JP2006289787A - 印刷装置および印刷方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 カメラの高い位置精度を確保しながら撮影時間の短縮を図ることができる印刷装置を提供する。
【解決手段】 印刷ステージ10の両側にそれぞれ立設されたスキージ支持フレーム63,63間に架け渡された移動ユニット75に、ステンシル51を撮影するステンシル撮影カメラ711を設ける。この移動ユニット75を前記両フレーム63、63にそれぞれ設けた駆動手段76,76によってY軸方向に走行駆動させる。
【選択図】 図9

Description

この発明は、クリーム半田などのペーストを基板に対して印刷するようにした印刷装置および印刷方法に関する。
従来、印刷ステージにセットした基板にスクリーン印刷用のステンシル(マスク)を重装し、ステンシル上に供給したクリーム半田などのペーストをスキージにより拡張させることにより、ステンシルに形成された開口部(パターン孔)を介して基板の所定位置にペーストを印刷(塗布)するようにしたスクリーン印刷装置は周知である。
このような印刷装置では、例えば特許文献1のように、基板を支持する印刷ステージに設けたステンシル撮影カメラにより、印刷ステージをステンシルの下方に移動させてステンシルの位置決め用マークを読み取る一方、印刷ステージを基板撮影カメラの下方に移動させて基板の位置決め用マークを読み取って、これらに基づきステンシルに対する基板の位置決めを正確に行うようにしたものが知られている。
また、特許文献2の印刷装置では、ステンシルおよび基板を撮影するカメラユニットを、印刷作業領域両側のフレームに設けたガイドレール上に支持して、一方側のフレームの一方側に設けたボールねじ機構によって走行させるようになっている。
特許第2682145号公報(第2図) 特開2004−042333号公報(図2)
しかしながら特許文献1のように、基板を支持するテーブルの動作によりステンシルや基板の撮影を行うようにすると、このテーブルは一般に重いため、高速で移動させることができず、撮影時間が長くなってしまう問題がある。
また、特許文献2のようなカメラユニットの移動機構を採用しても、カメラユニットをガイドレール上で走行可能に支持するスライダの長さをカメラの移動方向について十分に確保するスペースが確保しにくいことから、カメラユニットが走行方向に対して斜めに傾きやすいため高速性と位置精度を両立できず、撮影時間の短縮という観点から改善の余地があった。
この発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、カメラの高い位置精度を確保しながら撮影時間の短縮を図ることができる印刷装置および印刷方法を提供することを目的とする。
本発明は下記の手段を提供する。
[1]印刷ステージに支持された基板にステンシルを介してペーストを塗布する印刷装置であって、
印刷ステージの両側方に互いに平行に設けられたフレームと、
両フレーム間に架け渡され、ステンシルを撮影するステンシル撮影カメラが設けられた移動ユニットと、
前記両フレームそれぞれに設けられ、前記移動ユニットの両端部を前記フレームの配置方向と同一方向に走行駆動させる2つの駆動手段と、
を備えたことを特徴とする印刷装置。
[2]前記移動ユニット上でステンシル撮影カメラを前記フレームの配置方向と直交する方向に移動させる移動手段を備えた前項1に記載の印刷装置。
[3]前記移動ユニットは、ステンシル下方の印刷作業領域から離れた待機位置に退避可能である前項1または2に記載の印刷装置。
[4]前記ステンシル撮影カメラは、ステンシルを撮影することによりその清掃状態を確認するものである前項1〜3のいずれか1項に記載の印刷装置。
[5]前記移動ユニットに基板を撮影する基板撮影カメラが設けられた前項1〜4のいずれか1項に記載の印刷装置。
[6]前記移動ユニットにステンシルを清掃するクリーナーが設けられた前項1〜5のいずれか1項に記載の印刷装置。
[7]印刷ステージに支持された基板にステンシルを介してペーストを塗布する印刷方法であって、
ペーストの塗布に先立って、印刷ステージの両側方に互いに平行に設けられたフレーム間に架け渡された移動ユニットの両端部を、前記両フレームそれぞれに設けられた2つの駆動手段によって前記フレームの配置方向と同一方向に走行駆動させながら、この移動ユニットに設けられたステンシル撮影カメラによってステンシルの撮影を行うことを特徴とする印刷方法。
上記発明[1]によると、移動ユニットを両フレームに設けられた2つの駆動手段で走行駆動させるため、移動ユニットを走行方向に対して斜めに傾けてしまうことなく高速に移動させ、カメラの高い位置精度を確保しながら撮影時間の短縮を図ることができる。
上記発明[2]によると、カメラをフレームの配置方向と直交する方向に移動させる移動手段を備えたため、フレームの配置方向についてはカメラとクリーナの移動機構を共用しながら、カメラをフレームの配置方向とそれに直交する方向がなす平面上で移動させて撮影を行うことができる。
上記発明[3]によると、移動ユニットを待機位置に退避可能としたため、印刷作業時に印刷作業領域に配置される機器との干渉を避けることができる。
