JP2006299535A - 場所打ち杭の杭頭処理用キャップ - Google Patents

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将玄 大川
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Abstract

【課題】 運搬効率の高い構造を有する場所打ち杭の杭頭処理用キャップを提供する。
【解決手段】 場所打ち杭の杭頭処理用キャップ10を、周縁部に鉄筋篭30の杭主筋31を貫通させるため貫通孔11nと複数のスリット11sとが形成された底板11cを備えた下部二重管11と、複数の空気抜け穴12hが形成された天板12cを有する上部二重管12とから構成するとともに、上記下部二重管11と上部二重管12とが互いに嵌挿可能なように、上記上部及び下部二重管11,12の外筒管11a,12a及び内筒管11b,12bの各外径及び各内径をそれぞれ設定し、運搬時には、上記下部二重管11と上部二重管12とを嵌挿した状態で運搬できるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、場所打ちコンクリート杭を構築するに際して、余盛コンクリートを効率的に除去するために用いられる杭頭処理用キャップに関するものである。
従来、場所打ちコンクリート杭を構築する際には、アースドリル工法等により地盤を機械で掘削して円形状の削孔を形成し、この削孔内にベントナイト液などの安定液を充填して削孔壁を安定させた後、上記削孔内に複数本の直線状の主筋(杭主筋)と環状のフープ筋とを組合わせて筒状に形成した鉄筋篭を建て込み、次いで、上記鉄筋篭中にトレミー管を挿入し、このトレミー管でコンクリートを打設することにより、鉄筋コンクリートの杭(コンクリート杭)を構築するようにしている。しかしながら、上記コンクリートの打込み時に、コンクリートが泥水や孔壁の土砂などを巻き込んでしまうため、杭上部のコンクリートの品質が低下してしまうといった問題点があった。そこで、安全を見込んで、コンクリート天端高さに対して80〜100cm程度の余盛りを行い、コンクリートの養生後に、上記余盛コンクリートを斫るなどの杭頭処理をするとともに、上部構造物またはその基礎に固定される上記鉄筋篭の杭主筋を露出させるようにしている。
ところで、上記余盛コンクリートの処理作業は、養生後に再び上記コンクリート杭周辺の土砂を取り除く床掘削を行い、その掘削された穴の中で上記余盛コンクリートの斫りを行うなど、劣悪な労働環境下での作業となるだけでなく、杭主筋の損傷や産業廃棄物の発生などの諸問題を抱え込んでいる。そこで、このような問題を解決するため、図9に示すように、杭主筋31と環状のフープ筋32とを筒状に形成した鉄筋篭30の頭部に杭頭処理用キャップ50を取付けて、杭上部の泥水や孔壁の土砂などを巻き込んだ質の悪いコンクリートを上記キャップ内に取り込むようにすることにより、余盛コンクリート41の生成箇所を制限する余盛コンクリートの処理方法が行なわれている。これにより、杭主筋31の先端部を保護することができるとともに、上記余盛コンクリート41となる質の悪いコンクリートは上記杭主筋31の先端部のみに制限される。上記余盛コンクリート41は杭主筋31との切り離しが容易であるので、杭主筋31の先端部を容易に露出させることができる(例えば、特許文献1,2参照)。
上記杭頭処理用キャップ50は、具体的には、図10(a),(b)に示すように、外筒管51aとトレミー管35を通入するための内筒管51bとから成る筒状のキャップ本体51と、中心部に上部トレミー口52mが形成された天板52と、周縁部に杭主筋31の先端部を上記杭頭処理用キャップ50内に収納するための複数個の杭主筋孔53n及び中心部に形成された下部トレミー口53mを備えた底板53とから成る、高さが約2000mmの二重管構造の二重管で、上記底板53の下部トレミー口53mと杭主筋孔53nとの間には、コンクリートの打込み時に上記コンクリートの上部に浮き上がってくるスライムや不良コンクリートが上記外筒管51aと内筒管51bとの間の空間に浸入できるように、複数のスリット53sが必要数だけ形成されている。また、上記上蓋52の周縁部には複数の空気抜け穴52hが形成されている。
このような杭頭処理用キャップ50を鉄筋篭30の頭部に取付けて、コンクリートを打設することにより、杭上部に押し出される泥水や孔壁の土砂などを巻き込んだ質の悪いコンクリートを、上記複数のスリット53sを介して、上記外筒管51a内筒管51bとの間の空間内に取り込むことができるので、余盛コンクリート41の生成箇所を制限することができる。したがって、図9に示すように、上記杭頭処理用キャップ50の下部に泥水や孔壁の土砂などの巻き込みのないコンクリート杭40を構築することができるとともに、上記杭頭処理用キャップ50内には杭主筋31との切り離しが容易な質の悪い余盛コンクリート41が形成されるので、杭主筋31を損傷することなく、上記余盛コンクリート41を容易に撤去して上記杭主筋31の先端部を露出させることができる。
