JP2018013852A - 検知装置および検知方法 - Google Patents

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【課題】セキュリティ上の管理が必要な物品が不正に持ち出されたり利用されたりする危険性を検知すること。【解決手段】検知部15aが、管理物品Oが保管位置Xに保管されていることを検知し、管理物品Oが保管位置Xに保管されていることが検知された時刻に、識別部15bが、保管位置Xから所定の距離以内の近傍にいる人物hを検知して、該人物hの人物IDを取得し、警報部15cが、権限情報14aのうち識別部15bが取得した人物IDに対応する権限を参照し、近傍にいる人物hが管理物品Oに接触する権限がない場合に、警報を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、検知装置および検知方法に関する。
セキュリティ上の管理が必要な物品(以下、管理物品とも称する)が規定された保管位置に施錠されずに保管されている場合に、物品の管理者が不在中にこの物品に接触する権限がない人物が周辺にいれば、不正に持ち出されたり利用されたりするおそれがある。そこで、管理物品が不正に持ち出されたり利用されたりする危険性を検知する技術が期待されている。
また、モバイル端末のGPS情報やモバイル端末が受信したビーコン情報等を用いて、人物の位置を示す情報とこの人物を識別する情報とを検知する技術が知られている。また、物品にRFIDタグを貼り付けてRFIDアンテナを設置した保管庫に保管することにより、物品の紛失を防止する技術が開示されている(特許文献1参照)。また、陳列された商品の移動を検知した際、周囲の人物の向きを検知して盗難か否かを判定する技術も知られている。
特開2007−062932号公報
しかしながら、管理物品に接触する権限がない人物が管理物品の保管位置の周辺にいたとしても、一概に不正が発生する危険性が高いとはいえない。例えば、管理者も周辺にいたり、そもそも管理物品が規定された保管位置になかったりすれば、不正が発生する危険性は低い。このように、管理物品の保管状態や管理者の在不在により、不正が発生する危険性は異なる。これに対し、従来の技術によっても、管理物品の保管状態や管理者の在不在によって異なる危険性を検知することはできなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、セキュリティ上の管理が必要な物品が不正に持ち出されたり利用されたりする危険性を検知することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る検知装置は、管理物品の所定の保管位置を含む所定の監視範囲内への進入が可能な人物を識別する人物IDと、該人物の該管理物品への接触に関する権限とを対応付けした権限情報を記憶する記憶部と、
前記管理物品が前記保管位置に保管されていることを検知する検知部と、前記管理物品が前記保管位置に保管されていることが検知された時刻に、該保管位置から所定の距離以内の近傍にいる人物を検知して、該人物の人物IDを取得する識別部と、前記権限情報のうち前記識別部が取得した人物IDに対応する権限を参照し、前記近傍にいる人物が前記管理物品に接触する権限がない場合に、警報を出力する警報部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、セキュリティ上の管理が必要な物品が不正に持ち出されたり利用されたりする危険性を検知することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る検知装置を含むシステムの概略構成を示す模式図である。 図2は、権限情報のデータ構成を例示する図である。 図3は、識別部の処理のタイミングを説明するための説明図である。 図4は、識別部の処理のタイミングを説明するための説明図である。 図5は、検知処理手順を示すフローチャートである。 図6は、検知プログラムを実行するコンピュータを例示する図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
[システム構成]
図1は、本実施形態に係る検知装置1を含むシステムの概略構成を示す模式図である。図1に例示するように、セキュリティ上の管理が必要な管理物品Oは、通常、所定の保管位置Xに載置されて保管される。本実施形態の検知装置1は、後述する検知処理を実行することにより、管理物品Oが保管位置Xに保管されているか否か、また、保管位置Xを含む所定の監視範囲Rに進入した人物hを監視して、管理物品Oの不正な持出や利用の危険性を検知する。
[検知装置の構成]
図1に例示するように、検知装置1は、パソコン等の汎用コンピュータで実現され、入力部11、出力部12、通信制御部13、記憶部14、および制御部15を備える。
入力部11は、キーボードやマウス等の入力デバイスを用いて実現され、操作者による入力操作に対応して、制御部15に対して処理開始などの各種指示情報を入力する。出力部12は、液晶ディスプレイなどの表示装置、プリンター等の印刷装置、アラーム装置等によって実現される。
