JP2010211493A - 物品監視システム、物品監視方法および物品監視プログラム - Google Patents

物品監視システム、物品監視方法および物品監視プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】容易かつ安価に設置でき、物品の盗難を防止できる物品監視システム、物品監視方法および物品監視プログラムを提供する。
【解決手段】物品監視システム1は、アンテナ11と、送受信部12と、到来方向検知部13と、変化検知部14と、警報部15と、位置情報記憶部16と、を備える。監視する対象の物品を対象物Aとし、RFタグ2を貼り付けておく。アンテナ11の電波の送受信が可能な範囲である所定のエリアR1内に対象物Aは置かれる。送受信部12は、電波を放射してRFタグ2に電力を供給し、RFタグ2が放射する電波を受信する。到来方向検知部13は、RFタグ2が発する電波の到来方向を検知する。変化検知部14は、到来方向検知部13によるRFタグ2が発する電波の到来方向の検知を2回以上行って、電波の到来方向の変化を検知し、変化(変位)がある場合、警報部15で警報を発する。
【選択図】図1

Description

本発明は、物品監視システム、物品監視方法および物品監視プログラムに関する。
近年、物品の流通管理などの目的のため、タグリーダから無線により電源供給を受けて駆動し、内部に記録された情報に従い反射波を制御することで、前記記録された情報を応答信号としてタグリーダに送信する、パッシブ型の非接触ICタグが広く用いられるようになってきている。
例えば、出入り口のゲートに識別タグの情報を読み取るリーダアンテナを設置しておき、識別タグがゲートを通過することを検出した場合に、警報を発して物品の盗難防止に役立てる技術が特許文献5に記載されている。同様に、物に識別タグを付して物品を管理する方法として、特許文献2に、識別タグの検出された距離の変化より移動距離を検出し、敷居を越えた場合や識別タグの検出ができない場合に警報機を駆動することにより、物体に対する簡単な安全保護システムを提供する技術が記載されている。
人にタグを付して、建物などのセキュリティを行う方法として、特許文献3や特許文献6がある。識別タグの有無で、ユーザの所定エリアへの入退(もしくは存在)を検出し、許可を受けていないユーザの場合に、監視カメラなどの防犯システムを作動させることにより、防犯を強化する技術が記載されている。また、特許文献4には、収納部の開閉をセンサで検知した場合に、近傍にいるユーザの識別タグの情報を読み取り記録することで、収納部に納められていた対象物が紛失した場合などに、紛失物を探索する支援を行う技術が記載されている。
物および人の両方にタグを付すことで、許可を受けたユーザが、そのユーザに対応する物品を移動などさせる場合を許可する技術が特許文献1に記載されている。また、特許文献5のように、タグリーダでユーザと物品のタグ情報を読み取り、それらを組み合わせて記録しておき、忘れ物の有無を判定する方法として用いることも可能である。
特開平11−259773号公報 特表2002−525640号公報 特開2005−4256号公報 特開2006−54510号公報 特開2006−171897号公報 特開2006−338467号公報
物品にタグを付す場合は、入口などに設置されたタグリーダを通過しなければ盗難などの異常を検知できないだけでなく、タグリーダの設置の必要がある。また、物品を管理する棚などに異常を検知するセンサなどを取り付ける場合や、防犯カメラなどを設置する場合は、専用の防犯対策手段が必要になることが多く、タグの取り付けと比較して、コストや手間がかかる。
また、物品が書類などの場合、第3者がその場で閲覧したときは物品(タグ)の移動がないため、異常を検知することができない。さらに、許可を得た人が物品を利用する場合は、物品の移動があった場合でも、異常であると判定されず、かつ、容易に照合が行われることが望ましい。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたもので、容易かつ安価に設置でき、物品の盗難を防止できる物品監視システム、物品監視方法および物品監視プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る物品監視システムは、
識別情報を保有するRFタグと、
前記RFタグが発する電波の到来方向を検知する到来方向検知手段と、
前記到来方向検知手段による前記RFタグが発する電波の到来方向の検知を2回以上行って、前記電波の到来方向の変化から前記RFタグの移動の変位を検知する変化検知手段と、
前記変化検知手段で検出した前記RFタグの移動の変位が所定の条件に適合した場合に警報を発する警報出力手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る物品監視方法は、
