JP2006289757A - 配線基板の製造方法およびセラミックグリーンシートの打ち抜き装置 - Google Patents

配線基板の製造方法およびセラミックグリーンシートの打ち抜き装置 Download PDF

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Abstract

【課題】打ち抜くべきグリーンシートの厚みとキャビティの側面の傾斜角度との組合せに応じて、最適のクリアランスを正確に得て打ち抜き加工を精度良く行える配線基板の製造方法、およびこれに用いるセラミックグリーンシートの打ち抜き装置を提供する。
【解決手段】グリーンシートg1に、側面が傾斜した貫通孔を、パンチ4と当該パンチ4を受け入れる孔8を有するダイ7とにより打ち抜くに際し、上記パンチ4と上記ダイ7の孔8とのクリアランスcを数式1に従って定める、配線基板の製造方法。
(数1) c=(t/tanθ)×n
c:クリアランス
t:グリーンシートg1の厚み
θ:貫通孔の傾斜角度(上記シートの表面に対する仰角)
n:係数(0.9〜1.1)
【選択図】 図1

Description

本発明は、キャビティの底面に電子部品を実装する配線基板の製造方法およびセラミックグリーンシートの打ち抜き装置に関する。
キャビティの底面に電子部品を実装する配線基板の一例として、上面に発光素子を搭載する搭載部を有する略平板状のセラミック基体の上に、前記発光素子を収容する貫通孔を有するセラミック窓枠を、積層した発光素子収納用パッケージおよびその製造方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記セラミック窓枠の貫通孔は、セラミック基体に対して、55〜70度の角度で外側に広がるほぼ円錐形の傾斜面を有し、かかる傾斜面に発光素子の光を反射するための金属層を形成している。
特開2002−232017号公報(第1〜7頁、図1〜3)
しかしながら、特許文献1では、前記セラミック窓枠に対して、55〜70度の角度で外側に広がるほぼ円錐形の傾斜面を有する貫通孔を形成するには、パンチとダイスとのクリアランスを広く設定すれば良い、とされている。例えば、打ち抜くべきグリーンシートの厚みが0.5mm程度であれば、前記クリアランスを0.2〜0.5mm程度とすれば良い、という経験的な根拠に留まっている。
このため、形成すべきキャビティの側面の傾斜角度ごとに、パンチとダイスとのクリアランスを幾通りか試験的に設定し、予備的な打ち抜き加工を何回も行う必要が生じる。この結果、打ち抜くべきグリーンシートの厚みとキャビティの側面の傾斜角度との組合せに応じて、その都度最適のクリアランスを求める必要があると共に、得られる傾斜面の傾斜角度にバラツキが生じ易い、という問題があった。
本発明は、前記背景技術において説明した問題点を解決し、打ち抜くべきグリーンシートの厚みとキャビティの側面の傾斜角度との組合せに応じて、最適のクリアランスを正確に得て打ち抜き加工を精度良く行える配線基板の製造方法、およびこれに用いるセラミックグリーンシートの打ち抜き装置を提供する、ことを課題とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
本発明は、前記課題を解決するため、打ち抜くべきグリーンシートの厚みとキャビティの側面の傾斜角度との組合せに応じて、パンチとダイとのクリアランスを所定の数式により算出する、ことに着想して成されたものである。
即ち、本発明による配線基板の製造方法(請求項1)は、単層のグリーンシートまたは複数層のグリーンシートに、側面が傾斜した貫通孔を、パンチと当該パンチを受け入れる孔を有するダイとにより打ち抜くに際し、上記パンチと上記ダイの受入孔とのクリアランスcを数式3に従って定める、ことを特徴とする。
(数3) c=(t/tanθ)×n
c:クリアランス
t:単層または複数層のグリーンシートの厚み
θ:貫通孔の傾斜角度(上記シートの表面に対する仰角)
n:係数(0.9〜1.1)
