JP2006292448A - 測定システム - Google Patents

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匡史 飯島
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Abstract

【課題】マスタ側測定装置の測定時刻とスレーブ側測定装置の測定時刻とを同期させ得る測定システムを提供する。
【解決手段】基本時刻データを含むアナログ信号S3を生成して送信する基本時刻生成部12、および日時データD6を生成すると共に基本時刻データを含むアナログ信号S3を受信したときには受信したアナログ信号S3から抽出した基本時刻データに日時データD6を更新する測定時刻生成部13を有するマスタ側測定装置としての測定装置2と、日時データD6を生成すると共に基本時刻データを含むアナログ信号S3を受信したときには受信したアナログ信号S3から抽出した基本時刻データに日時データD6を更新する測定時刻生成部13を有するスレーブ側測定装置としての測定装置3,4とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、マスタ側測定装置の測定時刻データにスレーブ側測定装置の測定時刻データを同期させる測定システムに関するものである。
この種の測定システムとして、出願人は、特開平11−295107号公報において、複数台の記録計(測定装置)を同期させてそれぞれ異なる被測定アナログ入力信号を記録する記録システム(測定システム)を開示している。この測定システムでは、マスタ側測定装置(マスタ側の記録計)がタイミング信号と共にスタート信号をスレーブ側測定装置(スレーブ側の記録計)に送信し、スレーブ側測定装置がスタート信号を復元すると共に、タイミング信号に同期するサンプリング信号を復元して使用する。このため、この測定システムによれば、電源投入後において長時間作動したとしても、スレーブ側測定装置のサンプリングタイミングと、マスタ側測定装置のサンプリングタイミングとの間での時間のずれの発生を回避することが可能となっている。
特開平11−295107号公報(第5−7頁、第4,6図)
しかしながら、上記の従来の測定システムでは、上記したように、マスタ側測定装置およびスレーブ側測定装置の各サンプリングタイミングを同期させることは可能ではあるが、次のような解決すべき課題がある。すなわち、この測定システムには、マスタ側測定装置およびスレーブ側測定装置にリアルタイムクロックなどの時計部を設けて測定時刻も併せて記録するようにしたときに、マスタ側測定装置およびスレーブ側測定装置内の各時計部の時刻が同期されていないため、長時間作動させたときに、マスタ側測定装置に記録された測定時刻とスレーブ側測定装置に記録された測定時刻とが同期せずに両者間に時間のずれが発生するという課題が存在しており、これを改善するのが好ましい。
本発明は、かかる解決すべき課題に鑑みてなされたものであり、マスタ側測定装置の測定時刻とスレーブ側測定装置の測定時刻とを同期させ得る測定システムを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の測定システムは、基本時刻データを生成して送信する基本時刻生成部、および測定時刻データを生成すると共に前記基本時刻データを受信したときには当該測定時刻データを当該受信した基本時刻データに更新する測定時刻生成部を有するマスタ側測定装置と、測定時刻データを生成すると共に前記基本時刻データを受信したときには当該測定時刻データを当該受信した基本時刻データに更新する測定時刻生成部を有するスレーブ側測定装置とを備えている。
請求項2記載の測定システムは、請求項1記載の測定システムにおいて、前記基本時刻生成部は、前記送信した基本時刻データが前記各測定時刻生成部によって受信されるまでに要する時間分だけ進めた当該基本時刻データを送信する。
請求項3記載の測定システムは、請求項1または2記載の測定システムにおいて、前記基本時刻生成部は、基準クロックを生成する基準クロック生成部を備え、前記基本時刻データと共に前記基準クロックを送信し、前記測定時刻生成部は、前記測定時刻データを生成するための内部クロックを生成するPLL回路を備えると共に、前記基本時刻データおよび前記基準クロックを受信し、前記PLL回路は、前記基準クロックが受信されているときには前記内部クロックの位相を当該基準クロックの位相に同期させる。