上記発明[4]によると、清掃状態の確認により、印刷品質を担保することができる。
上記発明[5]によると、移動ユニットに基板撮影カメラが設けられたため、各基板毎に行われる基板撮影時間の短縮を図ることができる。
上記発明[6]によると、移動ユニットにクリーナーを設けたため、カメラとクリーナーの移動機構を共用して装置の簡素化および低コスト化を図ることができるとともに、前記2つの駆動手段による走行駆動の利点を生かして、クリーナーの重量のために移動ユニットが走行方向に対して斜めに傾きやすくなることを有効に防止して、カメラの高い位置精度を確保できる。
上記発明[7]によると、上記発明と同様の作用効果を有する印刷方法を提供できる。
図1は本発明の一実施形態にかかるスクリーン印刷装置の側面図、図2はその装置の正面図、図3はその装置の平面図、図4はその装置の印刷ステージ10周辺の斜視図である。これらの図に示すように、このスクリーン印刷装置の基台2上には、印刷ステージ10が設けられ、この印刷ステージ10を挟んで両側にプリント基板Wを印刷ステージ10上に搬入および搬出するための上流側コンベア11および下流側コンベア12がX軸方向(搬送ライン)に沿って配置されている。
さらにこの印刷装置は、プリント基板Wをクランプするためのクランプユニット3と、基板Wをクランプする際に基板上面側に係合して位置決めするための位置決めユニット4と、印刷ステージ10の上方に設けられるステンシル保持ユニット5およびスキージユニット6と、基板Wおよびステンシル51を撮影するためのカメラユニット7と、ステンシル51を清掃するためのクリーナー8とを備え、後述するようにクランプユニット3によりクランプされた基板Wがステンシル保持ユニット5のステンシル51に重装され、その状態で、スキージユニット6のスキージ61によってスクリーン印刷が施されるようにしている。
図1および図2に示すように、基台2上には、水平面内においてX軸方向と直交するY軸方向に沿ってレール211が配設されるとともに、このレール211にY軸テーブル21がY軸方向にスライド自在に取り付けられる。さらにY軸テーブル21および基台2間にはボールねじ機構(図示省略)が設けられており、このボールねじ機構が駆動することによってY軸テーブル21が基台2に対しY軸方向に移動するよう構成されている。
Y軸テーブル21の上にはX軸方向に沿ってレール221が配設されるとともに、このレール221にX軸テーブル22がX軸方向にスライド自在に取り付けられる。さらにX軸テーブル22およびY軸テーブル21間にはボールねじ機構(図示省略)が設けられており、このボールねじ機構が駆動することによってX軸テーブル22がY軸テーブル21に対しX軸方向に移動するよう構成されている。
X軸テーブル22には回転ユニット231を介して鉛直線(Z軸方向)の軸線回りに回転自在にR軸テーブル23が設けられている。このR軸テーブル23は、図示しない回転駆動手段によってZ軸回りに回転駆動するよう構成されている。
R軸テーブル23の四隅にはスライド支柱241が上下方向(Z軸方向)に沿ってスライド自在に取り付けられるとともに、このスライド支柱241の上部には昇降テーブル24が取り付けられ、スライド支柱241のスライドによって昇降テーブル24がR軸テーブル23に対しZ軸方向に昇降自在に取り付けられる。さらに昇降テーブル24およびR軸テーブル23間にはボールねじ機構243が設けられており、このボールねじ機構243が駆動することによって昇降テーブル24がR軸テーブル23に対しZ軸方向(上下方向)に移動するよう構成されている。この実施形態では、昇降テーブル24および昇降テーブル24上に設けられたクランプユニット3等が印刷ステージ10を構成している。
昇降テーブル24上にはX軸方向に沿って一対のメインコンベア20が設けられている。このメインコンベア20は、昇降テーブル24が降下した状態においては、上流側端部および下流側端部が上記上流側コンベア11の端部および下流側コンベア12の端部にそれぞれ対向して配置される。なおこの対向状態において、メインコンベア20と両側コンベア11,12との隙間は、コンベア間を基板Wが乗り継ぎ可能な間隔に設定されており、具体的には5mm程度と小さく設定されている。このため本実施形態において、メインコンベア20は、両側コンベア11,12との干渉を避けるために、降下状態においては、X軸およびR軸テーブル22,23の移動によるX軸およびR軸方向の移動が規制されるとともに、両側コンベア11,12に対する位置ずれを防止するために、Y軸およびR軸テーブル21,23の移動によるY軸およびR軸方向の移動が規制されている。つまり、メインコンベア20は、降下状態においては、X軸、Y軸およびR軸テーブル21〜23の移動による水平方向(X軸、Y軸およびR軸方向)の移動が規制されている。
図1〜5に示すように、昇降テーブル24に設けられるクランプユニット3は、一対のメインコンベア20の上方にX軸方向に沿って配置される一対の帯板状のクランプ片31a,31bを具備している。一方側クランプ片31aは、昇降テーブル24の構造材25(図5参照)上に固定されるとともに、他方側クランプ片31bは、昇降テーブル24の構造材25に対し、Y軸方向にスライド自在に取り付けられ、一方側クランプ片31aに対し接離自在に構成されている。
