JP2006301212A - プロジェクタ - Google Patents

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雄一 大田
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Abstract

【課題】暗い場所であってもケーブルの接続作業を容易に行え、また、配線に不慣れな者であっても、ケーブルをどの端子に接続すればよいかが一目瞭然に分かるプロジェクタを提供する。
【解決手段】異なる種類の画像信号が入力される複数のチャンネルを構成する信号入力端子21〜25を有し、選択されたチャンネルの信号入力端子から入力される画像信号に基づいてスクリーン上に画像を投影するプロジェクタ1において、各信号入力端子21〜25の近傍に、LED31〜35およびプリズム41〜43からなる発光部を設ける。選択されたチャンネルの信号入力端子にケーブルが接続されていないときは、その端子の近傍に設けられた発光部を発光させて端子を照明し、ケーブルが接続されると発光部を消灯する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、信号入力端子から入力される画像信号に基づいてスクリーン上に画像を投影するプロジェクタに関するものである。
図1は、プロジェクタの一例を示す外観図である。図1において、1はプロジェクタ、2はプロジェクタ1の本体、3はこの本体2の前面に設けられた投射部、4は本体2の前面に設けられたリモコン受信部、5は本体2の側面に設けられた電源スイッチ、6は本体2の上面に設けられた操作部である。リモコン受信部4は、後述するリモコン20(図3)からの信号を受信する。操作部6には、チャンネル選択ボタンを含む各種ボタンが設けられている。なお、リモコン20にも、操作部6と同様のボタンが設けられている。
図8は、従来のプロジェクタの背面図を示している。図8において、21および22はPC(パーソナルコンピュータ)からの画像信号が入力されるPC入力端子であって、21はデジタル信号用の入力端子、22はアナログ信号用の入力端子である。23は音声信号が入力される音声入力端子、24はS−VHSビデオカセットレコーダやS−ビデオ出力端子を有するDVDプレーヤ等から出力されるS−ビデオ信号が入力されるS−ビデオ入力端子、25は通常のビデオ信号(コンポジット信号)が入力されるビデオ入力端子である。ビデオ入力端子25は、黄・白・赤の3つの端子を備えている。これらの端子21〜25には、各端子に対応するコネクタやジャックを備えたケーブル(図示省略)が接続され、入力信号に基づいて生成された画像が、図1に示した投射部3からスクリーン上に投影される。
このように、異なる種類の画像信号が入力される複数の信号入力端子を備え、各端子から入力される信号に応じた画像を投影するプロジェクタは、例えば後掲の特許文献1に記載されている。本文献においては、スキャンコンバータとセレクタとを設けて、選択した信号入力系ごとに独立して端子を選択できるようにすることで、多数回の切替操作を行うことなく、入力の切替操作を簡単に行えるようにしている。
また、後掲の特許文献2には、端子の名称や用途を表示したプロジェクタが記載されている。本文献においては、インターフェース枠に上斜面および下斜面を設け、そこに端子の名称や用途を表示することにより、プロジェクタをどのような場所に設置しても、見降ろしたり見上げたりする視線の移動だけで、端子の名称や用途を容易に確認できるようにしている。
また、後掲の特許文献3には、投射用のランプの光を利用して操作キーを照明するプロジェクタが記載されている。本文献においては、ランプの光をライトガイドにより導光して操作キーを照明することによって、光源を別途用いることなく、暗い部屋内で使用した場合のキー操作性を向上できるようにしている。
特開2003−274316号公報 特開平5−181112号公報 登録実用新案第3091813号公報
プロジェクタを用いて画像の投影を行うには、所定の端子にケーブルを接続して信号を入力する必要があるが、一般に、プロジェクタは暗い場所で使用されることが多いので、プロジェクタのセッティングの際に端子部が見えにくい場合がある。このため、図8に示した従来のプロジェクタや、特許文献1に記載された従来のプロジェクタにおいては、うっかりして接続すべきケーブルが接続されていなかったような場合に、部屋を明るくしてから確認や作業を行う必要があり、迅速な対応が困難であった。また、明るい部屋で使用する場合でも、端子部が陰になっていると、目的とする端子の場所や方向が確認しづらいという問題が生じる。さらに、不慣れな者にとっては、配線をする場合にケーブルをどの端子に接続すればよいのか分からないことも少なくない。