請求項1記載の測定システムによれば、マスタ側測定装置の基本時刻生成部から送信された基本時刻データを、マスタ側測定装置およびスレーブ側測定装置の各測定時刻生成部がそれぞれ受信すると共に、生成している測定時刻データを受信した基本時刻データで更新することにより、マスタ側測定装置およびスレーブ側測定装置の各測定時刻生成部によって生成される測定時刻データを同一日時データに同期させることができる。このため、マスタ側測定装置およびスレーブ側測定装置において測定された測定データをその測定時刻を示す日時データと共に記憶(記録)させているときに、マスタ側測定装置およびスレーブ側測定装置に記憶されている日時データを比較することにより、マスタ側測定装置およびスレーブ側測定装置において測定された測定データについての測定時刻の前後関係を正確に判別することができる。
また、請求項2記載の測定システムによれば、送信した基本時刻データが各測定時刻生成部によって受信されるまでに要する時間分だけ進めた基本時刻データを基本時刻生成部が送信することにより、この基本時刻データが例えばリアルタイムクロックなどで構成された時計部によって生成される正確な日時データに基づいて算出されているときには、マスタ側測定装置およびスレーブ側測定装置の測定時刻生成部で生成されている各測定時刻データを正確な日時データに同期させることができる。このため、マスタ側測定装置およびスレーブ側測定装置で測定された測定データを正確な測定時刻を示す日時データと共に記憶することができる。
また、請求項3記載の測定システムによれば、マスタ側測定装置の基本時刻生成部が基本時刻データと共に基準クロックを送信し、マスタ側測定装置およびスレーブ側測定装置の各測定時刻生成部は内部クロックの位相を基準クロックに同期させることにより、マスタ側測定装置から送信されたデータ等にビット欠落やビット誤りが生じたときには、この内部クロックに基づいて各測定時刻生成部で各日時データが生成されるため、各装置間の時間差を最小限に抑えることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る測定システムの最良の形態について説明する。
最初に、測定システム1の構成について説明する。この測定システム1は、図1に示すように、複数(本例では一例として3個)の測定装置2,3,4が同期用信号線5を介して互いに接続されて構成されている。また、測定システム1では、各測定装置2,3,4のうちの一つの測定装置(本例では測定装置2)がマスタ側測定装置として機能し、他の測定装置(測定装置3,4)がスレーブ側測定装置として機能する。
次に、各測定装置2,3,4の構成について説明する。なお、本例では、各測定装置2,3,4は、図2に示すように、同一の構成要素を備えて構成されている。このため、測定装置2の構成について説明し、他の測定装置3,4の構成についての説明は省略する。
測定装置2は、図2に示すように、時計部11、基本時刻生成部12、測定時刻生成部13、測定部14、制御部15、記憶部16、時刻出力端子17および時刻入力端子18を備えて構成されている。また、測定装置2は、外部記憶装置19を接続可能に構成されている。この場合、時計部11は、例えばリアルタイムクロックで構成されて、現在の年月日および時分秒を示す日時データD1を制御部15に出力する。
基本時刻生成部12は、図3に示すように、水晶発振器(以下、「発振器」ともいう)21、分周器22、基本時刻生成用カウンタ23(以下、「カウンタ23」ともいう)、第1シフトレジスタ24、同期パターン記憶レジスタ25、CRC算出部26、第2シフトレジスタ27、変調部28および出力バッファ29を備えている。この場合、発振器21は、本発明における基準クロック生成部として機能し、周波数が100HzのクロックS1(基準クロック)を生成する。分周器22は、クロックS1を100分の1に分周することにより、クロックS2を1秒周期で生成する。本例では、クロックS2のパルス幅は、一例としてクロックS1の1周期分に規定されている。カウンタ23は、クロックS2の周期でカウント動作を実行することにより、日時データ(本発明における基本時刻データ)D2を生成する。本例では、一例として、日時データD2は、現在の年月日および時分秒を示す48ビットのデータで構成されている。また、カウンタ23は、測定装置2の起動時に制御部15から日時データD1aを入力すると共に、この日時データD1aを初期値としてカウント動作を開始する。
