JP2006290099A - 運転姿勢調整装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ステアリング位置を前後移動させる必要、及び後席スペースが狭くならないようする必要がなく、ペダル操作への影響を軽減させることが可能な運転姿勢調整装置及び方法を提供する。
【解決手段】 運転姿勢調整装置1は、シートバック12が後傾とされた場合、シートバック12の後傾移動にあわせて運転者の肩位置が前後移動しないようにシートクッション11を前方に移動させ、シートクッション11の前方移動量の略0.4倍だけ、アクセルペダル110の手前で運転者の踵が乗せられる床面31を上昇させる
【選択図】 図1

Description

本発明は、運転姿勢調整装置及び方法に関する。
従来、運転時の疲労を軽減する目的で運転者の姿勢を変化させると共に、運転操作に影響が出ないように、運転者の踵位置及び肩位置を移動させないようにする運転姿勢調整装置が知られている(特許文献1参照)。この装置によれば、踵位置を動かさないため、ペダル操作に影響が出にくくなっている。また、肩位置を動かさないため、ステアリング位置と肩位置との関係が保たれることとなり、ステアリング位置を前後に移動させるなどの必要がない。さらに、肩位置を後方に移動させて(すなわちシートバックを後傾にして)、後席スペースを狭めてしまうこともない。
特開平7−081468号公報
しかし、従来装置にあっては、運転者の踵位置や肩位置を動かさない場合でも膝位置が前後に移動するとペダル操作に影響を与えるという問題があった。一方、ペダル操作に影響が出ないようにするために、上体のみを動かして腰から下を動かさないようにした場合、肩位置を移動させることとなるため、肩位置の前後移動に合わせてステアリングを前後に移動させる必要が出てきてしまう。また、肩位置を後方移動させたときには後席スペースが狭くならないようする必要がある。
本発明の運転姿勢調整装置は、ドライビングポジション調整手段と、移動手段とを備えている。ドライビングポジション調整手段は、シートバックの角度及びシートクッションの前後位置を示すドライビングポジションを調整可能とされたものであり、移動手段は、アクセルペダル手前で運転者の踵が乗せられる床面を移動させるものである。このドライビングポジション調整手段は、シートバックが後傾とされた場合、シートバックの後傾移動にあわせて運転者の肩位置が前後移動しないようにシートクッションを前方に移動させ、移動手段は、シートクッションの前方移動量の略0.4倍だけ床面を上昇させる。
このように、運転姿勢調整装置は、シート状態の変化に応じてアクセルペダル手前の床面を移動させ、しかも床面の移動量が適切に設定されているという点で技術的特徴を有しており、先行技術に対する貢献をもたらしている。
本発明によれば、シートバックが後傾とされた場合、シートバックの後傾移動にあわせて運転者の肩位置が前後移動しないようにシートクッションを前方に移動させることとしている。このため、肩位置は前後移動せず、ステアリング位置を前後に移動させたり、後席スペースを狭めたりしてしまうことがない。
また、シートクッションの前方移動量の略0.4倍だけ、アクセルペダル手前で運転者の踵が乗せられる床面を上昇させることとしている。ここで、シートクッションが前方移動すると、膝位置が変化するためペダル面に対する足首の状態も変化することとなり、ペダル操作に影響が出てしまうが、踵が乗せられる床面をシートクッションの前方移動量の略0.4倍だけ上昇させると、この影響が適切に緩和される。
従って、ステアリング位置を前後移動させる必要、及び後席スペースが狭くならないようする必要がなく、ペダル操作への影響を軽減させることができる
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態による運転姿勢調整装置の構成図である。同図に示すように、運転姿勢調整装置1は、運転者の姿勢を調整するものであって、好適には、車両走行中の疲労軽減目的で運転者がシート状態を変化させたときにシート状態の変化によって運転操作に影響が出ないように、運転者の運転姿勢を調整するものである。
この運転姿勢調整装置1は、概略的に説明すると、シート10と、ドライビングポジション調整部(ドライビングポジション調整手段)20と、床面移動部(移動手段)30とからなっている。
シート10は、運転者が着座するシートクッション11と、着座時に運転者の背もたれ部となるシートバック12とからなっている。また、シートバック12は、下側背もたれ部12aと上側背もたれ部12bとがヒンジを介して接続された構造となっている。
