JP2004132925A - 地震計測システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】マスタ地震計10と、これに接続されるスレーブ地震計20と、を備えた地震計測システム100であって、前記マスタ地震計は、GPS受信部3から入力された時刻信号に基づいて、当該時刻信号の時刻よりも先の時刻を時刻校正信号として、前記スレーブ地震計に出力する時刻校正信号出力手段(制御部1)と、前記時刻校正信号に同期させる同期信号を前記スレーブ地震計に出力する同期信号出力手段(制御部1)と、を備え、前記スレーブ地震計は、内部時計22と、前記同期信号出力手段から出力された前記同期信号の入力時に、前記時刻校正信号に基づく時刻に前記内部時計の時刻を校正する時刻校正手段(制御部21)を備えた。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マスタ地震計と、このマスタ地震計に通信回線を介して接続される一乃至複数のスレーブ地震計と、を備える地震計測システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、地震を計測する地震計測システムにおいては、多地点での計測を効率的に行うため、一つのマスタ地震計に対して、一乃至複数のスレーブ地震計が接続されている。
マスタ地震計は、時刻のずれに起因する問題を解消するために、時刻信号を含むGPS信号を受信するGPS受信部を備え、マスタ地震計は、各スレーブ地震計の時刻校正を行っている(例えば、特許文献1)。
【0003】
具体的には、GPS衛星から送信されるGPS信号をGPS受信部が受信し、受信したGPS信号中の時刻情報に関する信号(以下、時刻信号という。)を利用して、周期的に(例えば、1秒ごとに)パルス信号を発生する。そして、マスタ地震計は、このパルス信号を基準として、自らの内部時計の時刻校正を行うとともに、各スレーブ地震計に対しても、時刻校正信号と、パルス信号を出力して同期をとっている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−33561号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の時刻校正では、例えば、図4に示すように、マスタ地震計の時刻校正が行われた後にスレーブ地震計の時刻校正を行うため、厳密には、マスタ地震計とスレーブ地震計との間で時刻のずれが生じており、マスタ地震計からスレーブ地震計の内部時計の時刻を時刻校正することが難しかった。
【0006】
本発明の課題は、スレーブ地震計の時刻校正をより正確に行うことができる地震計測システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、例えば、図1〜3に示すように、
第1の地震計(例えば、マスタ地震計10)と、この第1の地震計に通信回線を介して接続される一乃至複数の第2の地震計(例えば、スレーブ地震計20)と、を備えた地震計測システム100であって、
前記第1の地震計は、
入力された時刻信号に基づいて、当該時刻信号の時刻よりも先の時刻を時刻校正信号として、前記第2の地震計に出力する時刻校正信号出力手段(例えば、制御部1など)と、
前記時刻校正信号に同期させる同期信号を前記第2の地震計に出力する同期信号出力手段(例えば、制御部1など)と、を備え、
前記第2の地震計は、
内部時計22と、
前記同期信号出力手段から出力された前記同期信号の入力時に、前記時刻校正信号に基づく時刻に前記内部時計の時刻を校正する時刻校正手段(例えば、制御部21など)と、
を備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、入力された時刻信号に基づいて、当該時刻信号の時刻よりも先の時刻が時刻校正信号として第2の地震計に出力され、時刻校正信号に同期させる同期信号が第2の地震計に出力され、第2の地震計において、同期信号の入力時に、時刻校正信号に基づく時刻に内部時計の時刻が校正されるので、第2の地震計の時刻を所望する時刻により正確に校正することができる。即ち、所望する校正時刻の時刻校正信号を、予め第2の地震計に出力しておくことで、同期信号と同タイミングで時刻校正を行うことができるので、より正確な時刻校正を行うことができる。
【0009】
請求項2記載の発明は、第1の地震計(例えば、マスタ地震計10)と、この第1の地震計に通信回線を介して接続される一乃至複数の第2の地震計(例えば、スレーブ地震計20)と、を備えた地震計測システム100であって、
前記第1の地震計は、
GPS衛星からの時刻信号を含むGPS信号を受信する受信手段(例えば、GPS受信部など)と、
