JP2006283650A - 燃料噴射量制御装置及び燃料噴射量制御方法 - Google Patents

燃料噴射量制御装置及び燃料噴射量制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 内燃機関の始動時に優れた始動性を確保しつつ、排気エミッションの悪化を効果的に防止できる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】噴射した燃料が正常に燃えたか否かを判定する燃焼有無判定手段と、燃焼有無判定手段により燃料が正常に燃えたと判定されない気筒に対して、該気筒に噴射した燃料噴射量のうち当該気筒内に燃えずに残留する残留燃料量を推定する残留燃料量推定手段と、燃焼有無判定手段により燃料が正常に燃えたと判定されない気筒に対する次回の燃料噴射量を、前記残留燃料量推定手段により推定された残留燃料量に基づいて補正する燃料噴射量補正手段とを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、内燃機関(エンジン)の燃料噴射制御装置に係り、特に、内燃機関始動時の始動性の向上やエミッション悪化の防止を図るため、内燃機関始動時の燃料噴射量を適切に補正する燃料噴射制御装置に関する。
従来から、エンジン内に噴射供給されるインジェクタからの燃料噴射量を制御する燃料噴射量制御装置において、リーンリミットに接近した空燃比によってエンジンを運転することが可能とし、NOxの排出量を低減することを課題として、エンジンに燃焼室内の燃焼状態を検出する燃焼モニタセンサを設け、この燃焼モニタセンサからの燃焼状態検出信号を入力して判定値を算出し、算出した判定値に応じてインジェクタの燃料噴射量を補正制御する制御手段を設ける技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開07−42592号公報
一般的に、エンジン始動時には、スターターによるクランキングと共に、全ての気筒に対して、クランク角との同期を考慮することなく燃料が噴射され、全ての気筒において1回ずつ吸気行程が実行された後に、クランク角と同期して、複数の気筒のそれぞれに所定の順序で燃料を噴射される。
ところで、かかるエンジン始動時において、特に極低温時や燃料が粗悪な場合に顕著であるが、噴射された燃料が気筒内で正常に燃えないことがある。かかる場合、噴射された燃料の一部はその後の排気行程で吹き抜けて排出されるものの、残部がそのまま気筒内に残留燃料として残留することになる。
しかしながら、従来では、噴射された燃料が気筒内で正常に燃えない場合でも、当該気筒に対する次の燃料噴射量は、上述のような残留燃料が考慮されることなく通常通り決定されるので、残留燃料(及びその累積)に起因して燃料のオーバーリッチ化を招き、その結果、内燃機関の始動性の悪化や排気エミッションの悪化を招く可能性がある。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、内燃機関の始動時に優れた始動性を確保しつつ、排気エミッションの悪化を効果的に防止できる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明によれば、噴射した燃料が正常に燃えたか否かを判定する燃焼有無判定手段と、
燃焼有無判定手段により燃料が正常に燃えたと判定されない気筒に対して、該気筒に噴射した燃料噴射量のうち当該気筒内に燃えずに残留する残留燃料量を推定する残留燃料量推定手段と、
燃焼有無判定手段により燃料が正常に燃えたと判定されない気筒に対する次回の燃料噴射量を、前記残留燃料量推定手段により推定された残留燃料量に基づいて補正する燃料噴射量補正手段と、を備えることを特徴とする燃料噴射量制御装置が提供される。
本発明において、燃料噴射量制御装置は、内燃機関始動時に、噴射した燃料量を記憶すると共に、燃料を噴射した気筒の点火直後の機関回転数NEの上昇率及び/又は所定クランク時間を測定する手段を更に備え、
