JP2006288249A - 容器入り甘味料組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ダイエット効果に優れた容器入り甘味料組成物を提供する。更に好ましくは、風味が良好な容器入り甘味料組成物を提供する。
【解決手段】
ノンカロリー甘味料とL−カルニチンとを含有する組成物を、ポーションカップ又は小袋に充填する。1個のポーションカップ又は小袋中に、L−カルニチンを5〜100mg含有することが好ましい。また、前記ノンカロリー甘味料として、1個のポーションカップ又は小袋中に、エリスリトール100〜2000mg、スクラロース3〜30mg、アセスルファムカリウム5〜50mgを含有することが好ましい。
【選択図】 なし

Description

本発明は、ポーションカップ又は小袋に充填され、コーヒーや紅茶などの甘味料として好適に用いられる容器入り甘味料組成物に関する。
従来から、コーヒー、紅茶等の嗜好飲料に加えるシロップ甘味料の種類の中で、いわゆる「ノンカロリーシロップ」の分野の甘味料が、カロリー摂取量に注意をはらう消費者に提供されているが、容量が7ml以上である為にコーヒーや紅茶等の飲料が冷たい場合は温度の上昇となり、温かい場合は温度の下降の原因となっている。また、加えた際に濃度が希釈されることにより風味上も薄まる結果となっていた。
また、ノンカロリー甘味料を用いた、従来のいわゆる「ダイエットシュガー」は、砂糖又は果糖ぶどう糖と比較すると甘味の味質において好ましくないことから敬遠する消費者も多かった。
一方、近年では、消費者は、カロリー摂取量に注意をはらうことのみならず、体内脂肪の減少をも考慮したサプリメントを求めるようになってきている。
このようなニーズに答えるため、例えば、下記特許文献1には、畜肉加工廃液及びその濃縮物である畜肉エキスを、酸性から中性領域で電気透析することにより得られた水溶性ペプチド及び有効水溶性成分からなり、畜肉に含まれるL−カルニチン、ヒスチジン関連ジペプチド(カルノシン,アンセリン,バレニン)及びタウリンを含む肥満改善及びダイエット食用素材並びにそれを用いたダイエット食品が提案されている。
また、下記特許文献2には、コエンザイムQ10と、ジアシルグリセロール、共役リノール酸、カプサイシン、ガルシニアエキス、L−カルニチン、アミノ酸およびカテキン類から選択される1種以上の脂肪燃焼促進物質とを含有する、ダイエットや肥満防止効果に優れ、且つ安全性が高いダイエット用組成物並びにこれを含有するダイエット剤および飲食品が提案されている。
特開2001−57869号公報 特開2005−2035号公報
しかしながら、ノンカロリー甘味料を用いた従来の甘味料組成物は、カロリー摂取量を減らすことを主眼としており、脂肪燃焼促進等の作用も取り入れて、よりダイエット効果に優れた甘味料を提供するという着眼はなされていなかった。
また、ノンカロリー甘味料を用いた従来の甘味料組成物は、シロップ製品の場合には、容量が多いために、コーヒーや紅茶等の飲料の温度が変化してしまったり、風味が薄まってしまったりする不都合があった。また、スティック状の小袋に充填された粉末製品の場合においても、砂糖や果糖ぶどう糖と比較すると、甘味の味質において好ましくないという問題があった。
したがって、本発明の主たる目的は、よりダイエット効果に優れた容器入り甘味料組成物を提供することにある。また、本発明の更に好ましい態様における目的は、風味が良好な容器入り甘味料組成物を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明による容器入り甘味料組成物は、ノンカロリー甘味料とL−カルニチンとを含有する液状の組成物を、ポーションカップ又は小袋に充填したことを特徴とする。
本発明による容器入り甘味料組成物によれば、ノンカロリー甘味料とL−カルニチンとを含有することにより、カロリー摂取量を減らすだけでなく、L−カルニチンにより脂肪燃焼促進効果ももたらされるため、より優れたダイエット効果が期待できる。また、このような甘味料組成物は、コーヒーや紅茶等の嗜好飲料に添加されることが多いが、これらの飲料に含まれるカフェインによる脂肪燃焼効果ももたらされるため、更なるダイエット効果が期待できる。
