JP2006283296A - 入退室管理システム、入退室管理方法、および入退室管理プログラム - Google Patents

入退室管理システム、入退室管理方法、および入退室管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ホテルや旅館等で、部屋のドアにオートロック機能を採用すると安全性が高まるが、外出時に室内にルームキーを置き忘れた宿泊客が従業員に助けを求めるケースがあり、ホテルや旅館は対応に苦慮している。
【解決手段】 部屋の室外側に設置された壁面リーダ3が、入室が許可された部屋を示す部屋情報を記憶する無線ICタグ7が記憶している部屋情報を読み出す。ドア状態検出部9が、ドアが開状態であるか、または閉状態であるかを検出する。制御部9は、ドア状態検出部9の検出結果と、ドア側リーダ2が読み出した部屋情報とに応じて、部屋の鍵を開錠するのか、または施錠するのかを判断し、キー操作部10に部屋の鍵を開錠または施錠させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ルームキーに付された無線ICタグなどの記憶手段を利用して入退室を管理する入退室管理システム、入退室管理方法、および入退室管理プログラムに関する。
盗難などの犯罪が増加する一方で検挙率が低下している。また、犯罪の対象は物だけではなく人にも及び、犯罪は、凶悪化、巧妙化している。ホテルや旅館においても状況は同様であり、ホテルや旅館の経営者、および利用者自身が安全を確保する時代になりつつある。
最近では、ホテルや旅館で、客室のドアの開閉にカード型のルームキーが採用されたり、ドアが閉じられると施錠するオートロック機能が採用されたりすることが多くなっている。オートロック機能の採用によって安全性が高まる反面、外出時に客室内にルームキーを置き忘れた宿泊客が、従業員に助けを求めるケースがあり、ホテルや旅館は対応に苦慮し、対策を検討している。
ホテルの客室のルームキーに無線ICタグを添付し、ホテル内のドアや客室内に無線ICタグのリーダを設置する。そして、リーダが無線ICタグを読み取ると、客室の扉が開錠または施錠されるシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−132435号公報 (段落0007〜0033、図1)
しかし、特許文献1に記載されているシステムは、客室の広さや構造、リーダの性能に応じて、客室ごとに多数の無線ICタグのリーダを設置しなければならず、コストがかかる。
さらに、客室内の全域において無線ICタグが記憶している情報を読み取るようにリーダが設置されるため、リーダのアンテナの取付け方法や、リーダの電波シールド方法によっては、客室内のリーダが客室外のルームキーの無線ICタグが記憶している情報を読み取る可能性があるという問題がある。
また、宿泊客がルームキーをドアに接近させて開錠した後にドアを開けなかった場合、その後、宿泊客が客室の外にいると開錠状態が継続してしまうという問題がある。
そこで、本発明は、入退室管理を行う部屋のドアの施錠忘れや、オートロック機能によってドアが施錠され、人が入室できなくなることを防止する入退室管理システム、入退室管理方法、および入退室管理プログラムを提供することを目的とする。
本発明による入退室管理システムは、部屋の入退室の管理を行う入退室管理システムであって、部屋の出入り口近傍の外壁面に設置され、入室が許可された部屋を示す部屋情報を記憶する部屋情報記憶手段が記憶している部屋情報を読み出す第1の情報読出し手段と、ドアが開状態であるか、または閉状態であるかを検出するドア状態検出手段と、ドア状態検出手段の検出結果と、第1の情報読出し手段が読み出した部屋情報とに応じて、部屋の鍵を開錠するのか、または施錠するのかを判断する判断手段と、判断手段の判断に従って、部屋の鍵を開錠、または施錠する鍵操作手段とを備え、判断手段は、第1の情報読出し手段が読み出した部屋情報が示す部屋と、第1の情報読出し手段が設置されている部屋とが合致すると、部屋の鍵を開錠すると判断し、その後、ドア状態検出手段が閉状態であることを検出すると、部屋の鍵を施錠すると判断することを特徴とする。
判断手段は、鍵操作手段が部屋の鍵を開錠してから、ドア状態検出手段が開状態であることを検出せずに所定の時間が経過すると、部屋の鍵を施錠すると判断してもよい。
ドア状態検出手段が開状態であることを検出してから、閉状態であることを検出せずに所定の時間が経過すると、異常の発生を報知する報知手段を備えてもよい。
部屋の出入り口近傍の外壁面に設置され、部屋情報記憶手段が記憶している部屋情報を読み出す第2の情報読出し手段を備えてもよく、判断手段は、ドア状態検出手段が、開状態であることを検出してから閉状態であることを検出し、第2の情報読出し手段が読み出した部屋情報が示す部屋と、第2の情報読出し手段が設置されている部屋とが合致すると、部屋の鍵を施錠すると判断してもよい。
ドア状態検出手段が、開状態であることを検出してから閉状態であることを検出し、その後、第2の情報読出し手段が部屋情報を読み出さなかった場合、または第2の情報読出し手段が読み出した部屋情報が示す部屋と、第2の情報読出し手段が設置されている部屋とが合致しない場合に、第2の情報読出し手段が設置されている部屋の利用者に、部屋情報記憶手段の所持を確認するように通知する確認通知動作を実行する確認通知手段を備えてもよい。
判断手段は、確認通知手段が確認通知動作を実行してから、ドア状態検出手段が開状態であることを検出せずに所定の時間が経過すると、部屋の鍵を施錠すると判断してもよい。
判断手段は、確認通知手段が確認通知動作を実行し、ドア状態検出手段が開状態であることを検出してから閉状態であることを検出すると、部屋の鍵を施錠すると判断してもよい。