通信制御部13は、NIC(Network Interface Card)等で実現され、LAN(Local Area Network)やインターネットなどの電気通信回線を介した各種のセンサ等の外部の装置と制御部15との通信を制御する。
記憶部14は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現され、権限情報14aが記憶される。なお、記憶部14は、通信制御部13を介して制御部15と通信する構成でもよい。
権限情報14aは、監視範囲R内への進入が可能な人物を識別する人物IDと管理物品Oへの接触に関する権限とが対応付けされた情報である。図2は、権限情報14aのデータ構成を例示する図である。図2に例示するように、権限情報14aは、人物IDと権限ランクとが対応付けられた人物権限情報14bと、管理物品Oを識別する物品IDと各権限ランクとが対応付けられた物品権限情報14cとを含む。
ここで、権限ランクとは、管理物品Oへの接触に関する権限の階級を意味し、人物ごとに階級を示す値が設定される。図2に示す例において、人物権限情報14bとして、人物ごとにR1またはR2のいずれかの権限ランクが設定される。なお、人物権限情報14bには、人物IDが不明な場合についても権限ランクが設定される。図2に示す例では、「その他」の人物IDに、人物IDが不明の場合が含まれる。また、物品権限情報14cとして、管理物品Oごとに権限ランクの各階級の内容が予め設定される。図2には、例えば、物品1について、R1は物品管理者、R2は接触不可が設定されている。これにより、例えば、権限ランクがR2である人物2の物品1への接触に関する権限は、接触不可であることがわかる。
図1の説明に戻る。制御部15は、CPU(Central Processing Unit)等を用いて実現され、メモリに記憶された処理プログラムを実行する。これにより、制御部15は、図1に例示するように、検知部15a、識別部15b、および警報部15cとして機能する。
検知部15aは、管理物品Oが所定の保管位置Xに保管されていることを検知する。また、検知部15aは、管理物品Oの保管位置Xからの移動を検知する。
例えば、検知部15aは、RFIDタグとRFIDアンテナとで構成されたセンサによるセンサデータを受信する。その場合、保管庫に設置されたRFIDアンテナが、RFIDタグを貼り付けられた管理物品Oの出入りを検知する。検知部15aは、RFIDが検知したセンサデータを受信することにより、管理物品Oの保管位置Xからの移動を検知する。また、検知部15aは、RFIDが検知したセンサデータの受信/未受信により管理物品Oの保管状態すなわち保管位置Xに保管されているか否かを管理する。これにより、検知部15aは、管理物品Oが保管位置Xに保管されていることを検知する。
あるいは、検知部15aは、管理物品Oの保管場所Xを撮影する映像センサにより撮影された画像を取得することにより、管理物品Oが保管位置Xに保管されていることや管理物品Oの保管位置Xからの移動を検知してもよい。その場合、管理物品Oには、QRコード(登録商標)やバーコード等の識別情報が貼付され、映像センサは、貼付されたQRコードやバーコード等の識別情報とともに管理物品Oを撮影する。そして、検知部15aは、異なる時刻に映像センサで撮影された保管場所Xの画像を比較することにより、保管位置Xの管理物品Oを識別したり管理物品Oの移動を検知したりする。これにより、検知部15aは、低コストで精度高く管理物品Oが所定の保管位置Xに保管されていることや保管位置Xからの移動を検知できる。
識別部15bは、管理物品Oが保管位置Xに保管されていることが検知された時刻に、該保管位置Xから所定の距離以内の近傍にいる人物hを検知して、該人物hの人物IDを取得する。また、識別部15bは、管理物品Oの保管位置Xからの移動が検知された時刻に、該保管位置Xから所定の距離以内の近傍にいる人物hを検知して、該人物hの人物IDを取得する。
ここで、図3および図4を参照して、識別部15bの処理のタイミングについて説明する。識別部15bは、検知部15aによる検知の結果に応じて、監視範囲R内の保管位置Xの周辺にいる人物hを検知して該人物hの人物IDを取得する識別処理を行う。
具体的に、図3に例示するように、管理物品Oが保管位置Xに保管されていること、すなわち、管理物品Oが保管位置Xに保管されている状態(保管状態ON)の継続が検知された時刻に、識別部15bは、監視範囲R内の保管位置Xの周辺にいる人物hを識別する。
また、図4に例示するように、管理物品Oの保管位置Xからの移動、すなわち、管理物品Oの保管状態ONから保管位置Xにない状態(保管状態OFF)への状態遷移が検知された時刻に、識別部15bは、監視範囲R内の保管位置Xの周辺にいる人物hを識別する。
例えば、識別部15bは、人物hが所持するモバイル端末のGPS情報やモバイル端末が受信したビーコン情報等を用いて、監視範囲R内の保管位置Xの近傍にいる人物hの位置を示す情報とこの人物hを識別する人物IDとを検知する。
あるいは、識別部15bは、保管位置Xの近傍に設置された映像センサとビーコン等の種類の異なる複数のセンサによる検知結果のセンサデータを取得することにより、保管位置Xの近傍にいる人物の人物IDを取得するように構成されてもよい。その場合、識別部15bは、予め各センサで同一人物を同一時刻に検知して、各センサによる検知結果の関係を学習し、その学習結果を用いて、検知対象の人物の各センサによる検知結果が同一人物のものかを判定する。これにより、識別部15bは、低コストで確度高く保管位置Xの近傍にいる人物を検知して、この人物の人物IDを取得できる。