一方、特許文献2のように、端子の名称や用途を表示するものでは、明るい場所ではそれらの表示を確認できても、暗い部屋の中では確認が容易ではない。さらに、端子の名称や用途の内容をよく知らない者にとっては、この表示だけでは、どの端子にケーブルを接続すればよいのか直ちには分からない。
また、特許文献3に記載されているキー照明の技術を流用し、投射用のランプの光をライトガイドで導光して端子部を照明するようにすれば、暗い部屋の中でも端子部を容易に視認することができる。しかしながら、この場合は、各端子部が一律に照明されるにすぎず、ケーブルをどの端子に接続すればよいのかをユーザに知らせることはできない。
本発明は、上記課題を解決するものであって、その目的とするところは、暗い場所であってもケーブルの接続作業を容易に行えるプロジェクタを提供することにある。本発明の他の目的は、配線に不慣れな者であっても、ケーブルをどの端子に接続すればよいかが一目瞭然に分かるプロジェクタを提供することにある。
本発明は、異なる種類の画像信号が入力される複数のチャンネルを構成する信号入力端子を有し、選択されたチャンネルの信号入力端子から入力される画像信号に基づいてスクリーン上に画像を投影するプロジェクタにおいて、複数の信号入力端子の近傍にそれぞれ設けられた発光部を備え、選択されたチャンネルの信号入力端子にケーブルが接続されていないときは、当該信号入力端子の近傍に設けられた発光部を発光させ、その後ケーブルが接続されると、発光部を消灯するようにしたものである。
本発明においては、ケーブルを接続すべき信号入力端子にケーブルが接続されていない場合は、その端子の近傍の発光部が発光するので、これによって、当該端子にケーブルを接続すべきことをユーザに報知することができる。そして、端子近傍が発光部の発光により照明されるので、暗い場所であっても、ユーザは目的とする端子にケーブルを容易に接続することができる。また、明るい場所において端子部が陰になっている場合でも、発光部の発光により、目的とする端子の場所や方向の確認を容易に行うことができる。さらに、発光している箇所の端子にケーブルを接続するだけでよいので、配線に不慣れな者であっても、ケーブルをどの端子に接続すべきかを一目瞭然に知ることができる。また、本発明では、ケーブルが接続されると発光部が消灯するため、ユーザはケーブルが正しく接続されたことを確認することができる。
本発明において、発光部の全部または一部は、信号入力端子の近傍に設けられた光学部材と、この光学部材へ光を照射する発光素子とから構成することができる。光学部材としては、例えばプリズムを用いることができる。プリズムは、例えば、端子を囲むように枠型に形成される。また、発光素子として典型的なものは、発光ダイオード(LED)である。このように、プリズム等の光学部材を用いることで、発光面積を大きくして端子を明るく照明することができる。
この場合、上述した光学部材および発光素子からなる発光部は、大型の信号入力端子の近傍に設け、小型の信号入力端子の近傍には、発光素子のみからなる発光部を設けてもよい。これによると、光学部材の数を減らして、コストが上昇するのを抑制することができる。
本発明によれば、暗い場所であってもケーブルの接続作業を容易に行えるとともに、配線に不慣れな者であっても、ケーブルをどの端子に接続すればよいかが一目瞭然に分かるプロジェクタを提供することができる。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施形態に係るプロジェクタ1の外観図である。2はプロジェクタ1の本体、3はこの本体2の前面に設けられた投射部、4は本体2の前面に設けられたリモコン受信部、5は本体2の側面に設けられた電源スイッチ、6は本体2の上面に設けられチャンネル選択ボタンを含む操作部である。これらについては、すでに説明したとおりである。なお、操作部6は、本発明における選択手段を構成する。
図2は、第1実施形態によるプロジェクタ1の背面図を示している。21および22はPC(パーソナルコンピュータ)からの画像信号が入力されるPC入力端子であって、21はデジタル信号用の入力端子、22はアナログ信号用の入力端子である。23は音声信号が入力される音声入力端子、24はS−VHSビデオカセットレコーダやS−ビデオ出力端子を有するDVDプレーヤ等から出力されるS−ビデオ信号が入力されるS−ビデオ入力端子、25は通常のビデオ信号(コンポジット信号)が入力されるビデオ入力端子である。ビデオ入力端子25は、黄・白・赤の3つの端子を備えている。これらの端子21〜25には、各端子に対応するコネクタやジャックを備えたケーブル(図示省略)が接続され、入力信号に基づいて生成された画像が、図1に示した投射部3からスクリーン上に投影される。以上の構成については、図8と同じである。
