JP2006285698A - 警備装置、警備方法、警備プログラム - Google Patents

警備装置、警備方法、警備プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】どのような利用者でも簡単な操作で外出警備モードから在宅警備モードへの切替え行うことができ、誤報の発生を削減することができる警備装置を提供する。
【解決手段】ICタグリーダ101は、利用者を識別する利用者識別情報を記憶したICタグ200から非接触によって利用者識別情報を取得し、操作者判定部102は、ICタグリーダ101によって取得された利用者識別情報が、在宅警備情報DB1000に記憶されている操作者識別情報と一致するか否かを判定し、警備モード切替部103は、操作者判定部102によって利用者識別情報と操作者識別情報が一致すると判定された場合に、不在時において異常を検知した場合に監視センタに警報情報を通報する状態を示す外出警備モードから、在宅時において異常を検知した場合に警報情報の監視センタへの通報を可能にする状態を示す在宅警備モードに切替える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、警備装置、警備方法、警備プログラムに関するものであり、特に警備装置における警備モードの設定に関するものである。
従来、警備装置によって警備が行われている警備区域では、家人が外出する際や帰宅する際に警備装置の操作パネルを操作することによって主に家人不在時に設定する外出警備モードと、在宅者がいる状態で設定する在宅警備モードとを切替える警備装置が一般に知られている。例えば、利用者が在宅警備モードを設定した区域のみを警備状態とし、その他の区域については、警備解除状態とし、異常の有無を検知する技術である(特許文献1参照)。
特開2000−48276号公報
しかし、かかる警備装置では、在宅警備モードを設定の際に、そのモードを設定したい区域を警備区域として、利用者が選択しなければならない。そのため、かかる警備装置の構成では、子供やお年寄りなど警備装置の操作が不慣れな者にも複雑な操作を要求することとなってしまうため、在宅時にも異常の有無を検出することのできる在宅警備モードが十分に活用されていないという問題があった。
また、在宅警備モードの設定が複雑な操作であるため、誤報が発生してしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、どのような利用者でも簡単な操作で外出警備モードから在宅警備モードへの切替え行うことができ、誤報の発生を削減することができる警備装置、警備方法、警備プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、監視領域における異常を検知した場合に異常を検知した旨を示す警報情報をネットワークに接続された監視センタに送信する警備装置において、前記警備装置を操作する操作者を識別する操作者識別情報を記憶する操作者識別情報記憶手段と、前記操作者識別情報と、異常を検知した場合に前記監視センタに前記警報情報を通報する対象となる領域である警備対象領域を示す警備領域情報とを対応付けて記憶する警備領域記憶手段と、利用者を識別する利用者識別情報を記憶した携帯型情報記憶媒体から前記利用者識別情報を取得する利用者識別情報取得手段と、前記利用者識別情報取得手段によって取得された前記利用者識別情報が、前記操作者識別情報記憶手段に記憶されている前記操作者識別情報と一致するか否かを判定する操作者判定手段と、前記操作者判定手段によって判定された前記操作者識別情報に対応する前記警備対象領域を前記警備領域記憶手段から取得し、取得された前記警備対象領域に対して前記警備対象領域において異常を検知した場合に前記監視センタに前記警報情報を通報、もしくは監視領域にいる者に異常を検知したことを通知する状態を示す警備状態を設定し、前記警備対象領域以外の領域には前記警備対象領域において異常を検知した場合に前記警報情報を通報しない、もしくは異常を検知したことの通知をしない状態を示す警備解除状態を設定する警備状態設定手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、監視領域における異常を検知した場合に異常を検知した旨を示す警報情報をネットワークに接続された監視センタに送信する警備装置において、前記警備装置を操作する操作者を識別する操作者識別情報を記憶する操作者識別情報記憶手段と、利用者を識別する利用者識別情報を記憶した携帯型情報記憶媒体から前記利用者識別情報を取得する利用者識別情報取得手段と、前記利用者識別情報取得手段によって取得された前記利用者識別情報が、前記操作者識別情報記憶手段に記憶されている前記操作者識別情報と一致するか否かを判定する操作者判定手段と、前記操作者判定手段によって前記利用者識別情報と前記操作者識別情報が一致すると判定された場合に、不在時において異常を検知した場合に前記監視センタに前記警報情報を通報する状態を示す外出警備モードから、在宅時において異常を検知した場合に前記警報情報の前記監視センタへの通報、もしくは在宅者に異常を検知したことの通知を可能にする状態を示す在宅警備モードに切替える警備モード切替手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項2に記載の警備装置において、前記操作者識別情報と、前記在宅警備モードにおいて異常を検知した場合に前記監視センタに前記警報情報を通報、もしくは監視領域にいる者に異常を検知したことを通知する対象となる領域である警備対象領域を示す警備領域情報とを対応付けて記憶する警備領域記憶手段と、前記警備モード切替手段によって前記在宅警備モードに切替えられた場合に、前記操作者判定手段によって判定された前記操作者識別情報に対応する前記警備対象領域を前記警備領域記憶手段から取得し、取得された前記警備対象領域に対して前記警備対象領域において異常を検知した場合に前記監視センタに前記警報情報を通報、もしくは監視領域にいる者に異常を検知したことを通知する状態を示す警備状態を設定し、前記警備対象領域以外の領域には前記警備対象領域において異常を検知した場合に前記警報情報を通報しない状態を示す警備解除状態を設定する警備状態設定手段と、をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項2または請求項3に記載の警備装置において、前記警備状態設定手段は、さらに前記警備対象領域に前記警備状態を設定した後に、他の操作者が帰宅して前記警備対象領域に前記警備状態を設定する場合には、既に設定されている前記警備対象領域と新たに設定する前記警備対象領域において一致する前記警備対象領域のみに前記警備状態を設定し、一致しない前記警備対象領域には前記警備解除状態を設定すること、を特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項2〜4のいずれか一つに記載の警備装置において、前記警備対象領域に