報知手段は、確認通知手段が確認通知動作を実行し、ドア状態検出手段が開状態であることを検出してから、閉状態であることを検出せずに所定の時間が経過すると、異常の発生を報知してもよい。
第2の情報読出し手段は、部屋の入り口付近の部屋情報記憶手段が記憶している部屋情報を読み出してもよいし、第1の情報読出し手段は、ドア付近の部屋情報記憶手段が記憶している部屋情報を読み出してもよい。
本発明による入退室管理方法は、部屋の入退室の管理を行う入退室管理方法であって、部屋の出入り口近傍で、入室が許可された部屋を示す部屋情報を記憶する部屋情報記憶手段が記憶している部屋情報を読み出し、ドアが開状態であるか、または閉状態であるかを検出し、読み出した部屋情報が示す部屋と、部屋情報を読み出した部屋を示す設置位置情報が示す部屋とが合致すると、部屋の鍵を開錠し、ドアが閉状態であることを検出すると部屋の鍵を施錠することを特徴とする。
ドアが開状態であることを検出してから、閉状態であることを検出せずに所定の時間が経過すると、異常の発生を報知してもよい。
部屋の出入り口近傍で、部屋情報記憶手段が記憶している部屋情報を読み出してもよく、ドアが開状態であることを検出してから閉状態であることを検出し、読み出した部屋情報が示す部屋と、部屋情報を読み出した部屋を示す設置位置情報が示す部屋とが合致すると、部屋の鍵を施錠してもよい。
開状態であることを検出してから閉状態であることを検出し、その後、部屋の出入り口近傍で部屋情報を読み出さなかった場合、または読み出した部屋情報が示す部屋と、部屋情報を読み出した部屋を示す設置位置情報が示す部屋とが合致しない場合に、部屋の利用者に、部屋情報記憶手段の所持を確認するように通知する確認通知動作を行ってもよい。
確認通知動作を行った後、開状態であることを検出してから、閉状態であることを検出せずに所定の時間が経過すると、異常の発生を報知してもよい。
本発明による入退室管理プログラムは、部屋の出入り口近傍の外壁面に設置され、入室が許可された部屋を示す部屋情報を記憶する部屋情報記憶手段が記憶している部屋情報を読み出す第1の情報読出し手段と、ドアが開状態であるか、または閉状態であるかを検出するドア状態検出手段とに接続されたコンピュータに、ドア状態検出手段の検出結果と、第1の情報読出し手段が読み出した部屋情報とに応じて、部屋の鍵を開錠するのか、または施錠するのかを判断させる判断処理を実行させ、判断処理で、第1の情報読出し手段が読み出した部屋情報が示す部屋と、第1の情報読出し手段が設置されている部屋とが合致すると、部屋の鍵を開錠すると判断させ、その後、ドア状態検出手段が閉状態であることを検出すると、部屋の鍵を施錠すると判断させることを特徴とする。
コンピュータに、部屋の出入り口近傍の外壁面に設置され、部屋情報記憶手段が記憶している部屋情報を読み出す第2の情報読出し手段が接続されると、判断処理で、ドア状態検出手段が、開状態であることを検出してから閉状態であることを検出し、第2の情報読出し手段が読み出した部屋情報が示す部屋と、第2の情報読出し手段が設置されている部屋とが合致すると、部屋の鍵を施錠すると判断させてもよい。
本発明によれば、部屋情報記憶手段が記憶している部屋情報が示す部屋に入室する際に、自動的に開錠され、入室してドアを閉じると自動的に施錠されるため、入退室管理を行う部屋の入室後の施錠忘れを防ぐことができる。
開錠してから所定の時間が経過してもドアが開かれない場合に、施錠するように構成した場合には、開錠後に何らかの理由で入室しないと自動的に施錠するため、開錠されたまま放置されることを防ぐことができる。
ドアが開かれてから、閉じられずに所定の時間が経過すると、異常の発生を報知するように構成した場合には、ドアが開かれたままで放置されることを防ぐことができる。
ドアが開かれてから閉じられ、部屋情報記憶手段が記憶している部屋情報が示す部屋から退室すると、施錠するように構成した場合には、入退室管理を行う部屋の退室後の施錠忘れを防ぐことができる。
ドアが開かれてから閉じられても、第2の情報読出し手段が部屋情報記憶手段が記憶している部屋情報を読み出さなかったりすると、部屋情報記憶手段の所持を確認するように通知するように構成した場合には、入退室管理を行う部屋の退室時に、部屋情報記憶手段が室内に置き忘れられることを防ぐことができる。
確認通知動作が行われてから、ドアが開かれずに所定の時間が経過すると施錠するように構成した場合には、入退室管理を行う部屋の退室時に、部屋情報記憶手段を所持している他の人が在室している場合、自動的に施錠することができる。
確認通知動作が行われてから、ドアが開かれて閉じられると、施錠するように構成した場合には、部屋情報記憶手段を取りに入室すると、施錠することができる。
確認通知動作が行われ、ドアが開かれてから閉じられずに所定の時間が経過すると、異常の発生を報知するように構成した場合には、ドアが開かれたままで放置されることを防ぐことができる。
第2の情報読出し手段が、部屋の入り口付近の部屋情報記憶手段が記憶している部屋情報を読み出し、第1の情報読出し手段が、ドア付近の部屋情報記憶手段が記憶している部屋情報を読み出すように構成した場合には、入室する際に用いる第1の情報読出し手段と、退室する際に用いる第2の情報読出し手段とで、部屋情報を読み出す範囲に差異を設けることができる。すると、入室する際に用いる第1の情報読出し手段が部屋情報を読み出す範囲を、退室する際に用いる第2の情報読出し手段が部屋情報を読み出す範囲よりも狭くすることができ、第1の情報読出し手段の誤動作によって開錠される可能性を減らすことができる。
また、第1の情報読出し手段と第2の情報読出し手段とを、室外に設置するように構成したため、部屋の大きさや構造に関わらず、2つの情報読出し手段で入退室管理を行うことができる。
実施の形態1.