これによれば、打ち抜くべきグリーンシートの厚みと形成すべき貫通孔の側面の傾斜角度とを数式3に算入することにより、パンチのダイの孔とのクリアランスを適正に算出できる。このため、パンチの周縁とダイの孔との間に働く剪断作用により、上記グリーンシートに穿孔される貫通孔の側面を所望の傾斜角度にして精度良く形成することができる。従って、経験的な試行錯誤によることなく、常に所望の傾斜角度の側面を有する貫通孔が形成できるので、かかるグリーンシートの貫通孔をキャビティの側面に用いる配線基板を、効率良く安定して製造することが可能となる。
尚、前記クリアランスは、例えば、打ち抜き方向に垂直な断面が円形、長円形、または楕円形のパンチと、ダイの打ち抜き方向に垂直な断面が円形、長円形、または楕円形の孔との間では、何れかの径方向における一つの隙間を指す。また、打ち抜き方向に垂直な断面が矩形(正方形または長方形)のパンチと、ダイの打ち抜き方向に垂直な断面が矩形の孔との間では、互いに対向する両者の側面と直交する方向における一つの隙間を指す。
更に、前記(セラミック)グリーンシートには、例えばアルミナ系材料からなり焼成によってセラミックになるものの他、低温焼成セラミックの一種であるガラス−セラミックとなるグリーンシートも含まれる。これらのグリーンシートの厚みtは、20〜1200μmの範囲で設定することができる。
また、前記傾斜角度θは、前記グリーンシートの表面に対して、30〜80度の範囲で設定することができる。
加えて、前記係数nは、望ましくは0.92〜1.08、より望ましくは0.95〜1.05、更に望ましくは0.98〜1.02である。かかる係数nは、1に近付くほど許容範囲が狭くなり且つクリアランスcの正確度が高くなる。
一方、本発明によるセラミックグリーンシートの打ち抜き装置(請求項2)は、単層のグリーンシートまたは複数層のグリーンシートに、側面が傾斜した貫通孔を、打ち抜く工程に用いられ、上記グリーンシートを載置し且つ孔を有するダイと、上記グリーンシートを打ち抜き且つ上記孔に数式4のクリアランスを介して進入するパンチと、かかるパンチの基部に同心で配置され且つ上記孔に3〜5μmの隙間を介して挿入可能な芯合わせ部と、を含む、ことを特徴とする。
(数4) c=(t/tanθ)×n
c:クリアランス
t:単層または複数層のグリーンシートの厚み
θ:貫通孔の傾斜角度(上記シートの表面に対する仰角)
n:係数(0.9〜1.1)
これによれば、予め、打ち抜くべきグリーンシートの厚みと形成すべき貫通孔の側面の傾斜角度とを数式4に算入して、パンチのダイの孔とのクリアランスを算出した後、得られたクリアランスに合致したダイの孔とパンチとを用意し、ダイの孔にパンチと同軸心の芯合わせ部を挿入して、かかる孔とパンチとを芯合わせする。かかる状態で、パンチをダイの上にセットしたグリーンシートに押し込み且つダイの孔に進入させる。この結果、パンチの周縁とダイの孔との間に働く剪断作用により、上記グリーンシートに穿孔される貫通孔の側面を所望の傾斜角度にして精度良く形成することができる。従って、経験的な試行錯誤によることなく、常に所望の傾斜角度の側面を有する貫通孔が形成できると共に、上記グリーンシートの貫通孔をキャビティの側面に用いる配線基板を、効率良く安定して製造することに貢献できる。
尚、前記係数nは、望ましくは0.92〜1.08、より望ましくは0.95〜1.05、更に望ましくは0.98〜1.02である。
また、本発明には、前記側面が傾斜した貫通孔は、平面方向の断面が長円形、楕円形、または長方形を呈し、前記パンチとダイの孔とは、打ち抜き方向と垂直な断面が長円形、楕円形、または長方形であると共に、かかる長円形および楕円形の長軸方向と短軸方向とでは、または、長方形の長辺方向と短辺方向とでは、異なるクリアランスを設けられている、セラミックグリーンシートの打ち抜き装置(請求項3)も含まれる。