対して前記警備状態または前記警備解除状態の入力を受付ける警備状態入力手段、をさらに備え、前記警備状態設定手段は、さらに前記警備状態入力手段によって入力された前記警備対象領域に対する前記警備状態または前記警備解除状態の設定について、前記操作者識別情報に対応する前記警備領域記憶手段に記憶された前記警備領域情報に基づいて設定される前記警備状態または前記警備解除状態の設定より優先すること、を特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、監視領域における異常を検知した場合に異常を検知した旨を示す警報情報をネットワークに接続された監視センタに送信する警備方法において、前記警備装置を操作する操作者を識別する操作者識別情報を記憶する操作者識別情報記憶手段と、前記操作者識別情報と、異常を検知した場合に前記監視センタに前記警報情報を通報する対象となる領域である警備対象領域を示す警備領域情報とを対応付けて記憶する警備領域記憶手段と、を備え、利用者を識別する利用者識別情報を記憶した携帯型情報記憶媒体から前記利用者識別情報を取得する利用者識別情報取得ステップと、前記識別情報取得ステップによって取得された前記利用者識別情報が、前記操作者識別情報記憶手段に記憶されている前記操作者識別情報と一致するか否かを判定する操作者判定ステップと、前記操作者判定ステップによって判定された前記操作者識別情報に対応する前記警備対象領域を前記警備領域記憶手段から取得し、取得された前記警備対象領域に対して前記警備対象領域において異常を検知した場合に前記監視センタに前記警報情報を通報、もしくは監視領域にいる者に異常を検知したことを通知する状態を示す警備状態を設定し、前記警備対象領域以外の領域には前記警備対象領域において異常を検知した場合に前記警報情報を通報しない、もしくは異常を検知したことの通知をしない状態を示す警備解除状態を設定する警備状態設定ステップと、を有することを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、監視領域における異常を検知した場合に異常を検知した旨を示す警報情報をネットワークに接続された監視センタに送信する警備方法において、前記警備装置を操作する操作者を識別する操作者識別情報を記憶する操作者識別情報記憶手段、を備え、利用者を識別する利用者識別情報を記憶した携帯型情報記憶媒体から非接触によって前記利用者識別情報を取得する利用者識別情報取得ステップと、前記識別情報取得ステップによって取得された前記利用者識別情報が、前記識別情報記憶手段に記憶されている前記操作者識別情報と一致するか否かを判定する操作者判定ステップと、前記操作者判定ステップによって前記利用者識別情報と前記操作者識別情報が一致すると判定された場合に、不在時に異常を検知した場合に前記監視センタに前記警報情報を通報する状態を示す外出警備モードから、在宅時に異常を検知した場合に前記警報情報を前記監視センタに通報、もしくは在宅者に異常を検知したことの通知を可能にする状態を示す在宅警備モードに切替える警備モード切替ステップと、を有することを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項6または請求項7に記載された警備方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、利用者識別情報取得手段によって、利用者を識別する利用者識別情報を記憶した携帯型情報記憶媒体から利用者識別情報を取得し、操作者判定手段によって、利用者識別情報取得手段によって取得された利用者識別情報が、操作者識別情報記憶手段に記憶されている操作者識別情報と一致するか否かを判定し、警備状態設定手段によって、操作者判定手段によって判定された操作者識別情報に対応する警備対象領域を警備領域記憶手段から取得し、取得された警備対象領域に対して警備対象領域において異常を検知した場合に監視センタに警報情報を通報、もしくは監視領域にいる者に異常を検知したことを通知する状態を示す警備状態を設定し、警備対象領域以外の領域には警備対象領域において異常を検知した場合に警報情報を通報しない、もしくは異常を検知したことの通知をしない状態を示す警備解除状態を設定することにより、複雑な操作を行わずに警備対象領域ごとの警備状態の設定が行えるため、どのような利用者でも簡単な操作で警備状態の切替え行うことができ、誤報の発生を削減することができるという効果を奏する。
請求項2にかかる発明によれば、利用者識別情報取得手段によって、利用者を識別する利用者識別情報を記憶した携帯型情報記憶媒体から利用者識別情報を取得し、操作者判定手段によって、利用者識別情報取得手段によって取得された利用者識別情報が、操作者識別情報記憶手段に記憶されている操作者識別情報と一致するか否かを判定し、警備モード切替手段によって、操作者判定手段によって利用者識別情報と操作者識別情報が一致すると判定された場合に、不在時において異常を検知した場合に監視センタに警報情報を通報する状態を示す外出警備モードから、在宅時において異常を検知した場合に警報情報の監視センタへの通報、もしくは在宅者に異常を検知したことの通知を可能にする状態を示す在宅警備モードに切替えることにより、操作者は操作パネルを操作することなく、ICタグをICタグリーダの通信可能範囲に持ち込むだけで外出警備モードから在宅警備モードへの切替えを行うことができるため、外出警備モードから在宅警備モードへの切替え忘れを防止することができるという効果を奏する。
また、請求項3にかかる発明によれば、警備状態設定手段によって、警備モード切替手段によって在宅警備モードに切替えられた場合に、操作者判定手段によって判定された操作者識別情報に対応する警備対象領域を警備領域記憶手段から取得し、取得された警備対象領域に対して警備対象領域において異常を検知した場合に監視センタに警報情報を通報、もしくは監視領域にいる者に異常を検知したことを通知する状態を示す警備状態を設定し、警備対象領域以外の領域には警備対象領域において異常を検知した場合に警報情報を通報しない状態を示す警備解除状態を設定することにより、操作者ごとに操作パネルなどを操作することなく、警備状態を設定する警備対象領域を設定することができ、操作者の活動範囲において操作者を検知しても警報情報が送信されることがないため、誤報の発生を防止することができるという効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、警備状態設定手段は、さらに警備対象領域に警備状態を設定した後に、他の操作者が帰宅して警備対象領域に警備状態を設定する場合には、既に設定されている警備対象領域と新たに設定する警備対象領域において一致する警備対象領域のみに警備状態を設定し、一致しない警備対象領域には警備解除状態を設定することにより、複数の操作者が次々と帰宅した場合であっても総ての操作者の活動範囲に警備解除状態を設定するため、操作者を検知した場合でも警報情報が送信されることはなく、誤報の発生を防止することができるという効果を奏する。