本発明の第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の一構成例を示すブロック図である。
本発明の第1の実施の形態は、入退室管理の対象である部屋1を示す部屋情報を含む情報を記憶する無線ICタグ(部屋情報記憶手段)7を内蔵したルームキー6、部屋1のドア8の室外側に設置され、無線ICタグ7が記憶している情報を読み出すドア側リーダ(第1の情報読出し手段)2、部屋1の室外の壁面に設置され、無線ICタグ7が記憶している部屋情報を読み出す壁面リーダ(第2の情報読出し手段)3、部屋1の室外に設置され、音声を出力するスピーカ(報知手段、確認通知手段)4、ドア8が開状態であるか、または閉状態であるかを検出するドア状態検出部(ドア状態検出手段)9、ドア8の鍵を施錠または開錠するキー操作部(鍵操作手段)10、および各部を制御する制御部(判断手段)5を含む。
なお、ドア8は、オートロック機能を有する。具体的には、ドア8は、閉状態になると鍵が自動的に施錠される。また、ドア8の室内側のドアノブ(図示せず)が、ドア8が開状態になるように操作されると、室内側のドアノブの操作に連動して鍵が開錠され、その後、ドア8が閉状態になると、鍵が自動的に施錠される。
無線ICタグ7は、例えば、RFID(Radio Frequency IDentification)タグによって実現され、ドア側リーダ2、および壁面リーダ3と無線通信で情報を送受信する。図2は、無線ICタグ7が記憶している情報の例を示す説明図である。なお、無線ICタグ7は、電源を内蔵するアクティブタグであってもよいし、リーダまたはライタから受信した電波で駆動するパッシブタグであってもよいし、電源を内蔵し、リーダまたはライタから電波を受信すると起動するセミパッシブタグであってもよい。すなわち、情報を記憶し、記憶している情報を無線通信で送信することができるデバイスであればよい。
ドア側リーダ2は、制御部5に接続され、所定の領域内のルームキー6に内蔵された無線ICタグ7が記憶している情報を無線で読み出す。そして、ドア側リーダ2は、読み出した情報と、設置されている部屋を示す設置位置情報とを制御部5に送信する。なお、ドア側リーダ2は、部屋1のドア8の室外側に設置され、ドア8の室外側の近傍にあるルームキー6に内蔵された無線ICタグ7が記憶している情報を読み出す。図3は、ドア側リーダ2が無線ICタグ7が記憶している情報を読み出す領域を示す説明図であり、図3(a)は部屋1の上方から見た図であり、図3(b)は部屋1の側面から見た図である。なお、図3に示す例では、ドア側リーダ2は、ドア8の室外側に設置されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ドア8の近傍の部屋1の室外側壁面等、利用者が操作しやすい位置に設置されてもよい。
壁面リーダ3は、制御部5に接続され、所定の領域内のルームキー6に内蔵された無線ICタグ7が記憶している情報を無線で読み出す。そして、壁面リーダ3は、読み出した情報と、設置されている部屋を示す設置位置情報とを制御部5に送信する。なお、壁面リーダ3は、部屋1の入り口付近の室外にあるルームキー6に内蔵された無線ICタグ7が記憶している情報を読み出すように設置される。具体的には、例えば、部屋1の入り口の上部に、斜め下向きに設置される。図4は、壁面リーダ3が無線ICタグ7が記憶している情報を読み出す領域を示す説明図であり、図4(a)は部屋1の上方から見た図であり、図4(b)は部屋1の側面から見た図である。なお、図4に示す例では、壁面リーダ3は、部屋1の入り口の上部の壁面に設置されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、部屋1の入り口付近の廊下の天井等に設置されてもよい。
なお、図3および図4に例示したように、壁面リーダ3が無線ICタグ7が記憶している情報を読み出す領域は、ドア側リーダ2が無線ICタグ7が記憶している情報を読み出す領域よりも広くなっている。
無線ICタグ7が発信する電波には一般に指向性がある。電波の周波数が高いとより直進性が高くなり、周波数が低いと直進性が低くなる。そのため、使用する電波の周波数が低いと、電波が回り込んだり、周辺の構造物等に反射したりして、ドア側リーダ2および壁面リーダ3が、所定の領域外にある無線ICタグ7が記憶している情報を読み出すおそれがある。そのため、ドア側リーダ2および壁面リーダ3の前面以外には電波吸収材などが設置されることが好ましく、ドア側リーダ2および壁面リーダ3は、背面にある無線ICタグ7が記憶している情報を読み出さないものとする。
スピーカ4は、部屋1の室外側のドア8の上部に設置され、制御部5に接続されて、音声を出力する。ドア状態検出部9は、ドア8が開状態であるか、または閉状態であるかを検出し、検出した結果を制御部5に送信する。キー操作部10は、制御部5の制御に従って、ドア8の鍵を施錠または開錠する。
制御部5は、例えば、プログラム制御によって処理を実行するパーソナルコンピュータによって実現される。