さらに他方側クランプ31bには、ブラケット26bが設けられ、このブラケット26bと構造材25との間にはエアシリンダー33が設けられている。そしてこのシリンダー33が進出駆動(伸張駆動)することにより、他方側クランプ片31bがY軸方向に沿って一方側クランプ片31aに対し遠ざかる方向に移動して、クランプ片31a,31bが開くとともに、シリンダー33が後退駆動(短縮駆動)することにより、他方側クランプ31bがY軸方向に沿って一方側クランプ片31aに対し近づく方向に移動して、クランプ片31a,31bが閉じるよう構成されている。こうして一対のクランプ片31a,31bが開閉することにより、後述するように基板Wが保持/解除されるよう構成されている。
図3,4に示すように両クランプ片31a,31bの上面には、複数の吸引孔35が設けられている。各吸引孔35は、図示しない吸引手段によって負圧に設定されるよう構成されている。クランプ片31a,31b上にステンシル51が重装された状態において、各吸引孔35が負圧に設定されることにより、ステンシル51がクランプ片31a,31bの上面に吸着保持されるよう構成されている。
図5に示すように昇降テーブル24に設けられる押圧手段としての位置決めユニット4は、両クランプ片31a,31bにそれぞれ対応して配置される一対の帯板状の位置決め板41a,41bを具備している。一方側位置決め板41aは、構造材25に平行リンク機構42を介して設けられるとともに、他方側位置決め板41bは、上記ブラケット26bに平行リンク機構42を介して設けられている。そして、平行リンク機構42,42の回転を伴って、両位置決め板41a,41bは、水平姿勢を保ったまま、図6(a)に示すように一対のクランプ片31a,31bの両側に配置される退避位置と、図6(b)に示すように一対のクランプ片31a,31bの上側に押圧当接される位置決め位置との間で変位自在に構成される。さらに両位置決め板41a,41bは、退避位置においてはその上面が一対のクランプ片31a,31bの上面に対し同一水平面内に配置されるとともに、位置決め位置においては下端面の一部が一対のクランプ片31a,31bよりもY軸方向内側に突出するように配置される。
また昇降テーブル24およびブラケット26bには、両平行リンク機構42を駆動するためのシリンダー43が設けられており、シリンダー43が進出駆動(伸張駆動)することにより、一対の位置決め板41a,41bが内側に進出して位置決め位置に移動されるとともに、後退駆動(短縮駆動)することにより、一対の位置決め板41a,41bが開放されて退避位置に移動されるよう構成されている。
図4に示すように昇降テーブル24の四隅には、位置決め板支持用の支持部材としての支柱44が立設されている。そして位置決め板41aが退避位置に配置された状態(退避状態)では、位置決め板41a,41bが支柱44に支持されることにより、後述するスキージ61によるペースト拡張時の印圧を支持できるよう構成されている。
図4に示すように、位置決め板41a,41bには、複数の吸引孔45が設けられている。各吸引孔45は、吸引パイプ46を介して図示しない吸引手段によって負圧に設定されるよう構成されている。そして後述するように位置決め板41a,41b上にステンシル51が重装された状態において、吸引孔45が負圧に設定されることにより、ステンシル51が位置決め板41a,41bの上面に吸着保持されるよう構成されている。
図1〜5に示すように昇降テーブル24には、一対のメインコンベア20間に対応し、スライド支柱291を介して上下方向に昇降自在に載置テーブル29が設けられている。さらにこの載置テーブル29および昇降テーブル24間にはボールねじ機構(図示省略)が設けられており、このボールねじ機構が駆動することによって載置テーブル29が昇降テーブル24に対し上下方向に移動するよう構成されている。この載置テーブル29は、基板Wを載置可能な載置手段として構成されており、上昇することによってメインコンベア20上の基板Wが載置テーブル29上に移載されて上方へ移動されるとともに、下降することによって載置テーブル29上の基板Wがメインコンベア20側に移載されるよう構成されている。
図7はこの実施形態にかかる印刷装置各部の位置関係を表す斜視概略図である。
ステンシル保持ユニット5は、図5および図7に示すように、印刷ステージ10の左右両側に固定的に設けられたステンシル支持台52を有し、このステンシル支持台52上に、半田塗布部分に開口部(パターン孔)を有するステンシル51を水平配置で張り渡した状態で載置されるようになっている。左右のステンシル支持台52上にはそれぞれ前後に2つずつのステンシルクランプ53が設けられており、このステンシルクランプ53がエアシリンダ等の駆動手段(図示省略)によって駆動され、ステンシル52の枠部54をステンシル支持台52上に押さえ付けることで、ステンシル51をステンシル支持台52上に固定するようになっている。