また、請求項5にかかる発明によれば、警備状態入力手段によって、警備対象領域に対して警備状態または警備解除状態の入力を受付け、警備状態設定手段は、さらに警備状態入力手段によって入力された警備対象領域に対する警備状態または警備解除状態の設定について、操作者識別情報に対応する警備領域記憶手段に記憶された警備領域情報に基づいて設定される警備状態または警備解除状態の設定より優先することにより、操作者が帰宅した際の状況に即した警備状態の設定を行うことができるため、操作者に煩雑な操作を要求せず利便性が高まるという効果を奏する。
また、請求項6にかかる発明によれば、利用者識別情報取得ステップによって、利用者を識別する利用者識別情報を記憶した携帯型情報記憶媒体から利用者識別情報を取得し、操作者判定ステップによって、識別情報取得ステップによって取得された利用者識別情報が、操作者識別情報記憶手段に記憶されている操作者識別情報と一致するか否かを判定し、警備状態設定ステップによって、前記操作者判定ステップによって判定された前記操作者識別情報に対応する前記警備対象領域を前記警備領域記憶手段から取得し、取得された前記警備対象領域に対して前記警備対象領域において異常を検知した場合に前記監視センタに前記警報情報を通報、もしくは監視領域にいる者に異常を検知したことを通知する状態を示す警備状態を設定し、前記警備対象領域以外の領域には前記警備対象領域において異常を検知した場合に前記警報情報を通報しない、もしくは異常を検知したことの通知をしない状態を示す警備解除状態を設定することにより、複雑な操作を行わずに警備対象領域ごとの警備状態の設定が行えるため、どのような利用者でも簡単な操作で警備状態の切替え行うことができ、誤報の発生を削減することができるという効果を奏する。
また、請求項7にかかる発明によれば、利用者識別情報取得ステップによって、利用者を識別する利用者識別情報を記憶した携帯型情報記憶媒体から非接触によって利用者識別情報を取得し、操作者判定ステップによって、識別情報取得ステップによって取得された利用者識別情報が、識別情報記憶手段に記憶されている操作者識別情報と一致するか否かを判定し、警備モード切替ステップによって、操作者判定ステップによって利用者識別情報と操作者識別情報が一致すると判定された場合に、不在時に異常を検知した場合に監視センタに警報情報を通報する状態を示す外出警備モードから、在宅時に異常を検知した場合に警報情報を監視センタに通報する、もしくは在宅者に異常を検知したことの通知を可能にする状態を示す在宅警備モードに切替えることにより、操作者は操作パネルを操作することなく、例えばICタグなどのような携帯型情報記憶媒体をICタグリーダ等の通信可能範囲に持ち込むだけで外出警備モードから在宅警備モードへの切替えを行うことができるため、操作者に煩雑な操作を要求することなく、利便性が高まるという効果を奏する。
また、請求項8にかかる発明によれば、請求項6または請求項7に記載された警備方法をコンピュータに実行させることにより、操作者は操作パネルを操作することなく、例えばICタグなどの携帯型情報記憶媒体をICタグリーダ等の通信可能範囲に持ち込むだけで外出警備モードから在宅警備モードへの切替えを行うことができるため、操作者に煩雑な操作を要求することなく、利便性が高まるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる警備装置、警備方法、警備プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
本実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態にかかる警備装置警備方法、警備プログラムは、ICタグから読取った利用者識別情報と操作者識別情報とを照合することによって外出警備モードから在宅警備モードへ切替えを行うとともに、操作者識別情報に対応して登録されている警備対象領域に警備状態情報を設定するものである。また、操作者によって入力された警備対象領域に対する警備状態情報を優先して設定するものである。
まず、本発明が適用される監視システムの構成例について説明する。図1は、本実施の形態にかかる監視システムの構成を示すブロック図である。警備装置100と、ICタグ200と、監視センタ300とから構成されており、警備装置100と監視センタ300とは電話回線、無線ネットワーク、インターネットなどのネットワーク400を介して接続されている。
本実施の形態にかかる監視センタ300は、警備装置100から送信された警報情報を受信することによって、警備装置100が設定されている警備区域を監視するものである。
本実施の形態にかかるICタグ200は、ICタグ固有の情報、本実施の形態ではICタグを所持する利用者を識別する利用者識別情報が記憶されている。利用者は、利用者ごとにICタグ200を所持している。ICタグ200は、本発明における携帯型情報記録媒体を構成する。なお、本実施の形態では、携帯型情報記憶媒体の例としてICタグをあげる。この携帯型情報記憶媒体は、他に、磁気カード、暗証番号、生体認証、FeliCaカード、FeliCa搭載携帯電話などであってもよい。
本実施の形態であげる、ICタグ、ICタグリーダとは、RFID(Radio Frequency IDentification)技術を構成する要素である。RFID技術とは、内部に電子的な情報を持つタグ(ICタグ)が、読取装置(ICタグリーダ)と電波でやり取りをすることで、タグに記録している情報を識別する仕組みである。
ICタグ200は、主にデータを格納するためのICチップと無線を拾うためのアンテナから構成されている。電池が不要であるが通信距離が短いパッシブ方式のタグを用いても、電池が必要であるが数メートル単位の通信距離を制御できるアクティブ方式のタグを用いてもよい。
本実施の形態にかかる警備装置100は、ICタグリーダ101と、操作者判定部102と、警備モード切替部103と、警備状態設定部104と、操作者情報記憶部105と、警備モード記憶部106と、警備状態記憶部107と、警報送信部108と、異常検知部109と、警備状態入力部110と、センサ111と、在宅警備情報データベース1000とから構成されている。
ICタグリーダ101は、通信距離内に存在するICタグ200を認識し、非接触でICタグ200に記憶されている情報、すなわち本実施の形態においては利用者識別情報を読取るものである。ICタグリーダ101は、本発明における利用者識別情報取得手段を構成している。なお、ICタグリーダ101は、アンチコリジョン機能を実装したものを用いてもよい。アンチコリジョン機能とは、情報が衝突することなく複数のICタグに記憶されている情報を一度に識別する機能をいう。かかる機能を用いることにより、同時に家人が帰宅した場合でも一度に利用者識別情報を取得することができる。
操作者判定部102は、ICタグリーダ101によって取得された利用者識別情報と後述する在宅警備情報データベース1000に記憶されている操作者識別情報とを照合して、ICタグ200を所持している利用者が警備装置100を操作することができるものであるか否かを判定するものである。