ドライビングポジション調整部20は、シートバック12の角度及びシートクッション11の前後上下位置を示すドライビングポジションを調整可能とされたものである。また、ドライビングポジション調整部20は、運転者に応じて適切なシート状態とすべく自動的に作動したり、運転者の操作によって作動したりするようになっている。このドライビングポジション調整部20は、シートクッション11を前後移動させる場合、前後移動モータ101を動作させるようになっている。これにより、前後移動モータ101と噛み合うネジ巻き部102が回動して、シートクッション11の位置を前後方向に移動させることとなる。
また、ドライビングポジション調整部20は、シートクッション11を上下動させる場合、上下動モータ103を動作させるようになっている。これにより、上下動モータ103と噛み合うネジ巻き部104が回動して、ネジ巻き部104の回転がパンタリンク105を開閉させてシートクッション11を上下動させることとなる。
また、ドライビングポジション調整部20は、シートバック12を前傾又は後傾とする場合、下部角度調整モータ106を動作させるようになっている。これにより、下部角度調整モータ106と噛み合う下部ヒンジ107を回転させて、シートバック12を前傾又は後傾とすることとなる。さらに、ドライビングポジション調整部20は、下側背もたれ部12aと上側背もたれ部12bとの角度を調整できるようになっており、該角度を調整する場合、中部角度調整モータ108を動作させるようになっている。これにより、中部角度調整モータ108と噛み合う中部ヒンジ109を回転させて、下側背もたれ部12aと上側背もたれ部12bとの角度を調整することとなる。
床面移動部30は、アクセルペダル110の手前で運転者の踵が乗せられる床面31を上下動させるものである。図2は図1に示した床面31付近の拡大図である。図2に示すように、アクセルペダル110の手前付近は、車体下面111よりも掘り下げられ、掘り下げられて形成された凹部に床面31を移動させる機構が収納されている。
再度、図1を参照する。床面移動部30は、床面31を上下動させる場合、床面上下動モータ112を動作させる構成となっている。これにより、床面上下動モータ112と噛み合うネジ巻き部113が回動して、ネジ巻き部113の回転がパンタリンク114を開閉させて床面31を上下動させることとなる。また、床面移動部30は、上記したドライビングポジション調整部20に接続されており、ドライビングポジション調整部20にて調整させられたシート状態の情報に応じて床面31を上下動させるようになっている。
ここで、床面31は図1に示す如く平滑面である必要はなく、図3及び図4に示すようになっていてもよい。図3は、図1に示した床面31の第1変形例を示す構成図であり、図4は、図1に示した床面31の第2変形例を示す構成図である。まず、図3に示すように、床面31は、変形可能な柔軟部材32とされていてもよい。これにより、踵を保持することができる。また、図4に示すように、床面31は、運転者の踵を保持可能な起伏形状33とされていてもよい。これによって、床面の経時的変化が少なくなるため、長期に亘って踵を保持することができる。
再度、図1を参照する。上記運転姿勢調整装置1は、さらにステアリング移動部40を備えている。ステアリング移動部40は、ステアリング115を上下方向に移動させるものであり、移動の際にステアリング上下動モータ116を動作させるようになっている。これにより、ステアリング上下動モータ116と噛み合う軸部117を回転させて、ステアリング115を上下に回動させることとなる。また、ステアリング移動部40は、床面移動部30を介してドライビングポジション調整部20に接続されており、シート状態の変化に応じてステアリング115を上下動させるようになっている。
次に、本実施形態に係る運転姿勢調整方法を説明する。端的に説明すると、本実施形態に係る運転姿勢調整方法は、シート10の状態変化に応じてアクセルペダル110の手前の床面31を、適切な昇降量で移動させることに特徴を有し、具体的には以下の4方法が行われるようになっている。
第1の方法は以下のようになっている。まず、ドライビングポジション調整部20は、シートバック12が後傾とされた場合、シートバック12の後傾移動にあわせて運転者の肩位置が前後移動しないようにシートクッション11を前方に移動させる。また、この移動と同時に床面移動部30は、シートクッションの前方移動量の略0.4倍だけ床面31を上昇させる。
