JP2006284054A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一体型の空気調和機における制御基板の防水構造に関する。
【解決手段】 枠体1内に圧縮機2とコンデンサ3とエバポレータ4で構成する冷凍サイクルを備え、枠体1のベース1aの上には仕切板8を設けて圧縮機2の取付け部6とドレンタンク5のタンク収納部7を形成し、取付け部6とタンク収納部7の側方には枠体1の側面板1bとの間に間隔9を介して隔壁8aを構成する。隔壁8aには取付け部6側に向けて形成した凹部による制御基板室10を構成し、制御基板室10の周囲の隔壁8aには仕切枠体8bを設け、仕切枠体8bが枠体1の側面板1bと密接して制御基板室10が間隔9とは独立した密閉空間を形成し、制御基板11を配置した制御基板室10への水の浸水を防ぐものである。また、枠体1の側面板1bを取外したときは制御基板室10が開口して、制御基板11の着脱ができるようになっている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、枠体内に冷凍サイクルを備えた一体型の空気調和機の構造に関するものである。
冷風機や除湿機とよばれる空気調和機は、枠体内に冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮された高温のガス状冷媒が送られるコンデンサと、コンデンサで液化した冷媒が減圧器を介して送られるエバポレータとを備え、エバポレータで気化した冷媒が圧縮機に戻されることによって冷凍サイクルを構成している。
枠体内の下部にはドレンタンクを配置し、エバポレータを通過して冷却される空気に含まれる水分がエバポレータの表面に結露してドレン水となり、エバポレータで発生したドレン水を枠体内の下部に配置したドレンタンクに集め、ドレン水が一定量溜まるごとに使用者が排水するものである(特許文献1参照)。
特開平5−33962号公報
エバポレータで発生したドレン水は枠体下部に滴下するので、空気調和機の運転を制御する制御基板にドレン水がかからないよう、制御基板はエバポレータより上部の枠体内の天板付近に配置したものが一般的である。しかしながら、枠体上部のエバポレータを通過する空気が流れる送風経路や吹出口の付近はエバポレータで冷却された空気によって冷やされているので、送風経路や吹出口に室内空気が触れて結露することがあり、結露による水滴が制御基板にかかる恐れがある。
また、従来この種の空気調和機は、任意の場所に移動して使用する為に本体を軽くしたり、キャスターを取付けて取扱いの便利性を向上させて気軽に移動できるようにしているが、このようにすると、もし移動中に転倒するとドレンタンクの水がこぼれて枠体内に流出する恐れがある。
この為、制御基板は完全に遮蔽した密閉状態とする防水対策を必要としており、メンテナンスで制御基板をチェックするときには、制御基板を覆うカバーだけでなく、内部を密閉状態とするためのパッキンとか多数のネジ類などの部品を取外してから行わなければならず、この部品の取外しは面倒で紛失しやすく、非常に不便な状態を作り出していた。
また、空気調和機の操作部や送風ファンの吹出口は枠体の上部に配置されるが、枠体内の上部に制御基板を配置する構造では操作部や吹出口の位置が制限を受けるため、枠体内の構成部品の配置効率が悪く、枠体形状が大きくなってしまっていた。
この発明は上記の課題を解決するもので、枠体1の内部に冷媒を圧縮する圧縮機2と、高温高圧の冷媒ガスが送られるコンデンサ3と、コンデンサ3で液化した冷媒が減圧器を介して送られるエバポレータ4とを備え、エバポレータ4で気化した冷媒が圧縮機1に戻される冷凍サイクルを構成し、枠体1内の下部にはエバポレータ4を通過する空気から発生するドレン水を集めるドレンタンク5を備えた空気調和機において、枠体1のベース1aの上には枠体1内を分割して圧縮機2の取付け部6とタンク収納部7を形成する仕切板8を設け、該仕切板8の一部は圧縮機2の取付け部6とタンク収納部7の側方にも位置して枠体1の側面板1bとの間に間隔9を介して隔壁8aを構成し、該隔壁8aには圧縮機2の取付け部6側に向けて形成した凹部による制御基板室10を構成し、該制御基板室10には空気調和機の制御基板11を取付け、かつ、制御基板室10の周囲の隔壁8aには枠体1の側面板1bと密接する仕切枠体8bを形成し、該仕切枠体8bによって制御基板室10が間隔9とは独立した密閉空間を作り出すと共に、枠体1の側面板1bを取外したときは制御基板室10が開口して制御基板11の着脱ができることを特徴とするものである。