警備モード切替部103は、操作者判定部102によってICタグ200を所持している者が警備装置100を操作できるものであると判定された場合で、かつ、後述する警備モード記憶部106に記憶されている警備モードが外出警備モードである場合には、外出警備モードから在宅警備モードへの切替えを行うものである。また、切替えられた警備モードは、警備モード記憶部106に記憶する。
ここで、外出警備モードとは、家人が外出して警備区域内に誰もいない場合に設定する警備モードであり、警備区域内に設置されている後述するセンサ111が異常を検知した場合には、警報情報を監視センタ300に送信するものである。
一方、在宅警備モードとは、家人が帰宅して警備区域内に家人が存在する場合に設定する警備モードである。在宅警備モードは、家人が既に帰宅していることから、警備区域内の総ての領域についてセンサ111が異常を検知した場合に警報情報を監視センタ300に送信するものではなく、警備区域をさらに細かく区分した警備対象領域において警備状態が設定され、センサ111が異常を検知した場合に監視センタ300に警報情報を送信するモードである。
また、在宅警備モードにおける警備状態とは、センサ111が異常を検知した場合に監視センタ300に警報情報を送信する状態をいい、警備解除状態とは、センサ111が異常を検知しても監視センタ300に警報情報を送信しない状態をいう。
ここで、警備対象領域とは、例えば、居間、和室などの各部屋や各部屋を結ぶ廊下などのセンサが設置されて異常を検知することができる領域をいう。
なお、在宅警備モードにおける警備状態は、センサ111が異常を検知した場合には警備装置100から警告音を出し在宅者に知らせる状態とし、警備解除状態は、センサ111が異常を検知しても、警備装置100から警告音を出さない状態としてもよい。
警備解除モードとは、警備区域内のいずれのセンサ111が異常を検知しても、監視センタ300に警報情報を送信しない状態をいう。なお、外出警備モード、在宅警備モードおよび警備解除モードは、図示しない操作パネルからなる警備モード設定部などを操作者が操作することによって切替えることができる。
在宅警備情報データベース1000は、警備装置を操作する操作者ごとに警備状態を設定する警備対象領域を示す警備領域情報を規定する。図2は、在宅警備情報データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。在宅警備情報データベース1000は、操作者識別情報と、警備領域情報とを対応付けて記憶している。在宅警備情報データベース1000は、本発明における操作者識別情報記憶手段、および、警備領域記憶手段を構成するものである。
ここで、警備領域情報とは、操作者ごとに記憶された警備状態を設定する警備対象領域をいい、例えば、図2において操作者識別情報“0001”に対応する警備領域情報は、“勝手口、玄関、浴室、和室”である。
警備状態設定部104は、操作者判定部102によってICタグリーダ101で取得された利用者識別情報が在宅警備情報データベース1000に記憶されている操作者識別情報であると判断された場合に、在宅警備情報データベース1000から当該操作者識別情報に対応する警備領域情報を取得するものである。さらに、在宅警備情報データベース1000から取得した警備領域情報に対応する警備対象領域について警備状態情報を“警備状態”として後述する警備状態記憶部107に格納するものである。ここで、警備状態情報とは、警備対象領域ごとに設定される警備状態または警備解除状態を総称した情報をいう。
操作者情報記憶部105は、操作者判定部102によってICタグリーダ101で取得された利用者識別情報が操作者識別情報であると判断された場合に、操作者を示す操作者識別情報を記憶するものである。警備モード記憶部106は、現在の警備モードを記憶するものである。具体的には、外出警備モード、在宅警備モード、警備解除モードが記憶される。
警備状態記憶部107は、警備状態設定部104によって設定された警備対象領域ごとの警備状態情報および設定種別情報を記憶するものである。図3は、警備状態記憶部が記憶している警備状態情報のデータ構成の一例を示す説明図である。例えば、警備領域情報“玄関”には、警備状態情報として“警備状態”が記憶されている。これによって、在宅警備モードの場合において、玄関に設置されているセンサが異常を検知した場合には監視センタ300に警報情報を送信することになる。
警報送信部108は、警備モード記憶部106に記憶されている警備モードが在宅警備モードであり、かつ、警備状態記憶部107に記憶されている“警備状態”が設定されている警備対象領域において異常検知部109が異常を検知した場合に、監視センタ300に警報情報を送信するものである。また、警備モード記憶部106に記憶されている警備モードが外出警備モードであり、かつ、異常検知部109が異常を検知した場合にも、警報情報を監視センタ300に送信する。
異常検知部109は、センサ111が検知した信号の入力を受付け、監視領域内での異常を検知するものである。警備状態入力部110は、警備対象領域に対する警備状態情報の入力を受付けるものである。
センサ111は、人感センサであり、例えば、赤外線の受光量の変化をもとに人を検知する赤外線センサ、赤外線などが遮られることで人を検知する遮断センサ、電磁波の乱れで人を検知する気配センサ、およびマグネットにより扉の開閉を検知するマグネットセンサなどの警備対象領域の異常を検知する各種センサである。
次に、以上のように構成されている警備装置による警備モード設定処理について説明する。図4−1、図4−2、図4−3は、ICタグリーダ、操作者判定部、警備状態切替部、警備状態設定部が行う警備モード設定処理手順を示すフローチャートである。
まず、ICタグリーダ101は、利用者識別情報の入力を受付けたか否かを判断する(ステップS4001)。具体的には、家人がICタグ200を所持して帰宅し、ICタグリーダ101の通信距離以内に入った場合に、ICタグ200に記憶されている利用者識別情報をICタグリーダ101が受信することとなる。
操作者判定部102は、在宅警備情報データベース1000から操作者識別情報を取得する(ステップS4002)。操作者判定部102は、ICタグリーダ101が取得した利用者識別情報と在宅警備情報データベース1000から取得した操作者識別情報が一致するか否かを判断する(ステップS4003)。
ICタグリーダ101が取得した利用者識別情報と在宅警備情報データベース1000から取得した操作者識別情報が一致しないと判断した場合には(ステップS4003:No)、処理を終了する。ICタグリーダ101が取得した利用者識別情報と在宅警備情報データベース1000から取得した操作者識別情報が一致したと判断した場合には(ステップS4003:Yes)、警備モード切替部103は警備モード記憶部106から現在の警備モードを取得する(ステップS4004)。
