JP2004355551A - 保護システム - Google Patents

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Shinya Sasaki
晋哉 佐々木
Hiroyuki Tominaga
弘幸 冨永
Hiroo Igarashi
啓雄 五十嵐
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Abstract

【課題】設定した保護領域内で保護対象となる動物や植物を保護する。
【解決手段】検出対象となる動体の形状データを少なくとも格納する動物データベース11を記憶しておき、領域形状設定部12により、検出領域のうち、測定データを用いて検出領域内を任意形状の判断領域に設定しておく。判断領域の動植物を侵入不可動物に対して保護する場合、レーダ部3により、検出領域に電波を送信して物標から反射波を受信し、少なくとも物標の形状、距離及び位置を示す測定データを作成し、動体情報認識部13により、測定データと、判断領域内の動体が存在しない測定データと比較して、判断領域内の動体の存在を検出し、検出した動体の形状を少なくとも認識して動体情報を作成し、動物判断認識部14により、動体情報と動物データベースに格納されたデータとを比較して、保護装置22により、侵入不可動物を判断領域から退去させて、判断領域内の動植物を保護する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、設定した領域に対する人間や獣等の動物の行動を規制して、その領域内に存在する動植物並びに絵画などの有形資産を保護する保護システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、上述の保護システムに関連する技術として、動物の存在や数などを検出して、当該動物の存在などをユーザによって認識させるための技術が知られている。
【0003】
このような技術としては、下記の特許文献1に記載されているような動物出現報知システムがある。この技術は、山間部等の道路上に動物が出現した状況を運転者に早急に通知し、事故を防ぐことを可能としている。このとき、動物出現放置システムでは、道路上の特定領域を監視対象とし、赤外線カメラや赤外線センサ等のセンサを用いて監視領域上を移動する物体を検知した場合に、当該物体の移動軌跡から動物が出現したことの判定を行う。そして、動物が出現した際に、道路上の走行車両より視認できる位置に設けられた電光表示盤に所定のメッセージを提示している。
【0004】
また、動物等の物体を検知する技術のうち、電波を使用する技術としては、下記の特許文献2に記載されている動態検知装置がある。この技術では、電波を用いてレーダのスペクトル成分を抽出することによって、ある監視区域において動く物体の存在を検出して、当該物体の位置、数、移動方向などの動態情報を検知している。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−260150号公報
【0006】
【特許文献2】
特開2000−3478号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術では、例えば、自然公園内に存在する道路など、その自然公園内に生息する動物にとって危険な地域に対して、柵等の物理的な障害を設けることなく、当該動物を保護することはできなかった。また、猿や猪等の害獣から作物の被害を防ぐためには、現在のところ、ネットなどの物理的な障害を設けるしか手立てがない状況にあるが、広範な農地の全てに渡ってネットを敷設することは非常に煩雑であり、またネットを破損させて侵入する事例も多く、保護の実効性に問題があった。
【0008】
さらに、前記従来の技術では、動体検出技術として画像処理や赤外線センサが用いられており、検知した物体までの距離を計測できないだけでなく、監視区域の明るさや天候や降雨状況などの条件によって動体が検知できないという問題があった。また、防犯システムの観点においても、柵等の物理的な障害を常時設けることなく、高価な絵画や彫刻に触れさせないようにしたり、機密を要する特定領域に権限なき者の侵入を防止したりすることはできなかった。
【0009】
