JP2006300007A - Egr装置の異常判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外気温による影響を極力、排除しながら、EGR装置の異常判定を適切に行うことができるEGR装置の異常判定装置を提供する。
【解決手段】EGRガスを還流させるためのEGR通路9と、EGR通路9を流れるEGRガス量を調整するEGR弁10と、EGR弁10を駆動するEGR弁駆動手段10aとを備えるEGR装置15の異常判定装置1であって、吸気系に設けられ、吸入空気量QAを調整する吸気絞り弁8と、吸気絞り弁8よりも下流側に配置され、吸気系の温度TAを検出する吸気温センサ32と、吸気絞り弁8を絞った状態で、EGR弁駆動手段によりEGR弁10を開弁および閉弁するように駆動したときに吸気温センサ32によってそれぞれ検出された吸気系の温度T2,T1,ΔTAをパラメータとして、EGR装置15の異常を判定する異常判定手段2と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関から排出された排ガスの一部を吸気系にEGRガスとして還流させるEGR装置の異常を判定するEGR装置の異常判定装置に関する。
従来のEGR装置の異常判定装置として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。この特許文献1では、内燃機関の吸気系に、吸気量を調整するためのスロットル弁が設けられ、その下流側には、吸気温を検出する吸気温センサが設けられている。EGR装置は、排気系と吸気系のスロットル弁よりも下流側との間に接続されたEGR通路と、EGR通路を開閉するEGR弁と、EGR弁を制御する制御弁などを備えている。EGR弁の開弁時には、EGR通路が開放され、吸気系内の負圧によってEGR動作が行われる一方、閉弁時には、EGR通路が閉鎖され、EGR動作が停止される。
また、この特許文献1では、EGR装置の異常判定が次のようにして行われる。すなわち、内燃機関が所定の運転モードにあるとき、例えばスロットル弁の開度が所定の開度でかつ回転数が所定の回転数であり、車速が40km/hのときに、制御弁を介して、所定時間をおいてEGR弁を開弁および閉弁するように制御する。そして、EGR弁の開弁制御時および閉弁制御時に吸気温センサで検出された吸気温の差が所定値以下のときに、EGR弁の故障、EGR通路の詰まりや破損など、EGR装置に異常が生じていると判定する。
しかし、この従来の異常判定装置では、スロットル弁を車速40km/hを確保できるような所定の開度に大きく開いた状態で、異常判定が実行される。このため、吸気温が外気温の影響を大きく受けるため、吸気温に基づく異常判定を適切に行えないおそれがある。図6は、吸気絞り弁を全開に保持した状態でEGR弁を開閉したときの吸気温の推移の一例を示している。この図から明らかなように、吸気絞り弁の全開状態では、EGR弁を開閉しても吸気温はほとんど変化しない。これは、全開状態の吸気絞り弁を介して多量の空気が吸入されるため、EGR弁を開弁し、EGRガスを還流させても、吸気系の温度がほとんど上昇しないためである。従来の異常判定装置においても、スロットル弁が所定の大きな開度に開かれているので、スロットル弁を介して比較的多量の空気が吸入され、EGRガスを還流させても吸気系の温度はさほど上昇しない。その結果、EGR装置が正常であるにもかかわらず、EGR弁の開・閉弁制御時の間で吸気温の差が所定値以下になり、EGR装置に異常が生じていると誤判定してしまう。
また、この従来の異常判定装置では、異常判定が、スロットル弁の開度が所定の開度でかつ回転数が所定の回転数であり、車速が40km/hであるという非常に限られた条件で、実行される。このため、この実行条件がなかなか成立せず、異常判定の実行機会を十分に確保できないという問題もある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、外気温による影響を極力、排除しながら、EGR装置の異常判定を適切に行うことができるEGR装置の異常判定装置を提供することを目的とする。
特開平1−170750号公報