前記燃焼有無判定手段は、前記上昇率及び/又は所定クランク時間に基づいて、噴射した燃料が正常に燃えたか否かを判定するものであってよい。前記残留燃料量推定手段は、排気行程で気筒内から吹き抜ける燃料量を推定する吹き抜け燃料量推定手段を備え、該吹き抜け燃料量と燃料噴射量とから前記残留燃料量を推定するものであってよい。また、前記吹き抜け燃料量推定手段は、機関回転数NEに応じて変化する吹き抜け燃料量を推定するものであってよい。また、前記吹き抜け燃料量推定手段は、少なくとも機関回転数NEをパラメータとして、予め定められたマップに基づいて、前記吹き抜け燃料量を推定するものであってよい。また、前記燃焼有無判定手段は、スターターによるクランキング時には、予め設定したクランキングによる機関回転数NEの所定閾値と比較して、測定された機関回転数NEの上昇率が所定基準以上高い場合に、燃料が正常に燃えたと判定するものであってよい。また、前記燃焼有無判定手段は、スターターによるクランキング後には、点火直前の所定クランク時間と点火直後の同クランク時間とを比較して、点火直後の同クランク時間の方が短い場合、燃料が正常に燃えたと判定するものであってよい。前記所定閾値は、スターターによるクランキングのみの機関回転数NEの上昇率に対応するものであってよい。前記所定閾値は、エンジン水温、及び/又は、スターターの電力源となるバッテリの状態に応じて補正されるものであってよい。
また、本発明によれば、噴射した燃料が正常に燃えたか否かを判定するステップと、
燃焼有無判定手段により燃料が正常に燃えたと判定されない気筒に対して、該気筒に噴射した燃料噴射量のうち当該気筒内に燃えずに残留する残留燃料量を推定するステップと、
燃焼有無判定手段により燃料が正常に燃えたと判定されない気筒に対する次回の燃料噴射量を、前記残留燃料量推定手段により推定された残留燃料量に基づいて補正するステップと、を備えることを特徴とする燃料噴射量制御方法が提供される。
以上の通り本発明によれば、内燃機関の始動時に優れた始動性を確保しつつ、排気エミッションの悪化を効果的に防止できる内燃機関の燃料噴射制御装置を得ることができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明の燃料噴射制御装置が適用される内燃機関10の一実施例のシステム構成図を示す。図2は、クランク角センサプレート24の一実施例を示す図である。
内燃機関10は、電子制御ユニット12(以下、エンジンECU12と称す)によって制御される。エンジンECU12は、マイクロコンピュータによって構成されており、例えば、制御プログラムを格納するROM、演算結果等を格納する読書き可能なRAM、タイマ、カウンタ、入力インターフェイス、及び出力インターフェイス等を有する。
内燃機関10は、シリンダブロック14を備えている。シリンダブロック14の壁中には、ウォータジャケット16が形成されている。シリンダブロック14の内部には、ピストン18およびコンロッド20が収納されている。コンロッド20には、クランクシャフト22が連結されている。
内燃機関10は、6気筒式の内燃機関である。6つの気筒は、ピストン18の移動位相に基づいて3つのグループに分類される。以下、♯1気筒および♯6気筒を第1グループと、♯2気筒と♯5気筒を第2グループと、また、♯3気筒と♯4気筒を第3グループと称す。内燃機関10は、同一のグループに属するピストン18が同一の位相で移動するように構成されていると共に、異なるグループに属するピストン18が、互いに2π/3ずつ位相を異ならせて移動するように構成されている。また、内燃機関10は、同一のグループに属する気筒において、互いに360°CAの位相差を保って、吸気行程、圧縮行程、爆発(膨張)行程、および、排気行程が実行されるように構成されている。
クランクシャフト22には、クランク角センサプレート24(図2参照)が固定されている。クランク角センサプレート24の外周には、図2に示すように、歯部26と欠歯部28とが形成されている。歯部26には、所定間隔毎に複数の歯30が形成されている。一方、欠歯部28には、所定長に渡って歯30が形成されていない。
クランク角センサプレート24の近傍には、図1に示すように、その外周面と対向する位置に、ピックアップセンサ32が配設されている。クランク角センサプレート24が回転すると、クランク角センサプレート24の歯30がピックアップセンサ32に繰り返し近接し、離間する。ピックアップセンサ32は、歯30の近接・離間に合わせてパルス信号を出力する。以下、クランク角センサプレート24とピックアップセンサ32とを合わせてクランク角センサ34と称す。エンジンECU12は、クランク角センサ34の出力信号に基づいて内燃機関10の回転数(以下、機関回転数NEと称す)を検出する。