上記の場合に、さらに、各種類のセンサがそれぞれ複数であってもよい。例えば、保管位置Xの近傍を撮影する映像センサが複数台設置されてもよい。この場合、映像センサによる検知結果の精度がさらに向上するので、識別部15bは、さらに確度高く保管位置Xの近傍にいる人物を検知してその人物の人物IDを取得できるようになる。
警報部15cは、権限情報14aのうち識別部15bが取得した人物IDに対応する権限を参照し、保管位置Xの近傍にいる人物が管理物品Oに接触する権限がない場合に、警報を出力する。具体的に、警報部15cは、識別部15bが取得した人物IDを用いて権限情報14aを参照し、管理物品Oに対する接触に関する権限が接触不可である場合に、管理物品Oの不正な持出や利用の危険性が高い警戒状態である旨の警報を出力する。例えば、警報部15cは、出力部12に警戒状態を意味するメッセージを表示させる。
なお、警報部15cは、識別部15bが保管位置Xの近傍にいる人物の人物IDを取得できなかった場合にも、権限情報14aのうち人物IDが不明な場合の権限を参照し、この人物が管理物品Oに接触する権限がない場合に、警戒状態として警報を出力する。例えば、人物hの検知の精度が低い場合や、検知された人物hが、権限情報14aに登録されているいずれの人物IDにも該当しない場合等、識別部15bが保管位置Xの近傍にいる人物hを識別できなかった場合が該当する。
また、警報部15cは、保管位置Xの近傍にいる人物のうち、いずれもその管理物品Oの管理者ではなく、かつ、いずれかが管理物品Oに接触する権限がない場合に、警報を出力するようにしてもよい。例えば、図2に例示した権限情報14aの物品1の保管位置の近傍に、いずれも権限ランクR2の人物2および人物3がいた場合がこれに該当する。この場合、物品1についての物品管理者であるR1の権限ランクの人物が不在で、かつ、物品1について接触不可である権限ランクR2の人物のみが保管位置の近傍にいることが検知される。これにより、より確度高く管理物品Oの警戒状態を通知できる。
また、警報部15cは、管理物品Oの管理者のいる場所に設置されたアラーム装置に対してアラーム音の出力を指示してもよい。あるいは、管理者の所持するモバイル端末にメッセージを通知してもよい。これにより、管理物品Oの管理者に対する警報が出力される。したがって、より実効的に管理者の注意を喚起することができる。
[検知処理]
次に、図5を参照して、本実施形態に係る検知装置1による検知処理について説明する。図5は、検知処理手順を示すフローチャートである。図5のフローチャートは、例えば、検知処理の開始を指示する操作入力があったタイミングで開始される。
まず、検知部15aが、管理物品Oの保管状態を検知する(ステップS1)。例えば、管理物品Oが所定の保管位置Xに保管されていることを検知する。また、検知部15aは、管理物品Oの保管位置Xからの移動を検知する。
次に、識別部15bが、管理物品Oの保管状態に応じて、保管位置Xの周辺すなわち所定の距離以内の近傍にいる人物hを検知して、該人物hの人物IDを取得する識別処理を行う(ステップS2)。
次に、警報部15cが、権限情報14aを参照し、保管位置Xの近傍にいる人物hが管理物品Oに接触する権限がない場合に、警報状態と判定し(ステップS3,Yes)、警報を出力する(ステップS4)。なお、警報部15cは、警報状態ではないと判定した場合には(ステップS3,No)、ステップS1に処理を戻す。これにより、一連の検知処理が終了する。
以上、説明したように、本実施形態の検知装置1において、検知部15aが、管理物品Oが保管位置Xに保管されていることを検知し、その時刻に、識別部15bが、保管位置Xから所定の距離以内の近傍にいる人物hを検知して、該人物hの人物IDを取得する。また、警報部15cが、権限情報14aのうち識別部15bが取得した人物IDに対応する権限を参照し、近傍にいる人物hが管理物品Oに接触する権限がない場合に、警報を出力する。
これにより、本実施形態の検知装置1は、管理物品Oが保管位置Xに保管されている状態で、この管理物品Oに接触する権限がない人物hが保管位置Xの周辺にいることを検知できる。このように、管理物品Oが不正に持ち出されたり利用されたりする危険性を検知することができる。
あるいは、検知部15aが、管理物品Oの保管位置Xからの移動を検知し、その時刻に、識別部15bが、該保管位置Xから所定の距離以内の近傍にいる人物hを検知して、該人物hの人物IDを取得する。また、警報部15cが、権限情報14aを参照し、近傍にいる人物hが管理物品Oに接触する権限がない場合に、警報を出力する。
これにより、検知装置1は、管理物品Oが保管位置Xから移動した際、接触する権限がない人物hが保管位置Xの近傍にいることを検知できる。このように、管理物品Oが不正に持ち出されたり利用されたりする危険性を検知することができる。
また、警報部15cは、識別部15bが保管位置Xの近傍にいる人物の人物IDを取得できなかった場合に、権限情報14aのうち人物IDが不明な場合の権限を参照し、この人物が管理物品Oに接触する権限がない場合に、警報を出力する。これにより、部外者等を検知することができる。