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、内燃機関3から排出された排ガスの一部を吸気系(実施形態における(以下、本項において同じ)吸気管4)にEGRガスとして還流させるためのEGR通路9と、EGR通路9を流れるEGRガス量を調整するためのEGR弁10と、EGR弁10を駆動するEGR弁駆動手段(EGR弁アクチュエータ10a)とを備えるEGR装置15の異常判定装置1であって、吸気系に設けられ、吸入空気量QAを調整するための吸気絞り弁8と、吸気絞り弁8よりも下流側に配置され、吸気系の温度(吸気温TA)を検出する吸気温センサ32と、吸気絞り弁8を絞った状態で、EGR弁駆動手段によりEGR弁10を開弁および閉弁するように駆動したときに吸気温センサ32によってそれぞれ検出された吸気系の温度(全開温度T2,全閉温度T1および吸気温変化量ΔTA)をパラメータとして、EGR装置15の異常を判定する異常判定手段(ECU2,図3のステップ25,26,28)と、を備えることを特徴とする。
このEGR装置の異常判定装置によれば、吸気系に、吸入空気量を調整する吸気絞り弁が設けられ、その下流側に配置された吸気温センサによって、吸気系の温度が検出される。そして、異常判定手段は、吸気絞り弁を絞った状態で、EGR弁駆動手段によりEGR弁を開弁および閉弁するように駆動したときに検出された吸気系の温度をパラメータとして、EGR装置の異常を判定する。
EGR弁が開いているときには、EGRガスは吸気系に還流し、EGR弁が閉じているときには、EGRガスは吸気系に還流しない。また、吸気絞り弁を絞ることによって、吸気絞り弁を介した空気の流入が抑制されるので、EGR弁を開弁し、EGRガスを還流させたときの吸気系の温度を十分に上昇させることができる。図5は、吸気絞り弁を全閉に保持した状態でEGR弁を開閉したときの吸気温の推移の一例を示している。この図から明らかなように、EGR弁を全閉から全開に切り換えると(タイミングt1)、吸気絞り弁を全開にした図6の場合と異なり、吸気温は大きく上昇しており、EGR弁の全閉時と全開時の間で大きく変化することが確認された。このように、吸気絞り弁を絞った状態では、EGR装置が正常であれば、吸気系の温度は、EGR弁の開閉に応じて所定の範囲で変化する。
本発明によれば、吸気絞り弁を絞った状態で、EGR弁駆動手段によりEGR弁を開閉するように駆動したときの吸気系の温度をパラメータとして、EGR装置の異常を判定するので、例えば、そのようなEGR弁の開閉駆動に伴って吸気系の温度が所定の範囲で変化していないときに、EGR弁の故障やEGR通路の詰まりなど、EGR装置に異常が生じていると判定できる。また、異常判定を、吸気絞り弁を絞った状態で行うので、スロットル弁を所定の開度に大きく開いた状態で異常判定を行う従来の異常判定装置と異なり、吸気系への空気の流入が抑制される。その結果、吸気絞り弁よりも上流側からの外気温による吸気系の温度への影響を極力、排除できる。したがって、EGR弁の開閉駆動に伴う吸気系の温度変化をパラメータとして、異常判定を適切に行うことができる。
また、吸気温センサとして、例えば、内燃機関を制御するために通常、設けられている既存の吸気温センサを利用することが可能になり、それにより、異常判定のための専用のセンサなどを付加する必要がなくなるので、製造コストを削減することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のEGR装置15の異常判定装置1において、内燃機関3が減速運転中であるか否かを判定する減速運転判定手段(ECU2,図2のステップ1)をさらに備え、異常判定手段は、内燃機関3が減速運転中であると判定されたときに、異常判定を実行することを特徴とする。