本発明においては、1個のポーションカップ又は小袋中に、L−カルニチンを5〜100mg含有することが好ましい。これによれば、風味を損なうことなく、L−カルニチンによる脂肪燃焼促進効果を良好に得ることができる。
また、前記ノンカロリー甘味料として、1個のポーションカップ又は小袋中に、エリスリトール100〜2000mg、スクラロース3〜30mg、アセスルファムカリウム5〜50mgを含有することが好ましい。これによれば、ノンカロリー甘味料を用いても、甘味の味質が良好で、砂糖や果糖ぶどう糖に劣らない風味を得ることができる。
更に、前記甘味料組成物は、1個のポーションカップ又は小袋中に、3ml以上7ml未満の容量で充填され、この容量で砂糖3g〜18gに相当する甘味を有していることが好ましい。これによれば、小容量にて通常的な一杯の飲用に要求される甘味を有することが可能となるため、加えられる飲料の温度の変化を小さくすることができる。更に、濃度が希釈する割合も最小限に抑えることができる。また、小容量での提供が可能となるので、廃棄物量の減少と、資材の使用量の削減、物流コストの削減にも効果を発揮することとなる。
甘味料組成物が液状をなす場合には、更に増粘多糖類を含有することが好ましい。これによれば、適度な粘性を付与して、飲料に添加したときの液体のハネ上がりを防ぐことができる。
本発明による容器入り甘味料組成物によれば、ノンカロリー甘味料とL−カルニチンとを含有することにより、カロリー摂取量を減らすだけでなく、L−カルニチンにより脂肪燃焼促進効果ももたらされるため、より優れたダイエット効果が期待できる。また、このような甘味料組成物は、コーヒーや紅茶等の嗜好飲料に添加されることが多いが、これらの飲料に含まれるカフェインによる脂肪燃焼効果ももたらされるため、更なるダイエット効果が期待できる。
本発明による容器入り甘味料組成物は、ノンカロリー甘味料とL−カルニチンとを含有する組成物を、ポーションカップ又は小袋に充填したものである。
ここで、ノンカロリー甘味料としては、特に限定されないが、風味の点から、エリスリトール、スクラロース、アセスルファムカリウムから選ばれた1種以上が好ましく用いられる。特には、1個のポーションカップ又は小袋中に、エリスリトール100〜2000mg、スクラロース3〜30mg、アセスルファムカリウム5〜50mgを含有することが好ましく、それによってノンカロリー甘味料を用いても、甘味の味質が良好で、砂糖や果糖ぶどう糖に劣らない風味を得ることができる。
エリスリトールの含有量が、100mg未満では風味の点で不満足なものとなり、2000mgを超えると体質によってお腹がゆるくなる人が生じる可能性がある。スクラロースの含有量が、3mg未満では甘味が不足する傾向があり、30mgを超えると不自然な甘味が強くなる傾向がある。また、アセスルファムカリウムの含有量が、5mg未満では甘味が不足する傾向があり、50mgを超えると不自然な甘味と苦味が強くなる傾向がある。なお、本発明においては、エリスリトール250〜1000mg、スクラロース4〜17mg、アセスルファムカリウム8〜33mgを含有することがより好ましい。
本発明においては、1個のポーションカップ又は小袋中に、L−カルニチンを5〜100mg含有することが好ましく、それによって、風味を損なうことなく、L−カルニチンによる脂肪燃焼促進効果を良好に得ることができる。なお、L−カルニチンの含有量が、5mg未満では脂肪燃焼促進効果が乏しくなり、100mgを超えると過度な加熱が加えられたときに、風味が悪くなる傾向がある。
本発明の好ましい態様においては、前記甘味料組成物は、1個のポーションカップ又は小袋中に、3ml以上7ml未満の容量で充填され、この容量で砂糖3g〜18gに相当する甘味を有していることが好ましい。
これによれば、小容量にて通常的な一杯の飲用に要求される甘味を有することが可能となるため、加えられる飲料の温度の変化を小さくすることができる。更に、濃度が希釈する割合も最小限に抑えることができる。また、小容量での提供が可能となるので、廃棄物量の減少と、資材の使用量の削減、物流コストの削減にも効果を発揮する。