前記受信手段により受信されたGPS信号の時刻信号に基づいて、当該時刻信号の時刻よりも先の時刻をGPS時刻校正信号として、前記第2の地震計に出力するGPS時刻校正信号出力手段(例えば、制御部1など)と、
前記GPS時刻校正信号に同期させる同期信号を前記第2の地震計に出力する同期信号出力手段(例えば、制御部1など)と、を備え、
前記第2の地震計は、
内部時計22と、
前記同期信号出力手段から出力された前記同期信号の入力時に、前記GPS時刻校正信号に基づく時刻に前記内部時計の時刻を校正する時刻校正手段(例えば、制御部21など)と、
を備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、GPS信号の時刻信号に基づいて、当該時刻信号の時刻よりも先の時刻がGPS時刻校正信号として第2の地震計に出力され、GPS時刻校正信号に同期させる同期信号が第2の地震計に出力され、第2の地震計において、同期信号の入力時に、GPS時刻校正信号に基づく時刻に内部時計の時刻が校正されるので、第2の地震計の時刻を所望する時刻により正確に校正することができる。
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の地震計測システムにおいて、
前記第1の地震計は、
時刻信号を出力する時計部2と、
前記同期信号に基づいて、前記受信手段により受信されたGPS信号の時刻信号に基づく時刻に、前記時計部の時刻を校正する時計部時刻校正手段(例えば、制御部1など)と、
を備えたことを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、GPS信号の時刻信号に基づいて、時計部の時刻が校正されるので、第1の地震計の時計部と第2の地震計の内部時計とを同タイミングで同時刻に校正することができる。
【0013】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の地震計測システムにおいて、
前記第1の地震計は、
前記受信手段によりGPS信号を受信することができない場合、前記時計部から出力された第2の時刻信号に基づいて、当該第2の時刻信号の時刻よりも先の時刻を第2の時刻校正信号として、前記第2の地震計に出力する第2の時刻校正信号出力手段(例えば、制御部1など)を備え、
前記第2の地震計は、
前記同期信号出力手段から出力された前記同期信号の入力時に、前記第2の時刻校正信号に基づく時刻に前記内部時計の時刻を校正する第2の時刻校正手段(例えば、制御部21など)を備えたことを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の発明によれば、請求項3に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、GPS信号を受信することができない場合、時計部から出力された第2の時刻信号に基づいて、当該第2の時刻信号の時刻よりも先の時刻が第2の時刻校正信号として第2の地震計に出力され、同期信号の入力時に、第2の時刻校正信号に基づく時刻に内部時計の時刻が校正されるので、GPS信号が受信できない場合においても時計部と内部時計の時刻校正をより正確に行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図3を参照して本発明を適用した地震計測システムの実施の形態を詳細に説明する。
まず、地震計測システムの構成を説明する。
図1は、地震計測システムの内部構成を示すブロック図である。
図1に示すように、地震計測システム100は、第1の地震計としてのマスタ地震計10と、第2の地震計としてのスレーブ地震計20…と、を備え、マスタ地震計10とスレーブ地震計20とはインターフェイス(I/F)6、24を介してケーブルKで接続されている。
【0016】
マスタ地震計10は、制御部1と、時計部2と、GPS受信部3と、センサ部4と、記録部5とを備えて構成される。
制御部1は、例えば、CPU、RAM、ROMなどにより構成され、センサ部4から常時入力されるアナログ振動検出信号を図示しないアンプモジュール及びA/D変換器によりデジタル信号に変換した後、各時刻における振動を所定の数値に換算する。また、制御部1は、GPS受信部3から定期的(例えば、1秒ごと)に入力される時刻校正のためのクロック信号(同期信号)に基づいて、定期的に、時計部2の現在時刻の校正を行う。そして、制御部1は、数値化した振動出力信号と時計部2から出力される現在時刻を示す時刻信号を常時、記録部5に出力する。
【0017】
また、制御部1は、スレーブ地震計20の時刻校正を行うための時刻校正信号を生成して、スレーブ地震計20に出力する。