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、設定した判断領域内に存在する保護対象を保護することができる保護システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る保護システムは、データベース記憶手段に、検出対象となる動体の形状データを少なくとも格納する動物データベースを記憶しておき、領域形状設定手段により、検出領域のうち、物標測定手段により作成された測定データを用いて検出領域内に任意形状の判断領域を設定しておく。そして、保護システムにより、判断領域の動植物を侵入不可動物に対して保護する場合には、物標測定手段により、三次元空間の検出領域に電波を送信し、物標から反射波を受信して、少なくとも当該物標の形状、距離及び位置を示す測定データを作成し、動体情報認識手段により、物標測定手段により作成した測定データと、判断領域内の動体が存在しない測定データと比較して、判断領域内の動体の存在を検出し、検出した動体の形状を少なくとも認識して動体情報を作成する。次に、保護システムでは、動物判断認識手段により、動体情報認識手段により作成された動体情報と、動物データベースに格納されたデータとを比較して、当該動体が侵入不可動物であるか否かを判断し、動物判断認識手段により侵入不可動物と判断された場合に、保護装置により、侵入不可動物を判断領域から退去させて、判断領域内の動植物を保護することにより、上述の課題を解決する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0012】
本発明は、予め設定した領域内の動植物並びに絵画、彫刻などの有形資産を保護対象とし、当該領域に対する人間や獣等の動物の侵入や退去を規制することにより、当該保護対象を保護する保護システムに適用される。
【0013】
[保護システムの第1構成例]
先ず、本発明を適用した第1構成例に係る保護システムとして、自然公園内に存在する道路など、その自然公園内に生息する動物にとって危険な領域に侵入した動物を検知し、当該危険領域から動物を退去させたり、工事現場などをはじめ、崖や火山性ガスが発生している場所の近傍にいる人を、当該危険領域から退去させたりすることができる構成例について説明する。
【0014】
この保護システムは、図1に示すように、保護対象となる動物の退去処理を制御する処理制御装置1、動物の検出領域内に配置された退去/保護装置2、保護対象や侵入不可動物を検出するためのレーダ部3、処理制御装置1側から退去/保護装置2を制御するための伝送装置4からなる。
【0015】
退去/保護装置2は、処理制御装置1側の伝送装置4との間でデータ伝送をする伝送装置21、侵入不可動物を検出領域から退去させる退去装置22からなる。なお、この退去装置22の具体的な構成例については後述する。
【0016】
このような保護システムでは、図2(A)に示すように、レーダ部3によるレーザ検出範囲である検出領域31内に、処理制御装置1を管理するユーザにより持ち運び可能な複数のビーコンやリフレクタが配設されることにより、ビーコンやリフレクタにより囲まれ、動植物の保護領域に相当する判断領域32が形成される。
【0017】
レーダ部3は、侵入物体101を検出する検出領域31及び侵入不可動物102を退去させる対象領域となる判断領域32に対してレーザを出射すると共に、検出領域31に含まれる物標からの反射レーザを受ける。これにより、レーダ部3では、検出領域31及び判断領域32における現在の侵入物体101の有無や、侵入物体101の形状データを含むレーザ画像データ又は周波数成分データを測定データとして処理制御装置1に出力する。また、このレーダ部3としては、省電力レーダを取り付けた小型気球を判断領域32上空に設置されてなり、臨時的な判断領域32を付加するようにしても良い。
【0018】
伝送装置4は、退去/保護装置2に含まれる伝送装置21と同様の通信プロトコルを実装し、処理制御装置1からの制御データを例えば無線信号にして退去/保護装置2に送信する。
【0019】
処理制御装置1は、例えばデータ記憶機構やCPU(Central Processing Unit)等を備えたサーバ装置からなり、動物データベース記憶部11、領域形状設定部12、動体情報認識部13、動物判断認識部14を備えて構成されている。
【0020】
動物データベース記憶部11には、保護対象となる動物の名称を示す名称データ、形状を示す形状データが対応づけられて記憶され、さらに保護対象が獣である場合には、、夜行性判定データ、飛行可能判定データも併せて対応づけられた動物データベースが記憶されている。ここで、動物データベースに記憶された各データは、予め処理制御装置1を管理するユーザにより登録されるが、形状データについては、例えば以前にレーダ部3により検出した侵入物体101の形状データを用いるようにしても良い。
