JP2013250456A - 情報処理システム、情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013250456A
JP2013250456A JP2012125540A JP2012125540A JP2013250456A JP 2013250456 A JP2013250456 A JP 2013250456A JP 2012125540 A JP2012125540 A JP 2012125540A JP 2012125540 A JP2012125540 A JP 2012125540A JP 2013250456 A JP2013250456 A JP 2013250456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
answer
user
distribution
distribution problem
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012125540A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Iwai
泰章 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2012125540A priority Critical patent/JP2013250456A/ja
Publication of JP2013250456A publication Critical patent/JP2013250456A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)

Abstract

【課題】学習者が継続的に勉強できない理由を考慮に入れた上で、学習者が自発的かつ継続的に勉強を行うことを補助する情報処理システムが求められていた。
【解決手段】本発明の情報処理システムは、複数の問題を正解解答と対応付けて記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されている複数の問題の中からいくつかの問題を抽出して配信問題情報を生成する配信問題情報生成手段と、配信問題情報を送信する送信手段と、配信問題情報で示される問題に対するユーザの解答を受信する受信手段と、受信手段で受信された解答の正解数又は正解率が所定の基準値を超えているかを判定する判定手段と、解答判定手段で所定の基準値を超えていると判定された場合に所定の褒賞データを含む解答結果通知情報を生成する解答結果通知情報生成手段と、を具備する。送信手段は、当該解答結果通知情報を対応するユーザに送信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理サーバ、携帯端末装置、情報処理方法、情報処理プログラムに関し、特に学習を補助する情報処理システムに関する。
近年、日本の競争力の低下が進んでいる。要因としては、BRICsやネクスト11など周辺諸国の競争力向上がある。日本としては、このまま現状維持を続けても国力低下が止まる見通しは立たないため、なんらかの手を打つ必要がある。
国力向上の長期的視点に立てば、最も重要な施策は次世代を担う子供達の能力向上である。日本は資源も乏しく、国内人口も低下傾向にあるため、知力を高め、付加価値の高い製品やサービスを生みだし続けることでしかグローバル競争を勝ち抜く術は無い。
しかしながら、子供達の学力向上を図ることがそれほど簡単ではない。学校の教育時間を増やせば子供の学力は上がるという考えがあるが、これは必ずしも正しくない。就学意欲を持たせられない状態での詰め込み教育では限界があるためである。
このような中、インターネットアクセスを使って携帯情報端末で学習を行う学習システムが開示されている。当該学習システムによれば、予め登録した学習者に対して、予め設定した時間帯に学習情報を配信する事で、塾等に通わなくても身近に学習を行うことができる。
特開2005−309344号公報
発展途上国の学校を覗いてみると分かるが、彼らの就学意欲は非常に高い。それは、彼らが貧しさを知っているからである。貧困層の生活が非常に厳しい国においては、知識をつけ、良い仕事につけることで貧困生活から抜け出せると言う強力なモチベーションがあり、また、知識をつけなければ明日は強烈な貧困が待ち受けているというプレッシャーが子供達の就学意欲を高めている。教育インフラ等の整備不足からまだ効果の上がっていない発展途上国であっても、今後爆発的な勢いで競争力をつけ、日本のライバルとなることが予想される。
本当の貧しさを知らない日本の子供達には、このようなモチベーションが無い。従って、多くの子供達は自分が勉強する理由が無いのである。理由が見つけられないことを強制的に大人から強いられるため、日本の子供の大多数は勉強が嫌いである。子供達が自らの意思で勉強しようとするというモチベーションを与えない限り、日本を追いかけている国々の子供達と将来対等以上に戦える力を身に付けさせることは難しい。
子供の頃に勉強で学んだことは大人になると活きて来る。これは、真実であり、多くの人間が大人になって始めて子供時代に不勉強であった事を悔いる。しかしながら、今勉強したことが大人になると活きて来ると親や教師が子供達に言い聞かせても効果が出ない。子供達にとって大人になるのは想像するのも難しい遥か先の出来事であり、その大切さが想像できないからである。
先行文献1の学習システムは、学習環境を携帯端末に置き換えたに過ぎないため、塾に行く事が煩わしくて勉強をしないごく限られた子供達に対しては就学意欲を向上させる効果はあるものの、子供達が勉強を嫌う理由は勉強をする事に理由を自ら見出せないことであり、就学環境が携帯端末に置き換わったとしても子供に持続的に勉強させることは困難であった。
本発明は、上記課題を鑑み、学習者が継続的に勉強できない理由を考慮に入れた上で、学習者が自発的かつ継続的に勉強を行うことを補助する情報処理システム及び情報処理方法を提供する事を目的とする。
本発明の一態様である情報処理システムは、複数の問題を正解解答と対応付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている複数の問題の中からいくつかの問題を抽出して配信問題情報を生成する配信問題情報生成手段と、前記配信問題情報を送信する送信手段と、前記配信問題情報で示される前記抽出された問題に対する解答である解答情報を受信する受信手段と、前記受信手段で受信された解答情報で示される解答の正解数又は正解率が所定の基準値を超えているかを判定する判定手段と、前記解答判定手段で所定の基準値を超えていると判定された場合に所定の褒賞データを含む解答結果通知情報を生成する解答結果通知情報生成手段と、を具備する。前記送信手段は、前記解答結果通知情報を対応する前記解答情報の送信元ユーザに送信する。
また、本発明の一態様である情報処理方法は、正解解答と対応付けられた状態でデータベースに記憶されている複数の問題の中からいくつかの問題を抽出して配信問題情報を生成する配信問題情報生成ステップと、前記配信問題情報生成ステップで生成された前記配信問題情報を送信する配信問題送信ステップと、前記配信問題情報で示される前記抽出された問題に対する解答である解答情報を受信する解答情報受信ステップと、前記解答情報受信ステップで受信された解答情報で示される解答の正解数又は正解率が所定の基準値を超えているかを判定する合否判定ステップと、前記合否判定ステップで所定の基準値を超えていると判定された場合に所定の褒賞データを含む解答結果通知情報を生成する解答結果通知情報生成ステップと、前記解答結果通知情報を対応する前記解答情報の送信元ユーザに送信する解答結果通知情報送信ステップと、を有する。
本発明によれば、学習者が継続的に勉強できない理由を考慮に入れた上で、学習者が自発的かつ継続的に勉強を行うことを補助する情報処理システム及び情報処理方法を提供する事ができる。
実施の形態1に係る情報処理システム1000の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る携帯端末装置300の6面図の一例である。 実施の形態1に係る情報処理システム1000の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る配信問題情報パケットの一例である。 実施の形態1に係る解答情報パケットの一例である。 実施の形態1に係る情報処理サーバ100の動作の流れを示すフローチャート図である。 実施の形態1に係る問題一覧情報(問題情報管理ファイル)の一例である。 実施の形態1に係る情報処理システム1000の別構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るユーザ情報の一例である。 実施の形態1に係る情報処理システム1000の別構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る携帯端末装置300のIP通知処理の流れを示すフローチャート図である。 実施の形態1に係る携帯端末装置300で表示中の問題配信要求設定画面の一例である。 実施の形態1に係る問題配信要求パケットの一例である。 実施の形態1に係る問題情報管理ファイルの別の一例である。 実施の形態1に係るユーザ情報(ユーザ情報管理ファイル)の一例である。 実施の形態1に係る携帯端末装置で表示される解答結果情報画面の一例である。 実施の形態1に係る情報処理システム1000の別構成を示すブロック図である。 本発明に係る褒賞データの一種類である画像データ(カードデータ)である。 本発明に係る褒賞データの一種類である画像データ(カードデータ)であって取得済みのカードデータを並べて携帯端末装置の表示部に表示している状態の図である。 実施の形態1に係る問題情報管理ファイルの別の一例である。 実施の形態1に係る問題と対応付けられた解説データの一例である。 実施の形態1に係る問題一欄情報(問題情報管理ファイル)の別の一例である。 実施の形態1に係る情報処理システム1000の別構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る問題一欄情報(問題情報管理ファイル)の別の一例である。 実施の形態1に係るユーザ情報の別の一例である。 実施の形態1に係る配信問題情報生成部130の具体構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る配信順序リストの一例である。 実施の形態1に係る配信中問題情報管理ファイルの一例である。 実施の形態2に情報処理システム1000の別構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係るユーザ成績情報(ユーザ成績管理ファイル)の一例である。 実施の形態2に係るユーザ成績情報(ユーザ成績管理ファイル)の別の一例である。 実施の形態2に係るユーザ情報の一例である。 実施の形態2に係る成績照会要求パケットの一例である。 実施の形態2に係る成績通知情報をグラフ化して携帯端末装置の表示部で表示しているところを例示する図である。 実施の形態2に係る問題情報管理ファイルの別の一例である。 実施の形態2に係る詳細に分類された成績通知情報を科目別にグラフ化して携帯端末装置の表示部で表示しているところを例示する図である。 実施の形態3に係る配信問題情報生成部630の具体的構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係るアイテム情報(アイテム管理ファイル)の一例である。 実施の形態3に係る配信中問題情報管理ファイルの一例である。 実施の形態3に係るアイテム情報(アイテム管理ファイル)の別の一例である。 実施の形態3に係る配信問題情報を受信した携帯端末装置で表示される配信問題に解答するかをユーザに問う画面の一例である。 実施の形態3に係るユーザ情報の一例である。 実施の形態3に係る配信中問題情報管理ファイルの別の一例である。 実施の形態3に係る複数の配信問題情報を受信した携帯端末装置で表示されるいずれの配信問題に解答するかをユーザに問う画面の一例である。 実施の形態4に係る情報処理システム4000の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。以下の説明において同一の符号が付された部分は実質的に同一の機能を有している。また、発明の明確化のため重複部分は適宜説明が省略されている。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る情報処理システム1000の構成を示すブロック図である。ユーザに対する問題の配信等の各種処理を行う情報処理サーバ100と、情報処理システム1000は、ユーザに提供する問題等を記憶するデータベース200と、を含んで構成される。
情報処理システム1000は、ユーザが操作する携帯端末装置300と通信を行う。なお、サービスの利用形態としては、携帯端末装置300に対する問題等の配信に限定はされず、据え置き型のデスクトップPCやノートパソコン等のパーソナルコンピュータ400で本発明の学習補助サービスを受ける事も可能である。以下の説明では、各ユーザは携帯端末装置300を用いて本発明の学習補助サービスを受けるものとして説明する。
なお、本発明の情報処理システム1000が提供する学習補助サービス(学習支援サービス)は幼稚園児〜高校生等の子供・学生を念頭においたサービスであるが、大人や老人も広く利用可能である。そこで、以下の説明では、当該学習補助サービスの利用者を一般化してユーザと称して説明する。
図2は、当該携帯端末装置300の6面図の一例である。携帯端末装置300の正面には、音声を出力するスピーカ(音声出力部)301と、画面を表示する表示部302と、外部からの入力を受ける入力ボタン304が配置されている。また、表示部302は、所謂タッチパネルで構成され、ユーザからの操作入力を受ける操作入力部303として機能する。
携帯端末装置300の左側面には、ユーザへの各種報知をスピーカ301からの音声出力によって行うか、装置内部に配置した振動子を振動させることで行うかを切り替える切替スイッチ305が配置されている。当該振動子は、自装置300を振動させるための部品であり、高速回転する超小型モーター等で構成される。
また、装置上面には、イヤホンを挿入するイヤホンジャック306と、装置本体の電源を投入する電源スイッチ(電源入力部)307と、が配置されている。
また、装置背面には、静止画像や動画像を撮像するカメラ(撮像部)308が配置されている。
また、装置右側面には、ユーザの加入者情報を記憶したメモリカード(SIMカード)を格納するスロット(格納部)309が配置されている。当該SIMカードには、加入者情報として、携帯電話全般で使用されているIMSI(International Mobile Subscriber Identity)等の加入者を識別する識別情報が記憶されている。
また、装置底面には、マイク(音声入力部)310a、310bが配置され、ユーザの会話音声等を入力する。更に、装置底面には、外部と通信を行うための接続端子311が配置されている。接続端子311に専用ケーブルを接続することで、外部のPC(Personal Computer)等とデータの交換を行うことが可能となる。
携帯端末装置300は、内部に少なくとも情報を処理する情報処理装置(CPU:Central Processing Unit)と、当該情報処理の際に必要となるデータやプログラムを格納するメモリー(Memory)を備える。
続いて、本実施の形態1に係る情報処理サーバ100について説明する。図3は、情報処理サーバ100の構成を示すブロック図である。情報処理サーバ100は、受信部110と、送信部120と、配信問題情報生成部130と、配信問題正解記憶部140と、判定部150と、解答結果通知情報生成部160と、を具備し、データベース200にアクセスして情報の読み込みや書き込みを行う。
受信部110及び送信部120は、ユーザとの通信インターフェースである。受信部110はユーザから送信される解答情報を受信する。解答情報については後述する。また、送信部120は、ユーザに対して後述する配信問題情報を送信する。
なお、以下の説明では、ユーザがそれぞれ携帯端末装置300を所有しているという前提で説明するため、ユーザと言う文言は携帯端末装置300という文言に適宜置き換えが可能である。従って、受信部110は、携帯端末装置300から送信される解答情報を受信し、送信部120は、携帯端末装置300に対して配信問題情報を送信する。