第1シフトレジスタ24は、クロックS2の入力タイミングに同期してカウンタ23から日時データD2をパラレルデータとしてロード(入力)すると共に、ロードした日時データD2をクロックS1の入力タイミングに同期してシリアルデータとして出力する。同期パターン記憶レジスタ25は、予め設定された所定のビット数(本例では28ビット)の同期パターンデータD3を記憶する。この場合、同期パターンデータD3は、これに日時データD2および後述するCRCデータD4を連結したパターンのいずれの部分を切り出したとしても、同期パターンデータD3の部分以外では同一とならないビットパターンとなるように構成されている。CRC算出部26は、第1シフトレジスタ24から出力されるシリアルデータとしての日時データD2を1ビットずつ取り込むと共に、クロックS2の1周期毎に日時データD2についてのCRC(Cyclic Redundancy Check)データD4を算出して出力する。本例では、CRCデータD4は、一例として24ビットで構成されている。
第2シフトレジスタ27は、一例として100ビットのシフトレジスタで構成されている。また、第2シフトレジスタ27は、第1シフトレジスタ24から出力される日時データD2、同期パターン記憶レジスタ25に記憶されている同期パターンデータD3、およびCRC算出部26から出力されるCRCデータD4をクロックS2の入力タイミングに同期して(1秒間隔で)取り込み、日時データD2については1ビット目から48ビット目の各レジスタに、またCRCデータD4については49ビット目から72ビット目の各レジスタに、さらに同期パターンデータD3については73ビット目から100ビット目の各レジスタにそれぞれ記憶する。また、第2シフトレジスタ27は、記憶した日時データD2、CRCデータD4および同期パターンデータD3をこの順に、クロックS1に同期してシリアルデータD5として出力する。変調部28は、このクロックS1をシリアルデータD5で変調して信号S3として出力する。したがって、信号S3には、シリアルデータD5成分およびクロックS1成分が含まれている。出力バッファ29は、この信号S3を所定のレベルに増幅して時刻出力端子17に出力する。この構成により、基本時刻生成部12は、カウンタ23で生成された日時データD2を含むシリアルデータD5を1秒周期で送信(出力)する。
測定時刻生成部13は、図4に示すように、入力バッファ31、PLL(Phase Locked Loop)回路32、復調部33、第3シフトレジスタ34、同期パターン記憶レジスタ35、第1比較部36、CRC算出部37、第2比較部38、ビットカウンタ39、AND回路40、タイミングパルス発生部41および測定時刻生成用カウンタ42(以下、「カウンタ42」ともいう)を備えて構成されている。この場合、入力バッファ31は、時刻入力端子18を介して受信(入力)した信号S3を所定のレベル(TTLレベルやCMOSレベル)に変換して出力する。PLL回路32は、発振器21と同一の周波数(100Hz)のクロックS4(本発明における内部クロック)を生成して出力する。また、PLL回路32は、入力バッファ31から信号S3を入力しているときには、この信号S3に含まれているクロックS1を抽出すると共に、抽出したクロックS1の位相に内部で生成しているクロックS4の位相を同期させる。復調部33は、クロックS4に基づいて、信号S3に含まれているシリアルデータD5を復調する(信号S3からシリアルデータD5を分離する)。第3シフトレジスタ34は、復調部33によって復調されたシリアルデータD5をクロックS4に同期して1ビット目から順次取り込むことにより、シリアルデータD5を構成する各ビットのデータ(100ビット分のデータ)を記憶する。第3シフトレジスタ34がシリアルデータD5を全て記憶したときには、日時データD2については1ビット目から48ビット目までの各レジスタ(以下、「日時データレジスタ群34a」ともいう)に、またCRCデータD4については49ビット目から72ビット目までの各レジスタ(以下、「CRCデータレジスタ群34b」ともいう)に、さらに同期パターンデータD3については73ビット目から100ビット目までの各レジスタ(以下、「同期パターン用レジスタ群34c」ともいう)にそれぞれ記憶される。同期パターン記憶レジスタ35は、同期パターンデータD3と同一の同期パターンデータD3sを記憶する。
