JP2001221874A - 時刻同期方式 - Google Patents

時刻同期方式

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JP2001221874A
JP2001221874A JP2000034413A JP2000034413A JP2001221874A JP 2001221874 A JP2001221874 A JP 2001221874A JP 2000034413 A JP2000034413 A JP 2000034413A JP 2000034413 A JP2000034413 A JP 2000034413A JP 2001221874 A JP2001221874 A JP 2001221874A
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signal
time synchronization
distributor
terminal device
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JP2000034413A
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Hideki Torigoe
秀樹 鳥越
Shigekazu Morita
茂和 森田
Koichi Hamamatsu
浩一 浜松
Itsuo Shudo
逸生 首藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • G—PHYSICS
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    • G04R—RADIO-CONTROLLED TIME-PIECES
    • G04R40/00—Correcting the clock frequency
    • G04R40/06—Correcting the clock frequency by computing the time value implied by the radio signal
    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04B—TRANSMISSION
    • H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14—Relay systems
    • H04B7/15—Active relay systems
    • H04B7/155—Ground-based stations
    • G—PHYSICS
    • G04—HOROLOGY
    • G04R—RADIO-CONTROLLED TIME-PIECES
    • G04R20/00—Setting the time according to the time information carried or implied by the radio signal
    • G04R20/02—Setting the time according to the time information carried or implied by the radio signal the radio signal being sent by a satellite, e.g. GPS

Abstract

(57)【要約】 【課題】 時刻同期を意識せずに情報伝送効率を確保し
つつ、信頼性の高い時刻同期方式を得る。 【解決手段】 Ｇｌｏｂａｌ Ｐｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇ
Ｓｙｓｔｅｍ（ＧＰＳ）１０１からの時刻信号を受信
し、Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ Ｔｉｍｅ Ｃｏｒｄｉｎａｔ
ｅｄ（ＵＴＣ）に同期した時刻補正用基準信号と絶対時
刻を表す時刻シリアル信号を出力する受信器１０２と、
前記基準信号と時刻シリアル信号とから前記ＵＴＣに同
期した時刻同期信号を合成し、複数端末装置１０４への
時刻同期信号分配手段を実装する時刻分配器１０３とか
ら構成され、前記時刻分配器からシステムを構成する複