警備モード切替部103は、現在の警備モードが外出警備モードか否かを判断する(ステップS4005)。現在の警備モードが外出警備モードであると判断した場合には(ステップS4005:Yes)、警備モード切替部103は警備モードを外出警備モードから在宅警備モードに切替え(ステップS4006)、警備モード記憶部106に在宅警備モードを格納する(ステップS4007)。
警備状態設定部104は、ICタグリーダ101によって取得された操作者識別情報に対応する警備領域情報を在宅警備情報データベース1000から取得する(ステップS4008)。例えば、図3を参照して説明すると、操作者識別情報が“0001”の家人の場合、警備状態を設定するのは、“勝手口、玄関、浴室、和室”の4箇所となる。
警備状態設定部104は、総ての警備対象領域に警備解除状態を設定する(ステップS4009)。次に、警備状態設定部104は、取得された警備領域情報、すなわち警備対象領域に対して警備状態を設定し、総ての警備対象領域に対する警備状態情報と設定種別情報を警備状態記憶部107に格納する(ステップS4010)。上述の例では、“勝手口、玄関、浴室、和室”の4箇所に警備状態情報として“警備状態”が設定される。警備状態設定部104は、操作者情報記憶部105に操作者識別情報を格納する(ステップS4011)。
このように、家人は警備装置100に対して操作パネルなどを操作することなく、警備モードの設定を行うことができ、警備を行う領域と警備を行わない領域を設定することができるため、警備モードの設定忘れを防止することができるとともに、家人ごとの活動範囲に合わせた警備状態の設定ができ、誤報の発生を防止することができる。
ステップS4005において、現在の警備モードが外出警備モードであると判断した場合には(ステップS4005:Yes)、警備モード切替部103は現在の警備モードが在宅警備モードであるか否かを判断する(ステップS4012)。警備モード切替部103は現在の警備モードが在宅警備モードでないと判断した場合には(ステップS4012:No)、すなわち現在の警備モードが警備解除モードである場合には処理を終了する。
現在の警備モードが在宅警備モードであると判断した場合には(ステップS4012:Yes)、警備モード切替部103は操作者情報記憶部105から操作者識別情報を取得する(ステップS4013)。警備モード切替部103は、取得された操作者識別情報と操作者情報記憶部105に格納されている操作者識別情報が一致するか否かを判断する(ステップS4014)。
取得された操作者識別情報と操作者情報記憶部105に格納されている操作者識別情報が一致しないと判断した場合(ステップS4014:No)、すなわち他の家人が帰宅した場合は、警備状態設定部104は操作者識別情報に対応する警備領域情報を在宅警備情報データベース1000から取得する(ステップS4015)。さらに、警備状態記憶部107から警備対象領域ごとの警備状態情報および設定種別情報を取得する(ステップS4016)。
警備状態設定部104は、設定種別情報が“自動”で、かつ、“警備状態”が設定されている警備対象領域と操作者識別情報に対応する警備領域情報に含まれる警備対象領域とにおいて一致しない警備対象領域に、“警備解除情報”を設定し、警備状態記憶部107に格納する(ステップS4017)。警備状態設定部104は、操作者情報記憶部105に操作者識別情報を格納する(ステップS4018)。
このように、家人ごとに警備状態を設定する警備対象領域が異なっていたとしても、在宅している家人が活動する警備対象領域には警備状態が設定されないので、帰宅した家人は特に警備装置を操作することなく通常の活動を行うことができる。また、通常の活動範囲には警備状態が設定されていないため、家人を検知しても誤報が送信されることはなく、誤報の発生を防止することができる。
ステップS4014において、取得された操作者識別情報と操作者情報記憶部105に格納されている操作者識別情報が一致すると判断した場合には(ステップS4014:Yes)、警備状態設定部104は総ての警備対象領域に対して“警備解除状態”を設定し、警備状態記憶部107に格納する(ステップS4019)。警備状態設定部104は、操作者情報記憶部105に操作者識別情報を格納する(ステップS4020)。
このように、操作者がICタグに記憶されている操作者識別情報を2度取得させることによって、簡易な操作で総ての警備対象領域についての“警備状態”を解除することができ、誤報の発生を防止することができる。
次に、警備装置100による警備状態入力処理について説明する。図5は、警備状態入力部、警備状態設定部が行う警備状態入力処理手順を示すフローチャートである。
まず、警備状態入力部110は、警備対象領域ごとの警備状態情報の入力を受付ける(ステップS5001)。例えば、操作パネルなどから警備対象領域“キッチン”に対する警備状態情報として“警備状態”を入力する。警備状態設定部104は、警備状態記憶部107に入力された警備対象領域に対する警備状態情報、設定種別を格納する(ステップS5002)。具体的には、警備状態記憶部107に警備対象情報として“キッチン”、警備状態情報として“警備状態”、設定種別として“入力”が格納される。なお、警備状態情報として“警備解除状態”が入力された場合にでも、警備状態記憶部107に警備対象情報として“キッチン”、警備状態情報として“警備解除状態”、設定種別として“入力”が格納される。
これにより、警備対象領域に対する警備状態情報をどのような方法で設定したかが判別できるため、操作者が自ら入力した警備状態情報をICタグから操作者識別情報を取得して自動的に設定した警備状態情報より優先させて保持することができ、ICタグを用いた設定のみでなく、そのときの状況に合わせた設定を行うことができる。
次に、具体的な例を用いて説明する。図6は、警備区域において外出警備モードでの警備対象領域の警備状態の一例を示す説明図である。外出警備モードが設定されている場合では、警備区域内に家人が存在しないため、総ての警備対象領域が警備状態、すなわちどのセンサが異常を検知しても監視センタに警報情報が送信されることになる。
まず、第1の具体例では、操作者識別情報“0001”の家人が帰宅した場合を考える。家人は利用者識別情報“0001”が記憶されたICタグを所持しているため、ICタグリーダ101は家人が所持するICタグの利用者識別情報の入力を受付ける(ステップS4001)。在宅警備情報データベース1000から操作者識別情報を取得し(ステップS4002)、利用者識別情報と一致するか否かを判断する(ステップS4003)。利用者識別情報“0001”と操作者識別情報“0001”が一致すると判断される(ステップS4003:Yes)。
次に、警備モード記憶部106から警備モードを取得し(ステップS4004)、現在の警備モードは外出警備モードであると判断し(ステップS4005:Yes)、警備モードを外出警備モードから在宅警備モードに切替え(ステップS4006)、警備モード記憶部106に在宅警備モードを格納する(ステップS4007)。
