JP2006301417A - 撮影システム及び光通信装置並びに撮影装置 - Google Patents

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【課題】本発明は、撮影規制被写体の撮影を確実に規制することができる光通信装置及び撮影装置を提供する。
【解決手段】指向性を有する光線に所定のデータを変調して送信する光通信装置12を撮影規制絵画16の近傍に設置し、この光通信送信装置12から撮影規制信号を、指向性のある光線によりデジタルカメラ10の受光エリアに向けて送信する。光線は指向性があるため、デジタルカメラ10が撮影規制絵画16に向いたときのみ撮影が規制される。よって、撮影規制絵画16の撮影を確実に規制することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は撮影システム及び光通信装置並びに撮影装置に係り、特に指向性のある光線を光通信装置から送信し、この光線を撮影装置が受光することにより撮影動作を規制する撮影システム及び光通信装置並びに撮影装置に関する。
観光地や美術館等の展示場における所定の区域の撮影を規制するために、撮影規制を伴う電波により送信される制御信号を送信機によって撮影規制対象物の周辺に送信し、一方でカメラやカメラ機能を有する携帯電話機等の撮影装置には、前記制御信号を受信する受信部を設け、制御信号の受信中には撮影装置による撮影を規制するという撮影システムが知られている(特許文献1及び特許文献2)。
特開平7−13225号公報 特開2004−153324号公報
しかしながら、特許文献1、2に開示された従来の撮影システムは、何れも電波を用いた制御信号を撮影規制被写体近傍のエリアに送信して撮影禁止やストロボ発光禁止等の撮影規制を行うものである。よって、エリア内に撮影装置が入っていれば、その撮影装置が撮影規制被写体と関係の無い方向に向けられていても、その撮影装置は制御信号を受信するため撮影規制を受けるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、撮影規制被写体の撮影を確実に規制することができる撮影システム及び光通信装置並びに撮影装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載の撮影システムの発明は、前記目的を達成するために、被写体の近傍に配置され、指向性を有する光線に所定のデータを変調して送信する光通信装置を備えるとともに、撮影の規制又は許可に関する前記データを特定の受光エリアに対して選択的に送信する手段を備えた送信装置と、指向性を有する前記光線を受光して、撮影の規制又は許可に関する前記データを受信し、この受信データに基づいて撮影・記録の規制・許可又は警告を行う撮影装置と、からなることを特徴としている。
請求項2に記載の撮影システムの発明は、前記目的を達成するために、被写体の近傍に配置され、指向性を有する光線に所定のデータを変調して送信する光通信装置を備えるとともに、撮影の規制又は許可に関する前記データを特定の受光エリアに対して選択的に送信する手段を備えた送信装置と、所定の角度範囲からの指向性を有する前記光線を受光して、撮影の規制又は許可に関する前記データを受信し、この受信データに基づいて撮影・記録の規制・許可又は警告を行う撮影装置と、からなることを特徴としている。
請求項2によれば、撮影装置が特定の受光エリアにあって、且つ、撮影装置を被写体方向に向けた時のみ、所定の角度範囲からの指向性を有する光線を受光し、撮影の規制・許可を行うことにより、きめ細やかな撮影制限が可能になる。例えば、展示会場全体の撮影や、展示場をバックにした記念撮影は可能であるが、肖像権のある展示物に撮影装置を向けてのアップ撮影は禁止することができる等の制限をかけることができる。
請求項3に記載の発明は、前記目的を達成するために、指向性を有する光線に所定のデータを変調して送信する光通信装置であって、撮影規制被写体周辺から所定の受光エリアに向けて前記所定のデータを前記光線により送信することを特徴としている。
請求項3に記載の光通信装置の発明によれば、指向性を有する光線に所定のデータを変調して送信する光通信装置を撮影規制被写体の近傍に設置し、この光通信装置から所定のデータを光線により所定の受光エリアに向けて送信する。光線は指向性があるため、撮影装置が撮影規制被写体に向いたときのみ所定のデータを受け取り、撮影が規制される。よって、撮影規制被写体の撮影を確実に規制することができる。一方で受光エリア内に撮影装置が入っていても、撮像装置が撮影規制被写体に向かなければ撮影規制信号である所定のデータを受信しないので、撮影装置は規制を受けず、例えばその受光エリア内で撮影規制被写体に隣接した撮影許可被写体を撮影することができる。