数端末装置へ時刻同期信号を分配送信し、端末装置間の
一括時刻同期をとる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数端末装置間に
おける時刻統一を図るための時刻同期方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、各種プラントの監視制御システ
ムでは、マイコン，伝送技術の進展により、複数の端末
装置から構成され、これらの各端末装置が伝送系により
結合された分散制御システムが主流となっている。又、
プラントからの各種入力情報に対し、状態変化時の発生
時刻を付加して記録及び状態表示を行なっている。
【０００３】プラントからの入力情報を受けた端末装置
から伝送系を経由し、対向装置へ入力情報の送信を実現
する方法として、大別すると、入力情報の伝送受信側装
置で時刻付加を行なう場合と、入力情報を受ける端末装
置で入力情報の状態変化時に時刻を付加する場合とに分
けられる。従来は、伝送受信側装置で時刻付加を行なう
場合には、端末装置間を結合する伝送系内の伝送遅延及
び各装置内の処理時間遅延により、情報へ付加される時
刻が実際の情報発生時間と遅延時間分の誤差を生じてい
た。
【０００４】又、入力情報を最初に受ける端末装置で入
力情報の状態変化時に時刻を付加する場合には、要求さ
れる時刻分解能以上の精度の時刻同期を端末装置間で行
なう必要があり、尚且つ、端末装置間を結合する伝送系
または時刻同期専用の信号線を用いる必要があった。そ
の場合、時刻同期を考慮した伝送方式としたり、あるい
は時刻同期専用のハードウェア，ソフトウェアが必要と
なって、情報伝送効率の低下及び経済性の低下を招いて
きた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の入力情報に対する時刻付加の方法において、１ｍＳ程
度の高精度な時刻分解能を要求された場合には、前記時
刻分解能以上の精度の時刻同期処理を行なう必要があ
り、その実現方法及び精度の確保が困難であった。本発
明は上記課題を解決するためになされたものであり、時
刻同期を意識せずに情報伝送効率を確保しつつ、高精
度、且つ、経済性の良い時刻同期方式を提供することを
目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の［請求項１］に
係る時刻同期方式は、近年、ＧＰＳの利用普及に伴な
い、地球上どこにいてもＵＴＣに対し±１μＳという高
精度な時刻が容易に入手可能であるＧＰＳを利用し、Ｇ
ＰＳから出力されるＵＴＣに同期した時刻補正用基準信
号と絶対時刻を表す時刻シリアル信号を時刻分配器から
複数端末装置へ分配送信し、複数端末装置間の一括時刻
同期をとる手段を提供する。
【０００７】［請求項１］のように構成されたシステム
においては、汎用性のあるＧＰＳを使用することによ
り、全世界においてＵＴＣに同期した基準時刻を容易に
取得することが可能となる。又、時刻分配器から複数端
末装置へ基準時刻の伝送を行なうことにより、システム
の簡素化、且つ、高精度な時刻同期処理が可能となる。
【０００８】本発明の［請求項２］に係る時刻同期方式
は、ＧＰＳより送信されるＵＴＣに同期した時刻先頭識
別信号とＵＴＣに同期した絶対時刻信号とを合成して、
各端末装置へ一定周期で分配送信する手段を提供する。
【０００９】［請求項２］のように構成されたシステム
においては、ＧＰＳから送信されるＵＴＣに同期した時
刻先頭基準信号とＵＴＣに同期した絶対時刻信号とを時
刻分配器にて同一の信号線に合成し、一定周期で送信す
ることにより、信号線の簡素化による経済性の向上及び
伝送処理負荷軽減が可能となる。
【００１０】本発明の［請求項３］に係る時刻同期方式
は、各端末装置で受信した時刻分配器からの時刻同期信
号をＵＴＣに同期した時刻先頭識別信号とＵＴＣに同期
した絶対時刻信号とに抽出する。その時刻先頭識別信号
を利用して、立上がりタイミング時に同期した基準クロ
ックを設け、ｍ秒の時刻として使用している内部クロッ
クとの時間差を計測し、計測結果から両クロック間での
クロック差異がある場合は、内部クロックを基準クロッ
クのタイミングへ同期させることにより、ＧＰＳと端末
装置との時刻同期がとれ、各端末装置夫々がＧＰＳとの
時刻同期をとることにより、各端末装置間の時刻同期を