特開平1−322020号公報 特開2000−154542号公報
しかしながら、上記杭頭処理用キャップ50は内部がほぼ空洞であるが、キャップ長が約2000mmと長いことから体積が大きく、そのため、運搬効率がよくないだけでなく、現場の限られたスペースで上記体積の大きな杭頭処理用キャップ50を鉄筋篭30の頭部に取付けなければならないため、取付作業が大変であるといった問題点があった。
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、運搬効率が高く、かつ、現場の限られたスペースでも容易に取付作業を行うことのできる場所打ち杭の杭頭処理用キャップを提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、二重管構造の杭頭処理用キャップをキャップの軸方向に複数個に分割して、キャップ軸方向上下に隣接する二重管のうちの一方の二重管を他方の二重管に嵌挿するなどして、体積が小さくなった状態で運搬し、現場で元の状態に復帰させるか、あるいは、嵌挿状態のまま使用するようにすれば、運搬効率を大幅に高めることができることを見出し、本発明に到ったものである。
すなわち、本願の請求項1に記載の発明は、複数本の直線状の主筋と環状のフープ筋とを組合わせて筒状に形成した鉄筋篭の頭部に取付けられる、トレミー管を導入するための内筒管と、上記内筒管よりも径が大きな外筒管と、その中心部に上記トレミー管を貫通させるためのトレミー口が設けられた天板及び底板、とを備えた杭頭処理用キャップであって、上記キャップを、複数の外筒管部材と内筒管部材とから構成するとともに、キャップ軸方向上下に位置する外筒管部材同士及び内筒管部材同士が、互いに嵌挿可能かあるいは一方の外筒管部材及び内筒管部材がそれぞれ他方の外筒管部材及び内筒管部材に嵌挿可能なように、上記各外筒管部材及び各内筒管部材の各外径及び各内径を設定したことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の場所打ち杭の杭頭処理用キャップにおいて、上記キャップ軸方向上下に隣接する外筒管部材または内筒管部材の一方または両方に、キャップ軸方向上部に位置する外筒管部材及び内筒管部材の、キャップ軸方向上部への移動距離を規制するためのストッパー部、あるは、ストッパー部材を設けたものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の場所打ち杭の杭頭処理用キャップであって、上記天板と上記底板との距離を所定の長さに設定した状態で、上下方向に隣接する外筒管部材同士及び内筒管部材同士を連結あるいは係合したものである。すなわち、上下方向に隣接する外筒管部材同士及び内筒管部材同士は、キャップ軸方向下部に位置する外筒管部材の上部側とキャップ軸方向上部に位置する外筒管部材の下部側、及び、キャップ軸方向下部に位置する内筒管部材の上部側とキャップ軸方向上部に位置する内筒管部材の下部側とが、一方が他方に嵌挿されている状態で連結または係合される。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の場所打ち杭の杭頭処理用キャップにおいて、上記天板に上記鉄筋篭の主筋を貫通するための貫通孔を設けたものである。
本発明によれば、鉄筋篭の頭部に取付けられる二重管構造の場所打ち杭の杭頭処理用キャップを複数の外筒管部材及び内筒管部材とから構成するとともに、上記各外筒管部材及び各内筒管部材の各外径及び各内径を、キャップ軸方向上下に隣接する外筒管部材及び内筒管部材が互いに嵌挿可能なように、あるいは、一方の外筒管部材及び内筒管部材がそれぞれ他方の外筒部材及び内筒管部材に嵌挿可能なように、それぞれ設定し、運搬時には外筒管部材及び内筒管部材が互いに嵌挿された状態で運搬することができるようにしたので、運搬効率を大幅に高めることができる。また、本発明の杭頭処理用キャップは、分割により各部材の体積は小さくなっているので取り扱いが容易である。したがって、上記杭頭処理用キャップの鉄筋篭頭部への取付作業を容易に行うことができる。
なお、上記杭頭処理用キャップを現場にて使用する際には、天板と底板との距離を所定の長さに設定した状態で、上記複数の外筒管部材同士及び内筒管部材同士をそれぞれ連結または係合して使用するか、嵌挿状態のまま使用すればよい。また、嵌挿状態のまま使用しても、キャップ軸方向上部に位置する外筒管部材及び内筒管部材はコンクリートの上昇圧にて押上げられるので、コンクリート上部に浮き上がってくるスライムや不良コンクリートを上記キャップ内に十分収納することができる。
以下、本発明の最良の形態について説明する。
最良の形態1.