第2の方法として、ドライビングポジション調整部20は、シートバック12が前傾とされた場合、シートバック12の前傾移動にあわせて運転者の肩位置が前後移動しないようにシートクッション11を後方に移動させる。また、この移動と同時に床面移動部30は、シートクッション11の後方移動量の略0.4倍だけ床面31を下降させる。
第3の方法として、床面移動部30は、ドライビングポジション調整部20によりシートクッション11が上方に移動させられた場合、上方移動と同時にシートクッション11の上方移動量の略0.08倍だけ床面31を上昇させる。
さらに、第4の方法として、床面移動部30は、ドライビングポジション調整部20によりシートクッション11が下方に移動させられた場合、下方移動と同時にシートクッション11の下方移動量の略0.08倍だけ床面31を下降させる。
これらにより、本実施形態ではシート状態の変化によって運転者のペダル操作に影響が出ないようにしている。
上記方法についてさらに詳細に説明する。図5は、シートバック12を後傾としたときの運転者の姿勢変化の様子を示す説明図である。図5に示すように、シートバック12を後傾とした場合、ヒップポイントHP、膝位置N及び踵位置Hは移動しないが、肩位置Sは車両後方側に移動する。このため、運転者の運転操作への影響を考慮すると、ステアリング115をやや下方移動させると共に運転者側へ前進させる必要がある。また、シートバック12が後傾となるため、後席のスペースが狭くなってしまう。
図6は、シートバック12を後傾としたときの第1の運転姿勢調整方法の説明図である。図6に示すように、シートバック12が後傾とされた場合、ドライビングポジション調整部20は、シートバック12の後傾移動にあわせて運転者の肩位置Sが前後移動しないようにシートクッション11を前方に移動させる。これにより、肩位置Sは下方S’に移動するのみで前後方向には移動しないこととなる。ところが、シートクッション11を前方に移動させたことによって、ヒップポイントHPは前方HP’に移動する。さらに、膝位置Nも同様に前方上方N’に移動する。
図7は、膝位置Nが前方上方N’に移動した場合の足首付近の様子を示している。図7に示すように、踵位置Hは床面31に接触していることから移動しないため、膝位置Nが前方上方N’に移動した場合において足首と足の甲とが為す角度(以下足首角度という)がθ1にて保持されるとすると、作用点T(足の裏面とペダル面との接触部)がペダルを踏み込む方向T’に移動することとなる。
図8は、ヒップポイントHPを前方HP’に移動させた場合におけるアクセルペダル110の踏み込む量の変化を示す説明図である。実際にヒップポイントHPを前方HP’に移動させた場合、移動分だけ作用点Tがペダルを踏み込む方向T’に移動するわけでなく、運転者は、意図しない踏み込みが生じないように足首角度を調整する。ところが、図8に示すように、足首角度の調整は正確に行われず、アクセルペダル110の踏み込み量は波打ったようになってしまい、ペダル操作に影響が出てしまう。
図9は、膝位置Nが前方上方N’に移動した場合に床面31を上昇させたときの足首付近の様子を示す説明図である。本実施形態においてシートクッション11を前方に移動させた場合、床面移動部30は、前方移動と同時に床面31を上昇させる。これにより、図9に示すように、踵位置Hは上方H’に移動することとなる。また、踵位置Hが上方H’に移動することにより、足首角度がθ1で保たれるため、作用点Tがペダルを踏み込む方向に移動しないこととなる。
図10は、ヒップポイントHPの前後移動量と踵位置Hの上下移動量との相関を示す説明図である。具体的に床面移動部30は、図10に示すようにヒップポイントHPの前後移動量の略0.4倍だけ床面31を上下動させる。これにより、足首角度が保持されることとなり、ペダル操作への影響が軽減されることとなる。
なお、詳細に説明すると、図10に示すようにヒップポイントHPの前後移動量の略0.4倍だけ床面31を上下動させたとしても、アクセルペダル110の踏み込み量は変化してしまう。図11は、床面31をシートクッション11の前方移動量の0.4倍だけ上昇させた場合におけるアクセルペダル110の踏み込む量の変化を示す説明図である。同図に示すように、シートクッション11を前方移動させた場合、膝位置Nは前方に移動するだけでなく上方にも移動してしまうため、シートクッション11の移動中において運転者がアクセルペダル110を踏む力は低下してしまう。
そこで、本実施形態では、床面31の移動速度を図12に示すようにする。図12は、シートクッション11の前方移動に応じた床面31の上下動速度を示す説明図である。図12に示すように、床面移動部30は、床面31を移動させるにあたり、移動前半の移動速度よりも移動後半の移動速度の方を速くする。すなわち、床面移動部30は、移動前半においてシートクッション11の前後方移動速度の略0.4倍未満の速度で床面31を移動させ、移動後半においてシートクッション11の前後方移動速度の略0.4倍以上の速度で床面31を移動させる。これにより、図11に示したアクセルペダル110を踏む力の低下に対しても適切にペダル操作への影響を軽減することとなる。