【0021】
領域形状設定部12は、レーダ部3によって検出可能な三次元的な空間の広がりを持つ検出領域31のうち、任意形状の判断領域32の設定を行う。この領域形状設定部12により設定された判断領域32は、保護領域となる動物にとっての危険領域となる。領域形状設定部12では、検出領域31内に、ユーザによってビーコン及びリフレクタ等が配置されると、レーダ部3により検出したビーコン及びリフレクタの位置、距離等の測定データを記憶することにより、ビーコン及びリフレクタを配置した点で囲まれた任意形状の判断領域32を設定する。なお、ビーコン及びリフレクタは、検出領域31や判断領域32などを設定した後に、取り外しても良い。
【0022】
動体情報認識部13は、レーダ部3により検出された測定データに基づいて、領域形状設定部12にて設定された検出領域31及び判断領域32に存在する侵入物体101のうち、動物を示す動体情報を認識する。このとき、動体情報認識部13では、予め記憶しておいた判断領域32内での侵入物体101が存在していない測定データと、領域形状設定部12を介して取り込まれた現在の判断領域32内の測定データとを比較する。
【0023】
そして、動体情報認識部13では、侵入物体101が存在していない測定データと現在の測定データとの背景差分が存在する場合、当該背景差分を動体に関するデータとして認識する。これにより、動体情報認識部13では、判断領域32に対する侵入物体101の存在を検出し、検出した侵入物体101の形状及び距離、位置、数、移動方向等の動体情報を測定データから抽出する。
【0024】
更に具体的には、この動体情報認識部13は、測定データを画像情報として使用する場合には画像情報の差分を検出して侵入物体101を認識し、測定データを周波数解析して周波数成分を使用する場合には周波数成分の差分を検出して侵入物体101を認識する。また、この動体情報認識部13は、レーダ部3により連続的に取得される測定データを使用し、時間的に直前の測定データと現在の測定データとを比較して侵入物体101を認識しても良く、更には基準となる測定データと現在の測定データとを比較しても良い。また、動体情報認識部13は、基準となる測定データを使用する場合には、季節や降雨状況、日照状況などの環境変化に応じて複数種類の測定データを用意しておいても良い。
【0025】
更に、動体情報認識部13では、動体認識の精度を向上させるために、レーダ部3により取得した現在の測定データと比較する侵入物体101が存在していない測定データを随時更新することが望ましい。このとき、動体情報認識部13では、判断領域32ごとに異なる侵入物体101の判断条件や侵入物体101から得る情報(形状、夜行性など)により更新頻度を変更しても良く、任意の期間ごとに測定データを取得して現在保持している基準となる測定データとの相関値が低くなった場合に基準となる測定データを更新しても良く、更には検出領域31及び判断領域32に侵入物体101が存在しないことがユーザにより確認したときに人為的に基準となる測定データを更新しても良い。
【0026】
動物判断認識部14は、動体情報認識部13により検出された侵入物体101の形状を示す動体情報と、動物データベース記憶部11に記憶された形状データとを比較して最も差異が少ない形状の侵入物体101を特定して、侵入不可動物102であるか否かの判断を行う。尚、保護対象が獣である場合には、当該侵入物体101についての夜行性判定データ及び飛行可能判定データも含めて判断を行う。そして、動物判断認識部14では、判断領域32に対して侵入した侵入物体101が、侵入不可動物102であると判断した場合、図2(B)に示すように、判断領域32に対して配置された退去装置22を動作させる制御データを伝送装置4を介して退去装置22に送信させる。
【0027】
これにより、処理制御装置1では、検出領域31を超えて判断領域32に侵入した侵入物体101が予め動物データベース記憶部11に登録した侵入不可動物102である場合には、退去装置22を駆動して侵入不可動物102を判断領域32内の危険領域から退去させて、侵入不可動物102を保護することが可能となる。
【0028】
また、この処理制御装置1では、図3に示すように、検出領域31内に四角状の判断領域32aを構成するようにビーコン又はリフレクタ30aが配置され、判断領域32a内に三角状の判断領域32bを構成するようにビーコン又はリフレクタ30bが配置された場合には、領域形状設定部12により、複数の判断領域32a及び判断領域32bを設定しても良い。このとき、処理制御装置1では、動体情報認識部13により判断領域32a内で侵入物体101が検出された場合の退去装置22の動作と、判断領域32b内で侵入物体101が検出された場合の退去装置22の動作とを変化させることができる。