クランク角センサ34は、ピックアップセンサ32が歯部26と対向している場合には、クランクシャフト22が10°CA回転する毎に1つのパルス信号を出力する(図3(B)参照)。以下、この信号をクランク角信号と称す。また、クランク角センサ34は、ピックアップセンサ32が欠歯部28と対向する前後では、クランク角信号が出力された後、クランクシャフト22が30°CA回転した時点で新たなパルス信号を出力する。以下、この信号を欠歯信号と称す。クランク角センサ34は、クランク角が、♯1気筒のピストン18または♯6気筒のピストン18が上死点(TDC)に到達する以前150°(以下、このクランク角を150°BTDCと称す)に到達した時点で欠歯信号を出力するように構成されている。
シリンダブロック14の壁面には、水温センサ36が配設されている。水温センサ36は、ウォータジャケット16の内部を流れる冷却水の温度に応じた電気信号を出力する。水温センサ36の出力信号はエンジンECU12に供給されている。エンジンECU12は、水温センサ36の出力信号に基づいて、冷却水温THWを検出する。
シリンダブロック14の上部には、シリンダヘッド38が固定されている。シリンダヘッド38とピストン18との間には、燃焼室40が形成されている。シリンダヘッド38には、燃焼室40に連通する吸気ポートおよび排気ポートが形成されている。また、シリンダヘッド38には、吸気ポートを開閉する吸気弁46、排気ポートを開閉する排気弁48、および、その先端部を燃焼室40に露出させた点火プラグ50が組み込まれている。
点火プラグ50には、イグナイタ52が接続されている。また、イグナイタ52には、エンジンECU12が接続されている。エンジンECU12は、何れかの気筒で点火を行うべき時期に、イグナイタ52に対して点火信号を供給する。イグナイタ52は、エンジンECU12から点火信号が供給される時期と同期して、第1グループに属する気筒に点火すべき場合は♯1気筒および♯6気筒の点火プラグ50に、第2グループに属する気筒に点火すべき場合は♯2気筒および♯5気筒が備える点火プラグ50に、また、第3グループに属する気筒に点火すべき場合は♯3気筒および♯4気筒が備える点火プラグ50に高圧の点火信号を供給する。
シリンダヘッド38の内部には、吸気弁46を駆動するためのカムシャフト54、および、排気弁48を駆動するためのカムシャフト56が配設されている。カムシャフト54,56は、図示しないタイミングベルトを介してクランクシャフト22と連結されており、クランクシャフト22の1/2の回転速度で回転する。カムシャフト54,56には、各気筒の吸気弁46および排気弁48を適当なタイミングで開閉させるためのカムが形成されている。各気筒の吸気弁46および排気弁48は、カムシャフト54,56が1回転する毎に、すなわち、内燃機関10のクランク角が720°変化する毎に1回の開閉動作を行う。
排気弁48を駆動するカムシャフト56には、カムポジションセンサ60が配設されている。カムポジションセンサ60は、カムシャフト56が1回転する間に1つのパルス信号を出力する。カムポジションセンサ60の出力信号は、エンジンECU12に供給されている。エンジンECU12は、カムポジションセンサ60の出力信号、および、クランク角センサ34の出力信号に基づいて、内燃機関10のクランク角を検出する。
内燃機関10の吸気ポートには、吸気マニホールド64が連通している。吸気マニホールド64には、インジェクタ66が配設されている。インジェクタ66には、図示しない燃料パイプを介して燃料が供給されている。インジェクタ66は、エンジンECU12から駆動信号が供給される期間だけ開弁状態となり吸気ポート64に燃料を噴射する。
吸気マニホールド64は、吸気管70に連通している。吸気管70の内部には、アクセルペダルと連動して作動するスロットルバルブ72が配設されている。スロットルバルブ72の近傍には、スロットルバルブ72の開度に応じた電気信号を出力するスロットルセンサ74が配設されている。
吸気管70には、エアフロメータ76が設けられる。エアフロメータ76は、エアフィルタ79を通過して、その内部を流通する空気の質量重量に応じた電気信号を出力する。図示のエアフロメータ76は、ホットワイヤ式のエアフロメータであり、吸気管70を流通する空気の温度を検出する吸気温センサ69を内蔵する。吸気温センサ69の出力信号はエンジンECU12に供給されている。エンジンECU12は、吸気温センサ69の出力信号に基づいて、内燃機関10に吸入される空気の温度、すなわち、吸気温THAを検出する。
