JP2003322693A - 監視制御システム - Google Patents

監視制御システム

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JP2003322693A
JP2003322693A JP2002131358A JP2002131358A JP2003322693A JP 2003322693 A JP2003322693 A JP 2003322693A JP 2002131358 A JP2002131358 A JP 2002131358A JP 2002131358 A JP2002131358 A JP 2002131358A JP 2003322693 A JP2003322693 A JP 2003322693A
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JP
Japan
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time
control system
clock
signal
internal
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JP2002131358A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Murakami
均 村上
Toshihide Kodama
敏秀 児玉
Masamutsu Okada
正睦 岡田
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Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
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Publication date
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  • Electric Clocks (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度で信頼性の高い時刻同期方式を提供す
る。 【解決手段】 監視制御システムを構成する各装置に、
基準時計4から得た基準時刻信号TRと同期した時刻信
号TUと、1mS周期のクロック信号CKをカウントし
て得た補助時刻TAとを合成して内部時刻TDを演算す
る演算手段から構成される時計機能により、前記基準時
刻信号TRに同期した1mS単位の内部時刻TDを備え
た監視制御システムを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の監視装置と
制御装置で構成され、各装置間で時刻統一を可能とする
監視制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種プラントの監視制御システ
ムでは、マイクロコンピュータや伝送技術の発達によ
り、複数の監視装置や制御装置から構成され、これらの
各装置が伝送系により結合された分散制御システムが主
流となっている。又、プラントからの各種入力情報に対
し、状態変化時の発生時刻を付加して記録及び状態表示
を行なっている。
【0003】プラントからの入力情報を受けた制御装置
から伝送系を経由し、監視装置へ入力情報の送信を実現
する方法として、主に、入力情報を受ける制御装置で入
力情報の状態変化時に時刻を付加している。従来は、入
力情報を最初に受ける制御装置で入力情報の状態変化時
に時刻を付加する場合には、要求される時刻分解能以上
の精度の時刻同期を制御装置間で行なう必要がある。
【0004】更に、各御装置間を結合する伝送系又は時
刻同期専用の信号線を用いる必要があった。その場合、
時刻同期を考慮した伝送方式としたり、あるいは時刻同
期専用のハードウェア,ソフトウェアが必要となって、
情報伝送効率の低下及び経済性の低下を招いてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の入力情報に対する時刻付加の方法において、1mS程
度の高精度な時刻分解能が要求された場合には、前記時
刻分解能以上の精度の時刻同期処理を行なう必要があ
り、その実現方法及び精度の確保が困難であった。
【0006】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、高精度で経済性の良い時刻同期方式を有
する監視制御システムを提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の[請求項1]に