また、警報部15cは、保管位置Xの近傍にいる人物hのうち、いずれもその管理物品Oの管理者ではなく、かつ、いずれかが管理物品Oに接触する権限がない場合に、警報を出力する。これにより、より確度高く管理物品Oの警戒状態を通知できる。
また、警報部15cは、管理物品Oの管理者に対する警報を出力する。したがって、より実効的に管理者の注意を喚起することができる。
また、検知部15aは、識別情報が貼付された管理物品Oの保管位置Xが撮影された画像により、該管理物品Oが該保管位置Xに保管されていることまたは保管位置Xからの移動を検知する。これにより、低コストで精度高く管理物品Oが所定の保管位置Xに保管されていることや保管位置Xからの移動が検知できる。
また、識別部15bは、保管位置Xの近傍に設置された種類の異なる複数のセンサの検知結果を用いて、予め各センサにより同一人物を同一時刻に検知した検知結果の関係を学習し、検知対象の人物の各センサによる検知結果が、センサのいずれかで検知された人物IDと同一人物のものかを判定することにより、保管位置Xの近傍にいる人物の人物IDを取得する。これにより、低コストで確度高く保管位置Xの近傍にいる人物の人物IDを取得できる。
[プログラム]
上記実施形態に係る検知装置1が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。一実施形態として、検知装置1は、パッケージソフトウェアやオンラインソフトウェアとして上記の検知処理を実行する検知プログラムを所望のコンピュータにインストールさせることによって実装できる。例えば、上記の検知プログラムを情報処理装置に実行させることにより、情報処理装置を検知装置1として機能させることができる。ここで言う情報処理装置には、デスクトップ型またはノート型のパーソナルコンピュータが含まれる。また、その他にも、情報処理装置にはスマートフォン、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)などの移動体通信端末、さらには、PDA(Personal Digital Assistants)などのスレート端末などがその範疇に含まれる。また、ユーザが使用する端末装置をクライアントとし、当該クライアントに上記の検知処理に関するサービスを提供するサーバ装置として実装することもできる。例えば、検知装置1は、センサデータを入力とし、検知結果を出力する検知処理サービスを提供するサーバ装置として実装される。この場合、検知装置1は、Webサーバとして実装することとしてもよいし、アウトソーシングによって上記の検知処理に関するサービスを提供するクラウドとして実装することとしてもかまわない。以下に、検知装置1と同様の機能を実現する検知プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。
図6に示すように、検知プログラムを実行するコンピュータ1000は、例えば、メモリ1010と、CPU1020と、ハードディスクドライブインタフェース1030と、ディスクドライブインタフェース1040と、シリアルポートインタフェース1050と、ビデオアダプタ1060と、ネットワークインタフェース1070とを有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM(Read Only Memory)1011およびRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1031に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1041に接続される。ディスクドライブ1041には、例えば、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が挿入される。シリアルポートインタフェース1050には、例えば、マウス1051およびキーボード1052が接続される。ビデオアダプタ1060には、例えば、ディスプレイ1061が接続される。
ここで、図6に示すように、ハードディスクドライブ1031は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093およびプログラムデータ1094を記憶する。上記実施形態で説明した各テーブルは、例えばハードディスクドライブ1031やメモリ1010に記憶される。
また、検知プログラムは、例えば、コンピュータ1000によって実行される指令が記述されたプログラムモジュール1093として、ハードディスクドライブ1031に記憶される。具体的には、上記実施形態で説明した検知装置1が実行する各処理が記述されたプログラムモジュール1093が、ハードディスクドライブ1031に記憶される。
また、検知プログラムによる情報処理に用いられるデータは、プログラムデータ1094として、例えば、ハードディスクドライブ1031に記憶される。そして、CPU1020が、ハードディスクドライブ1031に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出して、上述した各手順を実行する。