この構成によれば、EGR装置の異常判定を、内燃機関の減速運転中に実行するので、燃焼に伴うEGR温度の上昇の影響などを確実に排除しながら、EGR弁の開閉駆動に伴う吸気系の温度変化をパラメータとして、異常判定をより精度良く行うことができる。また、異常判定を、内燃機関の運転時に比較的高い頻度で行われる減速運転中に実行するので、実行条件が非常に限定される従来の異常判定装置と異なり、異常判定の実行機会を十分に確保することができる。さらに、このように異常判定を減速運転中に実行しても、吸気絞り弁が絞られているので、排気系への冷たい空気の流入を抑制できる。したがって、排気系に触媒が設けられている場合でも、触媒の冷却を抑制でき、それにより、エミッションの悪化を防止することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態による異常判定装置1、およびこれを適用した内燃機関の概略構成を示している。この内燃機関(以下「エンジン」という)3は、車両(図示せず)に搭載された、例えば4気筒(1つのみ図示)のディーゼルエンジンである。
エンジン3のピストン3aとシリンダヘッド3bの間には、燃焼室3cが形成されている。シリンダヘッド3bには、吸気管4(吸気系)および排気管5がそれぞれ接続されるとともに、燃料噴射弁(以下「インジェクタ」という)6が、燃焼室3cに臨むように取り付けられている。
インジェクタ6は、燃焼室3cの天壁中央部に配置されており、コモンレールを介して、高圧ポンプおよび燃料タンク(いずれも図示せず)に順に接続されている。インジェクタ6の開弁時間である燃料噴射量および噴射タイミングは、ECU2からの駆動信号によって制御される。
また、エンジン3のクランクシャフト3dには、マグネットロータ30aが取り付けられており、このマグネットロータ30aとMREピックアップ30bによって、クランク角センサ30が構成されている。クランク角センサ30は、クランクシャフト3dの回転に伴い、パルス信号であるCRK信号およびTDC信号をECU2に出力する。
CRK信号は、所定のクランク角(例えば30゜)ごとに出力される。ECU2は、このCRK信号に基づき、エンジン3の回転数(以下「エンジン回転数」という)NEを求める。TDC信号は、各気筒のピストン3aが吸気行程開始時のTDC(上死点)付近の所定クランク角度位置にあることを表す信号であり、4気筒タイプの本例では、クランク角180゜ごとに出力される。
吸気管4には、上流側から順に、水冷式のインタークーラ7、および吸入空気量を調整するための吸気絞り弁8が設けられている。インタークーラ7は、過給装置(図示せず)の過給動作により吸入空気の温度が上昇したときなどに、吸入空気を冷却する。吸気絞り弁8には、例えば直流モータで構成されたアクチュエータ8aが接続されている。吸気絞り弁8の開度は、アクチュエータ8aに供給される電流のデューティ比をECU2で制御することによって、制御される。
また、吸気管4には、インタークーラ7よりも上流側にエアフローセンサ31が、吸気絞り弁8よりも下流側に吸気温センサ32および吸気圧センサ33が、それぞれ設けられている。エアフローセンサ31は吸入空気量QAを検出し、吸気温センサ32は吸入空気の温度(以下「吸気温」という)TAを検出し、吸気圧センサ33は吸気圧PBAを絶対圧として検出し、それらの検出信号はECU2に出力される。
また、エンジン3には、EGR通路9などを有するEGR装置15が設けられている。EGR通路9は、排気管5と吸気管4の吸気絞り弁8よりも下流側とをつなぐように接続されている。このEGR通路9を介して、エンジン3の排ガスの一部がEGRガスとして吸気管4に還流し、それにより、燃焼室3c内の燃焼温度が低下することによって、排ガス中のNOxが低減される。
また、EGR通路9には、上流側から順に、EGR弁10、およびEGRガスを冷却するためのEGRクーラ11が設けられており、EGR弁10には、これを駆動するEGR弁アクチュエータ10a(EGR弁駆動手段)が接続されている。EGR弁10の開度は、ECU2からのデューティ制御された駆動信号により、EGR弁アクチュエータ10aを介して、全閉開度と全開開度の間で可変に制御され、それにより、EGRガスの環流量(以下「EGR量」という)が調整される。また、EGRクーラ11は、エンジン3の冷却水を利用した水冷式のものである。