係る監視制御システムは、各制御装置に、基準時計から
得た基準時刻と同期した時刻信号と、1mS周期のクロ
ック信号をカウントして得た補助時刻とを合成して内部
時刻を演算する演算手段から構成される時計機能によ
り、前記基準時刻に同期した1mS単位の内部時計を備
えるようにした。
【0008】上記のように構成された監視制御システム
においては、秒オーダーまでの時刻は基準時計からの基
準時刻を使用し、ミリ秒など基準時計からの基準時刻に
含まれない細微な時刻は、内部クロックをカウントする
ことにより、容易に1mS単位の時刻同期をとることが
可能となる。
【0009】本発明の[請求項2]に係る監視制御シス
テムは、[請求項1]において、近年、Global
Positioning System(GPS)の利
用普及に伴ない、地球上どこにいてもUniversa
l Time Cordinated(UTC)に対し
±1mSという高精度な時刻が容易に入手可能であるG
PS時計を利用し、各制御装置に、GPS時計から得た
UTCと同期した時刻信号と、1mS周期のクロック信
号をカウントして得た補助時刻とを合成して内部時刻を
演算する演算手段から構成される時計機能により、前記
UTCに同期した1mS単位の内部時計を備えるように
した。
【0010】上記のように構成された監視制御システム
においては、秒オーダーまでの時刻はGPS時計からの
UTCを使用し、ミリ秒などGPS時計からのUTCに
含まれない細微な時刻は、内部クロックをカウントする
ことにより、容易に1mS単位の時刻同期をとることが
可能となる。
【0011】本発明の[請求項3]に係る監視制御シス
テムは、[請求項1]ないし[請求項2]において、基
準時刻の毎正秒と内部クロックのエッジを同期化する手
段を備えた。上記のように構成された監視制御システム
においては、内部時刻の精度を高めることができる。
【0012】本発明の[請求項4]に係る監視制御シス
テムは、[請求項1]ないし[請求項3]において、各
制御装置に、基準時計から得た基準時刻と同期したRe
alTime Clock(RTC)と、1mS周期の
クロック信号をカウントして得た補助時刻とを合成して
内部時刻を演算する演算手段から構成される時計機能に
より、前記基準時刻に同期した1mS単位の内部時計を
備えた。上記のように構成された監視制御システムにお
いては、基準時計が出力する基準時刻に年情報が無い場
合にも、RTCにより年情報を付加することが可能とな
る。
【0013】本発明の[請求項5]に係る監視制御シス
テムは、[請求項1]ないし[請求項3]において、各
制御装置に、基準時計から得た基準時刻と同期した時刻
信号と、1mS周期のクロック信号をカウントして得た
補助時刻とを合成して内部時刻を演算する演算手段から
構成される時計機能と、内部時計の分秒と同期しローカ
ル時刻設定が可能なRTCにより、前記基準時刻に同期
した1mS単位のローカル時刻を備えた。上記のように
構成された監視制御システムにおいては、基準時計が出
力する基準時刻のタイムゾーンに関わりなく、1mS単
位のローカル時刻による時刻同期が可能となる。
【0014】本発明の[請求項6]に係る監視制御シス
テムは、[請求項5]において、基準時計から得た基準
時刻と同期した時刻信号を1秒補正する手段を備えた。
上記のように構成された監視制御システムにおいては、
基準時計の出力する正秒パルスを受信時に絶対時刻を1
秒加算することにより、基準時計が絶対時刻の後に正秒
パルスを出力する形式の場合にも、時刻同期が可能とな
る。
【0015】本発明の[請求項7]に係る監視制御シス
テムは、[請求項1]ないし[請求項6]において、基
準時計からの基準時刻受信が不可能となった場合には、
1mS周期のクロック信号をカウントして得た補助時刻
の桁上げにより内部時計の動作を継続する手段を備え
た。上記のように構成された監視制御システムにおいて
は、何らかの障害により基準時計からの基準時刻受信が
不可能となった場合でも、内部時計の動作を継続するこ
とができ、信頼性の向上が可能となる。
【0016】本発明の[請求項8]に係る監視制御シス
テムは、[請求項7]において、基準時計からの基準時
刻受信が不可能となった場合には、1mS周期のクロッ
ク信号をカウントして得た補助時刻の桁上げにより内部
時計の動作を継続すると共に、時刻情報に警告情報を付
加するようにした。上記のように構成された監視制御シ
ステムにおいては、何らかの障害により基準時計からの
基準時刻受信が不可能となった場合でも、内部時計の動
作を継続することができると共に、時刻情報の品質が低
下したことを告知できる。
【0017】本発明の[請求項9]に係る監視制御シス
テムは、[請求項1]ないし[請求項4]又は[請求項
7]ないし[請求項8]において、各制御装置に、基準