図1は、本発明の最良の形態1に係る場所打ち杭の杭頭処理用キャップ10の構成を示す図で、同図において、11は杭径と同じかそれ以下の外径を有する外筒管11aと、トレミー管35を通入するための内筒管11bと、上記外筒管11aと内筒管11bとを連結するとともに、上記外筒管11aの下部を覆う、中心部に下部トレミー口11mを有する底板11cとを備えた下部二重管、12は上記下部二重管11の外筒管11aの外径よりも若干大きな内径を有する外筒管12aと、トレミー管35を通入するための、上記下部二重管11の内筒管11bの内径よりも若干小さな外径を有する内筒管12bと、上記外筒管12aと内筒管12bとを連結するとともに、上記外筒管12aの上部を覆う、中心部に上部トレミー口12mを有する天板12cとを備えた上部二重管である。
上記構成において、上部及び下部二重管11,12を構成する各外筒管11a,12aが本発明による外筒管部材に相当し、各内筒管11b,12bが内筒管部材に相当する。
また、上記底板11cの周縁部には鉄筋篭30の杭主筋31を貫通させるため貫通孔11nと、コンクリートの打込み時に上記コンクリートの上部に浮き上がってくるスライムや不良コンクリートが上記内筒管11b,12bと外筒管11a,12aとの間の空間に浸入させるための複数のスリット11sとが形成されており、上記天板12cの周縁部には複数の空気抜け穴12hが形成されている。
なお、上記外筒管11aの外径を杭径と同じかそれ以下としたのは、上記杭頭処理用キャップ10と削孔との間に空間を設けて、上記杭頭処理用キャップ10内に入りきらないスライムや不良コンクリートを上記空間に導くようにするためで、これにより、杭上部のコンクリートを更に良質にすることができるので、コンクリート杭の品質を更に向上させることができる。この場合、一部の不良コンクリートは上記外筒管11aの下部外周面の周囲に付着するが、この付着した不良コンクリートは容易に取り除くことができるので、特に問題はない。
本発明の杭頭処理用キャップ10は、上記のように、キャップ長が2000mm程度の従来の二重管を、その長さ(高さ)がそれぞれ従来の約半分である、下部二重管11と上部二重管12とに分割したもので、このとき、上記下部二重管11の外筒管11aと上記上部二重管12の外筒管12a同士と、上記下部二重管11の内筒管11bと上記上部二重管12の内筒管12b同士が嵌挿可能となるように、上記外筒管11aの外径を上記外筒管12aの内径よりも小さく、かつ、上記内筒管11bの内径を上記内筒管12bの外径よりも大きくなるようにしている。但し、上記外筒管11aと外筒管12aとの間のクリアランス、及び、上記内筒管11bと内筒管12bとの間のクリアランスは、上記下部二重管11に上記上部二重管12を挿入したり、上記上部二重管12を上記下部二重管11の上部方向に移動させたり、あるいは、上記二重管11,12を相対的に回転させたりすることが容易にできる程度の大きさがあれば十分であり、特に大きくする必要はない。
これにより、杭頭処理用キャップ10を運搬する際には、図2に示すように、上記下部二重管11に上部二重管12を嵌挿させて運搬することができる。具体的には、下部二重管11の内筒管11bの内部に上部二重管12の内筒管11bを挿入し、上部二重管12の外筒管12aの内部に下部二重管11の外筒管11aを挿入する。これにより、杭頭処理用キャップ10の運搬時の高さを従来の約半分の高さにすることができる。