第1比較部36は、第3シフトレジスタ34の同期パターン用レジスタ群34cに記憶されているデータと、同期パターンデータD3sとを常時比較して、双方が一致したときに第1トリガ信号S5を出力する。この構成により、第1比較部36は、第3シフトレジスタ34にシリアルデータD5が正常に記憶されたときに、例えばクロックS4の1周期分のパルス幅の第1トリガ信号S5を出力する。CRC算出部37は、第1トリガ信号S5の入力タイミングを起点としてクロックS4をカウントしつつシリアルデータD5に含まれている日時データD2の位置を検出することにより、日時データD2についてのCRCデータD4sを算出して出力する。また、CRC算出部37は、第1トリガ信号S5を入力した後に、直前に算出しているCRCデータD4sをリセットする。第2比較部38は、CRC算出部37によって算出されたCRCデータD4sと、第3シフトレジスタ34のCRCデータレジスタ群34bに記憶されているデータとを常時比較して、双方が一致したときに第2トリガ信号S6を出力する。この構成により、第2比較部38は、第3シフトレジスタ34にシリアルデータD5が正常に記憶されたときに、例えばクロックS4の1周期分のパルス幅で第2トリガ信号S6を出力する。
ビットカウンタ39は、クロックS4に同期してインクリメント動作を実行すると共に、第1トリガ信号S5を入力した後に、そのカウント値を0にリセットして、再度インクリメント動作を実行する。また、ビットカウンタ39は、カウント値が100(シリアルデータD5のビット数と同じ数)になったときに(インクリメント動作を100回実行したときに)、第3トリガ信号S7(例えばクロックS4の1周期分のパルス幅)を出力する。AND回路40は、各トリガ信号S5,S6,S7をすべて入力しているときに、第4トリガ信号S8を出力する。この場合、第1比較部36、CRC算出部37、第2比較部38、ビットカウンタ39およびAND回路40を上記のように構成したことにより、シリアルデータD5が正常に(ビットに欠落やエラーが発生しない状態で)第3シフトレジスタ34に記憶される動作が繰り返されているときには、第1比較部36、第2比較部38およびビットカウンタ39が各トリガ信号S5,S6,S7を1秒周期で、かつ同一のタイミングで出力する。このため、AND回路40は、各トリガ信号S5,S6,S7に基づいて第4トリガ信号S8を1秒周期で繰り返し出力する。
タイミングパルス発生部41は、入力したクロックS4および第4トリガ信号S8に基づいて、第4トリガ信号S8が発生すべきタイミングで次の第4トリガ信号S8が発生しないときにカウンタ42用のクロックS9を出力する。具体的には、タイミングパルス発生部41は、AND回路40から第4トリガ信号S8が繰り返し出力されているときには、クロックS9を発生させない。一方、タイミングパルス発生部41は、第4トリガ信号S8の直前の発生からクロックS4を100カウントした後に(1秒後に)AND回路40から第4トリガ信号S8が出力されていないときには、入力したクロックS4を100分周して生成した1秒周期の基本クロック(図示せず)をクロックS9として出力する。
カウンタ42は、第4トリガ信号S8を入力したときには、第3シフトレジスタ34の日時データレジスタ群34aに記憶されている日時データD2をロード(入力)すると共に、ロードした日時データD2で日時データD6を更新して出力する。また、カウンタ42は、年月日および時分秒を示す48ビットの日時データ(本発明における測定時刻データ)D6を、クロックS9が発生したときには1秒ずつ更新しつつ出力する。また、カウンタ42は、制御部15から日時データD1を入力したときには、この日時データD1で日時データD6を更新する。