ステンシル保持ユニット5の上側に設けられるスキージユニット6は、印刷ステージ10の左右両側に立設されたスキージ支持フレーム63,63に支持されている。左右のスキージ支持フレーム63,63の上面にはそれぞれY軸方向に延びるスキージガイドレール64,64が設けられており、このスキージガイドレール64,64上をY軸方向に沿って移動自在な可動ビーム65が、印刷ステージ10の上方を跨ぐように設けられている。この可動ビーム65には、一対のスキージ61,61がそれぞれ昇降自在に設けられたスキージホルダー62が取り付けられている。
そして一方のスキージ61を降下させた状態でY軸方向一方側に移動させることにより、ステンシル51上でクリーム半田SをY軸方向一方側に向けてローリング(混練)させつつ拡張できるとともに、他方のスキージ61を降下させた状態でY軸方向他方側に移動させることにより、ステンシル51上でクリーム半田SをY軸方向他方側に向けてローリングさせつつ拡張できるよう構成されている。
図8はこの実施形態にかかる印刷装置のカメラユニットおよびクリーナーを示す斜視図、図9はカメラユニットおよびクリーナーを斜め下方から見た斜視図である。
図7〜9に示すように、前記スキージ支持フレーム63,63の下面側にはY軸方向に延びる互いに平行な下側ガイドレール74,74が印刷ステージ10の両側に設けられている。この下側ガイドレール74,74には、スライダ741,741を介して支持される移動ビーム(移動ユニット)75が、左右のスキージ支持フレーム63,63間に架け渡されるように設けられている。この移動ビーム75は、下側ガイドレール74,74に沿ってY軸方向に沿って移動可能になっており、その高さ位置は、降下状態の印刷ステージ10とステンシル51との間に設定されている。
スキージ支持フレーム63,63の両外側にはY軸方向に沿ってボールねじ76,76が設けられており、これら左右のボールねじ76,76がボールねじ駆動モータ761,761によって回転駆動されることで、このボールねじ76,76にそれぞれ螺合するナット(図示省略)が設けられた移動ビーム75がY軸方向に走行駆動されるようになっている。この実施形態では、これら左右のボールねじ76,76およびボールねじ駆動モータ761,761が移動ビーム(移動ユニット)75を走行駆動させる2つの駆動手段を構成している。
この移動ビーム75には、基板Wおよびステンシル51を撮影するためのカメラユニット7と、クリーナー8とが取り付けられている。ここで本実施形態では、移動ビーム75は、ステンシル51に対して移動する移動ユニットとして機能するものであり、Y軸方向がその移動方向となっている。このように移動ビーム(移動ユニット)75にクリーナー8とカメラユニット7を設けることで、移動ビーム(移動ユニット)75をこれらのY軸方向についての移動機構として共用することができる。
またこの移動ビーム75を支持する下側ガイドレール74,74は、ステンシル51下方の印刷作業領域からその後方に亘って設けられており、基板Wにペーストを塗布する印刷動作が実行される際には、カメラユニット7およびクリーナー8を印刷作業領域の後方の待機位置に退避させて、印刷ステージ10との干渉を防止するようになっている。このように移動ビーム(移動ユニット)75が、ステンシル51下方の印刷作業領域Aから離れた待機位置Eに退避可能であるため、クリーナー8とカメラユニット7とを同時に待機位置Eに退避させ、また待機位置Eから印刷作業領域Aへ送り出すことができる。
なお移動ビーム(移動ユニット)75は、このように印刷作業領域の後方の待機位置に退避するため、装置の奥行き寸法の制約からその移動方向(Y軸方向)について大型化することができない。このため移動ビーム75の移動方向を案内する下側ガイドレール74に対してスライダ741の移動方向についての長さ(移動方向に複数のスライダを用いる場合にはその間隔)を十分に大きく確保することは困難である。しかしながら上述したように、この実施形態では移動ビーム75を2つの駆動手段で走行駆動するため、一方側のみが駆動される場合のような移動ビーム75に不均等な駆動力が伝達されることがない。したがって移動ビーム(移動ユニット)75を走行方向に対して斜めに傾けてしまうことなく高速に移動させることができる。なお、2つの駆動手段の走行速度の差、走行後の移動距離の差はそれぞれ所定値以下になるように走行駆動させる。
カメラユニット7は、移動ビーム(移動ユニット)75の前方、すなわちクリーナー8より印刷作業領域Aに近い側に取り付けられている。これによりカメラユニット7はクリーナー8より短い移動ビーム75の移動距離で印刷作業領域Aに到達することができ、カメラユニット7による撮影のみを行う場合には高い作業効率が得られる。
このカメラユニット7では、ステンシル撮影カメラ711と基板撮影カメラ712を有するカメラヘッド71が、移動ビーム75の前面に設けられたカメラ移動機構77によってX軸方向に走行駆動可能に設けられている。これにより、カメラヘッド71は、X軸方向にはカメラ移動機構77により、Y軸方向にはカメラユニット7とクリーナー8の移動機構を共用して、XY平面上で移動して撮影を行うことができる。