識別情報を保有するRFタグが発する電波の到来方向を検知する到来方向検知ステップと、
前記到来方向検知ステップによる前記RFタグが発する電波の到来方向の検知を2回以上行って、前記電波の到来方向の変化から前記RFタグの移動の変位を検知する変化検知ステップと、
前記変化検知ステップで検出した前記RFタグの移動の変位が所定の条件に適合した場合に警報を発する警報出力ステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明の第3の観点に係る物品監視プログラムは、
コンピュータに、
識別情報を保有するRFタグが発する電波の到来方向を検知する到来方向検知ステップと、
前記到来方向検知ステップによる前記RFタグが発する電波の到来方向の検知を2回以上行って、前記電波の到来方向の変化から前記RFタグの移動の変位を検知する変化検知ステップと、
前記変化検知ステップで検出した前記RFタグの移動の変位が所定の条件に適合した場合に警報を発する警報出力ステップと、
を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、物品監視システムを容易かつ安価に設置でき、物品盗難の防止に役立てることができる。
本発明の実施の形態1に係る物品監視システムの構成例を示すブロック図である。 実施の形態1の物品監視システムを備えた例を示す概念図である。 実施の形態1の物品監視システムにおける動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る物品監視システムの構成例を示すブロック図である。 実施の形態2の物品監視システムを備えた例を示す概念図である。 ユーザとタグの関係を記憶するデータの一例を示す図である。 実施の形態2の物品監視システムにおける動作の一例を示すフローチャートである。 物品監視システムのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付す。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る物品監視システムの構成例を示すブロック図である。図2は、図1の物品監視システムを備えた例を示す概念図である。
物品監視システム1は、アンテナ11と、送受信部12と、到来方向検知部13と、変化検知部14と、警報部15と、位置情報記憶部16と、を備える。物品監視システム1は、制御部(図示せず)により、各部分およびシステム全体が制御される。ここでは、監視する対象の物品を対象物Aとし、RFタグ2を貼り付けておく。例えば、対象物Aはパソコンであり、所定の場所(机)でのみ使用が限られているものとする。机を覆うように、アンテナ11の電波の送受信が可能な範囲である所定のエリアR1が設定されている。
アンテナ11は、RFタグ2から送信される電波を複数の位置で受信するために、複数のアンテナ素子11aを備えるアレーアンテナを用いる。例えば、マイクロストリップアンテナを並べた平面アレーアンテナや、ESPARアンテナを用いることができる。
送受信部12は、RFタグ2に電波を放射して給電し、RFタグ2が送信する電波を受信する。パッシブタイプのRFタグ2は、電波吸収信号反射部の内部に整流回路が内蔵されており、タグのアンテナで受けた送受信部12からの電波を整流して直流に直し、それを電源として、回路が動作する仕組みになっている。通常、送受信部12からの電波は、プリアンブルに続きコマンドビット列で変調されたものである。この後にさらに無変調のキャリアが続く。プリアンブルの部分で、回路の初期動作に必要なだけのエネルギーが蓄えられる。そしてコマンドビット列を復調して解釈し、無変調部キャリアの部分で反射波に、タグ情報記憶部に記憶されている送信符号を乗せて情報を返す。送受信部12から送信する信号およびRFタグ2の返信の変調には、振幅変調、周波数変調、位相変調、あるいはその組み合わせが用いられる。
RFタグ2との通信に用いる周波数帯域は、特に制限はないが、周波数が高い方がアンテナ素子11aおよびアンテナ11を小さくできる。例えば、2.45GHzの周波数帯を用いることができる。本実施の形態の対象としては、RFタグ通信の規格に適合している必要はない。さらに高い周波数を用いることも可能である。
到来方向検知部13は、アンテナ11で受信した信号から、その電波の到来方向を検知する。原理的には、アンテナ11に電波が到達する時間差によって、到来方向を知ることができる。電波の反射、回折などによる干渉や、送信電力の漏れ信号が生じるので、到来方向を正確に検知するには、それらの干渉を除去する必要がある。到来方向推定には、例えば、RBF(Radial Basis Function)ニューラルネットワークまたはMUSIC法(MUltiple SIgnal Classification法)を用いることができる。その他例えば、最小ノルム法(Min-Norm)またはESPRIT(Estimation of Signal Parameters via Rotational Invariance Techniques)などを用いてもよい。