これによれば、互いに断面形状が相似形のパンチとダイの孔と間において、長円形および楕円形の長軸方向と短軸方向とでは、または、長方形の長辺方向と短辺方向とでは、異なるクリアランスが設定される。この結果、例えば、グリーンシートに形成される長円形または楕円形の貫通孔で、それらの長軸方向の傾斜面と短軸方向の傾斜面との傾斜角度を相違したものとすることができる。従って、キャビティの底面に実装する発光素子からの光を、かかるキャビティの側面において、異なる傾斜角度の反射によって、外部に放射することが可能となる。
以下において、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明による第1のセラミックグリーンシートの打ち抜き装置(以下、単に打ち抜き装置と称する)1を示す垂直断面である。
第1の打ち抜き装置1は、図1に示すように、打ち抜き方向に垂直な断面が円形のパンチ2と、かかるパンチ2の真上に位置し且つ同軸心である上記方向の断面が円形の芯合わせ部4と、上記パンチ2を受け入れる上記方向の断面が円形の孔8を有するダイ7と、を備えている。
図1に示すように、上記パンチ2の直径aと、ダイ7の孔8の内径bとの差の半分がクリアランスcである。また、ダイ7の孔8の内径bに対し、芯合わせ部4の直径b′は、3〜5μmだけ小さい。
更に、ダイ7の上に載置するグリーンシートg1は、例えばアルミナ系材料からなり、その厚みtは、20〜1200μmの範囲である。尚、かかるグリーンシートg1は、追って製造する発光素子実装用の配線基板のキャビティにおいて、例えば、最上層の位置に配置するセラミック層を得るためのものである。
図1に示すように、ダイ7の表面に載置されたグリーンシートg1の上には、ノックアウト板5が固定され、パンチ2およびダイ7の孔8との間には、かかるノックアウト板5に設けられ、且つパンチ2の直径aよりもやや大きな内径の透孔6が同軸心で配置される。
ここで、グリーンシートg1の厚みをt、グリーンシートg1を打ち抜き加工して形成すべき貫通孔の側面に設けられる当該グリーンシートg1の表面に対する傾斜角度をθとすると、前記パンチ2とダイ7の孔8との間に配置すべきクリアランスcは、図1の右上に示す直三角形における三角関数の関係から、数式5により算出される。
(数5) c=(t/tanθ)×n
c:クリアランス
t:グリーンシートg1の厚み
θ:貫通孔の傾斜角度(上記シートg1の表面に対する仰角)
n:係数(0.9〜1.1)
例えば、グリーンシートg1の厚みtが100μm(0.1mm)、貫通孔の側面の傾斜角度θが60度、係数nが1の場合、数式5によれば、クリアランスcは、約57μm(0.057mm)となる。
図1に示すように、パンチ2とダイ7の孔8との間に上記クリアランスc(約57μm)を配置できるように、予め、パンチ2の直径aとダイ7の孔8の内径bとを選定し、かかるダイ7の孔8の内径bよりも、3〜5μmだけ小さな直径b′を有する芯合わせ部4を用意する。
打ち抜き装置1による打ち抜き加工を行うには、先ず、グリーンシートg1が載置されていないダイ7の孔8内にパンチ2に続いて芯合わせ部4を挿入し、パンチ2、芯合わせ部4、および孔8の軸心を一致させる。
次に、図1に示すように、ダイ7の表面にグリーンシートg1を載置し、かかるグリーンシートg1の上に、透孔6がパンチ2、芯合わせ部4、および孔8の軸心に一致するように、ノックアウト板5を固定する。
かかる状態で、図2に示すように、パンチ2を、ノックアウト板5の透孔6内に下降(前進)させ、グリーンシートg1の厚み方向に沿って貫通させた後、当該パンチ2の先端面をダイ7の孔8内に達するまで下降させる。この際、グリーンシートg1は、パンチ2の先端面の周縁と、ダイ7の孔8の上端における周縁との間で、斜め方向の剪断力(剪断作用)を受ける。
この結果、図2に示すように、裏面から表面に向かう仰角が前記傾斜角度θ(60度)であるほぼ円錐形の打ち抜き屑d1がグリーンシートg1から打ち抜かれる。