以上、上記図5〜図12では第1の運転姿勢調整方法を例に説明したが、第2〜第4の方法であっても同様である。なお、第3及び第4の方法の場合、床面移動部30は、移動前半においてシートクッション11の上下移動速度の略0.08倍未満の速度で床面31を移動させ、移動後半においてシートクッション11の上下移動速度の略0.08倍以上の速度で床面31を移動させることとなる。
次に、第1〜第4の運転姿勢調整方法をさらに説明する。図13は、シートクッション11の移動量及び床面31の昇降量等を示す説明図である。図13に示すように、まず、シートクッション11が前方にLhyだけ移動させられた場合、運転者の膝位置Nは0.9×Lhyだけ前方に移動する。また、作用点Tは、アクセルペダル110を踏み込む方向、すなわち下方に0.4×Lhyだけ移動する。このため、床面移動部30は床面31の上方に0.4×Lhyだけ移動させることとなる。
また、シートクッション11が後方にLhyだけ移動させられた場合、運転者の膝位置Nは0.9×Lhyだけ後方に移動する。また、作用点Tは、アクセルペダル110を離す方向、すなわち上方に0.4×Lhyだけ移動する。このため、床面移動部30は床面31の下方に0.4×Lhyだけ移動させることとなる。
また、シートクッション11が上方にLhzだけ移動させられた場合、運転者の膝位置Nは0.2×Lhzだけ前方に移動する。また、作用点Tは、アクセルペダル110を踏み込む方向、すなわち下方に0.08×Lhzだけ移動する。このため、床面移動部30は床面31の上方に0.08×Lhzだけ移動させることとなる。
また、シートクッション11が下方にLhzだけ移動させられた場合、運転者の膝位置Nは0.2×Lhzだけ後方に移動する。また、作用点Tは、アクセルペダル110を離す方向、すなわち上方に0.08×Lhzだけ移動する。このため、床面移動部30は床面31の下方に0.08×Lhzだけ移動させることとなる。
次に、シートクッション11の前後方向の移動量にあわせて床面31を該移動量の略0.4倍だけ移動させる意義、及び、シートクッション11の上下方向の移動量にあわせて床面31を該移動量の略0.08倍だけ移動させる意義を説明する。まず、床面31をシートクッション11の前後移動量の略0.4倍だけ移動させる意義を説明する。
まず、一般的な運転者のデータからすると足の長さの比率は以下のようになっている。具体的に、運転者の踵位置Hから作用点Tまでの長さは、運転者の下肢長の0.14倍である。また、運転者の下腿(踵位置Hから膝位置Nまで)の長さは、運転者の下肢長の0.39倍である。さらに、運転者の上腿(膝位置NからヒップポイントHPまで)の長さは、運転者の下肢長の0.41倍である。
さらに、成人男性の下肢長の平均は970mmであり、成人女性の下肢長の平均は900mmである。このデータから、一般的な運転者について脚の各部の長さを求めることができる。
図14は、シートクッション11を前方に移動させたときの運転者の移動前及び移動後の様子を示す説明図である。平均的な乗用車の場合、踵位置HとヒップポイントHPとの高さ方向の差h1は300mmとなる。また、踵位置HとヒップポイントHPとの前後方向の差も大凡予測可能である。このため、着座時における運転者の姿勢を推定することができる。ここで、足首角度をθ1とし、下腿と上腿との為す角度をθ2とし、上腿と骨盤との為す角度をθ3とする。
次に、ヒップポイントHPを前方に距離dだけ移動させたとする。このとき、作用点Tを固定し、足首角度θ1に変化が無いと仮定すると、下腿と上腿との為す角度θ2及び上腿と骨盤との為す角度θ3の変化量を求めることができる。また、これら角度の変化量から膝位置Nの移動後の位置N’求めることができ、これにより、踵位置Hの移動後の位置H’も求めることができる。そして、計算により踵位置Hの上方移動量h2を求めると、h2≒0.4×dであることがわかる。以上より、シートクッション11の前後移動量の略0.4倍だけ床面31を移動させると、平均的な運転者の踵の移動量に応じた最適な調整を行うことができる。
