JP2006296000A - 出力欠相検出回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インバータ装置に接続された複数の負荷装置8a〜8cの動作時における各相相互間のインバータ出力電流の検出信号を各相絶対値データとして求める絶対値演算回路13と、絶対値演算回路13により求められた前記各相絶対値データ相互間の各差分Huv,Hvw,Hwuを求める差分演算回路15a〜15cと、差分演算回路15によって求められた各相相互間の差分と予め設定された基準差分値とをそれぞれ比較し、各差分のいずれかが基準差分値より大きい場合に欠相が生じていると判定する判定回路16とを備えたものである。
【選択図】 図2
Description
従来のこのような出力欠相検出方法としては、図10のブロック回路図に示すように電流制御回路1,座標変換器2,PWM発生回路3,電力変換器4,電流検出器5,出力欠相検出回路6及びインバータ保護回路7とを備え、出力欠相検出回路6は電流検出器5で検出される、例えばひ交流電動機などの負荷装置8の三相の電流値Iu ,Iv ,Iw により、欠相の有無を検出しているものである。
従って、インバータ装置の出力に負荷装置として、例えば3本のバイブレータが接続された状態で、その内の1本のバイブレータの例えばU相が欠相した場合は、欠相したバイブレータのU相電流は0となり、欠相していないV相とW相に電流が流れる状態となるが、欠相していない正常な状態の他のバイブレータ2本についてはU,V,W各相に電流が流れる。
次に表2は、前記表1に示したφ30,φ40,φ50の3台が接続された状態において、3台共正常動作時と、3台のうちφ30,φ40又はφ50のいずれかのU相に欠相が生じた場合について、各相相互間の絶対値データの差を検証したものである。即ち、正常動作時における3台の各相の電流値(Iu2,Iv2,Iw2),各相相互間の差分(Huv,Hvw,Hwu)及びその差分の合計差分(Huvw )と、各φ30,φ40,φ50のいずれかのU相に欠相が生じた場合における3台の各相の合計電流値,各相相互間の差分及びその差分の合計差分を示したものである。
なお、表2における各相相互間の差分の合計差分(Huvw )のデータは、後述する他の実施例の説明をする際に説明する。
また、表3に示した第2の検証例においては、各相相互間の差分が正常時は300以下でり、欠相時は1500以上の差分が検出されている。従って、判定回路16の欠相検出の判定基準値を例えば800と定めておけば、各相相互間毎のいずれかの差分が800を超えた場合は、φ40,φ50,φ60の3台の中のいずれかに欠相が生じていることを検出することができる。
また、前述した第1の実施例〜第6の実施例における表1の試験データは、運転中に欠相した場合の電流値に対応する検出信号のデータであるが、欠相状態の負荷装置を含む複数の負荷装置の起動時においても、前述した第1の実施例〜第6の実施例により欠相を検出することができる。この試験データの一部を表4に示す。表4は前述したコンクリートバイブレータの型式φ30,φ40,φ50,φ60について、欠相状態で起動した際の電流値に対応する検出データを示したものである。
従って、φ30,φ40,φ50のいずれかのU相に欠相が生じて起動した場合の各相相互間の差分は、表1に示した運転中に欠相が生じた場合に比較して大きくなるものであり、起動時での欠相も確実に検出することができる。
2 座標変換器
3 PWM発生回路
4 電力変換器
5 電流検出器
6,11 出力欠相検出回路
7 インバータ保護回路
8 負荷装置
12 ハイパスフィルタ回路
13 絶対値演算回路
14 ローパスフィルタ回路
15 差分演算回路
16 判定回路
17 差分加算回路
18 サンプリング回路
19 絶対値データ記憶回路
20 平均値演算回路
Claims (7)
- インバータ装置から出力される三相交流電源に接続された複数の負荷装置のうち、少なくとも一つの負荷装置に欠相が生じた場合の出力欠相検出回路であって、
前記インバータ装置に接続された前記複数の負荷装置の動作時における各相毎のインバータ出力電流の検出信号を各相絶対値データとして求める絶対値演算回路と、
該絶対値演算回路により求められた前記各相絶対値データ相互間の各差分を求める差分演算回路と、
該差分演算回路によって求められた前記各差分と予め設定された基準差分値とをそれぞれ比較し、前記各差分の少なくとも一つが前記基準差分値より大きい場合に欠相を生じていると判定する判定回路と、
を備えた出力欠相検出回路。 - インバータ装置から出力される三相交流電源に接続された複数の負荷装置のうち、少なくとも一つの負荷装置に欠相が生じた場合の出力欠相検出回路であって、
前記インバータ装置に接続された前記複数の負荷装置の動作時における各相毎のインバータ出力電流の検出信号を各相絶対値データとして求める絶対値演算回路と、
該絶対値演算回路により求められた前記各相絶対値データ相互間の各差分を求める差分演算回路と、
該差分演算回路によって求められた前記各相の各差分を加算して総合差分を求める差分加算回路と、
該差分加算回路によって求められた前記総合差分と予め設定された基準総合差分値とを比較し、前記総合差分が前記基準総合差分値より大きい場合に欠相を生じていると判定する判定回路と、
を備えた出力欠相検出回路。 - 前記絶対値演算回路の前段に前記インバータ出力電流のオフセット成分を除去するハイパスフィルタ回路及び/又は前記絶対値演算回路と前記差分演算回路との間に前記絶対値データを平滑化するためのローパスフィルタ回路が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の出力欠相検出回路。
- 前記複数の負荷装置の動作時における各相相互間のインバータ出力電流の検出信号に基づき求められる前記差分は、サンプリング回路により該各相毎のインバータ出力電流を単位時間内に複数回測定した各検出信号を前記絶対値演算回路により絶対値データを求めた後、各相毎に絶対値データ記憶回路に記憶せしめ、かつ該記憶された各相毎の複数の絶対値データを平均値演算回路により平均化し、該平均化された各相毎に平均絶対値データに基づき前記差分演算回路により求められた平均差分であることを特徴とする請求項1又は2に記載の出力欠相検出回路。
- 前記予め設定された基準差分値は、前記複数の負荷装置の正常動作時と欠相時における各相毎のインバータ出力電流の各検出信号を前記絶対値演算回路により絶対値データとして求め、該絶対値データを前記差分演算回路により正常動作時と欠相時の前記各相相互間の差分データを求めて、該正常動作時の差分データと欠相時の大きい差分データとの間の判定可能な差分値としたことを特徴とする請求項1に記載の出力欠相検出回路。
- 前記予め設定された基準総合差分値は、前記複数の負荷装置の正常動作時と欠相時における各相毎のインバータ出力電流の各検出信号を前記絶対値演算回路により絶対値データとして求め、該絶対値データを前記差分演算回路により正常動作時と欠相時の前記各相相互間の差分として求め、該各相相互間の各差分を前記差分加算回路によって加算された正常動作時と欠相時の総合差分データとして求め、該正常動作時総合差分データと欠相時の総合差分データとの間の判定可能な差分値としたことを特徴とする請求項2に記載の出力欠相検出回路。
- 前記判定回路の判定結果が、前記負荷装置のいずれかに欠相が生じていると判定した場合には、前記インバータ装置の動作を停止せしめるように構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の出力欠相検出回路。
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