配信問題情報生成部130は、データベース200に記憶されている複数の問題の中からいくつかの問題を抽出して配信問題情報を生成する。
ここで、データベース200には、少なくとも複数の問題と対応する正解解答とがお互いに対応付けられた状態で記憶されている。配信問題情報生成部130は、所定のタイミングでデータベース200にアクセスし、当該データベース200に記憶されている複数の問題の中から所定のアルゴリズムに基づいていくつかの問題を抽出し、当該抽出した問題を含めて配信問題情報を生成する。
この時、配信問題情報生成部130は、抽出した問題に対応付けられている正解解答もあわせて抽出し、配信問題正解記憶部140に格納しておくと後述する判定部150での判定処理を軽くする事ができるため好ましい。
配信問題正解記憶部140は、配信問題情報生成部130が抽出した問題の正解解答を記憶しておく。また、配信問題正解記憶部140は、配信中の配信問題情報を管理する管理ファイルを記憶し、当該正解解答に関する情報は当該管理ファイル内に記録される形態をとる。
送信部120は、配信問題情報生成部130が生成した配信問題情報を本発明の学習補助サービスの利用ユーザに送信する。
図4は、当該配信問題情報生成部130が生成する配信問題情報の一例である。配信問題情報パケットには、宛先となるユーザの携帯端末装置300のアドレスである宛先IPアドレスと、自サーバ100のアドレスである送信元IPアドレスと、当該情報が配信問題情報である事を識別するパケット識別子と、当該配信問題情報を管理するために割り当てられた番号である配信問題情報管理番号と、ユーザに提示する問題である問題情報とが含まれる。問題情報には、配信問題情報生成部130がデータベース200より抽出した複数の問題が含まれている。
当該配信問題情報を自身の携帯端末装置300で受信した各ユーザは、当該配信問題情報で示される問題に解答する操作入力を行い、当該解答を解答情報として情報処理サーバ100に返信する。
図5は、ユーザの解答に基づいて携帯端末装置300より送信された解答情報の一例である。解答情報パケットには、宛先となる情報処理サーバ100のアドレスである宛先IPアドレスと、当該解答情報の送信元携帯端末装置300のアドレスである送信元IPアドレスと、当該情報が解答情報である事を識別するパケット識別子と、当該解答情報がどの配信問題情報に対する解答であるかを示す配信問題情報管理番号と、解答者を識別する解答者ユーザIDと、解答の内容である各問題の解答が含まれている。
受信部110は、当該ユーザより送信された解答情報を受信し、受信した解答情報を判定部150に送る。
判定部150は、受け取った解答情報に含まれる配信問題情報管理番号から、当該解答情報がどの配信問題情報に対する解答であるかを特定し、当該配信問題情報の正解解答を配信問題正解記憶部140より読み出す。判定部150は、読み出した正解解答と解答情報に含まれるユーザの解答とを照合することで正解か不正解であるかを判定する。
判定部150は、当該正誤判定の結果、ユーザからの解答情報で示される解答が所定の基準値以上の正解率であるか、又は所定の基準値以上の正解数であるかを判定する。ここで、当該基準値はシステム内で一意に決められていても良いし、問題の難易度等に応じて配信問題情報生成部130が設定しても良い。この場合、配信問題情報生成部130は、設定した基準値を配信問題正解記憶部140に、正解解答と共に併せて格納しておくと良い。判定部150は、上記判定の結果を解答結果通知情報生成部160に送る。
解答結果通知情報生成部160は、判定部150が行った正誤判定で得られた点数を解答結果通知情報として生成する。ここで、受信部110で受信された解答情報で示される解答の正解数又は正解率が上記の基準値を超えていると判定部150で判定されている場合に、所定の褒賞データを含む解答結果通知情報を生成する。当該褒賞データは、データベース200に記憶されており、解答結果通知情報生成部160は、判定部150より受け取った上記判定の結果において、受信部110で受信された解答情報で示される解答の正解数又は正解率が上記の基準値を超えていることが示されている場合に、データベース200より当該褒賞データを読み出して、解答結果通知情報を生成する。解答結果通知情報生成部160は、生成した解答結果通知情報を送信部120に送る。
送信部120は、解答結果通知情報生成部160より受け取った解答結果通知情報を判定部150で判定処理が行われた上記解答情報の送信元ユーザに送信する。
図6は、情報処理サーバ100の動作の流れを示すフローチャート図である。まず配信問題情報生成部130は、配信問題情報を生成するかを判断する(ステップS101)。例えば、現在のタイミングでの配信を希望しているユーザがいない場合や送信待ちの配信問題情報がバッファに基準量以上溜まっている場合など、配信問題情報を生成する必要が無い場合には、待機する。
一方、配信問題情報生成部130は、配信問題を生成すると判断した場合は、データベース200に記憶されている複数の問題の中から所定のアルゴリズムに従っていくつかの問題を抽出し、抽出した問題を含めて配信問題情報を生成する(ステップS102)。送信部120は、ステップS102で生成された配信問題情報を配信先ユーザの携帯端末装置300に送信する(ステップS103)。
当該配信問題情報を受信したユーザより解答動作が行われ、当該解答内容を含む解答情報が送られてくる。受信部110は、当該配信問題情報で示される前記抽出された問題に対する解答である解答情報を受信する(ステップS104)。
判定部150は、受信部110で受信された解答情報で示される解答の正解数又は正解率が所定の基準値を超えているかの判定である合否判定処理を行う(ステップS106)。当該判定処理で得られた結果は、解答結果通知情報生成部160に送られる。
解答結果通知情報生成部160は、判定部150より送られてくる合否判定処理の結果、合格基準点を超えていないと判定された場合には(ステップS105でNo)、当該ユーザに対して上記合否判定において得られた点数を含めて解答結果通知情報を生成する(ステップS106)。
一方、解答結果通知情報生成部160は、判定部150より送られてくる合否判定処理の結果、合格基準点を超えていると判定された場合には(ステップS105でYes)、褒賞データをデータベース200より読み出し、当該ユーザに対する解答結果通知情報を生成する(ステップS107)。
送信部120は、ステップS106又はステップS107で生成された解答結果通知情報を対応するユーザに送信する(ステップS108)。
当該解答結果通知情報を受信したユーザは、自身の解答の点数が高ければ、自身の解答の点数に加えて褒美となる褒賞データを取得できるため、当該褒賞データを獲得すべく、自ら進んで学習させることが可能となる。
子供は、自身が理解できる理由があればその理由に従って行動するし、理由が分からないものを強制されれば拒絶する。発展途上国の子供達は、日頃の生活から学習に励んで良い学業が習得すれば、現在の貧困の生活から解放されるということを日々体感しているし、学習に励まず知識を得ないまま大人になれば、身近なところに居る貧困で苦しんでいる人達と同じ生活が待っているというリスクを日々生きる中で否応無く体感している。従って、彼らには自らが勉強する理由がある。
幸か不幸か、豊かな国となった日本において、日頃の生活の中ではもはやそのようなリスクやチャンスを体感できなくなっており、そのようなチャンスやリスクを始めて体感できるのは、大学を卒業し、就職活動やその後の仕事を通じた生活になって初めて現在の自分に圧し掛かる苦しさの根底に子供時代の不学さがあることを悟った時である。
我が子や教え子にそのような理をつきつけても、その理を知っているのは、その理を悟った大人だから有する理であり、子供達にとってそれは理ではない。これは、私達大人が子供だった頃、大人達から突きつけられても拒絶してきた理であり、歴史を繰り返しているだけである。
大人になって悟った今となってはさも当たり前のように感じるが、子供達にとっては当たり前ではないのである。私達大人がバケツの水を左右交互に入れ替えさせられる無意味な作業を強いられているのと同じくらい、子供達も彼らにとって無意味な作業を強いられることに苦痛を感じていると言うことを私達大人は気付く必要がある。
従って、子供達に就学意欲を向上させるには、彼らに勉強する事の理由を見付けさせる事が何よりも大切かつ効果的であり、単にインターネット環境を整えて勉強しやすい環境を提供すると言うことは、勉強意欲はあるにもかかわらず、勉強する学習環境にありつけない子供達に対する解決手段でしかなく、大人の立場から見た場合の都合の良い解決手段である。
そこで、現在の日本の子供達に大人が提供すべきものは、彼らに大人の理を押し付けることではなく、彼らにとって学習に励む事が、彼ら自身が得られる理となる環境を提供することである。
本発明は、このように大人になると見失ってしまう盲点を追及し、子供目線に立つ事で着想を得たものである。本発明の情報処理システムによれば、与えられた問題に対してよい成績を収めれば、子供達が欲する褒美となる褒賞データを取得する事ができる。従って、当該褒賞データを少しでも多く獲得できるように、すなわち、配信される問題に対して適切に解答できるように、子供達が自ら学習に励んでくれる事が期待できる。
近年はインターネット環境の発達が目覚しく、また、子供達も一人一台の携帯端末装置を所有する時代に突入しているため、上述した情報処理システム1000が提供する学習支援サービスを手軽に受けられる環境が整いつつある。
情報化社会に突入する以前においては、子供に褒美をあげるとなると有体物とならざるを得ず、有体物は相対的にかなりコストがかかるため、家計との相談で子供の努力頻度と褒美を提供する頻度とを合わせることが難しかった。
例えば、ゲームが好きな子供に褒美としてゲームソフトを買い与える場合には、数千円〜数万円の出費は避けられず、一般的な家庭では、数ヶ月に一回買い与えることができるかどうかと言うことが現状であった。この方法では、子供の今の努力が報われるのは数ヵ月後と言う事になり、子供の想像力や忍耐力から折り合いをつける事が難しく、途中で挫折してしまうという事態を招いてしまう。一方で、より短い頻度で褒美としてゲームソフトを与えると、家計を逼迫すると言う問題が発生する事に加えて、強請れば物が容易に手に入るという悪しき習慣を子供に植え付ける事になりかねない。
なによりも問題なのは、褒美を与える人物が子供にとって最も身近な両親であるという事である。子供は少しでも多くの褒美を得たいと言う欲求を有するため、両親に強請るが、両親は、家計の問題や子供に我慢を学ばせると言った観点からこの欲求を拒絶しなければならない。しかし、この両親の理は、先ほど述べた大人の理であり、子供にとって容易に理解できる理ではない。子供にとって両親は自分の一番の理解者であり、その理解者が自分の欲求を拒絶するという行動は、子供にとっては心の大きな負担となる。
従って、子供にとって直接の理となる褒美を与えたり与えなかったりする権限は両親ではなく、第3者を経由して褒美を与える構成とすることが好ましい。子供は自身のミスにより褒美を得られなかったとしても、褒美を与える権限を有する人物が両親である場合、(1)自分は努力した→(2)勉強が足りず合格点を取れなかった→(3)両親から褒美を貰えなかった→(4)努力した自分を両親は分かってくれない→(5)ふて腐れてやる気を失う。
と言う悪循環に陥ることが多いためである。これに対し、褒美を与える権限を第3者が有している場合、
(1)自分は努力した→(2)勉強が足りず合格点を取れなかった→(3)第3者から褒美を貰えなかった→(4)第3者だから自分の努力を分からないのは仕方が無い→(5)次こそは褒美を貰えるように頑張ろう。
と言う好循環に入ることが期待できるためである。
そこで、本発明のように、子供が欲する褒美を与える権限を第3者に当たる情報処理システム1000が有するシステム設計とすることで、自然にかつ持続的、そして意欲的に子供達に学習させる環境を与える事ができる。
なお、配信問題情報生成部130が生成する配信問題情報には、問題と、当該問題に対する解答選択肢を含む構成とすると、ユーザからの解答情報に対する処理が簡単になると共に、ユーザも問題を解きやすいため好ましい。
この場合、データベース200には、図7に示す状態で各問題が記憶されていることが好ましい。図7は、データベース200に記憶されている問題一覧情報の一例である。問題情報には、各問題(設問)に一意に割り当てられる各問題を管理するための問題管理番号と、問題の内容と、当該問題に対する解答の選択肢である解答選択肢と、当該問題の正解解答と、がそれぞれ対応付けられた状態で記憶されている。ここでは、問題解答の選択肢として3つの選択肢A〜Cが各問題と対応付けられた状態で記憶されている。以下の説明では、複数の問題と当該問題に対応付けられた様々な情報を管理する図7に例示したファイルを問題情報管理ファイルと称することがある。
配信問題情報生成部130は、配信問題情報を生成する際に、データベース200から問題及び当該問題に対応付けられた解答選択肢も合わせて抽出し、抽出した問題と解答選択肢を含めて配信問題情報を生成する。ここで、配信問題情報生成部130は、当該問題に対応付けられた正解解答も合わせて抽出し、配信問題正解記憶部140に格納しておくと良い。受信部110は、当該配信問題情報を受信したユーザによって選択された解答選択肢を含む解答情報を受信する。受信部110より当該解答情報を受け取った判定部150は、配信問題正解記憶部140に記憶されている正解解答の選択肢と、解答情報に含まれる解答された選択肢との照合・比較を行うことでユーザからの解答に対する正誤判定を行う。このように構成すると処理が簡単となるため、解答情報を受け取ってから解答結果通知情報を送信するまでのレスポンスが早まり、良好である。
なお、図8に示すように図3で説明した構成に加えて、情報処理サーバ100は、データベース200にユーザ登録を行うユーザ登録部170を更に備えておくと良好である。
受信部110は、本情報処理システム1000が提供する学習支援サービスを受けたいユーザより送信されたユーザ登録要求を受信し、当該ユーザ登録要求をユーザ登録部170に送る。ユーザ登録部170は、受け取ったユーザ登録要求に含まれる内容をユーザ情報としてデータベース200に格納する。
ここで、データベース200は、上述した複数の問題を正解解答と対応付けて記憶する問題情報記憶部(問題情報データベース)210と、上記ユーザ登録部170が行うユーザ登録処理によって格納されるユーザ情報を記憶するユーザ情報情報記憶部(ユーザ情報データベース)220と、褒賞データや当該褒賞データに関する周辺情報を記憶する褒賞情報記憶部(褒賞情報データベース)230と、を含んで構成される。
図9は、当該ユーザ情報の一例を示している。ユーザ情報には、各ユーザを一意に管理するために各ユーザに割り当てられたユーザ管理番号と、当該ユーザを識別するユーザIDと、ユーザのIPアドレスと、が対応付けられた状態で記憶されている。以下の説明では、複数のユーザIDと当該ユーザIDに対応付けられる各種情報とを管理する図9に例示したファイルをユーザ情報管理ファイルと称することがある。
当該ユーザ情報には、ユーザ登録の解約や成績の確認等で使用するパスワードも合わせて対応付けて記憶しておくと良い。この場合、ユーザ登録要求には、当該ユーザIDに加えて当該パスワードに関する情報も含まれている。
なお、携帯端末装置300は、基地局間のハンドオーバや電源喪失等によりIPアドレスが変更される。そこで、携帯端末装置300側には、IPアドレスが変更された場合に、情報処理システム100に通知するプログラムをインストールさせておく事が好ましい。
図10は、当該プログラムを送信する配信する機能を有する情報処理システム1000の構成を示しており、情報処理サーバ100は、新たにプログラム送信要求処理部180と、IPアドレス更新部181と、を具備する。また、データベース200には、当該学習支援サービス用のプログラムを記憶するプログラム記憶部(プログラムデータベース)240を含んで構成されている。
図10の構成において、受信部110は、本情報処理システム1000が提供する学習支援サービス(学習補助サービス)を受けるために必要となるプログラムの送信要求を当該サービスを希望するユーザから更に受信する。受信部110は、当該受信したプログラム送信要求をプログラム送信要求処理部180に送る。なお、当該プログラム送信要求は、プログラムのアップデート要求も含むものとする。