図15は、車高が高い車両においてシートクッション11を前方に移動させたときの運転者の移動前及び移動後の様子を示す説明図である。図15に示すように、ミニバンや車高が高いワゴン車などでは、踵位置HとヒップポイントHPとの高さ方向の差h1は大きくなる傾向にある。また、下腿と上腿との角度θ2及び上腿と骨盤との角度θ3はそれぞれ大きくなる。このため、シートクッション11が前方に移動させられた場合、シートクッション11の前後移動量の略0.4倍だけ床面31を移動させてもペダル操作に影響が出ないように調整されないかのようにも思える。ところが、高さ方向の差h1が大きくなっても、シートクッション11の前後移動量の略0.4倍だけ床面31を移動させることにより、運転者のペダル操作に影響が出ないようにすることができる。
図16は、踵位置HとヒップポイントHPとの高さ方向の差h1と、踵位置Hの上昇量h2との相関を示す説明図である。同図に示すように、上腿が水平となるまでは、踵位置HとヒップポイントHPとの高さ方向の差h1が大きくなるに従って、踵位置Hの上昇量h2は大きくなる傾向にある。また、上腿が水平となった後は、踵位置HとヒップポイントHPとの高さ方向の差h1が大きくなるに従って、踵位置Hの上昇量h2は小さくなる傾向にある。なお、運転姿勢は、ヒップポイントHPが膝位置Nよりも高くなると、着座時に尻部が安定しないため、運転姿勢としては適切でなく、運転者はヒップポイントHPが膝位置Nよりも高くならないように、運転姿勢を決定する。よって、一般的に考えると、h1寸法の増加に伴って踵位置Hの上昇量h2は増加することとなる。
図17は、運転者の下肢の様子を示す説明図である。同図に示すように、人間の足首周りには筋肉201を存在する。また、踵位置Hから膝位置Nまでの間に筋肉202が、膝裏に筋肉203が膝位置NからヒップポイントHPまでの間に筋肉204が存在する。そして、上腿と骨盤とが為す角度θ3によって筋肉204の硬直具合が異なってくる。また、筋肉204の硬直具合の変化が、膝裏の筋肉203にも影響を及ぼす。さらに、下腿と上腿が為す角度θ2によって、膝裏の筋肉203及び膝下の筋肉202の硬直具合が異なってくる。これらの筋肉202〜204の硬直具合によって、足首周りの筋肉201の柔軟性が変化する。
図18は、下腿と上腿とが為す角度θ2と、足首の柔軟性との相関を示す説明図である。図18に示すように、簡単に説明すれば、足首の柔軟性は下腿と上腿が為す角度θ2が大きくなるに従って小さくなる傾向にある。図19は、踵位置HとヒップポイントHPとの高さの差h1と、足首の柔軟性との相関を示す説明図である。図19に示すように、下腿と上腿が為す角度θ2を、踵位置HとヒップポイントHPとの高さの差h1に置き換えると、以下のような傾向があることがわかる。すなわち、足首の柔軟性は高さの差h1が大きくなるに従って大きくなる傾向にある。
以上、図16からすると踵位置HとヒップポイントHPとの高さの差h1が大きくなると踵位置Hの上昇量h2も大きくなるが、図19から明らかなように、高さの差h1が大きくなると足首の柔軟性も増す。このため、シートクッション11の前後移動量の略0.4倍だけ床面31を移動させることで、乗用車を想定した場合とのズレが生じても運転者の足首が柔軟に変化して、運転者のペダル操作に影響が出ないようになる。従って、シートクッション11の前後移動量の略0.4倍だけ床面31を移動させれば、ミニバンやワゴン車等の運転者についてもペダル操作に影響が出ないこととなる。
次に、床面31をシートクッション11の上下移動量の略0.08倍だけ移動させる意義を説明する。図20は、シートクッション11を前方に移動させたときの運転者の移動前及び移動後の様子を示す説明図である。シートクッション11が上下方向に移動する場合、図14〜図19を参照して説明した場合と同様にして、h2=0.08×h1の関係を求めることができる。また、ミニバンなど座席が高い車両についても、上記と同様に足首の柔軟性から上下移動量を0.08倍とすることにより適切にペダル操作に影響が出ないようにすることができる。
図21は、本実施形態に係る運転姿勢調整方法の詳細を示すフローチャートである。同図に示すように、まずドライビングポジション調整部20は車両が高速道路に進入したか否かを判断する(ST1)。この際、ドライビングポジション調整部20は、図示しないナビゲーション装置などから走行道路の種別情報を入力することにより、高速道路に進入したか否かを判断する。
車両が高速道路に進入していないと判断した場合(ST1:NO)、進入したと判断されるまで、この処理が繰り返されることとなる。他方、車両が高速道路に進入したと判断した場合(ST1:YES)、ドライビングポジション調整部20は、車速及び操舵状態が安定したか否かを判断する(ST2)。この際、ドライビングポジション調整部20は、図示しない車速センサ及び舵角センサなどからの情報を入力することにより、安定したか否かを判断する。