また、枠体1の側面板1bの下部には間隔9と枠体1外を連通するドレン排水口12を形成したから、間隔9内に滴下したドレン水はドレン排水口12から排水されて枠体1内にドレン水が溜まることがなく、制御基板室10へのドレン水の浸水を確実に防ぐことができる。
また、ドレン排水口12は側面板1bの側面と下面とのコーナ部に開口し、前記隔壁8aにはタンク収納部7と間隔9とを連通する連通孔13を形成し、空気調和機の転倒時にドレンタンク5から流出するドレン水を連通孔13から間隔9に導いてドレン排水口12から枠体1外に排水するので、制御基板室10へのドレン水の浸水を防ぐことができる。
また、制御基板室10内に配置する制御基板11は隔壁8aよりも内側に位置すると共に、制御基板11の下端が制御基板室10の底面より高所に位置するように取付けることで、もしドレン水が制御基板室10に浸水することがあっても、制御基板11がすぐに水に濡れることはない。
更に、隔壁8aが対向する側面板1bとは反対側の側面板1bに空気取入口14を設け、前記エバポレータ4は空気取入口14と対向する枠体1内に配置することで、エバポレータ4で発生するドレン水が隔壁8aに流れることを防ぐことができる。
この発明の空気調和機は、枠体1のベース1aの上に形成した圧縮機2の取付け部6とタンク収納部7の側方に隔壁8aを構成し、該隔壁8aに空気調和機の制御基板11を配置する制御基板室10を設け、制御基板室10の周囲の隔壁8aに枠体1の側面板1bと密接する仕切枠体8bを設け、制御基板室10を枠体1の側面板1bと隔壁8bとの間の間隔9から独立した密閉空間としたから、エバポレータ4で発生したドレン水が間隔9に滴下しても、ドレン水は仕切枠体8bによって遮られて制御基板室10内に流入することはなく、制御基板室10に配置した制御基板11の防水ができるものとなった。
また、制御基板室10は隔壁8aに形成する凹部によって隔壁8aと一体に構成することができたから、防水対策のためのカバーなどの部品が不要となり、枠体1の側面板1bを取外せば制御基板室10が開口して制御基板11の着脱ができる状態になるから、メンテナンスが容易にできるものとなった。
また、制御基板11を枠体1内の下部に配置することで、枠体1の上部に配置する操作部や吹出口などの位置が制限を受けなくなり、配置効率が向上して枠体1のコンパクト化が可能となった。
また、枠体1の下部には間隔9と枠体1外とを連通するドレン排水口12を設けたから、もし間隔9にドレン水が滴下しても枠体1の下部に流れたドレン水はドレン排水口12から排水できるので、枠体1内にドレン水が溜まることはなく、制御基板室10へのドレン水の浸水を確実に防ぐことができるものとなった。
また、ドレン排水口12は枠体1の側面と下面のコーナ部に開口し、隔壁8aにはタンク収納部7と間隔9とを連通する連通孔13を形成することで、もし空気調和機が転倒してドレンタンク5の水がこぼれたときには、ドレン水が連通孔13から間隔9を流れてドレン排水口12から枠体1外へ排出するから、枠体1内にドレン水が溜まることはなく、制御基板室10への浸水を確実に防ぐことができるので、空気調和機の転倒時にも制御基板11の防水が確実にできるものとなった。
また、制御基板室10内に配置する制御基板11は隔壁8よりも内側で、制御基板室10の底面より高い位置に取付けることで、空気調和機の転倒時には制御基板11が隔壁8aより高く位置するから、転倒時にこぼれたドレン水が枠体1の側面板1と仕切枠体8bとの間から制御基板室10内へ流入しても、制御基板11の水濡れを防ぐことができ、また、空気調和機を起こしたときにも制御基板室10の底面に流れる水で制御基板11を濡らすことはなく、制御基板11の故障を防ぐことができる。