そして、パンチ2を上昇(後退)させ、且つノックアウト板5を除去することにより、図3に示すように、グリーンシートg1には、その表面に対する傾斜角度がθ(60度)であるほぼ円錐形の側面を有する貫通孔h1が形成される。かかる貫通孔h1は、グリーンシートg1の裏面側の大きな内径がダイ7の孔8の内径bに近似し、表面側の小さな内径がパンチ2の直径aに近似している。
尚、ノックアウト板5は、パンチ2の上昇時に、打ち抜き後のグリーンシートg1が一緒に持ち上がる事態を防止している。また、前記グリーンシートg1は、多数個取り用の大判サイズのものとしても良く、この場合には、複数の位置において前記図1,図2で示した打ち抜き加工が施される。
図4は、本発明による第2の打ち抜き装置10を示す垂直断面である。
第2の打ち抜き装置10は、図4に示すように、打ち抜き方向に垂直な断面が円形のパンチ12と、かかるパンチ12の真上に位置し且つ同軸心である断面が円形の芯合わせ部14と、上記パンチ12を受け入れる打ち抜き方向に垂直な断面が円形の孔18を有するダイ17と、を備えている。上記パンチ12の直径aと、ダイ17の孔18の内径bとの差の半分がクリアランスcであり、ダイ17の孔18の内径bに対し、芯合わせ部14の直径b′は、3〜5μmだけ小さい。
尚、上記パンチ12の直径aは、前記パンチ2の直径aよりも小径である。また、上記ダイ17の孔18の内径bは、前記ダイ7の孔8の内径bよりも小径で、且つ前記パンチ2の直径aとほぼ同じである。
また、ダイ17の上に載置するグリーンシートg2も、アルミナ系材料からなり、その厚みtも、前記グリーンシートg1と同じである。尚、かかるグリーンシートg2は、追って製造する発光素子実装用の配線基板のキャビティにおいて、例えば、最下層の位置に配置するセラミック層を得るためのものである。
図4に示すように、ダイ17の表面に載置されたグリーンシートg2の上には、ノックアウト板15が固定され、パンチ12およびダイ17の孔18との間には、かかるノックアウト板15に設けられ、且つパンチ12の直径aよりもやや大きな内径の透孔16が同軸心で配置される。
ここで、グリーンシートg2の厚みをt、グリーンシートg2を打ち抜き加工して形成すべき貫通孔の側面に設けられる当該グリーンシートg2の表面に対する傾斜角度をθとすると、前記パンチ12とダイ17の孔18との間に配置すべきクリアランスcは、図4の右上に示す直三角形における三角関数の関係から、前記数式5により算出される。
このため、グリーンシートg2の厚みtが前記グリーンシートg1の厚みtと同じで、且つ傾斜角度θの側面を有する貫通孔をグリーンシートg2を形成するため、パンチ12とダイ17の孔18との間のクリアランスcは、前記打ち抜き装置1の場合と同じとなる。
打ち抜き装置10による打ち抜き加工を行うには、先ず、グリーンシートg2が載置されていないダイ17の孔18内にパンチ12に続いて芯合わせ部14を挿入し、パンチ12、芯合わせ部14、および孔18の軸心を一致させる。
次に、図4に示すように、ダイ17の表面にグリーンシートg2を載置し、かかるグリーンシートg2の上に、透孔16がパンチ12、芯合わせ部14、および孔18の軸心に一致するように、ノックアウト板15を固定する。
かかる状態で、図5に示すように、パンチ12を、ノックアウト板15の透孔16内に下降(前進)させ、グリーンシートg2の厚み方向に沿って貫通させた後、当該パンチ12の先端面をダイ17の孔18内に達するまで下降させる。この際、グリーンシートg2は、パンチ12の先端面の周縁と、ダイ17の孔18の上端における周縁との間で、斜め方向の剪断力(剪断作用)を受ける。
この結果、図5に示すように、裏面から表面に向かう仰角が前記傾斜角度θであるほぼ円錐形の打ち抜き屑d2がグリーンシートg2から打ち抜かれる。
そして、パンチ12を上昇(後退)させ、且つノックアウト板15を除去することにより、図6に示すように、グリーンシートg2には、その表面に対する傾斜角度がθであるほぼ円錐形の側面を有する貫通孔h2が形成される。かかる貫通孔h2は、グリーンシートg2の裏面側の大きな内径がダイ17の孔18の内径bに近似し、表面側の小さな内径がパンチ12の直径aに近似している。尚、グリーンシートg2の裏面側の大きな内径は、前記貫通孔h1の表面側の小さな内径とほぼ一致している。