車速及び操舵状態が安定していないと判断した場合(ST2:NO)、安定したと判断されるまで、この処理が繰り返されることとなる。他方、車速及び操舵状態が安定したと判断した場合(ST2:YES)、ドライビングポジション調整部20は、シート位置の変更確認を行うと判断する(ST3)。これにより、図示しないナビゲーション装置の表示画面などに、シート位置を変更するか否かの確認表示が行われることとなる。
そして、ドライビングポジション調整部20は、運転者から変更について了承操作があったか否かを判断する(ST4)。ここで、運転者から変更について了承操作がなかったと判断した場合(ST4:NO)、図21に示す処理は終了することとなる。他方、運転者から変更について了承操作があったと判断した場合(ST4:YES)、ドライビングポジション調整部20はシート状態を変化させ、これと同時に床面移動部30は床面31を移動させる(ST5)。具体的に高速道路に進入して安定走行になった場合、運転者はリラックスしようとしてシートバック12を後傾にする傾向がある。このため、ステップST5においてドライビングポジション調整部20はシートバック12を後傾にし、シートクッション11を前方に移動させる。また、これと同時に床面移動部30は、シートクッション11の前方移動量の略0.4倍だけ床面31を上方に移動させる。すなわち、ステップST5では第1の運転姿勢調整方法が実行される。なお、ステップST5では、第1の運転姿勢調整方法に限らず、第2〜第4の運転姿勢調整方法が実行されてもよい。
次に、ドライビングポジション調整部20は、運転者から停止スイッチの操作があったか否かを判断する(ST6)。停止スイッチの操作があったと判断した場合(ST6:YES)、ドライビングポジション調整部20はシート10の可動を停止し、床面移動部30は床面31の移動を停止させる(ST7)。そして、ドライビングポジション調整部20は、ナビゲーション装置などの表示画面にシート状態の変更が終了した旨を表示し(ST8)、図21に示す処理は終了することとなる。
一方、停止スイッチの操作がなかったと判断した場合(ST6:NO)、ドライビングポジション調整部20及び床面移動部30はシート10及び床面31の可動を継続する(ST9)。そして、ドライビングポジション調整部20は可動完了か否かを判断する(ST10)。ここで、可動完了でないと判断した場合(ST10:NO)、処理はステップST6に戻る。他方、可動完了であると判断した場合(ST10:YES)、ドライビングポジション調整部20及び床面移動部30はシート10及び床面31の可動を終了する。そして、ドライビングポジション調整部20は、ナビゲーション装置などの表示画面にシート状態の変更が終了した旨を表示し(ST8)、図21に示す処理は終了することとなる。
このようにして、本実施形態に係る運転姿勢調整装置1及び方法によれば、シートバック12が後傾とされた場合、シートバック12の後傾移動にあわせて運転者の肩位置Sが前後移動しないようにシートクッション11を前方に移動させることとしている。このため、肩位置Sは前後移動せず、ステアリング115の位置を前後に移動させたり、後席スペースを狭めたりしてしまうことがない。
また、シートクッション11の前方移動量の略0.4倍だけ、アクセルペダル110の手前で運転者の踵が乗せられる床面31を上昇させることとしている。ここで、シートクッション11が前方移動すると、膝位置Nが変化するためペダル面に対する足首の状態も変化することとなり、ペダル操作に影響が出てしまうが、踵が乗せられる床面31をシートクッション11の前方移動量の略0.4倍だけ上昇させると、この影響が適切に緩和される。
従って、ステアリング115の位置を前後移動させる必要、及び後席スペースが狭くならないようする必要がなく、ペダル操作への影響を軽減させることができる。
また、シートバック12が前傾とされた場合、シートバック12の前傾移動にあわせて運転者の肩位置Sが前後移動しないようにシートクッション11を後方に移動させることとしている。このため、肩位置Sは前後移動せず、ステアリング115の位置を前後に移動させたり、後席スペースを狭めたりしてしまうことがない。
また、シートクッション11の後方移動量の略0.4倍だけ、アクセルペダル110の手前で運転者の踵が乗せられる床面31を上昇させることとしている。ここで、シートクッション11が後方移動すると、膝位置Nが変化するためペダル面に対する足首の状態も変化することとなり、ペダル操作に影響が出てしまうが、踵が乗せられる床面31をシートクッション11の後方移動量の略0.4倍だけ下降させると、この影響が適切に緩和される。