変化検知部14は、少なくとも2回以上繰り返してRFタグ2の読み取りを行ったときの、受信電波の到来方向の変化を検知する。電波の到来方向によって、対象物Aを推定し、電波の到来方向の変化によって、対象物Aの動き(変位)を算出する。そして、検知した到来方向の変化、またはそれから算出した対象物Aの変位を、警報部15および位置情報記憶部16に伝達する。
到来方向検知部13や変化検知部14で算出する到来方向や変位について説明する。送受信部12で、問い合わせ信号を送出する方向を変化させながら応答信号を受信し、前記応答信号が極大となる場所を見つければ、その問い合わせ信号を送出していた方向にRFタグ2が存在することが分かる。また、問い合わせ信号を送信してから応答信号を受信するまでの時間や前記受信した応答信号の位相差などから、アンテナ11からRFタグ2までの距離を計算することができる。この計算方法はよく知られており、例えば、2008年電子情報通信学会総合大会B−1−212「RFタグの到来方向推定システムの試作」に記載される。
警報部15は、対象物Aの変位を検知した場合に、警報を表示する。例えば、サイレンの鳴動などの音や、警告灯の点灯などの光によるもので警報する。また、警備会社への通知や、対象物Aの保有者へのメール通知などでもよい。
位置情報記憶部16は、直近の対象物Aの位置を記憶したり、対象物Aの存在すべきエリアR1の位置座標を記憶する。直近の対象物Aの位置は、変化検知部14で動き(変位)の算出の際に必要となる情報であり、位置情報を検知する都度、上書きしてもよく、記録として残してもよい。エリアR1の位置座標は、その位置座標の方向と、受信電波の到来方向との差により、変化検知部14で動き(変位)の有無を判断するのに用いる。
図3は、実施の形態1に係る物品監視システムの監視の動作の一例を示すフローチャートである。送受信部12は、RFタグ2に電波を放射して給電し、RFタグ2が送信する電波を受信することで、RFタグ2のデータ読み取りを行う(ステップS11)。
到来方向検知部13は電波の到来方向を検知する(ステップS12)。変化検知部14は、今回の電波の到来方向と前回の電波の到来方向との変化を算出する(ステップS13)。
電波の到来方向に変化がなければ(ステップS14;NO)、ステップS11に戻って再びRFタグ2の読み取りを行う。
電波の到来方向に変化がある場合(ステップS14;YES)、警報部15は警報を表示する(ステップS15)。
以上、説明したように、本実施の形態1の物品監視システム1によれば、容易かつ安価に設置でき、物品の盗難を防止することができる。対象物Aに取り付けられたRFタグ2は、パッシブタイプであり電池が不要であるので、電池交換の手間がかからず、電池切れにより監視されていない状態になるのを防ぐことができる。
出入り口にタグ読み取りゲートを設置する場合は、例えば窓からの持ち出しなど、タグ読み取り機を通過しないで持ち出しすることが考えられ、その場合は警報することができない。本実施の形態1の物品監視システム1では、エリアR1内におかれた対象物Aの変位を検知するので、警報することが可能である。また、シールド部材などで対象物Aを囲い、タグ読み取り機を通過した場合も、タグの読み取りが行えずに警報することができない。この場合は、予め、エリアR1内からRFタグ2の存在を検知できなくなった場合に警報するように設定することで、対応可能である。
さらに、変化検知部14で算出した変位量の大きさが、所定の範囲を超えた場合にのみ警報するように設定しておけば、対象物A(パソコン)を見やすいように若干向きを変えた場合など、通常の使用における変位がある場合に警報されずに済む。また、警報部15で一旦警報を開始し、エリアR1内からRFタグ2の存在を検知できなくなった場合は、警報音が大きくなるように設定するなど、物品の状況(ここでは対象物Aの位置)により警報レベルを変化させることも可能である。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係る物品監視システムの構成例を示すブロック図である。図5は、図4の物品監視システムを備えた例を示す概念図である。実施の形態2の物品監視システムは、ユーザの所持するRFタグについても検知し、許可を得たユーザであるかの判定を行うことができる。物品監視システム1の基本的な構造は、実施の形態1と同じであり、符号検出部18と、時刻検知部19を追加して備える。また、位置情報記憶部16の代わりにデータ記憶部17を備えているが、データ記憶部17の記憶する情報の一部に、位置情報記憶部16で記憶する情報を含む。