なお、光線として可視光を利用することもできる。可視光とは、電磁波のうち人間の目で見える波長のものをいい、JIS Z8120の定義によれば、可視光に相当する電磁波の波長は、おおよそ短波長側が360nm〜400nm、長波長側が760nm〜830nmである。
ところで、特許文献1には、送信機により送信される電波に変えて光を発光させてもよいと記載されているが、この光は電波を送信する区域全域に照射される光を意味し、指向性を持つ1本の光線を意味するものではない。よって、電波に変えて光を発光させた特許文献1の撮影規制システムでは、そのエリア内に撮影装置が入っていれば、その撮影装置が撮影規制被写体と関係の無い方向に向けられていても、撮影装置は光を必ず受光するので、撮影規制を受けるという欠点がある。本発明は、指向性のある光線を使用することにより、特許文献1の欠点を解消できる。
請求項4に記載の撮影装置の発明は、撮影規制被写体の方向に向けられると、指向性を有する光線に所定のデータを変調して送信する光通信装置からの前記光線を受光し、該光線から前記所定のデータを読み出して、所定の動作を規制することを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、撮影装置は、光通信装置からの光線を受光すると、その光線から所定のデータを読み出して所定の動作を規制し、その撮影規制被写体にかけられた規制を受ける。
請求項5に記載の撮影装置の発明は、請求項4に記載の発明において、前記撮影装置によって規制する前記所定の動作は、撮影動作又はストロボ発光動作であることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、撮影装置は、光通信装置からの光線を受光すると、光線から撮影動作又はストロボ発光動作を規制する信号を読み出し、撮影動作又はストロボ発光動作を規制する。したがって、盗撮が防止され、ストロボ撮影が禁止となる。
請求項6に記載の撮影装置の発明は、請求項4又は5に記載の発明において、前記撮影装置は、前記光線を受光したことを表示する表示手段を備えたことを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、光通信装置からの光線を受光すると、撮影装置は、その表示手段に光線を受光したことを表示する。表示形式は問わないが、禁止文字、禁止記号を表示手段にスーパーインポーズ表示させることにより、撮影者はその被写体に撮影規制がかけられていること、及びその規制の内容を一目で把握することができる。
請求項7に記載の撮影装置の発明は、指向性を有する光線に所定のデータを変調して送信する光通信装置からの信号を、撮影レンズを介して受光する受光手段を備えたことを特徴としている。
請求項7に記載の発明によれば、光通信装置からの光線を、その撮影装置の撮影レンズを介して受光手段により受光する。これにより、撮影装置を撮影規制被写体に向ければ、すなわち、撮影レンズを撮影規制被写体に向ければ光線を必ず受光するので、撮影装置は所定のデータに含まれる撮影規制を確実に受ける。なお、撮影装置の撮像素子を、請求項7に記載した受光素子として兼用させてもよい。
請求項8に記載の撮影装置の発明は、指向性を有する光線に所定のデータを変調して送信する光通信装置からの信号を、撮影レンズ及び反射ミラーを介して受光する受光手段を備えたことを特徴としている。
請求項8に記載の発明によれば、光通信装置からの光線を、その撮影装置の撮影レンズ及び反射ミラーを介して受光手段により受光する。これにより、撮影装置を撮影規制被写体に向ければ、すなわち、撮影レンズを撮影規制被写体に向ければ光線を必ず受光するので、撮影装置は所定のデータに含まれる撮影規制を確実に受ける。また、撮影規制信号を受光する受光素子を、前記反射ミラーによって撮影装置のデッドスペースに配置することができるので、撮影装置の小型化を図ることができる。
本発明に係る撮影システム及び光通信装置並びに撮影装置によれば、指向性を有する光線に所定のデータを変調して送信する光通信装置を撮影規制被写体の近傍に設置し、光通信装置から光線所定の受光エリアに向けて送信する。光線は指向性があるため、撮影装置が撮影規制被写体に向いたときのみ所定のデータに含まれる内容の撮影が規制される。したがって、撮影規制被写体の撮影を確実に規制することができる。一方で受光エリア内に撮影装置が入っていても、撮像装置が撮影規制被写体に向かなければ光線を受信しないので、撮影装置は規制を受けず、その受光エリア内で撮影規制被写体に隣接した撮影許可被写体を撮影することができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る撮影システム及び光通信装置並びに撮影装置の好ましい実施の形態について説明する。なお、以下の説明では、本発明の撮影装置を、電子カメラであるデジタルカメラに適用した例について説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、カメラ機能を有するカメラ付き携帯電話機に適用可能である。