内燃機関10の排気ポートには、排気マニホールド78が連通している。排気マニホールド78には、O2 センサ77が配設されている。O2 センサ77は、排気マニホールド78の内部を流通する排気ガス中の酸素濃度に応じた電気信号を出力する。
エンジンECU12には、内燃機関10のクランキング始動を実現するスターター80が接続される。例えば車室内に設定され、ユーザにより操作可能なスタートスイッチ88からON信号が入力されると、エンジンECU12は、スターターリレー84に信号を送り、スタータモータ86を駆動させる。尚、本発明は、特にこのようなスターター80の構成に限定されるものでなく、例えばスタートスイッチ88ではなくユーザがイグニションキーを回すことで起動されるタイプのスターターに対しても適用可能である。
上述の如く、エンジンECU12は、カムポジションセンサ60の出力信号、および、クランク角センサ34の出力信号に基づいて内燃機関10のクランク角を検出する。また、エンジンECU12は、内燃機関10のクランク角に基づいて、♯1気筒〜♯6気筒に対して燃料を噴射する時期を制御する。
図3(A)および図3(B)は、それぞれ、カムポジションセンサ60の出力信号の変化、および、クランク角センサ34の出力信号の変化を示す。エンジンECU12は、クランク角センサ34から、クランク角が10°変化する毎に出力されるクランク角信号を分周して、欠歯信号と同様に、クランク角が30°変化する毎に発生する信号を生成する。以下、この信号と欠歯信号とを総称して30°CA信号と称す。本実施例において、内燃機関10の燃料噴射時期の制御は、この30°CA信号に基づいて実行される。
上述の如く、クランク角センサ34は、クランク角が150°BTDCに到達した時点で欠歯信号を出力する。従って、エンジンECU12は、クランク角センサ34から欠歯信号が供給された時点で、クランク角が150°BTDCに到達していると判断することができる。そして、エンジンECU12は、欠歯信号が検出された後、5つの30°CA信号が検出された時点で、クランク角が、♯1気筒および♯6気筒のピストン18を上死点TDCに到達させる角度に達したと判断することができる。
尚、以下の記載においては、クランク角が150°BTDCに到達する時点で検出される30°CA信号(すなわち、欠歯信号)、および、♯1気筒および♯6気筒のピストン18がTDCに到達する時点で検出される30°CA信号を、図3(B)に示す如く、それぞれ、「150°BTDC信号」および「360°CA信号」と称す。
カムポジションセンサ60は、上述の如く、クランク角が720°変化する毎に1回のパルス信号を出力する。以下、この信号を「720°CA信号」と称す。本実施例において、カムポジションセンサ60は、そのパルス信号を、図3(A)および図3(B)に示す如く、360°CA信号が出力される時期と同期して出力する。
内燃機関10は、♯1気筒のピストン18が圧縮行程を実行しつつTDCに到達した時点で、すなわち、♯6気筒のピストン18が吸気行程を開始しつつTDCに到達した時点で、カムポジションセンサ60から「720°CA信号」が出力されるように構成されている。従って、内燃機関10においては、360°CA信号と720°CA信号とがほぼ同時に検出される場合には、♯1気筒のピストン18が圧縮行程におけるTDC(以下、この位置を圧縮TDCと称す)に到達しており、かつ、♯6気筒のピストン18が吸気行程におけるTDC(以下、この位置を吸気TDC)に到達していると判断することができる。また、内燃機関10においては、360°CA信号が単独で検出された場合は、♯1気筒のピストン18が吸気TDCに到達しており、かつ、♯6気筒のピストン18が圧縮TDCに到達していると判断することができる。
内燃機関10が備える6つの気筒では、所定の順序で、クランク角が2π/3変化する毎に、順次同一の行程が実行される。具体的には、例えば、♯1気筒で吸気行程が開始されると、その後、クランク角が2π/3だけ変化する毎に、順次♯1→♯5→♯3→♯6→♯2→♯4→♯1の順で吸気行程が開始される。このため、♯1気筒のピストン18、または、♯6気筒のピストンが吸気TDCに位置することが検出できれば、その時点で他の気筒が如何なる状態にあるか、および、その後クランク角の変化に伴って他の気筒の状態がどのように変化するかを正確に把握することが可能である。従って、エンジンECU12は、内燃機関10のクランキングが開始された後、♯1気筒のピストン18または♯6気筒のピストンが吸気TDCに位置することが検出できた時点で、すなわち、内燃機関10のクランキングが開始された後、360°CA信号が始めて検出された時点で、全ての気筒の状態を把握することができる。