前記ノックアウト板15も、パンチ12の上昇時に、打ち抜き後のグリーンシートg2の持ち上がりを防止している。また、前記グリーンシートg2も、多数個取り用の大判サイズのものとしても良く、この場合には、複数の位置において前記図4,図5で示した打ち抜き加工が施される。
以下に、前記グリーンシートg1,g2を用いた配線基板の製造方法を示す。
図7は、前記貫通孔h1,h2を設けたグリーンシートg1,g2の表面および裏面を前記工程とは逆にし、グリーンシートg2の表面上にグリーンシートg1を積層し且つ圧着する工程を示す。
尚、予め、グリーンシートg2の表面には、W、Mo、Cu、Agなどの金属粉末を含む導電性ペーストをスクリーン印刷により所定パターンに印刷した配線層(図示せず)が形成されている。また、グリーンシートg2の表面と裏面との間を貫通するスルーホールに上記導電性ペーストを充填して、スルーホール導体(何れも図示せず)を形成している。
その結果、図8に示すように、グリーンシートg1,g2が積層された積層体S1が形成されると共に、貫通孔h1,h2は、両者の側面が同じ傾斜角度θによって連続するため、全体として一つのほぼ円錐形を呈する貫通孔hを形成する。かかる貫通孔hの側面全体にWなどからなる導電性ペーストの金属層(図示せず)を形成する。
次に、図9の下方に示すように、平坦なグリーンシートg3〜g5を積層・圧着した積層体S2を用意する。尚、グリーンシートg3〜g5の間にも前記同様の配線層が形成され、グリーンシートg3の表面中央部とグリーンシートg5の裏面とには、Wなどからなる導電性ペーストのパッドが形成されると共に、これらパッドと上記配線層とを接続する前記同様のビア導体(何れも図示せず)が、グリーンシートg3〜g5を貫通している。また、グリーンシートg3〜g5および積層体S2も、多数個取り用の大判サイズのものとしても良い。
図9中の矢印で示すように、積層体S2におけるグリーンシートs3の表面上に、積層体S1のグリーンシートs2の裏面を載置するように、積層体S1,S2を積層し且つ圧着する。
その結果、図10に示すように、グリーンシートs1〜s5が一体に積層され、表面32および裏面33を有する基板本体31と、かかる表面32に開口するキャビティ34と、を有する配線基板30が得られる。かかるキャビティ34は、前記貫通孔h(h1,h2)の側面からなるほぼ円錐形に傾斜した側面36と、前記グリーンシートg3の表面中央部が露出した平面方向が円形の底面35とから構成される。底面35に対する側面36の傾斜角度は、前記傾斜角度θと同じである。
尚、配線基板30は、所定の温度帯で加熱・保持する焼成工程を経た後、キャビティ34の側面36に形成した前記金属層の表面に、電解メッキにより、Ni、Au、およびAgメッキ層が順次被覆されて、光反射層が形成される。また、キャビティ34の底面35や基板本体31の裏面33に位置する前記パッドの表面に、NiおよびAuメッキ層、更にはAgメッキ層が順次被覆される。
以上のように、前記打ち抜き工程で打ち抜き装置1,10により貫通孔h1,h2を設けたグリーンシートg1,g2を用いる配線基板30の製造方法によれば、ほぼ円錐形を呈するキャビティ34の傾斜した側面36が、予め設定した前記傾斜角度θを精度良く保って形成される。このため、かかる側面36上に形成する光反射層は、キャビティ34の底面35上に実装される発光ダイオードのような発光素子からの光を効率良く外部に反射することが可能となる。しかも、打ち抜き加工すべきグリーンシートの厚みtと、貫通孔の側面に付与すべく傾斜角度θを設定することで、パンチとダイの孔とのクリアランスcを前記数式5により、正確に算出できるため、生産効率も向上させることにも寄与できる。