図1は、実施の形態のデジタルカメラ10及び光通信装置12が適用された撮影規制システム(撮影システム)14の全体構造図である。この光通信装置12は、美術館の撮影規制絵画(撮影規制被写体)16の近傍に設置され、撮影規制絵画16を撮影しようとするデジタルカメラ10に向けて撮影規制信号(指向性を有する光線に所定のデータを変調して送信される信号)を送信する。このデジタルカメラ10は、鑑賞者が携帯するカメラであるが、この美術館では入館時に携帯したカメラがチェックされ、当該撮影規制システム14に適合したカメラ、すなわち撮影規制信号を受信し自己規制を行うカメラのみ持ち込みが許されている。
撮影規制信号の発信機は、撮影規制絵画16の両側に設置された発光ダイオード(LED)18、18であり、これらのLED18、18は変調器20によって変調された指向性のある可視光を点滅発光する。例えばLED18、18は、撮影規制絵画16が撮影禁止被写体の場合には1秒間においてm回ON/OFFするように不図示の発光制御部により制御され、また、撮影規制絵画16がストロボ発光禁止被写体の場合には1秒間においてn回ON/OFFするように発光制御部により制御されている。よって、撮影規制信号は可視光の点滅信号として発信される。なお、変調器20は、撮影禁止被写体であること、ストロボ発光禁止であることをデジタルのコードに変調することも含む。また、可視光の光線に限定されるものではなく、指向性があれば赤外光でもよい。
更にまた、実施の形態では、光通信装置12を美術館に設置する例について説明するが、美術館に限定されるものではなく、例えば観光地の名所旧跡等のように作品の保護を目的としてストロボ撮影が禁止されたり撮影そのものが禁止されたりしている被写体の周辺に設置してもよい。また、撮影規制信号の受光エリアは、デジタルカメラ10によって撮影規制絵画16を撮影可能なエリアを包含している。可視光の投影形状を、撮影に好適なエリアを内包するような円形に形成してもよい。更に、LED18、18は、鑑賞者が点滅を気にしないで済むように高周波領域で点滅制御、すなわち、見た目には点灯しているかのように点滅制御されている。また、可視光の照射距離を長くとることにより、望遠レンズを用いての盗撮に規制をかけることができる。
図2は、デジタルカメラ10を前面側から視た斜視図である。
同図に示すデジタルカメラ10は、カメラケース22の前面の左側に前方に膨らんだグリップ部24が形成され、グリップ部24が位置するカメラケース22の上面にはレリーズボタン26が配置されている。また、カメラケース22の前面の略中央部には、撮影レンズ28を保持したレンズ鏡胴30が前方に突出して設けられている。更に、カメラケース22の前面の右側上部には、ストロボ発光部32が設けられている。
撮影レンズ28の結像位置には、図3に示すCCD34が設けられている。CCD34の結像面に結像された被写体像はCCD34によって光電変換された後、その電気信号が撮像部36に出力される。撮像部36は、前記電気信号を映像信号に変換してモニタ(表示手段)38に出力するとともに、内蔵のRAM又は外部メモリカード等の記録部40に例えばJPEGファイルとして記録する。
符号42は、デジタルカメラ10全体を統括制御する制御部である。この制御部42はレリーズボタン26からのレリーズ信号に基づいて撮像部34及びCCD34を制御するとともに、ストロボスイッチ44のON操作に基づき発光回路46を制御してストロボ発光部32のキセノン管48を発光させる。
また、図2の如くデジタルカメラ10のレンズ鏡胴30の内周面には、フォトダイオード(FD:受光手段)50が取り付けられている。このフォトダイオード50は、図1に示した光通信装置12から発光された指向性のある可視光の点滅信号を受光する受光素子であり、撮影レンズ28によって撮影されないように撮影レンズ28の画角外に設けられるとともに、その受光軸P1が撮影レンズ28の光軸P2と平行になるように設定されている。よって、撮影レンズ28を撮影規制絵画16に向けると、フォトダイオード50は光通信装置12からの可視光の点滅信号を必ず受光する。なお、フォトダイオード50の取り付け位置は、レンズ鏡胴30の内周面に限定されるものではなく、例えばレンズ鏡胴30の外周面又はレンズ鏡胴30の近傍位置等、撮影レンズ28に近接した位置であればよい。