時計から得た基準時刻と同期した時刻信号と、1mS周
期のクロック信号をカウントして得た補助時刻とを合成
して内部時刻を演算する演算手段から構成される時計機
能と、前記内部時刻と地域コードから所定の時差を修正
したローカル時刻を演算する演算手段を備えた。上記の
ように構成された監視制御システムにおいては、地域に
よる1時間単位の時差を修正した1mS単位のローカル
時刻による時刻同期が可能となる。
【0018】本発明の[請求項10]に係る監視制御シ
ステムは、[請求項9]において、各制御装置に、基準
時計から得た基準時刻と同期した時刻信号と、1mS周
期のクロック信号をカウントして得た補助時刻とを合成
して内部時刻を演算する演算手段から構成される時計機
能と、前記内部時刻と地域コードと夏時間から所定の時
差を修正したローカル時刻を演算する演算手段を備え
た。上記のように構成された監視制御システムにおいて
は、地域と夏時間による1時間単位の時差を修正した1
mS単位のローカル時刻による時刻同期が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施の形態)図1は本説明に係る第1の実施形
態の監視制御システムの構成を示す図である。図1に示
されるように、3台の制御装置1と監視装置2は伝送路
3により結合されている。基準時計4は基準時刻信号T
Rを制御装置1と監視装置と2に供給している。
【0020】図2は基準時刻信号TRの信号波形図であ
る。基準時刻信号TRは正秒パルスと時刻信号との合成
信号である。正秒パルスは1秒周期に発生し、その立ち
上がりエッジが毎正秒タイミングに一致する信号であ
る。時刻信号は絶対時刻を示すシリアル信号である。
【0021】図3は制御装置1の時刻同期機能の構成を
示す図である。時刻変換部11は基準時刻信号TRの時
刻信号をパラレル変換して、正秒パルスの立ち上がり時
に時刻信号TUとして出力する。一方、クロック発生器
12が出力する1000Hzのクロック信号CKをカウ
ンタ13にてカウントし、補助時刻TAを出力する。
【0022】ここで、カウンタ13は基準時刻信号TR
の正秒パルスの立ち上がり時に補助時刻TAをリセット
する様に構成されている。内部時計14は時刻信号TU
と補助時刻TAを合成して、内部時刻TDを出力する。
このように、この第1の実施の形態によれば、カウンタ
13の出力する補助時刻TAは、基準時刻信号TRの正
秒パルスの立ち上がりエッジの間を0から999までカ
ウントした値となる。
【0023】そして、内部時計14は基準時計4が出力
する基準時刻信号TRと同期した時刻信号TUと補助時
刻TAを合成した内部時刻TDを生成する。従って、内
部時刻TDは基準時刻信号TRと同期した1mS単位の
時刻となるので、1mS単位の時刻同期をとることが可
能な監視制御システムを提供することができる。
【0024】(第2の実施の形態)図4は第2の実施の
形態を示す構成図である。図4において、図3と同一又
は相当部分には同一の符号を付して、その説明は省略す
る。図4において図3と異なる点は、基準時計4が出力
する基準時刻信号TRの代わりにGPS時計5が出力す
るGPS時刻信号TGを用いたことである。
【0025】この第2実施形態によれば、近年、GPS
の利用普及に伴ない、地球上どこにいてもUTCに対し
±1mSという高精度な時刻が容易に入手可能であるG
PS時計を利用することにより、内部時計14はGPS
時計5が出力するGPS時刻信号TGと同期した時刻信
号TUと、補助時刻TAを合成した内部時刻TDを生成
する。従って、内部時刻TDはGPS時刻信号TGと同
期した1mS単位の時刻となるので、UTCと同期した
1mS単位の時刻同期をとることが可能な監視制御シス
テムを提供することができる。
【0026】(第3の実施の形態)図5は第3の実施の
形態を示す構成図である。図5において、図3と同一又
は相当部分には同一の符号を付して、その説明は省略す
る。図5において図3と異なる点は、クロック発生器1
2にクロック信号CKの同期機能を付加したことであ
る。
【0027】このクロック発生器12の動作について図
6と図7を参照して説明する。なお、図6は基準時刻信
号TRとクロック信号CKの位相差による誤差を説明す
る図であり、図7は基準時刻信号TRとクロック信号C
Kの同期を説明する図である。
【0028】クロック発生器12は1000Hzのクロ
ック信号CKを出力し、カウンタ13はクロック信号C
Kの立ち下がりエッジにて補助時刻TAをカウントアッ
プするように動作するが、図6に示すように正秒パルス
の立ち上がりエッジとクロック信号CKの立ち下がりエ
ッジに時間的な差があると、その時間差が補助時刻TA
の誤差となる。そこで、クロック発生器12は基準時刻