とる手段を提供する。
【００１１】［請求項３］のように構成されたシステム
においては、秒オーダーまでの時刻は時刻分配器からの
絶対時刻を使用し、ｍ秒などＧＰＳからの基準信号に含
まれない細微な時刻は、ＵＴＣに同期した基準クロック
に内部クロックを精密に合わせることにより、容易にｍ
秒単位の時刻同期をとることが可能となる。
【００１２】本発明の［請求項４］に係る時刻同期方式
は、基準クロックと内部クロック間の時刻差の違いに応
じて補正刻み幅を可変させ、時刻同期確立までの所要時
間を短縮させる手段を提供する。
【００１３】［請求項４］のように構成されたシステム
においては、時刻同期対象装置の処理立上がり時に対し
て、基準クロックと内部クロックのズレ幅が非常に大き
い場合でも、瞬時に時刻同期を行なうことができ、各端
末装置の時刻の信頼性向上が可能となる。
【００１４】本発明の［請求項５］に係る時刻同期方式
は、ＧＰＳからの時刻信号受信が不可能となった場合に
は、時刻分配器でＧＰＳ時刻に同期させた内部時刻を端
末装置へ分配させ、各端末装置間の時刻同期を継続させ
る手段を提供する。
【００１５】［請求項５］のように構成されたシステム
においては、何らかの障害によりＧＰＳからの時刻信号
を受信することが不可能となった場合でも、時刻分配器
でＧＰＳと同期させた内部時刻を全端末装置へ送信する
ことにより、各端末装置間の時刻同期が確保され、信頼
性の向上が可能となる。
【００１６】本発明の［請求項６］に係る時刻同期方式
は、時刻分配器から時刻受信ができない場合、ＧＰＳ基
準時刻に同期させた端末装置内部の時刻を使用すること
で、時刻処理を継続する手段を提供する。
【００１７】［請求項６］のように構成されたシステム
においては、何らかの障害により時刻分配器からの基準
時刻受信が不可能となった場合でも、各端末装置内の基
準時刻に同期させた内部時刻を使用することにより、各
端末装置間の時刻同期が確保され、信頼性の向上が可能
となる。
【００１８】
【発明の実施の形態】図１は本発明による時刻同期方式
の全体構成図である。図１において、Ｇｌｏｂａｌ Ｐ
ｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ（以下、ＧＰＳと
称す）１０１、ＧＰＳ受信器１０２、時刻分配器１０
３、複数の端末装置１０４がパルス信号線１０５とシリ
アル伝送系１０６と光伝送系１０７を介して夫々接続さ
れた全体構成を有している。そしてＧＰＳ１０１の基準
時刻信号を受信したＧＰＳ受信器１０２からシリアル信
号をシリアル伝送系１０６を介して時刻分配器１０３へ
送信し、この時刻信号を受信した時刻分配器１０３は光
伝送系１０７を介して複数の端末装置１０４へ基準時刻
信号を伝送するシステム構成の一例である。
【００１９】図２はＧＰＳ受信器１０２から受信するＵ
ＴＣ同期基準信号２０１と、同じくＵＴＣ同期絶対時刻
信号２０２を時刻分配器１０３にて合成信号２０４を作
成して各端末装置への基準時刻信号データの送信を行な
うブロック図である。図２に示すとおり、ＧＰＳ受信器
１０２からＵＴＣ同期基準信号２０１と、ＵＴＣ同期絶
対時刻信号２０２がパルス信号線１０５とシリアル伝送
系１０６を介して時刻分配器１０３へ送信されてくるた
め、夫々の信号を時刻分配器１０３において信号合成２
０３を行ない、合成した合成信号２０４を複数の端末装
置１０４へ光伝送系１０７を介して分配送信する。
【００２０】図３は時刻分配器１０３で作成する信号合
成２０３の処理概要図である。図３に示すとおり、ＧＰ
Ｓ受信器１０２から送信されてくるＵＴＣ同期基準信号
２０１とＵＴＣ同期絶対時刻信号２０２を信号合成２０
３し、合成信号２０４へ加工する処理である。
【００２１】図４は時刻分配器１０３から送信されてく
る合成信号２０４を端末装置１０４で取り込み、時刻同
期処理を行なうブロック図である。図４に示すとおり、
時刻分配器１０３から送信されてくる合成信号２０４
を、端末装置１０４で時刻先頭識別信号３０２と絶対時
刻信号３０３とに信号分離３０１し、時刻先頭識別信号
３０２はｍ秒時刻補正処理３０４を行なうことでｍ秒時
刻３０６を作り、絶対時刻信号３０３は年月日時分秒時
刻補正３０５を行なうことで年月日時分秒時刻３０７を
作り、ＵＴＣに同期した内部時刻３０８を作り出す。
【００２２】図５は各端末装置１０４内の時刻同期処理