フォトダイオード50によって受光した可視光の点滅信号は、図3に示すAM復調器52によって復調され、そのパルス波形のON信号が制御部42によってカウントされる。制御部42はカウントしたON信号数に基づき撮像部36及び/又は発光回路部46を規制制御する。
モニタ38は、図2の如くグリップ部24から最も離間したカメラケース22の背面の左側に配置されている。また、カメラケース22の背面にはモニタ38の他、ストロボスイッチ44、電源メインスイッチ54、撮影・画像再生のモード切換スイッチ56及びその他の操作ボタン等がそれぞれ所定の位置に配置されている。
次に、前記の如く構成された撮影規制システム14の作用について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、デジタルカメラ10のモードを撮影モードにリセットして(ステップ(S)100)、デジタルカメラ10を撮影規制絵画16に向けると、光通信装置12のLED18、18から送信されている指向性のある可視光の撮影規制信号を、デジタルカメラ10のフォトダイオード50が受信する(S110)。そして、デジタルカメラ10の制御部42は、撮影規制モードであることを認識して、AM復調器52により復調されたパルス波形のON信号をカウントする(S120)。そして、そのカウント数が1秒間においてm回であった場合には、その撮影規制絵画16が撮影禁止被写体であることを制御部42が認識して動作モードを撮影禁止モードに設定し、この後、撮像部36を制御して撮影を不能(禁止)にする(S130)。なお、レリーズボタン26によるレリーズを機械的に不作動状態にしたり、レンズバリアを備えたデジタルカメラの場合にはレンズバリアを機械的に閉じ状態にしたりして撮影禁止モードに設定してもよい。
また、カウント数が1秒間においてn回であった場合には、その撮影規制絵画16がストロボ発光禁止被写体であることを制御部42が認識して動作モードをストロボ非発光モードに設定し、この後、発光部46を制御してストロボ発光を禁止する(S140)。この後、レリーズ操作を行うと(S150)、ストロボ発光が禁止された状態で絵画16の撮影が行われる(S160)。なお、LED18、18から可視光が発信されていない場合には、デジタルカメラ10には規制がかからないので、絵画16をストロボを用いて通常撮影することができる。
以上の如く実施の形態の撮影規制システム14によれば、可視光を変調して目視可能に送信する光通信装置12を撮影規制絵画16の近傍に設置し、この光通信装置12から撮影規制信号を可視光により、デジタルカメラ10の受光エリアに向けて送信する。可視光は指向性があるため、デジタルカメラ10が撮影規制絵画16に向いたときのみ撮影が規制される。よって、撮影規制絵画16の撮影を確実に規制することができる。
一方で前記受光エリア内にデジタルカメラ10が入っていても、デジタルカメラ10が撮影規制絵画16に向かなければ、フォトダイオード50によって撮影規制信号を受信することはないので、デジタルカメラ10は規制を受けず、例えばその受光エリア内で撮影規制絵画16に隣接した撮影許可被写体を撮影することができる。
図5は、デジタルカメラ100の他の実施の形態を示すブロック図であり、図3に示したデジタルカメラ10の構成と同一又は類似の部材については同一の符号を付してその説明は省略する。
図5に示したデジタルカメラ100は、モニタ38に文字と記号とを重ねて表示させるためのスーパーインポーズ回路60及び表示回路62を備えている。このスーパーインポーズ回路60は、LED18、18から撮影規制信号を受光すると、その規制内容に対応した禁止文字、禁止記号、マークをモニタ38にスーパーインポーズ表示することにより撮影者に報知する。この表示内容は、図6(A)のように被写体の線図64に「撮影禁止」又は「ストロボ発光禁止」(不図示)の文字66を重ねたものや、図6(B)のように被写体の線図64に「×」の撮影禁止マーク68を重ねたものを例示できる。これにより、撮影者はその被写体に撮影規制がかけられていること、及びその規制の内容を一目で把握することができる。
図7は、デジタルカメラ200の他の実施の形態を示すブロック図であり、図3に示したデジタルカメラ10の構成と同一又は類似の部材については同一の符号を付してその説明は省略する。
図7に示すデジタルカメラ200は、LED18、18からの可視光を受光するフォトダイオード50がカメラケースに内蔵されて構成されている。すなわち、撮影レンズ28の光路には、ハーフミラー(反射ミラー)70が光軸P2に対して傾斜して配置され、ハーフミラー70を透過したLED可視光を含む被写体光はCCD34に受光される。また、ハーフミラー70で反射されたLED可視光を含む被写体光は、レンズ72によってフォトダイオード50に受光される。制御部42は、例えば、撮影規制被写体周辺の輝度を示すしきい値を有しており、そのしきい値を超えたパルス波形の信号をカウントすることにより、LED18の点滅信号のみ取得している。