したがって、一度に多数の(従来の約2倍の)杭頭処理用キャップ10を運搬することできるので、運搬効率を大幅に向上させることができる。
なお、運搬後に上記下部二重管11と上記上部二重管12とを組立てる作業は、上記上部二重管12を上記下部二重管11の上部側に所定距離だけ移動させて行う。このとき、上記下部二重管11と上記上部二重管12の体積は従来の杭頭処理用キャップ50の約半分であり、取り扱いが容易なので、現場の限られたスペースでも、本例の杭頭処理用キャップ10の取付作業を容易に行うことができる。
場所打ちコンクリート杭の構築現場では、上記下部二重管11の上部に上記上部二重管12を接合して一体化することにより、図3に示すような、従来とほぼ同じ高さの杭頭処理用キャップ10を組上げる。上記組上げ方法としては、例えば、上記上部二重管12を上記下部二重管11の上部側に所定高さだけ移動させた後、スポット溶接などにより、上記上部二重管12の外筒管12aと上記下部二重管11の外筒管11aとを接合して一体化する方法がある。このとき、図4(a),(b)に示すように、下部二重管11の外筒管11aの外周部に所定の間隔を置いて添い鉄筋15を予め溶接しておいたり、ピン16を打込んで位置決めしておいてから、上記添い鉄筋15(またはピン16)上に上部二重管12の外筒管12aを載せて溶接することが好ましい。
上記組上げられた杭頭処理用キャップ10は、上述した従来の杭頭処理用キャップ50とほぼ同様の構成であるので、この杭頭処理用キャップ10を鉄筋篭30の頭部に取付けてコンクリートを打設することにより、上記図9に示したような、キャップ下部に泥水や孔壁の土砂などの巻き込みのないコンクリート杭を構築することができる。また、杭頭処理用キャップ10内には切り離しが容易な質の悪い余盛コンクリートが形成されるので、杭主筋31を損傷することなく、上記余盛コンクリートを容易に撤去して上記杭主筋31の先端部を露出させることができる。
なお、本発明の杭頭処理用キャップ10は、上記外筒管11a,12a間及び内筒管11b,12b間のクリアランスが小さいことから、溶接を省略して、下部二重管11に上記上部二重管12を係合させた状態、すなわち、上記上部二重管12を上記添い鉄筋15(またはピン16)上に載せて置くだけでもよい。但し、この場合には、上部二重管12を一旦下部二重管11から抜き取り、先に下部二重管11を鉄筋篭30の頭部に取付けてから、上部二重管12を下部二重管11に嵌挿するようにすることが好ましい。
このように、本最良の形態1によれば、トレミー管35を通入するための内筒管と、この内筒管の外側に設けられた外筒管とを備えた場所打ち杭の杭頭処理用キャップ10を、周縁部に鉄筋篭30の杭主筋31を貫通させるため貫通孔11nと複数のスリット11sとが形成された底板11cを備えた下部二重管11と、複数の空気抜け穴12hが形成された天板12cを有する上部二重管12とから構成するとともに、上記下部二重管11と上部二重管12とが互いに嵌挿可能なように、上記上部及び下部二重管11,12の外筒管11a,12a及び内筒管11b,12bの各外径及び各内径をそれぞれ設定したので、運搬時には、上記下部二重管11と上部二重管12とを嵌挿した状態で運搬することができる。したがって、従来の約2倍の杭頭処理用キャップ10を運搬することができるので、運搬効率を大幅に向上させることができる。