に要する所要時間を短くするための処理のブロック図で
ある。図５に示すとおり、時刻先頭識別信号３０２受信
時にカウンタ値をリセットする外部クロックカウンタ４
０１と、ｍ秒時刻３０６に使用している内部クロックカ
ウンタ４０２を一定周期でカウンタ値同時比較４０３
し、カウンタ値誤差判定４０４を行なう。
【００２３】カウンタ値誤差判定４０４の結果により、
誤差範囲が大きい場合は瞬時時刻補正のための内部クロ
ックカウンタ粗調整処理４０５を、誤差範囲が小さい場
合はｍ秒時刻をＵＴＣ基準時刻へ同期させるための内部
クロックカウンタ微調整処理４０６を実施し、時刻同期
確立までの所要時間を最短に押さえ込む処理を行なう。
【００２４】図６は時刻分配器１０３内部の処理ブロッ
ク図である。図６に示すとおり、通常ＧＰＳ受信器１０
２からのＵＴＣ同期基準信号２０１とＵＴＣ同期絶対時
刻信号２０２の基準時刻取り込みが正常である場合に
は、時刻分配器１０３内で受信したＵＴＣ同期基準信号
２０１とＵＴＣ同期絶対時刻信号２０２を用いて信号合
成２０３を行ない、合成信号２０４を作成する。
【００２５】ここでＧＰＳ受信器からの受信がケーブル
断、もしくは、電源断などにより途絶え、伝送異常と認
識した場合には、時刻分配器１０３内部にある水晶発振
器５０１により作成しているＵＴＣ同期基準信号２０１
に代わる内作基準信号５０２と、時刻分配器１０３で自
走させた内部時刻５０３を用いて信号合成２０３を行な
い、合成信号２０４を作成して分配送信する。
【００２６】次に、各実施の形態の作用について説明す
る。先ず、［請求項１］について図１〜図３により説明
する。ＧＰＳ１０１からの信号をＧＰＳ受信器１０２で
受信し、ＵＴＣ同期基準信号２０１をパルス信号線１０
５と、ＵＴＣ同期絶対時刻２０２をシリアル伝送系１０
６により時刻分配器１０３へ出力する。時刻分配器１０
３ではＧＰＳ受信器１０２から受信した絶対時刻信号を
各端末装置１０４へ光伝送系１０７により一括分配送信
する。
【００２７】ここで合成信号２０４が時刻分配器１０３
から各端末装置１０４へ一括送信されることにより、各
端末装置１０４で夫々ＧＰＳからのＵＴＣ絶対時刻に各
端末装置１０４の内部時刻３０８を同期させ、各端末装
置１０４間の時刻を一斉に統一させるようにした。
【００２８】本実施の形態によれば、汎用性のあるＧＰ
Ｓを使用することにより、全世界においてＵＴＣに同期
した基準時刻を容易に取得することが可能であり、時刻
分配器からの伝送に光ケーブルを使用することで、対ノ
イズ性にも優れる。又、時刻分配器による複数端末装置
への伝送を可能とすることにより経済性に優れ、システ
ムの簡素化、且つ、高精度な時刻同期処理が可能となっ
た。
【００２９】［請求項２］について図１〜図４により説
明する。本実施の形態では信号線の簡素化と伝送処理負
荷の低減をはかったものである。ＧＰＳ受信器１０２か
らのＵＴＣ同期基準信号２０１とＵＴＣ同期絶対時刻信
号２０２を信号合成２０３し、合成信号２０４として各
端末装置１０４に対し、１本の伝送路で送信するように
した。
【００３０】本実施の形態によれば、ＧＰＳから送信さ
れるＵＴＣに同期した時刻先頭識別基準信号とＵＴＣに
同期した絶対時刻信号とを時刻分配器にて同一の信号線
に合成し、一定周期で送信するようにしたので、信号線
の簡素化による経済性の向上及び伝送処理負荷軽減が可
能となった。
【００３１】［請求項３］について図１〜図５により説
明する。本実施の形態では容易にｍ秒単位の時刻同期を
得るようにしたものである。各端末装置１０４で受信し
た合成信号２０４を時刻先頭識別信号３０２と絶対時刻
信号３０３とに信号分離し、絶対時刻信号３０３はその
まま各端末装置１０４の年月日時分秒時刻３０７として
使用する。又、絶対時刻信号３０３に存在しないｍ秒時
刻３０６には、時刻先頭識別信号３０２をリセット源と
した外部クロックカウンタ４０１と、ソフトウェア及び
内部水晶発振器をリセット源とした内部クロックカウン
タ４０２を用いて算出させる。
【００３２】その方法として外部クロックカウンタ４０
１のカウント値と内部クロックカウンタ４０２のカウン
ト値をカウンタ値同時比較４０３し、カウンタ値誤差判
定４０４結果によりｍ秒時刻３０６に用いている内部ク
ロックカウンタ４０２のカウント値をソフトウェアによ
り補正し、時刻先頭識別信号３０２に同期させた外部ク