さらに、在宅警備情報データベース1000から操作者識別情報“0001”に対応する警備領域情報を取得する(ステップS4008)。具体的には、警備領域情報として“勝手口、玄関、浴室、和室”の警備対象領域が取得される。まず、総ての警備対象領域に対して警備状態情報として“警備解除情報”を設定し(ステップS4009)、次に警備領域情報として取得された警備対象領域に警備状態情報として“警備状態”を設定し、設定された警備対象領域ごとの警備状態情報を警備状態記憶部107に格納する(ステップS4010)。操作者識別情報“0001”を操作者情報記憶部105に格納する(ステップS4011)。
図7は、在宅警備モードにおいて、警備状態情報として“警備状態”が設定されている警備対象領域と警備状態情報として“警備解除状態”が設定されている警備対象領域の一例を示す説明図である。上述のように、操作者識別情報“0001”の警備領域情報として設定されていた“勝手口、玄関、浴室、和室”は“警備状態”であり、他の警備対象領域は“警備解除状態”が設定されている。
第2の具体例として、利用者識別情報“0002”のICタグを所持している家人が帰宅した場合の処理について説明する。家人は利用者識別情報“0002”が記憶されたICタグを所持しているため、ICタグリーダ101は家人が所持するICタグの利用者識別情報の入力を受付ける(ステップS4001)。在宅警備情報データベース1000から操作者識別情報を取得し(ステップS4002)、利用者識別情報と一致するか否かを判断する(ステップS4003)。利用者識別情報“0002”と操作者識別情報“0002”が一致すると判断される(ステップS4003:Yes)。
警備モード記憶部106から警備モードを取得し(ステップS4004)、現在の警備モードは外出警備モードでないと判断する(ステップS4005:No)。さらに、現在の警備モードは在宅警備モードであると判断する(ステップS4012:Yes)。これにより、利用者識別情報“0002”のICタグを所持している家人の前に、他の家人が帰宅していることが判断できる。
操作者情報記憶部105から操作者識別情報を取得し(ステップS4013)、ICタグリーダ101から取得された操作者識別情報“0002”と操作者情報記憶部105から取得された操作者識別情報“0001”とが一致しないと判断する(ステップS4014:No)。在宅警備情報データベース1000から操作者識別情報“0002”に対応する警備領域情報を取得する(ステップS4015)。この場合は、警備領域情報として記憶されている“勝手口、玄関、浴室”が取得される。
警備状態記憶部107から現在の警備対象領域ごとの警備状態情報および設定状態情報を取得する(ステップS4016)。具体的には、“勝手口”、“玄関”、“浴室”、“和室”は“警備状態”であり、他の警備対象領域は“警備解除状態”が取得される。また、設定種別情報は、総て“自動”が取得される。設定種別情報が“自動”で、かつ、操作者識別情報“0002”に対応する警備領域情報に設定されている警備対象領域と現在“警備状態”が設定されている警備対象領域とにおいて一致しない警備対象領域に“警備解除状態”を設定し、設定された警備状態情報を警備状態記憶部107に格納する(ステップS4017)。具体的には、設定種別情報が“自動”で、かつ、一致しない警備対象領域は“和室”であるため、“和室”の警備状態情報に“警備解除状態”を設定し、警備状態記憶部107に格納する。
図8は、在宅警備モードにおいて、警備状態情報として“警備状態”が設定されている警備対象領域と警備状態情報として“警備解除状態”が設定されている警備対象領域の一例を示す説明図である。上述のように、警備状態記憶部107に記憶されている“警備状態”である警備対象領域と操作者識別情報“0002”の警備領域情報として設定されていた警備対象領域で一致する警備対象領域である“勝手口、玄関、浴室”は“警備状態”であり、一致しない警備対象領域である“和室”は“警備解除状態”が設定されている。
これにより、例えば、操作者識別情報“0001”が子供であって和室を出入することがなく操作者識別情報“0001”が帰宅して在宅警備モードが設定された場合に“和室”には“警備状態”が設定される。その後、和室を自分の部屋としているお年寄りである操作者識別情報“0002”の家人が帰宅した際には、双方が活動する範囲である“勝手口、玄関、浴室、和室”は“警備解除状態”が設定されることになる。よって、誤報の発生を防止できるとともに、活動範囲以外の領域については“警備状態”が設定されているため、侵入者に対する警備が可能である。
さらに、第3の具体例として、既に帰宅している家人が再度利用者識別情報を取得された場合の処理について説明する。家人は利用者識別情報“0001”が記憶されたICタグを所持して再度通信距離以内に入った場合、ICタグリーダ101は家人が所持するICタグの利用者識別情報の入力を受付ける(ステップS4001)。在宅警備情報データベース1000から操作者識別情報を取得し(ステップS4002)、利用者識別情報と一致するか否かを判断する(ステップS4003)。利用者識別情報“0001”と操作者識別情報“0001”が一致すると判断される(ステップS4003:Yes)。次に、警備モード記憶部106から警備モードを取得し(ステップS4004)、現在の警備モードは外出警備モードでないと判断する(ステップS4005:No)。さらに、現在の警備モードは在宅警備モードであると判断する(ステップS4012:Yes)。
操作者情報記憶部105から操作者識別情報を取得し(ステップS4013)、ICタグリーダ101から取得された操作者識別情報“0001”と操作者情報記憶部105から取得された操作者識別情報“0001”とが一致すると判断する(ステップS4014:Yes)。すなわち、取得した操作者識別情報が既に取得された操作者識別情報であると判断できる。総ての警備対象領域に対して“警備解除状態”を設定し、警備状態記憶部107に警備状態情報を格納する(ステップS4019)。操作者情報記憶部105に操作者識別情報“0001”を格納する(ステップS4020)。
図9は、在宅警備モードにおいて、総ての警備対象領域に警備状態情報として“警備解除状態”が設定した例を示す説明図である。上述のように、利用者識別情報を再度取得することにより、総ての警備対象領域に警備状態情報として“警備解除状態”を設定している。このように、簡単な操作で警備解除できるため、誤報の発生を防止できる。
最後に、第4の具体例として、家人が操作パネルなどから警備対象領域に対する警備状態情報を入力した場合の処理について説明する。まず、操作者識別情報“0001”の家人が帰宅し、ICタグリーダ101によって操作者識別情報が取得されると、上述の図7で示すように警備状態が設定される。次に操作者が警備対象領域に対してさらに、警備状態情報を入力すると、入力した警備対象領域に対する警備状態情報の入力を受付ける(ステップS5001)。具体的には、警備対象領域“キッチン”に対する警備状態情報として“警備状態”の入力を受付ける。次に、入力された警備対象領域“キッチン”、警備状態情報“警備状態”、設定種別“入力”を警備状態記憶部107に格納する(ステップS5002)。