【0029】
[保護システムの第2構成例]
つぎに、本発明を適用した第2構成例に係る保護システムとして、田畑の植物や家畜等を取り囲む領域から侵入不可動物102を退避させる場合について説明する。なお、この保護システムの説明では、上述の第1構成例と同様の部分については同一符号を付することによりその詳細な説明を省略する。
【0030】
第2構成例に係る保護システムは、図4に示すように、処理制御装置1に行動レベル別領域設定部41を備える点で、第1構成例に係る保護システムとは異なる。
【0031】
この行動レベル別領域設定部41は、図5(A)に示すように、検出領域51、監視領域52及び警戒領域53が領域形状設定部12により設定された場合、各領域51〜53について侵入物体101の行動を規制する行動レベルを設定する。ここで、行動レベル別領域設定部41は、侵入物体101を検出する領域を検出領域51とし、侵入物体101を監視する領域を監視領域52とし、侵入物体101に対して警戒を与える領域を警戒領域53に設定する。また、この行動レベル別領域設定部41は、図5(B)に示すように、動植物を保護する領域として警戒領域53内に保護領域54を設定する。
【0032】
そして、行動レベル別領域設定部41は、領域形状設定部12を介してレーダ部3により取得された測定データと共に、各領域51〜54の行動レベル情報を動体情報認識部13に送り、動体情報認識部13により動体情報と共に行動レベル情報を領域形状設定部12に送る。
【0033】
これに応じて、動物判断認識部14では、侵入不可動物(害獣)102と保護動物(家畜等)の識別を行い、図6に示すようなテーブルデータを使用して、検出領域51、監視領域52、警戒領域53及び保護領域54に対する侵入不可動物102、保護動物によって異なる退去装置22の動作を決定する。
【0034】
すなわち、処理制御装置1では、図7(a)に示すように検出領域51から監視領域52に侵入する侵入物体101を動体情報認識部13によって認識し、動物判断認識部14によって侵入不可動物(野生保護動物や害獣)102を認識した場合には、動物判断認識部14により図6のテーブルデータを参照して、警戒領域53及び保護領域54が侵入禁止(×印)の領域として設定されていることを認識する。
【0035】
そして、動物判断認識部14では、当該進入禁止の領域において侵入不可動物102に対して多少危険な手段を用いても強制的に侵入を阻止するように退去装置22を駆動させる。このとき、動物判断認識部14では、図7(b)に示すように、監視領域52では侵入不可動物102にとって可能な限り侵入を望まない領域(△印)であるので、当該監視領域52に設けられた危険度の少ない退去機器30cを動作させて、侵入不可動物102を警戒領域53外に退去させる。また、動物判断認識部14では、警戒領域53では侵入不可動物102の侵入を禁止する領域であるので、当該警戒領域53に設けられた強制的に侵入を阻止する退去機器30dを動作させて、侵入不可動物102を警戒領域53外に退去させる。なお、退去機器30c及び退去機器30dについての具体的な説明は、後述する。
【0036】
[保護システムの第2構成例の別形態]
つぎに、上述の第2構成例の別形態について説明する。本構成例に係る保護システムは、例えば絵画などの有形資産が展示された展示領域、その展示領域近傍において保安上の観点より定められた保安領域、さらにその周辺を鑑賞領域といったように段階的に領域を分けることができるようになっている。そして、この保護システムでは、一般鑑賞者が鑑賞領域にいる場合には、そのまま鑑賞を継続できるが、当該一般鑑賞者が保安領域に侵入した場合には注意を与え、展示領域まで侵入した場合には、警告と共に後述する可動壁や防護柵などの退去手段を可動させるようになっている。
【0037】
すなわち、本例において、鑑賞領域、保安領域及び展示領域を上述の検出領域51に相当する領域とし、鑑賞領域を上述の監視領域52に相当する領域とし、保安領域を上述の警戒領域53に相当する領域とし、及び展示領域を保護領域54に相当する領域とする。また、本例では、侵入不可動物102を一般鑑賞者にして、処理制御装置1が動作することにより退去装置22を制御して、保護対象たる有形資産を保護する。
【0038】