また、上記下部二重管11と上記上部二重管12の体積は従来の杭頭処理用キャップ50の約半分であり、取り扱いが容易であるので、現場の狭い作業スペースであっても、杭頭処理用キャップ10の取付作業を容易に行うことができる。
なお、上記杭頭処理用キャップ10を場所打ちコンクリート杭の構築現場で使用する際には、上記下部二重管11と上記上部二重管12とを溶接等で一体化させて従来とほぼ同じ高さの杭頭処理用キャップ10を組上げるようにするだけでよい。なお、組み上がった杭頭処理用キャップ10は、従来のものとほぼ同じ構造であるので、二重管を分割した構造であっても、場所打ちコンクリート杭の構築においては何ら問題になるところはない。
上記最良の形態1では、下部二重管11の外筒管11aの外径を上部二重管12の上記外筒管12aの内径よりも小さく、かつ、下部二重管11の内筒管11bの内径を上記内筒管12bの外径よりも大きくしたが、図5(a)に示すように、下部二重管11の外筒管11aの内径を上部二重管12の外筒管12aの外径よりも大きくし、上記下部二重管11の内筒管11bの外径を上記上部二重管12の内筒管12bの内径よりも小さくする構成としても、杭頭処理用キャップ10を上記下部二重管11と上部二重管12とを嵌挿させた状態で運搬することができる。
また、図5(b),(c)に示すように、下部二重管11に上部二重管12を嵌挿させた状態、もしくは、上部二重管12に下部二重管11を嵌挿させた状態となるように、上記下部二重管11及び上部二重管12のそれぞれの外筒管11a,12a及び内筒管11b,12bの寸法を設定してもよい。
また、上記例では、上記下部二重管11と上記上部二重管12とを組上げてから使用する場合について説明したが、図6(a)に示すように、上記下部二重管11と上記上部二重管12とを嵌挿させた状態で使用することも可能である。この場合には、鉄筋篭30の杭主筋31が底板11cから100〜160cm程度突出していることから、上部二重管12の天板12cの周縁部に、鉄筋篭30の杭主筋31を貫通させるため貫通孔12nを設ける必要がある。なお、上記貫通孔12nは空気抜け穴の機能も果たすので、この場合には、上記空気抜け穴12hを省略してもよい。
上記下部二重管11と上記上部二重管12とを嵌挿させた状態にしておくと、コンクリートの打込み時には、下部二重管11の底板11cのスリット11sから上記内筒管11b,12bと上記外筒管11a,12aとの間の空間に、上記コンクリートの上部に浮き上がってくるスライムや不良コンクリートが浸入するとともに、コンクリートの上昇圧により、上記上部二重管12は上方に押上げられるので、コンクリートの打込み時の初期に上記空間が十分でなくても余盛コンクリートを確実に形成することができる。
このとき、図6(b)に示すように、上記下部二重管11の外筒管11aの上部と上記上部二重管12の外筒管12aの下部に、それぞれ、他方の外筒管側に突出する係止部17m,17nを設けて、上記上部二重管12の最大上昇を制限するようにすれば、余盛コンクリートの厚さを最小限に制限することができるだけでなく、万が一、杭頭処理用キャップ10内の圧力が以上に上昇した場合でも、上記上部二重管12が上記下部二重管11から外れることを防止することができる。
最良の形態2.