また、EGR通路9にはバイパス通路12が設けられている。このバイパス通路12は、一端部がEGR通路9のEGR弁10とEGRクーラ11の間から分岐するとともに、他端部がEGR通路9のEGRクーラ11よりも下流側に合流しており、EGRクーラ11をバイパスしている。さらに、EGR通路9とバイパス通路12との分岐部には、バイパス弁13が設けられている。バイパス弁13は、ECU2による制御によって、EGR通路9およびバイパス通路12を流れるEGRガスの流量比を調整する。以上のバイパス弁13の制御により、EGRガスは、EGR通路9に通された場合には、EGRクーラ11で冷却された後、バイパス通路12に通された場合には、冷却されることなく、吸気管4に還流する。
また、排気管5のEGR通路9よりも下流側には、触媒装置14が設けられている。この触媒装置14は、三元触媒とNOx触媒(ともに図示せず)を組み合わせたものである。三元触媒は、その温度が高く活性状態にあるときに、ストイキ雰囲気下において、排ガス中のHCおよびCOを酸化するとともに、NOxを還元することによって、排ガスを浄化する。一方、NOx触媒は、酸素濃度が高い場合において、排ガス中のNOxを捕捉するとともに、捕捉したNOxを還元することによって、排ガスを浄化する。
さらに、ECU2には、水温センサ34から、エンジン3のシリンダブロック(図示せず)内を循環する冷却水の温度(以下「エンジン水温」という)TWを表す検出信号が、アクセル開度センサ35から、アクセルペダル(図示せず)の操作量(以下「アクセル開度AP」という)を表す検出信号が、それぞれ出力される。
ECU2(異常判定手段および減速運転判定手段)は、I/Oインターフェース、CPU、RAMおよびROMなどからなるマイクロコンピュータで構成されている。前述した各種センサ30〜35からの検出信号はそれぞれ、I/OインターフェースでA/D変換や整形がなされた後、CPUに入力される。
CPUは、これらの入力信号に応じ、ROMに記憶された制御プログラムなどに従って、エンジン3の運転状態を判別するとともに、判別した運転状態に応じ、EGR弁10のEGR弁アクチュエータ10aおよびバイパス弁13に駆動信号を出力することによって、EGR量と、EGR通路9およびバイパス通路12を流れるEGRガスの流量比を、それぞれ制御するとともに、EGR装置15の異常判定処理を実行する。
図2および図3は、このEGR装置15の異常判定処理のフローチャートを示している。本処理は、所定時間ごとに実行される。本処理では、まず、ステップ1(「S1」と図示。以下同じ)において、エンジン3が減速運転中であるか否かを判別する。具体的には、インジェクタ6の燃料噴射量およびアクセル開度APがいずれも0のときに、エンジン3が減速運転中であると判別される。この判別結果がNOで、エンジン3が減速運転中でないときには、異常判定を実行することなく、そのまま本処理を終了する。このように、異常判定は、エンジン3が減速運転中であることを条件として、実行される。
一方、前記ステップ1の判別結果がYESで、エンジン3が減速運転中のときには、異常判定の他の実行条件が成立しているか否かを判別する(ステップ2)。この実行条件は、検出されたエンジン回転数NE、燃料噴射量、吸気温TA、エンジン水温TWおよび吸気圧PBAがいずれも、それぞれの所定の範囲内にあるときに、成立していると判別される。この判別結果がNOで、実行条件が成立していないときには、本処理を終了する。一方、前記ステップ2の判別結果がYESのときには、異常判定の実行条件が成立しているとして、判定中フラグF_EGRAが「1」であるか否かを判別する(ステップ3)。この判定中フラグF_EGRAは、後述するように、異常判定の実行中に「1」にセットされるものである。
このステップ3の判別結果がNOのとき、すなわち今回が、異常判定の実行条件が成立した後の最初のループに相当するときには、吸気絞り弁8を全閉状態に制御する(ステップ4)とともに、バイパス弁13を全開状態に制御する(ステップ5)。そして、異常判定の実行中であることを表すために、判定中フラグF_EGRAを「1」にセットした(ステップ6)後、ステップ7に進む。また、異常判定の実行条件が成立した2回目以降のループでは、前記ステップ6の実行により、前記ステップ3の判別結果がYESになり、その場合には、ステップ7に直接、進む。
このステップ7では、全閉モード終了フラグF_EGRCENDが「1」であるか否かを判別し、その判別結果がNOのときには、EGR弁全閉フラグF_EGRCが「1」であるか否かを判別する(ステップ8)。