一方、当該有形資産の管理者、保安者については、小型のビーコンやリフレクタを携帯させることで、一般鑑賞者と識別して、保安領域などに侵入しても注意が与えられることがないようになっている。つまり、本形態におけるレーダ部3は周波数成分データを測定データとして処理制御装置1に出力するようになっており、その測定データからビーコン等の周波数成分を解析することにより、当該保安者を識別するようになっている。
【0039】
本形態の動作をより詳しく動作を説明すると、次のとおりである。まず、行動レベル別領域設定部41により、前述した展示領域等が設定されると、これに応じて、動物判断認識部14では、侵入不可動物(一般鑑賞者)102と保安者の識別を行い、展示領域、保安領域、鑑賞領域に対する一般鑑賞者102、保安者によって異なる退去装置22の動作を決定する。
【0040】
すなわち、処理制御装置1では、上述の第2構成例と同様にして、図7(a)に示すように検出領域51から監視領域(鑑賞領域)52に侵入する侵入物体101を動体情報認識部13によって認識し、動物判断認識部14によって一般鑑賞者102を認識した場合には、動物判断認識部14により、警戒領域(保安領域)53が注意を喚起させる領域であること、及び保護領域(展示領域)54が侵入禁止の領域として設定されていることを認識する。
【0041】
そして、動物判断認識部14では、図7(b)に示すように、一般鑑賞者102が保安領域53に侵入した場合には、注意を喚起する領域(△印)であるので、例えば、当該保安領域53に設けられた音響発生機構によって、「恐れ入りますが、もう少々離れてご覧下さい」などの音声合成を行う退去機器を動作させて、一般鑑賞者102を保安領域53外に退去させるようになっている。尚、一般鑑賞者102がこれを無視して展示領域54に侵入した場合には、当該一般鑑賞者102の侵入を強制的に阻止するように退去装置22を駆動させるようになっている。
【0042】
[保護システムの第3構成例]
保護システムは、上述したように保護領域54から侵入不可動物102を退去させる場合の他に、図8に示すように、警戒領域53内に、保護対象となる動植物を保護するための保護領域54を設けて、当該保護領域54から警戒領域53に進入する保護動物(家畜等)103を保護する。このような保護システムでは、退去/保護装置2に、退去装置22に代えて保護装置22’を設けることになる。
【0043】
図8における処理制御装置1では、保護動物103にとっては、監視領域52を侵入禁止の領域(×印)として設定し、警戒領域53を可能な限り侵入を望まない領域(△印)として設定し、保護領域54を保護動物103にとって安全な領域(○印)として設定する。そして、処理制御装置1では、保護領域54から警戒領域53に移動する保護動物103を動物判断認識部14により認識した場合、危険度の少ない保護装置22’を用いて保護領域54内に保護動物103を追い込んで保護させるように保護機器22を駆動させる。また、この保護システムでは、警戒領域53と監視領域52との境界領域では、可動壁等を用いて物理的に境界を分離する保護装置22’を用いてもよい。
【0044】
また、この保護システムでは、田畑を取り囲む領域から侵入動物101を退避させて作物を保護する場合には、行動レベル別領域設定部41において監視領域52、警戒領域53のみを設定し、侵入物体101を動物判断認識部14において侵入不可動物102であるか否かの判断を行う。そして、処理制御装置1では、侵入不可動物102が存在する場合には、監視領域52や警戒領域53毎に設けた退去装置22を保護装置22’として用いるように駆動させ、侵入不可動物102を監視領域52及び警戒領域53から退去させることにより作物保護を行う。
【0045】
更に、この保護システムでは、家畜等を取り囲む領域を保護領域54とし、当該保護領域54に対する侵入物体101を退避させ、家畜等を保護する場合、行動レベル別領域設定部41において、監視領域52、警戒領域53及び保護領域54の設定を行い、動物判断認識部14において侵入不可動物102及び保護動物103であるか否かの判断を行い、監視領域52もしくは警戒領域53毎の退去装置22を用いて侵入不可動物102を保護領域54から退去させると共に、保護装置22’を用いて家畜等を侵入不可動物102から保護する。なお、保護対象としては、家畜のみならずペット等の動物も含まれるのは勿論である。
【0046】