カメラ移動機構77は、移動ビーム75の長手方向に沿ったX軸方向に延びるカメラガイドレール771と、このレール771上をX軸方向に沿って移動可能なスライダ772と、このスライダ772に設けられたナット(図示省略)に螺合するボールねじ773と、このボールねじ773を回転駆動する駆動モータ774とを備えている。スライダ772にはカメラヘッド71が取り付けられており、ボールねじ773の回転によってカメラヘッド71はX軸方向に走行駆動されるようになっている。この実施形態ではカメラ移動機構77は、カメラをY軸方向に直交するX軸方向に移動させる移動手段として機能している。
ステンシル撮影カメラ711は、例えば照明を備えたCCDカメラ等からなり、カメラユニット7の上側に位置するステンシル51を撮影するため上向きに設けられている。そして、クリーナー8によってステンシル51の清掃が行われた場合等に、ステンシルの開口あるいは下面に半田が残っていないか等、清掃状態を確認するための撮影を行うようになっている。また、ステンシル撮影カメラ711は新たなステンシル51が装着された際には、基板Wとの位置合わせのために、ステンシル51に設けられた位置決めマークを撮影してその位置を検出できるようになっている。
基板撮影カメラ712は、例えば照明を備えたCCDカメラ等からなり、カメラユニット7の下側に位置する基板Wを撮影するため下向きに設けられている。そして、ステンシル51との位置合わせのために、印刷ステージ10に固定された基板Wに設けられた位置決めマーク等を撮影して、その位置を検出できるようになっている。
クリーナー8は、移動ビーム(移動ユニット)75の後方に取り付けられており、Y軸方向に移動可能になっている。このクリーナー8には、クリーニングヘッド81が昇降可能に設けられており、クリーニングヘッド81は上昇位置においてステンシル51の下面(印刷面)に摺接して清掃を行うようになっている。
このクリーニングヘッド81には、帯状の拭き取りペーパーがクリーナー8内のロールから順次供給されるようになっている。そして、ステンシル51のX軸方向サイズに対応した幅を有する吸引ノズルがこの拭き取りペーパーを介してステンシル51の下面を吸引することにより、ステンシル51の下面および開口部の残留ペースト等を吸い出しながら拭い取るようになっている。なおこの際、ステンシル51やペーストの種類等によっては、適宜洗浄用の溶剤等を拭き取りペーパーに含ませることで清掃効果を高めることもできる。
図10はこの印刷装置の制御系を示すブロック図である。同図に示すように、この装置においては、各駆動部の駆動を制御するための制御手段としてのCPU91の他に、入力手段としてのキーボード92,表示手段としてのCRTディスプレイ93,記憶装置94などが設けられている。キーボード92は印刷処理に関連した各種のデータを印刷装置に入力するためのものであり、CRTディスプレイ93は、各種の情報(データ)を表示するものである。さらに記憶装置94は、印刷に必要な各種のデータ等を記憶するものである。
また本実施形態において、CPU91によって制御される駆動部(制御対象の機器)としては、たとえば各コンベア11,12,20の駆動部、各テーブル21,22,23,24,29の駆動部、クランプ片31a,31bおよび位置決め板41a,41bの駆動部(エア供給手段)、ステンシルクランプ53の駆動部、ステンシル撮影カメラ711および基板撮影カメラ712の駆動部、移動ビーム(移動ユニット)75の駆動部であるボールねじ駆動モータ761、カメラ移動機構の駆動部である駆動モータ774、クリーナー8およびスキージ61の駆動部などがある。
そして本実施形態の印刷装置において、CPU91は、キーボード92からの指令に応答して作動し、プログラムデータなどの各種データ、カメラ711,712による撮影結果および基板位置等を検知する各種センサからの出力情報に基づいて、上記各駆動部の駆動を制御して以下の動作が自動的に行われる。
次に、この印刷装置における動作について、図11に示すフローチャートおよび図12〜14に示すこの印刷装置の動作を説明するための側面図を参照しながら説明する。
ここでは初期状態として、図12(a)に示すように先行する基板W’に対する印刷が完了した時点を想定している。
先行する基板W’への印刷作業が完了すると(ステップS10)、同図(b)に示すように印刷ステージ10では昇降テーブル24が少量降下して基板W’がステンシル51から離脱(版離れ)する。このとき必要に応じて、Y軸テーブル21、X軸テーブル22およびR軸テーブル23が適宜、Y軸、X軸およびR軸方向に移動し、基板W’の水平位置が所定の定常位置に戻される。
そして、同図(c)に示すようにクランプ片31a,31bが開放されて基板W’への保持が解除され、同図(d)に示すように載置テーブル29が降下して、載置テーブル29上から基板W’がメインコンベア20に移載されるとともに、昇降テーブル24も降下して、メインコンベア20が上流側コンベア11および下流側コンベア12に対応する搬送高さ位置となるまで降下する(ステップS12)。