次に、図4以降を参照して、上述のような内燃機関10の始動時において実行される燃料噴射制御の特徴的な構成について説明する。
図4は、本実施例のエンジンECU12により実現されるエンジン始動時における主要処理の流れを示すフローチャートである。
先ず、ステップ100として、スタートスイッチ88からON信号が入力されると、エンジンECU12は、スターターリレー84に信号を送り、これにより、スタータモータ86がバッテリ90を電力源として駆動し、スターター80が始動される。
エンジンECU12は、スターターリレー84に信号を送り続け、所定時間が経過するまで又は所定条件が満たされるまで、スターター80によるクランキングを維持する。このようにして、内燃機関10がクランキングによる慣性補助を受け、その間の上述のような燃料噴射・点火制御により内燃機関10が十分な機関回転数αに達すると、エンジンECU12は、エンジン完全作動開始(始動成功)と判定する。尚、以下では、前提として、エンジンECU12によりエンジン完全作動開始と判定されるまでの区間内で、スターターリレー84への信号出力が停止されるものとする。即ち、スタートスイッチ88からONにされてから、エンジンECU12によりエンジン完全作動開始と判定されるまで、スターター80によるクランキング期間と、スターター80によるクランキング後の内燃機関10による自力始動期間(非クランキング期間)とが存在するものとする。
具体的には、ステップ110においてクランキング期間であると判定された場合、ステップ200に進み、ステップ110においてクランキング期間が終了し、且つ、機関回転数NEが所定値αに満たないと判定された場合(ステップ120)、非クランキング期間であると判断されて、ステップ300に進む。
ステップ200では、エンジンECU12は、クランキング期間中の機関回転数NEの上昇特性を監視し、予め設定したクランキングによる機関回転数NEの所定閾値Thとの比較結果に基づいて、噴射した燃料が正常に燃えたか否かを判定する。
図5は、クランキング期間中の機関回転数NEの上昇特性を示すグラフである。図5において実線にて示すように、噴射した燃料が正常に燃えている場合、機関回転数NEの上昇率は高く、上述の所定値α付近まで上昇するのに対して、噴射した燃料が正常に燃えていない場合、図5において波線にて示すように、機関回転数NEの上昇率は低く、上述の所定値α付近まで上昇しない。即ち、噴射した燃料が正常に燃えていない場合は、スターター80によるクランキングのみの機関回転数NEの上昇特性(以下、「非燃焼時上昇特性」という)が現れ、噴射した燃料が正常に燃えている場合、当該非燃焼時上昇特性に、燃料の燃焼により促進された機関回転数NEの上昇分が上乗せされた特性が現れる。
ここで、噴射した燃料が気筒内で正常に燃えない状況(いわゆる失火状況)は、典型的には、燃料の気化性が悪い極低温時や燃料が粗悪な場合に生じやすく、かかる状況では、噴射された燃料の一部はその後の排気行程で吹き抜けて排出されるものの、残部がそのまま気筒内に残留燃料として残留することになる。
そこで、本ステップ200において、本実施例では、図5に示すような2つの上昇特性を切り分けることができる適切な閾値Thを設定し、クランキング期間中に測定された回転数の上昇率が所定閾値Thよりも大きい場合には、噴射した燃料が正常に燃えたとの判定がなされ、機関回転数NEの上昇率が所定閾値Thよりも小さい場合には、噴射した燃料が正常に燃えていないとの判定がなされる。尚、適切な所定閾値Thとしては、例えば、非燃焼時上昇特性曲線上の値そのものでも良いし、2つの特性を中間点を通る曲線上の点でもよい。前者の場合、クランキング期間中に測定された回転数の上昇率が非燃焼時上昇特性に対応するものである場合、噴射した燃料が正常に燃えていないとの判定がなされてよい。
そして、本ステップ200において、噴射した燃料が正常に燃えていないと判断した場合、ステップ500に進み、エンジンECU12は、燃料が正常に燃えたと判定されない気筒に対する次回の燃料噴射量を、残留燃料量に基づいて補正する。ここで、残留燃料量は、噴射した燃料量に対して、排気行程で吹き抜けて排出される吹き抜け燃料量を差し引くことで、理論的に求めることができる。但し、実際に制御中に吹き抜け燃料量を計測することは困難又は不能であるので、残留燃料量は、試験結果及び/又はシミュレーション結果に基づいて予め作成したマップに基づいて、推定することが望ましい。
