JP2008162557A - 電動自転車のライト制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アシストがオフの状態でライトを点灯させている際、バッテリーが過放電するのを防止することができる電動自転車のライト制御方法を提供する。
【解決手段】制御回路5が停止して補助モータ3によるアシストがオフで且つライト4が消灯している第1状態からライト用スイッチ9を押した場合、バッテリー2から制御回路5へ電力が供給されて制御回路5が電圧検出回路16と共に起動し、制御回路5がライト点灯回路7を作動させてライト4が点灯する第3状態に切換わり、第3状態において、電圧検出回路16で検出されるバッテリー2の電圧が一定電圧未満の場合、制御回路5がライト点灯回路7を停止させてライト4を消灯させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、バッテリーを電源として駆動するモーター等の補助駆動装置と点灯するライトとを備えた電動自転車のライト制御方法に関する。
従来、この種の電動自転車としては、例えば図7に示すように、車体に、ライト61と、アシスト力を付与する補助モータ62と、補助モータ62およびライト61に電力を供給するバッテリー63と、ライト61を点灯させるライト用スイッチ64と、補助モータ62を駆動させる駆動用スイッチ65とが備えられたものがある。
これらを制御する制御部には、補助モータ62を駆動用スイッチング素子67によって制御するモータ駆動回路68と、ライト用スイッチング素子69をオンすることによってライト61を点灯させるライト点灯回路70とが備えられている。モータ駆動回路68には、人力トルクを検出するトルク検出部71と、バッテリー63の電圧を検出する電圧検出回路72とが接続されている。また、電圧検出回路72で検出されたバッテリー63の電圧はモータ駆動回路68とライト点灯回路70とに入力されるように構成されている。
これによると、制御部の動作は以下に示す動作(1)〜(3)となる。
動作(1)
駆動用スイッチ65をオンにした場合、モータ駆動回路68が起動し、駆動用スイッチング素子67をオン・オフして補助モータ62を駆動制御し、これにより、補助モータ62によるアシストがオンされる。
動作(2)
ライト用スイッチ64をオンにした場合、ライト点灯回路70が起動し、電圧検出回路72で検出されたバッテリー63の電圧が一定電圧以上の場合、ライト用スイッチング素子69をオンにしてライト61を点灯させる。
動作(3)
ライト用スイッチ64をオンにした場合、ライト点灯回路70が起動し、電圧検出回路72で検出されたバッテリー63の電圧が一定電圧未満の場合、ライト用スイッチング素子69をオフにしてライト61を消灯させる。
前記動作(1)〜(3)によると、補助モータ62を駆動させる回路とライト61を点灯させる回路とが互いに独立しているため、駆動用スイッチ65をオフにして補助モータ62を停止させた状態(すなわちアシストがオフの状態)であっても、ライト用スイッチ64をオンにすることで、ライト61を点灯させることができる。
また、ライト用スイッチ64をオンにしてライト61を点灯させているとき、前記動作(3)で記載したように、電圧検出回路72で検出されたバッテリー63の電圧が下降して一定電圧未満になった場合、ライト61を自動的に消灯させるため、バッテリー63の過放電を防止することができる。
尚、前記のようなライト制御方法は例えば下記特許文献1に記載されている。
特許第3306299号
前記の従来形式では、前記動作(1)についてはライト用スイッチ64のオン・オフ操作に関わらず実行可能であり、動作(2)については駆動用スイッチ65のオン・オフ操作に関わらず実行可能である。しかしながら、動作(3)については、駆動用スイッチ65をオンにしてモータ駆動回路68が起動しているときは実行可能であるが、駆動用スイッチ65をオフにしてモータ駆動回路68が起動していないとき(すなわちアシストがオフのとき)は、電圧検出回路72が作動しないため、実行できなかった。このため、アシストがオフの状態でライト61を点灯させている際、バッテリー63が過放電して復帰できなくなるといった課題を有している。