信号TRの正秒パルスの立ち上がり時にクロック信号C
Kをリセットすることによって、正秒パルスの立ち上が
りエッジとクロック信号CKの立ち下がりエッジを同期
化する。
【0029】この第3の実施の形態によれば、基準時刻
信号TRの正秒パルスと補助時刻TAを完全に同期化す
ることができるので、基準時刻信号TRと同期した1m
S単位の時刻同期をとることが可能であると共に、内部
時刻TDの精度を高めた監視制御システムを提供するこ
とができる。
【0030】(第4の実施の形態)図8は第4の実施の
形態を示す構成図である。図8において、図3と同一又
は相当部分には同一の符号を付して、その説明は省略す
る。図8において図3と異なる点は、時刻変換部11の
代わりにRTC15を用いたことである。そして、RT
C15は基準時刻信号TRの時刻信号をパラレル変換し
て、正秒パルスの立ち上がり時に時刻信号TUとして出
力するように構成している。
【0031】この第4の実施の形態によれば、基準時計
4の出力する基準時刻信号TRに年情報が無い場合に、
基準時刻信号TRと同期した1mS単位の時刻同期をと
ることが可能であると共に、内部時刻TDに年情報を付
加することができる。例えばIRIG規格のように、時
刻情報のフォーマットに年情報が無い場合にも、内部時
刻TDに年情報を付加でき、閏年や平年の正確な年月日
情報を有する監視制御システムを提供することができ
る。
【0032】(第5の実施の形態)図9は第5の実施の
形態を示す図である。図9において、図3と同一又は相
当部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図9において図3と異なる点は、同期部17とRTC1
5と内部時計16を追加したことである。同期部17
は、時刻信号TUとローカルタイムTLの分秒を同期化
するための同期化信号SCを生成してRTC15に供給
する。
【0033】RTC15は同期化信号SCにより分秒の
同期化が行なわれると共に、年月日時は図示しない手段
により任意の時刻設定が可能となっている。又、内部時
計16はRTC15の出力するローカルタイムTLと補
助時刻TAとを合成して、内部時刻TLDを出力する。
【0034】この第5の実施の形態によれば、例えば基
準時刻信号TRがUTCを示す場合にも、ローカルタイ
ムを示す内部時刻TLDを付加でき、基準時刻信号TR
と同期した1mS単位の時刻同期をとることが可能なロ
ーカル時刻を有する監視制御システムを提供することが
できる。
【0035】(第6の実施の形態)図10は第6の実施
の形態を示す構成図である。図10において、図9と同
一又は相当部分には同一の符号を付して、その説明は省
略する。図10において図9と異なる点は、時刻変換部
11と内部時計14との間に秒補正部18を追加したこ
とである。
【0036】秒補正部18は時刻信号TUに対して1秒
加算した補正時刻信号TCを出力する。なお、1秒加算
することで年月日のいずれかに桁上げが発生する場合
に、閏年か平年かの情報が必要となる場合があるので、
その情報はローカルタイムTLの年情報から判断する。
【0037】この第6の実施の形態によれば、例えば基
準時刻信号TRの時刻信号が示す時刻が時刻信号の後の
正秒パルスに対応したフォーマットである場合にも、正
確な1mS単位の時刻同期をとることが可能な監視制御
システムを提供することができる。
【0038】(第7の実施の形態)図11は第7の実施
の形態を示す構成図である。図11において、図3と同
一又は相当部分には同一の符号を付して、その説明は省
略する。図11において図3と異なる点は、異常検出部
19を追加したことである。そして、異常検出部19は
基準時刻信号TRを監視し、基準時刻信号TRの正秒パ
ルスや時刻信号が異常値又は信号喪失した場合に、異常
信号ERを出力する。そして、内部時計14は異常信号
ERが入力されたときには、時刻信号TUと補助時刻T
Aとを無効と判断して、クロック信号CKにより内部時
刻TDの更新を継続する。
【0039】この第7の実施の形態によれば、何らかの
障害により基準時計4からの基準時刻信号TRの受信が
不可能となった場合であっても、内部時刻TDの動作を
継続することができる信頼性の高い監視制御システムを
提供することができる。
【0040】(第8の実施の形態)図12は第8の実施
の形態を示す構成図である。図12において、図11と
同一又は相当部分には同一の符号を付して、その説明は
省略する。図12において図11と異なる点は、異常信
号ERを装置外部へ警報出力する手段と、内部時刻TD
と共に異常信号ERを記録する手段とを備えたことであ
る。データ処理部20は図示しない制御信号の状態変化
が発生したときに内部時刻TDと共に記録するものであ