このような保護システムでは、図9に示すように、動物判断認識部14により、設定された複数の監視領域A、警戒領域B、保護領域C毎に侵入不可動物102及び保護動物103を設定し、侵入物体101の動体情報と動物データベースに格納されたデータと比較して、各領域毎に当該侵入物体101を侵入不可動物102又は保護動物103であるか否かの判断することができる。これにより、保護システムでは、複種類の家畜及びペットや作物を保護する場合、各領域毎に侵入不可動物102や保護動物103の判断を行うことが可能となる。
【0047】
[退去/保護装置2の具体例]
上述したような保護システムにおいて、退去/保護装置2を構成する退去装置22としては、検出領域31や判断領域32、各監視領域52、警戒領域53や保護領域54ごとに、少なくとも音量・音響属性等が異なる威嚇音を発生する複数の音響発生機構を用いることができる。尚、対象が人である場合には、「ここは警戒地域です。退去して下さい。」、「ここは危険地域です。退去して下さい」、「恐れ入りますが、もう少々離れてご覧下さい」などの音声合成も含まれ、必要に応じて保護対象のみに伝達されるように指向性を持ったものでも良い。
【0048】
また、この音響発生機構は、保護装置22’としても用いることができ、対象動物の嗜好性を考慮した音響属性、習性を考慮した同種動物の鳴き声及び他動物の鳴き声を発生させるものや、遠方空中に発射し破裂し威嚇音を発生させる破裂弾も含まれる。このような退去装置22や保護装置22’を使用した保護システムでは、領域内に各種音響発生機構を複数設置し、各種音響発生機構を連動して動作させることにより、侵入不可動物102を領域外に退去させ、保護動物103を保護領域54等内に保護することができる。
【0049】
また、この保護システムにおいて、監視領域52に設ける退去装置22としては、動物の夜行性等の習性を考慮し、照明の明/暗、もしくは照射を行う複数の照明機構を使用しても良く、警戒領域53に設ける退去装置22としては、監視領域52の照明機構よりも光量の高い閃光を発する複数の照明機構を使用しても良い。これらの照明機構は、保護動物103の習性を考慮し保護装置22’としても用いることができ、領域内に照明機構を複数設置し、各種照明機構を連動して作動させることにより、侵入不可動物102を領域外に退去させると共に、保護動物103を保護領域54等内に保護することができる。
【0050】
更に、この保護システムにおいて、退去装置22としては、警戒領域53内に複数の電線を敷設し、当該電線を用いることにより、侵入不可動物102や保護動物103に合わせて電線の電力を調節することが可能な感電機構を使用しても良い。
【0051】
更にまた、この保護システムにおいて、退去装置22としては、警戒領域53内に臭を充填した複数のボンベを用い、侵入不可動物102に向けて悪臭を放出する臭発生装置を使用しても良い。また、この臭発生装置は、保護動物103の嗜好性を考慮し、保護領域54に誘導する保護装置22’としても使用することができる。
【0052】
更にまた、この保護システムにおいて、退去装置22としては、警戒領域53内の植物に水分を供給する複数の散水装置を用いて、侵入不可動物102に向けて高水圧弾を発射するものであっても良い。
【0053】
更にまた、この保護システムにおいて、退去装置22としては、警戒領域53内に可動壁を施設し、当該可動壁を動作させ侵入不可動物102が保護領域54に侵入することを阻止するものを使用しても良い。また、この可動壁は、保護装置22’として、保護動物103が監視領域52に侵入することを阻止するようにすることにより、保護装置22’としても使用することができる。
【0054】
更にまた、この保護システムにおいて、退去装置22としては、領域から退去させることのみならず、侵入不可動物102に防護ネットを掛ける防護ネット発射装置を施設し、侵入の際に当該防護ネットによって侵入不可動物102を拘束するようにしても良い。
【0055】
[実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、本発明を適用した保護システムによれば、図10に示すように、処理制御装置1に保護装置61及び退去装置62を接続し、レーダ部3により検出した複数の領域A〜Eの動体を処理制御装置1により認識して保護装置61又は退去装置62、保護装置61及び退去装置62を駆動することができる。このとき、処理制御装置1では、図11の各領域A〜Eについてのテーブルデータを参照して、侵入不可動物に関する進入判断条件によって退去装置62を動作させると共に、当該進入判断条件に対応した行動レベルに応じて、動作させる退去装置62の種類や程度を変更する。また、処理制御装置1では、図11の各領域A〜Eについてのテーブルデータを参照して、保護動物に関する進入判断条件によって保護装置61を動作させると共に、当該進入判断条件に対応した行動レベルに応じて、動作させる保護装置61の種類や程度を変更することができる。