ロックカウンタ４０１のカウント値に近くなるよう処理
させる。
【００３３】この外部クロックカウンタ４０１に同期さ
せた内部クロックカウンタ４０２のカウント値をｍ秒時
刻３０６として使用することによりＧＰＳ受信器１０２
から送信されてくる絶対時刻信号３０３に組み込まれて
いないｍ秒時刻もＵＴＣに同期させるようにした。
【００３４】本実施の形態によれば、秒オーダーまでの
時刻は時刻分配器からの絶対時刻を使用し、ｍ秒などＧ
ＰＳからの基準信号に含まれない細微な時刻は、ＵＴＣ
に同期した基準クロックに内部クロックを精密に合わせ
るようにしたので、容易にｍ秒単位の時刻同期をとるこ
とが可能となった。
【００３５】［請求項４］について図１〜図５により説
明する。本実施の形態では瞬時に時刻同期が得られるよ
うにしたものである。そして［請求項３］において、各
端末装置１０４の外部クロックカウンタ４０１と内部ク
ロックカウンタ４０２のカウンタ値同時比較４０３を行
ない、カウント値誤差判定４０４の誤差大小により、補
正処理の実施を内部クロックカウンタ粗調整４０５とす
るか内部クロックカウンタ微調整４０６とするかを切り
替えることで、時刻差に応じ時刻同期確立までの所要時
間を最短とするようにした。
【００３６】本実施の形態によれば、時刻同期対象装置
の処理立上がり時に対して、基準クロックと内部クロッ
クのズレ幅が非常に大きい場合でも、瞬時に時刻同期を
行なうことができ、各端末装置の時刻の信頼性向上が可
能となった。
【００３７】［請求項５］について図１〜図３，図６に
より説明する。本実施の形態ではＧＰＳからの時刻信号
が得られない場合の対応処理を得ようとするものであ
る。ＧＰＳ受信器１０２からのＵＴＣ同期基準信号２０
１及びＵＴＣ同期絶対時刻信号２０２が通知されなくな
った場合には、予め時刻分配器１０３でＵＴＣ同期絶対
時刻信号２０２を、内部時刻５０３として格納させてお
いた時刻と時刻分配器１０３内部の水晶発振器５０１か
ら作成したＵＴＣ同期基準信号２０１相当の内作基準信
号５０２を生成し、信号合成２０３して合成信号３０１
を作り、各端末装置１０４へ分配送信するようにした。
【００３８】本実施の形態によれば、何らかの障害によ
りＧＰＳからの時刻信号を受信することが不可能となっ
た場合でも、時刻分配器でＧＰＳと同期させた内部時刻
を全端末装置へ送信するようにしたので、各端末装置間
の時刻同期が確保され、信頼性の向上が可能となった。
【００３９】［請求項６］について図１〜図５により説
明する。本実施の形態では時刻分配器からの基準時刻信
号が得られない場合の対応処理を得るようにしたもので
ある。時刻分配器１０３からの合成信号３０１が取り込
みできなくなった場合には、予め各端末装置１０４にて
絶対時刻信号３０３を内部時刻３０８として格納させて
おいた時刻と各端末装置１０４でカウントしている内部
クロックカウンタ４０２のカウント値により、時刻を継
続使用するようにした。
【００４０】本実施の形態によれば、何らかの障害によ
り時刻分配器からの基準時刻受信が不可能となった場合
でも、各端末装置内の基準時刻に同期させた内部時刻を
使用するようにしたので、各端末装置間の時刻同期が確
保され、信頼性の向上が可能となった。
【００４１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば１
ｍＳ以下の高精度な時刻分解能を要求された場合、地球
上どこにいても±１μＳ精度の絶対時刻が取得可能なＧ
ＰＳを使用するようにしたので、時刻同期を意識せず情
報伝送効率を確保しつつ、高精度で経済性の良い、且
つ、信頼性の高い時刻同期方式を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による時刻同期処理システム全体を示す
ブロック図。
【図２】本発明による［請求項１］〜［請求項６］の実
施の形態における時刻分配器側での合成信号作成内容を
示すブロック図。
【図３】本発明による［請求項１］〜［請求項６］の実
施の形態における時刻分配器内で作成される合成信号の
内容を示すブロック図。
【図４】本発明による［請求項１］〜［請求項４］の実
施の形態における端末装置内の時刻作成処理内容を示す
ブロック図。
【図５】本発明による［請求項３］，［請求項４］の実
施の形態における端末装置内の時刻同期処理時間切替え
処理内容を示すブロック図。