測定部14は、例えばA/D変換器などを備え、入力した測定対象信号(アナログ信号)をクロックS4に同期してディジタルデータD7に変換すると共に制御部15に出力する。制御部15は、基本時刻生成部12および測定時刻生成部13を初期化する初期設定処理と、測定部14から入力したディジタルデータD7の記憶部16および外部記憶装置19に記憶させる記憶処理とを実行する。記憶部16および外部記憶装置19は、ディジタルデータD7およびこのディジタルデータD7の測定時刻を示す時刻データD8を記憶する。
次に、測定システム1の動作について説明する。なお、マスタ側測定装置として機能する測定装置2では、同期用信号線5は、時刻出力端子17および時刻入力端子18に接続されている。一方、スレーブ側測定装置として機能する測定装置3,4では、同期用信号線5は、時刻入力端子18にのみ接続されている。
まず、測定システム1の起動時において、測定装置2,3,4では、各制御部15が、それぞれの基本時刻生成部12および測定時刻生成部13に対する初期設定処理を実行する。測定装置2を例に挙げて具体的に説明すると、制御部15は、時計部11によって計時されている現在の日時データD1を時計部11から取得すると共に、測定時刻生成部13に出力する。測定時刻生成部13では、カウンタ42が、入力した日時データD1で日時データD6を更新(初期化)すると共に、この日時データD1を初期値として、クロックS9に同期して1秒ずつ増加する日時データD6の生成を開始する。なお、この時点では、基本時刻生成部12から測定時刻生成部13に対してシリアルデータD5の送信が行われていないため、第4トリガ信号S8は出力されていない。したがって、タイミングパルス発生部41は、クロックS4を分周して生成した基本クロックをクロックS9として出力している。このため、カウンタ42は、このクロックS9に同期して日時データD6を生成する。
また、制御部15は、測定時刻生成部13への日時データD1の出力タイミングとほぼ同じタイミングで、時計部11から取得した日時データD1で示される日時を所定時間(本例では一例として1秒)だけ進めた日時データD1aを算出して基本時刻生成部12に出力する。これにより、基本時刻生成部12では、カウンタ23が、入力した日時データD1aで日時データD2を更新(初期化)すると共に、この日時データD1aを初期値として、クロックS2に同期して1秒ずつ増加する日時データD2の生成を開始する。この場合、この所定時間は、基本時刻生成部12の第2シフトレジスタ27から出力されたシリアルデータD5が、同期用信号線5を介して測定時刻生成部13に伝達されると共にその第3シフトレジスタ34にすべて記憶されるまでに要する時間と同一に設定されている。また、基本時刻生成部12は、周期100HzのクロックS1に同期して100ビット長のシリアルデータD5を出力し、一方、測定時刻生成部13は、シリアルデータD5を入力しているときには、クロックS1と同じ周期で、かつ同じ位相のクロックS4に同期して、シリアルデータD5を第3シフトレジスタ34に記憶させる。したがって、基本時刻生成部12の第2シフトレジスタ27から出力されたシリアルデータD5が、測定時刻生成部13の第3シフトレジスタ34にすべて記憶されるまでに要する時間は1秒となる。このため、本測定システム1では、上記の所定時間を1秒に設定している。
また、基本時刻生成部12では、第1シフトレジスタ24が、カウンタ23で生成される日時データD2をパラレルデータとしてクロックS2に同期してロードすると共に、ロードした日時データD2をクロックS1に同期してシリアルデータとして出力する。CRC算出部26は、このシリアルデータ化された日時データD2を入力してそのCRCデータD4を算出する。一方、第2シフトレジスタ27は、この日時データD2、算出されたCRCデータD4、および同期パターン記憶レジスタ25に記憶されている同期パターンデータD3をクロックS2の周期(1秒周期)で、対応するレジスタにそれぞれ記憶(ロード)すると共に、記憶した各データD2,D4,D3をクロックS1に同期してこの順にシリアルデータD5に変換して出力する。変調部28は、クロックS1をシリアルデータD5で変調することにより、信号S3に変換して出力する。また、他の測定装置3,4の基本時刻生成部12においても、測定装置2と同様にして各構成要素が作動する。したがって、測定装置2,3,4の各時刻出力端子17には、各測定装置2,3,4の時計部11から出力される日時データD1よりも1秒だけ進められている日時データD2、そのCRCデータD4、および同期パターンデータD3を含み、かつクロックS1を変調して信号S3に変換されたシリアルデータD5が1秒周期で繰り返し送信(出力)される。なお、この測定システム1では、測定装置2の時刻出力端子17から送信されるシリアルデータD5は、同期用信号線5を介して測定装置2,3,4の各時刻入力端子18に供給されて使用されるが、他の測定装置3,4の時刻出力端子17に出力されるシリアルデータD5は使用されない。