41は、枠型に形成された光学部材としてのプリズムであって、PC入力端子21を囲むように設けられている。31は、プリズム41に光を照射する発光素子としての発光ダイオード(以下、「LED」という。)である。ここでは、LED31はPC入力端子21の上部に設けられているが、PC入力端子21の側部や下部など、任意の位置に設けることができる。また、ここではLED31は1個しか図示されていないが、複数個のLED31を設けてもよい。
42は、枠型に形成された光学部材としてのプリズムであって、PC入力端子22を囲むように設けられている。32は、プリズム42に光を照射する発光素子としてのLEDである。ここでも、LED32はPC入力端子22の上部に設けられているが、PC入力端子22の側部や下部など、任意の位置に設けることができる。また、LED32は1個しか図示されていないが、複数個のLED32を設けてもよい。
43は、枠型に形成された光学部材としてのプリズムであって、ビデオ入力端子25を囲むように設けられている。35は、プリズム43に光を照射する発光素子としてのLEDである。ここでも、LED35はビデオ入力端子25の上部に設けられているが、ビデオ入力端子25の側部や下部など、任意の位置に設けることができる。また、LED35は1個しか図示されていないが、複数個のLED35を設けてもよい。
33は、音声入力端子23の上部に設けられた発光素子としてのLEDである。ここでは、LED33は1個しか図示されていないが、複数個のLED33を設けてもよい。
34は、S−ビデオ入力端子24の上部に設けられた発光素子としてのLEDである。ここでも、LED34は1個しか図示されていないが、複数個のLED34を設けてもよい。
以上のLED31〜35、およびプリズム41〜43によって、信号入力端子21〜25を照明する発光部が構成される。なお、LED31、32、35は、本体2の内部に設けられており、LED33、34は、本体2から露出するように設けられている。
図3は、プロジェクタ1の構成を示したブロック図である。10は白色光を発するランプ、11はランプ10からの白色光を赤色光、緑色光、青色光に分離するカラーホイール、12はカラーホイール11を回転させるモータ、13はカラーホイール11で分離された各色光を導く光学系、14は光学系13から照射される各色光に基づいて画像を形成する画像形成素子、15は画像形成素子14で形成された画像を投射する投影レンズ、16は投影レンズ15から投射された画像が表示されるスクリーンである。
カラーホイール11は、赤、緑、青のカラーフィルタが円周方向に交互に配列された円板からなり、モータ12により回転する。カラーホイール11が回転すると、ランプ10から発せられた白色光が、カラーホイール11の回転位置に応じて赤、緑、青のカラーフィルタのいずれかを透過し、これによって白色光は、順次赤色光、緑色光、青色光に分離される。
画像形成素子14は、例えばDMD(Digital Micromirror Device)から構成される。DMDは、半導体メモリ上に画素を構成するマイクロミラーを集積したもので、個々のマイクロミラーは、静電吸引力を受けて傾動可能となっており、傾動方向に応じてON/OFFの2値の状態をとる。マイクロミラーがON状態にあるときは、ミラーで反射された光は投影レンズ15に取り込まれ、投影レンズ15からスクリーン16上に投射される。一方、マイクロミラーがOFF状態にあるときは、ミラーで反射された光は投影レンズ15に取り込まれず、スクリーン16上に投射されない。したがって、画像信号に基づいて各ミラーの状態をON/OFFに制御することで、カラーホイール11で分離された各色光によるカラー画像が形成される。
17はプロジェクタ1に入力される信号を処理する信号処理部であって、画像信号を所定のフォーマットに変換するなどの処理を行う。信号処理部17で処理された画像信号は、画像形成素子14へ与えられる。18はプロジェクタ1の動作を制御する制御部であって、CPUやメモリ等から構成される。制御部18には、図1で説明した操作部6やリモコン受信部4からの信号が入力される。リモコン受信部4は、リモコン20から送信されるリモコン信号を受信する。リモコン20には、操作部6と同じ機能を有する操作ボタン(図示省略)が設けられている。このリモコン20も、本発明における選択手段を構成する。
19は、図2で説明したLED31〜35を駆動するためのLED駆動回路であって、制御部18からの指令に基づき、いずれかのLEDに電流を供給して、当該LEDを発光させる。21〜25は、図2で説明した信号入力端子であって、異なる種類の画像信号が入力される複数のチャンネルを構成する。図示しないケーブルを介して各信号入力端子21〜25に入力された信号は、信号処理部17へ与えられる。信号入力端子21〜25に対応してLED31〜35が設けられていることは、前述したとおりである。