図5では、物品監視システム1は、アンテナ11部分とその他の部分の2つの装置で構成されているものとする。アンテナ11以外の構成を含む装置は、ネットワークを介してアンテナ11と接続可能であり、全体で物品監視システム1として機能する。監視する対象の物品を対象物A1、A2とし、収納部Sに収納する。収納部Sはスライドタイプや観音開きタイプの扉により、開閉可能である。収納部Sの扉部分にRFタグ2aを貼り付けておく。扉が開閉されると、扉に添付されたRFタグ2aも同時に移動(変位)することで、対象物A1、A2が何らかの形で利用されたものと仮定する。
収納部Sの扉部分を覆うように、すなわち変位するRFタグ2aの位置を囲うようにして、アンテナ11の電波の送受信が可能な範囲である所定のエリアR2を設定しておく。また、対象物A1を使用することを許可されたユーザUは、社員証などの形で、RFタグ2bを所持するものとする。
例えば対象物A1は、本や書類などであって、その物自体を盗難されない場合であっても、中に記載された情報を勝手に見られるおそれがあるものとする。対象物A2は、フロッピーなどであって、複数個あるために各々にRFタグ2を取り付けるのが大変であったり、RFタグ2を付しても容易にRFタグ2そのものを外されてしまうおそれがあり、対象物A2そのものにRFタグ2を取り付けるのが困難なものとする。対象物A1、A2は、収納部Sの扉の開閉により、情報を見られたり持ち出されたりする可能性があることが分かるものとし、その扉の開閉は、RFタグ2aの動き(変位)で検知することができる。
データ記憶部17は、対象物A1、A2と、その対象物A1、A2の利用を許可されたユーザUとの組合せをデータベースの形式で記録する。また、データ記憶部17は、位置情報記憶部16と同様に、直近の対象物Aの位置を記憶したり、対象物Aの存在すべきエリアR2の位置座標を記憶する。
データ記憶部17に記憶するデータベースの例を図6に示す。名前、ユーザUが所持するRFタグ2bのID番号、そのユーザUが使用を許可された対象物Aの番号、そのユーザUが使用を許可されている時間帯などを記録している。対象物Aの番号と対象物Aに与えられたRFタグ2aのID番号や、その対象物Aを収納する収納部Sに付されたRFタグ2aのID番号などについても、データベースで管理することができる。
符号検出部18は、受信した電波を復調してRFタグ2bが送信した符号を検出する。RFタグ2bが送信する符号には、RFタグ2bの固有の識別符号が含まれる。また、符号検出部18では、検出した符号が、データ記憶部17のデータにある所定の条件、例えばユーザUが対象物Aの使用を許可された人かどうかの条件、を満たすかどうかの判断も合わせて行う。
時刻検知部19では、主に、変化検知部14でRFタグ2aの変位を検知したときや、符号検出部18でユーザUと対象物Aの組合せの一致を検出したときの時刻を検知する。また、時刻検知部19では、検知した時刻が、データ記憶部17のデータにある所定の条件、例えばユーザUは許可された時間内に対象物Aを利用しているかの条件、を満たすかどうかの判断も合わせて行う。さらに、時刻検知部19では、RFタグ2a、2bの読み取りを行った時刻や、RFタグ2a、2bの変位した時刻を、データ記憶部17へ伝えてもよい。データ記憶部17は時刻のデータを受け取り、時刻とRFタグ2a、2bの識別番号や位置座標と共に記憶・保存することができる。
次に、図4〜7を参照して、本実施の形態の動作について説明する。図7は、実施の形態2に係る物品監視システムの監視の動作の一例を示すフローチャートである。
送受信部12は、収納部SのRFタグ2aに電波を放射して給電し、RFタグ2aが送信する電波を受信することで、RFタグ2aのデータ読み取りを行う(ステップS21)。RFタグ2aが変位することは収納部Sが開閉することを意味するので、RFタグ2aの変位を、収納部Sに納められた対象物A1、A2を利用している状態と仮定する。
到来方向検知部13は電波の到来方向を検知する(ステップS22)。変化検知部14は、今回の電波の到来方向と前回の電波の到来方向との変化を算出する(ステップS23)。
電波の到来方向に変化がなければ(ステップS24;NO)、ステップS21に戻って再びRFタグ2aの読み取りを行う。
電波の到来方向に変化がある場合(ステップS24;YES)、ユーザUのRFタグ2bのデータ読み取りを行う(ステップS25)。ユーザUのRFタグ2bが、対象物A1、A2の使用を許可されていれば(ステップS26;YES)、警報解除となり(ステップS27)、警報は作動せずに停止する。そして、ステップS21に戻って、RFタグ2aの読み取りを行う。