制御部5を実現するパーソナルコンピュータは、ドア状態検出部9の検出結果と、ドア側リーダ2が読み出した部屋情報とに応じて、部屋の鍵を開錠するのか、または施錠するのかを判断させる判断処理を実行させ、判断処理で、ドア側リーダ2が読み出した部屋情報が示す部屋と、ドア側リーダ2が設置されている部屋とが合致すると、部屋の鍵を開錠すると判断させ、その後、ドア状態検出部9が閉状態であることを検出すると、部屋の鍵を施錠すると判断させ、ドア状態検出部9が、開状態であることを検出してから閉状態であることを検出し、壁面リーダ3が読み出した部屋情報が示す部屋と、壁面リーダ3が設置されている部屋とが合致すると、部屋の鍵を施錠すると判断させることを特徴とする入退室管理プログラムを搭載している。
次に、本発明の第1の実施の形態の動作について図面を参照して説明する。まず、ルームキー6を所持した部屋1の利用者が、施錠されている部屋1に入室する場合の動作について説明する。図5は、ルームキー6を所持した部屋1の利用者が、施錠されている部屋1に入室する場合を説明する説明図である。図6は、第1の実施の形態において、ルームキー6を所持した部屋1の利用者が、施錠されている部屋1に入室する場合の動作を説明するフローチャートである。
ルームキー6を所持した部屋1の利用者が、ドア8が閉状態で施錠状態の部屋1に近づき、所定の領域内に入ると、ドア側リーダ2は、ルームキー6に内蔵された無線ICタグ7の存在を検出し(ステップS101)、無線ICタグ7が記憶している部屋情報を読み出す(ステップS102)。
ドア側リーダ2は、読み出した部屋情報と設置位置情報とを制御部5に送信する。制御部5は、部屋情報が示す部屋と、設置位置情報が示す部屋とが合致するか否かを判断する(ステップS103)。
制御部5は、合致すると判断すると、キー操作部10に、ドア8の鍵を開錠させる(ステップS104)。制御部5は、所定の時間が経過してもドア状態検出部9がドア8が開状態になったことを検出しないと(ステップS105、S106)、キー操作部10に、ドア8の鍵を施錠させる(ステップS107)。
制御部5は、所定の時間内にドア状態検出部9がドア8が開状態になったことを検出し、その後、所定の時間内にドア状態検出部9がドア8が閉状態になったことを検出しないと(ステップS108、S109)、スピーカ4に警報音を発生させる(ステップS110)。
制御部5は、所定の時間内にドア状態検出部9がドア8が開状態になったことを検出し、その後、所定の時間内にドア状態検出部9がドア8が閉状態になったことを検出すると(ステップS105、S108)、キー操作部10に、ドア8の鍵を施錠させる(ステップS107)。
次に、部屋1に在室している部屋1の利用者が、施錠されている部屋1から退出する場合の動作について説明する。図7は、ルームキー6を所持した部屋1の利用者が、施錠されている部屋1から退室する場合を説明する説明図である。図8は、第1の実施の形態において、部屋1に在室している部屋1の利用者が、施錠されている部屋1から退室する場合の動作を説明するフローチャートである。
部屋1に在室している部屋1の利用者が、部屋1から退出するために、ドア8の室内側のドアノブを操作すると、ドア8の鍵は、ドアノブの操作に連動して開錠される。そして、部屋1に在室している部屋1の利用者が、ドア8を開状態にすると、ドア状態検出部9は、ドア8が開状態であることを検出し(ステップS201)、ドア8が開状態であることを示す情報を制御部5に送信する。
すると、制御部5は、キー操作部10に、ドア8の鍵を開錠状態で固定させる(ステップS202)。そして、部屋1に在室している部屋1の利用者が部屋1から退出して、ドア8を閉状態にし、ドア状態検出部9が、ドア8が閉状態であることを検出すると(ステップS203)、ドア8が閉状態であることを示す情報を制御部5に送信する。
すると、制御部5は、スピーカ4を介して部屋1の利用者に、ドア8の鍵が施錠されるまでドア8の近傍で待機するように指示する(ステップS204)。具体的には、スピーカ4は、例えば、「ドアがロックされるまで、ドア近くでお待ちください。」等のメッセージを出力する。
壁面リーダ3が、ルームキー6に内蔵された無線ICタグ7の存在を検出し(ステップS205)、無線ICタグ7が記憶している部屋情報を読み出すと(ステップS206)、読み出した部屋情報と設置位置情報とを制御部5に送信する。制御部5は、部屋情報が示す部屋と、設置位置情報が示す部屋とが合致するか否かを判断する(ステップS207)。
制御部5は、合致すると判断すると、キー操作部10に、ドア8の鍵を施錠させる(ステップS208)。そして、制御部5は、スピーカ4を介して部屋1の利用者に、ドア8の鍵が施錠されたことを通知する(ステップS209)。具体的には、スピーカ4は、例えば、「ドアがロックされました。」等のメッセージを出力する。
制御部5は、ドア8が閉状態であることを示す情報を受信してから部屋情報と設置位置情報とを受信しなかったり、受信した部屋情報が示す部屋と、設置位置情報が示す部屋とが合致しなかったりすると(ステップS205、S207)、スピーカ4を介して部屋1の利用者に、ルームキー6の所持の確認を促す(ステップS210)。具体的には、スピーカ4は、例えば、「ルームキーを部屋に忘れていませんか。」等のメッセージを出力する。
そして、部屋1の利用者が部屋1内にルームキー6を取りに入る等のためにドア8を開状態にすると、ドア状態検出部9は、ドア8が開状態であることを検出し(ステップS211)、ドア8が開状態であることを示す情報を制御部5に送信する。