【0056】
したがって、この保護システムによれば、図12に示すように、動物にとって危険な地区(道路等)や、田畑、家畜等を取り囲む周辺区域を任意形状の領域に分離し、検出領域71、監視領域72及び警戒領域73、保護領域74に別けて図6に示すテーブルデータを参照して、監視領域72及び警戒領域に73侵入するのを望まない侵入不可動物102の判定を行って退去機器81によって侵入不可動物102を退去させたり、保護領域74から出るのを望まない保護動物103の判定を行って保護機器82によって保護動物103を保護領域74内に保護することができ、危険な地区(道路等)から保護動物103を退去させることができ、更には、田畑や家畜等を取り囲む周辺区域から害獣を退去させて作物や家畜を保護することができる。
【0057】
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
【0058】
【発明の効果】
本発明に係る保護システムによれば、検出対象となる動体の形状データを少なくとも格納する動物データベースを記憶しておき、判断領域の動植物を侵入不可動物に対して保護する場合には、測定データと、判断領域内の動体が存在しない測定データと比較して判断領域内の動体の存在を検出し、当該動体が侵入不可動物であるか否かを判断し、侵入不可動物と判断された場合に、保護装置により、侵入不可動物を判断領域から退去させて、判断領域内の動植物を保護するので、従前のような柵等の物理的な障害を設けることなく、設定した判断領域内で保護対象となる動植物や有形資産を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した保護システムの構成を示すブロック図である。
【図2】処理制御装置により設定した検出領域及び判断領域に侵入物体が進入し、退去装置により判断領域から侵入不可動物を退去させる動作を説明するための図である。
【図3】本発明を適用した保護システムにより、検出領域内に複数の判断領域を設けた場合について説明するための図である。
【図4】本発明を適用した保護システムの他の構成を示すブロック図である。
【図5】処理制御装置により検出領域、監視領域及び警戒領域を設定する場合と、警戒領域内に保護領域を設定する場合について説明するための図である。
【図6】検出領域、監視領域、警戒領域及び保護領域に対する侵入不可動物、保護動物によって異なる退去装置の動作を決定するためのデータについて説明するための図である。
【図7】本発明を適用した保護システムの更に他の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明を適用した保護システムにおいて、保護動物を保護領域に誘導する動作を説明するための図である。
【図9】検出領域、監視領域、警戒領域や保護領域に対する害獣や家畜が侵入不可動物又は保護動物であるかを判断するためのデータについて説明するための図である。
【図10】本発明を適用した保護システムにおいて、複数の領域を設定して保護装置及び退去装置による効果を説明するための図である。
【図11】本発明を適用した保護システムにおいて、各領域、侵入不可動物及び保護動物、判断条件及び行動レベルの関係を説明するための図である。
【図12】本発明を適用した保護システムにおいて、保護動物を保護領域にて保護すると共に、監視領域から侵入不可動物を退去させることができることを説明するための図である。
【符号の説明】
1 処理制御装置
2 退去/保護装置
3 レーダ部
4 伝送装置
11 動物データベース記憶部
12 領域形状設定部
13 動体情報認識部
14 動物判断認識部
21 伝送装置
22,62 退去装置
30 ビーコン又はリフレクタ
31,51,71 検出領域
32 判断領域
41 行動レベル別領域設定部
52,72 監視領域
53,73 警戒領域
54,74 保護領域
61 保護装置
81 退去機器
82 保護機器
101 侵入物体
102 侵入不可動物
103 保護動物

Claims (12)

  1. 三次元空間の検出領域に電波を送信し、物標から反射波を受信して、少なくとも当該物標の形状、距離及び位置を示す測定データを作成する物標測定手段と、