ユーザUのRFタグ2bが、対象物A1、A2のRFタグ2aの使用を許可されていなければ(ステップS26;NO)、警報部15は警報を表示する(ステップS28)。
ステップS26の許可において、ユーザUと対象物Aの組合せだけでなく、利用可能な時間帯についても条件に入れてもよい。また、ユーザUと利用可能な時間帯のみ条件に入れるなど、許可の有無の条件は任意に設定することもできる。
以上、説明したように、本実施の形態2の物品監視システムによれば、容易かつ安価に設置でき、物品の盗難を防止することができる。さらに、書類などの情報漏洩を防止できる。
収納部Sに取り付けられたRFタグ2aやユーザUが所持するRFタグ2bは、アクティブタイプとパッシブタイプのどちらであってもよい。パッシブタイプの場合、RFタグ2のデータを読み取る際に給電を行う必要があるが、電池が不要であり電池交換の手間がかからず、電池切れにより監視されていない状態になるのを防ぐことができる。
許可されたユーザUであって、データベースなどに登録された対象物Aを使用する場合にのみ警報を解除して、警報表示をさせないことで、対象物Aを監視カメラなどで監視する必要がなく、また、対象物Aを保管する場所への出入りの制限なども必要がない。対象物AとユーザUの組合せを登録する必要はあるが、RFタグ2とアンテナ11を設置するだけで、容易かつ低コストで物品の盗難を防止することができる。
また、対象物Aである本や書類などにRFタグ2を取り付けるだけでは、持ち出しを防止することはできても、その場での閲覧などによる情報の漏洩を防止することができなかった。情報漏洩の防止のためには、監視カメラなどを用いる、もしくは対象物Aの保管場所への出入りの制限を行うなどの対策が必要であった。しかし、開閉可能な収納部Sがあれば、RFタグ2aを付すだけで容易に対策でき、情報漏洩を防止することができる。また、収納部Sを開閉したことを検知でき、そのときのユーザUが分かるので、情報閲覧の記録として記憶することも可能である。
上述した実施の形態1では、RFタグ2を備えた対象物Aが単数である場合を挙げているが、複数であってもよく、エリアR1内に存在していればよい。また、実施の形態2についても、対象物Aの数は、収納部Sの収納スペースの数に応じてRFタグ2aを取り付けておけば、対象物Aの個数は、収納スペースの数より多くてもよい。ただし、収納部Sの開閉方式によっては、1つの収納部Sに対してRFタグ2aが2つ必要な場合もある。
警報部15が行う警報の方法は、ブザーにより音を鳴らしたり、パトランプにより光を点滅させるなどの他、警備会社への通知や、担当者へのメール連絡などによる通知でもよい。部屋全体などを監視カメラで監視している場合、警報部15から制御部31の指示により監視カメラの撮影方向の切り替えが行われ、対象物Aの方向をカメラで撮影するように設定してもよい。
図8は、図1または図4に示す物品監視システム1のハードウェアの構成の一例を示すブロック図である。物品監視システム1は、図8に示すように、制御部31、主記憶部32、外部記憶部33、操作部34、表示部35および送受信部36を備える。主記憶部32、外部記憶部33、操作部34、表示部35および送受信部36はいずれも内部バス30を介して、制御部31に接続されている。
制御部31はCPU(Central Processing Unit)等から構成され、外部記憶部33に記憶されている物品監視プログラム50に従って、前述の物品監視システム1の処理を実行する。
主記憶部32はRAM(Random-Access Memory)等から構成され、外部記憶部33に記憶されている物品監視プログラム50をロードし、制御部31の作業領域として用いられる。
外部記憶部33は、フラッシュメモリ、ハードディスク、DVD−RAM(Digital Versatile Disc Random-Access Memory)、DVD−RW(Digital Versatile Disc ReWritable)等の不揮発性メモリから構成され、前記の処理を制御部31に行わせるための物品監視プログラム50を予め記憶し、また、制御部31の指示に従って、このプログラムが記憶するデータを制御部31に供給し、制御部31から供給されたデータを記憶する。
図1の位置情報記憶部16または図4のデータ記憶部17は、外部記憶部33に構成される。物品監視処理を行っているときは、それらのデータの一部は主記憶部32に記憶されて制御部31の作業に用いる。
操作部34はキーボード及びマウスなどのポインティングデバイス等と、キーボード及びポインティングデバイス等を内部バス30に接続するインターフェース装置から構成されている。操作部34を介して、移動方向や距離などの範囲を規定する数値や、ユーザUとRFタグ2(もしくは対象物A)の組合せなどの情報が入力され、制御部31に供給される。