従って、ステアリング115の位置を前後移動させる必要、及び後席スペースが狭くならないようする必要がなく、ペダル操作への影響を軽減させることができる。
シートクッション11が上方に移動させられた場合、シートクッション11の上方移動量の略0.08倍だけ、アクセルペダル110の手前で運転者の踵が乗せられる床面31を上昇させることとしている。ここで、シートクッション11が上方移動すると、膝位置Nが変化するためペダル面に対する足首の状態も変化することとなり、ペダル操作に影響が出てしまうが、踵が乗せられる床面31をシートクッション11の上方移動量の略0.08倍だけ下降させると、この影響が適切に緩和される。なお、肩位置Sは上下移動するのみであり、ステアリング115の位置を前後に移動させたり、後席スペースを狭めたりしてしまうことがない。
従って、ステアリング115の位置を前後移動させる必要、及び後席スペースが狭くならないようする必要がなく、ペダル操作への影響を軽減させることができる。
シートクッション11が下方に移動させられた場合、シートクッション11の下方移動量の略0.08倍だけ、アクセルペダル110の手前で運転者の踵が乗せられる床面31を下降させることとしている。ここで、シートクッション11が下方移動すると、膝位置Nが変化するためペダル面に対する足首の状態も変化することとなり、ペダル操作に影響が出てしまうが、踵が乗せられる床面31をシートクッション11の上方移動量の略0.08倍だけ下降させると、この影響が適切に緩和される。なお、肩位置Sは上下移動するのみであり、ステアリング115の位置を前後に移動させたり、後席スペースを狭めたりしてしまうことがない。
従って、ステアリング115の位置を前後移動させる必要、及び後席スペースが狭くならないようする必要がなく、ペダル操作への影響を軽減させることができる。
また、床面31を移動させるにあたり、移動前半の移動速度よりも移動後半の移動速度の方を速くすることとしている。このため、膝位置Nの変化に対するペダルの踏み込み力変化にあわせて床面31を移動させることとなり、適切にペダル操作への影響を軽減させることができる。
また、床面31は変形可能な柔軟部材とされているため、膝位置Nの変化に対する踵の前後移動が抑制され、適切にペダル操作への影響を軽減させることができる。
また、床面31は運転者の踵を保持可能な起伏形状とされているため、膝位置Nの変化に対する踵の前後移動が抑制され、しかも床面31の経時的変化が少なくなるため、長期の使用に対しても適切にペダル操作への影響を軽減させることができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。例えば、本実施形態では、床面31の移動量を0.4倍又は0.08倍としているが、使用者の体格に応じて、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で他の倍率にしてもよい。
本発明の実施形態による運転姿勢調整装置の構成図である。 図1に示した床面付近の拡大図である。 図1に示した床面の第1変形例を示す構成図である。 図1に示した床面の第2変形例を示す構成図である。 シートバックを後傾としたときの運転者の姿勢変化の様子を示す説明図である。 シートバックを後傾としたときの第1の運転姿勢調整方法の説明図である。 膝位置が前方上方に移動した場合の足首付近の様子を示している。 ヒップポイントの前方に移動させた場合におけるアクセルペダルの踏み込む量の変化を示す説明図である。 膝位置が前方上方に移動した場合に床面を上昇させたときの足首付近の様子を示す説明図である。 ヒップポイントの前後移動量と踵位置の上下移動量との相関を示す説明図である。 床面をシートクッションの前方移動量の0.4倍だけ上昇させた場合におけるアクセルペダルの踏み込む量の変化を示す説明図である。 シートクッションの前方移動に応じた床面の上下動速度を示す説明図である。 シートクッションの移動量及び床面の昇降量等を示す説明図である。 シートクッションを前方に移動させたときの運転者の移動前及び移動後の様子を示す説明図である。 車高が高い車両においてシートクッションを前方に移動させたときの運転者の移動前及び移動後の様子を示す説明図である。 踵位置とヒップポイントとの高さ方向の差と、踵位置の上昇量との相関を示す説明図である。 運転者の下肢の様子を示す説明図である。 下腿と上腿とが為す角度と、足首の柔軟性との相関を示す説明図である。 踵位置とヒップポイントとの高さの差と、足首の柔軟性との相関を示す説明図である。 シートクッションを前方に移動させたときの運転者の移動前及び移動後の様子を示す説明図である。 本実施形態に係る運転姿勢調整方法の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