なお、制御部5は、所定の時間が経過してもドア状態検出部9からドア8が開状態になったことを示す情報を受信しないと(ステップS212)、スピーカ4の鳴動を停止させて(ステップS213)、キー操作部10に、ドア8の鍵を施錠させる(ステップS208)。そして、制御部5は、スピーカ4を介して部屋1の利用者に、ドア8の鍵が施錠されたことを通知する(ステップS209)。具体的には、スピーカ4は、例えば、「ドアがロックされました。」等のメッセージを出力する。
そして、部屋1の利用者が部屋1内にルームキー6を取りに入り、ドア8を閉状態にすると、ドア状態検出部9は、ドア8が閉状態であることを検出し(ステップS214)、ドア8が閉状態であることを示す情報を制御部5に送信する。
なお、制御部5は、所定の時間が経過してもドア状態検出部9からドア8が閉状態になったことを示す情報を受信しないと(ステップS215)、スピーカ4の鳴動を停止させる(ステップS216)。そして、制御部5は、警報音を発生させる(ステップS217)。
制御部5は、ドア8が閉状態であることを示す情報を受信すると(ステップS214)、スピーカ4の鳴動を停止させ(ステップS213)、キー操作部10に、ドア8の鍵を施錠させる(ステップS208)。そして、制御部5は、スピーカ4を介して部屋1の利用者に、ドア8の鍵が施錠されたことを通知する(ステップS209)。具体的には、スピーカ4は、例えば、「ドアがロックされました。」等のメッセージを出力する。
以上に述べたように、この実施の形態によれば、無線ICタグ7を内蔵したルームキー6を使用することにより、ルームキー6が、部屋1の室内に置き忘れられることを防止することができる。
無線ICタグ7が記憶している情報を読み出すリーダを、部屋1の室外に設置し、部屋1の室内には設置しないように構成したため、リーダを設置する数は部屋1の広さや構造に依存せず、リーダを設置する数を少なくすることができ、リーダの故障等の障害の発生件数を削減し、経費を節減することができる。
無線ICタグ7が記憶している情報を読み出すリーダは、1つの部屋に対してドア8と部屋1の室外側の壁面との2ヶ所だけに設置されるので、各リーダが部屋1内の無線ICタグ7を誤って読み出す可能性が低く、信頼性を高くすることができる。
また、1つの部屋に複数の利用者が存在する場合にも適用可能なため、このシステムの適用範囲が広いという効果がある。
実施の形態2.
本発明の第2の実施の形態について、図面を参照して説明する。図9は、本発明の第2の実施の形態の一構成例を示すブロック図である。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態の構成に、ドア側リーダ2、壁面リーダ3、スピーカ4、ドア状態検出部9、およびキー操作部10に接続され、ドア側リーダ2、壁面リーダ3、およびドア状態検出部9の検出結果に応じて、スピーカ4およびキー操作部10を制御する管理室サーバ31と、部屋1の利用者の情報を記憶するデータベース32と、管理室30で待機している警備員に異常を通知する管理室端末(報知手段)33と、無線ICタグ7に記憶させる情報を入力する情報入力端末23と、無線ICタグ7に情報を記憶させるリーダライタ24とを加えた構成である。
すなわち、管理室サーバ31は、第1の実施の形態における制御部5の機能を含む。なお、管理室サーバ31は、例えば、入退室管理プログラムを搭載し、プログラム制御によって処理を実行するサーバによって実現される。また、管理室端末33および情報入力端末23は、例えば、プログラム制御によって処理を実行するパーソナルコンピュータによって実現される。
部屋1の利用者は、情報入力端末23を操作する管理者に、部屋1を利用することを申し出る。すると、情報入力端末23は、管理者の操作に従って、リーダライタ24を介してルームキー6が内蔵する無線ICタグ7に、部屋1を示す部屋情報を含む情報を記憶させる。なお、情報入力端末23がリーダライタ24を介して無線ICタグ7に記憶させる情報は、部屋情報や、利用者を示す顧客情報等である。
次に、本発明の第2の実施の形態の動作について図面を参照して説明する。まず、図5に示した例のように、ルームキー6を所持した部屋1の利用者が、施錠されている部屋1に入室する場合の動作について説明する。図10は、第2の実施の形態において、ルームキー6を所持した部屋1の利用者が、施錠されている部屋1に入室する場合の動作を説明するフローチャートである。
ルームキー6を所持した部屋1の利用者が、ドア8が閉状態で施錠状態の部屋1に近づき、所定の領域内に入ると、ドア側リーダ2は、ルームキー6に内蔵された無線ICタグ7の存在を検出し(ステップS301)、無線ICタグ7が記憶している部屋情報を読み出す(ステップS302)。
ドア側リーダ2は、読み出した部屋情報と設置位置情報とを管理室サーバ31に送信する。管理室サーバ31は、部屋情報が示す部屋と、設置位置情報が示す部屋とが合致するか否かを判断する(ステップS303)。
管理室サーバ31は、合致すると判断すると、キー操作部10に、ドア8の鍵を開錠させる(ステップS304)。管理室サーバ31は、所定の時間が経過してもドア状態検出部9がドア8が開状態になったことを検出しないと(ステップS305、S306)、キー操作部10に、ドア8の鍵を施錠させる(ステップS307)。