【図６】本発明による［請求項１］〜［請求項５］の実
施の形態における時刻分配器内の時刻信号バックアップ
処理内容を示すブロック図。
【符号の説明】
１０１ ＧＰＳ １０２ ＧＰＳ受信器 １０３ 時刻分配器 １０４ 端末装置 １０５ パルス信号線 １０６ シリアル伝送系 １０７ 光伝送系 ２０１ ＵＴＣ同期基準信号 ２０２ ＵＴＣ同期絶対時刻信号 ２０３ 信号合成 ２０４ 合成信号 ３０１ 信号分離 ３０２ 時刻先頭識別信号 ３０３ 絶対時刻信号 ３０４ ｍ秒時刻補正 ３０５ 年月日時分秒時刻補正 ３０６ ｍ秒時刻 ３０７ 年月日時分秒時刻 ３０８ 内部時刻 ４０１ 外部クロックカウンタ ４０２ 内部クロックカウンタ ４０３ カウンタ値同時比較 ４０４ カウンタ値誤差判定 ４０５ 内部クロックカウンタ粗調整 ４０６ 内部クロックカウンタ微調整
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜松 浩一 東京都府中市東芝町１番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 首藤 逸生 東京都府中市東芝町１番地 株式会社東芝 府中工場内 Ｆターム(参考） 2F002 AA05 AD03 AF01 BB04 BB05 FA14 FA16 GA04 GA06 5J062 AA13 CC07 5K047 AA18 BB02 GG56

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 Ｇｌｏｂａｌ Ｐｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇ
    Ｓｙｓｔｅｍ（ＧＰＳ）からの時刻信号を受信し、Ｕ
    ｎｉｖｅｒｓａｌ Ｔｉｍｅ Ｃｏｒｄｉｎａｔｅｄ
    （ＵＴＣ）に同期した時刻補正用基準信号と絶対時刻を
    表す時刻シリアル信号を出力する受信器と、前記基準信
    号と時刻シリアル信号とから前記ＵＴＣに同期した時刻
    同期信号を合成し、複数端末装置への時刻同期信号分配
    手段を実装する時刻分配器とから構成され、前記時刻分
    配器からシステムを構成する複数端末装置へ時刻同期信
    号を分配送信し、端末装置間の一括時刻同期をとること
    を特徴とする時刻同期方式。
  2. 【請求項２】 請求項１記載の時刻同期方式において、
    時刻分配器から端末装置へ送信する時刻同期信号は、信
    号の先頭を表す識別信号と時刻を表す絶対時刻信号とか
    ら構成し、前記識別信号の立上がりタイミングをＵＴＣ
    に同期させ、一定周期で時刻同期信号を端末装置へ送信
    することを特徴とする時刻同期方式。
  3. 【請求項３】 請求項２記載の時刻同期方式において、
    端末装置にて時刻分配器からの時刻同期信号を受信し、
    前記時刻同期信号内の識別信号の先頭立上がりタイミン
    グに同期した基準クロックを設け、この基準クロックと
    内部クロックとの時間差を計測し、前記計測結果により
    両クロック間で時刻差異がある場合は、内部クロックの
    補正処理を行なうことにより、内部クロックをＵＴＣに
    同期させることを特徴とする時刻同期方式。
  4. 【請求項４】 請求項３記載の時刻同期方式において、
    端末装置内部の基準クロックと内部クロック間の時刻差
    の補正処理であって、前記時刻差に応じて補正刻み幅を
    可変させ、時刻補正を行なうことを特徴とする時刻同期
    方式。
  5. 【請求項５】 請求項１記載の時刻同期方式において、
    時刻分配器内にＧＰＳから受信した時刻信号に同期させ
    た内部クロックを設け、前記ＧＰＳからの時刻信号受信
    不可能な場合は、前記時刻分配器内の内部クロックの時
    刻を端末装置へ分配送信することにより、各端末装置間
    の一括時刻同期をとることを特徴とする時刻同期方式。
  6. 【請求項６】 請求項１記載の時刻同期方式において、
    端末装置にて時刻分配器からの時刻同期信号を受信出来
    ない場合は、前記端末装置内の内部クロックにより時刻
    処理を継続することを特徴とする時刻同期方式。
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