一方、測定装置2,3,4の各測定時刻生成部13では、測定装置2の基本時刻生成部12から受信(入力)したシリアルデータD5に含まれている日時データD2でカウンタ42の日時データD6を更新する処理を開始する。測定装置2を例に挙げて具体的に説明すると、入力バッファ31が、時刻入力端子18を介して受信した信号S3をPLL回路32および復調部33に供給する。次いで、PLL回路32は、信号S3からクロックS1を抽出すると共に、抽出したクロックS1の位相に、生成しているクロックS4の位相を同期させる。また、PLL回路32は、信号S3が入力されていないときには自らクロックS4を生成する。また、復調部33は、クロックS4に基づいて、信号S3からシリアルデータD5を復調(分離)する。続いて、第3シフトレジスタ34は、復調されたシリアルデータD5を1ビット目から、クロックS4に同期して内部のレジスタに順次記憶させる。
この場合、シリアルデータD5が正常に(ビットに欠落やエラーが発生しない状態で)第3シフトレジスタ34に記憶される動作が繰り返されている間は、第3シフトレジスタ34の同期パターン用レジスタ群34cには同期パターン記憶レジスタ35に記憶されている同期パターンデータD3sと同一の同期パターンデータD3が記憶され、CRC算出部37からはCRCデータD4と同じ値のCRCデータD4sが出力され、かつビットカウンタ39はカウント動作を100回(シリアルデータD5のビット長分だけ)実行する。このため、第1比較部36、第2比較部38およびビットカウンタ39は、1秒周期で、かつ同一のタイミングで各トリガ信号S5,S6,S7をそれぞれ繰り返し出力する。したがって、AND回路40も、第4トリガ信号S8を1秒周期で繰り返し出力する。また、タイミングパルス発生部41は、第4トリガ信号S8が正常に出力されるためクロックS9を発生させない。また、カウンタ42は、1秒周期で出力される第4トリガ信号S8に同期して、1秒周期で更新される第3シフトレジスタ34の日時データレジスタ群34aに記憶されているデータ(つまり日時データD2)を取り込み、この日時データD2で日時データD6を更新する。また、他の測定装置3,4の測定時刻生成部13においても、測定装置2と同様にして各構成要素が作動する。この結果、測定装置2,3,4の各カウンタ42によって生成される各日時データD6がそれぞれ同期する。この場合、各測定装置3,4の各第3シフトレジスタ34にシリアルデータD5がすべて記憶されるまでに要する時間(1秒)を考慮して、日時データD2は、測定装置2の制御部15によって予め1秒進めて設定されている。したがって、測定装置2の基本時刻生成部12から各測定装置2,3,4の測定時刻生成部13にシリアルデータD5が伝達されるのに要する時間(1秒)が、この1秒の進みで丁度相殺されるため、各測定装置2,3,4のカウンタ42が出力する日時データD6は、測定装置2の時計部11によって初期化されたカウンタ23内の日時データD2に同期させられる。
一方、入力したシリアルデータD5を構成する日時データD2またはCRCデータD4にエラーが発生しているときには、CRC算出部37によって算出されたCRCデータD4sとCRCデータD4とが一致しないため、第2比較部38が第2トリガ信号S6を生成しない。また、シリアルデータD5を構成する同期パターンデータD3にエラーが発生しているときには、同期パターン記憶レジスタ35に記憶されている同期パターンデータD3sと同期パターンデータD3とが一致しないため、第1比較部36が第1トリガ信号S5を生成しない。また、ビットのエラーによりビットカウンタ39が100以外のときに万一CRCが一致したり同期パターンが一致したとしても第3トリガ信号S7は生成されない。