管理室サーバ31は、所定の時間内にドア状態検出部9がドア8が開状態になったことを検出し、その後、所定の時間内にドア状態検出部9がドア8が閉状態になったことを検出しないと(ステップS308、S309)、管理室端末33の表示部(図示せず)にドア8が開状態になっていることを表示させ、管理室30で待機している警備員に異常を通知する(ステップS310)。
管理室サーバ31は、所定の時間内にドア状態検出部9がドア8が開状態になったことを検出し、その後、所定の時間内にドア状態検出部9がドア8が閉状態になったことを検出すると(ステップS305、S308)、キー操作部10に、ドア8の鍵を施錠させる(ステップS307)。
次に、部屋1に在室している部屋1の利用者が、施錠されている部屋1から退出する場合の動作について説明する。図7に示した例のように、ルームキー6を所持した部屋1の利用者が、施錠されている部屋1から退室する場合について説明する。図11は、第2の実施の形態において、部屋1に在室している部屋1の利用者が、施錠されている部屋1から退室する場合の動作を説明するフローチャートである。
部屋1に在室している部屋1の利用者が、部屋1から退出するために、ドア8の室内側のドアノブを操作すると、ドア8の鍵は、ドアノブの操作に連動して開錠される。そして、部屋1に在室している部屋1の利用者が、ドア8を開状態にすると、ドア状態検出部9は、ドア8が開状態であることを検出し(ステップS401)、ドア8が開状態であることを示す情報を管理室サーバ31に送信する。
すると、管理室サーバ31は、キー操作部10に、ドア8の鍵を開錠状態で固定させる(ステップS402)。そして、部屋1に在室している部屋1の利用者が部屋1から退出して、ドア8を閉状態にし、ドア状態検出部9が、ドア8が閉状態であることを検出すると(ステップS403)、ドア8が閉状態であることを示す情報を管理室サーバ31に送信する。
すると、管理室サーバ31は、スピーカ4を介して部屋1の利用者に、ドア8の鍵が施錠されるまでドア8の近傍で待機するように指示する(ステップS404)。具体的には、スピーカ4は、例えば、「ドアがロックされるまで、ドア近くでお待ちください。」等のメッセージを出力する。
壁面リーダ3が、ルームキー6に内蔵された無線ICタグ7の存在を検出し(ステップS405)、無線ICタグ7が記憶している部屋情報を読み出すと(ステップS406)、読み出した部屋情報と設置位置情報とを管理室サーバ31に送信する。管理室サーバ31は、部屋情報が示す部屋と、設置位置情報が示す部屋とが合致するか否かを判断する(ステップS407)。
管理室サーバ31は、合致すると判断すると、キー操作部10に、ドア8の鍵を施錠させる(ステップS408)。そして、管理室サーバ31は、スピーカ4を介して部屋1の利用者に、ドア8の鍵が施錠されたことを通知する(ステップS409)。具体的には、スピーカ4は、例えば、「ドアがロックされました。」等のメッセージを出力する。
管理室サーバ31は、ドア8が閉状態であることを示す情報を受信してから部屋情報と設置位置情報とを受信しなかったり、受信した部屋情報が示す部屋と設置位置情報が示す部屋とが合致しなかったりすると(ステップS405、S407)、スピーカ4を介して部屋1の利用者に、ルームキー6の所持の確認を促す(ステップS410)。具体的には、スピーカ4は、例えば、「ルームキーを部屋に忘れていませんか。」等のメッセージを出力する。
そして、部屋1の利用者が部屋1内にルームキー6を取りに入る等のためにドア8を開状態にすると、ドア状態検出部9は、ドア8が開状態であることを検出し(ステップS411)、ドア8が開状態であることを示す情報を管理室サーバ31に送信する。
なお、管理室サーバ31は、所定の時間が経過してもドア状態検出部9からドア8が開状態になったことを示す情報を受信しないと(ステップS412)、スピーカ4の鳴動を停止させて(ステップS413)、キー操作部10に、ドア8の鍵を施錠させる(ステップS408)。そして、管理室サーバ31は、スピーカ4を介して部屋1の利用者に、ドア8の鍵が施錠されたことを通知する(ステップS409)。具体的には、スピーカ4は、例えば、「ドアがロックされました。」等のメッセージを出力する。
そして、部屋1の利用者が部屋1内にルームキー6を取りに入り、ドア8を閉状態にすると、ドア状態検出部9は、ドア8が閉状態であることを検出し(ステップS414)、ドア8が閉状態であることを示す情報を管理室サーバ31に送信する。
なお、管理室サーバ31は、所定の時間が経過してもドア状態検出部9からドア8が閉状態になったことを示す情報を受信しないと(ステップS415)、スピーカ4の鳴動を停止させる(ステップS416)。そして、管理室サーバ31は、管理室端末33の表示部(図示せず)にドア8が開状態になっていることを表示させ、管理室30で待機している警備員に異常を通知する(ステップS417)。