本発明は、ライト用スイッチを操作してライトの点灯および消灯をワンタッチで切換えることができ、アシストがオフの状態でライトを点灯させている際、バッテリーが過放電するのを防止することができる電動自転車のライト制御方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明における電動自転車のライト制御方法は、制御回路が停止して補助駆動装置によるアシストがオフで且つライトが消灯している第1状態からライト用スイッチを操作した場合、バッテリーから制御回路へ電力が供給されて制御回路が電圧検出回路と共に起動し、制御回路がライト点灯回路を作動させてライトが点灯する第3状態に切換わり、前記第3状態において、電圧検出回路で検出されるバッテリーの電圧が一定電圧未満の場合、制御回路がライト点灯回路を停止させてライトを消灯させるものである。
これによると、第1状態からライト用スイッチを操作して第3状態に切換えて、アシストがオフの状態でライトを点灯させている際、電圧検出回路によって検出されるバッテリーの電圧が一定電圧未満に低下すると、制御回路がライト点灯回路を停止させてライトを自動的に消灯させるため、バッテリーが過放電するのを防止することができる。
以上のように、本発明によると、第1状態からライト用スイッチを操作して第3状態に切換えて、アシストがオフの状態でライトを点灯させている際、電圧検出回路によって検出されるバッテリーの電圧が一定電圧未満に低下すると、制御回路がライト点灯回路を停止させてライトを自動的に消灯させるため、バッテリーが過放電するのを防止することができる。
本発明は、バッテリーを電源として駆動する補助駆動装置と、バッテリーを電源として点灯するライトと、バッテリーを電源として作動する制御回路と、制御回路からの指令に基いて補助駆動装置を駆動させる補助駆動装置駆動回路と、制御回路からの指令に基いてライトを点灯させるライト点灯回路と、制御回路の電源を入切する電源用スイッチと、ライトの点灯および消灯を切換えるライト用スイッチとを備えた電動自転車のライト制御方法であって、
制御回路はバッテリーの電圧を検出する電圧検出回路を備え、
制御回路が停止して補助駆動装置によるアシストがオフで且つライトが消灯している状態を第1状態とし、
前記アシストがオンで且つライトが消灯している状態を第2状態とし、
前記アシストがオフで且つライトが点灯している状態を第3状態とし、
前記アシストがオンで且つライトが点灯している状態を第4状態とし、
前記第1状態から電源用スイッチを操作した場合、バッテリーから制御回路へ電力が供給されて制御回路が電圧検出回路と共に起動し、制御回路が補助駆動装置駆動回路を作動させて、補助駆動装置によるアシストがオンとなる第2状態に切換わり、
前記第1状態からライト用スイッチを操作した場合、バッテリーから制御回路へ電力が供給されて制御回路が電圧検出回路と共に起動し、制御回路がライト点灯回路を作動させてライトが点灯する第3状態に切換わり、
前記第2状態からライト用スイッチを操作した場合、制御回路がライト点灯回路を作動させて、前記アシストのオンに加えてライトが点灯する第4状態に切換わり、
前記第3状態から電源用スイッチを操作した場合、制御回路が補助駆動装置駆動回路を作動させて、ライトの点灯に加えて前記アシストがオンになる第4状態に切換わり、
前記第3状態において、電圧検出回路で検出されるバッテリーの電圧が一定電圧未満の場合、制御回路がライト点灯回路を停止させてライトを消灯させるものである。
これによると、電源用スイッチの操作の有無に関わらず、ライト用スイッチを操作してライトの点灯および消灯をワンタッチで切換えることができる。また、第1状態からライト用スイッチを操作して第3状態に切換えて、アシストがオフの状態でライトを点灯させている際、電圧検出回路によって検出されるバッテリーの電圧が一定電圧未満に低下すると、制御回路がライト点灯回路を停止させてライトを自動的に消灯させるため、バッテリーが過放電するのを防止することができる。
以下、本発明における実施の形態を図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
先ず、本発明における実施の形態1を図1〜図5に基いて説明する。