したがって、このようにシリアルデータD5にビットの欠落やエラーが発生しているときには、各トリガ信号S5,S6,S7が同時にAND回路40に入力されることがないため、AND回路40は第4トリガ信号S8の出力を停止する。この場合、タイミングパルス発生部41は、第4トリガ信号S8に代えて、クロックS4を100分周して生成している基本クロックをクロックS9として出力する。次いで、カウンタ42は、このクロックS9に同期してインクリメント動作を実行することにより、日時データD6を1秒ずつ更新しつつ出力する。また、他の測定装置3,4の測定時刻生成部13においても、シリアルデータD5にビットの欠落やエラーが発生しているときには、測定装置2の測定時刻生成部13と同様にして各構成要素が作動する。
測定装置2,3,4の各制御部15は、上記したそれぞれの基本時刻生成部12および測定時刻生成部13に対する初期設定処理を実行した後に、測定部14からディジタルデータD7を入力する都度、その際にカウンタ42から出力されている日時データD6を入力して、この日時データD6をディジタルデータD7の測定時刻を示す日時データD8としてディジタルデータD7と共に記憶部16に記憶させる。また、各制御部15は、外部記憶装置19が接続されているときには、記憶部16と共にこの外部記憶装置19にも日時データD8およびディジタルデータD7を記憶させる。
このように、この測定システム1では、マスタ側測定装置としての測定装置2の基本時刻生成部12から送信された基本時刻データとしての日時データD2を含むシリアルデータD5を、この測定装置2およびスレーブ側測定装置としての各測定装置3,4の測定時刻生成部13がそれぞれ受信すると共に、生成している測定時刻データとしての日時データD6を受信したシリアルデータD5に含まれている日時データD2で更新する。したがって、各測定装置2,3,4の各測定時刻生成部13によって生成される日時データD6が同一日時データに同期されるため、測定装置2,3,4の各測定部14によって測定されたディジタルデータD7を日時データD6(測定時刻)と共に各記憶部16等に記憶している状態では、各測定装置2,3,4の記憶部16等に記憶されている日時データD6を比較することにより、各測定装置2,3,4において測定されたディジタルデータD7についての測定時刻の前後関係を正確に判別することができる。また、この測定システム1によれば、シリアルデータD5を正常に受信できないときであっても、タイミングパルス発生部41が、クロックS4を分周して生成した基本クロックをクロックS9として出力することにより、このクロックS9に基づいてカウンタ42が測定時刻を特定するための日時データD6を継続して出力することができる結果、その測定時刻(測定日時)を示す日時データD8と共にディジタルデータD7を記憶部16に記憶させることができる。
また、この測定システム1では、基本時刻生成部12は、送信した基本時刻データとしての日時データD2を含むシリアルデータD5が各測定時刻生成部13によって受信されるまでに要する時間分だけ進めた日時データD2を含むシリアルデータD5を送信する。このため、基本時刻生成部12が、例えばリアルタイムクロックなどで構成された時計部11によって生成される正確な日時データD1に基づいて算出された日時データD2を送信することにより、各測定装置2,3,4における測定時刻生成部13で生成されている測定時刻データとしての日時データD6を、測定装置2の時計部11で生成されている正確な日時データD1で初期化された日時データD2に同期させることができるため、測定装置2,3,4の各測定部14によって測定されたディジタルデータD7を正確な日時データD6(測定時刻)と共に各記憶部16等に記憶することができる。