また、隔壁8aが対向する側面板1bとは反対側の側面板1bに空気取入口14を設け、この空気取入口14と対向する枠体1内にエバポレータ4を配置したので、制御基板室10を設けた側の隔壁8aにエバポレータ4で発生するドレン水がかかることはなく、また、制御基板室10の付近に冷気が流れることがなく結露が発生しないため、制御基板11の防水が確実にできるものとなった。
図に示す実施例によってこの発明を説明すると、1は空気調和機を構成する枠体、1aは枠体1の底板を形成するベース、2は枠体1内のベース1aに配置した圧縮機、3は圧縮機2で圧縮された冷媒が送られるコンデンサ、4はコンデンサ3で放熱して液化した冷媒が送られるエバポレータであり、エバポレータ4に送られた液体の冷媒は気化し、冷媒の気化熱によって周囲を冷却する。その後エバポレータ4で気化した冷媒ガスは圧縮機2に戻され、再び圧縮機2で加圧された冷媒がコンデンサ3に送られて循環している。
15は枠体1の背面側に設けた排気吹出口、16はコンデンサ3に空気を送風する排風ファン、排風ファン16によって送風される空気はコンデンサ3を通過し、この時圧縮機2から送られる高温高圧のガス状冷媒が冷却されて液化する。そして、コンデンサ3を通過して高温となった空気は排気吹出口15から排出される。
1bは枠体1の側面板、14は枠体1の側面板1bに設けた空気取入口、17は枠体1の正面に設けた冷風吹出口、18はエバポレータ4を通過した空気を冷風吹出口17から吹出す冷風ファンであり、コンデンサ3で液化した冷媒はエバポレータ4に送られて気化し、冷風ファン18によってエバポレータ4に送られる空気は気化熱によって冷却され、冷風となって冷風吹出口17から吹出す。
19はエバポレータ4の下方に配置したドレン受け、5は枠体1内の下部のベース1aに配置したドレンタンク、20はドレン受け19とドレンタンク5とを連絡するドレンパイプであり、エバポレータ4で冷却される空気に含まれる水分はエバポレータ4の表面に結露してドレン水となってドレン受け19に滴下し、ドレン受け19のドレン水はドレンパイプ20を通ってドレンタンク5に集められる。1cはドレンタンク5の側方に位置するタンク取出し口であり、タンク取出し口1cを開いてドレンタンク5を枠体1内から取出してドレンタンク5に溜まった水を捨てることができる。
8は枠体1のベース1aに形成した枠体1内を分割する仕切板であり、該仕切板8は圧縮機2とドレンタンク5との間に位置しており、6はこの仕切板8によって分割されて形成される圧縮機2の取付け部、7はドレンタンク5を収納するタンク収納部である。
21はドレンタンク5の上部に回動可能に取付けたタンクレバー、21aはドレンタンク5の上部開口からドレンタンク5内にのぞませたタンクレバー21の浮き子であり、ドレン水でドレンタンク5が満量になったときにタンクレバー21が回動する。22はタンク収納部7にドレンタンク5を装着したときにタンクレバー21と当接する位置に設けたスイッチ、11は空気調和機の運転を制御する制御基板であり、スイッチ22は制御基板11に接続され、スイッチ22が閉路のときに圧縮機2を運転し、開路のときに圧縮機2を停止する。
ドレン水によってドレンタンク5が満量になっていない状態でドレンタンク5をタンク収納部7に装着すると、スイッチ22がタンクレバー21によって押されて閉路となり、圧縮機2に通電するから空気調和機が運転する。また、ドレンタンク5を装着していないときと、タンク満量時にはスイッチ22が開路となるので、空気調和機の運転が停止するものである。
ところで、枠体1内のエバポレータ4を通過した冷風が流れる送風路や冷風吹出口17は低温度になるため、湿度の高い状態で使用したときには室内空気が触れて結露することがあり、枠体1内に水滴が付着することがある。また、この種の空気調和機は任意の場所に移動して使用できるようになっているが、移動中に転倒するとドレン受け19やドレンタンク5に溜めたドレン水がこぼれて枠体1内が水浸しになる恐れがある。このため、水に弱い空気調和機の制御基板11は厳重な防水対策が必要であった。
この発明は、制御基板11の取付け構造を工夫することによって、非常に扱い易い空気調和機を提案するもので、8aは圧縮機2の取付け部6とタンク収納部7の側方に形成した隔壁、9は隔壁8aと枠体1の側面板1bとの間に形成される間隔であり、隔壁8aは枠体1のベース1aに取付けた仕切板8と一体に構成している。