管理室サーバ31は、ドア8が閉状態であることを示す情報を受信すると(ステップS414)、スピーカ4の鳴動を停止させ(ステップS413)、キー操作部10に、ドア8の鍵を施錠させる(ステップS408)。そして、管理室サーバ31は、スピーカ4を介して部屋1の利用者に、ドア8の鍵が施錠されたことを通知する(ステップS409)。具体的には、スピーカ4は、例えば、「ドアがロックされました。」等のメッセージを出力する。
以上に述べたように、この実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果に加え、ドア8が所定の時間以上開状態から閉状態に遷移しない場合、管理室30で待機している警備員に異常を通知することができるという効果がある。
なお、以上に述べた各実施の形態で、スピーカ4が音声で情報を出力するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、電光掲示板等の表示手段に情報を表示させてもよい。
また、無線ICタグ7に、ルームキー6を所持する利用者を示す情報を記憶させ、部屋1を含む建物内の他の部屋に、無線ICタグ7が記憶している利用者を示す情報を読み取るリーダを設置してもよい。そして、利用者を示す情報を読み取ったリーダは、読み取った情報を管理室サーバ31に送信し、管理室サーバ31は、受信した情報をデータベース32に記憶させてもよい。すると、利用者がどこにいるのかを把握することができ、災害発生時等の対応に活用することができる。
さらに、レストランや売店等のPOS(Point Of Sales)端末に、無線ICタグ7に支払情報を記憶させるリーダライタを接続させると、利用者にレストランや売店等で支払うべき料金を後払いさせることができる。
本発明は、ホテルや旅館等の客室の入退室管理に利用することができる。また、研究機関や企業における重要書類や重要機器を収容した部屋への入退室管理にも利用することができる。さらに、大学等の学生証に無線ICタグを内蔵させて、金品や、重要書類を収容する研究室等の入退室管理に利用することができる。
本発明の第1の実施の形態の一構成例を示すブロック図である。 無線ICタグが記憶している情報の例を示す説明図である。 ドア側リーダが無線ICタグが記憶している情報を読み出す領域を示す説明図である。 壁面リーダが無線ICタグが記憶している情報を読み出す領域を示す説明図である。 ルームキーを所持した部屋の利用者が、施錠されている部屋に入室する場合を説明する説明図である。 第1の実施の形態において、ルームキーを所持した部屋の利用者が、施錠されている部屋に入室する場合の動作を説明するフローチャートである。 ルームキーを所持した部屋の利用者が、施錠されている部屋から退室する場合を説明する説明図である。 第1の実施の形態において、部屋に在室している部屋の利用者が、施錠されている部屋から退室する場合の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の一構成例を示すブロック図である。 第2の実施の形態において、ルームキーを所持した部屋の利用者が、施錠されている部屋に入室する場合の動作を説明するフローチャートである。 第2の実施の形態において、部屋に在室している部屋の利用者が、施錠されている部屋から退室する場合の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 部屋
2 ドア側リーダ
3 壁面リーダ
4 スピーカ
5 制御部
6 ルームキー
7 無線ICタグ
8 ドア
9 ドア状態検出部
10 キー操作部
23 情報入力端末
24 リーダライタ
30 管理室
31 管理室サーバ
32 データベース
33 管理室端末

Claims (17)

  1. 部屋の入退室の管理を行う入退室管理システムにおいて、
    部屋の出入り口近傍の外壁面に設置され、入室が許可された部屋を示す部屋情報を記憶する部屋情報記憶手段が記憶している部屋情報を読み出す第1の情報読出し手段と、
    前記ドアが開状態であるか、または閉状態であるかを検出するドア状態検出手段と、
    前記ドア状態検出手段の検出結果と、前記第1の情報読出し手段が読み出した部屋情報とに応じて、前記部屋の鍵を開錠するのか、または施錠するのかを判断する判断手段と、
    前記判断手段の判断に従って、前記部屋の鍵を開錠、または施錠する鍵操作手段とを備え、
    前記判断手段は、前記第1の情報読出し手段が読み出した部屋情報が示す部屋と、前記第1の情報読出し手段が設置されている部屋とが合致すると、部屋の鍵を開錠すると判断し、その後、前記ドア状態検出手段が閉状態であることを検出すると、部屋の鍵を施錠すると判断する
    ことを特徴とする入退室管理システム。
  2. 判断手段は、鍵操作手段が部屋の鍵を開錠してから、ドア状態検出手段が開状態であることを検出せずに所定の時間が経過すると、前記部屋の鍵を施錠すると判断する
    請求項1記載の入退室管理システム。
  3. ドア状態検出手段が開状態であることを検出してから、閉状態であることを検出せずに所定の時間が経過すると、異常の発生を報知する報知手段を備えた
    請求項1または請求項2記載の入退室管理システム。
  4. 部屋の出入り口近傍の外壁面に設置され、部屋情報記憶手段が記憶している部屋情報を読み出す第2の情報読出し手段を備え、