こうして印刷ステージ10が搬送高さ位置まで降下すると、図13(a)に示すように印刷の終了した先行基板W’がメインコンベア20によって下流側コンベア12に搬出されて次工程に送り出されるとともに、これに並行して次の基板Wが上流側コンベア11によってメインコンベア20に搬入される(ステップS14)。
そして、メインコンベア20に搬入された次の基板Wは、印刷ステージ10上で所定位置に固定される(ステップS16)。
具体的には、同図(b)に示すように位置決めユニット4の位置決め板41a,41bが内側に移動して、位置決め位置に配置されてから、同図(c)に示すように載置テーブル29が上昇していく。続いて基板Wの上面が位置決め板41a,41bの下面(基準面)に当接係止して、クランプ片31a,31bの上面に対し同一平面内に配置されたところで、同図(d)に示すようにクランプ片31a,31bが閉じることにより、クランプ片31a,31bにより基板Wが挟み込まれて保持される。そして図14(a)に示すように、位置決め板41a,41bが外側に移動して退避位置に配置されて、次の基板Wの印刷ステージ10での固定は完了する。このとき位置決め板41a,41bの上面およびクランプ片31a,31bの上面は同一平面内に配置されるとともに、既述したように、クランプ片31a,31bの上面および基板Wの上面は同一平面内に配置されている。
一方、印刷ステージ10が搬送高さ位置まで降下すると(上記ステップS12)、前記基板の搬出入(ステップS14)および次の基板の固定(ステップS16)と並行して、ステンシル51の清掃が行われる(ステップS18)。このようにクリーナー8によるステンシル51の清掃動作と、印刷ステージ10における基板W’,Wの搬出入動作、基板Wの固定動作が並行して行われるため、清掃動作後には、速やかに次の基板Wへの印刷動作を開始することができ、これにより清掃作業を含めた全体の生産効率の向上を図ることができる。なお、このステンシル51の清掃は、1枚の基板を処理する毎に行っても、所定枚数毎に行っても良い。
このステンシル51の清掃は、印刷ステージ10が降下してステンシル51下方の印刷作業領域Aに形成される空間に、カメラヘッド71とクリーナー8を備えた移動ビーム(移動ユニット)75を送り込むことによって行われる。
具体的には、図13(a)に示すようにクリーナー8は待機領域Eから印刷作業領域A側に移動し、同図(b)に示すように印刷作業領域Aの待機位置E側(同図右側)の端部位置(後端位置)A1でクリーナーヘッド81を上昇させてステンシル51の下面に当接させる。そして同図(c)に示すようにそのまま待機位置Eの反対側(同図左側)の印刷作業領域Aの端部位置(前端位置)A2へと移動する往路において、ステンシル51の下面および開口を清掃する。その後同図(d)に示すように前端A2に到達すると、往路の清掃動作は終了し、図14(a)に示すように一旦クリーナーヘッド81を下降させてステンシル51との当接を解除した後、クリーニングヘッド81に拭き取りペーパーの新しい部分を繰り出して次の清掃動作に備える。
上記のように並行して行われる基板の搬出入(ステップS14)および次の基板の固定(ステップS16)と往路におけるステンシルの清掃(ステップS18)の両方が完了すれば、同図(b)に示すようにカメラヘッド7およびクリーナー8を備えた移動ビーム75を印刷作業領域Aから待機位置E側に移動させる復路において、ステンシル51の清掃とともに、ステンシル51および基板Wの撮影が行われる(ステップS20)。これにより、移動ビーム(移動ユニット)75の移動時間を効率的に活用し、作業時間の効率的利用を図ることができる。
復路におけるステンシル51の清掃は、上述した往路における清掃と同様に行われるが、ステンシル51および基板Wの撮影における精度を確保するため、撮影時には必要に応じて振動源となりうる移動ビーム75の走行動作やクリーナー8の駆動部の動作を停止するようにしても良い。
一方、撮影は、移動ビーム75のY軸方向の移動動作と、カメラ移動機構77によるカメラヘッド71のX軸方向の移動動作とを組合せて、必要に応じてステンシル51および基板Wの全域について行うことができる。
例えばステンシル51については、ステンシル撮影カメラ711の撮影によって、各開口におけるペーストの残留の有無や下面に付着した汚れの有無等の清掃状態が確認される。この際、移動ビーム75においてステンシル撮影カメラ711はクリーナー8より前側、すなわち復路の移動方向についてステンシルカメラがクリーナー8の後方に位置するから、この復路の移動中には、クリーナー8が復路において清掃した後の状態を確認することができる。
また基板Wについては基板撮影カメラ712により基板Wに形成されたマーク等を撮影することによって、基板Wの種類や印刷ステージ10に固定された状態での基板Wの位置が識別される。
なお、ステンシル51を撮影した結果、清掃状態が十分でないと判断される場合には、清掃動作をやり直す。このため、高い印刷品質を担保することができる。この際、印刷作業領域Aの全体についてクリーナー8を再度往復させて清掃しても、往路のみまたは復路のみの清掃を行っても、あるいは清掃状態が十分でないと判断された部分のみについて清掃を行うようにしても良い。