図6は、機関回転数NEとの関係で作成された残留燃料量を求めるためのマップの一例である。この場合、図6に示すように、機関回転数NEの上昇と共に残留燃料量が減少していくマップが用いられてよい。或いは、機関回転数NE以外のパラメータ(例えば、時間遅れを考慮した吸入空気量等)をパラメータとして加えて、3次元以上のマップが作成されてもよい。
例えば、ステップ500では、エンジンECU12は、燃料が正常に燃えたと判定されない気筒に対する次回の燃料噴射量を、通常時の燃料噴射量(燃料が正常に燃えたと判定された場合に予定されていた同気筒に対する燃料噴射量)から、上述のようにして求めた残留燃料量を差し引くことで導出する。ここで、次回とは、今回燃料が正常に燃えたと判定されない気筒に対する次回の噴射タイミングのみならず、クランキング期間中に内燃機関10が停止して、再びスタートスイッチ88からON信号が入力されるケースでは、その再始動時の初回の噴射タイミングをも含む。
このように本実施例によれば、今回の膨張行程で燃料が正常に燃えたと判定されない気筒に対して、次回の膨張行程に対して噴射される燃料の量が、推定した残留燃料量分だけ少なくされるので、結果として、次回の膨張行程において気筒内に封入される燃料の量は正規値となる。従って、本実施例によれば、膨張行程で燃料が正常に燃えない場合でも、残留燃料(及びその累積)に起因して燃料のオーバーリッチ化が生ずることがなく、優れた始動性を確保しつつ、エミッション悪化を防止することができる。
尚、上記ステップ200において、今回の膨張行程で燃料が正常に燃えたと判定された気筒に対しては、次回の膨張行程に対して噴射される燃料の量が、残留燃料量に基づく補正がなされることなく決定される。
図4に戻る。スターター80が停止されてクランキング期間が終了すると、エンジンECU12によりエンジン完全作動開始と判定されるまでの期間(非クランキング期間)、ステップ300の処理が実行される。
ステップ300では、エンジンECU12は、非クランキング期間中の機関回転数NEの上昇特性(及び/又はクランク角の変化特性)を監視し、燃料を噴射した気筒の点火直後の機関回転数NEの上昇率(及び/又はクランク角の変化率)に基づいて、噴射した燃料が正常に燃えたか否かを判定する。
図7は、非クランキング期間中の機関回転数NEの上昇特性を示すグラフである。図5において実線にて示すように、各点火タイミング(図中矢印)で噴射燃料が正常に燃えている場合、その後の機関回転数NEが上昇し、且つ、次の点火までのクランク時間が短くなるのに対して、噴射した燃料が正常に燃えていない場合、図5において波線(波線は2番目の点火時期に燃焼しなかった例を示す。)にて示すように、燃料が正常に燃えない点火タイミングにて機関回転数NEが下降し、且つ、次の点火までのクランク時間が長くなる傾向となる。
そこで、本ステップ300において、本実施例では、図5に示すような2つの上昇特性を切り分けるべく、例えば、点火直後の30°CA信号の出力間隔が点火直前の同信号の出力間隔より短い場合に、噴射した燃料が正常に燃えたとの判定がなされ、点火直後の30°CA信号の出力間隔が点火直前の同信号の出力間隔より長い場合に、噴射した燃料が正常に燃えていないとの判定がなされる。或いは、実質的に等価ではあるが、点火直後の機関回転数NEの上昇率の符号が正の場合に、噴射した燃料が正常に燃えたとの判定がなされ、点火直後の機関回転数NEの上昇率の符号が負の場合に、噴射した燃料が正常に燃えていないとの判定がなされてよい。
尚、上述の如く内燃機関10のクランキングが開始され、360°CA信号が始めて検出された後は、全ての気筒の状態を把握することができ、従って、それ以降は、エンジンECU12は、どの気筒で噴射燃料が正常に燃えていないのかを判断できる。
本ステップ300において、噴射した燃料が正常に燃えていないと判断した場合、ステップ600に進み、エンジンECU12は、燃料が正常に燃えたと判定されない気筒に対する次回の燃料噴射量を、残留燃料量に基づいて補正する。ここで、残留燃料量は、上記ステップ500と同様の態様で推定・算出されてよい。