図1〜図3に示すように、1は人力駆動力に補助駆動力を付加して走行する電動自転車である。この電動自転車1には、バッテリー2と、バッテリー2を電源として駆動する補助モーター3(補助駆動装置の一例)と、バッテリー2を電源として点灯するライト4と、バッテリー2を電源として作動する制御回路5と、制御回路5からの指令に基いて補助モーター3を駆動させる補助モーター駆動回路6(補助駆動装置駆動回路の一例)と、制御回路5からの指令に基いてライト4を点灯させるライト点灯回路7と、制御回路5の電源を入切する電源用スイッチ8と、ライト4の点灯および消灯を切換えるライト用スイッチ9とが備えられている。
バッテリー2と制御回路5との間には、電力供給回路11と電源用スイッチ入力回路13とライト用スイッチ入力回路14とが接続されている。電力供給回路11には、前記スイッチ8,9のオン・オフに基いてスイッチング動作するトランジスタ12が設けられている。また、電源用スイッチ8は、ノーマリ・オープン式のプッシュ・スイッチであり、電源用スイッチ入力回路13に設けられており、押されている間だけ接点が導通する。
ライト用スイッチ9は、二回路一接点のノーマリ・オープン式のプッシュ・スイッチであり、互いに連動して切換えられる第1のスイッチ部9aと第2のスイッチ部9bとを有しており、押されている間だけ接点が導通する。このうち、第1のスイッチ部9aはライト用スイッチ入力回路14に設けられている。
また、制御回路5には、ライト用スイッチ9が押されたことを認識するための認識回路15が接続され、この認識回路15に第2のスイッチ部9bが設けられている。ライト用スイッチ9を押した時、押している間だけ、第1のスイッチ部9aに連動して第2のスイッチ部9bが接点を閉じ、認識回路15がつながって導通する。これにより、制御回路5はライト用スイッチ9が押されたことを認識する。また、制御回路5は、バッテリー2の電圧を検出する電圧検出回路16を備えている。
バッテリー2とライト4との間にはライト用スイッチング素子17が設けられ、ライト点灯回路7は制御回路5からの指令に基いてライト用スイッチング素子17のオン・オフを切換えるものである。
バッテリー2と補助モーター3との間には補助モーター用スイッチング素子18が設けられ、補助モーター駆動回路6は制御回路5からの指令に基いて補助モーター用スイッチング素子18のオン・オフを切換えるものである。
制御回路5には、人力トルクを検出するトルク検出装置21が接続されている。また、電源用スイッチ8とライト用スイッチ9とは操作パネル19に設けられており、操作パネル19はハンドル20に取付けられている。
以下、上記構成における作用を説明する。
図4は、両スイッチ8,9の操作によって切換えられる状態の遷移を示しており、下記第1状態〜第4状態のいずれかの状態に切換えられる。
(1)第1状態(初期状態)
補助モーター3によるアシストがオフであるとともに、ライト4が消灯する。
(2)第2状態
前記第1状態から電源用スイッチ8を押した場合、ライト4が消灯したままで、補助モーター3によるアシストがオンになる。
(3)第3状態
前記第1状態からライト用スイッチ9を押した場合、アシストがオフしたままで、ライト4が点灯する。
(4)第4状態
前記第2状態からライト用スイッチ9を押した場合、補助モーター3によるアシストがオンの状態で、さらにライト4が点灯する。また、前記第3状態から電源用スイッチ8を押した場合、ライト4が点灯した状態で、さらに補助モーター3によるアシストがオンになる。
また、前記第4状態において、電源用スイッチ8を押した場合、前記補助モーター3によるアシストがオフになるとともにライト4が消灯して、第1状態に戻る。また、前記第4状態において、ライト用スイッチ9を押した場合、補助モーター3によるアシストがオンになったままでライト4が消灯して、第2状態に戻る。また、前記第2状態において、電源用スイッチ8を押した場合、ライト4が消灯したままで補助モーター3によるアシストがオフになって、第1状態に戻る。また、前記第3状態において、ライト用スイッチ9を押した場合、アシストがオフしたままでライト4が消灯して、第1状態に戻る。
図5は、図4で示した状態遷移のフローチャートであり、以下、フローチャートに基いて、制御回路5による制御方法を説明する。