こうしてステンシル51および基板Wの撮影が完了すれば、同図(c)に示すように移動ビーム75は待機位置Eに退避し(ステップS22)、移動ビーム75が退避した印刷作業領域Aには印刷ステージ10が次の基板Wの印刷のために上昇してくる(ステップS24)。具体的には、まず昇降テーブル24が少量上昇して、メインコンベア20が両側コンベア11,12の上方に抜け出したところで、前記基板Wの撮影結果に基づいて、Y軸テーブル21、X軸テーブル22およびR軸テーブル23が適宜、Y軸、X軸およびR軸方向に移動し、基板Wのステンシル51に対する水平方向の位置が微調整(補正)される。
こうして基板Wの位置が補正されると、同図(d)に示すように昇降テーブル24が上昇し、位置決め板41a,41b、クランプ片31a,31bおよび基板Wの上面がステンシル保持ユニット5のステンシル51の下面に重ね合わされるように重装される。そして、クランプ片31a,31bの吸引孔35および位置決め板41a,41bの吸引孔45が負圧に設定されて、クランプ片31a,31bおよび位置決め板41a,41bにステンシル51が吸着固定される。
その後、スキージユニット6の一方側スキージ61が降下して、ステンシル51上に沿ってY軸方向に移動することにより、ステンシル51上に供給されたペーストとしてのクリーム半田Sが拡張されて、クリーム半田Sが、ステンシル51のパターン孔を介して基板Wの所定位置に印刷(塗布)される。
ここで本実施形態において半田塗布を行う際には、スキージ61の、例えば一方側位置決め板41aおよび一方側クランプ片31aに対応するステンシル51上の領域(一方側助走エリア)を助走した後、基板Wの上方に対応するステンシル51上の領域(印刷エリア)上を摺動させるようにしている。このため、基板Wにクリーム半田Sを塗布する前に、助走エリアにおいてローリング(混練)されて粘度が低下する。これによりクリーム半田Sがステンシル51のパターン孔に確実に充填されて、基板Wに精度良く塗布される。
なお本実施形態においては、印刷処理される基板W毎に、一方側および他方側スキージ61,61を交互に用いるものである。すなわち一方側スキージ61を一方側助走エリアから印刷エリアに向けて摺動させて基板Wに半田Sを塗布する一方向移動の印刷処理と、他方側スキージ61を、他方側位置決め板41bおよび他方側クランプ片31bに対応するステンシル51上の領域(他方側助走エリア)から印刷エリアに向けて摺動させて基板Wに半田Sを塗布する他方向移動の印刷処理とが、処理される基板W毎に交互に行われるものである。
以上のように本実施形態の印刷装置によれば、移動ビーム(移動ユニット)75を、印刷ステージ10の両側に立設されたスキージ支持フレーム63,63にそれぞれ設けた左右のボールねじ76,76とそれを回転駆動するボールねじ駆動モータ761,761という2つの駆動手段で走行駆動させるため、移動ビーム(移動ユニット)75を走行方向に対して斜めに傾けてしまうことなく高速に移動させ、カメラユニット7の高い位置精度を確保しながら撮影時間の短縮を図ることができる。
また本実施形態においては、移動ビーム(移動ユニット)75の移動方向であるY軸方向に直交するX軸方向にカメラヘッド71を移動させるカメラ移動機構(移動手段)77を備えたため、Y軸方向についてはカメラユニット7とクリーナー8の移動機構を共用しながら、カメラヘッド71をXY平面上で移動させて撮影を行うことができる。
特にカメラヘッド71には、ステンシル撮影カメラ711および基板撮影カメラ712を設けたため、カメラ移動機構(移動手段)77をステンシル撮影カメラ711と基板撮影カメラ712のX軸方向の駆動機構として共用することができる。
また本実施形態においては、カメラユニット7とを備える移動ビーム(移動ユニット)75が、ステンシル51下方の印刷作業領域Aから離れた待機位置Eに退避可能であるため、印刷作業時に印刷作業領域Aに配置される印刷ステージ10等とカメラユニット7とが干渉することを防止できる。
また本実施形態においては、ステンシル51の清掃状態の確認が行われ、その結果に応じて再度清掃動作が行われるため、高い印刷品質を担保することができる。
また本実施形態においては、移動ビーム(移動ユニット)75に基板撮影カメラ712を設けたため、各基板W毎に行われる基板撮影時間の短縮を図ることができる。
また本実施形態においては、移動ビーム(移動ユニット)75にステンシル51を清掃するクリーナー8が設けられているため、カメラユニット7とクリーナー8の移動機構を共用して装置の簡素化および低コスト化を図ることができる。そして、前記2つの駆動手段による走行駆動の利点を生かして、クリーナー8の重量のために移動ビーム75が走行方向に対して斜めに傾きやすくなることを有効に防止して、カメラの高い位置精度を確保できる。
なお上記実施形態では、移動ユニットの移動方向を、基板の搬送方向(X軸方向)に直交する方向(Y軸方向)としたが、基板の搬送方向等の他の方向に設定しても良い。
また上記実施形態では移動ユニットを走行駆動させる2つの駆動機構をボールねじ機構によって構成したが、これに限らず、ベルト駆動機構、回転駆動車輪による走行機構等、他の駆動機構を採用しても良い。
