Service)において記事の投稿を行った場合や、電子メールを送信又は受信した場合などに該当する。また、情報提供装置20の行動変化とは、ニュースや検索キーワードの順位等が提供された場合などに該当する。
このようにして、収集部121は、ユーザ端末10や情報提供装置20の行動変化を検知するたびに、ユーザ端末10のユーザに関する各種情報として、ウェブページの閲覧履歴や、商品の購入履歴や、記事の投稿履歴や、電子メールや、電子メールの送受信履歴等をユーザ端末10や情報提供装置20からリアルタイムに収集する。また、収集部121は、例えば、SNSにおいて形成されているグループや電子メール等の送受信履歴等に基づいて、ネットワーク上における他のユーザとの関係を示すソーシャルグラフ(Social Graph)についても収集する。また、収集部121は、情報提供装置20にユーザ情報が登録されている場合には、情報提供装置20からユーザの生年月日や性別等のユーザ属性情報についても収集する。以下では、このようなユーザに関する各種情報を「個別ユーザ属性情報」と表記する場合がある。
また、収集部121は、情報提供装置20の行動変化を検知するたびに、ニュースや新聞記事が記載されたウェブページや、SNSへ投稿された記事(ウェブページなど)や、検索キーワードの順位等の社会動向に関する各種情報(以下、「社会情報」と表記する場合がある)を情報提供装置20からリアルタイムに収集する。例えば、収集部121は、クローラ(Crawler)や各種統計情報やウェブサイトにおけるOpenAPI呼び出し等の既存技術を用いて社会情報をリアルタイムに収集することができる。
抽出部122は、収集部121によって収集された個別ユーザ属性情報及び社会情報から、後述する分析部140によって用いられる情報を抽出する。具体的には、抽出部122は、個別ユーザ属性情報及び社会情報から、ユーザ属性情報、ユーザの関心情報、情報提供装置20に関する情報源属性情報、ユーザ端末10や情報提供装置20によって送信されたコンテンツ(SNSへの投稿記事、電子メール、ニュースサイト等)に関するコンテンツ属性情報を抽出する。また、抽出部122は、個別ユーザ属性情報及び社会情報から、ユーザ端末10間におけるコンテンツの流通態様、ユーザ端末10と情報提供装置20との間におけるコンテンツの流通態様、情報提供装置20間におけるコンテンツの流通態様を示すフロー情報を抽出する。そして、抽出部122は、このようにして抽出した各属性情報を属性記憶部131に格納するとともに、フロー情報をフロー情報記憶部132に格納する。
属性記憶部131は、抽出部122によって抽出された各種属性情報を記憶する。図1に示した例では、属性記憶部131は、ユーザ属性情報や関心情報を記憶するユーザ属性記憶部131aと、情報源属性情報を記憶する情報源属性記憶部131bと、コンテンツ属性情報を記憶するコンテンツ属性記憶部131cとを有する。フロー情報記憶部132は、抽出部122によって抽出されたフロー情報を記憶する。ここで、図2〜図5を参照しながら、属性記憶部131及びフロー情報記憶部132について説明するとともに、抽出部122による抽出処理について説明する。
[ユーザ属性記憶部131a]
図2は、実施例1に係るユーザ属性記憶部131aの一例を示す図である。図2に示すように、ユーザ属性記憶部131aは、「ユーザID」、「生年月日」、「性別」、「関心情報」といった項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザ端末10又はユーザ端末10のユーザを識別するための識別情報を示す。「生年月日」は、ユーザの生年月日を示す。「性別」は、ユーザの性別を示す。「関心情報」は、ユーザの嗜好を示す情報であり、特定の分野に対するユーザの関心度を示す。図2に示した「関心情報」は、「スポーツ」、「芸能」、「政治」等の分野に分類されており、これらの分野に対するユーザの関心度を示す。図2では、各分野には「1」〜「10」の数値が記憶され、数値が小さいほどユーザの関心度が低いことを示し、数値が大きいほどユーザの関心度が高いことを示すものとする。
図2の例では、ユーザIDが「U11」であるユーザは、生年月日が「1978年1月1日」であり、性別が「男」であり、スポーツに対する関心度が「9」、芸能に対する関心度が「2」、政治に対する関心度が「6」であることを示している。すなわち、かかるユーザは、スポーツに対する関心度が比較的高く、芸能に対する関心度が比較的低い。なお、以下では、ユーザIDが「N」であるユーザを「ユーザN」と表記し、ユーザIDが「N」であるユーザ端末10を「ユーザ端末N」と表記する場合がある。例えば、ユーザID「U11」によって識別されるユーザを「ユーザU11」と表記し、ユーザID「U11」によって識別されるユーザ端末10を「ユーザ端末U11」と表記する場合がある。
ここで、抽出部122によって上記各種情報が個別ユーザ属性情報及び社会情報から抽出される処理の一例について説明する。まず、「ユーザID」について説明すると、抽出部122は、例えば、個別ユーザ属性情報からユーザ端末10の端末識別子をユーザIDとして抽出し、抽出した端末識別子をユーザ属性記憶部131aに格納する。また、例えば、抽出部122は、個別ユーザ属性情報及び社会情報からユーザIDを抽出せずに、分析装置100が各ユーザを識別できるように独自の識別情報を割り当て、割り当てた識別情報をユーザ属性記憶部131aに格納する。
続いて、「生年月日」及び「性別」について説明すると、抽出部122は、個別ユーザ属性情報から生年月日及び性別を抽出し、抽出した生年月日及び性別をユーザ属性記憶部131aに格納する。このとき、抽出部122は、個別ユーザ属性情報に生年月日及び性別が含まれない場合であっても、個別ユーザ属性情報や社会情報からユーザの年齢や性別を推定してもよい。
例えば、抽出部122は、個別ユーザ属性情報に含まれるソーシャルグラフに属する各ユーザの生まれ年の平均をユーザの生まれ年として推定してもよい。また、例えば、抽出部122は、ソーシャルグラフに属する各ユーザの性別に偏りがある場合に、多い性別をユーザの性別として推定してもよい。
また、例えば、抽出部122は、個別ユーザ属性情報に含まれるウェブサイトの閲覧履歴に基づいて、ユーザがアクセスしたウェブサイトのターゲット層をユーザの生まれ年や性別として推定してもよい。一例を挙げると、抽出部122は、若者かつ男性向けのウェブサイト(例えば、スポーツカー専門のウェブサイト等)へのアクセスが多いユーザを「20代」かつ「男性」などと推定してもよい。同様に、抽出部122は、個別ユーザ属性情報に含まれる購入履歴に基づいて、ユーザが購入した商品の販売ターゲット層をユーザの生まれ年や性別として推定してもよい。一例を挙げると、抽出部122は、若者かつ女性向けの商品(例えば、化粧品等)を多く購入しているユーザを「20代」かつ「女性」などと推定してもよい。
続いて、「関心情報」について説明すると、抽出部122は、個別ユーザ属性情報や社会情報から関心情報を推定する。例えば、抽出部122は、個別ユーザ属性情報に含まれるウェブサイトの閲覧履歴や商品の購入履歴等に基づいて、ユーザの関心情報を推定する。一例を挙げると、抽出部122は、「スポーツ」に関するウェブサイトへのアクセスが多いユーザほど、スポーツへの興味が高いと判定し、ユーザ属性記憶部131aの関心情報「スポーツ」に大きい値を格納する。一方、抽出部122は、「スポーツ」に関するウェブサイトへのアクセスが少ないユーザほど、関心情報「スポーツ」に小さい値を格納する。また、この例に限られず、抽出部122は、「政治に関する書籍」の購入数が多いユーザほど、関心情報「政治」に大きい値を格納し、「政治に関する書籍」の購入数が少ないユーザほど、関心情報「政治」に小さい値を格納する。