    前記検出領域のうち、前記物標測定手段により作成された測定データを用いて、検出領域内に任意形状の判断領域を設定する領域形状設定手段と、
    検出対象となる動体の形状データを少なくとも格納する動物データベースを記憶するデータベース記憶手段と、
    前記物標測定手段により作成した測定データと、前記判断領域内の動体が存在しない測定データと比較して、前記判断領域内の動体の存在を検出し、検出した動体の形状を少なくとも認識して動体情報を作成する動体情報認識手段と、
    前記動体情報認識手段により作成された動体情報と、前記動物データベースに格納されたデータとを比較して、当該動体が侵入不可動物であるか否かを判断する動物判断認識手段と、
    前記動物判断認識手段により侵入不可動物と判断された場合に、当該侵入不可動物を前記判断領域から退去させる保護装置と
    を備えることを特徴とする保護システム。
  2. 前記判断領域を、動体の行動レベルが異なる監視領域と、警戒領域とに区分する行動レベル領域設定手段を更に備え、
    前記保護装置は、前記動物判断認識手段により侵入不可動物と判断された場合に、当該侵入不可動物が前記監視領域に存在する場合と前記警戒領域に存在する場合とで異なる程度の退去動作をして、前記判断領域から侵入不可動物を退去させることを特徴とする請求項1に記載の保護システム。
  3. 前記判断領域を、動体の行動レベルが異なる監視領域と、警戒領域と、保護領域とに区分する行動レベル領域設定手段を更に備え、
    前記保護装置は、前記動物判断認識手段により侵入不可動物と判断された場合に、当該侵入不可動物が前記監視領域に存在する場合と前記警戒領域に存在する場合とで異なる程度の退去動作をして、前記判断領域から侵入不可動物を退去させ、前記動物判断認識手段により前記侵入不可動物以外の保護動物をと判断された場合に、当該保護動物を前記保護領域に追い込んで保護することを特徴とする請求項1に記載の保護システム。
  4. 前記動物判断認識手段は、前記監視領域、警戒領域、保護領域毎に侵入不可動物及び保護動物を設定し、前記動体情報と前記動物データベースに格納されたデータとを比較して、複数設定された前記監視領域、警戒領域、保護領域毎に、当該動体が侵入不可動物又は保護動物であるかを判断することを特徴とする請求項3に記載の保護システム。
  5. 前記保護装置は、前記監視領域と前記警戒領域とで少なくとも音量又は音響属性が異なる威嚇音を発生する複数の音響発生手段を備え、前記侵入不可動物近傍の複数の音響発生手段を動作させて、前記侵入不可動物を退去させることを特徴とする請求項2〜請求項4の何れかに記載の保護システム。
  6. 前記保護装置は、前記監視領域に設けられ、所定光量の照明又は光照射を行う複数の第1照明手段と、前記警戒領域に設けられ、前記所定光量よりも高い光量の閃光を発する複数の第2照明手段とを備え、前記侵入不可動物近傍の複数の第1照明手段又は第2照明手段を動作させて、前記侵入不可動物を退去させることを特徴とする請求項2〜請求項4の何れかに記載の保護システム。
  7. 前記保護装置は、前記警戒領域内に敷設された複数の電線を備え、前記侵入不可動物近傍の電線に通電させて、前記侵入不可動物を退去させることを特徴とする請求項2〜請求項4の何れかに記載の保護システム。
  8. 前記保護装置は、前記警戒領域内に設けられ、前記侵入不可対象動物に向けて臭いを放出する臭発生手段により、前記侵入不可動物を退去させることを特徴とする請求項2〜請求項4の何れかに記載の保護システム。
  9. 前記保護装置は、前記警戒領域内に設けられて植物に水分を供給する複数の散水手段を備え、前記侵入不可動物に向けて高水圧弾を発射して、前記侵入不可動物を退去させることを特徴とする請求項2〜請求項4の何れかに記載の保護システム。
  10. 前記保護装置は、前記警戒領域内に施設された可動壁を備え、当該可動壁を動作させて前記侵入不可動物が前記保護領域に侵入することを阻止して、前記侵入不可動物を退去させることを特徴とする請求項4に記載の保護システム。
  11. 前記保護装置は、前記進入不可動物を前記保護領域から退去させる退去手段を用いて、前記保護動物を前記保護領域内に誘導保護することを特徴とする請求項4に記載の保護システム。
  12. 前記物標測定手段は、省電力レーダが取り付けられた小型気球が前記判断領域の上空に設置されてなり、前記判断領域の測定データを作成することを特徴とする請求項1に記載の保護システム。
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