なお、甘味の度合いは、熟練したパネラーによる評価によって求めることができるが、ノンカロリー甘味料として、エリスリトール、スクラロース、アセスルファムカリウムから選ばれた1種以上を用いる場合には、エリスリトールは砂糖の半分、スクラロースは砂糖の約600倍、アセスルファムカリウムは砂糖の約200倍の甘味を有していることが知られているので、それぞれの重量から計算によって求めることができる。
1個のポーションカップ又は小袋中に充填される容量が、3ml未満では使い勝手が悪くなり、7ml以上では飲料が薄められたり、温度が変化したりする。上記容量は、4〜6mlであることがより好ましい。
従来の一般的な「ノンカロリーシロップ」又は「低カロリーシロップ」と比較して、例えば従来品が10mlであり、本発明品を5mlとすると、通常の一杯のコーヒー120ml中に加えた結果、容量の増加が、従来品が8.3%であるのに対して、上記発明品は4.2%となり、希釈される度合いが少なくなることにより、風味が薄まることがほとんど無く飲むことができる。
また、小容量で提供できるために、容器形態がポーションカップの場合及び小袋の場合のいずれにおいても、包装資材を従来の容器と比較して削減することにより、リサイクルも含めてコストの削減が可能となる。又物流にかかるコストも1個あたりの物流コストの削減を可能とする。
本発明の甘味料組成物は、更に増粘多糖類を含有することが好ましく、それによって、適度な粘性を付与して、飲料に添加したときの液体のハネ上がりを防ぐことができる。
増粘多糖類としては、特に限定されないが、例えば、キサンタンガム、グアーガム、カラギーナン等から選ばれた一種以上が好ましく用いられ、特に、キサンタンガムとグアーガムとを併用することが好ましい。
なお、増粘多糖類の添加量は、その合計量が液状の組成物中に0.1〜0.5質量%となるようにすることが好ましい。
以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例1(ポーションカップ入りの液状の甘味料組成物)
水100リットルに、エリスリトール10Kg,スクラロース0.2Kg、アセスルファムカリウム0.3Kg、カラギーナン(商品名「ニューゲリン」、中央化成株式会社製)0.4Kg、シュガーフレーバー0.4Kg、リン酸ナトリウム0.1Kg、L−カルニチン0.4Kgを加えて均一に溶解した。この溶液を濾過して不純物を除き、145℃、2秒間加熱殺菌した後、5mlずつポーションカップに充填してポーションカップ入りの甘味料を得た。
本発明は、ポーションカップ又は小袋に充填され、コーヒーや紅茶などの甘味料として好適に用いられる容器入り甘味料組成物を提供することができる。

Claims (5)

  1. ノンカロリー甘味料とL−カルニチンとを含有する液状の組成物を、ポーションカップ又は小袋に充填したことを特徴とする容器入り甘味料組成物。
  2. 1個のポーションカップ又は小袋中に、L−カルニチンを5〜100mg含有する請求項1記載の容器入り甘味料組成物。
  3. 前記ノンカロリー甘味料として、1個のポーションカップ又は小袋中に、エリスリトール100〜2000mg、スクラロース3〜30mg、アセスルファムカリウム5〜50mgを含有する請求項1又は2記載の容器入り甘味料組成物。
  4. 前記甘味料組成物は、1個のポーションカップ又は小袋中に、3ml以上7ml未満の容量で充填され、この容量で砂糖3g〜18gに相当する甘味を有している請求項1〜3のいずれか1つに記載の容器入り甘味料組成物。
  5. 更に増粘多糖類を含有する請求項4記載の容器入り甘味料組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102342481A (zh) * 2011-08-24 2012-02-08 淄博中食歌瑞生物技术有限公司 低热值赤藓糖醇高倍甜味剂

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