また、例えば、抽出部122は、ウェブサイトの閲覧履歴や商品の購入履歴に加えて、社会情報に含まれる「検索キーワードの順位」に基づいて、ユーザの関心情報を推定してもよい。一例を挙げると、抽出部122は、ユーザがアクセスしたウェブページに、「検索キーワードの順位」において上位にランキングされている検索キーワードが多く記載されている場合には、かかるウェブページが属する分野の流行にユーザが敏感であり、ユーザがかかる分野への関心度が高いと推定する。
このようにして、抽出部122は、個別ユーザ属性情報及び社会情報に含まれる各種情報から、所定の分野毎に各ユーザの関心情報を推定し、推定した関心情報をユーザ属性記憶部131aに格納する。抽出部122は、上記例以外にも、ソーシャルグラフに属する各ユーザの関心情報を参考にして関心情報を推定したり、電子メールの本文やタイトルに記載された文字列から関心情報を推定したりしてもよい。
[情報源属性記憶部131b]
次に、図3を用いて、情報源属性記憶部131bについて説明する。図3は、実施例1に係る情報源属性記憶部131bの一例を示す図である。図3に示すように、情報源属性記憶部131bは、「情報源ID」、「情報源属性情報」といった項目を有する。
「情報源ID」は、公的情報源である情報提供装置20を識別するための識別情報を示す。「情報源属性情報」は、情報提供装置20が属する分野を示す。例えば、「情報源属性情報」は、情報提供装置20が主に送信するコンテンツの属する分野等を示す。
図3の例では、情報源IDが「P11」である情報提供装置20は、主にスポーツに関するコンテンツを提供することを示す。例えば、かかる情報提供装置20は、スポーツ専門のウェブサイトを提供するサーバ装置や、スポーツ用品を販売するオンラインショッピングサービスを提供するサーバ装置などに該当する。また、図3の例では、情報源IDが「P12」である情報提供装置20は、幅広い分野に関するコンテンツを提供することを示す。例えば、かかる情報提供装置20は、ポータルサイトを提供するサーバ装置や、あらゆる商品を販売するオンラインショッピングサービスを提供するサーバ装置などに該当する。なお、以下では、情報源IDが「N」である情報提供装置20を「公的情報源N」と表記する場合がある。例えば、情報源IDが「P11」である情報提供装置20を「公的情報源P11」と表記する場合がある。
ここで、抽出部122によって上記各種情報が個別ユーザ属性情報及び社会情報から抽出される処理の一例について説明する。まず、「情報源ID」について説明すると、抽出部122は、例えば、社会情報から情報提供装置20の装置識別子(MACアドレス等)を情報源IDとして抽出し、抽出した装置識別子を情報源属性記憶部131bに格納する。また、例えば、抽出部122は、個別ユーザ属性情報及び社会情報から情報源IDを抽出せずに、分析装置100が各情報提供装置20を識別できるように独自の識別情報を割り当て、割り当てた識別情報を情報源属性記憶部131bに格納する。
続いて、「情報源属性情報」について説明すると、抽出部122は、社会情報から情報源属性情報を推定する。例えば、抽出部122は、社会情報に含まれるウェブページ等に記載されている文字列を形態素解析し、所定の文字列が多く含まれるか否かを判断することにより、情報源属性情報を推定する。一例を挙げると、抽出部122は、ウェブページにスポーツに関する文字列(例えば、「スポーツ」、「野球」など)が多く記載されている場合には、かかるウェブページを提供した情報提供装置20の情報源属性情報を「スポーツ」と推定する。
[コンテンツ属性記憶部131c]
次に、図4を用いて、コンテンツ属性記憶部131cについて説明する。図4は、実施例1に係るコンテンツ属性記憶部131cの一例を示す図である。図4に示すように、コンテンツ属性記憶部131cは、「コンテンツID」、「発信元」、「コンテンツ属性情報」、「反応状況」といった項目を有する。
「コンテンツID」は、ユーザ端末10や情報提供装置20から送信されたコンテンツを識別するための識別情報を示す。「発信元」は、コンテンツを送信したユーザ端末10又は情報提供装置20を示し、図2に示したユーザID又は図3に示した情報源IDに対応する。「コンテンツ属性情報」は、コンテンツが属する分野を示す。「反応状況」は、コンテンツに対するユーザの反応を示す。図4では、かかる「反応状況」には「1」〜「10」の数値が記憶され、数値が小さいほどユーザの反応が否定的であることを示し、数値が大きいほどユーザの反応が肯定的であることを示すものとする。
例えば、図4の例では、コンテンツID「I001−1」によって示されるコンテンツは、スポーツに関するコンテンツであり、公的情報源P11によって送信されたことを示す。また、図4の例では、コンテンツID「I001−3」によって示されるコンテンツは、スポーツに関するコンテンツであり、ユーザ端末U11によって送信されたことを示す。また、かかるコンテンツに対するユーザU11の反応が肯定的であることを示す。
ここで、抽出部122によって上記各種情報が個別ユーザ属性情報及び社会情報から抽出される処理の一例について説明する。抽出部122は、例えば、分析装置100が各コンテンツを識別できるように独自のIDを割り当てたりする。また、抽出部122は、ウェブサイトの閲覧履歴、記事の投稿履歴や、電子メールの送受信履歴等の各種通信履歴から、「発信元」を抽出する。また、抽出部122は、情報源属性記憶部131bの情報源属性情報を推定する処理と同様の推定処理を行うことで、「コンテンツ属性情報」を推定する。
また、抽出部122は、「反応状況」については、個別ユーザ属性情報又は社会情報から推定する。一例を挙げると、例えばユーザU11がスポーツに関する記事をウェブログ(ブログ)に記載したものとする。このとき、ユーザU12がこのブログを閲覧して、コメントを記載したものとする。この例の場合、ユーザU11からユーザU12に対してコンテンツ「ブログ(ウェブページ)」が伝播したことになる。このとき、ユーザU12に記載されたコメントに「良い」や「好き」といった文字列が含まれる場合には、かかるコンテンツ「ブログ」の反応状況は肯定的であると言える。抽出部122は、各ユーザのコメントを解析することにより、かかるコンテンツに対する各ユーザの反応を推定し、各ユーザの反応を総合してコンテンツ属性記憶部131cに反応状況を格納する。これにより、抽出部122は、各コンテンツについて、発信元ユーザ以外の他のユーザがどのような感情を示しているかを推定する。
[フロー情報記憶部132]
次に、図5を用いて、フロー情報記憶部132について説明する。図5は、実施例1に係るフロー情報記憶部132の一例を示す図である。図5に示すように、フロー情報記憶部132は、「発信元」、「発信先」、「コンテンツID」、「発信日時」といった項目を有する。
「発信元」は、コンテンツを発信したユーザ端末10又は情報提供装置20を示し、図4に示した発信元に対応する。「発信先」は、コンテンツを受信したユーザ端末10又は情報提供装置20を示し、図2に示したユーザID又は図3に示した情報源IDに対応する。「コンテンツID」は、コンテンツを識別するための識別情報を示し、図4に示したコンテンツIDに対応する。「発信日時」は、発信元によりコンテンツが発信された日時を示す。
図5の例では、公的情報源P11が、「2012年1月11日10時15分」に、公的情報源P12に対してコンテンツID「I001−1」によって示されるコンテンツを送信したことを示す。また、図5の例では、ユーザ端末U11が、「2012年1月13日22時30分」に、ユーザ端末U12に対してコンテンツID「I001−3」によって示されるコンテンツを送信したことを示す。
抽出部122は、ウェブサイトの閲覧履歴、記事の投稿履歴や、電子メールの送受信履歴等の各種通信履歴から、「発信先」及び「発信日時」を抽出する。なお、「発信元」及び「コンテンツID」の抽出処理については、図4を用いて説明したので省略する。
[分析部140による処理]
図1の説明に戻って、分析部140は、属性記憶部131及びフロー情報記憶部132に記憶されている情報に基づいて、分析モデルを生成し、生成した分析モデルに基づいて、ユーザが将来に関心を示す分野を予測する。かかる分析部140は、算出部141と、予測部142とを有する。