10は圧縮機2の取付け部6の側方に位置する隔壁8aに形成した制御基板室であり、該制御基板室10は隔壁8aから取付け部6側に向けて形成した凹部によって構成している。10aは制御基板室10に形成した取付け片であり、制御基板室10に取付けた制御基板11は取付け片10aによって固定される。
8bは隔壁8aに形成した制御基板室10の周囲を囲う仕切枠体であり、仕切枠体8bは先端部が枠体1の側面板1bに密接し、制御基板室10が間隔9とは独立した密閉空間を形成している。この仕切枠体8bは、筒状に成形したパッキンを隔壁8aに取付けて構成するか、隔壁8aから枠体1の側面板1b方向に伸びる筒状のリブを形成し、この先端部の端面にパッキンを取付けるなどして構成するとよい。
このように制御基板11が配置された制御基板室10が密閉された空間を形成することで、もしドレン水が間隔9に流入して隔壁8aを流れてきても、制御基板室10にドレン水が浸水することはなく、制御基板11に水がかかることはなくなると共に、制御基板室10はエバポレータ4から離れた枠体1内の下部に位置しているから、冷気による結露の心配もなくなった。
また、制御基板室10と仕切枠体8bは枠体1の側面板1b側が開口しているので、側面板1bを取外したときに制御基板室10に配置した制御基板11が露出し、簡単な操作で制御基板11の着脱作業ができるものであり、メンテナンスが簡単にできるようになった。
また、空気調和機の操作部は操作性の面から枠体1の上部に配置することが望ましいが、従来は制御基板11を枠体1内の上部に配置していたため、枠体上部に部品取付けのためのスペースが必要であり、また、それぞれの部品の取付け位置が制限されるため配置効率が悪く、枠体形状も大きくなってしまっていた。一方、枠体1内の取付け部6は圧縮機2の他には冷媒の配管が配置されているだけでスペースに余裕があり、制御基板室10はこの取付け部6の空いたスペースに形成するので、枠体1内のスペースを有効利用することができ、枠体1上部に配置する部品は取付け位置の制限を受けずに配置効率が向上し、枠体のコンパクト化も可能となった。
12は枠体1の下部に設けて間隔9と枠体1外とを連通するドレン排水口であり、もし間隔9に水が流入したときは側面板1bや隔壁8aを伝って枠体1内の下部に流れるが、枠体1の下部に流れた水はドレン排水口12から排水されるので、枠体1の下部に水が溜まることを防ぐことができたから、確実に制御基板11の防水ができるものとなった。
13は隔壁8aに設けてタンク収納部7と間隔9とを連通する連通孔であり、空気調和機を転倒させてしまったときは、ドレンタンク5やドレン受け19の水がこぼれて枠体1内に流出するが、この発明では制御基板11を配置した側が下になって転倒したときは、ドレンタンク5からこぼれた水が連通孔13から間隔9に流れ、ドレン排水口12から枠体1外へ排水されるものである。また、このときドレン排水口12は枠体1の側面と下面のコーナ部に設けたから、側面側のドレン排水口12が床面によって塞がれても底面側のドレン排水口12から排水することができ、枠体1内に水が溜まることを防ぐことができる。
空気調和機の転倒時に枠体1内にこぼれた水が枠体1内に残ってしまうと、空気調和機を元に戻そうとして持ち上げたときに多量の水が一度に枠体1内の下部に流れてしまい、制御基板室10に浸水する心配があるが、この発明のように空気調和機の転倒時にこぼれた水を枠体1外へ排水することで、枠体1内に多量の水が残らず、制御基板室10への浸水を防ぐことができるから、制御基板11に水がかかって故障を発生させる恐れはなくなった。
また、この発明では、制御基板11を制御基板室10に取付けたときに、制御基板11が隔壁8aよりも奥に位置し、制御基板11の下端が制御基板室10の底面より高く位置するように設けている。空気調和機の転倒時にこぼれた水が制御基板室10に浸水することが起こった場合に、転倒した状態では制御基板11は隔壁8aより高い位置にあるので、仕切枠体8bと枠体1の側面板1bとの間から水が浸水しても制御基板11に水がかかることはない。また、空気調和機を起こしたときには制御基板室10の底面に水が流れるので、制御基板室10の底面より高い位置に取付けた制御基板11に水がかかることを防ぐことができる。