尚、前記キャビティ34を形成するため、単層のグリーンシート(グリーンシートの厚みは2倍)に対し、前記クリアランスcを用いた打ち抜き加工を一回のみ施して、前記貫通孔hを形成しても良い。また、前記焼成工程や前記メッキ工程は、複数の配線基板30を平面方向に沿って有する大版サイズの多数個取り用配線基板に対して行しても施される。かかる多数個取り用配線基板の場合、ダイシング加工またはブレーク加工によって、複数個の配線基板30に分割される。更に、前記数式5中の係数nは、0.9〜1.1の範囲内で適宜変更しても良い。
図11は、異なる形態の打ち抜き装置40を示す垂直断面図、図12は、図11中のX−X線の矢視に沿った垂直断面図、図13は、図11中のY−Y線の矢視に沿った水平断面図である。
打ち抜き装置40は、打ち抜き方向の断面が長円形で且つ全体が長円柱体のパンチ41と、かかるパンチ41の真上に位置し上記方向の断面が長円形の同軸心で且つ相似形である芯合わせ部44と、上記パンチ41を受け入れる上記方向の断面が長円形の孔52を有するダイ50と、を備えている。
図11〜図13に示すように、パンチ41は、長軸に沿った一対の側面42と、これらの両端に位置する断面半円形の一対の半円弧面43とを有し、芯合わせ部44も、長軸に沿った一対の側面45と、これらの両端に位置する断面半円形の一対の半円弧面46とを有する。ダイ50の孔52の内面も、同様な一対の側面と一対の円弧面とからなる。
図11,図12に示すように、パンチ41における長軸方向の径a1と、ダイ50の孔52における長軸方向の径b1との差の半分が、両者の長軸方向のクリアランスc1である。一方、パンチ41における短軸方向の径a2と、ダイ50の孔52における短軸方向の径b2との差の半分が、両者の短軸方向のクリアランスc2である。クリアランスc1,c2は、c2を大としている。
また、ダイ50の孔52の径b1,b2を含む全周の各径に対し、芯合わせ部44の径b1′,b2′を含む全周の各径は、全て3〜5μmだけ小さい。
更に、ダイ50の上に載置するグリーンシートg6も、例えばアルミナ系材料からなり、その厚みtは、20〜1200μmの範囲である。かかるグリーンシートg6の上には、パンチ41の打ち抜き方向の断面と相似形で且つ僅かに大きな透孔48を有するノックアウト板47が固定される。
打ち抜き装置40では、パンチ41およびダイ50の孔52の長軸方向と短軸方向とで、クリアランスc1,c2を相違させている。尚、パンチ41の各半円弧面43の両端部付近、およびこれらに対向するダイ50の孔52における各半円弧面の両端部付近とのクリアランスは、クリアランスc1,c2の中間で且つ連続的に変化している。即ち、クリアランスc1から同c2に対し漸増している。
図11に示すように、ダイ50の上に厚みtのグリーンシートg6を固定し、かかるグリーンシートg6に形成すべき、平面方向の断面が長円形で且つ全体がほぼ長円錐形の貫通孔は、その長軸方向の一対のほぼ半円錐形の側面(辺)の傾斜角度をθ1とした場合、パンチ41およびダイ50の孔52の長軸方向のクリアランスc1は、数式6により算出される。
(数6) c1=(t/tanθ1)×n
c1:クリアランス
t:グリーンシートg6の厚み
θ1:貫通孔の傾斜角度(貫通孔の長軸方向の側面の仰角)
n:係数(0.9〜1.1)
一方、図12に示すように、厚みtのグリーンシートg6に形成すべき、平面方向の断面が長円形で且つ全体がほぼ長円錐形の貫通孔における短軸方向の一対の側面(辺)の傾斜角度をθ2とした場合、パンチ41およびダイ50の孔52の短軸方向のクリアランスc2は、数式7により算出される。
(数7) c2=(t/tanθ2)×n
c2:クリアランス
t:グリーンシートg6の厚み
θ2:貫通孔の傾斜角度(貫通孔の短軸方向の側面の仰角)
n:係数(0.9〜1.1)
尚、パンチ41の各半円弧面43の両端部付近、およびこれらに対向するダイ50の孔52における各半円弧面の両端部付近とのクリアランスも、それぞれの位置ごとに数式6,7と同様にして算出される。
打ち抜き装置40による打ち抜き加工を行うには、先ず、グリーンシートg6が載置されていないダイ50の孔52内にパンチ41に続いて芯合わせ部44を挿入し、パンチ41、芯合わせ部44、および孔52の軸心を一致させる。