算出部141は、属性記憶部131及びフロー情報記憶部132に記憶されている情報に基づいて、分析モデルを生成する。具体的には、算出部141は、ユーザ属性記憶部131a及び情報源属性記憶部131bに記憶されている情報に基づいて、ユーザ及び情報提供装置20を所定のグループに分類し、分類後のグループ情報をグループ情報記憶部151に格納する。そして、算出部141は、属性記憶部131及びフロー情報記憶部132に記憶されている情報や、グループ情報記憶部151に記憶されているグループ情報を用いて、分析モデルを生成し、生成した分析モデルを分析モデル記憶部152に格納する。かかる算出部141による処理について、グループ分類処理と分析モデル生成処理とに分けて説明する。
(算出部141によるグループ分類処理)
まず、算出部141によるグループ分類処理について説明する。算出部141は、ユーザ属性記憶部131aに記憶されているユーザ属性情報(生年月日、性別)や分類毎の関心情報を用いて、各ユーザをいくつかのグループに分類する。具体的には、算出部141は、ユーザ属性情報及び関心情報の類似度が高いユーザほど同一のグループに割り当てられるように各ユーザを所定のグループに分類する。上記例の場合、算出部141は、生年月日が近く、性別が同一であり、関心情報が類似するユーザを同一のグループに分類する。同様にして、算出部141は、情報源属性記憶部131bに記憶されている情報源属性情報を用いて、かかる情報源属性情報の類似度が高い公的情報源ほど同一のグループに割り当てられるように各公的情報源を所定のグループに分類する。
なお、算出部141は、例えばk−means法等の分類アルゴリズムにより各ユーザや各情報提供装置20を所定のグループに分類する。このとき、算出部141は、k−means法における入力情報をユーザ属性情報(生年月日、性別、分類毎の関心情報)として、各ユーザを所定のグループに分類する。また、算出部141は、k−means法における入力情報を情報源属性情報として、各公的情報源を所定のグループに分類する。また、k−means法において分類されるグループ数については、分析装置100を利用する利用者によって自由に設定されてもよいし、分析装置100内で予め決められている数であってもよい。
ここで、図6を用いて、算出部141によるグループ分類処理の一例について説明する。図6では、算出部141が各ユーザを所定のグループに分類する例について示す。図6に示した例において、算出部141は、ユーザ属性記憶部131aに記憶されているユーザU11〜U15について、ユーザU11及びユーザU14をグループAに分類し、ユーザU12及びユーザU13をグループBに分類している。これは、ユーザU11及びユーザU14の生年月日が比較的近く、性別が同一であり、関心情報の類似度が高いことを示し、ユーザU12及びユーザU13についても、生年月日や性別関心情報の類似度が高いことを示している。また、図6では、図示することを省略したが、算出部141は、ユーザU15についても所定のグループに分類する。算出部141は、図6に示すように表されるグループ情報をグループ情報記憶部151に格納する。
なお、算出部141は、上述したユーザ属性情報(生年月日、性別、分類毎の関心情報)や情報源属性情報以外の情報を用いて、ユーザや公的情報源をグループ分けしてもよい。例えば、算出部141は、同一のソーシャルグラフに属するユーザほど同一のグループに属するようにしてもよいし、電子メールを高頻度で送受信するユーザ同士が同一のグループに属するようにしてもよい。
また、算出部141は、収集部121によって各種情報がリアルタイムに収集され、抽出部122によって属性記憶部131が更新されるたびに、上記のグループ分類処理を行う。すなわち、算出部141は、リアルタイムな情報に基づいて、各ユーザや各公的情報源が属するグループを随時更新する。
(算出部141による分析モデル生成処理)
続いて、算出部141による分析モデル生成処理について説明する。算出部141は、フロー情報記憶部132に記憶されているフロー情報を用いて、コンテンツの流通経路、コンテンツが送受信される頻度を示すトポロジー情報を生成する。実施例1に係る算出部141は、トポロジー情報として有向グラフ(Directed Acyclic Graph)を生成するものとする。
具体的には、算出部141は、フロー情報記憶部132に記憶されている「発信元」及び「発信先」を参照して、コンテンツを送受信したユーザ端末10及び情報提供装置20を特定する。さらに、算出部141は、コンテンツが送受信された回数を計数することにより、コンテンツが送受信された頻度を算出する。このようにして、算出部141は、コンテンツを送受信した装置の情報、及び、コンテンツが送受信された頻度を示す有向グラフを生成する。
ここで、図7に、実施例1に係る算出部141によって生成される有向グラフの一例を示す。なお、図7では、算出部141が、図5に記憶されているフロー情報記憶部132に基づいて生成した有向グラフの例を示す。図7に表記した円形は、ノードを示し、ユーザ端末10又は情報提供装置20に該当する。また、円形内に表記した文字列は、ユーザ端末10のユーザID、又は、情報提供装置20の情報源IDを示す。また、ノード間を結ぶ矢印は、コンテンツの送受信関係を示す。また、かかる矢印の上に表記した数値は、コンテンツが送受信された頻度を示す。
すなわち、図7では、公的情報源P11から公的情報源P20に対してコンテンツが送信されたことを示している。さらに、図7では、公的情報源P11から公的情報源P20に対してコンテンツが送信される頻度が「95」であることを示している。また、図7では、公的情報源P12からユーザ端末U11及びユーザ端末U15に対してコンテンツが送信されたことを示している。さらに、図7では、公的情報源P12からユーザ端末U11に対してコンテンツが送信される頻度が「80」であり、公的情報源P12からユーザ端末U15に対してコンテンツが送信される頻度が「60」であることを示している。なお、図7に示した「コンテンツが送信される頻度」は、値が大きいほど頻度が高く、値が小さいほど頻度が低いことを示す。
続いて、算出部141は、フロー情報記憶部132に記憶されているフロー情報に基づいて、上記の有向グラフに含まれるノード(ユーザ端末10又は情報提供装置20)毎に、コンテンツを受信したノードがかかるコンテンツに関連する関連コンテンツを他のノードに送信する確率(以下、「送信確率」と表記する場合がある)を算出する。さらに、算出部141は、フロー情報に基づいて、ノードがコンテンツを受信してから他のノードにかかるコンテンツの関連コンテンツを送信するまでにかかる時間(以下、「送信時間」と表記する場合がある)を算出する。
送信確率及び送信時間の算出処理について例を挙げて説明する。例えば、あるノードN1(情報提供装置20又はユーザ端末10)からツイッター(登録商標)上に、所定のニュースXが発信されたとする。この場合、ニュースXの情報源であるノードNをフォローしているユーザ(ノードN2〜N5とする)には、ニュースXが自動的に送信される。すなわち、ニュースXは、ノードN1からノードN2〜N5に対して100%の確率で伝播することになる。そして、フォロワーであるノードN2〜N5のうちノードN2がニュースXに対して投稿(発言)を行った場合、ノードN2は、ノードN2をフォローしているユーザ(ノードN6〜N10とする)に対して、ニュースXを発信することになる。言い換えれば、ノードN2は、ノードN1から受信したニュースXに関連する関連コンテンツとして、ニュースXとノードN2の投稿とを含むコンテンツをノードN6〜N10に送信したことになる。この例の場合、ニュースXは、ノードN2からノードN6〜N10に対して100%の確率で伝播することになる。したがって、このケースのみの場合、ノードN2は、ノードN1から受信したコンテンツ「ニュースX」を送信確率「100%」でノードN6〜N10に送信することとなるので、算出部141は、ノードN2からノードN6〜N10に対する「送信確率」として「100%」を算出する。また、算出部141は、フロー情報記憶部132の「発信日時」を参照することで、ノードN2がニュースXを受信してからニュースXに対して投稿(発言)を行うまでの時間を「送信時間」として算出する。