また図2に示すように、エバポレータ4と隔壁8aとがそれぞれ枠体1内の反対側の側面板1bと対向するように配置することで、エバポレータ4のドレン受け19やドレンパイプ20も隔壁8aとは反対側の離れた位置に設けることができるから、エバポレータ4で結露して発生するドレン水は隔壁8aや制御基板室10に向かって流れることはなく、制御基板11の防水が確実にできるものとなった。
なお、図3に示すように連通孔13を仕切板8から離れた位置に設けておけば、空気調和機の転倒時に枠体1の背面側が下向きになったときは、タンク収納部7にこぼれた水がすぐには連通孔13から間隔9に流れないから、制御基板室10に向かって水が流れることを防ぐことができる。また、ドレン排水口12を制御基板室10を設けた側にも配置すれば、空気調和機の転倒時に制御基板室10に向かって水が流れたときも、枠体1内の制御基板室10の周囲に水が溜まることなく、ドレン排水口12から排水できるものである。
この発明の実施例を示す空気調和機の縦断面図である。 この発明の実施例の制御基板室の構造を示す要部断面図である。 この発明の実施例を示す要部の横断面図である。 図1の実施例の枠体内部の部品構成を示す部分断面図である。
符号の説明
1 枠体
1a ベース
1b 側面板
2 圧縮機
3 コンデンサ
4 エバポレータ
5 ドレンタンク
6 取付け部
7 タンク収納部
8 仕切板
8a 隔壁
8b 仕切枠体
9 間隔
10 制御基板室
11 制御基板
12 ドレン排水口
13 連通孔
14 空気取入口

Claims (5)

  1. 枠体1の内部に冷媒を圧縮する圧縮機2と、高温高圧の冷媒ガスが送られるコンデンサ3と、コンデンサ3で液化した冷媒が減圧器を介して送られるエバポレータ4とを備え、エバポレータ4で気化した冷媒が圧縮機1に戻される冷凍サイクルを構成し、
    枠体1内の下部にはエバポレータ4を通過する空気から発生するドレン水を集めるドレンタンク5を備えた空気調和機において、
    枠体1のベース1aの上には枠体1内を分割して圧縮機2の取付け部6とタンク収納部7を形成する仕切板8を設け、
    該仕切板8の一部は圧縮機2の取付け部6とタンク収納部7の側方にも位置して枠体1の側面板1bとの間に間隔9を介して隔壁8aを構成し、
    該隔壁8aには圧縮機2の取付け部6側に向けて形成した凹部による制御基板室10を構成し、該制御基板室10には空気調和機の制御基板11を取付け、
    かつ、制御基板室10の周囲の隔壁8aには枠体1の側面板1bと密接する仕切枠体8bを形成し、該仕切枠体8bによって制御基板室10が間隔9とは独立した密閉空間を作り出すと共に、
    枠体1の側面板1bを取外したときは制御基板室10が開口して制御基板11の着脱ができることを特徴とする空気調和機。
  2. 枠体1の側面板1bの下部には間隔9と枠体1外を連通するドレン排水口12を形成したことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 前記ドレン排水口12は側面板1bの側面と下面とのコーナ部に開口し、
    前記隔壁8aにはタンク収納部7と間隔9とを連通する連通孔13を形成し、
    空気調和機の転倒時にドレンタンク5から流出するドレン水を連通孔13から間隔9に導いてドレン排水口12から枠体1外に排水することを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  4. 前記制御基板室10内に配置する制御基板11は隔壁8aよりも内側に位置すると共に、制御基板11の下端が制御基板室10の底面より高所に位置するように取付けることを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  5. 前記隔壁8aが対向する側面板1bとは反対側の側面板1bに空気取入口14を設け、前記エバポレータ4は空気取入口14と対向する枠体1内に配置することを特徴とする請求項1記載の空気調和機。

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