上記最良の形態1では、杭頭処理用キャップ10を、底板11cを有する下部二重管11と天板12cを有する上部二重管12の2個の二重管に分割したが、上記下部二重管11と上記上部二重管12との間に1個あるいは複数個の中間部二重管を設けた3個以上の二重管に分割してもよい。これにより、運搬時の体積を更に小さくできるので、運搬効率を大幅に向上させることができる。なお、杭頭処理用キャップを、3個以上の二重管に分割した場合には、中間部に位置する二重管の外筒管と内筒管とは連結されていないので、厳密には二重管とは呼べないが、上記中間部は、組上げ後は二重管構造となるので、以下、中間部に位置する外筒管と内筒管とを併せて、便宜上、中間部二重管という。
図7(a),(b)は本最良の形態2に係る3分割タイプの杭頭処理用キャップ20の一例を示す図で、この杭頭処理用キャップ20は、外筒管21a、内筒管21b、及び、周縁部に鉄筋篭30の杭主筋31を貫通させるため貫通孔21nと複数のスリット21sと下部トレミー口21mとが形成された底板21cを備えた下部二重管21と、外筒管22a、内筒管22b、及び、図示しない複数の空気抜け穴と上部トレミー口22mとが形成された天板22cを備えた上部二重管22と、上記下部二重管21と上部二重管22との間に配設される外筒管23aと内筒管23bとから成る中間部二重管23とから構成されており、下部二重管の外筒管21aが上記中間部二重管23の外筒管23aの内部に嵌挿され、かつ、上記中間部二重管の内筒管23bが上記下部二重管21の内筒管21bの内部に嵌挿されるように、各外筒管21a,23a及び各内筒管21b,23bの外径及び内径が設定されている。また、上記中間部二重管23の外筒管23aが、上記上部二重管22の外筒管22aの内部に嵌挿され、かつ、上記上部二重管の内筒管22bが上記中間部二重管22の内筒管22bの内部に嵌挿されるように、各外筒管22a,23a及び各内筒管22b,23bの外径及び内径が設定されている。
本例のように、杭頭処理用キャップを、3個以上の二重管に分割した場合には、中間部に位置する二重管の外筒管と内筒管とは連結されていないので、図7(a),(b)に示すように、上部に位置する二重管である上部二重管22の外筒管22aの内周側の下部と内筒管22bの外周側の下部とに上記中間部二重管23方向に突出するストッパー爪22P,22pをそれぞれ設けるとともに、下部に位置する二重管である中間部二重管23の外筒管23aの外周側の上部と内筒管23bの内周側の上部に上記上部二重管22方向に突出するストッパー爪23P,23pをそれぞれ設けて、上記上部二重管22のストッパー爪22P,22pが、上記中間部二重管23のストッパー爪23P,23pを下部から保持することができるようにしておけば、上記上部二重管22が上昇したときに、上記中間部二重管23の外筒管23aと内筒管23aとを一体に引き上げることができる。
上記ストッパー爪21P,23P及びストッパー爪21p,23pとしては、例えば、図7(c)に示すような、円柱状の部材を上部二重管22の外筒管22aの内周側の下部と中間部部二重管23の外筒管23aの外周側の上部、及び、上部二重管22の内筒管22bの外周側の下部と中間部二重管23の内筒管23bの内周側の上部に、その側面に沿ってそれぞれ取付けるようにすればよい。
また、ストッパー爪としては、図7(d)に示すような、一方を円柱状の部材25zとし、他方を上記円柱状の部材25zが嵌挿される凹部25sを有する略コの字型の部材とすれば、上記上部二重管22と上記中間部二重管23とを更に確実に係合させることができる。
このとき、上記ストッパー爪22P,23Pと上記ストッパー爪22p,23pとを設ける箇所としては、円周状において上記ストッパー爪22Pと上記ストッパー爪23Pとが重ならないような箇所にそれぞれ設けるとともに、上記ストッパー爪22pと上記ストッパー爪23pとが重ならないような箇所にそれぞれ設けることが肝要で、これにより、運搬時においては、図8(a)に示すように、上記中間部二重管23の外筒管23aが、上記上部二重管22の外筒管22aの内部に嵌挿され、かつ、上記上部二重管の内筒管22bが上記中間部二重管23の内筒管23bの内部に嵌挿された状態にすることができる。