表示部35は、CRT(Cathode Ray Tube)又はLCD(Liquid Crystal Display)などから構成され、RFタグ2の軌跡や、所有者情報などを表示する。表示部35はなくてもよい。
送受信部36は、無線送受信機、無線モデム又は網終端装置、およびそれらと接続するシリアルインターフェースまたはLAN(Local Area Network)インターフェースから構成されている。送受信部36は、アンテナ11を介して、RFタグ2の電波信号の送受信などを行う。
制御部31、主記憶部32、外部記憶部33、内部バス30などから構成される物品監視処理を行う中心となる部分は、アンテナ11を備えるRFタグ読み取り機とは別に構成してもよい。このとき、前者のゲート制御処理を行う中心となる部分と、RFタグの読み取り機は、ネットワークを介して通信を行う。
その他、本発明の好適な変形として、以下の構成が含まれる。
本発明の第1の観点に係る物品監視システムについて、
好ましくは、前記警報出力手段は、前記変化検知手段で前記RFタグの移動の変位の大きさが所定の範囲を超えた場合に、前記警報出力手段で警報を発することを特徴とする。
好ましくは、前記電波の到来方向を検出した時刻を検知する手段を備え、
前記警報出力手段は、前記変化検知手段で前記RFタグの所定の大きさ以上の移動の変位を検出した時刻が所定の時間の範囲内である場合に、前記警報出力手段で警報を発することを特徴とする。
好ましくは、前記警報出力手段は、音響を発生する手段、光を発生する手段、もしくは電気信号を送信する手段のいずれかまたはそれらの組み合わせを含むことを特徴とする。
好ましくは、人の識別情報を保有する第2のRFタグと、
前記第2のRFタグが送信する符号を検出する符号検出手段と、
前記符号検出手段で検出した符号が所定の条件に適合する場合に、前記警報出力手段が警報を発することを停止する警報停止手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る物品監視方法について、
好ましくは、前記警報出力ステップは、前記変化検知ステップで前記RFタグの移動の変位の大きさが所定の範囲を超えた場合に、前記警報出力ステップで警報を発することを特徴とする。
好ましくは、前記電波の到来方向を検出した時刻を検知するステップを備え、
前記警報出力ステップは、前記変化検知ステップで前記RFタグの所定の大きさ以上の移動の変位を検出した時刻が所定の時間の範囲内である場合に、前記警報出力ステップで警報を発することを特徴とする。
好ましくは、前記警報出力ステップは、音響を発生するステップ、光を発生するステップ、もしくは電気信号を送信するステップのいずれかまたはそれらの組み合わせを含むことを特徴とする。
好ましくは、人の識別情報を保有する第2のRFタグが送信する符号を検出する符号検出ステップと、
前記符号検出ステップで検出した符号が所定の条件に適合する場合に、前記警報出力ステップが警報を発することを停止する警報停止ステップと、
を備えることを特徴とする。
その他、前記のハードウエア構成やフローチャートは一例であり、任意に変更および修正が可能である。
制御部31、主記憶部32、外部記憶部33、内部バス30などから構成される物品監視処理を行う中心となる部分は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。たとえば、前記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM等)に格納して配布し、当該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、前記の処理を実行する物品監視システム1を構成してもよい。また、インターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に当該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロード等することで物品監視システム1を構成してもよい。
また、物品監視システム1の機能を、OS(オペレーティングシステム)とアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合などには、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体や記憶装置に格納してもよい。
また、搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。たとえば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS, Bulletin Board System)に前記コンピュータプログラムを掲示し、ネットワークを介して前記コンピュータプログラムを配信してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前記の処理を実行できるように構成してもよい。