プログラム送信要求処理部180は、受け取ったプログラム送信要求に基づいてデータベース200のプログラム記憶部240より要求されているプログラムを読み出して、送信部120よりプログラム送信要求元の携帯端末装置300に送信する。
当該プログラムの一例としては、自装置のIPアドレスが変更されたかを判定するIPアドレス変更判定ステップと、当該判定の結果、IPアドレスが変更されている場合に、現在のIPアドレスを情報処理サーバ100に通知するIPアドレス通知ステップと、を携帯端末装置300内の情報処理装置(CPU:Central Processing Unit)に実行させるプログラムである。具体的に、IPアドレス通知ステップは、IPアドレス変更判定ステップにおける判定の結果、IPアドレスが変更されている場合に、現在のIPアドレスと自ユーザのユーザIDとを含めたIPアドレス通知パケットを生成するIPアドレス通知パケット生成ステップと、当該IPアドレス通知パケット生成ステップで生成されたIPアドレス通知パケットを出力するIPアドレス通知パケット出力ステップと、を含む。
受信部110は、上記プログラムに基づいて携帯端末装置300より送信されるIPアドレス通知パケットを受信し、IPアドレス更新部181に送る。IPアドレス更新部181は、当該IPアドレス通知パケットに含まれるユーザIDに対応付けられているIPアドレスを、当該IPアドレス通知パケットに含まれる最新のIPアドレスに置き換えることでIPアドレスの更新を行う。
当該構成とすることで、配信問題情報生成部130は、配信問題情報を生成する際の宛先IPアドレスとして配信先携帯端末装置300のIPアドレスをユーザ情報記憶部220に記憶されているユーザ情報を参照して取得する事ができるため、適切に配信問題情報を提供する事が出来る。
また、上記プログラムの別の一例としては、所定の周期で自装置のIPアドレスを情報処理サーバ100に通知するIPアドレス通知ステップを、CPUに実行させるプログラムでも代用可能である。
但し、上述した第1のプログラムでは、学習支援サービスの提供を予定していない時においても情報処理システム1000は、サービス対象者のIPアドレスを把握できるため、返って必要以上の情報取得行為に当たる可能性がある。また、上記周期的にIPアドレスを通知する方法でも、必要以上のIPアドレス取得が可能となり、無線通信リソースの浪費や過度な情報取得に該当する可能性がある。
そこで、当該プログラムは、現在の日時が予め登録された配信問題情報の配信を希望する配信希望日時になったかを判定する日時判定ステップと、当該判定の結果、現在の日時が予め登録された配信問題情報の配信を希望する配信希望日時になっている場合に、現在のIPアドレスを情報処理サーバ100に通知するIPアドレス通知ステップと、をCPUに実行させるプログラムとすると更に良好である。
この場合、携帯端末装置300側の記憶部には、情報処理システム1000側でユーザを識別するためのユーザIDに加えて、配信希望日時に関する情報が合わせて記憶されている。
また、図11のフローチャートに示すように、携帯端末装置300側の記憶部に、配信問題情報の配信可能な時間帯である配信可能時間帯情報を記憶しておき、当該配信可能時間帯にIPアドレスを通知するプログラムとしても良い。
図11において、携帯端末装置300は、自装置内部に配置された時計回路等から現在の時刻を取得し(ステップS201)、メモリーに記憶されている配信可能時間帯情報を参照してステップS201で取得した現在の時刻が配信可能時間帯情報で示される配信可能時間帯内であるかを判定する(ステップS202)。当該判定の結果、現在の時刻が配信可能時間帯内の時刻でない場合は、ステップS201に戻る。一方、現在の時刻が配信可能時間帯内である場合は、現在の自装置のIPアドレスを取得して、情報処理サーバ100に通知する(ステップS203)。続いて、携帯端末装置300は、現在の時刻を再度取得し(ステップS204)、メモリーに記憶されている配信可能時間帯情報を再度参照してステップS204で取得した現在の時刻が配信可能時間帯情報で示される配信可能時間帯から外れたかを判定する(ステップS205)。当該判定の結果、現在の時刻が配信可能時間帯内の時刻でなくなっている場合は、ステップS201に戻る。一方、現在の時刻が配信可能時間帯内の時刻でなくなっている場合は、再度現在の自装置のIPアドレスを取得し、ステップS203で取得済みのIPアドレスと比較する事でIPアドレスが変更されているかを判定する(ステップS206)。当該判定の結果、IPアドレスに変更がない場合は、ステップS204に戻る。一方、IPアドレスに変更がある場合は、当該変更後の現在の自装置のIPアドレスを情報処理サーバ100に通知し、ステップS204に戻る(ステップS207)。
携帯端末装置300側で図11に示したフローに従い、IPアドレスが通知される事で、情報処理システム1000側で適切なIPアドレス管理が可能となる。
なお、プログラム送信要求処理部180が提供するプログラムは、上記IP通知機能だけではなく、配信問題情報を表示するブラウザーに関するプログラムや、ユーザの成績をグラフ表示するデータ処理プログラム等がパッケージ化されたアプリケーションであると更に良好である。情報処理システム1000が提供する学習支援サービスを最適なパフォーマンスで受講できるように携帯端末装置300側に当該学習支援サービスに適合したインターフェースとなるアプリケーションをインストールしておく事が好ましい。
また、当該アプリケーションには、ユーザが暇な時に自ら配信問題情報を受け取れるよう問題配信要求を送信する機能が含まれていると更に良好である。この場合、携帯端末装置300において、タッチパネルである操作入力部304で当該配信問題情報の配信を要求するユーザからの操作入力を受けて問題配信要求パケットが生成されて情報処理サーバ100に送信される。情報処理サーバ100において、受信部110は、当該問題配信要求を受信し、受信した問題配信要求を配信問題情報生成部130に送る。配信問題情報生成部130は、当該受け取った問題配信要求に基づいて、当該問題配信要求元のユーザに対する配信問題情報を生成し、送信部120は当該生成された配信問題情報を上記ユーザに送信する。
このように構成することで、ユーザは、時間が空いている時や、何となく勉強意欲が沸いている時などに、問題配信要求を出せる構成とすることで、電車の中やテレビコマーシャル期間などの細切れの時間や、ふと勉強意欲を生じた時などに、手軽に勉強をすることができる。
この時、図12に示すように当該問題配信要求には、要求する問題を指定する情報を含める事ができる構成とすると更に良好である。図12は、携帯端末装置300の表示部302に表示される問題配信要求の設定画面である。当該画面では、問題の解答時間として5分が、また、配信日時として同一日の21時10分が指定されている。また、当該画面では科目指定や問題のレベル指定も可能となっており、要求する問題の科目として「英語」が、レベルは指定なしとしてブランクになっている。この状態で、問題配信要求を実行するYesボタンが選択されることで、図13に示す問題配信要求パケットが生成されて情報処理サーバ100に送信される。
図13において、問題配信要求は、宛先である情報処理サーバ100のアドレスとなる宛先IPアドレスと、自装置300のIPアドレスである送信元IPアドレスと、当該パケットが問題配信要求であることを示すパケット識別子と、当該問題配信要求の要求元ユーザを識別するユーザIDと、要求問題指定情報と、を含む。要求問題指定情報には、図12でユーザより入力された問題解答時間情報や、配信時刻指定情報、科目情報、レベル情報、等の各種情報が含まれる。
当該形式の問題配信要求パケットを受け取った配信問題情報生成部130は、配信問題情報を生成する順番を登録しているリスト内の当該問題配信要求内に含まれる配信時刻指定情報で指定される場所に割り込み登録を行う。なお、当該配信時刻指定情報において配信を要求する時刻の指定がされていない場合は、配信問題情報生成部130は、当該リストの先頭に割り込み登録を行い、直ちに配信問題情報の生成処理を開始する。
配信問題情報を生成するに当たり、配信問題情報生成部130は、問題配信要求に含まれる科目情報で指定されている科目であってレベル情報で指定されているレベルの問題を、問題解答時間情報で示される時間内に解答可能な問題数抽出し、当該抽出した問題を含めて配信問題情報を生成する。送信部120は、配信問題情報生成部130で生成された当該配信問題情報を問題配信要求の要求元ユーザに送信する。
なお、このように、配信問題情報生成部130が、科目や問題の難易度を示すレベルに基づいて配信問題情報に含める問題を抽出する場合、問題情報記憶部210に記憶される問題は、図14に示す問題情報管理ファイルで示されるように、各問題の科目やレベルと対応付けられて記憶されている事が好ましい。図15に示す問題情報管理ファイルでは、各問題は、解答選択肢と正解解答に加えて、どの学年の問題であるかを示す対応学年と、当該問題の難易度を示すレベルと、当該問題の科目と、対応付けられた状態で記憶されている。なお、この場合では、解答選択肢として5つの選択肢が各問題と対応付けられた状態で記憶されている。
また、図14に示すように各問題が対応する学年と対応付けられた状態で問題情報記憶部210に記憶される構成を採る場合には、ユーザ情報記憶部210に記憶されるユーザ情報は、図15に示すように各ユーザを識別するユーザIDに当該ユーザの学年に関する情報が対応付けられて記憶されることが好ましい。配信問題情報生成部130は、ユーザに対する配信問題情報を生成する際に、ユーザ情報を参照して配信先となる当該ユーザの学年を参照し、問題情報記憶部210に記憶されている問題のうち、当該学年に対応付けられた問題を抽出する。このように構成することが適切な問題を提供するという観点から好ましい。但し、出来る子供には上級生の問題を配信できるように、また、知識に不安な子供には下級生の問題を配信できるようにしても良いし、学年で区切らず、問題の難易度を示すレベルで対応する事も可能である。
自らの学習意欲が高まっている時に学習を行うことが、脳内物質の分泌の関係で学習効率が最も高まる事が知られている。このように構成することで、ユーザは自ら勉強したいと感じた時に直ぐに勉強を行えるサービスを提供する事で効率よくサービス利用者の能力を向上させる事が出来る。また、勉強が嫌いなユーザも、無駄な細切れの時間に効率よく勉強できる環境を得る事で、自分の時間を削らずに有効な時間利用が可能となる。また、これと合わせて情報処理システム1000が配信問題情報を定期的に配信することで、当該情報処理システム1000を学習のペースメーカーとすることができ、継続的に学習するという効果を得る事ができる。
なお、ユーザに対して提供する問題の難易度を変更する方法として、配信問題情報に含める選択肢の数を増減させることで対応しても良い。一般的に、選択肢の数が少ないほど問題が簡単であり、選択肢の数が多いほど問題は難しくなる。そこで、配信問題情報生成部130は、配信問題情報を生成する際に、抽出する問題に対応付けられた複数の選択肢の中から、正解となる選択肢を含む所定の数の選択肢を抽出し、当該抽出した問題と、当該抽出した所定の数の選択肢を含めて配信問題情報を生成すると良い。
ユーザが子供である場合、自分の解答正解率が悪いからといって自分の学年より低い学年の問題が提示されることに対して自尊心を傷つけられる場合がある。一方、レベルの低い問題ばかり提示していても高い学習効果が発揮できない場合がある。そこで、選択肢の増減により当該課題を解決できる構成とすることで、ユーザの自尊心を傷つけることなく、ユーザに対して適切なレベルの問題を提供する事ができる。
なお、図12で説明した問題配信要求設定画面において、解答形式や選択肢の数を指定できる構成とすると更に良好である。ユーザ自身のコンディションや迫っている期末テストや入学試験の解答形式に合わせる形で、選択肢形式の解答を行いたいのか、選択肢無しの直接解答を書き込む形式で問題を解きたいのかをユーザ自身が選択したい場合があるからである。
そこで、図13で説明した問題配信要求パケットにおいて、要求問題指定情報には、解答形式や選択肢の数を指定する情報である解答形式等指定情報が含まれる形式をとると良い。当該形式の問題配信要求パケットを受け取った配信問題情報生成部130は、当該問題配信要求に含まれる当該解答形式等指定情報に基づいて配信問題情報を生成する。例えば解答形式等指定情報において、選択肢無しの解答形式が指定されている場合、配信問題情報生成部130は、解答選択肢を含めることなく配信問題情報を生成する。また、解答形式等指定情報において、3択の選択肢解答形式が指定されている場合、配信問題情報生成部130は、抽出する問題に対応付けられている複数の解答選択肢の中から正解解答選択肢を含む3つの解答選択肢を抽出し、当該抽出した解答選択肢と問題を含めて配信問題情報を生成する。
なお、このように解答選択肢の数の増減に対応できるよう、問題情報記憶部210に記憶される問題一欄情報において、各問題に余裕を持った多くの解答選択肢が対応付けられておくことが好ましい。例えば、様々な数の選択肢を用いた解答形式を提供できるよう各設問に対して解答選択肢を10個程度予め設けておき、ユーザに問題を出す時は、当該解答選択肢の中から正解解答選択肢を含むいくつかの選択肢を抽出して配信問題情報に含める事が出来る構成とすることが好ましい。
また、解答形式等指定情報で指定される解答形式が選択肢無しの筆記入力型解答であった場合であっても、配信問題情報生成部130は、問題に対応する解答選択肢を抽出して配信問題情報を含めても良い。但し、この場合、配信問題情報生成部130は、解答形式を示す解答形式等指定情報を含めて配信問題情報を生成する。
携帯端末装置300にインストールされた上記アプリケーションプログラムは、配信問題情報を受け取って問題画面を表示する際に、当該配信問題情報に含まれる解答形式等指定情報を参照し、当該解答形式等指定情報で指定される解答形式で問題を表示する。このように構成すると、ユーザが筆記入力型解答を選択している場合に、難しすぎると感じたユーザは、解答形式を変更する操作入力を行うことで、既に受信済みの解答選択肢を表示する対応を迅速に行うことが可能となる。
また、本発明の学習支援サービスを提供する情報処理システム1000においては、上述した構成に加えて、解答結果通知情報生成部160は、正解した問題番号と誤答した問題番号に関する情報を含めて解答結果通知情報を生成すると更に良好である。例えば、解答結果通知情報生成部160は、判定部150における正誤判定で得られた点数と、当該得られた点数が合格基準点を超えていたかの合否判定結果に加えて、解答情報で示されるユーザからの各問題の解答と、正解解答と、各問題の正誤判定結果を含めて解答結果通知情報を生成する。なお、上述したとおり上記合格基準点を超えている場合は、解答結果通知情報生成部160は、褒賞アイテムを更に含めて上記解答結果通知情報を生成する。
図16は、当該形式の解答結果通知情報を受信した携帯端末装置300で表示される解答結果情報画面の一例である。図16では、解答結果である点数(あなたの点数)と、当該点数が合格基準点を超えていたかの合否判定結果に加えて、問題別の解答(Your Answer)と、各問題の正解解答と、各問題の正誤判定結果が表示されている。
また、図16の例では、合格基準点を超えていたため、解答結果通知画面には、褒賞データに関する情報として褒賞データの格納アドレスを示すURL(Uniform Resource Locator)が提示されており、ユーザが当該URLを選択する事により、褒賞データが送信される構成を採っている。このように、合格した場合の褒賞データとして、当該褒賞データの格納アドレスを解答結果通知情報に含める方法を採用しても良い。褒賞データ自体のデータ容量が大きい場合は、このようにユーザからのダウンロード指示を経た後に本体データを送信する構成とする方が良い。本明細書においては、褒賞データ自体を含める場合に加えて、褒賞データの格納アドレス(URL)など褒賞データにアクセスする情報を含める場合についても解答結果通知情報に褒賞データを含めると表現する。
