JP2006285159A - 一体型タック紙とその応用 - Google Patents
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Abstract
【課題】無駄の多い従来のタック紙の構造及び製造方法を見直し、無駄のない新型タック紙を提供すること。
【解決手段】1枚の用紙を2分割し、一方を粘着部、他方を剥離部とし、これを2つ折りして粘着部と剥離部とを重ね合わすことによって両者が一体となったタック紙を造る。
【選択図】 図1
【解決手段】1枚の用紙を2分割し、一方を粘着部、他方を剥離部とし、これを2つ折りして粘着部と剥離部とを重ね合わすことによって両者が一体となったタック紙を造る。
【選択図】 図1
Description
本発明の基本は、新しいタック紙の構造と製造方法及びこのタック紙によるドキュメント上の情報保護用ラベル又はシールに関係するものである。
ラベルやシールに利用されている従来型タック紙は、粘着剤がコートされた粘着用紙の上に予め剥離剤としてのシリコン等をコートした別の用紙を剥離紙とした重ね合せた2体型の用紙である。
従来剥離紙は予め加工した比較的高価なものを利用し、他の用紙の間に粘着剤をコートしながら重ね合せて2体2層のタック紙が製造されている。
この方法は、工程が少なくとも2工程必要とされ、用紙も2種類を必要としその結果製造されるタック紙も高価なものが多く、しかも使用後には剥離紙はゴミとして捨てられ無駄が多い。
従来剥離紙は予め加工した比較的高価なものを利用し、他の用紙の間に粘着剤をコートしながら重ね合せて2体2層のタック紙が製造されている。
この方法は、工程が少なくとも2工程必要とされ、用紙も2種類を必要としその結果製造されるタック紙も高価なものが多く、しかも使用後には剥離紙はゴミとして捨てられ無駄が多い。
上記のような従来型タック紙の欠点を改良して、予め製造された別の剥離紙を必要とせず、しかも1種類の用紙を用いて、1工程で済む新しく簡単で容易なタック紙の構造及び製造方法を提供しようとするものである。
またこの技術を利用した各種書類に記入された個人データーを保護する為の方法を提供しようとするものである。
またこの技術を利用した各種書類に記入された個人データーを保護する為の方法を提供しようとするものである。
粘着剤をコートされた粘着紙と剥離剤をコートされた剥離紙とを別々の紙・フィルムとせず、同一媒体の2つの隣接部分に同時に粘着剤と剥離剤をコート・乾燥し、その境界線のミシン目によって2つの部分を折り重ね合わすことによって2層であるが一体型のタック紙を製造する。
また、この一体型タック紙に個人データー等を記入する部分を隣接させたデーター記入、粘着紙、剥離紙の3部分からなる1枚の用紙を用意し、第2、第3部分を重ね合せて上記の一体型タック紙とし、データー記入第1部の上に、第3部分を切離し、第2粘着部分のみを重ね合せることによって第1部分の個人データーを隠してこれを保護する。
また、この一体型タック紙に個人データー等を記入する部分を隣接させたデーター記入、粘着紙、剥離紙の3部分からなる1枚の用紙を用意し、第2、第3部分を重ね合せて上記の一体型タック紙とし、データー記入第1部の上に、第3部分を切離し、第2粘着部分のみを重ね合せることによって第1部分の個人データーを隠してこれを保護する。
従来技術に比べ本発明の効果は次の通りである。
1. タック紙を製造する場合、従来の方法とは異なり、2種類の素材を必要とせず、1種類の用紙のみで済む。
2. 1枚の用紙に粘着剤と剥離剤を同時にコートし、2つ折りする仕上げ加工を1工程で可能である。
3. 上記の通り本発明による一体型タック紙は無駄な剥離紙と余計な加工工程を省略することが可能なので、トータルコストを大幅にカットできる。
4. 例えば従来郵便ハガキ上に記入された個人データーを隠して保護しようとするには、予め別に製造された保護ラベルをハガキ上の個人データーの所に貼付する方法が用いられている。
この場合、ハガキとラベルは別々に製造され、とくに後者はコスト高である。これに対し、本発明による一体型タック紙を利用すれば、1枚の用紙のみを用いて1工程で済む所要の低コスト保護ラベル付ハガキが容易に得られる。
5. 一体型タック紙の剥離部分は、もとの用紙の一部分であるから、印刷する場合この部分にも他の部分と同時に必要事項を予め印刷し、剥離後直ちに捨てないで利用できる。
2. 1枚の用紙に粘着剤と剥離剤を同時にコートし、2つ折りする仕上げ加工を1工程で可能である。
3. 上記の通り本発明による一体型タック紙は無駄な剥離紙と余計な加工工程を省略することが可能なので、トータルコストを大幅にカットできる。
4. 例えば従来郵便ハガキ上に記入された個人データーを隠して保護しようとするには、予め別に製造された保護ラベルをハガキ上の個人データーの所に貼付する方法が用いられている。
この場合、ハガキとラベルは別々に製造され、とくに後者はコスト高である。これに対し、本発明による一体型タック紙を利用すれば、1枚の用紙のみを用いて1工程で済む所要の低コスト保護ラベル付ハガキが容易に得られる。
5. 一体型タック紙の剥離部分は、もとの用紙の一部分であるから、印刷する場合この部分にも他の部分と同時に必要事項を予め印刷し、剥離後直ちに捨てないで利用できる。
〔図1、図2〕