この判別結果がNOのときには、ステップ9において、EGR弁アクチュエータ10aに駆動信号を出力することによって、EGR弁10を全閉状態に制御する(以下「全閉制御」という)とともに、EGR弁全閉フラグF_EGRCを「1」に、EGR弁全開フラグF_EGROを「0」に、それぞれセットする(ステップ10)。次に、EGR弁10の全閉制御を開始した後の経過時間(以下「全閉時間」という)TEGRCを計測するためのアップカウント式のタイマ(図示せず)をスタートさせた(ステップ11)後、本処理を終了する。また、前記ステップ10が実行された後には、前記ステップ8の判別結果がYESになり、その場合には、ステップ12に進み、全閉時間TEGRCが第1所定時間TREF1(例えば2〜10sec)以上か否かを判別する。
この判別結果がNOで、TEGRC<TREF1のとき、すなわちEGR弁10の全閉制御の開始後、第1所定時間TREF1が経過していないときには、吸気温TAがまだ安定していないとして、本処理を終了する。
一方、前記ステップ12の判別結果がYESで、TEGRC≧TREF1のときには、吸気温TAが安定した状態になったとして、このときの吸気温TAを全閉温度T1(パラメータ)として記憶する(ステップ13)。そして、全閉モードが終了したことを表すために、全閉モード終了フラグF_EGRCENDを「1」にセットし(ステップ14)、本処理を終了する。
また、このステップ14が実行された後には、前記ステップ7の判別結果がYESになり、その場合には、ステップ15に進み、EGR弁全開フラグF_EGROが「1」であるか否かを判別する。この判別結果がNOのときには、ステップ16において、EGR弁アクチュエータ10aに駆動信号を出力することによって、EGR弁10を全開状態に制御する(以下「全開制御」という)とともに、EGR弁全開フラグF_EGROを「1」に、EGR弁全閉フラグF_EGRCを「0」に、それぞれセットする(ステップ17)。次に、EGR弁10の全開制御を開始した後の経過時間(以下「全開時間」という)TEGROを計測するためのアップカウント式のタイマをスタートさせた(ステップ18)後、本処理を終了する。
また、前記ステップ17が実行された後には、前記ステップ15の判別結果がYESになり、その場合には、ステップ19に進み、全開時間TEGROが第2所定時間TREF2(例えば2〜10sec)以上か否かを判別する。
この判別結果がNOで、TEGRO<TREF2のときには、吸気温TAがまだ安定していないとして、本処理を終了する。一方、前記ステップ19の判別結果がYESで、TEGRO≧TREF2のときには、吸気温TAが安定した状態になったとして、このときの吸気温TAを全開温度T2(パラメータ)として記憶し(ステップ20)、全閉モード終了フラグF_EGRCENDを「0」にセットする(ステップ21)。
次に、ステップ20で記憶した全開温度T2とステップ13で記憶した全閉温度T1との差(=T2−T1)を、吸気温変化量ΔTA(パラメータ)として算出する(ステップ22)。次に、水温補正係数KTWおよび吸入空気量補正係数KQAを算出する(ステップ23)。これらの算出は、エンジン水温TWおよび吸入空気量QAにそれぞれ応じ、テーブル(いずれも図示せず)を検索することによって、行われる。次いで、この吸気温変化量ΔTAに水温補正係数KTWおよび吸入空気量補正係数KQAを乗算することによって、補正後吸気温変化量ΔTACを算出する(ステップ24)。
この補正は、吸気温変化量ΔTAを、エンジン水温TWおよび吸入空気量QAが所定の基準状態にあるときの値に換算するためのものである。すなわち、エンジン水温TWが高いほど、また、吸入空気量QAが多いほど、燃焼温度が高く、EGRガスの温度も高いため、吸気温TAはより高くなる。このため、上記のテーブルでは、水温補正係数KTWは、エンジン水温TWが高いほど、より小さな値に設定され、吸入空気量補正係数KQAは、吸入空気量QAが多いほど、より小さな値に設定されている。
なお、上記のKTW×KQAに相当する補正係数を、エンジン水温TWおよび吸入空気量QAに応じてあらかじめマップ化し、実際のTW値およびQA値に応じ、このマップを検索することによって、求めてもよい。