具体的には、図3に示すように、GPS信号による現在時刻が「11:59:59」である場合に、制御部1は、現在時刻よりも先の時刻である、次のクロック信号の立ち上がり時に現在時刻となる「12:00:00」の時刻校正信号(GPS時刻校正信号)を生成し、スレーブ地震計20に出力する。
また、制御部1は、時刻校正信号をスレーブ地震計20に出力した後、クロック信号をスレーブ地震計20に出力する。
【0018】
更に、制御部1は、GPS受信部3がGPS信号を受信できないと判断した場合には、時計部2から出力される時刻信号(第2の時刻信号)に基づいて、時刻校正信号(第2の時刻校正信号)を生成して、スレーブ地震計20に出力する。時計部2は、GPS受信部3から定期的(例えば、1秒ごと)に入力される時刻校正のためのクロック信号に基づいて、定期的に、現在時刻の校正を行い、正確な現在時刻の時刻信号を出力する。
【0019】
GPS受信部3は、図示しないGPSアンテナ、GPS受信器等から構成される。GPSアンテナは、GPS衛星Gから送信されるGPS信号を受信し、受信したGPS信号をGPS受信器に出力する。GPS受信器は、GPSアンテナから入力されたGPS信号の中から、時刻情報、位置情報等を抽出し、制御部1に出力する。
【0020】
センサ部4は、例えば、加速度計などにより構成され、当該マスタ地震計10が設置された場所の振動を示す電気信号を検出し、検出した電気信号を振動検出信号として、常時、制御部1に出力する。
【0021】
記録部5は、制御部1から常時入力される振動データおよび時刻データに基づいて、「現在時刻」および地震計10が設置された場所の「振動データ」とを対応付けて記録する。
また記録部5は、スレーブ地震計20から出力された振動データと時刻データとを対応付けて記録する。
【0022】
スレーブ地震計20は、制御部21と、内部時計22と、センサ部23と、を備えている。
制御部21は、例えば、CPU、RAM、ROMなどにより構成され、センサ部23から常時入力されるアナログ振動検出信号を図示しないアンプモジュールやA/D変換器によりデジタル信号に変換し、各時刻における振動を所定の数値に換算する。そして、制御部21は、数値化した振動出力信号と内部時計から出力される現在時刻を示す時刻信号を常時、マスタ地震計10に出力する。
【0023】
また、制御部21は、マスタ地震計10から出力された時刻校正のための時刻校正信号或いは第2の時刻校正信号及びクロック信号に基づいて、定期的に現在時刻の校正を行う。
具体的には、例えば、図3に示すように、スレーブ地震計20は、現在時刻が「12:00:00」となる前に、マスタ地震計10から時刻校正信号或いは第2の時刻校正信号として入力された現在時刻「12:00:00」の信号を、制御部21のRAMに一時的に記憶しておく。そして、マスタ地震計10から次のクロック信号が入力された時に現在時刻を「12:00:00」に校正する。
【0024】
内部時計22は、定期的に入力される時刻校正信号或いは第2の時刻校正信号に基づいて、定期的に、現在時刻の校正を行い、正確な現在時刻の時刻信号を出力する。
センサ部4は、例えば、加速度計などにより構成され、当該スレーブ地震計20が設置された場所の振動を示す電気信号を検出し、検出した電気信号を振動検出信号として、常時、制御部21に出力する。
【0025】
次に、動作を説明する。
図2は、本発明に係るスレーブ地震計の時刻校正処理を示すフローチャートである。
時刻校正処理が開始されると、まず、マスタ地震計10の制御部1は、時計部2からの時刻信号の入力に基づいて時刻校正時期になったか否かを逐次判断し、時刻校正時期となったと判断した場合(ステップS1;Yes)には、更にGPS受信部3によるGPS信号の受信があるか否かを判断する(ステップS2)。
【0026】
ステップS2において、制御部1は、GPS信号が入力されることによりGPS信号の受信があると判断した場合(ステップS2;Yes)には、このGPS信号の時刻信号に基づいて、時刻校正信号の生成を行う。具体的には、図3に示すように、GPS信号による現在時刻が「11:59:59」である場合に、制御部1は、次のクロック信号立ち上がり時に現在時刻となる「12:00:00」の時刻校正信号を生成する(ステップS3)。一方、制御部1は、GPS信号が入力されず、GPS受信部3によるGPS信号の受信がないと判断した場合(ステップS2;No)には、時計部2からの時刻信号に基づいて、第2の時刻校正信号を生成する(ステップS4)。
【0027】
次いで、制御部1は、ステップS3或いはステップS4で生成した時刻校正信号或いは第2の時刻校正信号をスレーブ地震計20に出力する(ステップS5)。