また、上記例において、ノードN1のフォロワーであるノードN2〜N5のうちノードN3がニュースXに対して投稿(発言)を行わなかった場合、ノードN3は、ノードN3をフォローしているユーザ(ノードN11〜N15とする)に対してニュースXを発信しないことになる。このケースのみの場合、算出部141は、ノードN3からノードN11〜N15に対する「送信確率」として「0%」を算出する。
このように、算出部141は、ツイッター(登録商標)やSNSの投稿履歴を参照することにより、所定のコンテンツ(上記例では、ニュースX)の情報源であるノードと、かかるコンテンツの伝播先となるノードを特定することができる。また、算出部141は、コンテンツ(上記例では、ニュースX)を受信したノード(上記例では、ノードN1)から、かかるコンテンツに関する関連コンテンツが他のノード(上記例では、ノードN6〜N10)に送信される送信確率を算出することができる。さらに、算出部141は、ノード(上記例では、ノードN2)がコンテンツ(上記例では、ニュースX)を受信してから、かかるコンテンツに関する関連コンテンツが他のノードに送信されるまでの送信時間を算出することができる。
また、算出部141は、上記例に限られず、各ノードが送受信したコンテンツ(SNSへの投稿記事、電子メール、ニュースサイト等)に記載されている文字列を解析することにより、上記の送信確率及び送信時間を算出することもできる。例えば、算出部141は、ノードN1が受信したコンテンツ(SNSへの投稿記事、電子メール、ブログのウェブページ等)に記載されている文字列を形態素解析するとともに、ノードN1が送信したコンテンツ(SNSへの投稿記事、電子メール、ブログのウェブページ等)に記載されている文字列を形態素解析する。そして、算出部141は、ノードN1が受信したコンテンツと、ノードN1が送信したコンテンツとに同一の文字列が所定閾値以上含まれる場合には、ノードN1が送信したコンテンツが、ノードN1が受信したコンテンツに関連する関連コンテンツであると判定し、コンテンツを受信したノードN1がかかるコンテンツの関連コンテンツを他のノードに送信したと判定する。これにより、算出部141は、ノードN1の送信確率及び送信時間を算出することができる。
このようにして、算出部141は、各ノードについて、ノードがコンテンツを受信した回数と、コンテンツを受信したノードがかかるコンテンツの関連コンテンツを他のノードに送信した回数とを計数することで、かかるノードの送信確率を算出する。また、算出部141は、各ノードについて、ノードがコンテンツを受信してから他のノードに関連コンテンツを送信するまでにかかる時間の平均値等を送信時間として算出する。
なお、以下では、コンテンツC1に関する関連コンテンツを、単に「コンテンツC1」と表記する場合がある。すなわち、「コンテンツC1が伝播する」と表記した場合には、「コンテンツC1自体、又は、コンテンツC1の関連コンテンツが伝播する」ことを示すものとする。
ここで、実施例1に係る算出部141は、各ノードが送受信するコンテンツのコンテンツ属性情報毎に、上記の送信確率及び送信時間を算出する処理を行う。例えば、算出部141は、ノードN1について、コンテンツ属性情報が「スポーツ」である関連コンテンツを他のノードに送信する送信確率及び送信時間、コンテンツ属性情報が「政治」である関連コンテンツを他のノードに送信する送信確率及び送信時間、コンテンツ属性情報が「芸能」である関連コンテンツを他のノードに送信する送信確率及び送信時間を算出する。
さらに、算出部141は、グループ情報記憶部151に記憶されているグループ情報を参照して、送信確率及び送信時間の算出対象ノードと他のノードとが同一グループに属する場合と、算出対象ノードと他のノードとが同一グループに属しない場合とに分けて、かかる算出対象ノードの送信確率及び送信時間を算出する。
例えば、図6に示した例において、ユーザU12は、ユーザU13と同一グループに属するが、ユーザU14とは異なるグループに属する。このような状態で、算出部141が、図7に示したユーザU12の送信確率及び送信時間を算出するものとする。このとき、算出部141は、ユーザU12がユーザU11から受信したコンテンツの関連コンテンツをユーザU13に送信する送信確率及び送信時間を算出するとともに、ユーザU12がユーザU11から受信したコンテンツの関連コンテンツをユーザU14に送信する送信確率及び送信時間を算出する。
ここで、図8に、実施例1に係る算出部141によって算出される送信確率及び送信時間の一例を示す。図8では、ユーザU11を例に挙げて説明する。図8では、ユーザU11は、コンテンツ属性情報が「スポーツ」であるコンテンツを受信した場合に、ユーザU11と同一グループに属する他のユーザに対しては、関連コンテンツを「90%」の確率で送信し、ユーザU11と異なるグループに属する他のユーザに対しては、関連コンテンツを「50%」の確率で送信することを示す。また、図8では、ユーザU11は、同一グループに属する他のユーザに対しては、コンテンツ属性情報が「スポーツ」であるコンテンツを受信してから「5H(時間)」が経過した後に、関連コンテンツを送信する傾向にあることを示し、異なるグループに属する他のユーザに対しては、コンテンツ属性情報が「スポーツ」であるコンテンツを受信してから「10H(時間)」が経過した後に、関連コンテンツを送信する傾向にあることを示す。
また、図8の例では、算出部141は、送信確率及び送信時間とともに、関心度及び肯定度を求めている。かかる関心度は、ユーザ属性記憶部131aの関心情報に記憶されている値に対応する。また、肯定度は、コンテンツ属性情報に属するコンテンツに対してユーザの肯定的であるか否かを度合いで示した情報である。算出部141は、コンテンツ属性記憶部131cの反応状況を推定する抽出部122による推定処理と同様の処理を行うことにより、かかる肯定度を算出することができる。なお、図8に示した肯定度は、抽出部122によって算出され、コンテンツ属性記憶部131cに格納されてもよい。かかる場合には、算出部141は、コンテンツ属性記憶部131cに記憶される肯定度を用いる。
算出部141は、図8のように、各ノードについて、コンテンツ属性情報毎に、かつ、コンテンツの送信先ノードが同一グループに属するか否かに分けて、「送信確率」、「送信時間」、「関心度」、「肯定度」を算出する。そして、算出部141は、図7のように表される有向グラフ、及び、ノード毎の「送信確率」、「送信時間」、「関心度」、「肯定度」を含む情報を分析モデルとして、分析モデル記憶部152に格納する。
(予測部142による予測処理)
図1の説明にもどって、予測部142は、算出部141によって生成された分析モデルに基づいて、ユーザが将来に関心を示す分野を予測する。具体的には、予測部142は、分析モデルにおける送信確率及び送信時間を用いて、所定のコンテンツが所定のユーザに今後伝播する伝播確率や、かかるコンテンツがユーザに伝播する伝播日付を予測する。さらに、予測部142は、今後伝播するコンテンツに対するユーザの関心度や肯定度を予測する。
かかる予測部142による予測処理について、図7を用いて説明する。なお、図7では図示しないが、各ノードには、図8に例示した送信確率等の情報が付与されているものとする。すなわち、ここでは図7が分析モデルを示すものとする。予測部142は、図7に示す分析モデルを参照することにより、「いつ」、「どのような」コンテンツが所定のノードに伝播するかを予測する。具体的には、各ノードには、「送信確率」及び「送信時間」が付与されている。このため、予測部142は、あるノードからコンテンツが送信された場合に、かかるコンテンツが、どの程度の時間が経過した後に、どのノードに伝播するかを予測することができる。