先ず、第1状態(初期状態)において、電源用スイッチ8とライト用スイッチ9とが両方とも押されていない場合(ステップ1)、トランジスタ12がオフであり、バッテリー2から制御回路5への電力供給が遮断され、制御回路5が電圧検出回路16とトルク検出装置21と共に停止する。これにより、制御回路5から補助モーター駆動回路6へ指令信号が送られないため、補助モーター用スイッチング素子18がオフに切換えられて補助モーター3が停止し、補助モーター3によるアシストがオフになる。また、制御回路5からライト点灯回路7へ指令信号が送られないため、ライト用スイッチング素子17がオフに切換えられてライト4が消灯する。これにより、第1状態に保たれる(ステップ2)。
また、前記ステップ1において、例えば、第1状態からライト用スイッチ9を押した場合、この押し動作の際に発生する信号をトリガーとしてトランジスタ12がオンになり、バッテリー2から電力供給回路11を通って制御回路5へ電力が供給され、制御回路5が起動して電圧検出回路16を起動させる(ステップ3)。
この際、ライト用スイッチ9を押している間だけ、両スイッチ部9a,9bが接点を閉じて、認識回路15が導通するため、これに基いて制御回路5はライト用スイッチ9が押されたことを認識する(ステップ4)。さらに、制御回路5は、電圧検出回路16によって検出されるバッテリー2の電圧が一定電圧以上である場合(ステップ5)、ライト点灯回路7へ指令信号を送り、ライト点灯回路7を作動させてライト用スイッチング素子17をオンに切換える。これにより、バッテリー2からライト4に電力が供給されて、ライト4が点灯する。また、電源用スイッチ8は押されていないため、制御回路5は補助モーター3を停止させたままとなり、補助モーター3によるアシストがオフのままとなる。これにより、第1状態から第3状態に遷移する(ステップ6)。
尚、前記ステップ5において、電圧検出回路16によって検出されるバッテリー2の電圧が一定電圧未満である場合、制御回路5は、ライト点灯回路7へ指令信号を送り、ライト点灯回路7を作動させてライト用スイッチング素子17をオフに切換える。これにより、バッテリー2からライト4への電力供給が遮断され、ライト4が消灯し(ステップ2)、バッテリー2の過放電が防止される。
また、前記第3状態に遷移(ステップ6)した後、ライト用スイッチ9を押した場合(ステップ7)、この押し動作の際に発生する信号をトリガーとしてトランジスタ12がオフになり、バッテリー2から制御回路5への電力供給が遮断され、制御回路5が停止し、第3状態から第1状態に戻る(ステップ2)。
また、例えば、前記第1状態から電源用スイッチ8を押した場合、この押し動作の際に発生する信号をトリガーとしてトランジスタ12がオンになり、バッテリー2から電力供給回路11を通って制御回路5へ電力が供給され、制御回路5が起動して電圧検出回路16を起動させる(ステップ3)。
この際、前記電源用スイッチ8を押している間においても、ライト用スイッチ9の両スイッチ部9a,9bは接点を閉じずに開いたままであるため、認識回路15が第2のスイッチ部9bによって遮断されて非導通のままとなり、これに基いて制御回路5は電源用スイッチ8が押されたことを認識し(ステップ8)、トルク検出装置21を作動させる。
さらに、制御回路5は、電圧検出回路16によって検出されるバッテリー2の電圧が一定電圧以上である場合(ステップ9)、補助モーター駆動回路6へ指令信号を送り、補助モーター駆動回路6を作動させて補助モーター用スイッチング素子18をオンに切換える。これにより、トルク検出装置21によって検出された人力トルクに応じて、バッテリー2から補助モーター3に電力が供給されて補助モーター3が回転駆動し、補助モーター3によるアシストがオンになる。また、ライト用スイッチ9は押されていないため、制御回路5はライト4を消灯したままとなり、これにより、第1状態から第2状態に遷移する(ステップ10)。
尚、前記ステップ9において、電圧検出回路16によって検出されるバッテリー2の電圧が一定電圧未満である場合、制御回路5は、補助モーター駆動回路6へ指令信号を送り、補助モーター駆動回路6を作動させて補助モーター用スイッチング素子18をオフに切換える。これにより、バッテリー2から補助モーター3への電力供給が遮断され、補助モーター3が停止し、補助モーター3によるアシストがオフになり(ステップ2)、バッテリー2の過放電が防止される。