例えば、ステップ600では、エンジンECU12は、燃料が正常に燃えたと判定されない気筒に対する次回の燃料噴射量を、通常時の燃料噴射量(燃料が正常に燃えたと判定された場合に予定されていた同気筒に対する燃料噴射量)から、上述のようにして求めた残留燃料量を差し引くことで導出する。ここで、次回とは、今回燃料が正常に燃えたと判定されない気筒に対する次回の噴射タイミングのみならず、非クランキング期間中に内燃機関10が停止して(いわゆるエンストが発生し)、再びスタートスイッチ88からON信号が入力されるケースでは、その再始動時の初回の噴射タイミングをも含む。
このように本実施例によれば、今回の膨張行程で燃料が正常に燃えたと判定されない気筒に対して、次回の膨張行程に対して噴射される燃料の量が、推定した残留燃料量分だけ少なくされるので、結果として、次回の膨張行程において気筒内に封入される燃料の量は正規値となる。従って、本実施例によれば、膨張行程で燃料が正常に燃えない場合でも、残留燃料(及びその累積)に起因して燃料のオーバーリッチ化が生ずることがなく、優れた始動性を確保しつつ、エミッション悪化を防止することができる。
尚、上記ステップ300において、今回の膨張行程で燃料が正常に燃えたと判定された気筒に対しては、次回の膨張行程に対して噴射される燃料の量が、残留燃料量に基づく補正がなされることなく決定される。
次に、上述の実施例のステップ200の処理に適用されてよい好ましい変形・改良例について説明する。
本変形例では、図4に示すステップ200において、所定閾値Thは、エンジン水温、及び/又は、スターター80の電力源となるバッテリ90の電圧に応じて補正される。
図8は、スターター80によるクランキングのみの機関回転数NEの上昇特性(非燃焼時上昇特性)を示す。尚、この非燃焼時上昇特性は図5の破線で示す特性に対応する。
図8(A)に示すように、非燃焼時上昇特性はエンジン水温に応じて変化する。即ち、エンジン水温が低い場合、その分だけ潤滑油の粘性が高いためにフリクションが大きくなり、機関回転数NEの上昇率が低くなる。従って、エンジンECU12は、上述の如く機関回転数NEの上昇率に対して適用される所定閾値Thを、水温センサ36の出力信号(冷却水温THW)に基づいて変化させる。具体的には、所定閾値Thは、エンジン水温が高いほど大きくなる方向に変化される。これにより、環境条件の相違に応じて生ずる非燃焼時上昇特性の変化を補償して、上記ステップ200やステップ300における判定(噴射した燃料が正常に燃えたか否かの判定)を高い精度で実現することができる。尚、噴射した燃料が正常に燃えたか否かの判定は、イオン電流センサ等を補助的に又は代替的に用いて実現されてもよい。
同様に、図8(B)に示すように、非燃焼時上昇特性は、スターター80の電力源となるバッテリ90の電圧に応じて変化する。即ち、バッテリ90の電圧が低い場合、その分だけスターター80による駆動力が低くなり、機関回転数NEの上昇率が低くなる。従って、エンジンECU12は、上述の如く機関回転数NEの上昇率に対して適用される所定閾値Thを、バッテリ90の電圧に基づいて変化させる。具体的には、所定閾値Thは、バッテリ90の電圧が高いほど大きくなる方向に変化される。これにより、バッテリ90の状態の相違に応じて生ずる非燃焼時上昇特性の変化を補償して、上記ステップ200やステップ300における判定(噴射した燃料が正常に燃えたか否かの判定)を高い精度で実現することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述した実施例では、6気筒の内燃機関10を例に説明しているが、当然に他の形式(例えば4気筒の内燃機関)に対しても適用可能である。
また、上述した実施例では、エンジンで一般的に用いられる30°CA信号を用いて点火前後のクランク時間の変化を算出しているが、10°CA信号やその類の信号を用いることも可能である。
また、上述では、説明の都合上、前提として、エンジンECU12によりエンジン完全作動開始と判定されるまでの区間内で、スターターリレー84への信号出力が停止されるものとしているが、本発明は、特にかかる前提を必須とするものでなく、スタートスイッチ88からONにされてから、エンジンECU12によりエンジン完全作動開始と判定されるまで、スターター80によるクランキング期間が継続される構成(いわゆるクランキングホールド制御される構成)であっても適用可能である。かかる構成では、エンジン完全作動開始と判定されるまで上記のステップ200(ステップ500)の処理が実行すればよい。また、エンジン完全作動開始と判定された後に、上記のステップ300(及びステップ600)の処理が実行されてもよい。