図16に示した褒賞データリンクが選択される事により、褒賞データ本体が情報処理サーバ100より送信される。この場合の具体的構成は図17のように、ユーザが上記URLを選択した事により送信される褒賞データダウンロード要求は、受信部110で受信されて解答結果通知情報生成部160に送られる。解答結果通知情報生成部160は、当該褒賞データダウンロード要求を受け取ると、褒賞情報記憶部230に記憶している褒賞データの中から、当該褒賞データダウンロード要求で指定されているURLアドレスに格納されている褒賞データを読み出して、送信部120に送り、送信部120は、当該読み出された褒賞データを褒賞データダウンロード要求元の携帯端末装置300に送信する。
褒賞データとしては、例えば画像データとすることができる。図18は、解答結果通知情報に含まれる褒賞データの一例を示している。当該褒賞データは、画像データであり、より具体的には「エクスかリバー」と言う剣の画像データである。ここで、画像データとは、所定の2次元で表示され、視覚で捉える事ができるデータの総称である。但し、3D技術により3次元で表示され、視覚的に捉える事ができるデータも本明細書では画像データと称する。また、以下の説明では、当該画像データ形式の褒賞データを「カード」又は「アイテム」と称することがある。
図19は、当該ユーザが獲得したカード(アイテム)を一覧表示するカードバインダーの一例である。図19からも分かるように、アイテム番号I0001〜I0003、I0005〜0009、I0012のカードを既に取得している一方、I0004、I0010、I0011のカードを取得できていないことが分かる。
多くの人間は、収集癖(コレクター思考)を有しており、また、貴重なものを取得することに対する悦楽感を持ち合わせている。更に、全てが揃っている(コンプリート)ことに安心を覚え、何かが欠けている不完全さに覚える。これは、生物的な本能に起因しており、大なり小なり全ての人間が有している物と言える。子供もまた然りである。
そこで、褒賞データとして、図18や図19に示したように、貴重さ(レア度)を割り当てる事ができ、また、揃える事で一定のコンプリートが可能となり、そして、コンプリートして完全な状態となっていることを表示できるカード(アイテム)を用いる事が子供の就学意欲を高める上で非常に効果的である。
なお、褒賞データとしては、このようなものに限定されるものではない。例えば、一定枚数集める事で子供が好きなおもちゃを買うことができるクーポン券を褒賞データとしても良い。
また、褒賞データとしては、ルーレットゲームを回す事ができるコインデータを褒賞データとしても良い。当該ルーレットで大当たりがでれば、別のプレゼントを提供するシステムとすることもできる。
また、別の褒賞データとしては、予めゲームを配布しておき、当該ゲームをプレイできるプレイ時間を褒賞データとしても良い。褒賞データとして与えられた時間分当該ゲームをプレイできる構成とすることで、少しでも長くゲームをプレイしたい子供は頑張って勉強してくれる事が期待できる。
また、別の褒賞データとしては、予めストーリー性のあるゲームを配信しておき、褒賞データが得られる毎にストーリー(物語)を進めていくことができる形態とすることができる。この場合でも、少しでもストーリーの先を見たい子供が頑張って勉強してくれる事が期待できる。
なお、上述した褒賞データは、一例であり、他の形態の褒賞データを用いる事が出来ることは言うまでもない。但し、本発明における褒賞データは無体物、例えば、情報そのものや所定の権利などであることが好ましい。褒賞として有体物を買い与えることで有体物たる物が直ぐに手に入ると言う好ましくない考えを子供に抱かせないためである。
また、上記説明では、解答結果通知情報生成部160が、各問題におけるユーザの解答内容と正解解答とを含めた解答結果通知情報を生成する場合について説明したが、少なくとも誤答した問題の解説を含めた解答結果通知情報を生成することが好ましい。間違った問題に対して正しい理解を得ないまま先に進むとどこかで躓く可能性が高いためである。
この場合、問題情報記憶部210に記憶される問題一欄情報において、各問題は、正解解答に加えて当該問題に対する解説と対応付けされていることが好ましい。図20に例示する問題一欄情報では、各問題と、当該問題に対する解説を記したファイル名とが対応付けられた状態で記憶されている。
解答結果通知情報生成部160は、判定部150で誤答と判定された問題に対応付けられた解説を含めて解答結果通知情報を生成する。ここで、解答結果通知情報生成部160は、解答結果通知情報に解説自体を含めて送信してもよいし、当該解説が記されたファイルのURL(リンク)を含む解答結果通知情報を生成しても良い。当該URLを含む解答結果通知情報が携帯端末装置300の表示部302に表示されるため、間違った問題の解説を詳しく見たいユーザは、当該URLを選択する事で、当該問題の解説を参照する事ができる。本明細書においては、当該解説が記されたファイルのURLを解答結果通知情報に含める構成についても解説を解答結果通知情報に含めることに該当するものとする。
図21は、解答結果通知情報に含まれる解説ファイルのURLを選択した場合に、携帯端末装置300の表示部302に表示される解説画面を示している。当該解説ファイルには、対応する問題の解説が文字や図面、写真、グラフ等を用いて詳しく記されている。
なお、ユーザによっては、正解した問題についても解説を見たいと言うユーザもいる。そこで、解答結果通知情報生成部160は、誤答した問題だけではなく、正解した問題も含めた全ての問題の解説を含めて解答結果通知情報を生成する構成としても良い。
なお、配信問題情報に含まれる問題がユーザにとって難しすぎる場合がある。この場合、問題が難しすぎて適切に解けないユーザにとって勉強意欲が失われてしまう可能性がある。子供はデリケートであり、思うように問題が解けないことで自尊心を傷つけられる事があるからである。そこで、ユーザに対して問題のヒントを提供できる構成を備えている事が更に好ましい。ここで、ヒントとは問題解決のための手掛かりとなる事項である。
この場合、図22に例示するように、問題情報記憶部210に記憶される問題一欄情報において各問題は、当該問題の解決の手掛かりとなる事項であるヒントと更に対応付けられて記憶される。配信問題情報生成部130は、問題を抽出する際に当該問題に対応付けられたヒントも合わせて抽出し、当該抽出した問題及びヒントを含めて配信問題情報を生成する。送信部120は、当該ヒントを含む配信問題情報を送信する。
携帯端末装置300にインストールされているアプリケーションプログラムは、配信問題情報に含まれる問題を表示する際にヒントボタンを合わせて表示し、問題が解けないユーザが当該ヒントボタンを選択する事で、既に受信済みのヒントを迅速に表示する事ができる。
なお、ユーザに対するヒントの提示方法は上記方法に限定されるものではない。例えば、最初に送信する配信問題情報には当該ヒントは含めず、ユーザからの要求を待ってヒント情報を追加で提供する構成とすることも可能である。図23は、当該構成に係る情報処理システム1000のブロック図である。図23では、新たにヒント処理部190とヒント情報生成部191と、を備える。
受信部110は、ユーザが自身の携帯端末装置300においてヒントを取得する操作入力を行う事により送信されるヒント要求を受信し、ヒント処理部190に送る。当該ヒント要求には、ヒントを要求する問題を特定するための問題番号等が含まれる構成とする。
当該ヒント要求を受け取ったヒント処理部190は、問題情報記憶部210に記憶されている当該ヒントが要求されている問題に係るヒントを抽出してヒント情報生成部191に送る。また、ヒント処理部190は、ユーザからのヒント要求を処理した事をユーザ情報記憶部220に記憶する。この場合、ユーザ情報記憶部220に記憶されるユーザ情報には、ユーザのこれまでの問題成績を纏めたユーザ成績情報(ユーザ成績管理ファイル)が記憶されており、ヒントを使用しての解答であるかを合わせて当該管理ファイルに記録しておく事が、ユーザの実力を適切に評価する上で好ましいためである。
ヒント処理部190より抽出されたヒントを受け取ったヒント情報生成部191は、当該ヒントを含めたヒント情報(パケット)を生成し、送信部120は、当該生成されたヒント情報をヒント要求の要求元ユーザに送信する。
このように、ヒントを提示する場合にヒントを提示したかどうかを情報処理システム1000側で把握できる事がユーザの能力・成績を適切に評価しておく上で好ましい。
なお、配信問題情報にヒントが含まれる場合であっても、ユーザがヒントを利用したかどうかを当該ヒント処理部190が判断できる構成とすることも可能である。この場合、ヒントを含む配信問題情報を受信している携帯端末装置300においてユーザからヒント提示の操作入力を受けた場合、携帯端末装置300は、内部に格納しているヒントを表示する。また、この時、携帯端末装置300は、ヒントを提示した事を示すヒント提示通知情報を送信する。当該ヒント提示通知情報には、ユーザに提示したヒントに係る問題番号なども合わせて含まれる。
受信部110は、当該ヒント提示通知情報を受信し、ヒント処理部190に送る。当該ヒント提示通知情報を受け取ったヒント処理部190は、当該ヒント提示通知情報に係るユーザが当該情報内で示している問題についてヒントを使用した事を上述したユーザ成績管理ファイルに記録する。このように構成しても良い。
なお、ユーザに提示できるヒントは複数階層になっていると良い。この場合、問題一欄情報において、各問題は、複数のレベル(段階)のヒントと対応付けられている事が好ましい。図24に示す問題情報管理ファイルの例では、各問題が2つのヒントと対応付けられている。Lv1のヒントは、抽象的または簡単なヒントであり、Lv2のヒントは具体的なヒントである。ユーザは、問題が分からない場合に、Lv1のヒントを取得し、それでも分からない場合にLv2のヒントを取得できる構成とする。
このように、ヒントを階層化しておくことで、例えば数学の問題のように、正解解答にたどり着くまでの途中の計算式やマイルストーンを複数段階に分けてヒントとして提示できることが、ユーザが自身の力で問題解く力を養う上で好ましい。
この場合、上述したヒント要求には、要求するヒントのレベルを指定するヒント指定情報が含まれ、ヒント処理部190は、当該ヒント指定情報で指定されるレベルのヒントを読み出してヒント情報生成部191に送る構成としても良い。また、ヒント処理部191は、ヒントを読み出してヒント情報生成部191に送る際に、当該ユーザのユーザ成績管理ファイルに読み出したヒントに関する情報を記録しておき、ヒント処理部191は、再度ヒント要求を受信した場合に、当該ユーザ情報記憶部220に記憶されているユーザ成績管理ファイルを参照し、記録してあるヒントに対して次のレベルのヒントを問題情報記憶部210より読み出してヒント情報生成部191に送る構成としても良い。
なお、ユーザに対するヒントの提示方法は上記方法に限定されるものではない。例えば、解答選択肢の数を減らす事を持ってユーザに提供するヒントとすることも可能である。この場合、配信問題情報生成部130は、問題と、当該問題に対応付けられた複数の解答選択肢と、当該問題の正解解答選択肢に関する情報と、を含めて配信問題情報を生成する。当該正解解答選択肢に関する情報を含む配信問題情報は、送信部120よりユーザに対して送信される。
当該配信問題情報を受信した携帯端末装置300において、アプリケーションプログラムは、解答選択肢の減少を指示する操作入力を受けた場合に、内部のメモリーに記憶している上記正解解答選択肢に関する情報で示される解答選択肢を含めた上で、現在表示中の解答選択肢を減らす処理を行う。このように、携帯端末装置300にインストールされているアプリケーションが、ユーザからの操作入力に基づいて表示部302に表示する解答選択肢を減らすという処理を行うことをもって、ヒントを提示したとすることができる。なお、この場合もヒント提示通知情報が情報処理システム1000に送信される構成としておくと良い。
なお、本明細書では、ヒント処理部190、ヒント情報生成部191、及びヒント情報を送信する送信部120の機能を纏めるとヒントに関する情報を提示する機能ブロックとなるため、これをヒント提示部と称することがある。
その他、配信問題情報は、メールによってユーザに配信される構成であっても良い。この場合、ユーザ登録部170は、ユーザ登録を行う際に、配信問題情報の配信先メールアドレスも合わせて登録する。
また、ユーザは、配信問題情報を受ける日時や頻度や科目や問題のレベルを登録しておくことができる構成とすることが好ましい。この場合、ユーザは、予めこれらの情報をユーザ登録要求内に含めてユーザ登録を行う。ユーザ登録部170は、これらの情報をユーザ情報記憶部220にユーザ情報の一部として登録する。
また、上述したユーザが希望する解答形式についてもユーザ登録部170が予めユーザ情報記憶部220に登録しておく構成とすると良い。この場合、ユーザは、予め解答形式を指定しておきたい場合は、ユーザ登録要求内に希望する解答形式を指定しておき、ユーザ登録部170は、当該希望解答形式をユーザ情報記憶部220にユーザ情報の一部として登録する。
図25は、上述の各種情報が登録されたユーザ情報の一例である。ユーザ情報には、各ユーザをシステム内で一意に管理するために割り当てられたユーザ管理番号と、ユーザを識別するユーザIDと、当該ユーザIDのユーザが所有する端末装置のIPアドレスと、当該ユーザのメールアドレスと、当該ユーザの学年と、当該ユーザが希望する問題解答形式と、当該ユーザが配信問題情報の配信を希望する日時と、当該ユーザが配信を希望する問題数と、当該ユーザが配信を希望する問題の科目(教科)と、当該ユーザが配信を希望する問題のレベル(難しさ)と、がそれぞれ対応付けられた状態で登録されている。
図25に示す例では、ユーザIDグリフィスの中学生は、平日に目覚まし代わりに本発明の情報処理システム1000を利用していることが読み取れる。またユーザIDバルメのユーザは、就寝前に本発明の学習支援サービスを利用して問題を解いた後に寝ることを習慣としていることが読み取れる。配信問題情報生成部130は、これらの情報を参照して、適切な問題を抽出して配信問題情報を生成する。
図26は、このような場合に対応可能な配信情報生成部130の具体的構成を示すブロック図である。配信情報生成部130は、配信順序更新部131と、配信順序記憶部132と、配信ユーザ抽出部133と、時計部134と、配信問題数決定部135と、配信問題抽出部136と、合格基準点決定部137と、時間情報決定部138と、配信問題情報パケット生成部139と、を具備する。
配信順序リスト更新部131は、配信問題情報を生成する順序を管理する。具体的には、配信順序リスト記憶部132に記憶される配信順序リストに、配信予定のユーザの追加を行うことで配信順序リストを更新する。
図27は、配信順序リスト記憶部132が記憶する配信順序リストの一例を示している。当該配信順序リストには、配信問題情報の配信予定のユーザが順番に並べられている。ここで、配信予定日時がブランクになっているユーザは、日時の具体的指定がないユーザであることを示しており、当該配信順序リストの最前列に来ると同時に後述する配信ユーザ抽出部133に読み込まれる。
配信順序リスト更新部131は、ユーザ情報記憶部220に記憶されているユーザを巡回検索する検索ロボットプログラムを使い、配信順序リストに追加するユーザを抽出する。例えば、配信順序リスト更新部131は、図25に例示したユーザ情報の配信希望日時を参照し、後述する時計部134が計測する示される現在の時刻が当該配信希望日時に近づいたユーザを抽出する。図27に示す例では、配信順序リスト更新部131は、ユーザのユーザ管理番号と当該ユーザが配信を希望する日時を抽出し、配信順序リストの最後尾に当該ユーザ管理番号と、配信希望日時で示される条件に基づいて求まる配信予定日時を追加していく。
なお、配信順序リスト更新部131は、上述したユーザから明示の問題配信の要求である問題配信要求を受け取った場合は、配信順序リストに割り込み追加する。ここで、当該問題配信要求に配信希望日時が記されていない場合は、直ちに問題の配信を要求しているものとして、配信順序リストの最前列に割り込みを行う。
配信順序リスト更新部131は、更新した当該配信順序リストを配信順序リスト記憶部132に格納し、当該配信順序リスト記憶部132は、当該配信順序リストを記憶しておく。
配信ユーザ抽出部133は、配信順序リスト記憶部132に記憶されている配信順序リストを参照し、当該リストの最前列に記録されているユーザに関する情報をユーザ情報記憶部220より抽出する。ここで、配信順序リストの最前列のユーザに配信予定日時が記されている場合は、時計部134が計測する現在時刻を参照し、当該現在時刻が配信予定日時となった段階で、当該ユーザに関する情報を抽出する。
