JP2006280475A - 輸液装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】停止スイッチの溶着による輸液停止異常が発生する可能性をなくした輸液装置の制御方法を提供する。
【解決手段】原動機で駆動されシリンジの吸子を押圧し液体を送出する輸液装置において、ノーマルオープン接点かつ接点復帰型共用スイッチを採用した輸液開始・停止スイッチを設け、輸液開始時にはスイッチ接点信号のオープン信号−ショート信号−オープン信号の順番の３信号発生を条件として開始認識を行い、停止時にはスイッチ接点信号のオープン信号−任意の時間のショート信号の順番の２信号発生を条件として停止認識を行なう。
【選択図】図１
【解決手段】原動機で駆動されシリンジの吸子を押圧し液体を送出する輸液装置において、ノーマルオープン接点かつ接点復帰型共用スイッチを採用した輸液開始・停止スイッチを設け、輸液開始時にはスイッチ接点信号のオープン信号−ショート信号−オープン信号の順番の３信号発生を条件として開始認識を行い、停止時にはスイッチ接点信号のオープン信号−任意の時間のショート信号の順番の２信号発生を条件として停止認識を行なう。
【選択図】図１
Description
本発明は輸液装置の制御方法、特に、原動機の回転によりシリンジの吸子を押圧し液体を送出する輸液装置のスイッチ制御方法に関するものである。
ノーマルオープン接点かつ接点復帰型共用スイッチを採用した輸液開始・停止スイッチを設けたものでは、輸液開始時にはスイッチ接点信号のオープン信号−ショート信号発生を条件として開始認識を行い、停止時にもオープン信号−ショート信号発生を条件として停止認識を行う制御を行っていた。従来の輸液装置としては特許文献１がある。
然しながら、ノーマルオープン接点且つ接点復帰型共用スイッチでは、接点の溶着現象により、接点が接続されたままとなってショート信号が継続して出力される可能性があり、輸液停止動作を行うときにオープン信号が得られず停止が出来ない可能性が懸念されていた。
本発明は上記の欠点を除くようにしたものである。
本発明の輸液装置の制御方法は、原動機で駆動されシリンジの吸子を押圧し液体を送出する輸液装置において、ノーマルオープン接点かつ接点復帰型共用スイッチを採用した輸液開始・停止スイッチを設け、輸液開始時にはスイッチ接点信号のオープン信号−ショート信号−オープン信号の順番の３信号発生を条件として開始認識を行い、停止時にはスイッチ接点信号のオープン信号−任意の時間のショート信号の順番の２信号発生を条件として停止認識を行なうことを特徴とする。
本発明の輸液装置の制御方法によれば、スイッチ溶着時に輸液開始が出来なくなり、輸液停止が出来なくなるという最も人体に危険な事象を排除可能となる。
また、輸液停止時にオープン信号−任意の時間のショート信号発生を条件としたことにより、操作者の意図した停止を実現させ、誤操作による輸液停止を防止することが可能となる。
以下図面によって本発明の実施例を説明する。図１は本発明になる一実施例を示す。
図１において１は本発明を適用する輸液装置、２はノーマルオープン接点かつ接点復帰型共用スイッチを採用した輸液開始・停止スイッチを示し、本発明の輸液装置の制御方法においては、スイッチ２を指等にて押すことにより輸液開始及び停止の制御を行う。スイッチ２に負荷がかかっていないときは、その接点はオープン状態であり、スイッチ２を押すことによりその接点はショート状態となる。輸液開始時にはスイッチ２のオープン信号及び指等にての押し込み時のショート信号、そして指を離すことによるオープン信号の３信号発生を条件として開始認識を行う。
本発明の輸液装置の制御方法は上記のとおりであるから、若しスイッチ押し込み時のショート信号出力後にスイッチ２の接点に溶着が発生した場合は、指を離してもオープン信号が得られず輸液開始認識がされない。また、輸液停止時にスイッチの接点に溶着が発生した場合は、指を離してもオープン信号が得られず輸液開始認識がされない。従って、如何なる状態においてもスイッチ２の接点に溶着が発生した場合は、輸液開始が不可能となり、輸液停止が不可能となる事態を回避可能となる。
上記のように本発明の輸液装置の制御方法によれば輸液開始・停止スイッチの接点溶着が、如何なる時に発生しても、輸液開始が不可能となり、輸液停止が不可能となる事態を回避可能である。
１ 輸液装置
２ 開始・停止スイッチ
２ 開始・停止スイッチ
Claims (1)
- 原動機で駆動されシリンジの吸子を押圧し液体を送出する輸液装置において、ノーマルオープン接点かつ接点復帰型共用スイッチを採用した輸液開始・停止スイッチを設け、輸液開始時にはスイッチ接点信号のオープン信号−ショート信号−オープン信号の順番の３信号発生を条件として開始認識を行い、停止時にはスイッチ接点信号のオープン信号−任意の時間のショート信号の順番の２信号発生を条件として停止認識を行なうことを特徴とする輸液装置の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005101912A JP2006280475A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 輸液装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005101912A JP2006280475A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 輸液装置の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006280475A true JP2006280475A (ja) | 2006-10-19 |
Family
ID=37403005
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005101912A Pending JP2006280475A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 輸液装置の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2006280475A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60168828U (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-09 | 株式会社 ほくさん | サウナ装置 |
| JPS6441419A (en) * | 1987-08-04 | 1989-02-13 | Asmo Co Ltd | Hood opening and closing device for vehicle |
| JPH0542212A (ja) * | 1991-08-09 | 1993-02-23 | Atom Kk | 輸液装置 |
| JP2005504384A (ja) * | 2001-10-01 | 2005-02-10 | ゼヴェクス・インコーポレーテッド | 高精度投薬装置、システム及び方法 |
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2005
- 2005-03-31 JP JP2005101912A patent/JP2006280475A/ja active Pending
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