このデジタルカメラ200によれば、デジタルカメラ200を撮影規制被写体に向ければ、すなわち、撮影レンズ28を撮影規制被写体に向ければLED18,18からの撮影規制信号を必ず受光するので、撮影規制を確実に受けることになる。また、フォトダイオード50を、ハーフミラー70によってデジタルカメラ200のデッドスペースに配置することができ、デジタルカメラ200の小型化を図ることができる。
また、ハーフミラー70で反射させることなく、撮影レンズ28を通過したLED可視光を含む被写体光を受光する位置に、フォトダイオード50を直接配置してもよい。
更に、本発明では、図1の如くデジタルカメラ10が光線を受光する特定の受光エリアにあって、且つ、デジタルカメラ10を被写体16の方向に向けた時のみ、所定の角度範囲からの指向性を有する光線を受光し、撮影の規制・許可を行うことにより、きめ細やかな撮影制限が可能になる。例えば、展示会場全体の撮影や、展示場をバックにした記念撮影は可能であるが、肖像権のある展示物に撮影装置を向けてのアップ撮影は禁止することができる等の制限をかけることができる。
実施の形態のデジタルカメラ及び光通信装置が適用された撮影規制システムの構造図 図1に示したデジタルカメラを前面側から視た斜視図 図1に示したデジタルカメラの全体構成を示したブロック図 図1に示した撮影規制システムのフローチャート 他のデジタルカメラの全体構成を示したブロック図 図6のモニタに表示されるスーパーインポーズ画像の一例を示した説明図 他のデジタルカメラの全体構成を示したブロック図
符号の説明
10、100、200…デジタルカメラ、12…光通信装置、14…撮影規制システム、16…撮影規制絵画、18…LED、20…変調器、22…カメラケース、26…レリーズボタン、28…撮影レンズ、30…レンズ鏡胴、32…ストロボ発光部、34…CCD、36…撮像部、38…モニタ、40…記録部、42…制御部、44…ストロボスイッチ、46…発光回路、50…フォトダイオード

Claims (8)

  1. 被写体の近傍に配置され、指向性を有する光線に所定のデータを変調して送信する光通信装置を備えるとともに、撮影の規制又は許可に関する前記データを特定の受光エリアに対して選択的に送信する手段を備えた送信装置と、
    指向性を有する前記光線を受光して、撮影の規制又は許可に関する前記データを受信し、この受信データに基づいて撮影・記録の規制・許可又は警告を行う撮影装置と、
    からなることを特徴とする撮影システム。
  2. 被写体の近傍に配置され、指向性を有する光線に所定のデータを変調して送信する光通信装置を備えるとともに、撮影の規制又は許可に関する前記データを特定の受光エリアに対して選択的に送信する手段を備えた送信装置と、
    所定の角度範囲からの指向性を有する前記光線を受光して、撮影の規制又は許可に関する前記データを受信し、この受信データに基づいて撮影・記録の規制・許可又は警告を行う撮影装置と、
    からなることを特徴とする撮影システム。
  3. 指向性を有する光線に所定のデータを変調して送信する光通信装置であって、撮影規制被写体周辺から所定の受光エリアに向けて前記所定のデータを前記光線により送信することを特徴とする光通信装置。
  4. 撮影規制被写体の方向に向けられると、指向性を有する光線に所定のデータを変調して送信する光通信装置からの前記光線を受光し、該光線から前記所定のデータを読み出して、所定の動作を規制することを特徴とする撮影装置。
  5. 前記撮影装置によって規制する前記所定の動作は、撮影動作又はストロボ発光動作であることを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。
  6. 前記撮影装置は、前記光線を受光したことを表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項4又は5に記載の撮影装置。
  7. 指向性を有する光線に所定のデータを変調して送信する光通信装置からの信号を、撮影レンズを介して受光する受光手段を備えたことを特徴とする撮影装置。
  8. 指向性を有する光線に所定のデータを変調して送信する光通信装置からの信号を、撮影レンズ及び反射ミラーを介して受光する受光手段を備えたことを特徴とする撮影装置。
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