り、内部時刻TDの付帯情報として異常信号ERも同時
に記録する。
【0041】この第8の実施の形態によれば、何らかの
障害により基準時計4からの基準時刻信号TRの受信が
不可能となった場合でも、内部時刻TDの動作を継続す
ることができると共に、複数の制御装置1の間で時刻同
期が失われた状態のデータであることを記録することが
できる監視制御システムを提供することができる。
【0042】(第9の実施の形態)図13は第9の実施
の形態を示す構成図である。図13において、図3と同
一又は相当部分には同一の符号を付して、その説明は省
略する。図13において図3と異なる点は、地域コード
設定部21と内部時計22とを追加したことである。地
域コード設定部21は地域の時差を示す地域コードLC
を設定する手段であり、内部時計22は内部時刻TDと
地域コードLCから所定の時差を修正したローカルタイ
ムTLを出力する。
【0043】この第9の実施の形態によれば、例えば基
準時刻信号TRがUTCを示す場合にも、ローカルタイ
ムTLを付加でき、基準時刻信号TRと同期した1mS
単位の時刻同期をとることが可能なローカル時刻を有す
る監視制御システムを提供することができる。
【0044】(第10の実施の形態)図14は第10の
実施の形態を示す構成図である。図14において、図1
3と同一又は相当部分には同一の符号を付して、その説
明は省略する。図14において図13と異なる点は、夏
時間設定部23を追加したことである。夏時間設定部2
3は夏時間の時差を示す夏時間設定値SSを設定する手
段であり、内部時計22は内部時刻TDと地域コードL
Cと夏時間設定値SSから所定の時差を修正したローカ
ルタイムTLを出力する。
【0045】この第10の実施の形態によれば、例えば
基準時刻信号TRがUTCを示す場合にも、夏時間機能
付きのローカルタイムTLを付加でき、基準時刻信号T
Rと同期した1mS単位の時刻同期をとることが可能な
ローカル時刻を有する監視制御システムを提供すること
ができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば1
mS以下の高精度な時刻分解能を要求された場合、基準
時計又はGPS時計から取得可能な高精度の基準時刻信
号と同期した1mS単位の時刻同期をとることが可能な
監視制御システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本説明の第1の実施の形態の監視制御システム
の構成図。
【図2】基準時刻信号TRの信号波形図。
【図3】本説明の第1の実施の形態の制御装置1の時刻
同期機能の構成を示す図。
【図4】 本説明の第2の実施の形態の制御装置1の時
刻同期機能の構成を示す図。
【図5】本説明の第3の実施の形態の制御装置1の時刻
同期機能の構成を示す図。
【図6】基準時刻信号TRとクロック信号CKの誤差を
説明する波形図。
【図7】基準時刻信号TRとクロック信号CKの同期を
説明する波形図。
【図8】本説明の第4の実施の形態の制御装置1の時刻
同期機能の構成を示す図。
【図9】本説明の第5の実施の形態の制御装置1の時刻
同期機能の構成を示す図。
【図10】本説明の第6の実施の形態の制御装置1の時
刻同期機能の構成を示す図。
【図11】本説明の第7の実施の形態の制御装置1の時
刻同期機能の構成を示す図。
【図12】本説明の第8の実施の形態の制御装置1の時
刻同期機能の構成を示す図。
【図13】本説明の第9の実施の形態の制御装置1の時
刻同期機能の構成を示す図。
【図14】本説明の第10の実施の形態の制御装置1の
時刻同期機能の構成を示す図。
【符号の説明】
1 制御装置 2 監視装置 3 伝送路 4 基準時計 5 GPS時計 11 時刻変換部 12 クロック発生器 13 カウンタ 14,16,22 内部時計 15 RTC 17 同期部 18 秒補正部 19 異常検出部 20 データ処理部 21 地域コード設定部 23 夏時間設定部 TR 基準時刻信号 TU 時刻信号 TD,TLD 内部時刻 TA 補助時刻 CK クロック信号 TG GPS時刻信号 TL ローカルタイム TC 補正時刻信号 SC 同期化信号 ER 異常信号 LC 地域コード SS 夏時間設定値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 児玉 敏秀 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 岡田 正睦 東京都府中市晴見町二丁目24番地の1 東 芝システムテクノロジー株式会社内 Fターム(参考) 2F002 AA00 AF01 FA16 GA01 GA02 GA06 5J062 AA13 CC07 EE05 HH09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1台の監視装置と、2台以上