次に、操作者識別情報“0002”の家人が帰宅すると、家人は利用者識別情報“0002”が記憶されたICタグを所持し、ICタグリーダ101は家人が所持するICタグの利用者識別情報の入力を受付ける(ステップS4001)。在宅警備情報データベース1000から操作者識別情報を取得し(ステップS4002)、利用者識別情報と一致するか否かを判断する(ステップS4003)。利用者識別情報“0002”と操作者識別情報“0002”が一致すると判断される(ステップS4003:Yes)。
警備モード記憶部106から警備モードを取得し(ステップS4004)、現在の警備モードは外出警備モードでないと判断する(ステップS4005:No)。さらに、現在の警備モードは在宅警備モードであると判断する(ステップS4012:Yes)。操作者情報記憶部105から操作者識別情報を取得し(ステップS4013)、ICタグリーダ101から取得された操作者識別情報“0002”と操作者情報記憶部105から取得された操作者識別情報“0001”とが一致しないと判断する(ステップS4014:No)。在宅警備情報データベース1000から操作者識別情報“0002”に対応する警備領域情報を取得する(ステップS4015)。この場合は、警備領域情報として記憶されている“勝手口、玄関、浴室”が取得される。
警備状態記憶部107から現在の警備対象領域ごとの警備状態情報および設定種別情報を取得する(ステップS4016)。具体的には、図3に示すように、警備対象領域“勝手口”、“玄関”、“浴室”、“和室”は警備状態情報が“警備状態”、設定種別情報が“自動”であり、警備対象領域“キッチン”は警備状態情報が“警備状態”、設定種別情報が“入力”である。また、他の警備対象領域は警備状態情報が“警備解除状態”、設定種別情報が“自動”である。
設定種別情報が“自動”であり、かつ、操作者識別情報“0002”に対応する警備領域情報に設定されている警備対象領域と現在“警備状態”が設定されている警備対象領域とにおいて一致しない警備対象領域に“警備解除状態”を設定し、設定された警備状態情報を警備状態記憶部107に格納する(ステップS4017)。具体的には、共通しない警備対象領域は“和室”であるため、“和室”の警備状態情報は“警備解除状態”を設定し、警備状態記憶部107に格納する。
図10は、在宅警備モードにおいて、警備状態情報として“警備状態”が設定されている警備対象領域と警備状態情報として“警備解除状態”が設定されている警備対象領域の一例を示す説明図である。上述のように、入力によって警備状態情報を“警備状態”と入力された警備対象領域“キッチン”は、在宅警備情報データベース1000で操作者識別情報“0002”の警備状態を設定する警備対象領域として格納されていない場合であっても、優先され“警備状態”が設定されている。
これにより、例えば、操作者識別情報“0001”が“キッチン”を警備したい場合には、他の家人が帰宅した場合でも、入力した設定が優先され、入力した警備対象領域での侵入者に対する警備が可能である。
なお、本実施の形態の警備装置で実行される警備プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施の形態の警備装置で実行される警備プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態の警備装置で実行される警備プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施の形態の警備装置で実行される警備プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
本実施の形態の警備装置で実行される警備プログラムは、上述した各部(操作者判定部、警備モード切替部、警備状態設定部、警備状態入力部など)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROM等から警備プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、操作者判定部、警備モード切替部、警備状態設定部、警備状態入力部などが主記憶装置上に生成されるようになっている。
本実施の形態にかかる監視システムの構成を示すブロック図である。 在宅警備情報データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 警備状態記憶部が記憶している警備対象領域情報、警備状態情報および設定種別情報のデータ構成の一例を示す説明図である。 ICタグリーダ、操作者判定部、警備モード切替部、警備状態設定部、が行う警備モード設定処理手順を示すフローチャートである。 ICタグリーダ、操作者判定部、警備モード切替部、警備状態設定部、が行う警備モード設定処理手順を示すフローチャートである。 ICタグリーダ、操作者判定部、警備モード切替部、警備状態設定部、が行う警備モード設定処理手順を示すフローチャートである。 警備状態入力部、警備状態設定部が行う警備状態入力処理手順を示すフローチャートである。 警備区域において外出警備モードでの警備対象領域の警備状態の一例を示す説明図である。 在宅警備モードにおいて、警備状態情報として“警備状態”が設定されている警備対象領域と警備状態情報として“警備解除状態”が設定されている警備対象領域の一例を示す説明図である。 在宅警備モードにおいて、警備状態情報として“警備状態”が設定されている警備対象領域と警備状態情報として“警備解除状態”が設定されている警備対象領域の一例を示す説明図である。 在宅警備モードにおいて、総ての警備対象領域に警備状態情報として“警備解除状態”が設定した例を示す説明図である。 在宅警備モードにおいて、警備状態情報として“警備状態”が設定されている警備対象領域と警備状態情報として“警備解除状態”が設定されている警備対象領域の一例を示す説明図である。
符号の説明
10 監視システム
100 警備装置
101 ICタグリーダ
102 操作者判定部
103 警備モード切替部
104 警備状態設定部
105 操作者情報記憶部
106 警備モード記憶部
107 警備状態記憶部
108 警報送信部
109 異常検知部
110 警備状態入力部
200 ICタグ
300 監視センタ
400 ネットワーク

Claims (8)

  1. 監視領域における異常を検知した場合に異常を検知した旨を示す警報情報をネットワークに接続された監視センタに送信する警備装置において、
    前記警備装置を操作する操作者を識別する操作者識別情報を記憶する操作者識別情報記憶手段と、
    前記操作者識別情報と、異常を検知した場合に前記監視センタに前記警報情報を通報する対象となる領域である警備対象領域を示す警備領域情報とを対応付けて記憶する警備領域記憶手段と、