次に、ステップ24で算出した補正後吸気温変化量ΔTACが所定の基準値TLMT以上であるか否かを判別する(ステップ25)。この基準値TLMTは、EGR装置15が正常であり、かつエンジン水温TWおよび吸入空気量QAが所定の基準状態にあるときの、EGR弁10の全閉時と全開時との間の吸気温の変化量に基づいて設定されている。
この判別結果がYESで、ΔTAC≧TLMTのときには、EGR弁10の全閉制御時と全開制御時との間で吸気温TAが大きく変化しているため、EGR装置15が正常であると判定し、EGR装置異常フラグF_EGRNGを「0」にセットする(ステップ26)。そして、異常判定が終了したことを表すために、判定中フラグF_EGRAを「0」にセットし(ステップ27)、本処理を終了する。
一方、前記ステップ25の判別結果がNOで、ΔTAC<TLMTのときには、EGR弁10の全閉制御時と全開制御時との間で吸気温TAが大きく変化していなければならないのに対し、実際にはそうなっていないため、EGR弁10の故障、EGR通路9やバイパス通路12の詰まりなど、EGR装置15に異常が生じていると判定する。そして、そのことを表すためにEGR装置異常フラグF_EGRNGを「1」にセットした(ステップ28)後、前記ステップ27を実行し、本処理を終了する。
なお、上記の例では、検出した吸気温変化量ΔTAをエンジン水温TWおよび吸入空気量QAに応じて補正する一方、それと比較される基準値TLMTを所定値に設定しているが、これとは逆に、吸気温変化量ΔTAをそのまま用い、基準値TLMTを補正してもよい。この場合、例えば、EGR装置15が正常である場合の、エンジン水温TWおよび吸入空気量QAに応じた、EGR弁10の全閉時の吸気温マップおよび全開時の吸気温マップをあらかじめ設定し、検出したエンジン水温TWおよび吸入空気量QAに応じて、これらの吸気温マップから、全閉時および全開時の吸気温TAを求め、両者の差に基づいて基準値TLMTを設定すればよい。あるいは、上記のようなEGR弁10の全開時と全閉時との吸気温TAの差に基づいて、吸入空気量QAおよびエンジン水温TWに応じた基準値TLMTのマップとして設定し、全閉時および全開時の実際のQA値およびTW値に応じ、マップを検索することによって、基準値TLMTを求めてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、エンジン3の減速運転中、バイパス弁13を全開にかつ吸気絞り弁8を全閉に保持した状態で、EGR弁10を全閉制御したときの吸気温TA(全閉温度T1)を求め、次いで、EGR弁10を全開制御したときの吸気温TA(全開温度T2)を求め、基本的に、両者の差である吸気温変化量ΔTA(=T2−T1)を基準値TLMTと比較することによって、EGR装置15の異常判定を実行する。EGR装置15が正常であれば、EGRガスは、EGR弁10の全開制御時に吸気管4に還流するので、吸気温TAは、EGR弁10の開閉制御に伴って所定の範囲で変化する。したがって、吸気温変化量ΔTAが基準値TLMTよりも小さいときに、EGR弁10の故障、EGR通路9やバイパス通路12の詰まりなど、EGR装置15に異常が生じていると判定することができる。
また、異常の判定を吸気絞り弁8を全閉に制御した状態で行うので、スロットル弁を所定の開度に大きく開いた状態で異常判定を行う従来の異常判定装置と異なり、吸気管4への空気の流入が十分に抑制される。その結果、吸気絞り弁8よりも上流側からの外気温による吸気温TAへの影響を極力、排除できる。また、吸気絞り弁8を全閉に制御し、吸気絞り弁8を介した空気の流入を抑制することによって、EGRガスが還流したときの吸気温TAを十分に上昇させることができる。したがって、吸気温変化量ΔTAをパラメータとして、EGR装置15の異常判定を適切に行うことができる。
さらに、異常判定をエンジン3の減速運転中に実行するので、燃焼に伴うEGR温度の上昇の影響などを確実に排除でき、それにより、異常判定をより精度良く行うことができる。また、異常判定を、エンジン3の運転時に比較的高い頻度で行われる減速運転中に実行するので、実行条件が非常に限定される従来の異常判定装置と異なり、異常判定の実行機会を十分に確保することができる。さらに、吸気温変化量ΔTAをエンジン水温TWおよび吸入空気量QAに応じて補正した補正後吸気温変化量ΔTACを、基準値TLMTと比較するので、EGR弁10の全開制御時に、EGRガスによる吸気温TAの上昇の度合を反映させながら、異常判定をより精度良く行うことができる。