また上記実施形態ではカメラとクリーナーとを移動ユニットに設けて一体的に動作するようにしたが、これらを独立して動作できるように構成しても良い。
また上記実施形態では、基板を支持する印刷ステージを昇降させてステンシルに重装するようにしたが、本発明は、ステンシルを昇降させて印刷ステージ上の基板に重装するようにしたステンシル昇降タイプの印刷装置にも適用することができる。
また上記実施形態では、基板を載置テーブル上に載置するようにしているが、本発明は、たとえば複数のピンからなるピンタイプの載置手段など他の載置手段を採用しても良い。
また上記実施形態では、吸引ノズルが拭き取りペーパーを介して吸引することによりステンシルの下面等を拭うタイプのクリーナーを採用したが、クリーナーはこれに限定されず他のタイプを採用しても良い。
この発明の一実施形態にかかる印刷装置の側面図である。 上記印刷装置を示す正面図である。 上記印刷装置を概略的に示す斜視図である。 上記印刷装置の印刷ステージ周辺を示す斜視図である。 上記印刷装置のクランプユニット周辺を示す側面図である。 上記印刷装置の位置決め板のクランプに対する位置関係を示す斜視図であって、同図(a)は位置決め板退避位置の斜視図、同図(b)は位置決め板位置決め位置の斜視図である。 この実施形態にかかる印刷装置各部の位置関係を表す斜視概略図である。 上記印刷装置のカメラユニットおよびクリーナーユニットを示す斜視図である。 上記印刷装置のカメラユニットおよびクリーナーユニットを斜め下方から見た斜視図である。 上記印刷装置の制御系を示すブロック図である。 上記印刷装置における基板搬出入および清掃の動作手順を示すフローチャートである。 上記印刷装置の動作を説明するための側面図であって、同図(a)は先行する基板の印刷終了時の側面図、同図(b)は基板下降時の側面図、同図(c)は基板クランプ解除時の側面図、同図(d)は昇降テーブル下降時の側面図である。 上記印刷装置の動作を説明するための説明図であって、同図(a)は基板搬出入時の側面図、同図(b)は清掃動作と並行して基板固定のため位置決め板が進出した時の側面図、同図(c)は清掃動作と並行して基板固定のため基板が上昇した時の側面図、同図(d)は清掃動作と並行して基板固定のため基板がクランプされた時の側面図である。 上記印刷装置の動作を説明するための側面図であって、同図(a)は清掃動作と並行して基板固定のため位置決め板が退避した時の側面図、同図(b)はステンシルおよび基板の撮影時の側面図、同図(c)は撮影完了時の側面図、同図(d)は半田拡張時の側面図である。
符号の説明
10 印刷ステージ
51 ステンシル
61 スキージ
63 スキージ支持フレーム
7 カメラユニット
711 ステンシル撮影カメラ
712 基板撮影カメラ
75 移動ビーム(移動ユニット)
76 ボールねじ(駆動手段)
761 ボールねじ駆動モータ(駆動手段)
77 カメラ移動機構(移動手段)
8 クリーナー
91 CPU(制御手段)
S クリーム半田(ペースト)
W,W’ 基板
A 印刷作業領域
A1 印刷作業領域の後端
A2 印刷作業領域の前端
E 待機位置

Claims (7)

  1. 印刷ステージに支持された基板にステンシルを介してペーストを塗布する印刷装置であって、
    印刷ステージの両側方に互いに平行に設けられたフレームと、
    両フレーム間に架け渡され、ステンシルを撮影するステンシル撮影カメラが設けられた移動ユニットと、
    前記両フレームそれぞれに設けられ、前記移動ユニットの両端部を前記フレームの配置方向と同一方向に走行駆動させる2つの駆動手段と、
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記移動ユニット上でステンシル撮影カメラを前記フレームの配置方向と直交する方向に移動させる移動手段を備えた請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記移動ユニットは、ステンシル下方の印刷作業領域から離れた待機位置に退避可能である請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 前記ステンシル撮影カメラは、ステンシルを撮影することによりその清掃状態を確認するものである請求項1〜3のいずれか1項に記載の印刷装置。
  5. 前記移動ユニットに基板を撮影する基板撮影カメラが設けられた請求項1〜4のいずれか1項に記載の印刷装置。
  6. 前記移動ユニットにステンシルを清掃するクリーナーが設けられた請求項1〜5のいずれか1項に記載の印刷装置。
  7. 印刷ステージに支持された基板にステンシルを介してペーストを塗布する印刷方法であって、
    ペーストの塗布に先立って、印刷ステージの両側方に互いに平行に設けられたフレーム間に架け渡された移動ユニットの両端部を、前記両フレームそれぞれに設けられた2つの駆動手段によって前記フレームの配置方向と同一方向に走行駆動させながら、この移動ユニットに設けられたステンシル撮影カメラによってステンシルの撮影を行うことを特徴とする印刷方法。
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