また、本例では、上記中間部二重管23の外筒管23aの内周側の下部と内筒管23bの外周側の下部とに下部二重管21方向に突出するストッパー爪23Q,23qをそれぞれ設けるとともに、下部二重管21の外筒管21aの外周側の上部と内筒管21bの外周側の上部に上記中間部二重管23方向に突出するストッパー爪21Q,21qをそれぞれ設けて、上記中間部二重管23のストッパー爪23Q,23qが、上記下部二重管21のストッパー爪21Q,21qを下部から保持することができるようにしている。これにより、杭頭処理用キャップ20を嵌挿状態で使用した場合でも、上記各二重管23,22の最大上昇を制限することができるので、余盛コンクリートの厚さを最小限に制限することができるだけでなく、万が一、杭頭処理用キャップ20内の圧力が異常に上昇した場合でも、上記上部二重管22及び中間部二重管23が上記下部二重管21から外れることを防止することができる。
上記ストッパー爪21Q,23Q及びストッパー爪21q,23qとしては、上記図7(c)もしくは図7(d)に示すような、上記ストッパー爪22P,23P及びストッパー爪22p,22pと同様のストッパー部材を用いることができる。
また、上記ストッパー爪21Q,23Qと上記ストッパー爪21q,23qとを設ける箇所についても、円周状において上記ストッパー爪21Qと上記ストッパー爪23Qとが重ならないような箇所にそれぞれ設けるとともに、上記ストッパー爪21qと上記ストッパー爪23qとが重ならないような箇所にそれぞれ設けるようにすれば、運搬時においては、図8(a)に示すように、上記下部二重管21の外筒管21aが、上記中間部二重管23の外筒管23aの内部に嵌挿され、かつ、上記中間部二重管の内筒管23bが上記下部二重管21の内筒管21bの内部に嵌挿された状態にすることができる。
一方、上記のように、上記中間部二重管23の外筒管23aを、上記上部二重管22の外筒管22aの内部に嵌挿し、かつ、上記上部二重管の内筒管22bを上記中間部二重管23の内筒管23bの内部に嵌挿した状態にすることができるので、図8(a)に示すように、杭頭処理用キャップ20を嵌挿状態にて運搬することができる。したがって、杭頭処理用キャップ20の運搬効率を大幅に高めることができる。
上記杭頭処理用キャップ20を嵌挿状態のままで使用する場合には、上記ストッパー爪22Pの上部に上記ストッパー爪23Pが、上記ストッパー爪22pの上部に上記ストッパー爪23pが載るように、上記上部二重管22あるいは上記中間部二重管23を回転させておけば、上記上部二重管22が上昇したときに、上記中間部二重管23の外筒管23aと内筒管23aとを一体に引き上げることができる。また、上記ストッパー爪21Q,21qと上記ストッパー爪23Q,23qについても、上記ストッパー爪23Qの上部に上記ストッパー爪21Qが、上記ストッパー爪23qの上部に上記ストッパー爪21qが載るように、上記下部二重管21あるいは上記中間部二重管23を回転させておけば、上記各二重管23,22の最大上昇を制限することができるとともに、上記上部二重管22及び中間部二重管23が上記下部二重管21から外れることを防止することができる。
また、杭頭処理用キャップ10を嵌挿状態にて使用すれば、上記キャップ10の体積が従来の約1/3であるので、現場の狭い作業スペースであっても、杭頭処理用キャップ10の取付作業を容易に行うことができる。
また、杭頭処理用キャップ20を組立上げて使用する場合には、上記上部二重管22及び上記中間部二重管23を引き上げるとともに、上記嵌挿状態で使用する場合と同様に、上記ストッパー爪22P,23Qの上部に上記ストッパー爪23P,21Qがそれぞれ載るように、かつ、上記ストッパー爪22p,23qの上部に上記ストッパー爪23p,21qがそれぞれ載るように、上記上部二重管22、上記中間部二重管23、あるいは下部二重管21を回転させて位置合わせを行った後、外筒管21aと外筒管23a及び外筒管22aと外筒管23aとをそれぞれ溶接などにより接合して固定するようにすれば、図8(b)に示すように、従来とほぼ同じ高さの杭頭処理用キャップと略同様の容量を有する杭頭処理用キャップを得ることができる。