また、前記第2状態に遷移(ステップ10)した後、電源用スイッチ8を押した場合(ステップ11)、この押し動作の際に発生する信号をトリガーとしてトランジスタ12がオフになり、バッテリー2から制御回路5への電力供給が遮断され、制御回路5が停止し、第2状態から第1状態に戻る(ステップ2)。
また、前記第3状態に遷移(ステップ6)した後、電源用スイッチ8を押した場合(ステップ12)、電源用スイッチ8を押してオンにした際に発生する信号によって、制御回路5は、電源用スイッチ8が押されたことを認識し(ステップ13)、トルク検出装置21を作動させる。さらに、制御回路5は、電圧検出回路16によって検出されるバッテリー2の電圧が一定電圧以上である場合(ステップ14)、補助モーター駆動回路6へ指令信号を送り、補助モーター駆動回路6を作動させて補助モーター用スイッチング素子18をオンに切換える。これにより、トルク検出装置21によって検出された人力トルクに応じて、バッテリー2から補助モーター3に電力が供給されて補助モーター3が回転駆動し、補助モーター3によるアシストがオンになる。尚、ライト4は前記ステップ6において既に点灯しており、これにより、第3状態から第4状態に遷移する(ステップ15)。
また、前記第2状態に遷移(ステップ10)した後、ライト用スイッチ9を押した場合(ステップ16)、ライト用スイッチ9を押している間だけ、両スイッチ部9a,9bが接点を閉じて、認識回路15が導通するため、これに基いて制御回路5はライト用スイッチ9が押されたことを認識する(ステップ17)。
さらに、制御回路5は、電圧検出回路16によって検出されるバッテリー2の電圧が一定電圧以上である場合(ステップ14)、ライト点灯回路7へ指令信号を送り、ライト点灯回路7を作動させてライト用スイッチング素子17をオンに切換える。これにより、バッテリー2からライト4に電力が供給されて、ライト4が点灯する。尚、アシストは前記ステップ10において既にオンされており、これにより、第2状態から第4状態に遷移する(ステップ15)。
また、前記ステップ14にて、電圧検出回路16によって検出されるバッテリー2の電圧が一定電圧未満である場合、補助モーター3によるアシストがオフになるとともにライト4が消灯する。
また、前記第4状態(ステップ15)において、電源用スイッチ8を押した場合(ステップ18)、この押し動作の際に発生する信号をトリガーとしてトランジスタ12がオフになる。これにより、バッテリー2から制御回路5への電力供給が遮断され、制御回路5が停止し、第4状態から第1状態に戻る。
また、前記第4状態(ステップ15)において、ライト用スイッチ9を押した場合(ステップ19)、ライト用スイッチ9を押している間だけ、両スイッチ部9a,9bが接点を閉じて、認識回路15が導通するため、これに基いて制御回路5はライト用スイッチ9が押されたことを認識し、第4状態から第2状態に戻る。
このように、電源用スイッチ8の押し操作の有無に関わらず、ライト用スイッチ9を押し操作してライト4の点灯および消灯をワンタッチで切換えることができる。また、アシストをオフにするとともにライト4を点灯させている第3状態(ステップ6)の際においても、ステップ5においてバッテリー2の電圧が一定電圧未満に低下すると、ステップ2へ移行して、自動的にライト4が消灯するため、バッテリー2が過放電するのを防止することができる。
(実施の形態2)
先ず、本発明における実施の形態2を図6に基いて説明する。
ライト用スイッチ9は、ノーマリ・オープン式のプッシュ・スイッチであり、ライト用スイッチ入力回路14に設けられている。ライト用スイッチ9を押した時、押している間だけ、ライト用スイッチ9に連動してリレー25が接点を閉じ、認識回路15がつながって導通する。これにより、制御回路5はライト用スイッチ9が押されたことを認識する。
これによると、図5に示したフローチャートのステップ4において、第1状態からライト用スイッチ9を押した場合、ライト用スイッチ9を押している間だけ、リレー25が閉じて、認識回路15が導通するため、これに基いて制御回路5はライト用スイッチ9が押されたことを認識する。