本発明の燃料噴射制御装置が適用される内燃機関10の一実施例のシステム構成図である。 クランク角センサプレート24の一例を示す図である。 図3(A)および図3(B)は、それぞれ、カムポジションセンサ60の出力信号の変化、および、クランク角センサ34の出力信号の変化を示す図である。 本実施例のエンジンECU12により実現されるエンジン始動時における主要処理の流れを示すフローチャートである。 噴射した燃料が正常に燃えた場合(実線)、燃えない場合(破線)における、クランキング期間中の機関回転数NEの上昇特性を示すグラフである。 機関回転数NEに対する残留燃料量の特性を定めるマップの一例である。 噴射した燃料が正常に燃えた場合(実線)、燃えない場合(破線)における、非クランキング期間中の機関回転数NEの上昇特性を示すグラフである。 エンジン水温及びバッテリ電圧に応じて変化する機関回転数NEの非燃焼時上昇特性を示すグラフである。
符号の説明
10 内燃機関
12 電子制御ユニット(ECU)
22 クランクシャフト
34 クランク角センサ
54,56 カムシャフト
60 カムポジションセンサ

Claims (12)

  1. 噴射した燃料が正常に燃えたか否かを判定する燃焼有無判定手段と、
    燃焼有無判定手段により燃料が正常に燃えたと判定されない気筒に対して、該気筒に噴射した燃料噴射量のうち当該気筒内に燃えずに残留する残留燃料量を推定する残留燃料量推定手段と、
    燃焼有無判定手段により燃料が正常に燃えたと判定されない気筒に対する次回の燃料噴射量を、前記残留燃料量推定手段により推定された残留燃料量に基づいて補正する燃料噴射量補正手段と、を備えることを特徴とする燃料噴射量制御装置。
  2. 内燃機関始動時に、噴射した燃料量を記憶すると共に、燃料を噴射した気筒の点火直後の機関回転数NEの上昇率及び/又は所定クランク時間を測定する手段を更に備え、
    前記燃焼有無判定手段は、前記上昇率及び/又は所定クランク時間に基づいて、噴射した燃料が正常に燃えたか否かを判定する、請求項1に記載の燃料噴射量制御装置。
  3. 前記残留燃料量推定手段は、排気行程で気筒内から吹き抜ける燃料量を推定する吹き抜け燃料量推定手段を備え、該吹き抜け燃料量と燃料噴射量とから前記残留燃料量を推定する、請求項1又は2に記載の燃料噴射量制御装置。
  4. 前記吹き抜け燃料量推定手段は、機関回転数NEに応じて変化する吹き抜け燃料量を推定する、請求項1又は2に記載の燃料噴射量制御装置。
  5. 前記吹き抜け燃料量推定手段は、少なくとも機関回転数NEをパラメータとして、予め定められたマップに基づいて、前記吹き抜け燃料量を推定する、請求項4に記載の燃料噴射量制御装置。
  6. 前記燃焼有無判定手段は、スターターによるクランキング時には、予め設定したクランキングによる機関回転数NEの所定閾値と比較して、測定された機関回転数NEの上昇率が所定基準以上高い場合に、燃料が正常に燃えたと判定する、請求項1又は2に記載の燃料噴射量制御装置。
  7. 前記燃焼有無判定手段は、スターターによるクランキング後には、点火直前の所定クランク時間と点火直後の同クランク時間とを比較して、点火直後の同クランク時間の方が短い場合、燃料が正常に燃えたと判定する、請求項1又は2に記載の燃料噴射量制御装置。
  8. 前記所定閾値は、スターターによるクランキングのみの機関回転数NEの上昇率に対応する、請求項6に記載の燃料噴射量制御装置。
  9. 前記所定閾値は、エンジン水温、及び/又は、スターターの電力源となるバッテリの状態に応じて補正される、請求項6に記載の燃料噴射量制御装置。
  10. 請求項1〜9の何れか1項に記載の燃料噴射量制御装置としてコンピューターを機能させるためのコンピューター読み取り可能なプログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体。
  12. 噴射した燃料が正常に燃えたか否かを判定するステップと、
    燃焼有無判定手段により燃料が正常に燃えたと判定されない気筒に対して、該気筒に噴射した燃料噴射量のうち当該気筒内に燃えずに残留する残留燃料量を推定するステップと、
    燃焼有無判定手段により燃料が正常に燃えたと判定されない気筒に対する次回の燃料噴射量を、前記残留燃料量推定手段により推定された残留燃料量に基づいて補正するステップと、を備えることを特徴とする燃料噴射量制御方法。
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