次いで、制御部1は、時刻校正信号による時刻校正を行うためのクロック信号をスレーブ地震計20に出力し(ステップS6)、本処理を終了する。
【0028】
一方、スレーブ地震計20の制御部21は、ステップS5でマスタ地震計10から出力された時刻校正信号或いは第2の時刻校正信号の入力に基づいて、制御部21のRAM内に記憶する(ステップS8)。即ち、例えば、現在時刻が「12:00:00」となる前に、マスタ地震計10から時刻校正信号或いは第2の時刻校正信号として入力された、現在時刻「12:00:00」の信号を、制御部21のRAMに一時的に記憶しておく。
【0029】
また、制御部21は、マスタ地震計10からのクロック信号の入力に基づいて、時刻校正信号或いは第2の時刻校正信号に基づく時刻に時刻校正を行う(ステップS9)。具体的には、制御部21は、マスタ地震計10からクロック信号が入力された時に、内部時計22の現在時刻を「12:00:00」に校正する。
【0030】
以上説明した本発明に係る地震計測システムによれば、GPS受信部3によるGPS信号の時刻信号に基づいて、当該時刻信号の時刻よりも先の時刻が時刻校正信号としてスレーブ地震計20に出力され、時刻校正信号に同期させるクロック信号が地震計20に出力され、スレーブ地震計20において、クロック信号の入力時に、時刻校正信号に基づく時刻に内部時計の時刻が校正されるので、スレーブ地震計20の時刻を所望する時刻により正確に校正することができる。
【0031】
また、GPS信号の時刻信号に基づいて、時計部2の時刻が校正されるので、マスタ地震計10の時計部2とスレーブ地震計20の内部時計とを同タイミングで同時刻に校正することができる。
【0032】
更に、GPS受信部3がGPS信号を受信することができない場合、時計部2から出力された第2の時刻信号に基づいて、当該第2の時刻信号の時刻よりも先の時刻が第2の時刻校正信号としてスレーブ地震計20に出力され、クロック信号の入力時に、第2の時刻校正信号に基づく時刻に内部時計22の時刻が校正されるので、GPS信号が受信できない場合においても時計部2と内部時計22の時刻校正をより正確に行うことができる。
【0033】
なお、本発明に係る地震計測システムは、上記構成のものに限るものではなく、適宜変更してもよい。
例えば、時刻校正信号は、現在時刻よりも先の時刻であれば、現在時刻の1秒後に限らず、何秒先であってもよい。この場合、同期信号を出力するタイミングも時刻校正信号に合わせて変更する。また、時刻信号の入力は、必ずしもGPS衛星からでなくとも良い。
【0034】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、入力された時刻信号に基づいて、当該時刻信号の時刻よりも先の時刻が時刻校正信号として第2の地震計に出力され、時刻校正信号に同期させる同期信号が第2の地震計に出力され、第2の地震計において、同期信号の入力時に、時刻校正信号に基づく時刻に内部時計の時刻が校正されるので、第2の地震計の時刻を所望する時刻により正確に校正することができる。
【0035】
請求項2記載の発明によれば、GPS信号の時刻信号に基づいて、当該時刻信号の時刻よりも先の時刻がGPS時刻校正信号として第2の地震計に出力され、GPS時刻校正信号に同期させる同期信号が第2の地震計に出力され、第2の地震計において、同期信号の入力時に、GPS時刻校正信号に基づく時刻に内部時計の時刻が校正されるので、第2の地震計の時刻を所望する時刻により正確に校正することができる。
【0036】
請求項3記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、GPS信号の時刻信号に基づいて、時計部の時刻が校正されるので、第1の地震計の時計部と第2の地震計の内部時計とを同タイミングで同時刻に校正することができる。
【0037】
請求項4記載の発明によれば、請求項3に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、GPS信号を受信することができない場合、時計部から出力された第2の時刻信号に基づいて、当該第2の時刻信号の時刻よりも先の時刻が第2の時刻校正信号として第2の地震計に出力され、同期信号の入力時に、第2の時刻校正信号に基づく時刻に内部時計の時刻が校正されるので、GPS信号が受信できない場合においても時計部と内部時計の時刻校正をより正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる地震計測システムの内部構成を示すブロック図である。
【図2】時刻校正処理を説明するためのフローチャートである。。
【図3】本発明における時刻校正信号およびクロック信号のタイミングチャートである。