また、エンジン3を制御するための既存の吸気温センサ32を利用しているので、異常判定のための専用のセンサなどを付加する必要がなく、それにより、製造コストを削減することができる。さらに、このように異常判定をエンジン3の減速運転中に実行しても、吸気絞り弁8が全閉に制御されているので、排気管5への冷たい空気の流入を抑制し、触媒装置14の冷却を抑制でき、それにより、エミッションの悪化を防止することができる。
図4は、EGR装置15の異常判定処理の変形例の前半部を示している。なお、この変形例の図4に続く後半部の実行内容については、実施形態の図3のそれとまったく同一であるため、図面は省略するものとする。この図4と図2の比較からわかるように、実施形態の異常判定処理では、異常判定がエンジン3の減速運転中に実行されるのに対し、本処理では、異常判定をエンジン3のアイドル運転中またはクルーズ運転中に実行する点が大きく異なる。したがって、以下の説明では、実施形態の異常判定処理と同じ実行内容については、図面に同一のステップ番号を付し、異なる実行内容を中心として説明を行うものとする。
本処理ではまず、ステップ31において、エンジン3がアイドル運転中またはクルーズ運転中であるか否かを判別する。この判別結果がNOで、エンジン3がアイドル運転中またはクルーズ運転中でないときには、異常判定を実行することなく、そのまま本処理を終了する。
一方、前記ステップ31の判別結果がYESで、エンジン3がアイドル運転中またはクルーズ運転中のときには、異常判定の他の実行条件が成立し(ステップ2:YES)、かつ判定中フラグF_EGRAが「1」でないとき(ステップ3:NO)に、吸気絞り弁8を半開状態の所定の開度に制御する(ステップ34)。これは、アイドル運転中またはクルーズ運転中におけるエンジン3の燃焼を確保するためである。他の実行内容は、実施形態と同じである。
以上のように、この変形例によれば、エンジン3のアイドル運転中またはクルーズ運転中において、バイパス弁13を全開にかつ吸気絞り弁8を半開に保持した状態で、EGR弁10の全閉制御時と全開制御時との吸気温変化量ΔTA(=T2−T1)を基準値TLMTと比較することによって、EGR装置15の異常を判定する。したがって、EGR装置15の異常を適切に判定することができ、実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、アイドル運転中またはクルーズ運転中では、エンジン3の運転状態が比較的安定しているので、吸気絞り弁8を半開状態の所定の開度に保持しても、運転に支障を来すことがないとともに、EGRガスの量や温度も比較的安定しているので、異常判定を精度良く行うことができる。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、バイパス弁13の全開時で、かつEGR弁10を全閉制御および全開制御したときの吸気温(全閉温度T1および全開温度T2)をパラメータとして用いているが、これに加えて、EGR弁10を全開制御し、かつバイパス弁13を全閉にしたときの吸気温T0をパラメータとして用い、これらの温度を比較してもよい。その場合、例えば、EGR弁10が閉側に固着した状態で故障している場合には、EGR弁10の開閉制御にかかわらず、EGRガスが吸気管4に還流しないので、T0≒T1≒T2が成立することによって、EGR装置15の異常がEGR弁10の閉側の故障であると特定できる。一方、EGR弁10が開側に固着した状態で故障している場合には、EGR弁10の開閉制御にかかわらず、EGRガスが吸気管4に還流するとともに、バイパス弁13の全閉時に、減速運転中には、EGRガスがEGRクーラ11によって暖められ、アイドル運転中またはクルーズ運転中には、EGRガスが冷却されるので、T0≠T1≒T2が成立することによって、EGR装置15の異常がEGR弁10の開側の故障であると特定できる。