    の制御装置と、基準時刻を出力する基準時計とからなる
    監視制御システムにおいて、前記制御装置に、前記基準
    時刻と同期した時刻信号を得る変換手段と、1mS周期
    のクロック信号をカウントして補助時刻を得るカウント
    手段と、前記時刻信号と補助時刻とを合成して内部時刻
    を演算する演算手段とから構成される時計機能により、
    前記基準時刻に同期した1mS単位の内部時計を備えた
    ことを特徴とする監視制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の監視制御システムにおい
    て、前記基準時刻を得る手段として、GPSからの時刻
    信号を受信し、UTCに同期したGPS時刻信号を出力
    するGPS時計を用いることにより、前記UTCに同期
    した1mS単位の内部時計を備えたことを特徴とする監
    視制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし請求項2記載の監視制御
    システムにおいて、前記基準時刻の毎正秒と前記クロッ
    ク信号の立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジを同期
    化する手段を備えたことを特徴とする監視制御システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載の監視制御
    システムにおいて、前記基準時刻と同期した時刻信号を
    得る変換手段としてRTCを用いることにより、前記内
    部時計に年情報を付加することを特徴とする監視制御シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3記載の監視制御
    システムにおいて、ローカル時刻設定が可能なRTC
    と、前記RTCを前記時刻信号の分秒に同期させる手段
    と、前記RTCの時刻と前記補助時刻とを合成して内部
    時刻を演算する演算手段とから構成される時計機能によ
    り、前記基準時刻に同期した1mS単位のローカル時刻
    を備えたことを特徴とする監視制御システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の監視制御システムにおい
    て、前記基準時刻と同期した時刻信号を得る変換手段
    と、前記時刻信号の形式により生じる1秒の誤差を補正
    する手段とを備えたことを特徴とする監視制御システ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6記載の監視制御
    システムにおいて、前記基準時刻の異常を検出する異常
    検出手段を設け、前記基準時計の故障又は接続異常によ
    り、前記時刻信号が異常値となった場合に異常信号を出
    力して、前記クロック信号により前記内部時刻を演算す
    る演算手段に切り替えることを特徴とする監視制御シス
    テム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の監視制御システムにおい
    て、前記時刻信号が異常値となった場合に制御装置の外
    部へ異常信号を出力する異常検出手段と、前記内部時刻
    のデータと共に異常状態を記録するデータ処理手段とを
    備えたことを特徴とする監視制御システム。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項4又は請求項7な
    いし請求項8記載の監視制御システムにおいて、地域の
    時差を特定するために地域コ−ドを設定する設定手段
    と、前記内部時刻と地域コードとから所定の時差を修正
    したローカル時刻を演算する演算手段を付加した時計機
    能により、地域による1時間単位の時差を修正する内部
    時計を備えたことを特徴とする監視制御システム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の監視制御システムにお
    いて、季節の時差を特定するために夏時間を設定する設
    定手段と、前記内部時刻と地域コードと夏時間から所定
    の時差を修正したローカル時刻を演算する演算手段を付
    加した時計機能により、地域と夏時間の時差を修正する
    内部時計を備えたことを特徴とする監視制御システム。
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