なお、プロジェクタ1には上記以外にも、音声を出力するスピーカや、各部へ電源を供給する電源回路などが備わっているが、本発明とは直接関係がないので、図示は省略してある。
図4は、上述したプロジェクタ1の動作手順を示したフローチャートである。最初に、電源スイッチ5(図1)をONにして、電源を投入する(ステップS1)。そして、操作部6またはリモコン20のチャンネル選択ボタンにより、入力する信号に応じたチャンネルを選択する(ステップS2)。例えば、PCからのデジタル画像信号を入力する場合は、チャンネルとしてPC入力端子21が選択され、DVDプレーヤからのS−ビデオ信号を入力する場合は、チャンネルとしてS−ビデオ入力端子24が選択される。
次に、選択されたチャンネルの端子にケーブルが接続されているか否かを判定する(ステップS3)。端子にケーブルが接続されていて信号の入力がある場合は、信号処理部17はこの信号を認識するので、そのことが制御部18へ通知され、制御部18はケーブルが接続されていると判定する。一方、端子にケーブルが接続されておらず信号の入力がない場合は、信号処理部17はこの信号を認識しないので、そのことが制御部18へ通知され、制御部18はケーブルが接続されていないと判定する。
ステップS3での判定の結果、ケーブルが接続されている場合は(ステップS3:YES)、ステップS4〜S6を実行することなく、ステップS7へ移行し、ケーブルから入力される信号に基づいて、画像形成素子14で形成された画像をスクリーン16に投影する。
ステップS3での判定の結果、ケーブルが接続されていない場合は(ステップS3:NO)、ケーブルが接続されるべき端子に対応するLEDを発光させ、当該端子をLEDの光で照明する(ステップS4)。制御部18は、操作部6またはリモコン受信部4からの信号により、どの端子が選択されたかを把握しているので、選択された端子からの信号が信号処理部17において認識されない場合は、その端子に対応するLEDを発光させるよう、LED駆動回路19に対して指令を与える。
例えば、チャンネルとしてPC入力端子21が選択されたにもかかわらず、端子21にケーブルが接続されていなければ、LED駆動回路19は、PC入力端子21に対応するLED31に電流を供給し、LED31を発光させる。LED31が発光すると、その光は枠型のプリズム41(図2)に入射し、プリズム41が発光する。これによって、ユーザは、PC入力端子21にケーブルが接続されていないことを知ることができ、ケーブルの接続作業を行う。この場合、プリズム41の発光によりPC入力端子21の周囲が照明されるので、暗い場所であっても、接続作業を容易に行うことができる。なお、このときのLED31の発光輝度としては、プリズム41の照明によって端子の向きを視認できる程度の輝度を確保することが好ましい。他のLEDについても同じである。
また、同様に、チャンネルとしてPC入力端子22が選択されたにもかかわらず、端子22にケーブルが接続されていない場合は、LED32が発光してその光によりプリズム42が発光し、PC入力端子22の周囲が照明される。また、同様に、ビデオ入力端子25が選択されたにもかかわらず、端子25にケーブルが接続されていない場合は、LED35が発光してその光によりプリズム43が発光し、ビデオ入力端子25の周囲が照明される。
一方、例えば、チャンネルとしてS−ビデオ入力端子24が選択されたにもかかわらず、端子24にケーブルが接続されていなければ、LED駆動回路19は、S−ビデオ入力端子24に対応するLED34に電流を供給し、LED34を発光させる。この発光により、ユーザは、S−ビデオ入力端子24にケーブルが接続されていないことを知ることができ、ケーブルの接続作業を行う。この場合、前述したようなプリズムは設けられていないが、S−ビデオ入力端子24は形状が小さいので、LED34の発光のみで端子周辺を十分に照明することができる。したがって、暗い場所であっても、接続作業を容易に行うことができる。
また、同様に、チャンネルとして音声入力端子23が選択されたにもかかわらず、端子23にケーブルが接続されていない場合は、LED33が発光して、ケーブルが接続されていないことをユーザに知らせる。この場合も、プリズムは設けられていないが、音声入力端子23は形状が小さいので、LED33の発光のみで端子周辺を十分に照明することができ、暗い場所であっても、接続作業を容易に行うことができる。