さらに、EGR通路9のバイパス通路12の分岐部と合流部との間で詰まりが生じている場合には、バイパス弁13の全閉時に、EGRクーラ11によって暖められたまたは冷却されたEGRガスが吸気管4に還流しないので、T1≒T0<T2が成立することによって、EGR通路9の詰まりによる故障を判定できる。
また、実施形態では、EGR弁10を全閉制御および全開制御する際に、バイパス弁13を全開に保持しているが、例えば、減速運転中では、バイパス弁13を全閉に保持してもよい。この場合、EGR弁10の全開制御時には、EGRガスがEGRクーラ11で暖められることによって、EGR弁10の全閉制御時と全開制御時との間の吸気温TAの変化量をより大きくすることができ、それにより、異常判定をより適切に行うことができる。さらに、実施形態では、EGR弁10を、EGRクーラ11の上流側に設けているが、EGRクーラ11の下流側に設けてもよい。また、EGR装置15は、EGRクーラ11を省略したタイプのものでもよい。さらに、実施形態では、異常判定の際に、EGR弁10を全閉制御した後に全開制御しているが、その順序を逆にしてよいことは、もちろんである。
また、減速運転中の異常判定において、吸気絞り弁8は必ずしも全閉にすることには限られず、吸気絞り弁8を絞った状態であればよく、また、本発明の異常判定を行うにあたり、バイパス弁13を全開または全閉とすることには限られず、バイパス弁13を一定の開度に保持した状態としてもよい。また、本発明による異常判定は、車両の走行時はもとより、車両のメンテナンス時や工場出荷時に実施することが可能である。
さらに、本発明は、車両に搭載されたディーゼルエンジンに限らず、ガソリンエンジンにも適用することができる。また、本発明は、クランク軸が鉛直方向に配置された船外機などのような船舶推進機用エンジンを含む、様々な産業用の内燃機関に適用できることはもちろんである。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
本発明の異常判定装置およびこれを適用した内燃機関の概略構成を示す図である。 EGR装置の異常判定処理を示すフローチャートである。 図2の続きを示すフローチャートである。 EGR装置の異常判定処理の変形例を示すフローチャートである。 吸気絞り弁を全閉に保持した状態でEGR弁を開閉したときの吸気温の推移の一例を示す図である。 吸気絞り弁を全開に保持した状態でEGR弁を開閉したときの吸気温の推移の一例を示す図である。
符号の説明
1 異常判定装置
2 ECU(異常判定手段および減速運転判定手段)
3 エンジン(内燃機関)
4 吸気管(吸気系)
8 吸気絞り弁
9 EGR通路
10 EGR弁
10a EGR弁アクチュエータ(EGR弁駆動手段)
15 EGR装置
32 吸気温センサ
TA 吸気温(吸気系の温度)
QA 吸入空気量
T1 全閉温度(パラメータ)
T2 全開温度(パラメータ)
ΔTA 吸気温変化量(パラメータ)

Claims (2)

  1. 内燃機関から排出された排ガスの一部を吸気系にEGRガスとして還流させるためのEGR通路と、当該EGR通路を流れるEGRガス量を調整するためのEGR弁と、当該EGR弁を駆動するEGR弁駆動手段とを備えるEGR装置の異常判定装置であって、
    前記吸気系に設けられ、吸入空気量を調整するための吸気絞り弁と、
    当該吸気絞り弁よりも下流側に配置され、前記吸気系の温度を検出する吸気温センサと、
    前記吸気絞り弁を絞った状態で、前記EGR弁駆動手段により前記EGR弁を開弁および閉弁するように駆動したときに前記吸気温センサによってそれぞれ検出された吸気系の温度をパラメータとして、当該EGR装置の異常を判定する異常判定手段と、
    を備えることを特徴とするEGR装置の異常判定装置。
  2. 前記内燃機関が減速運転中であるか否かを判定する減速運転判定手段をさらに備え、
    前記異常判定手段は、前記内燃機関が減速運転中であると判定されたときに、前記異常判定を実行することを特徴とする、請求項1に記載のEGR装置の異常判定装置。
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