例えば、図7に示した例において、ノードP11からノードP12に対して、コンテンツ属性情報が「スポーツ」であるコンテンツC1が送信されたものとする。かかる場合に、予測部142は、ノードP12に付与されている送信確率のうち、コンテンツ属性情報「スポーツ」に対応する送信確率を、ノードP12がコンテンツC1をノードU11やノードU15に送信する確率とする。また、予測部142は、ノードP12に付与されている送信時間のうち、コンテンツ属性情報「スポーツ」に対応する送信時間を、ノードP12がコンテンツC1をノードU11やノードU15に送信する時間とする。予測部142は、同様の処理を行うことで、コンテンツC1がノードU11〜17に伝播する伝播確率や、コンテンツC1がいつノードU11〜17に伝播するかを予測することができる。
例えば、予測部142は、コンテンツC1がノードU13に伝播する確率を算出する場合には、ノードP12がノードU11にコンテンツC1を送信する送信確率と、ノードU11がノードU12にコンテンツC1を送信する送信確率と、ノードU12がノードU13にコンテンツC1を送信する送信確率とを乗算する。また、予測部142は、コンテンツC1がノードU13に伝播する日付を算出する場合には、ノードP12がノードU11にコンテンツC1を送信するまでの送信時間と、ノードU11がノードU12にコンテンツC1を送信する送信時間と、ノードU12がノードU13にコンテンツC1を送信する送信時間との総和を算出し、かかる総和を現在日付に加算する。
また、予測部142は、各ノードに伝播するコンテンツに対するユーザの関心度や肯定度を予測する。例えば、予測部142は、上記の処理により、コンテンツ属性情報が「スポーツ」であるコンテンツC1がノードU13に伝播すると予測したものとする。このとき、予測部142は、ノードU13に付与されている関心度及び肯定度を参照することにより、ノードU13がコンテンツC1に対して関心を示すか否かを予測する。
例えば、ノードU13の「スポーツ」に対する関心度が「9」であり、肯定度が「9」であるものとする。かかる場合に、予測部142は、例えば、ノードU13はスポーツに肯定的であり、もともと関心度が高いので、コンテンツC1が伝播することで、スポーツに対するノードU13の関心が高まると予測する。
また、例えば、ノードU13の「スポーツ」に対する関心度が「1」であり、肯定度が「1」であるものとする。かかる場合に、予測部142は、例えば、ノードU13はスポーツに否定的であり、もともと関心度が低いので、コンテンツC1が伝播することで、スポーツに対するノードU13の関心が高まることはないと予測する。
また、例えば、ノードU13の「スポーツ」に対する関心度が「5」であり、肯定度が「9」であるものとする。かかる場合に、予測部142は、例えば、ノードU13はスポーツに肯定的であるので、コンテンツC1が伝播することで、スポーツに対するノードU13の関心が高まると予測する。
また、予測部142は、コンテンツ属性記憶部131cに記憶されているコンテンツの反応状況に応じて、ユーザの関心度や肯定度を予測する。例えば、コンテンツ属性記憶部131cに、上記コンテンツC1の反応状況「9」が記憶されているものとする。すなわち、コンテンツC1は、既にコンテンツC1を受信したユーザの間では評判が良く肯定的な評価を得ているものとする。また、ノードU13はコンテンツC1を受信しておらず、ノードU13の「スポーツ」に対する関心度が「9」であり、肯定度が「9」であるものとする。かかる場合に、予測部142は、肯定的な評価を受けているコンテンツC1が伝播することで、スポーツに対するノードU13の関心が高まると予測する。
また、例えば、コンテンツ属性記憶部131cに、上記コンテンツC1の反応状況「1」が記憶されているものとする。すなわち、コンテンツC1は、評判が悪く否定的な評価を得ているものとする。このようなコンテンツC1は、例えば、商品のスキャンダルニュース等に該当することが考えられる。また、ここでは、ノードU13はコンテンツC1を受信しておらず、ノードU13の「スポーツ」に対する関心度が「9」であり、肯定度が「9」であるものとする。かかる場合に、予測部142は、否定的な評価を受けているコンテンツC1が伝播することで、スポーツに対するノードU13の関心が低下し、さらにスポーツに対してノードU13が否定的になると予測する。
このように、予測部142は、分析モデル記憶部152に記憶されている分析モデルを用いて、ユーザに今後伝播するコンテンツの分野や、かかるコンテンツがユーザに伝播する日付を予測することができるとともに、今後伝播するコンテンツに対するユーザの関心度や肯定度を予測することができる。
出力部160は、運用者端末30から、所定のユーザの嗜好を予測する旨の予測要求を受け付ける。かかる場合に、出力部160は、予測要求を予測部142に出力し、予測部142による予測結果を運用者端末30に出力する。
[実施例1に係る分析装置100によるモデル生成処理手順]
次に、図9を用いて、実施例1に係る分析装置100によるモデル生成処理の手順について説明する。図9は、実施例1に係る分析装置100によるモデル生成処理手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、分析装置100の収集部121は、ユーザ端末10や情報提供装置20から、個別ユーザ属性情報(生年月日、性別、職業、年収、ウェブページの閲覧履歴、商品の購入履歴、記事の投稿履歴、電子メール、電子メールの送受信履歴、ソーシャルグラフ等)や、社会情報(ニュースや新聞記事が記載されたウェブページ、SNSへ投稿された記事、ブログに投稿された記事、ツイッターに投稿された記事、検索キーワードの順位等)をリアルタイムに収集する(ステップS101)。
続いて、抽出部122は、収集部121によって収集された個別ユーザ属性情報及び社会情報から、ユーザ属性情報、ユーザの関心情報、情報源属性情報、コンテンツ属性情報、フロー情報を抽出する(ステップS102)。そして、抽出部122は、ユーザ属性情報及びユーザの関心情報をユーザ属性記憶部131aに格納し、情報源属性情報を情報源属性記憶部131bに格納し、コンテンツ属性情報をコンテンツ属性記憶部131cに格納し、フロー情報をフロー情報記憶部132に格納する。
続いて、算出部141は、属性記憶部131に記憶されている各属性情報を用いて、ユーザ及び公的情報源を所定のグループに分類する(ステップS103)。続いて、算出部141は、フロー情報記憶部132に記憶されているフロー情報を用いて、トポロジー情報として有向グラフ(図7を参照)を生成する(ステップS104)。続いて、算出部141は、フロー情報を用いて、有向グラフに含まれるノード毎に、送信確率や送信時間等を含むノード情報を算出する(ステップS105)。そして、算出部141は、有向グラフの各ノードにノード情報を付与した分析モデルを分析モデル記憶部152に格納する(ステップS106)。
[実施例1に係る分析装置100による予測処理手順]
次に、図10を用いて、実施例1に係る分析装置100による予測処理の手順について説明する。図10は、実施例1に係る分析装置100による予測処理手順を示すフローチャートである。
図10に示すように、分析装置100の出力部160は、運用者端末30から予測要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS201)。そして、出力部160は、予測要求を受け付けた場合には(ステップS201肯定)、かかる予測要求を分析部140に出力する。
分析部140の予測部142は、予測要求を受け付けた場合に、分析モデル記憶部152に記憶されている分析モデルの送信確率を用いて、かかる予測要求の含まれる予測対象ユーザに伝播するコンテンツを予測する(ステップS202)。また、予測部142は、分析モデル記憶部152に記憶されている分析モデルの送信時間を用いて、予測対象ユーザにコンテンツが伝播する日付を予測する(ステップS203)。