上記のようにしてLED31〜35による照明を行った後、制御部18は、ケーブルが接続されたか否かを監視する(ステップS5)。選択されたチャンネルの端子にケーブルが接続されない場合は(ステップS5:NO)、ステップS4へ戻って、ケーブルが接続されるまでLEDの発光を継続する。選択されたチャンネルの端子にケーブルが接続されて信号が入力されると、この信号が信号処理部17で認識されるので、ケーブルが接続されたと判断し(ステップS5:YES)、LED駆動回路19へ指令を与えて、発光しているLEDへの電流供給を停止させる。この結果、LEDは消灯する(ステップS6)。LEDが消灯したことで、ユーザは、ケーブルが正しく接続されたことを知ることができる。その後は、ステップS7へ移行し、ケーブルから入力される信号に基づいて、画像形成素子14で形成された画像をスクリーン16に投影する。
このようにして、上記実施形態においては、信号入力端子21〜25のうちのケーブルを接続すべき端子(すなわち選択したチャンネルの端子)にケーブルが接続されていない場合は、端子の近傍のLED31〜35が発光するので、この発光によって、当該端子にケーブルを接続すべきことをユーザに報知することができる。そして、端子の近傍がLEDやプリズムなどの発光部で照明されるので、暗い場所であっても、ユーザは目的とする端子にケーブルを容易に接続することができる。また、明るい場所において端子部が陰になっている場合でも、発光部の発光により、目的とする端子の場所や方向の確認を容易に行うことができる。さらに、発光している箇所の端子にケーブルを接続するだけでよいので、配線に不慣れな者であっても、ケーブルをどの端子に接続すべきかを一目瞭然に知ることができる。また、ケーブルが接続されるとLEDが消灯するため、ユーザはケーブルが正しく接続されたことを確認することができる。
さらに、上記実施形態においては、枠型のプリズム41〜43を用いて端子を照明しているので、発光面積を大きくして端子を明るく照明することができる。また、プリズム41〜43は、信号入力端子のうちで形状の大きいPC入力端子21、22と、ビデオ入力端子25の周囲にのみ設けており、形状の小さい音声入力端子23およびS−ビデオ入力端子24に対しては、LED33、34のみを設けてある。このため、各端子の照明に必要な明るさを確保しつつ、プリズムの数を減らして、コストが上昇するのを抑制することができる。
図5は、本発明の第2実施形態によるプロジェクタ1の背面図を示している。図2の場合は、プリズム41〜43として枠型のプリズムを用いたが、図5では分割型のプリズムを用いている。PC入力端子21の上下には、一対のプリズム41a,41bが設けられており、各プリズムに対してLED31が設けられている。また、PC入力端子22の上下にも、一対のプリズム42a,42bが設けられており、各プリズムに対してLED32が設けられている。さらに、ビデオ入力端子25の左右にも、一対のプリズム43a,43bが設けられており、各プリズムに対してLED35が設けられている。その他については図2と同じであるので、図2と同一部分には同一符号を付してある。この第2実施形態によると、前記第1実施形態と同様の効果を得ることができるほか、プリズムの形状が単純となって製造が容易となるので、コストを低減することができる。
図6は、本発明の第3実施形態によるプロジェクタ1の背面図を示している。図5の場合は分割型の一対のプリズムを用いたが、図6では単一のプリズムを用いている。PC入力端子21の上部には、単一のプリズム41が設けられており、このプリズム41に対してLED31が設けられている。また、PC入力端子22の上部にも、単一のプリズム42が設けられており、このプリズム42に対してLED32が設けられている。さらに、ビデオ入力端子25の右側にも、単一のプリズム43が設けられており、このプリズム43に対してLED35が設けられている。その他については図2と同じであるので、図2と同一部分には同一符号を付してある。この第3実施形態によると、前記第1実施形態と同様の効果を得ることができるほか、プリズムの形状が単純となって製造が容易となり、またプリズムの数が最小で済むので、コストを低減することができる。
図7は、本発明の第4実施形態によるプロジェクタ1の背面図を示している。図2、図5、図6の場合は発光部の一部にプリズムを用いたが、図7ではプリズムを用いずに、LEDのみで発光部を構成している。PC入力端子21の上部には、3個のLED31が設けられている。また、PC入力端子22の上部には、2個のLED32が設けられている。さらに、ビデオ入力端子25の右側には、2個のLED35が設けられている。これらのLED31、32、35は、LED33、34と同様に、本体2から露出するように設けられる。なお、ここで示したLEDの個数は一例であり、LEDは任意の数だけ設けることができる。また、LEDを設ける場所も図7に限らず、端子の近傍であれば任意の場所に設けることができる。例えば、端子21、22の下部や、端子25の左側に設けてもよい。また、端子21、22、25をとり囲むようにLEDを配列してもよい。その他については図2と同じであるので、図2と同一部分には同一符号を付してある。この第4実施形態によると、前記第1実施形態と同様の効果を得ることができるほか、プリズムを用いないためコストを更に低減することができる。