さらに、この測定システム1では、測定装置2の基本時刻生成部12が、基準クロック生成部としての発振器21で生成されているクロック(基準クロック)S1がシリアルデータD5で変調される信号S3を生成すると共に各測定装置2,3,4の測定時刻生成部13に出力することによってシリアルデータD5と共にクロックS1を各測定装置2,3,4の測定時刻生成部13に送信し、一方、各測定装置2,3,4の測定時刻生成部13は、受信した信号S3からクロックS1を抽出すると共に内部で用いられる内部クロックとしてのクロックS4の位相をクロックS1に同期させる。したがって、この測定システム1によれば、各測定装置2,3,4において生成される各クロックS4の位相を互いに同期させることができる。また、信号S3のビット欠落やビット誤りが生じたときには、このクロックS4を分周して生成されるクロックS9に基づいて各測定時刻生成部13で各日時データD6が生成されるため、各装置間の時間差を最小限に抑えることができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、上記の構成では、各測定装置2,3,4を同一に構成することにより、各測定装置2,3,4に対する同期用信号線5の接続方法に応じて、各測定装置2,3,4のいずれがマスタ側測定装置として機能し、またスレーブ側測定装置として機能するように構成したが、スレーブ側測定装置として機能する測定装置3,4については、スレーブ側専用に構成することもできる。この場合、スレーブ側測定装置では、時計部11、基本時刻生成部12および時刻出力端子17を省いて構成することができる。また、上記構成では、時計部11としてリアルタイムクロックが用いられているが、GPS(Global Positioning System)受信装置を用いて時計部11や、基本時刻生成部12のカウンタ23を構成することもできる。また、基本時刻生成部12がクロックS1をシリアルデータD5で変調した信号S3を生成して測定時刻生成部13に出力することにより、1本の同期用信号線5を用いてシリアルデータD5と共にクロックS1を測定時刻生成部13に出力可能に構成したが、シリアルデータD5とクロックS1とを個別の伝送路を介して測定時刻生成部13に出力する構成を採用することもできる。
また、基本時刻生成部12(具体的にはカウンタ23)および測定時刻生成部13(具体的にはカウンタ42)において生成される日時データD2,D6は、年月日および時分秒を示す構成に限らず、年月日および時分、または年月日、時分秒および1/10秒等、必要に応じた精度の時刻データに構成することができる。また、各シフトレジスタ24,27,34およびビットカウンタ39のビット数もこれに応じて任意に変更することができる。
測定システム1の構成を示すブロック図である。 各測定装置2,3,4の構成を示すブロック図である。 基本時刻生成部12の構成を示すブロック図である。 測定時刻生成部13の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 測定システム
2,3,4 測定装置
12 基本時刻生成部
13 測定時刻生成部
21 発振器(基準クロック生成部)
23,42 カウンタ
32 PLL回路
D2 日時データ(基本時刻データ)
D6 日時データ(測定時刻データ)
S1,S4 クロック(基準クロック)

Claims (3)

  1. 基本時刻データを生成して送信する基本時刻生成部、および測定時刻データを生成すると共に前記基本時刻データを受信したときには当該測定時刻データを当該受信した基本時刻データに更新する測定時刻生成部を有するマスタ側測定装置と、
    測定時刻データを生成すると共に前記基本時刻データを受信したときには当該測定時刻データを当該受信した基本時刻データに更新する測定時刻生成部を有するスレーブ側測定装置とを備えている測定システム。
  2. 前記基本時刻生成部は、前記送信した基本時刻データが前記各測定時刻生成部によって受信されるまでに要する時間分だけ進めた当該基本時刻データを送信する請求項1記載の測定システム。
  3. 前記基本時刻生成部は、基準クロックを生成する基準クロック生成部を備え、前記基本時刻データと共に前記基準クロックを送信し、
    前記測定時刻生成部は、前記測定時刻データを生成するための内部クロックを生成するPLL回路を備えると共に、前記基本時刻データおよび前記基準クロックを受信し、
    前記PLL回路は、前記基準クロックが受信されているときには前記内部クロックの位相を当該基準クロックの位相に同期させる請求項1または2記載の測定システム。
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