次に、図11,図12に示すように、ダイ50の表面にグリーンシートg6を載置し、当該グリーンシートg6の上に、透孔48がパンチ41、芯合わせ部44、および孔52の軸心に一致するように、ノックアウト板47を固定する。
かかる状態で、図14,図15に示すように、パンチ41を、ノックアウト板47の透孔48内に下降(前進)させ、グリーンシートg6の厚み方向に沿って貫通させた後、当該パンチ41の先端面をダイ50の孔52内のレベルに達するまで下降させる。この際、グリーンシートg6は、パンチ41の先端面の周縁と、ダイ50の孔52の上端における周縁との間で、斜め方向の剪断作用を受ける。
この結果、図14,図15に示すように、長軸方向の断面における裏面から表面に向かう仰角が前記傾斜角度θ1で、且つ短軸方向の断面における裏面から表面に向かう仰角が前記傾斜角度θ2である、全体がほぼ長円錐形の打ち抜き屑d6がグリーンシートg6から打ち抜かれる。
そして、パンチ41を上昇(後退)させ、且つノックアウト板47を除去することにより、図16の平面図で示すように、グリーンシートg6には、その表面に対し、長軸方向の半円形の一対の側面(辺)の傾斜角度がθ1で、且つ短軸方向の一対の側面(辺)の傾斜角度がθ2であるほぼ長円錐形の側面を有する貫通孔h6が形成される。
尚、ノックアウト板47は、パンチ41の上昇時に、打ち抜き後のグリーンシートg6が一緒に持ち上がる事態を防止する。また、前記グリーンシートg6は、多数個取り用の大判サイズのものでも良く、この場合には、複数の位置において前記図14,図15で示した打ち抜き加工が施される。
貫通孔h6が形成されたグリーンシートg6を、前記図9で示した積層体S2の表面上に積層し圧着することで、長円形の底面とこれを囲むほぼ長円錐形の側面とからなるキャビティを有する配線基板を形成することができる。
また、貫通孔h6の各側面ごとに同じ傾斜角度θ1,θ2などを有する貫通孔を打ち抜き加工した別のグリーンシートを、前記グリーンシートg6と積層・圧着して前記積層体S1と同様な積層体を予め形成し、かかる積層体と前記積層体S2とを更に積層するようにしても良い。尚、上記の各積層体に対しても、前記焼成工程やメッキ工程などが施される。
以上のように、前記打ち抜き工程で打ち抜き装置40により貫通孔h6を設けたグリーンシートg6を用いる配線基板の製造方法によれば、ほぼ長円錐形を呈するキャビティの傾斜した各側面が、予め設定した前記傾斜角度θ1,θ2などを精度良く保って形成される。このため、かかる側面上に形成する光反射層は、キャビティの底面に実装される発光ダイオードのような発光素子からの光を効率良く外部に反射することが可能となる。しかも、打ち抜き加工すべきグリーンシートの厚みtと、貫通孔の各側面に付与すべく傾斜角度θ1,θ2などを設定することで、パンチとダイの孔とのクリアランスcを前記数式6,7により、正確に算出できるため、生産効率の向上にも寄与することができる。
尚、前記打ち抜き装置40において、パンチ41の長軸方向に沿った側面42とダイ50の孔52の長軸方向に沿った側面との間にクリアランスc1を設け、パンチ41の短軸方向に沿った半円弧面43とダイ50の孔52の短軸方向に沿った半円弧面との間にクリアランスc2を設けても良い。これによれば、パンチ41の一対の側面42と孔52の短軸方向の一対の側面との間で、傾斜角度θ1が設定され、パンチ41の一対の半円弧面43と孔52との長軸方向に沿った一対の半円弧面との間で、傾斜角度θ2が設定される。この結果、図16の貫通孔h6と逆に、短軸方向に沿った一対の側面の傾斜角度がθ1となり、長軸方向に沿った一対の半円錐形の側面の傾斜角度がθ2となった貫通孔をグリーンシートg6に形成することができる。
本発明は、以上において説明した各形態に限定されるものではない。