配信ユーザ抽出部133は、ユーザ情報記憶部220に記憶されるユーザ情報の中から、配信順序リストから読み出したユーザ管理番号に対応付けられた情報のうち、IPアドレスまたはメールアドレスを読み出して配信問題情報パケット生成部139に送る。また、配信ユーザ抽出部133は、当該ユーザ管理番号に対応付けられた情報のうち、希望問題数に関する情報を配信問題数決定部135に送り、希望解答形式に関する情報と、配信希望科目に関する情報と、配信希望問題レベルに関する情報とを配信問題抽出部136に送る。
時計部134は、現在の時刻を求める時計回路であり、求めた現在時刻に関する情報を配信ユーザ抽出部133や、配信順序リスト更新部131や、時間情報決定部138や、その他現在の時刻を必要とする各部に送る。
配信問題数決定部135は、配信ユーザ抽出部133から送られて来た配信希望問題数に関する情報に基づいて、当該配信希望問題数に係るユーザに対して配信する問題数を決定し、決定した問題数を配信問題抽出部136と合格基準点決定部137と、時間情報決定部138と、に送る。
配信問題抽出部136は、配信問題数決定部135が決定した問題数分の問題を問題情報記憶部210に記憶されている問題の中から抽出する。ここで、配信問題抽出部136は、図24に例示する問題情報管理ファイルを参照して、情報配信ユーザ抽出部133より送られる配信希望科目に関する情報と、配信希望問題レベルに関する情報とに基づいて、当該ユーザの希望を満たす問題を上記配信問題数決定部135が決定した問題数分抽出する。この際、ここで、配信問題抽出部136は、情報配信ユーザ抽出部133より送られる希望解答形式に関する情報に基づいて、必要に応じて解答選択肢も合わせて抽出する。
配信問題抽出部136は、上記処理に基づいて抽出した問題や当該問題に対応付けられた解答選択肢や正解解答等の情報を配信問題情報パケット生成部139に送る。また、配信問題抽出部136は、上記処理に基づいて抽出した問題に関する情報を合格基準点決定部137に送る。また、必要に応じて、配信問題抽出部136は、抽出した正解解答に関する情報を配信問題正解記憶部140に格納する。
合格基準点決定部137は、配信問題情報における合格基準点を決定する。具体的には、合格基準点決定部137は、配信問題数決定部135で決定された問題数と配信問題中主通部136で抽出された問題のレベル等に関する情報とに基づいて合格基準点を決定する。なお、合格基準点決定部137は、単に配信問題数に対して所定の割合の点数を基準点として決定しても良い。合格基準点決定部137は、当該決定された合格基準点を配信問題情報パケット生成部139に送る。また、合格基準点決定部137は、決定した合格基準点を配信問題正解記憶部140に格納する。
時間情報決定部138は、配信問題情報に係る各種時間に関する情報の決定を行う。一例として、配信問題数決定部135から送られて来た配信問題数に関する情報に基づいて当該配信問題情報を解く制限時間を決定する。また、時間情報決定部138は、時計部134で求められる現在時刻を参照し、配信問題情報の解答期限を設定する。時間情報決定部138は、これらの時間に関する情報を決定するにあたり、配信ユーザ抽出部133より抽出されたユーザに関する情報の一部を参照して決定しても良い。
時間情報決定部138は、決定した制限時間や解答期限に関する情報を配信問題情報パケット生成部139に送る。また、。時間情報決定部138は、決定した解答期限に関する情報を配信問題正解記憶部140に送る。
配信問題情報パケット生成部139は、配信ユーザ抽出部133から送られて来たIPアドレスやメールアドレスを宛先アドレスとするパケットに、配信問題抽出部136で抽出された問題や解答選択肢を含めて配信問題情報パケットを生成し、送信部120へ出力する。
また、配信問題情報パケット生成部139は、時間情報決定部138から送られて来た解答に対する制限時間や解答期限に関する情報を必要に応じて当該配信問題情報パケットに含める。なお、配信問題情報パケット生成部139は、合格基準点決定部137で決定された合格基準点に関する情報や、配信問題抽出部136で必要に応じて抽出される正解解答や解説、ヒント等に関する情報を、抽出した問題と合わせて配信問題情報パケットに含めても良い。
また、配信問題情報パケット生成部139は、配信問題情報を識別する配信問題情報管理番号を含めて配信問題情報パケットを生成すると良い。図26の構成では、当該配信問題情報管理番号は、配信ユーザ抽出部133が生成すると良い。配信ユーザ抽出部133は、配信問題数決定部135、配信問題抽出部136、時間情報決定部138、及び配信問題情報パケット生成部139にそれぞれ情報を渡す際に、当該情報に係る配信問題情報を識別する番号として当該生成した配信問題情報管理番号を合わせて通知すると良い。配信問題正解記憶部140に各情報が格納される際も、当該配信問題情報管理番号と対応付けられて図28に示すような形で各配信問題情報に対応する正解解答等が記憶される。判定部150は、当該正解解答リストを参照し、受信部110より受け取った解答情報に含まれるユーザからの解答との照合処理を行う。この時、解答期限が切れた情報については当該配信問題正解記憶部140より適宜消去されると良い。
(実施の形態2)
実施の形態1では、身近な褒美を与える事で学習意欲の向上を計っており、更なる改良として、物を集めたいという心理、貴重アイテムを取得したいという心理、完全な状態にしたいという心理、と言った人間の誰もが持ちうる潜在意識に訴えかけることで学習との相乗効果を高める工夫がされている。
ここで、人間は他人よりも優れていたいという心理を持ち合わせており、自分の相対的位置を知りたいという心理を潜在意識として有している。そこで、自身の現在の成績や順位を提示できる構成であることが好ましい。
本実施の形態2に係る情報処理システム2000は、このような構成を更に具備する事を特徴とする。以下、図面を参照して詳細に説明する。但し、実施の形態1で説明した箇所については適宜説明を省略する。
図29は、本実施の形態2に係る情報処理システム2000の構成を示すブロック図である。情報処理システム2000は、新たにユーザ成績処理部510と、ユーザ成績紹介部520と、ユーザ成績通知情報生成部530と、を備える事を特徴とする。
判定部150は、解答情報を受信した場合に、ユーザ情報記憶部220に得られた正誤判定の結果をユーザの成績に関する情報として格納する。
具体的には、ユーザ情報記憶部220は、図25に例示したユーザの情報を管理するユーザ情報管理ファイルとは別に、図30に示すユーザの成績に関する情報を管理するユーザ成績情報(ユーザ成績管理ファイル)を記憶する。
判定部150は、受け取った解答情報に基づいて正誤判定を行った上で、図30に例示する正解した問題と誤答した問題の欄に、上記正誤判定で取得できる正解した問題の問題番号と誤答した問題の問題番号を記録する。
ユーザ成績処理部510は、ユーザ成績管理ファイルを更新する。具体的にはユーザ成績処理部510は、新たに判定部150より正解した問題及び誤答した問題が追加されたユーザについて、各科目の正解率を更新する。また、ユーザ成績処理部510は、更新した正解率に基づいて当該学習支援サービスを受けているユーザ内の順位を全国順位として算出し、算出した順位を記録する。
なお、ユーザ成績処理部510は、上記正解率の更新や全国順位の更新を所定の周期で行うように構成すると良い。判定部150からのユーザ成績管理ファイルの更新は、絶え間なく行われるため、リアルタイムで更新すると処理量が増えすぎるためである。
なお、ユーザ成績処理部510は、科目別の全国順位と全教科での全国順位、科目毎の偏差値や全教科の偏差値、平均点、等の成績に関する各種パラメータを計算し、ユーザ成績処理部510に記録する構成とすると更にユーザは自身のポジションや苦手な部分を正確に把握できるため好ましい。
なお、ユーザ成績処理部510は、科目別の全国順位と全教科での全国順位、科目毎の偏差値や全教科の偏差値、平均点、等の成績に関する各種パラメータを計算し、ユーザ成績処理部510に記録する構成とすると更にユーザは自身のポジションや苦手な部分を正確に把握できるため好ましい。
また、ユーザ成績処理部510は、図31に例示するように県別の成績や地区別の成績というように細かく成績を計算してユーザ成績管理ファイルに記録しても良い。この場合、大元のユーザ情報管理ファイルには、図32に示すように各ユーザが所属する県や地区が記録されていても良い。なお、ユーザ情報管理ファイルには更に細かく、〜〜学区〜〜小学校〜年〜組と言う形で、学区や、学校、クラスまで登録できる構成としても良い。
なお、図32に示すユーザ情報には成績紹介に対するパスワードが合わせて記録されている。図10で既に説明したようにユーザ登録部170は、ユーザ登録要求に基づいてユーザ登録を行うが、この時ユーザ登録要求に当該パスワードが含まれていても良い。ユーザ登録部170は、ユーザ登録要求に含まれるユーザIDとパスワードとを対応付けた状態でデータベース200のユーザ情報記憶部220に記憶することでユーザ登録を行う。
この場合、ユーザ成績処理部510は、ユーザが登録している区分単位で順位の計算を行うことができる。例えば小学生にとって日本は広く、隣の県の生徒は自分と関わりがない生徒であるため、このような生徒と比較しただけでは競争心を掻き立てられにくい場合があるが、学校やクラス単位での順位がでれば、より身近な競争相手をイメージする事ができるため、競争心を持たせる事ができ、学習効果の向上が期待できる。
このように、複数の階層で各ユーザを捉え、階層毎に順位や偏差値や平均点等を計算できる構成とする事が分析の観点からも好ましい。
図29に戻って、自身の順位や成績を知りたいユーザは、ユーザ成績照会要求を送信する。図33は、当該ユーザ成績照会要求パケットの一例を示しており、当該ユーザ成績照会要求パケットには照会者のユーザIDとパスワードが含まれる。
受信部110は、ユーザより送信された当該ユーザ成績照会要求を受信し、ユーザ成績照会部520に送る。当該ユーザ成績照会要求を受け取ったユーザ成績照会部520は、当該ユーザ成績照会要求に含まれるユーザIDとパスワードの組み合わせが、ユーザ情報記憶部220に記憶されているユーザ情報で当該ユーザIDと対応付けられているパスワードとの組み合わせと一致するかの認証処理を行う。ユーザ成績照会部520は、当該認証に成功した場合は、ユーザ情報記憶部220に記憶されているユーザ成績管理ファイルの中から当該ユーザの成績情報を抽出してユーザ成績通知情報生成部530に送る。
ユーザ成績通知情報生成部530は、ユーザ成績照会部520がユーザ成績管理ファイルより読み出した成績情報を含めて成績の照会が要求されているユーザに対する成績の通知であるユーザ成績通知情報を生成し、送信部120に送る。送信部120は、ユーザ成績通知情報生成部530より受け取った当該ユーザ成績通知情報をユーザ成績照会要求の送信元ユーザに送信する。
図34は、当該ユーザ成績通知情報を受信した携帯端末装置300の表示部302で表示される当該ユーザの成績のグラフである。携帯端末装置300にインストールされているアプリケーションプログラムは、情報処理システム2000より受信した情報がユーザ成績通知情報であった場合は、当該情報に含まれる内容に基づいて図34に示すようなレーダーチャートを表示することができる。
なお、情報処理システム2000において、各問題が科目による分類分けに留まらず、各科目内の項目や分野レベルで分類化されていることが好ましい。図35は、各問題が科目に加えて、更に下位概念での分類化が行われている場合の問題情報管理ファイルの一例である。このように、各問題は、対応する科目及び分類と対応付けられて記録されている。なお、各問題に、科目や分類等のタグが付けられていると捉えても良い。ユーザ成績処理部510は、ユーザが解答した問題に付されている当該タグを参照して、タグ別に統計処理を行っても良い。
この場合、ユーザ成績処理部510は、図30に示した科目別正解率や科目別偏差値、科目別平均点等に加えて、更に細かく科目内の分野別正解率や分野別偏差値、分野別平均点等を算出することができる。この場合、ユーザ成績照会部520は、当該分野別に分類された成績情報を読み出してユーザ成績通知情報生成部530に送り、ユーザ成績通知情報生成部530は、当該詳細な情報を含めたユーザ成績通知情報を生成することができる。
図36は、当該詳細な情報を含むユーザ成績通知情報を受信した携帯端末装置300の表示部302で表示される当該ユーザの分野別成績レーダチャートグラフである。携帯端末装置300にインストールされているアプリケーションプログラムは、情報処理システム2000より受信したユーザ成績通知情報に含まれる分野別の正解率や偏差値、平均点等の情報を用いて図36に示すより詳細な分析を行うことを可能とするレーダーチャートを表示することができる。
なお、当該アプリケーションプログラムが表示するグラフはレーダーチャートに限定されず、棒グラフや円グラフで表示しても良い。
また、当該アプリケーションプログラムは、受け取った当該ユーザ成績通知情報を日時と対応付けて携帯端末装置300内のメモリー(記憶部)に格納しておき、必要に応じて成績の時間的変化(推移)を表示する線グラフを表示部302に表示できる構成とするとさらに良好である。
なお、ユーザ成績処理部510が算出する平均点や偏差値等の計算方法は、既存の計算アルゴリズムを利用して行うこともできる。但し、本発明の情報処理システム2000では、対象となるユーザが同じ問題を解いているわけでないため、単純に正解数や正解率等に基づいて偏差値や平均点を求めることは適切な分析とならない場合がある。そこで、ユーザ成績処理部510は、各問題に対応付けられている難易度や、図23で説明したヒント処理部190がデータベースに格納するヒントを利用して解いたか否かに関する情報、その他、選択肢形式で解いたか、筆記入力形式で解いたか、また選択肢形式で解いたのであれば、何択の選択肢で解いたのか等の情報を考慮して上記偏差値や平均点を算出するアルゴリズムを使用することが好ましい。
また、本実施の形態2では、ユーザ情報記憶部220に記憶する管理ファイルとしてユーザ別にこれまで解いた配信問題情報に関する情報を時系列状に纏めたユーザ別解答履歴管理ファイルを記録しておくことが好ましい。当該ユーザ別解答履歴管理ファイルには、ユーザ毎に個別のファイルとして挑戦した配信問題情報に関する情報が時系列状に纏められている。ここで、当該ユーザ別解答履歴管理ファイルには、各配信問題情報に含まれていた問題を識別する問題番号、正解した問題の問題番号、誤答した問題の問題番号、解答形式、解答にかかった時間、等の情報が纏められている。ユーザ成績処理部510は、各ユーザの成績を算出する際に、当該ユーザ別解答履歴管理ファイルを参照して、ユーザの偏差値や順位等を算出すると、更に分析精度が高まるため良好である。
(実施の形態3)
実施の形態1に係る情報処理システム1000では、所定の基準点以上の点数を取れたユーザは褒賞データを得る事ができるため、学習意欲を引き立てる事ができる。一方、努力して問題を解いたにも関わらず取得できた褒賞データが欲しい褒賞データでなかった場合は、努力が報われずにやる気を落としてしまう可能性がある。
そこで、本実施の形態3に係る情報処理システム3000では、配信される問題を解いた場合に取得できる褒賞データに関する情報を併せて通知する事で、ユーザに問題を解くか解かないかの選択を与えることが出来る構成とする。以下図面を参照して詳細に説明する。但し、上記実施の形態1、2で既に説明した部分については適宜説明を省略する。
本実施の形態3に係る情報処理システム3000の全体構成は、これまでに説明した各システム構成において、配信問題情報生成部130が配信問題情報生成部630に置き換わっただけであるため、システム全体の説明は省略する。
図37は、配信問題情報生成部630の構成を示すブロック図である。配信問題情報生成部630は、図26で説明した配信問題情報生成部130に加えて新たに褒賞データ決定部631を備えている事を特徴とする。
配信ユーザ抽出部133は、新たに配信問題情報を配信問題情報パケット生成部139に生成させるために対象ユーザの情報を抽出した場合に、褒賞データ決定部631に当該配信問題情報で合格点を取れた場合にユーザに提供する褒賞データを決定させる指示を出す。