図1は、用紙1の裏面正面図を示す。用紙1は、その表面を1−1、1−2とし、ミシン目2によって左右に分割され、その裏面をそれぞれ1−1’、1−2’とし、1−1’には粘着剤3を、1−2’には剥離剤4がコートされている。3と4の乾燥後2によって図2のように2つ折りして1−1’と1−2’を2枚重ねにすれば、1枚の一体型タック紙5が完成される。5に於いて剥離部分1−2をミシン目2によって剥がせば、粘着紙1−1が得られ、これはその裏面1−1’の粘着剤3によって他のものに貼付することが出来る。
〔図3、図4、図5〕
これは一体型タック紙を利用して、ドキュメント表面に記載された個人データーを保護する本発明・請求項2の実施例である。図3に於いて1枚の用紙をミシン目2−1、2−2によって3分割し、表面を1−1、1−2、1−3とし、裏面をそれぞれ1−1’、1−2’、1−3’とし、1−2’には粘着剤3を、1−3’には剥離剤4をコート・乾燥させる。
図4のようにミシン目2−2によって2つ折りし、1−2’と1−3’とを重ね合せたドキュメントを用意しておく。次に個人データーを1−1’に記入し、剥離部分1−3’を剥がして、ミシン目2−1によって図5のように1−1’と1−2’を重ね合せれば、1−1’に記入された個人データーは1−2によって保護される。その後必要に応じて粘着されている部分1−2を剥がせば、ドキュメント1−1’の個人データーを読むことができる。
図4のようにミシン目2−2によって2つ折りし、1−2’と1−3’とを重ね合せたドキュメントを用意しておく。次に個人データーを1−1’に記入し、剥離部分1−3’を剥がして、ミシン目2−1によって図5のように1−1’と1−2’を重ね合せれば、1−1’に記入された個人データーは1−2によって保護される。その後必要に応じて粘着されている部分1−2を剥がせば、ドキュメント1−1’の個人データーを読むことができる。
1 :本発明の用紙
1−1、1−2、1−3 :用紙1の3つの部分表面
1−1’、1−2’、1−3’:用紙1の3つの部分裏面
2、2−1、2−2 :用紙1を分割するミシン目
3 :粘着剤
4 :剥離剤
5 :一体型タック紙
6 :データー保護ドキュメント
1−1、1−2、1−3 :用紙1の3つの部分表面
1−1’、1−2’、1−3’:用紙1の3つの部分裏面
2、2−1、2−2 :用紙1を分割するミシン目
3 :粘着剤
4 :剥離剤
5 :一体型タック紙
6 :データー保護ドキュメント
Claims (2)
- 1枚の用紙をミシン目によって左右に2分割し、左側の部分に粘着剤をコートし、右側の部分には必要に応じてシリコン液等の剥離剤をコートし、この両者を乾燥した後、ミシン目によって2つ折りし、粘着剤部分と剥離剤部分とを重ね合せて強くプレスすることによって同一用紙を2枚重ねの2重構造とし、使用の際には剥離剤部分をミシン目によって切離せば、残りの部分は粘着剤がコートされているので、これを他の物に貼付け可能となることを特徴とする一体型タック紙。
- 1枚の用紙を2本のミシン目によって3分割し、この用紙の裏面の中央第2部分に粘着剤を、これに隣接する第3部分には剥離剤をコート・乾燥し、これらをミシン目によって2つ折りして重ね合せて〔請求項目1〕の一体型タック紙とし、残りの第1部分裏面には個人データーを記入した後、第3部分をミシン目によって切離し、第2粘着剤部分を第1部分裏面に重ね合すことによってその上に記載されている個人データーを隠蔽保護することが可能で、しかもその後第2部分を剥離可能とすることを特徴とする個人データー保護を目的とする一体型タック紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005128568A JP2006285159A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 一体型タック紙とその応用 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005128568A JP2006285159A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 一体型タック紙とその応用 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006285159A true JP2006285159A (ja) | 2006-10-19 |
Family
ID=37407122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005128568A Pending JP2006285159A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 一体型タック紙とその応用 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006285159A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021016596A (ja) * | 2019-07-22 | 2021-02-15 | 株式会社つくし工房 | 簡易型シールワッペン |
-
2005
- 2005-03-31 JP JP2005128568A patent/JP2006285159A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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