【図4】従来の時刻校正信号およびクロック信号のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 制御部
2 時計部
3 GPS受信部(受信手段)
10 マスタ地震計(第1の地震計)
20 スレーブ地震計(第2の地震計)
21 制御部
22 内部時計
100 地震計測システム
G GPS衛星
Claims (4)
- 第1の地震計と、この第1の地震計に通信回線を介して接続される一乃至複数の第2の地震計と、を備えた地震計測システムであって、
前記第1の地震計は、
入力された時刻信号に基づいて、当該時刻信号の時刻よりも先の時刻を時刻校正信号として、前記第2の地震計に出力する時刻校正信号出力手段と、
前記時刻校正信号に同期させる同期信号を前記第2の地震計に出力する同期信号出力手段と、を備え、
前記第2の地震計は、
内部時計と、
前記同期信号出力手段から出力された前記同期信号の入力時に、前記時刻校正信号に基づく時刻に前記内部時計の時刻を校正する時刻校正手段と、
を備えたことを特徴とする地震計測システム。 - 第1の地震計と、この第1の地震計に通信回線を介して接続される一乃至複数の第2の地震計と、を備えた地震計測システムであって、
前記第1の地震計は、
GPS衛星からの時刻信号を含むGPS信号を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信されたGPS信号の時刻信号に基づいて、当該時刻信号の時刻よりも先の時刻をGPS時刻校正信号として、前記第2の地震計に出力するGPS時刻校正信号出力手段と、
前記GPS時刻校正信号に同期させる同期信号を前記第2の地震計に出力する同期信号出力手段と、を備え、
前記第2の地震計は、
内部時計と、
前記同期信号出力手段から出力された前記同期信号の入力時に、前記GPS時刻校正信号に基づく時刻に前記内部時計の時刻を校正する時刻校正手段と、
を備えたことを特徴とする地震計測システム。 - 請求項2記載の地震計測システムにおいて、
前記第1の地震計は、
時計部と、
前記同期信号に基づいて、前記受信手段により受信されたGPS信号の時刻信号に基づく時刻に、前記時計部の時刻を校正する時計部時刻校正手段と、
を備えたことを特徴とする地震計測システム。 - 請求項3記載の地震計測システムにおいて、
前記第1の地震計は、
前記受信手段によりGPS信号を受信することができない場合、前記時計部から出力された第2の時刻信号に基づいて、当該第2の時刻信号の時刻よりも先の時刻を第2の時刻校正信号として、前記第2の地震計に出力する第2の時刻校正信号出力手段を備え、
前記第2の地震計は、
前記同期信号出力手段から出力された前記同期信号の入力時に、前記第2の時刻校正信号に基づく時刻に前記内部時計の時刻を校正する第2の時刻校正手段を備えたことを特徴とする地震計測システム。
Priority Applications (1)
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JP2002300064A JP2004132925A (ja) | 2002-10-15 | 2002-10-15 | 地震計測システム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002300064A JP2004132925A (ja) | 2002-10-15 | 2002-10-15 | 地震計測システム |
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JP2002300064A Pending JP2004132925A (ja) | 2002-10-15 | 2002-10-15 | 地震計測システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2015005183A1 (ja) | 2013-07-10 | 2015-01-15 | 株式会社テイエルブイ | 時刻同期システム |
JP2016505861A (ja) * | 2013-01-31 | 2016-02-25 | ディーナ カツィール | 低蛍光器具 |
JP2021092415A (ja) * | 2019-12-09 | 2021-06-17 | 特許機器株式会社 | 測定器、測定システム及び測定方法 |
-
2002
- 2002-10-15 JP JP2002300064A patent/JP2004132925A/ja active Pending
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