そして、予測部142は、予測対象ユーザにコンテンツが伝播した際における予測対象ユーザの関心度の変化を予測するとともに(ステップS204)、予測対象ユーザの肯定度の変化を予測する(ステップS205)。
そして、出力部160は、ステップS202〜S205において予測部142により予測された予測結果を、予測要求の送信元である運用者端末30に通知する(ステップS206)。
[実施例1の効果]
上述してきたように、実施例1に係る分析装置100では、収集部121が、ユーザ端末10のユーザに関するユーザ属性情報や、ユーザ端末10によってコンテンツが送受信された履歴に関する履歴情報を収集する。また、抽出部122が、ユーザ属性情報又は履歴情報から、ユーザが関心を示している分野に関する関心情報を抽出するとともに、履歴情報からコンテンツの送受が行われたユーザ端末10間の関係を示すフロー情報を抽出する。また、算出部141が、フロー情報に基づいて、ユーザ端末10毎に、かかるユーザ端末10によって受信されたコンテンツに関する関連コンテンツがユーザ端末10から他のユーザ端末に送信される送信確率を算出する。また、予測部142が、送信確率に基づいて、所定のユーザ端末10に所定のコンテンツの関連コンテンツが伝播する伝播確率を予測するとともに、所定のユーザ端末10のユーザにおける関心情報に基づいて、関連コンテンツに対するユーザの関心度を予測する。
これにより、実施例1に係る分析装置100は、ユーザ端末10に今後伝播するコンテンツの影響を考慮して、ユーザの関心度を予測するので、ユーザの嗜好の変化を予測することができる。
また、実施例1に係る分析装置100では、算出部141が、フロー情報に基づいて、ユーザ端末10によってコンテンツが受信されてから関連コンテンツが他のユーザ端末に送信されるまでの送信時間を算出する。また、予測部142が、送信時間に基づいて、所定のユーザ端末10に所定の関連コンテンツが伝播するまでの伝播時間をさらに予測する。これにより、実施例1に係る分析装置100は、ユーザ端末10にコンテンツが伝播するまでの時間を予測するので、ユーザの嗜好が変化する日時を予測することができる。
また、実施例1に係る分析装置100では、算出部141が、ユーザ属性情報、及び、関心情報の類似度が高いユーザほど同一のグループに割り当てられるように複数のユーザを所定のグループに分類し、関連コンテンツの送信先ユーザ端末が送信元ユーザ端末と同一グループに属するか否かに分けて、かかる送信元ユーザ端末の送信確率を算出する。これにより、実施例1に係る分析装置100は、より詳細な送信確率を用いてコンテンツの伝播確率を予測することができるので、ユーザの嗜好の変化を正確に予測することができる。
また、実施例1に係る分析装置100では、算出部141が、フロー情報に基づいて、コンテンツが属する分野毎に送信確率を算出する。また、予測部142が、コンテンツの分野毎の送信確率のうち、所定のコンテンツが属する分野に対応する送信確率に基づいて、所定のユーザ端末10にかかる所定のコンテンツの関連コンテンツが伝播する伝播確率を予測する。これにより、実施例1に係る分析装置100は、より詳細な送信確率を用いてコンテンツの伝播確率を予測することができるので、ユーザの嗜好の変化を正確に予測することができる。
上記実施例1では、分析装置100が個別ユーザ属性情報を抽出したり、分析モデルを生成する例について説明した。実施例では、ユーザ端末10から個別ユーザ属性情報を直接取得したり、ユーザ端末10から得られる評価値に基づいて分析モデルを補正する分析装置の例について説明する。
[実施例2に係る分析システム2の構成]
まず、図11を用いて、実施例2に係る分析システム2について説明する。図11は、実施例2に係る分析システム2の構成例を示す図である。なお、以下では、既に示した構成部位と同様の機能を有する部位には同一符号を付すこととして、その詳細な説明を省略する。図11に例示するように、実施例2に係る分析システム2には、分析装置200が含まれる。
分析装置200は、属性情報受信部221、フィードバック情報受信部270、分析部240を有する。属性情報受信部221は、ユーザ端末10から、生年月日、性別、職業、年収などのユーザ属性情報や、ユーザの関心情報を受信する。例えば、属性情報受信部221は、ユーザ属性情報やユーザの関心情報を入力するための情報入力画面をユーザ端末10に提供し、かかる情報入力画面に入力されたユーザ属性情報やユーザの関心情報を受信する。そして、属性情報受信部221は、このようにして受信したユーザ属性情報やユーザの関心情報を抽出部122に出力する。かかる抽出部122は、属性情報受信部221から入力されたユーザ属性情報やユーザの関心情報を加工する必要がない場合に、かかるユーザ属性情報やユーザの関心情報を属性記憶部131に格納する。
フィードバック情報受信部270は、ユーザ端末10から、運用者端末30のサービスに対する評価を示すフィードバック情報を受信する。具体的には、運用者端末30は、分析装置200による予測結果に基づいて、ユーザ端末10に対してサービスを提供する。このとき、ユーザ端末10は、運用者端末30から提供されたサービスに対するユーザの評価を分析装置200に送信する。例えば、フィードバック情報受信部270は、運用者端末30のサービスに対する評価を入力するための評価入力画面をユーザ端末10に提供し、かかる評価入力画面に入力された評価をフィードバック情報として受信する。
また、フィードバック情報受信部270は、上記例に限られず、運用者端末30からフィードバック情報を受信してもよい。例えば、運用者端末30は、サービスを提供したユーザ端末10のユーザからサービスに対する感想等を受け付ける場合がある。かかる場合に、フィードバック情報受信部270は、運用者端末30からユーザの感想等をフィードバック情報として受信する。
また、フィードバック情報受信部270は、上記例に限られず、ユーザ端末10の行動履歴に基づいて、運用者端末30からユーザ端末10に提供されたサービスに対するユーザの評価を推定してもよい。例えば、分析装置200が、3週間後にユーザの「スポーツ」に対する関心度が高くなると予測し、かかる予測結果を運用者端末30に通知したものとする。そして、運用者端末30がユーザ端末10に対して、「スポーツ用品」の購入を勧めるサービス等を提供したものとする。かかる場合に、フィードバック情報受信部270は、ユーザ端末10の購入履歴等を参照することにより、ユーザ端末10のユーザが「スポーツ用品」を購入している場合には、運用者端末30のサービスに対するユーザの評価が高く、ユーザが「スポーツ用品」を購入していない場合には、サービスに対するユーザの評価が低いと推定する。
算出部241は、フィードバック情報受信部270によって受信されたフィードバック情報に基づいて、分析モデル記憶部152に記憶されている分析モデルを補正する。具体的には、算出部241は、フィードバック情報受信部270によって受信されたフィードバック情報が低い評価を示す場合には、かかる評価をしたユーザの関心度や肯定度を小さい値に補正し、フィードバック情報が高い評価を示す場合には、かかる評価をしたユーザの関心度や肯定度を大きい値に補正する。
例えば、フィードバック情報受信部270が上記例のように「スポーツ」に関するサービスに対する評価を受信したものとする。このとき、算出部241は、かかる評価が低い場合には、分析モデルの「スポーツ」に対応する関心度や肯定度を小さい値に補正し、かかる評価が高い場合には、分析モデルの「スポーツ」に対応する関心度や肯定度を大きい値に補正する。
[実施例2の効果]