なお、検知プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1031に記憶される場合に限られず、例えば、着脱可能な記憶媒体に記憶されて、ディスクドライブ1041等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、検知プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等のネットワークを介して接続された他のコンピュータに記憶され、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述および図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
1 検知装置
11 入力部
12 出力部
13 通信制御部
14 記憶部
14a 権限情報
15 制御部
15a 検知部
15b 識別部
15c 警報部
R 監視範囲
O 管理物品
X 保管位置

Claims (8)

  1. 管理物品の所定の保管位置を含む所定の監視範囲内への進入が可能な人物を識別する人物IDと、該人物の該管理物品への接触に関する権限とを対応付けした権限情報を記憶する記憶部と、
    前記管理物品が前記保管位置に保管されていることを検知する検知部と、
    前記管理物品が前記保管位置に保管されていることが検知された時刻に、該保管位置から所定の距離以内の近傍にいる人物を検知して、該人物の人物IDを取得する識別部と、
    前記権限情報のうち前記識別部が取得した人物IDに対応する権限を参照し、前記近傍にいる人物が前記管理物品に接触する権限がない場合に、警報を出力する警報部と、
    を備えることを特徴とする検知装置。
  2. 管理物品の所定の保管位置を含む所定の監視範囲内への進入が可能な人物を識別する人物IDと、該人物の該管理物品への接触に関する権限とを対応付けした権限情報を記憶する記憶部と、
    前記管理物品の前記保管位置からの移動を検知する検知部と、
    前記移動が検知された時刻に前記保管位置から所定の距離以内の近傍にいる人物を検知して、該人物の人物IDを取得する識別部と、
    前記権限情報のうち前記識別部が取得した人物IDに対応する権限を参照し、前記近傍にいる人物が前記管理物品に接触する権限がない場合に、警報を出力する警報部と、
    を備えることを特徴とする検知装置。
  3. 前記権限情報には、前記人物IDが不明な場合の前記権限が含まれ、
    前記警報部は、前記識別部が前記近傍にいる人物の人物IDを取得できなかった場合に、前記権限情報のうち前記人物IDが不明な場合の前記権限を参照し、該人物が前記管理物品に接触する権限がない場合に、警報を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の検知装置。
  4. 前記警報部は、前記近傍にいる人物のうち、いずれも該管理物品の管理者ではなく、かつ、いずれかが前記管理物品に接触する権限がない場合に、警報を出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の検知装置。
  5. 前記警報部は、前記管理物品の管理者に対する警報を出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の検知装置。
  6. 前記検知部は、識別情報が貼付された前記管理物品の前記保管位置が撮影された画像により、該管理物品が該保管位置に保管されていることまたは前記保管位置からの移動を検知することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の検知装置。
  7. 前記識別部は、前記保管位置の近傍に設置された種類の異なる複数のセンサの検知結果を用いて、予め前記センサのそれぞれにより同一人物を同一時刻に検知した検知結果の関係を学習し、検知対象の人物の各センサによる検知結果が、前記センサのいずれかで検知された人物IDと同一人物のものかを判定することにより、前記保管位置の近傍にいる人物を検知して、該人物IDを取得することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の検知装置。
  8. 検知装置で実行される検知方法であって、
    前記検知装置は、管理物品の所定の保管位置を含む所定の監視範囲内への進入が可能な人物を識別する人物IDと、該人物の該管理物品への接触に関する権限とを対応付けした権限情報を記憶する記憶部を備え、
    前記管理物品が前記保管位置に保管されていることを検知する検知工程と、
    前記管理物品が前記保管位置に保管されていることが検知された時刻に、該保管位置から所定の距離以内の近傍にいる人物を検知して、該人物の人物IDを取得する識別工程と、
    前記権限情報のうち前記識別工程において取得された人物IDに対応する権限を参照し、前記近傍にいる人物が前記管理物品に接触する権限がない場合に、警報を出力する警報工程と、
    を含んだことを特徴とする検知方法。
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