あるいは、運搬後に、上記上部二重管22、上記中間部二重管23、及び、下部二重管21を分割した状態で取出した後、図8(c)に示すように、上記下部二重管21のストッパー爪21Q,21qの上部に上記中間部二重管23のストッパー爪23Q,23qをそれぞれ載せて、上記外筒管21aと上記外筒管23a及び上記内筒管21bと内筒管23bとをそれぞれ溶接などにより接合して固定し、次に、上記中間部二重管23のストッパー爪23P,23pの上部に上記上部二重管22のストッパー爪22P,22pをそれぞれ載せて、上記外筒管22aと上記外筒管23a及び上記内筒管22bと内筒管23bとをそれぞれ溶接などにより接合して固定し、最後に、上記天板22cを上記上部二重管22に取付けるようにしてもよい。
また、このように、杭頭処理用キャップ20を組立上げて使用する場合でも、各二重管21,22,23の体積はそれぞれ、従来の杭頭処理用キャップ50の約1/3であるので、取り扱いが容易である。したがって、現場の狭い作業スペースであっても、杭頭処理用キャップ10の取付作業を容易に行うことができる。
以上説明したように、本発明によれば、鉄筋篭の頭部に取付けられる二重管構造の場所打ち杭の杭頭処理用キャップを、上部二重管と下部二重管、あるいは、上部二重管、下部二重管及び少なくとも一つの中間部二重管とから構成するとともに、キャップ軸方向上下に隣接する二重管同士が嵌挿可能なように上記各二重管の外筒管及び内筒管の外径及び内径をそれぞれ設定し、運搬時には上記杭頭処理用キャップを嵌挿状態で運搬することができるようにしたので、運搬効率を大幅に高めることができるとともに、鉄筋篭頭部への取付作業を容易に行うことができる。
本発明の最良の形態1に係わる場所打ち杭の杭頭処理用キャップの構成を示す図である。 本発明の杭頭処理用キャップの運搬方法を示す図である。 組立後の本発明の杭頭処理用キャップを示す図である。 本発明の杭頭処理用キャップの組立方法の一例を示す図である。 本発明による杭頭処理用キャップの他の構成を示す図である。 本発明による杭頭処理用キャップの他の使用例を示す図である。 本最良の形態2に係わる場所打ち杭の杭頭処理用キャップの構成を示す図である。 本最良の形態2に係わる場所打ち杭の杭頭処理用キャップの使用例を示す図である。 従来の杭頭処理用キャップを用いた場所打ちコンクリート杭の構築方法を示す図である。 従来の杭頭処理用キャップの構成を示す図である。
符号の説明
10 杭頭処理用キャップ、11 下部二重管、11a 外筒管、11b 内筒管、
11c 底板、11m 下部トレミー口、11n 貫通孔、11s スリット、
12 上部二重管、12a 外筒管、12b 内筒管、12c 天板、
12h 空気抜け穴、15 添い鉄筋、16 ピン、17m,17n 係止部、
30 鉄筋篭、31 杭主筋、35 トレミー管。

Claims (4)

  1. 複数本の直線状の主筋と環状のフープ筋とを組合わせて筒状に形成した鉄筋篭の頭部に取付けられる、トレミー管を導入するための内筒管と、上記内筒管よりも径が大きな外筒管と、その中心部に上記トレミー管を貫通させるためのトレミー口が設けられた天板及び底板、とを備えた杭頭処理用キャップであって、上記キャップを、複数の外筒管部材と内筒管部材とから構成するとともに、キャップ軸方向上下に位置する外筒管部材同士及び内筒管部材同士が、互いに嵌挿可能かあるいは一方の外筒管部材及び内筒管部材がそれぞれ他方の外筒管部材及び内筒管部材に嵌挿可能なように、上記各外筒管部材及び各内筒管部材の各外径及び各内径を設定したことを特徴とする場所打ち杭の杭頭処理用キャップ。
  2. 上記キャップ軸方向上下に隣接する外筒管部材または内筒管部材の一方または両方に、キャップ軸方向上部に位置する外筒管部材及び内筒管部材の、キャップ軸方向上部への移動距離を規制するためのストッパー部、あるは、ストッパー部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の場所打ち杭の杭頭処理用キャップ。
  3. 上記天板と上記底板との距離を所定の長さに設定した状態で、上下方向に隣接する外筒管部材同士及び内筒管部材同士を連結あるいは係合したことを特徴とする請求項1に記載の場所打ち杭の杭頭処理用キャップ。
  4. 上記天板に上記鉄筋篭の主筋を貫通するための貫通孔を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の場所打ち杭の杭頭処理用キャップ。
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