上述してきたように、実施例2に係る分析装置200では、フィードバック情報受信部270が、予測部142によって予測された予測結果に基づいて所定のサービスが提供されたユーザのユーザ端末10から、かかる所定のサービスに対する評価を示すフィードバック情報を受信する。また、算出部241は、フィードバック情報受信部270によって受信されたフィードバック情報に基づいて、分析モデルにおけるユーザの関心情報を補正する。これにより、実施例2に係る分析装置200は、ユーザの評価を反映させた関心情報を用いることで、ユーザの嗜好の変化を正確に予測することができる。
上述した分析装置、分析方法及び分析プログラムは、上記実施例以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、実施例3では、上記の分析装置、分析方法及び分析プログラムの他の実施例について説明する。
[送信確率/送信時間]
上記実施例では、図8を用いて説明したように、算出部141及び241が、各ノードについて、コンテンツ属性情報毎に、かつ、コンテンツの送信先ノードが同一グループに属するか否かに分けて、送信確率や送信時間等を算出する例を示した。しかし、算出部141及び241は、コンテンツの送信先ノードが同一グループに属するか否かに分けて、送信確率や送信時間を算出するのではなく、ノード間毎に、送信確率や送信時間を算出してもよい。例えば、図8に示した例において、ノードU14、U16及びU17が全て同一のグループに属する場合であっても、算出部141及び241は、ノードU14のノードU16に対する送信確率や送信時間を算出するとともに、ノードU14のノードU17に対する送信確率や送信時間を算出してもよい。
[分野の区分]
また、上記実施例では、図2〜図4に示した例のように、関心情報や情報源属性情報やコンテンツ属性情報等を「スポーツ」、「芸能」等の分野に分類する例を示した。しかし、関心情報等の分野は、この例に限られない。例えば、関心情報等の分野は、「スポーツ(野球)」、「スポーツ(サッカー)」、「芸能(歌手)」、「芸能(俳優)」のように、より詳細な区分に分けられてもよい。
[システム構成]
また、上記実施例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。例えば、上記実施例では、分析装置100及び200が収集部121を有する例を示した。しかし、分析装置100及び200は、収集部121を有しなくてもよい。かかる場合には、分析装置100及び200は、自装置外に設置されている収集部121(ストリーミング収集機)によって収集された各種情報を受信する。
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、図2〜図5、図8に示した各種情報は一例であって任意に変更することができる。一例を挙げると、図2に示したユーザ属性記憶部131aは、ユーザの職業、年収等の情報を記憶してもよい。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、抽出部122によって行われる一部の処理(例えば、ユーザ属性記憶部131aに記憶される関心情報を推定する処理、情報源属性記憶部131bに記憶される情報源属性情報を推定する処理、コンテンツ属性記憶部131cに記憶されるコンテンツ属性情報や反応状況を推定する処理など)は、算出部141によって行われてもよいし、算出部141によって行われる一部の処理(例えば、分析モデル記憶部152に記憶されるユーザの肯定度を推定する処理など)は、抽出部122によって行われてもよい。
[プログラム]
また、上記実施例において説明した分析装置100又は200が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。例えば、分析装置100又は200が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述した分析プログラムを作成することもできる。この場合、コンピュータが分析プログラムを実行することにより、上記実施例と同様の効果を得ることができる。さらに、かかる分析プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録された分析プログラムをコンピュータに読み込ませて実行することにより上記実施例と同様の処理を実現してもよい。以下に、図1に示した分析装置100と同様の機能を実現する分析プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。
図12は、分析プログラムを実行するコンピュータ1000を示す図である。図12に例示するように、コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010と、CPU1020と、ハードディスクドライブインタフェース1030と、ディスクドライブインタフェース1040と、シリアルポートインタフェース1050と、ビデオアダプタ1060と、ネットワークインタフェース1070とを有し、これらの各部はバス1080によって接続される。
メモリ1010は、図12に例示するように、ROM(Read Only Memory)1011及びRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、図12に例示するように、ハードディスクドライブ1031に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、図12に例示するように、ディスクドライブ1041に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブに挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、図12に例示するように、例えばマウス1051、キーボード1052に接続される。ビデオアダプタ1060は、図12に例示するように、例えばディスプレイ1061に接続される。
ここで、図12に例示するように、ハードディスクドライブ1031は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、上記の分析プログラムは、コンピュータ1000によって実行される指令が記述されたプログラムモジュールとして、例えばハードディスクドライブ1031に記憶される。例えば、図1に例示した収集部121と同様の情報処理を実行する収集手順と、抽出部122と同様の情報処理を実行する抽出手順と、算出部141と同様の情報処理を実行する算出手順と、予測部142と同様の情報処理を実行する予測手順と、出力部160と同様の情報処理を実行する出力手順とが記述されたプログラムモジュール1093が、ハードディスクドライブ1031に記憶される。
また、上記実施例で説明した属性記憶部131、フロー情報記憶部132、グループ情報記憶部151及び分析モデル記憶部152が保持する各種データは、プログラムデータとして、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1031に記憶される。そして、CPU1020が、メモリ1010やハードディスクドライブ1031に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出し、収集手順、抽出手順、算出手順、予測手順、出力手順を実行する。
なお、分析プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1031に記憶される場合に限られず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、分析プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶され、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
[実施例に係る分析装置の適用例]