1 物品監視システム
2、2a、2b RFタグ
11 アンテナ
12 送受信部
13 到来方向検知部
14 変化検知部
15 警報部
16 位置情報記憶部
17 データ記憶部
18 符号検出部
19 時刻検知部
31 制御部
32 主記憶部
33 外部記憶部
34 操作部
35 表示部
36 送受信部
50 物品監視プログラム
A、A1、A2 対象物
S 収納部
U ユーザ

Claims (11)

  1. 識別情報を保有するRFタグと、
    前記RFタグが発する電波の到来方向を検知する到来方向検知手段と、
    前記到来方向検知手段による前記RFタグが発する電波の到来方向の検知を2回以上行って、前記電波の到来方向の変化から前記RFタグの移動の変位を検知する変化検知手段と、
    前記変化検知手段で検出した前記RFタグの移動の変位が所定の条件に適合した場合に警報を発する警報出力手段と、
    を備えることを特徴とする物品監視システム。
  2. 前記警報出力手段は、前記変化検知手段で前記RFタグの移動の変位の大きさが所定の範囲を超えた場合に、前記警報出力手段で警報を発することを特徴とする請求項1に記載の物品監視システム。
  3. 前記電波の到来方向を検出した時刻を検知する手段を備え、
    前記警報出力手段は、前記変化検知手段で前記RFタグの所定の大きさ以上の移動の変位を検出した時刻が所定の時間の範囲内である場合に、前記警報出力手段で警報を発することを特徴とする請求項1または2に記載の物品監視システム。
  4. 前記警報出力手段は、音響を発生する手段、光を発生する手段、もしくは電気信号を送信する手段のいずれかまたはそれらの組み合わせを含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の物品監視システム。
  5. 人の識別情報を保有する第2のRFタグと、
    前記第2のRFタグが送信する符号を検出する符号検出手段と、
    前記符号検出手段で検出した符号が所定の条件に適合する場合に、前記警報出力手段が警報を発することを停止する警報停止手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の物品監視システム。
  6. 識別情報を保有するRFタグが発する電波の到来方向を検知する到来方向検知ステップと、
    前記到来方向検知ステップによる前記RFタグが発する電波の到来方向の検知を2回以上行って、前記電波の到来方向の変化から前記RFタグの移動の変位を検知する変化検知ステップと、
    前記変化検知ステップで検出した前記RFタグの移動の変位が所定の条件に適合した場合に警報を発する警報出力ステップと、
    を備えることを特徴とする物品監視方法。
  7. 前記警報出力ステップは、前記変化検知ステップで前記RFタグの移動の変位の大きさが所定の範囲を超えた場合に、前記警報出力ステップで警報を発することを特徴とする請求項6に記載の物品監視方法。
  8. 前記電波の到来方向を検出した時刻を検知するステップを備え、
    前記警報出力ステップは、前記変化検知ステップで前記RFタグの所定の大きさ以上の移動の変位を検出した時刻が所定の時間の範囲内である場合に、前記警報出力ステップで警報を発することを特徴とする請求項6または7に記載の物品監視方法。
  9. 前記警報出力ステップは、音響を発生するステップ、光を発生するステップ、もしくは電気信号を送信するステップのいずれかまたはそれらの組み合わせを含むことを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1項に記載の物品監視方法。
  10. 人の識別情報を保有する第2のRFタグが送信する符号を検出する符号検出ステップと、
    前記符号検出ステップで検出した符号が所定の条件に適合する場合に、前記警報出力ステップが警報を発することを停止する警報停止ステップと、
    を備えることを特徴とする請求項6ないし9のいずれか1項に記載の物品監視方法。
  11. コンピュータに、
    識別情報を保有するRFタグが発する電波の到来方向を検知する到来方向検知ステップと、
    前記到来方向検知ステップによる前記RFタグが発する電波の到来方向の検知を2回以上行って、前記電波の到来方向の変化から前記RFタグの移動の変位を検知する変化検知ステップと、
    前記変化検知ステップで検出した前記RFタグの移動の変位が所定の条件に適合した場合に警報を発する警報出力ステップと、
    を実行させる物品監視プログラム。
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