褒賞データ決定部631は、当該指示に基づいて褒賞データを決定する。具体的には、データベース200の褒賞情報記憶部230に記憶されている褒賞データの中から所定のアルゴリズムで褒賞データを選び出し、当該褒賞データに関する情報を読み出して配信問題情報パケット生成部139に送る。
図38は、データベース200の褒賞情報記憶部230に記憶されている褒賞データ(アイテム)を示すアイテム情報(アイテム管理ファイル)の一例である。ここでは、褒賞データとして記憶されているアイテムは、画像データであるカードであるとして説明する。図38では、褒賞データを一意に識別するアイテム番号と、褒賞データのファイル名と、当該アイテムの分類と、当該アイテムのレア度(貴重度)と、当該アイテムの説明と、当該アイテムの容量と、当該アイテムの格納アドレスと、が対応付けられて記憶管理されている。
ここで、レア度が高いアイテムは、配信問題情報に含まれる問題の難易度(レベル)が高かったり、合格基準点が高かったりすることで、取得が比較的困難であり、従って当該アイテム(カード)を取得しているユーザ数が少ないアイテム(カード)となることが多い。
褒賞データ決定部631は、配信ユーザ抽出部133からの褒賞データ決定指示を受けて、褒賞情報記憶部230に記憶されている図38に例示するアイテム管理ファイルを参照し、選択した褒賞データ(アイテム)のアイテム番号や、褒賞データであるアイテムのファイル名やレア度等に関する情報やアイテムの説明等を当該褒賞データに関する情報として配信問題情報パケット生成部139に送る。また、褒賞データ決定部631は、褒賞データに関する情報を配信問題正解記憶部140に格納する構成とすると良い。
配信問題情報パケット生成部139は、当該配信問題抽出部136で抽出された問題に加えて当該褒賞データに関する情報を含めて配信問題情報パケットを生成し、送信部120に出力する。
図39は、配信問題正解記憶部140に記憶されている配信中の配信問題情報に関する管理ファイルである。当該管理ファイルには、配信中の配信問題情報に割り当てられた配信問題情報管理番号と、配信中の配信問題情報に含まれる問題と、当該配信問題情報に含まれる問題数と、褒賞データを提供するかどうかの基準値となる合格点と、当該配信問題情報に与えられた解答制限時間と、当該配信問題情報の解答期限と、褒賞データを示すアイテム番号と、が対応付けられて記憶されている。当該褒賞データを示すアイテム番号は、褒賞データ決定部631によって決定された当該配信問題情報管理番号で示される配信問題情報の基準クリアユーザに対する褒賞データである。また、当該配信問題正解記憶部140には、提供中の問題の教科等に関する情報が併せて対応付けられて記憶されていても良い。
判定部150は、受け取った解答情報で示される解答の正誤判定の結果、合格点を超えている場合は、図39に示すアイテム番号を解答結果通知情報生成部160に通知する。解答結果情報生成部160は、当該通知されたアイテム番号の褒賞データ(アイテム)を褒賞情報記憶部230より読み出して解答結果通知情報に含めて送信部120に出力する。
このように、本実施の形態3に係る情報処理システムによれば、配信問題情報の中に褒賞データに関する情報が含まれているため、ユーザは欲しい褒賞データであれば問題を解くし、欲しくない褒賞データであれば、解かないと言った選択ができるため、ユーザに飽きささず、持続的に学習支援サービスを提供する事ができる。
なお、配信問題情報には、褒賞データのサムネイルが含まれていても良い。ここで、サムネイルとは、褒賞データが画像データであるカード(アイテム)である場合に、当該画像の解像度やサイズを小さくしたり、特殊なフィルタリングを行ったりしている画像データを指す。
この場合、データベース200の褒賞情報記憶部230には、図40に示すアイテム情報(アイテム管理ファイル)が記憶されている。図40では、褒賞データを一意に識別するアイテム番号に、当該対応するアイテムのサムネイルデータが更に対応付けられて記憶管理されている。
褒賞データ決定部631は、配信ユーザ抽出部133からの褒賞データ決定指示を受けて、褒賞情報記憶部230に記憶されている図40に例示するアイテム管理ファイルを参照し、選択したアイテム番号と、当該アイテム番号に対応付けられているサムネイルデータを取得して、配信問題情報パケット生成部139に送る。
配信問題情報パケット生成部139は、配信問題抽出部136で抽出された問題に加えて、褒賞データ決定部631で抽出された褒賞データのサムネイル画像を含めて配信問題情報パケットを生成する。送信部120は、当該配信問題情報を携帯端末装置300に送信する。
当該配信問題情報パケットを受信した携帯端末装置300において、アプリケーションプログラムは、当該配信問題情報に含まれる基本情報を表示する。ここで、基本情報とは、例えば、配信問題情報に含まれられた配信問題情報管理番号(配信問題No)や、解答期限に関する情報や、解答の制限時間に関する情報や、解答する問題数や、褒賞データが貰える基準値となる合格点や、当該配信問題情報に含まれる問題の難易度や、当該配信問題情報に含まれる問題の教科や分野など、ユーザが当該配信問題情報に取り組むかどうかの判断基準となる情報である。
また、当該アプリケーションプログラムは、当該配信問題情報に含まれる褒賞データ(褒賞アイテム)に関する情報を表示部302で表示する。当該褒賞データ(褒賞アイテム)に関する情報は、褒賞データ決定部631が褒賞記憶部230より抽出した褒賞データに関する情報である。
図41に示す携帯端末装置300の表示部302に表示される画面では、当該褒賞データ(褒賞アイテム)に関する情報として、褒賞アイテムの名前と、レア度と、サムネイル画像が表示されている。
携帯端末装置300が配信問題情報を受信した場合に、図41に例示する画面を表示する事で、ユーザは、当該サムネイル等の褒賞アイテムに関する情報を見て、欲しいと思った場合にこの問題に取り組むことができる。
なお、ユーザが既に所有しているアイテムが再度褒賞アイテムとして提示される場合には、ユーザは問題を解く気が削がれてしまう。そこで、褒賞アイテムが被らないような設計を行っておくことが好ましい。
この場合、ユーザ情報記憶部220に記憶されるユーザ情報には、各ユーザが既に獲得して取得しているアイテムに関する情報が対応付けられた状態で記憶される。図42に例示するユーザ情報では、各ユーザを識別するユーザIDに、当該ユーザIDで識別されるユーザが既に獲得している褒賞データ(アイテム)を識別するアイテム番号が対応付けられて記憶されている。
図37において、配信ユーザ抽出部133は、配信問題情報の生成のために抽出したユーザのユーザIDを含めて褒賞データ決定部631に褒賞データの決定指示を出す。当該指示を受けた褒賞データ決定部631は、ユーザ情報記憶部220に記憶されている図42に例示したユーザ情報管理ファイルを参照して、当該配信問題情報に係るユーザが獲得済みのアイテムを特定する。次に、褒賞データ決定部631は、褒賞情報記憶部230に記憶されている褒賞データの中から上記特定したアイテム以外のアイテムを褒賞データとして決定する。
このように構成することで、アイテムのダブりを無くす事ができる。但し、アイテムの種類には上限があるため、上記褒賞データの決定アルゴリズムは、褒賞データが重なりにくいアルゴリズムであれば、完全に獲得アイテムと重ならない構成とする必要はない。同じアイテムを複数所有したいというユーザもいるためである。
なお、上記説明では、合格基準点決定部137は、褒賞データを提供する基準となる基準値である合格点を1つ決定する場合について説明したがこれに限るものではない。合格点が高すぎる場合には、ユーザは何もアイテムを取得できない可能性が高まり、問題を解く意欲を下げてしまう可能性がある。そこで、合格基準点決定部137は、複数の基準点をアイテムを提供する基準値として設定すると良い。
この場合、褒賞データ決定部631は、合格基準点決定部137が設定した複数の合格基準点に関する情報を入力し、褒賞情報記憶部230から当該複数の合格基準点に対応する複数の褒賞データに関する情報を読み出して配信問題情報パケット生成部139に送る。また、褒賞データ決定部631は、配信問題正解記憶部140に配信中の配信問題情報の褒賞データに関する情報として、読み出した当該複数の褒賞データに関する情報を格納する。
配信問題情報パケット生成部139は、当該合格基準点決定部137が決定した複数の合格基準点と褒賞データ決定部631が決定した当該複数の合格基準点にそれぞれ対応する褒賞データに関する情報とを含めて配信問題情報を生成する。
図43は、当該場合に配信問題正解記憶部140に記憶される配信中の配信問題情報を管理する管理ファイルである。当該管理ファイルには、配信中の配信問題情報を識別する配信問題情報管理番号に、合格基準点決定部137が決定した、第1の合格点と第2の合格点とが対応付けられている。また、当該管理ファイルには、配信中の配信問題情報を識別する配信問題情報管理番号に、褒賞データ決定部631が決定した第1合格点をクリアした場合に褒賞データとして提供されるアイテムを識別するアイテム番号と、第2合格点をクリアした場合に褒賞データとして提供されるアイテムを識別するアイテム番号とが、対応付けられて記憶されている。また、当該配信問題情報を配信しているユーザを識別するユーザIDが対象ユーザ情報として対応付けされている。
判定部150は、解答情報を受信した場合に、当該解答情報に含まれるユーザの解答の正誤判定を行い、当該正誤判定の結果得られる点数が第1合格点を超えているかを判定する。当該判定の結果、第1合格点を超えている場合は、判定部150は、解答結果通知情報生成部160に、第1合格点提供アイテム番号を通知する。また、上記判定の結果、第1合格点を超えていない場合は、判定部150は、上記正誤判定の結果得られる点数が第2合格点を超えているかを判定する。当該判定の結果、第2合格点を超えている場合は、判定部150は、解答結果通知情報生成部160に、第2合格点提供アイテム番号を通知する。上記判定の結果、第2合格点も超えていない場合は、その旨を解答結果通知情報生成部160に通知する。
解答結果通知情報生成部160は、判定部150からの判定に基づいて第1提供アイテム番号または第2アイテム提供番号が通知されている場合は、当該アイテム番号に対応するアイテムを褒賞情報記憶部230より読み出す。解答結果通知情報生成部160は、当該読み出したアイテムを含めて解答結果通知情報を生成する。
このように構成することで、良い点数を取れなかったユーザも第2、第3の基準点をクリアすれば、レア度は低くても一応のアイテムを取得できるため、継続的に勉強させる効果を得る事ができる。
なお、図44に示すように、配信問題情報パケット生成部139は、同時に複数の配信問題情報をユーザに提供し、ユーザから解答する配信問題情報を選択させる構成としても良い。このように構成することでユーザは楽しく勉強する事ができる。
この場合、携帯端末装置300にインストールされているアプリケーションプログラムは、同時期に受信して記憶部に格納された複数の配信問題情報にそれぞれ含まれる基本情報を画面に表示する表示ステップを実行する。このようにして、同一画面に表示されている基本情報を参照して、問題解答にあたる配信問題情報をユーザは選択する事ができる。
(実施の形態4)
図45は、本実施の形態4に係る情報処理システム4000の構成を示すブロック図である。情報処理システム4000は、新たに予習情報生成部740を備える事を特徴としている。また、データベース200には問題の解説を纏めた解説情報を記憶する解説女王記憶部240が備えられている。
ユーザはテストに当たる配信問題情報を解く前に、予め出題される問題範囲の予習を行っておきたいという要望がある。予習情報生成部740は、配信問題情報生成部130が生成した問題がユーザに送信される前に当該配信問題情報に係る解説を纏めて予習情報として生成する。予習情報生成部740は、当該生成した予習情報を送信部120に出力する。送信部120は受け取った予習情報をユーザに送信する。
具体的には、図26で説明した配信問題抽出部136は、配信問題情報用に抽出した問題を上記予習情報生成部740に送る。配信問題情報パケット生成部139は、生成した配信問題情報パケットを一旦データベース2000またはバッファに格納し、別途設けた配信実行部が、当該データベース2000またはバッファに記憶されている当該配信問題情報を所定のタイミングで読み出して送信する。なお、当該データベース2000等に格納されてから配信問題情報が送信されるまでには、数時間から数日かけることが好ましい。予習情報の送信と、配信問題情報の送信との間に時間を設けるためである。
上記配信問題抽出部136より、配信予定の問題に関する情報を受け取った時は、当該問題に対応する解説やその他の周辺情報を解説情報記憶部240より読み出し、当該読み出した情報を纏めて予習情報を生成する。配信問題抽出部136は、当該生成した予習情報を送信部120におくり、送信部120は当該予習情報を送信する。
当該予習情報を受信したユーザは、配信問題情報で問題を解く前に予め送信される当該予習情報に基づく予習ができるため、知識の定着を高める事ができる。
なお、データベース200の解説情報記憶部240に記憶される解説情報としては、文字による解説を行った解説ファイルだけではなく、静止画像を駆使した解説ファイルや、動画像等の映像による解説ファイルがで記憶されていると更に良好である。
また、当該解説情報記憶部240に記憶される解説情報は、所謂学校で一般的に用いられている教科書や資料を電子データ化したものとすることができる。
以上各実施の形態で説明したように、本発明によれば子供達が自発的に勉強を行う環境を支援する学習支援サービスを提供することができる。
なお、上述した各実施の形態は本発明の一例を示しており、当該構成に限定されるものではなく、適宜変更が可能である。また、上述した各実施の形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、ユーザと当該ユーザが保有する携帯端末装置とは一対一で対応付けされているため、携帯端末装置の位置とユーザの位置は同一視することができる。従って、上述した中でユーザと言う文言を携帯端末装置に、携帯端末装置と言う文言をユーザと読み替えることが可能である。
また、上記説明したサーバは、機能毎に更に複数の装置に分割されて情報処理システムとして構成されていても良いし、一台のサーバの中に集約されていても良い。また、上記説明した各データベースに関しても、更に複数のデータベースに細分化されていても良いし、1つの大型データベースに集約されていても良い。上記システム全体の中で、特に携帯端末装置を除いた複数のサーバや複数のデータベースで形成されるシステムを情報処理システムと定義することも可能である。
また、携帯端末装置と情報処理システムに含まれる各サーバとの間の通信は、適宜暗号処理や秘匿処理が行われて情報の送受が行われることが好ましい。この場合、当該携帯端末装置及び各サーバの受信部の後段には暗号化を解除する復号部が配置され、送信部の前段には暗号化する暗号処理部が配置される。
なお、上記説明した各構成要素は、ハードウェアによって実現されていても良いし、ソフトウェアとハードウェアの協調により実現されても良い。例えば、上述した情報処理サーバやユーザ情報登録サーバ、アイテム購買サーバ等の各種サーバに含まれる各機能ブロックや携帯端末装置に含まれる各機能ブロックは、CPU(Central Processing Unit)にプログラムを実行させることで実現することが可能である。
なお、上述した携帯端末装置側の各種機能や記憶部に記憶される各種データは、予めアプリケーションとして情報処理システム側から配布し、携帯端末装置にインストールされることで実現できる。例えば携帯端末装置よりGet要求を受けたウェブサーバが当該アプリケーションプログラムを配布し、当該配布されたアプリケーションが携帯端末装置にインストールされる事で、上述した情報処理システムを利用するための各種機能が実現される。この場合、情報処理システムは、携帯端末装置側で実行するプログラムを配布(送信)するプログラム配布手段を備える。当該プログラム配布手段は、携帯端末装置側からのプログラム送信要求(プログラム配信要求)に基づいて、記憶部(データベース)に記憶しているプログラムを読み出して、当該要求元の携帯端末装置に読み出したプログラムを送信する。
プログラム送信要求に基づいて情報処理サーバがデータベースより読み出して配信するプログラムの一つとしては、図19に示したように、複数の褒賞データである画像データ(カードデータ)を縦横マトリクス状に表示するブラウザー機能を有していることが好ましい。