上記実施例に係る分析装置100及び200の適用例の1つとして、Webサービス等のユーザに、オンライン環境からアクセス可能な学習サービス(Webラーニング)を提供する場合がある。例えば、運用者端末30は、ユーザ個々に対してオンライン学習環境を構築するサービスを提供する場合に、分析装置100及び200による予測結果に基づいて、ユーザの嗜好に合致した有名人やキャラクタ等を用いたユーザ個人のオンライン学習環境を構成する学習環境構築サービスを提供することができる。また、この例において、分析装置100及び200は、ユーザの嗜好変化を予測し、サービスプロバイダ等の運用者端末30において予め作成されている学習環境の中でユーザのトレンドに応じた適切な学習環境がある場合には、学習環境をユーザに提案することもできる。また、分析装置100及び200は、運用者端末30において適切な学習環境がない場合には、サービスプロバイダ等の運用者端末30に必要な学習環境の種類(ユーザ嗜好にあうキャラクタ等)を通知することにより、運用者端末30にユーザのトレンドに応じた新たな学習環境の作成を促すことも可能である。また、分析装置200は、提供された学習環境について、点数付等によるユーザからの明示的な評価、または、利用頻度、学習能率上限等のユーザの行動履歴を用い環境の適切度を評価した結果をフィードバック情報として受信して、分析モデルをチューニングすることにより、分析精度を向上させることができる。これにより、分析装置200は、よりユーザの嗜好に適した個人の学習環境の構築を可能にする。
上記実施例に係る分析装置100及び200の適用例の1つとして、オンラインショッピング等のユーザがオンライン環境から商品を閲覧/購入する場合がある。例えば、分析装置100及び分析装置200は、ユーザの嗜好を予測し、ユーザが購入しそうな商品を予め予測し、オンラインショッピングサービスを提供する運用者端末30に対して提案すること、又は、ショップ運用者の商品仕入れ品目決定を補助するシステムに通知することなどができる。
100 分析装置
121 収集部
122 抽出部
131 属性記憶部
131a ユーザ属性記憶部
131b 情報源属性記憶部
131c コンテンツ属性記憶部
132 フロー情報記憶部
140 分析部
141 算出部
142 予測部
151 グループ情報記憶部
152 分析モデル記憶部
160 出力部
200 分析装置
221 属性情報受信部
240 分析部
241 算出部
270 フィードバック情報受信部

Claims (8)

  1. ユーザ端末のユーザに関するユーザ属性情報又は当該ユーザ端末によってコンテンツが送受信された履歴に関する履歴情報から前記ユーザが関心を示している分野に関する関心情報を抽出するとともに、前記履歴情報からコンテンツの送受が行われたユーザ端末間の関係を示すフロー情報を抽出する抽出部と、
    前記抽出部によって抽出されたフロー情報に基づいて、ユーザ端末毎に、当該ユーザ端末によって受信されたコンテンツに関する関連コンテンツが当該ユーザ端末から他のユーザ端末に送信される送信確率を算出する算出部と、
    前記算出部によって算出された送信確率に基づいて、所定のユーザ端末に所定のコンテンツの関連コンテンツが伝播する伝播確率を予測するとともに、当該所定のユーザ端末のユーザにおける関心情報に基づいて、前記関連コンテンツに対する当該ユーザの関心度を予測する予測部と
    を備えたことを特徴とする分析装置。
  2. 前記算出部は、
    前記抽出部によって抽出されたフロー情報に基づいて、当該ユーザ端末によってコンテンツが受信されてから前記関連コンテンツが前記他のユーザ端末に送信されるまでの送信時間を算出し、
    前記予測部は、
    前記算出部によって算出された送信時間に基づいて、所定のユーザ端末に所定の関連コンテンツが伝播するまでの伝播時間をさらに予測する
    ことを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  3. 前記算出部は、
    前記ユーザ属性情報、及び、前記関心情報の類似度が高いユーザほど同一のグループに割り当てられるように複数のユーザを所定のグループに分類し、前記ユーザ端末毎に、前記関連コンテンツの送信先ユーザ端末が当該ユーザ端末と同一グループに属するか否かに分けて前記送信確率及び前記送信時間を算出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の分析装置。
  4. 前記算出部は、
    前記フロー情報に基づいて、前記コンテンツが属する分野毎に、前記関連コンテンツが前記ユーザ端末から前記他のユーザ端末に送信される送信確率、及び、前記関連コンテンツが前記ユーザ端末から前記他のユーザ端末に送信されるまでの送信時間を算出し、
    前記予測部は、
    前記算出部によって算出されたコンテンツの分野毎の送信確率及び送信時間のうち、前記所定のコンテンツが属する分野に対応する送信確率及び送信時間に基づいて、前記伝播確率及び伝播時間を予測する
    ことを特徴とする請求項2又は3のいずれか一つに記載の分析装置。
  5. 前記所定のユーザ端末のユーザに対してサービスを提供する運用者の運用者端末に対して、前記予測部によって予測された予測結果を出力する出力部
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の分析装置。
  6. 前記予測部によって予測された予測結果に基づいて所定のサービスが提供されたユーザのユーザ端末から、当該所定のサービスに対する評価を示すフィードバック情報を受信するフィードバック情報受信部をさらに備え、
    前記算出部は、
    前記フィードバック情報受信部によって受信されたフィードバック情報に基づいて、前記ユーザの関心情報を補正する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の分析装置。
  7. 分析装置が実行する分析方法であって、
    ユーザ端末のユーザに関するユーザ属性情報又は当該ユーザ端末によってコンテンツが送受信された履歴に関する履歴情報から前記ユーザが関心を示している分野に関する関心情報を抽出するとともに、前記履歴情報からコンテンツの送受が行われたユーザ端末間の関係を示すフロー情報を抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程によって抽出されたフロー情報に基づいて、ユーザ端末毎に、当該ユーザ端末によって受信されたコンテンツに関する関連コンテンツが当該ユーザ端末から他のユーザ端末に送信される送信確率を算出する算出工程と、
    前記算出工程によって算出された送信確率に基づいて、所定のユーザ端末に所定のコンテンツの関連コンテンツが伝播する伝播確率を予測するとともに、当該所定のユーザ端末のユーザにおける関心情報に基づいて、前記関連コンテンツに対する当該ユーザの関心度を予測する予測工程と
    を含んだことを特徴とする分析方法。
  8. ユーザ端末のユーザに関するユーザ属性情報又は当該ユーザ端末によってコンテンツが送受信された履歴に関する履歴情報から前記ユーザが関心を示している分野に関する関心情報を抽出するとともに、前記履歴情報からコンテンツの送受が行われたユーザ端末間の関係を示すフロー情報を抽出する抽出手順と、
    前記抽出手順によって抽出されたフロー情報に基づいて、ユーザ端末毎に、当該ユーザ端末によって受信されたコンテンツに関する関連コンテンツが当該ユーザ端末から他のユーザ端末に送信される送信確率を算出する算出手順と、
    前記算出手順によって算出された送信確率に基づいて、所定のユーザ端末に所定のコンテンツの関連コンテンツが伝播する伝播確率を予測するとともに、当該所定のユーザ端末のユーザにおける関心情報に基づいて、前記関連コンテンツに対する当該ユーザの関心度を予測する予測手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする分析プログラム。
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