1…運転姿勢調整装置
10…シート
11…シートクッション
12…シートバック
20…ドライビングポジション調整部(ドライビングポジション調整手段)
30…床面移動部(移動手段)
31…床面
32…柔軟部材
33…起伏形状
H…踵位置
HP…ヒップポイント
N…膝位置
S…肩位置
T…作用点

Claims (11)

  1. シートバックの角度及びシートクッションの前後位置を示すドライビングポジションを調整可能なドライビングポジション調整手段と、
    アクセルペダル手前で運転者の踵が乗せられる床面を移動させる移動手段と、を備え、
    前記ドライビングポジション調整手段は、シートバックを後傾とする場合、シートバックの後傾移動にあわせて運転者の肩位置が前後移動しないようにシートクッションを前方に移動させ、
    前記移動手段は、シートクッションの前方移動量の略0.4倍だけ前記床面を上昇させる
    ことを特徴とする運転姿勢調整装置。
  2. シートバックの角度及びシートクッションの前後位置を示すドライビングポジションを調整可能なドライビングポジション調整手段と、
    アクセルペダル手前で運転者の踵が乗せられる床面を移動させる移動手段と、を備え、
    前記ドライビングポジション調整手段は、シートバックを前傾とする場合、シートバックの前傾移動にあわせて運転者の肩位置が前後移動しないようにシートクッションを後方に移動させ、
    前記移動手段は、シートクッションの後方移動量の略0.4倍だけ前記床面を下降させる
    ことを特徴とする運転姿勢調整装置。
  3. シートクッションの上下位置を示すドライビングポジションを調整可能なドライビングポジション調整手段と、
    アクセルペダル手前で運転者の踵が乗せられる床面を移動させる移動手段と、を備え、
    前記移動手段は、前記ドライビングポジション調整手段によりシートクッションが上方に移動させられた場合、シートクッションの上方移動量の略0.08倍だけ前記床面を上昇させる
    ことを特徴とする運転姿勢調整装置。
  4. シートクッションの上下位置を示すドライビングポジションを調整可能なドライビングポジション調整手段と、
    アクセルペダル手前で運転者の踵が乗せられる床面を移動させる移動手段と、を備え、
    前記移動手段は、前記ドライビングポジション調整手段によりシートクッションが下方に移動させられた場合、シートクッションの下方移動量の略0.08倍だけ前記床面を下降させる
    ことを特徴とする運転姿勢調整装置。
  5. 前記移動手段は、床面を移動させるにあたり、移動前半の移動速度よりも移動後半の移動速度を速くすることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の運転姿勢調整装置。
  6. 前記床面は、変形可能な柔軟部材とされていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の運転姿勢調整装置。
  7. 前記床面は、運転者の踵を保持可能な起伏形状とされていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の運転姿勢調整装置。
  8. シートバックが後傾とされた場合、シートバックの後傾移動にあわせて運転者の肩位置が前後移動しないようにシートクッションを前方に移動させ、シートクッションの前方移動量の略0.4倍だけ、アクセルペダル手前で運転者の踵が乗せられる床面を上昇させることを特徴とする運転姿勢調整方法。
  9. シートバックが前傾とされた場合、シートバックの前傾移動にあわせて運転者の肩位置が前後移動しないようにシートクッションを後方に移動させ、シートクッションの後方移動量の略0.4倍だけ、アクセルペダル手前で運転者の踵が乗せられる床面を下降させることを特徴とする運転姿勢調整方法。
  10. シートクッションが上方に移動させられた場合、シートクッションの上方移動量の略0.08倍だけ、アクセルペダル手前で運転者の踵が乗せられる床面を上昇させることを特徴とする運転姿勢調整方法。
  11. シートクッションが下方に移動させられた場合、シートクッションの下方移動量の略0.08倍だけ、アクセルペダル手前で運転者の踵が乗せられる床面を下降させることを特徴とする運転姿勢調整方法。
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