すなわち、当該プログラムは、記憶部に記憶されているカードデータを読み込む読み込みステップと、当該読み込んだカードデータに付されている当該カードデータを識別する識別番号(アイテム番号)に基づいて、当該カードデータを所定の位置に配置して画面に表示する表示ステップと、をCPUに実行させるプログラムであることが好ましい。ここで、当該表示ステップは、当該カードデータを所定の位置に配置した状態で画面にマトリクス状に表示することが好ましい。
なお、解答結果通知情報に含まれて送信される褒賞データは、画像データであるカードデータと、当該画像データのサムネイル画像データ(サムネイルカードデータ)の両方を褒賞データとして送信される構成とすることが更に好ましい。この場合、当該画像データとサムネイル画像データはそれぞれリンクで結びつけられている。
そして、携帯端末装置側で実行されるプログラムは、記憶部に記憶されているサムネイル画像データ(サムネイルカードデータ)を読み込む読み込みステップと、当該読み込んだサムネイル画像データ(サムネイルカードデータ)に付されている当該サムネイル画像データ(サムネイルカードデータ)を識別するサムネイル識別番号(サムネイルアイテム番号)又は当該サムネイル画像データ(サムネイルカードデータ)にリンクされた画像データ(カードデータ)に付されている当該画像データ(カードデータ)を識別する識別番号(アイテム番号)に基づいて、当該サムネイル画像データ(サムネイルカードデータ)を所定の位置に配置して画面に表示する表示ステップと、をCPUに実行させる。この時表示ステップは、当該サムネイル画像データ(サムネイルカードデータ)を所定の位置に配置した状態で画面にマトリクス状に表示する表示ステップであることが好ましい。また、当該プログラムは、表示ステップで読み込んだサムネイル画像データを表示中に当該サムネイル画像データを選択する操作入力信号を受けた場合に、当該サムネイル画像データにリンクされている画像データを画面に表示する制御を行う表示制御ステップを更に備えていることが好ましい。
なお、上述した情報処理システムは、学習システム、学習補助システム、学習支援システム、学習分析システム等の名で呼ばれる事がある。
また、上記説明した褒賞データは、アイテムデータやカードデータであることが多く、上述したこれらの言葉を適宜組み替えて捉える事ができる。どのような言葉で褒賞データを定義するかは褒賞データの内容に依存する。
また、上記説明では、ユーザが子供達である場合について説明したが、これに限定するものではなく、大人や主婦から老人まで自身の能力向上のために利用することができる。
なお、上記説明では、携帯端末装置を所謂携帯電話やスマートフォンやタブレット型携帯端末装置を想定して説明したがこれに限定されるものではない。例えば、ヘッドマウント型デバイスを携帯端末装置とすることも可能である。この場合、ヘッドマウント型デバイスには、画像を表示する透過型ディスプレイや反射型ディスプレイが表示部として配置される。ヘッドマウント型ディスプレイを装着して当該ゲームをすることで、自然に移動しながら現在の状況を把握して遊ぶ事が可能になる。また、本情報処理システムが提供するサービスは、携帯端末装置にかぎらず据え置き型のPCでサービスを受ける事が可能である。この場合、上記携帯端末装置という文言を計算機や情報処理装置と読みかえればよい。
また、上記で説明した各装置の各部は、それぞれ半導体集積回路を用いて実現されてもよい。ここで集積回路はLSI、VLSI,ULSIと称されることもある。
また、上述した本発明は、以下に示す構成とすることができる。
(付記1)
複数の問題を正解解答と対応付けて記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている複数の問題の中からいくつかの問題を抽出して配信問題情報を生成する配信問題情報生成手段と、
前記配信問題情報を送信する送信手段と、
前記配信問題情報で示される前記抽出された問題に対する解答である解答情報を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信された前記解答情報で示される解答の正解数又は正解率が所定の基準値を超えているかを判定する判定手段と、
前記判定手段で所定の基準値を超えていると判定された場合に所定の褒賞データを含む解答結果通知情報を生成する解答結果通知情報生成手段と、
を具備し、
前記送信手段は、前記解答結果通知情報を対応する前記解答情報の送信元ユーザに送信する、
情報処理システム。
(付記2)
前記記憶手段は、複数の褒賞データを更に記憶し、
前記配信問題情報生成手段は、所定の正解数又は正解率を超えている場合に提供する前記褒賞データに関する情報を含めて前記配信問題情報を生成し、
前記解答結果通知情報生成手段は、前記解答判定手段で所定の基準値を超えていると判定された場合に前記配信問題情報で提示した前記褒賞データを含めて前記解答結果通知情報を生成する、
付記1に記載の情報処理システム。
(付記3)
前記褒賞データは画像データであり、
前記配信問題情報生成手段は、所定の正解数又は正解率を超えている場合に提供する前記褒賞データのサムネイル画像データを前記褒賞データに関する情報に含めて前記配信問題情報を生成する、
付記2に記載の情報処理システム。
(付記4)
前記記憶手段は、前記複数の問題を、複数の解答選択肢と更に対応付けて記憶し、
前記配信問題情報生成手段は、前記記憶手段に記憶されている複数の問題の中からいくつかの問題と当該問題に対応付けられた前記解答選択肢とを抽出して前記配信問題情報を生成し、
前記受信手段は、前記配信問題情報を受信したユーザによって選択された前記解答選択肢を含む解答情報を受信する、
付記1〜3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記5)
前記配信問題情報生成手段は、抽出する問題に対応付けられた前記複数の解答選択肢のうち、正解となる選択肢を含む所定の数の選択肢を抽出し、前記抽出した問題と前記抽出した所定の数の選択肢を含めて前記配信問題情報を生成する、
付記4に記載の情報処理システム。
(付記6)
前記記憶手段は、前記配信問題情報を送信する送信先ユーザに関するユーザ情報を更に記憶し、
前記受信手段は、前記送信先ユーザとして登録することを要求するユーザ登録要求を更に受信し、
前記ユーザ登録要求に基づいて前記ユーザ登録を行うユーザ登録手段を更に具備する、
付記1〜5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記7)
前記記憶手段は、前記複数の問題を、当該問題のヒントと更に対応付けて記憶し、
前記配信問題情報生成手段は、前記記憶手段に記憶されている複数の問題の中からいくつかの問題と当該問題に対応付けられた前記ヒントとを抽出して配信問題情報を生成する、
付記1〜6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記8)
前記記憶手段は、前記複数の問題を、当該問題のヒントと更に対応付けて記憶し、
前記受信手段は、前記送信手段が送信した前記配信問題情報に含まれる問題のヒントを要求するヒント要求を更に受信し、
前記ヒント要求に基づいて対応する問題のヒントを前記記憶手段から読み出して提示するヒント提示手段を更に具備する、
付記1〜6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記9)
前記記憶手段は、前記複数の問題の各々を当該問題に対する複数のヒントと対応付けて記憶し、
前記ヒント提示手段は、前記ヒント要求で指定されているレベルを提示する、
付記8に記載の情報処理システム。
(付記10)
前記記憶手段は、前記複数の問題を、当該問題の解答解説と更に対応付けて記憶し、
前記解答結果通知情報生成手段は、前記解答判定手段で所定の基準値を超えていると判定されたユーザに対して前記所定の褒賞データと前記解答解説を含む解答結果通知情報を生成し、前記解答判定手段で所定の基準値を超えていないと判定されたユーザに対して前記解答解説を含む解答結果通知情報を生成する、
付記1〜9のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記11)
正解解答と対応付けられた状態でデータベースに記憶されている複数の問題の中からいくつかの問題を抽出して配信問題情報を生成する配信問題情報生成ステップと、
前記配信問題情報生成ステップで生成された前記配信問題情報を送信する配信問題送信ステップと、
前記配信問題情報で示される前記抽出された問題に対する解答である解答情報を受信する解答情報受信ステップと、
前記解答情報受信ステップで受信された解答情報で示される解答の正解数又は正解率が所定の基準値を超えているかを判定する合否判定ステップと、
前記合否判定ステップで所定の基準値を超えていると判定された場合に所定の褒賞データを含む解答結果通知情報を生成する解答結果通知情報生成ステップと、
前記解答結果通知情報を対応する前記解答情報の送信元ユーザに送信する解答結果通知情報送信ステップと、
を有する情報処理方法。
(付記121)
前記配信問題情報生成ステップは、所定の正解数又は正解率を超えている場合に提供する前記褒賞データに関する情報を含めて前記配信問題情報を生成し、
前記解答結果通知情報生成ステップは、前記解答判定ステップで所定の基準値を超えていると判定された場合に前記配信問題情報で提示した前記褒賞データを含めて前記解答結果通知情報を生成する、
を付記11に記載の情報処理方法。
本発明に係る情報処理システムは、子供や大人に広く継続的かつ意欲的に学習を行う環境を提供できる学習補助システムや、政府関係者や教育関係者が自国または自校の生徒の学習能力を把握する学力分析システム等に幅広く利用可能である。
1000 情報処理システム 100 情報処理サーバ
110 受信部 120 送信部
130 配信問題情報生成部 131 配信順序リスト更新部
132 配信順序リスト記憶部 133 配信ユーザ抽出部
134 時計部 135 配信問題数決定部
136 配信問題抽出部 137 合格基準点決定部
138 時間情報決定部 139 配信問題情報パケット生成部
140 配信問題正解記憶部 150 判定部
160 解答結果通知情報生成部 170 ユーザ登録部
180 プログラム送信要求処理部 181 IPアドレス更新部
190 ヒント処理部 191 ヒント生成部
200 データベース 210 問題情報記憶部
220 ユーザ情報記憶部 230 褒賞情報記憶部
240 解説情報記憶部 300 携帯端末装置
400 パーソナルコンピュータ 510 ユーザ成績処理部
520 ユーザ成績照会部 530 ユーザ成績通知情報生成部
631 褒賞データ決定部 740 予習情報生成部

Claims (15)

  1. 複数の問題を正解解答と対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている複数の問題の中からいくつかの問題を抽出して配信問題情報を生成する配信問題情報生成手段と、
    前記配信問題情報を送信する送信手段と、
    前記配信問題情報で示される前記抽出された問題に対する解答である解答情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信された前記解答情報で示される解答の正解数又は正解率が所定の基準値を超えているかを判定する判定手段と、
    前記判定手段で所定の基準値を超えていると判定された場合に所定の褒賞データを含む解答結果通知情報を生成する解答結果通知情報生成手段と、
    を具備し、
    前記送信手段は、前記解答結果通知情報を対応する前記解答情報の送信元ユーザに送信する、
    情報処理システム。
  2. 前記記憶手段は、複数の褒賞データを更に記憶し、
    前記配信問題情報生成手段は、所定の正解数又は正解率を超えている場合に提供する前記褒賞データに関する情報を含めて前記配信問題情報を生成し、
    前記解答結果通知情報生成手段は、前記解答判定手段で所定の基準値を超えていると判定された場合に前記配信問題情報で提示した前記褒賞データを含めて前記解答結果通知情報を生成する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記褒賞データは画像データであり、
    前記配信問題情報生成手段は、所定の正解数又は正解率を超えている場合に提供する前記褒賞データのサムネイル画像データを前記褒賞データに関する情報に含めて前記配信問題情報を生成する、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記記憶手段は、前記複数の問題を、複数の解答選択肢と更に対応付けて記憶し、
    前記配信問題情報生成手段は、前記記憶手段に記憶されている複数の問題の中からいくつかの問題と当該問題に対応付けられた前記解答選択肢とを抽出して前記配信問題情報を生成し、
    前記受信手段は、前記配信問題情報を受信したユーザによって選択された前記解答選択肢を含む解答情報を受信する、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記配信問題情報生成手段は、抽出する問題に対応付けられた前記複数の解答選択肢のうち、正解となる選択肢を含む所定の数の選択肢を抽出し、前記抽出した問題と前記抽出した所定の数の選択肢を含めて前記配信問題情報を生成する、
    請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記記憶手段は、前記配信問題情報を送信する送信先ユーザに関するユーザ情報を更に記憶し、
    前記受信手段は、前記送信先ユーザとして登録することを要求するユーザ登録要求を更に受信し、
    前記ユーザ登録要求に基づいて前記ユーザ登録を行うユーザ登録手段を更に具備する、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. 前記記憶手段は、前記複数の問題を、当該問題のヒントと更に対応付けて記憶し、
    前記配信問題情報生成手段は、前記記憶手段に記憶されている複数の問題の中からいくつかの問題と当該問題に対応付けられた前記ヒントとを抽出して配信問題情報を生成する、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  8. 前記記憶手段は、前記複数の問題を、当該問題のヒントと更に対応付けて記憶し、
    前記受信手段は、前記送信手段が送信した前記配信問題情報に含まれる問題のヒントを要求するヒント要求を更に受信し、
    前記ヒント要求に基づいて対応する問題のヒントを前記記憶手段から読み出して提示するヒント提示手段を更に具備する、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 前記記憶手段は、前記複数の問題の各々を当該問題に対する複数のヒントと対応付けて記憶し、
    前記ヒント提示手段は、前記ヒント要求で指定されているレベルを提示する、
    請求項8に記載の情報処理システム。
  10. 前記記憶手段は、前記複数の問題を、当該問題の解答解説と更に対応付けて記憶し、
    前記解答結果通知情報生成手段は、前記解答判定手段で所定の基準値を超えていると判定されたユーザに対して前記所定の褒賞データと前記解答解説を含む解答結果通知情報を生成し、前記解答判定手段で所定の基準値を超えていないと判定されたユーザに対して前記解答解説を含む解答結果通知情報を生成する、
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  11. 前記配信問題情報生成手段が生成する前記配信問題情報に含まれる前記問題に対する解説を纏めた予習情報を生成する予習情報生成手段を更に具備し、
    前記送信手段は、前記予習情報生成手段で生成される前記予習情報を送信した後に前記配信問題情報を送信する、
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  12. 各ユーザの順位を算出するユーザ成績処理手段を更に具備する、
    請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  13. 前記ユーザ成績処理手段は、各ユーザの偏差値を更に算出する、