    利用者を識別する利用者識別情報を記憶した携帯型情報記憶媒体から前記利用者識別情報を取得する利用者識別情報取得手段と、
    前記利用者識別情報取得手段によって取得された前記利用者識別情報が、前記操作者識別情報記憶手段に記憶されている前記操作者識別情報と一致するか否かを判定する操作者判定手段と、
    前記操作者判定手段によって判定された前記操作者識別情報に対応する前記警備対象領域を前記警備領域記憶手段から取得し、取得された前記警備対象領域に対して前記警備対象領域において異常を検知した場合に前記監視センタに前記警報情報を通報、もしくは監視領域にいる者に異常を検知したことを通知する状態を示す警備状態を設定し、前記警備対象領域以外の領域には前記警備対象領域において異常を検知した場合に前記警報情報を通報しない、もしくは異常を検知したことの通知をしない状態を示す警備解除状態を設定する警備状態設定手段と、
    を備えることを特徴とする警備装置。
  2. 監視領域における異常を検知した場合に異常を検知した旨を示す警報情報をネットワークに接続された監視センタに送信する警備装置において、
    前記警備装置を操作する操作者を識別する操作者識別情報を記憶する操作者識別情報記憶手段と、
    利用者を識別する利用者識別情報を記憶した携帯型情報記憶媒体から前記利用者識別情報を取得する利用者識別情報取得手段と、
    前記利用者識別情報取得手段によって取得された前記利用者識別情報が、前記操作者識別情報記憶手段に記憶されている前記操作者識別情報と一致するか否かを判定する操作者判定手段と、
    前記操作者判定手段によって前記利用者識別情報と前記操作者識別情報が一致すると判定された場合に、不在時において異常を検知した場合に前記監視センタに前記警報情報を通報する状態を示す外出警備モードから、在宅時において異常を検知した場合に前記警報情報の前記監視センタへの通報、もしくは在宅者に異常を検知したことの通知を可能にする状態を示す在宅警備モードに切替える警備モード切替手段と、
    を備えることを特徴とする警備装置。
  3. 前記操作者識別情報と、前記在宅警備モードにおいて異常を検知した場合に前記監視センタに前記警報情報を通報、もしくは監視領域にいる者に異常を検知したことを通知する対象となる領域である警備対象領域を示す警備領域情報とを対応付けて記憶する警備領域記憶手段と、
    前記警備モード切替手段によって前記在宅警備モードに切替えられた場合に、前記操作者判定手段によって判定された前記操作者識別情報に対応する前記警備対象領域を前記警備領域記憶手段から取得し、取得された前記警備対象領域に対して前記警備対象領域において異常を検知した場合に前記監視センタに前記警報情報を通報、もしくは監視領域にいる者に異常を検知したことを通知する状態を示す警備状態を設定し、前記警備対象領域以外の領域には前記警備対象領域において異常を検知した場合に前記警報情報を通報しない状態を示す警備解除状態を設定する警備状態設定手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の警備装置。
  4. 前記警備状態設定手段は、さらに前記警備対象領域に前記警備状態を設定した後に、他の操作者が帰宅して前記警備対象領域に前記警備状態を設定する場合には、既に設定されている前記警備対象領域と新たに設定する前記警備対象領域において一致する前記警備対象領域のみに前記警備状態を設定し、一致しない前記警備対象領域には前記警備解除状態を設定すること、を特徴とする請求項2または請求項3に記載の警備装置。
  5. 前記警備対象領域に対して前記警備状態または前記警備解除状態の入力を受付ける警備状態入力手段、をさらに備え、
    前記警備状態設定手段は、さらに前記警備状態入力手段によって入力された前記警備対象領域に対する前記警備状態または前記警備解除状態の設定について、前記操作者識別情報に対応する前記警備領域記憶手段に記憶された前記警備領域情報に基づいて設定される前記警備状態または前記警備解除状態の設定より優先すること、を特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の警備装置。
  6. 監視領域における異常を検知した場合に異常を検知した旨を示す警報情報をネットワークに接続された監視センタに送信する警備方法において、
    前記警備装置を操作する操作者を識別する操作者識別情報を記憶する操作者識別情報記憶手段と、
    前記操作者識別情報と、異常を検知した場合に前記監視センタに前記警報情報を通報する対象となる領域である警備対象領域を示す警備領域情報とを対応付けて記憶する警備領域記憶手段と、を備え、
    利用者を識別する利用者識別情報を記憶した携帯型情報記憶媒体から前記利用者識別情報を取得する利用者識別情報取得ステップと、
    前記識別情報取得ステップによって取得された前記利用者識別情報が、前記操作者識別情報記憶手段に記憶されている前記操作者識別情報と一致するか否かを判定する操作者判定ステップと、
    前記操作者判定ステップによって判定された前記操作者識別情報に対応する前記警備対象領域を前記警備領域記憶手段から取得し、取得された前記警備対象領域に対して前記警備対象領域において異常を検知した場合に前記監視センタに前記警報情報を通報、もしくは監視領域にいる者に異常を検知したことを通知する状態を示す警備状態を設定し、前記警備対象領域以外の領域には前記警備対象領域において異常を検知した場合に前記警報情報を通報しない、もしくは異常を検知したことの通知をしない状態を示す警備解除状態を設定する警備状態設定ステップと、
    を有することを特徴とする警備方法。
  7. 監視領域における異常を検知した場合に異常を検知した旨を示す警報情報をネットワークに接続された監視センタに送信する警備方法において、
    前記警備装置を操作する操作者を識別する操作者識別情報を記憶する操作者識別情報記憶手段、を備え、
    利用者を識別する利用者識別情報を記憶した携帯型情報記憶媒体から非接触によって前記利用者識別情報を取得する利用者識別情報取得ステップと、
    前記識別情報取得ステップによって取得された前記利用者識別情報が、前記識別情報記憶手段に記憶されている前記操作者識別情報と一致するか否かを判定する操作者判定ステップと、
    前記操作者判定ステップによって前記利用者識別情報と前記操作者識別情報が一致すると判定された場合に、不在時に異常を検知した場合に前記監視センタに前記警報情報を通報する状態を示す外出警備モードから、在宅時に異常を検知した場合に前記警報情報を前記監視センタに通報、もしくは在宅者に異常を検知したことの通知を可能にする状態を示す在宅警備モードに切替える警備モード切替ステップと、
    を有することを特徴とする警備方法。
  8. 請求項6または請求項7に記載された警備方法をコンピュータに実行させることを特徴とする警備プログラム。
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