また、ステップ19において、第4状態からライト用スイッチ9を押した場合、ライト用スイッチ9を押している間だけ、リレー25が閉じて、認識回路15が導通するため、これに基いて制御回路5はライト用スイッチ9が押されたことを認識する。
尚、前記実施の形態では、第1状態から第4状態に切換える場合、先ず電源用スイッチ8とライト用スイッチ9とのいずれか一方を押して第2状態又は第3状態に切換え、次に、電源用スイッチ8とライト用スイッチ9とのいずれか他方を押して第4状態に切換えるのが通常の操作手順である。第1状態から電源用スイッチ8とライト用スイッチ9とを2本の指で同時に押えることは操作上非常に困難であり、このような操作は通常ほとんど行われない。仮に、第1状態からこれら両スイッチ8,9を同時に押した場合は、ステップ3〜ステップ6が実行されて第3状態に遷移する。
また、前記実施の形態では、図2に示すようにライト用スイッチ9に二回路一接点のプッシュ・スイッチを用いたり、或いは、図6に示すようにライト用スイッチ9とリレー25とを組み合せて用いているが、これら以外に、フォトモスリレー、フォトカプラ、アナログスイッチ等のスイッチ回路素子(ディスクリートでのスイッチング回路も含む)を用いてもよい。
本発明は、バッテリーを電源として駆動するモーター等の補助駆動装置とバッテリーを電源として点灯するライトとを備えた電動自転車のライト制御方法に最適である。
本発明の実施の形態1における電動自転車の側面図 同、電動自転車のライト制御系を示す回路図 同、電動自転車の操作パネルの図 同、電動自転車の電源用スイッチとライト用スイッチとの操作によって切換えられる第1〜第4状態の遷移を示す図 同、電動自転車のライト制御方法を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における電動自転車のライト制御系を示す回路図 従来の電動自転車のライト制御系を示す回路図
符号の説明
1 電動自転車
2 バッテリー
3 補助モーター(補助駆動装置)
4 ライト
5 制御回路
6 補助モーター駆動回路(補助駆動装置駆動回路)
7 ライト点灯回路
8 電源用スイッチ
9 ライト用スイッチ
16 電圧検出回路

Claims (1)

  1. バッテリーを電源として駆動する補助駆動装置と、バッテリーを電源として点灯するライトと、バッテリーを電源として作動する制御回路と、制御回路からの指令に基いて補助駆動装置を駆動させる補助駆動装置駆動回路と、制御回路からの指令に基いてライトを点灯させるライト点灯回路と、制御回路の電源を入切する電源用スイッチと、ライトの点灯および消灯を切換えるライト用スイッチとを備えた電動自転車のライト制御方法であって、
    制御回路はバッテリーの電圧を検出する電圧検出回路を備え、
    制御回路が停止して補助駆動装置によるアシストがオフで且つライトが消灯している状態を第1状態とし、
    前記アシストがオンで且つライトが消灯している状態を第2状態とし、
    前記アシストがオフで且つライトが点灯している状態を第3状態とし、
    前記アシストがオンで且つライトが点灯している状態を第4状態とし、
    前記第1状態から電源用スイッチを操作した場合、バッテリーから制御回路へ電力が供給されて制御回路が電圧検出回路と共に起動し、制御回路が補助駆動装置駆動回路を作動させて、補助駆動装置によるアシストがオンとなる第2状態に切換わり、
    前記第1状態からライト用スイッチを操作した場合、バッテリーから制御回路へ電力が供給されて制御回路が電圧検出回路と共に起動し、制御回路がライト点灯回路を作動させてライトが点灯する第3状態に切換わり、
    前記第2状態からライト用スイッチを操作した場合、制御回路がライト点灯回路を作動させて、前記アシストのオンに加えてライトが点灯する第4状態に切換わり、
    前記第3状態から電源用スイッチを操作した場合、制御回路が補助駆動装置駆動回路を作動させて、ライトの点灯に加えて前記アシストがオンになる第4状態に切換わり、
    前記第3状態において、電圧検出回路で検出されるバッテリーの電圧が一定電圧未満の場合、制御回路がライト点灯回路を停止させてライトを消灯させることを特徴とする電動自転車のライト制御方法。
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