    請求項1乃至12のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  14. 正解解答と対応付けられた状態でデータベースに記憶されている複数の問題の中からいくつかの問題を抽出して配信問題情報を生成する配信問題情報生成ステップと、
    前記配信問題情報生成ステップで生成された前記配信問題情報を送信する配信問題送信ステップと、
    前記配信問題情報で示される前記抽出された問題に対する解答である解答情報を受信する解答情報受信ステップと、
    前記解答情報受信ステップで受信された解答情報で示される解答の正解数又は正解率が所定の基準値を超えているかを判定する合否判定ステップと、
    前記合否判定ステップで所定の基準値を超えていると判定された場合に所定の褒賞データを含む解答結果通知情報を生成する解答結果通知情報生成ステップと、
    前記解答結果通知情報を対応する前記解答情報の送信元ユーザに送信する解答結果通知情報送信ステップと、
    を有する情報処理方法。
  15. 前記配信問題情報生成ステップは、所定の正解数又は正解率を超えている場合に提供する前記褒賞データに関する情報を含めて前記配信問題情報を生成し、
    前記解答結果通知情報生成ステップは、前記解答判定ステップで所定の基準値を超えていると判定された場合に前記配信問題情報で提示した前記褒賞データを含めて前記解答結果通知情報を生成する、
    請求項14に記載の情報処理方法。
JP2012125540A 2012-05-31 2012-05-31 情報処理システム、情報処理方法 Pending JP2013250456A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012125540A JP2013250456A (ja) 2012-05-31 2012-05-31 情報処理システム、情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012125540A JP2013250456A (ja) 2012-05-31 2012-05-31 情報処理システム、情報処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013250456A true JP2013250456A (ja) 2013-12-12

Family

ID=49849191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012125540A Pending JP2013250456A (ja) 2012-05-31 2012-05-31 情報処理システム、情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013250456A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1050819A (ja) * 1996-07-31 1998-02-20 Sony Corp 半導体装置の製造方法
JP2016016214A (ja) * 2014-07-10 2016-02-01 株式会社コナミデジタルエンタテインメント 管理装置、端末装置、ゲーム装置、およびプログラム
CN109714463A (zh) * 2019-01-29 2019-05-03 华为技术有限公司 一种联系人的推荐方法及电子设备
CN110728596A (zh) * 2019-09-12 2020-01-24 创梦工场(杭州)网络科技有限公司 一种趣味知识答题系统
JP2021113961A (ja) * 2020-01-21 2021-08-05 株式会社サイトビジット 試験問題生成システム及び試験問題生成プログラム

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0625903B2 (ja) * 1986-06-04 1994-04-06 東海教育産業株式会社 学習装置
JPH10506200A (ja) * 1994-07-28 1998-06-16 ヘンリー シー ユーエン テレビジョンの教育的および娯楽的使用を制御する装置および方法
US6120300A (en) * 1996-04-17 2000-09-19 Ho; Chi Fai Reward enriched learning system and method II
JP2001291003A (ja) * 2000-04-06 2001-10-19 Nec Corp ウェブページでのオブジェクト選択による特典付与方法及びその方法を行うためのサーバ
JP2002229436A (ja) * 2001-02-05 2002-08-14 Azul Web.Com Kk そろばんネットワークシステム
JP2002312569A (ja) * 2001-04-16 2002-10-25 Yamapla:Kk 懸賞の募集による顧客データ収集方法及び顧客データ収集システム
JP2002312496A (ja) * 2001-04-09 2002-10-25 Microcosmos:Kk インターネットを利用した継続学習指導方法とその方法に用いるデータ表示方法及びその方法に用いる継続課金方法
JP2003240562A (ja) * 2002-02-18 2003-08-27 Denso Corp カーナビゲーションシステム
JP2003269988A (ja) * 2002-03-14 2003-09-25 Sega Corp 位置追跡システム、ゲーム制御方法及びサービス提供システム
JP2004061743A (ja) * 2002-07-26 2004-02-26 Yasuhito Fujii 学習促進方法及び学習促進システム
JP2004301952A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Fujitsu Ltd インターネット講義管理方法、インターネット講義管理装置、インターネット講義管理プログラム
JP2006155542A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Hideyuki Abe 携帯電話学習電子メール送受信プログラム及び学習サービス提供方法
JP2007017572A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Rion Co Ltd 外国語学習装置、外国語学習方法、外国語学習の記録媒体およびプログラム
JP2010054792A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Takeshi Fujita 学習装置及びそのプログラム

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0625903B2 (ja) * 1986-06-04 1994-04-06 東海教育産業株式会社 学習装置
JPH10506200A (ja) * 1994-07-28 1998-06-16 ヘンリー シー ユーエン テレビジョンの教育的および娯楽的使用を制御する装置および方法
US6120300A (en) * 1996-04-17 2000-09-19 Ho; Chi Fai Reward enriched learning system and method II
JP2001291003A (ja) * 2000-04-06 2001-10-19 Nec Corp ウェブページでのオブジェクト選択による特典付与方法及びその方法を行うためのサーバ
JP2002229436A (ja) * 2001-02-05 2002-08-14 Azul Web.Com Kk そろばんネットワークシステム
JP2002312496A (ja) * 2001-04-09 2002-10-25 Microcosmos:Kk インターネットを利用した継続学習指導方法とその方法に用いるデータ表示方法及びその方法に用いる継続課金方法
JP2002312569A (ja) * 2001-04-16 2002-10-25 Yamapla:Kk 懸賞の募集による顧客データ収集方法及び顧客データ収集システム
JP2003240562A (ja) * 2002-02-18 2003-08-27 Denso Corp カーナビゲーションシステム
JP2003269988A (ja) * 2002-03-14 2003-09-25 Sega Corp 位置追跡システム、ゲーム制御方法及びサービス提供システム
JP2004061743A (ja) * 2002-07-26 2004-02-26 Yasuhito Fujii 学習促進方法及び学習促進システム
JP2004301952A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Fujitsu Ltd インターネット講義管理方法、インターネット講義管理装置、インターネット講義管理プログラム
JP2006155542A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Hideyuki Abe 携帯電話学習電子メール送受信プログラム及び学習サービス提供方法
JP2007017572A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Rion Co Ltd 外国語学習装置、外国語学習方法、外国語学習の記録媒体およびプログラム
JP2010054792A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Takeshi Fujita 学習装置及びそのプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1050819A (ja) * 1996-07-31 1998-02-20 Sony Corp 半導体装置の製造方法
JP2016016214A (ja) * 2014-07-10 2016-02-01 株式会社コナミデジタルエンタテインメント 管理装置、端末装置、ゲーム装置、およびプログラム
CN109714463A (zh) * 2019-01-29 2019-05-03 华为技术有限公司 一种联系人的推荐方法及电子设备
CN110728596A (zh) * 2019-09-12 2020-01-24 创梦工场(杭州)网络科技有限公司 一种趣味知识答题系统
JP2021113961A (ja) * 2020-01-21 2021-08-05 株式会社サイトビジット 試験問題生成システム及び試験問題生成プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Abbasi et al. The impact of type of content use on smartphone addiction and academic performance: Physical activity as moderator
Stathopoulou et al. Mobile Assessment Procedures for Mental Health and Literacy Skills in Education.
Gaggi et al. Serious games for early identification of developmental dyslexia
Bandura Social cognitive theory for personal and social change by enabling media
Mascio et al. Designing games for deaf children: first guidelines
JP2013250456A (ja) 情報処理システム、情報処理方法
O'Neil Digital Health Promotion: A Critical Introduction
JP2022020942A (ja) 行動変容のための認知的刺激を生成する装置、モデル及び刺激情報生成・提示方法
Steinrücke et al. Determining the effect of stress on analytical skills performance in digital decision games towards an unobtrusive measure of experienced stress in gameplay scenarios
Macuh et al. Media exposure and education of first to six grade children from Slovenia-parent opinions
Paay et al. Can digital personal assistants persuade people to exercise?
Thuryrajah et al. Factors determining the university counselling services effectiveness
KR20210106271A (ko) 미디어서비스 기반 인지강화훈련 게임 제공 장치 및 방법
Real et al. An immersive virtual reality curriculum for pediatric hematology clinicians on shared decision-making for hydroxyurea in sickle cell anemia
Wu The relationship between smartphone addiction and interaction anxiousness among college students in Sweden
Henderson Helping your shy and socially anxious client: a social fitness training protocol using CBT
Hui The relationships among Chinese audience's personal characteristics, motives for viewing Korean TV series, and their addiction behaviors to Korean TV series.
Pina et al. Streamlined pediatric anxiety program for school mental health services
US11817015B2 (en) Communications system for prompting student engaged conversation
JP2009211189A (ja) フロー体験支援方法、フロー体験支援装置、フロー体験支援サーバ、フロー体験支援システムおよびプログラム
Borzucka-Sitkiewicz et al. Changing role of school health education in the context of Polish youth Internet (over) use
Thabethe Impact of Internet use on social relationships in teenagers
Petrucco User and Smartphones Social and Cognitive Interaction
Voon et al. The sexual attitude of Malaysian adolescents towards sexual appeal online advertisements
Jenkins Gratitude-Based Writing Intervention on Body Functionality Appreciation and Internalized Weight Stigma in Overweight and Obese Populations

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131028

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140520