本発明は、以上述べた実施形態以外にも、種々の実施形態を採用することができる。例えば、上記実施形態では、発光素子としてLEDを例に挙げたが、ELランプや豆電球などを発光素子として用いてもよい。また、上記実施形態では、光学部材としてプリズムを用いたが、光拡散板のような光学部材を用いることもできる。
また、上記実施形態では、一部の信号入力端子21、22、25に対してのみプリズム41〜43を設けた例を挙げたが、全ての信号入力端子21〜25に対してプリズムを設けてもよい。
また、上記実施形態では、選択されたチャンネルの端子にケーブルが接続されているか否かを、端子からの入力信号の有無で判別しているが、これに代えて、ケーブルの接続を検知するためのセンサを設け、このセンサの検知出力に基づいて、ケーブルが接続されているか否かを判別するようにしてもよい。
また、暗い場所での配線作業の便宜を考慮して、すべてのLEDを一斉に点灯させるような機能をプロジェクタ1に付加してもよい。この場合は、操作部6またはリモコン20に一斉点灯用のボタンを設け、このボタンが押されると、ケーブルの接続の有無にかかわらず、すべてのLED31〜35を発光させるようにすればよい。
本発明の実施形態に係るプロジェクタの外観図である。 第1実施形態によるプロジェクタの背面図である。 プロジェクタの構成を示したブロック図である。 プロジェクタの動作手順を示したフローチャートである。 第2実施形態によるプロジェクタの背面図である。 第3実施形態によるプロジェクタの背面図である。 第4実施形態によるプロジェクタの背面図である。 従来のプロジェクタの背面図である。
符号の説明
1 プロジェクタ
6 操作部
14 画像形成素子
16 スクリーン
17 信号処理部
18 制御部
19 LED駆動回路
20 リモコン
21〜25 信号入力端子
31〜35 LED
41〜43 プリズム

Claims (4)

  1. 異なる種類の画像信号が入力される複数のチャンネルを構成する信号入力端子と、画像信号に応じたチャンネルを選択する選択手段とを有し、前記選択手段で選択されたチャンネルの信号入力端子から入力される画像信号に基づいてスクリーン上に画像を投影するプロジェクタにおいて、
    前記複数の信号入力端子の近傍にそれぞれ設けられた発光部と、
    前記選択手段により選択されたチャンネルの信号入力端子にケーブルが接続されているか否かを、当該信号入力端子に入力される画像信号の有無に基づいて判別し、画像信号が検出されずケーブルが接続されていないと判別したときは、当該信号入力端子の近傍に設けられた前記発光部を発光させ、その後画像信号が検出されてケーブルが接続されたと判別したときは、前記発光部を消灯するように制御する制御部とを備え、
    前記発光部は、所定の信号入力端子を囲むように設けられた枠型のプリズムと、このプリズムへ光を照射する発光ダイオードとから構成されることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 異なる種類の画像信号が入力される複数のチャンネルを構成する信号入力端子を有し、選択されたチャンネルの信号入力端子から入力される画像信号に基づいてスクリーン上に画像を投影するプロジェクタにおいて、
    前記複数の信号入力端子の近傍にそれぞれ設けられた発光部を備え、
    選択されたチャンネルの信号入力端子にケーブルが接続されていないときは、当該信号入力端子の近傍に設けられた前記発光部を発光させ、その後ケーブルが接続されると、前記発光部を消灯するようにしたことを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項2に記載のプロジェクタにおいて、
    前記発光部の全部または一部は、信号入力端子の近傍に設けられた光学部材と、この光学部材へ光を照射する発光素子とから構成されることを特徴とするプロジェクタ。
  4. 請求項3に記載のプロジェクタにおいて、
    前記光学部材および発光素子からなる発光部は、大型の信号入力端子の近傍に設けられ、小型の信号入力端子の近傍には、発光素子のみからなる発光部が設けられることを特徴とするプロジェクタ。
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