    判断手段は、ドア状態検出手段が、開状態であることを検出してから閉状態であることを検出し、前記第2の情報読出し手段が読み出した部屋情報が示す部屋と、前記第2の情報読出し手段が設置されている部屋とが合致すると、部屋の鍵を施錠すると判断する
    請求項1から請求項3のうちいずれか1項記載の入退室管理システム。
  5. ドア状態検出手段が、開状態であることを検出してから閉状態であることを検出し、その後、第2の情報読出し手段が部屋情報を読み出さなかった場合、または前記第2の情報読出し手段が読み出した部屋情報が示す部屋と、前記第2の情報読出し手段が設置されている部屋とが合致しない場合に、前記第2の情報読出し手段が設置されている部屋の利用者に、部屋情報記憶手段の所持を確認するように通知する確認通知動作を実行する確認通知手段を備えた
    請求項4記載の入退室管理システム。
  6. 判断手段は、確認通知手段が確認通知動作を実行してから、ドア状態検出手段が開状態であることを検出せずに所定の時間が経過すると、部屋の鍵を施錠すると判断する
    請求項5記載の入退室管理システム。
  7. 判断手段は、確認通知手段が確認通知動作を実行し、ドア状態検出手段が開状態であることを検出してから閉状態であることを検出すると、部屋の鍵を施錠すると判断する
    請求項5または請求項6記載の入退室管理システム。
  8. 報知手段は、確認通知手段が確認通知動作を実行し、ドア状態検出手段が開状態であることを検出してから、閉状態であることを検出せずに所定の時間が経過すると、異常の発生を報知する
    請求項5から請求項7のうちいずれか1項記載の入退室管理システム。
  9. 第2の情報読出し手段は、部屋の入り口付近の部屋情報記憶手段が記憶している部屋情報を読み出す
    請求項4から請求項8のうちいずれか1項記載の入退室管理システム。
  10. 第1の情報読出し手段は、ドア付近の部屋情報記憶手段が記憶している部屋情報を読み出す
    請求項1から請求項9のうちいずれか1項記載の入退室管理システム。
  11. 部屋の入退室の管理を行う入退室管理方法において、
    部屋の出入り口近傍で、入室が許可された部屋を示す部屋情報を記憶する部屋情報記憶手段が記憶している部屋情報を読み出し、
    ドアが開状態であるか、または閉状態であるかを検出し、
    読み出した部屋情報が示す部屋と、部屋情報を読み出した部屋を示す設置位置情報が示す部屋とが合致すると、部屋の鍵を開錠し、
    ドアが閉状態であることを検出すると部屋の鍵を施錠する
    ことを特徴とする入退室管理方法。
  12. ドアが開状態であることを検出してから、閉状態であることを検出せずに所定の時間が経過すると、異常の発生を報知する
    請求項11記載の入退室管理方法。
  13. 部屋の出入り口近傍で、部屋情報記憶手段が記憶している部屋情報を読み出し、
    ドアが開状態であることを検出してから閉状態であることを検出し、読み出した部屋情報が示す部屋と、部屋情報を読み出した部屋を示す設置位置情報が示す部屋とが合致すると、部屋の鍵を施錠する
    請求項11または請求項12記載の入退室管理方法。
  14. 開状態であることを検出してから閉状態であることを検出し、その後、部屋の出入り口近傍で部屋情報を読み出さなかった場合、または読み出した部屋情報が示す部屋と、部屋情報を読み出した部屋を示す設置位置情報が示す部屋とが合致しない場合に、部屋の利用者に、部屋情報記憶手段の所持を確認するように通知する確認通知動作を行う
    請求項13記載の入退室管理方法。
  15. 確認通知動作を行った後、開状態であることを検出してから、閉状態であることを検出せずに所定の時間が経過すると、異常の発生を報知する
    請求項14記載の入退室管理方法。
  16. 部屋の出入り口近傍の外壁面に設置され、入室が許可された部屋を示す部屋情報を記憶する部屋情報記憶手段が記憶している部屋情報を読み出す第1の情報読出し手段と、
    ドアが開状態であるか、または閉状態であるかを検出するドア状態検出手段とに接続されたコンピュータに、
    前記ドア状態検出手段の検出結果と、前記第1の情報読出し手段が読み出した部屋情報とに応じて、部屋の鍵を開錠するのか、または施錠するのかを判断させる判断処理を実行させ、
    前記判断処理で、前記第1の情報読出し手段が読み出した部屋情報が示す部屋と、前記第1の情報読出し手段が設置されている部屋とが合致すると、部屋の鍵を開錠すると判断させ、その後、前記ドア状態検出手段が閉状態であることを検出すると、前記部屋の鍵を施錠すると判断させる
    ための入退室管理プログラム。
  17. コンピュータに、部屋の出入り口近傍の外壁面に設置され、部屋情報記憶手段が記憶している部屋情報を読み出す第2の情報読出し手段が接続され、
    判断処理で、ドア状態検出手段が、開状態であることを検出してから閉状態であることを検出し、前記第2の情報読出し手段が読み出した部屋情報が示す部屋と、前記第2の情報読出し手段が設置されている部屋とが合致すると、部屋の鍵を施錠すると判断させる
    請求項16記載の入退室管理プログラム。
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