パンチおよびダイの孔の打ち抜き方向に垂直な断面を、互いに相似形の楕円形、長方形、または正方形とし、且つパンチとダイの孔とのクリアランスを形成すべき貫通孔の側面ごとに前記数式5〜7に準じて算出することで、ほぼ楕円錐形、ほぼ長角錐形、ほぼ角錐形の側面を有する貫通孔をグリーンシートに形成することも可能である。尚、ほぼ長角錐形、ほぼ角錐形の側面を有する貫通孔を有するグリーンシートを含めてキャビティを形成した場合、これらの各コーナごとの谷底線に沿ってロウ材が充填される。
また、前記キャビティには、発光素子の他、ICチップなどの電子部品を実装しても良い。
更に、前記グリーンシートは、低温焼成セラミックの一種であるガラス−セラミック材料からなるものや、かかる材料の大版サイズのものとしても良い。
本発明における第1の打ち抜き装置を示す垂直断面図。 上記打ち抜き装置を用いた打ち抜き工程示す断面図。 上記工程により貫通孔を形成されたグリーンシートの断面図。 第2の打ち抜き装置を示す垂直断面図。 上記打ち抜き装置を用いた打ち抜き工程示す断面図。 上記工程により貫通孔を形成されたグリーンシートの断面図。 上記グリーンシートを用いた本発明の製造工程を示す概略図。 図7に続く製造工程を示す概略図。 図8に続く製造工程を示す概略図。 得られた配線基板の概略を示す断面図。 異なる形態の打ち抜き装置を垂直断面図。 図11中のX−X線の矢視に沿った垂直断面図。 図11中のY−Y線の矢視に沿った水平断面図。 上記装置を用いた打ち抜き工程を示す図11と同様な断面図。 上記装置を用いた打ち抜き工程を示す図12と同様な断面図。 上記工程により貫通孔を形成されたグリーンシートの平面図。
符号の説明
1,10,40…………打ち抜き装置
2,12,41…………パンチ
4,14,44…………芯合わせ部
7,17,50…………ダイ
8,18,52…………孔
30………………………配線基板
g1〜g6………………グリーンシート
h,h1,h2,h6…貫通孔
t…………………………グリーンシートの厚み
c,c1,c2…………クリアランス
θ,θ1,θ2…………貫通孔の傾斜角度

Claims (3)

  1. 単層のグリーンシートまたは複数層のグリーンシートに、側面が傾斜した貫通孔を、パンチと当該パンチを受け入れる受入孔を有するダイとにより打ち抜くに際し、
    上記パンチと上記ダイの受入孔とのクリアランスcを数式1に従って定める、
    ことを特徴とする配線基板の製造方法。
    (数1) c=(t/tanθ)×n
    c:クリアランス
    t:単層または複数層のグリーンシートの厚み
    θ:貫通孔の傾斜角度(上記シートの表面に対する仰角)
    n:係数(0.9〜1.1)
  2. 単層のグリーンシートまたは複数層のグリーンシートに、側面が傾斜した貫通孔を、打ち抜く工程に用いられ、
    上記グリーンシートを載置し且つ孔を有するダイと、
    上記グリーンシートを打ち抜き且つ上記孔に数式2のクリアランスを介して進入するパンチと、
    上記パンチの基部に同心で配置され且つ上記孔に数μmの隙間を介して挿入可能な芯合わせ部と、を含む、
    ことを特徴とするセラミックグリーンシートの打ち抜き装置。
    (数2) c=(t/tanθ)×n
    c:クリアランス
    t:単層または複数層のグリーンシートの厚み
    θ:貫通孔の傾斜角度(上記シートの表面に対する仰角)
    n:係数(0.9〜1.1)
  3. 前記側面が傾斜した貫通孔は、平面方向の断面が長円形、楕円形、または長方形を呈し、
    前記パンチとダイの孔とは、打ち抜き方向と垂直な断面が長円形、楕円形、または長方形であると共に、かかる長円形および楕円形の長軸方向と短軸方向とでは、または、長方形の長辺方向と短辺方向との間では、異なるクリアランスを設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のセラミックグリーンシートの打ち抜き装置。
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