JP2006280054A - 3相電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1、第2及び第3の交流入力端子1a、1b、1cと第1、第2及び第3の交流出力端子2a、2b、2cとの間に3相コンバータ回路3とコンデンサ6と3相インバータ回路7とを順次に接続する。コモンモード電流検出器10を設ける。3相コンバータ回路3の第1相の第1及び第2のコンバータ用スイッチをコモンモード電流を低減するように制御する。第2相の第3及び第4のコンバータ用スイッチ及び第3相の第5及び第6のコンバータ用スイッチを力率改善するように制御する。
【選択図】図1
Description
3相交流入力電圧を供給するための第1、第2及び第3の交流入力端子と、
3相交流出力電圧を送出するための第1、第2及び第3の交流出力端子と、
前記第1、第2及び第3の交流入力端子に接続された第1、第2及び第3相コンバータスイッチング回路を有する3相コンバータ回路と、
前記3相交流入力電圧を直流電圧に変換するように前記第1、第2及び第3相コンバータスイッチング回路を制御するコンバータ制御回路と、
前記3相コンバータ回路の対の直流出力端子間に接続された蓄電手段と、
前記3相コンバータ回路及び前記蓄電手段と前記第1、第2及び第3の交流出力端子との間に接続された第1、第2及び第3相インバータスイッチング回路を有する3相インバータ回路と、
前記直流電圧を前記3相交流出力電圧に変換するように前記第1、第2及び第3相インバータスイッチング回路を制御するインバータ制御回路と
を有している3相電力変換装置であって、
前記コンバータ制御回路が、力率を改善するように前記第2及び第3相コンバータスイッチング回路を制御する手段と、前記第1、第2及び第3の交流入力端子を流れる第1、第2及び第3相電流の総和(コモンモード電流)が零になるように前記第1相コンバータスイッチング回路を制御する手段とを有していることを特徴とする3相電力変換装置に係わるものである。
前記第2相コンバータスイッチング回路は、前記第2の交流入力端子と前記一方の直流出力端子との間に接続された第3のコンバータ用ダイオードと第3のコンバータ用スイッチとの並列回路と、前記第2の交流入力端子と前記他方の直流出力端子との間に接続された第4のコンバータ用ダイオードと第4のコンバータ用スイッチとの並列回路とから成り、
前記第3相コンバータスイッチング回路は、前記第3の交流入力端子と前記一方の直流出力端子との間に接続された第5のコンバータ用ダイオードと第5のコンバータ用スイッチとの並列回路と、前記第3の交流入力端子と前記他方の直流出力端子との間に接続された第6のコンバータ用ダイオードと第6のコンバータ用スイッチとの並列回路とから成り、
前記コンバータ制御回路は、
前記第2及び第3の交流入力端子の第2及び第3相交流入力電圧を検出する交流入力電圧検出手段と、
前記蓄電手段の出力電圧を検出する直流電圧検出器と、
前記蓄電手段の出力電圧の目標値を示す基準値を発生する基準電圧源と、
前記直流電圧検出器と前記基準電圧源とに接続され且つ前記直流電圧検出器の出力と前記基準電圧源の基準値との差を増幅した信号から成る直流電圧制御信号を形成する機能を有している直流電圧制御信号形成手段と、
前記交流入力電圧検出手段と前記直流電圧制御信号形成手段とに接続され且つ前記交流入力電圧検出手段から得られた第2相電圧検出信号に前記直流電圧制御信号を乗算する第1の乗算器と、
前記交流入力電圧検出手段と前記直流電圧制御信号形成手段とに接続され且つ前記交流入力電圧検出手段から得られた第3相電圧検出信号に前記直流電圧制御信号を乗算する第2の乗算器と、
前記第2及び第3の交流入力端子を通って流れる電流を検出するための第2及び第3相電流検出器と、
前記第1、第2及び第3の交流入力端子を流れる第1、第2及び第3相電流の総和を示すコモンモード電流を検出するコモンモード電流検出手段と、
前記コモンモード電流検出手段に接続され且つ前記コモンモード電流をゼロにするためのコモンモード電流制御信号を形成し、このコモンモード電流制御信号を第1相電流制御信号として出力する第1相電流制御信号形成手段と、
前記第1の乗算器と前記第2相電流検出器とに接続され且つ前記第1の乗算器の出力と前記第2相電流検出器の出力との差を増幅した信号から成る第2相電流制御信号を形成する第2相電流制御信号形成手段と、
前記第2の乗算器と前記第3相電流検出器とに接続され且つ前記第2の乗算器の出力と前記第3相電流検出器の出力との差を増幅した信号から成る第3相電流制御信号を形成する第3相電流制御信号形成手段と、
前記第2及び第3相交流入力電圧より高い周波数で比較波を発生する比較波発生器と、
前記第1相電流制御信号形成手段と前記比較波発生器とに接続され且つ前記第1相電流制御信号と前記比較波とを比較して前記第1及び第2のコンバータ用スイッチをオン・オフするための第1相制御信号を形成する機能を有している第1相制御信号形成回路と、
前記第2相電流制御信号形成手段と前記比較波発生器とに接続され且つ前記第2相電流制御信号と前記比較波とを比較して前記第3及び第4のコンバータ用スイッチをオン・オフするための第2相制御信号を形成する機能を有している第2相制御信号形成回路と、
前記第3相電流制御信号形成手段と前記比較波発生器とに接続され且つ前記第3相電流制御信号と前記比較波とを比較して前記第5及び第6のコンバータ用スイッチをオン・オフするための第3相制御信号を形成する機能を有している第3相制御信号形成回路と
を備えていることが望ましい。
また、請求項3に示すように、前記第1相インバータスイッチング回路は、前記一方の直流出力端子と前記第1の交流出力端子との間に接続された第1のインバータ用スイッチと、前記他方の直流出力端子と前記第1の交流出力端子との間に接続された第2のインバータ用スイッチと、前記第1のインバータ用スイッチに並列接続された第1のインバータ用ダイオードと、前記第2のインバータ用スイッチに並列接続された第2のインバータ用ダイオードとから成り、
前記第2相インバータスイッチング回路は、前記一方の直流出力端子と前記第2の交流出力端子との間に接続された第3のインバータ用スイッチと、前記他方の直流出力端子と前記第2の交流出力端子との間に接続された第4のインバータ用スイッチと、前記第3のインバータ用スイッチに並列接続された第3のインバータ用ダイオードと、前記第4のインバータ用スイッチに並列接続された第4のインバータ用ダイオードとから成り、
前記第3相インバータスイッチング回路は、前記一方の直流出力端子と前記第3の交流出力端子との間に接続された第5のインバータ用スイッチと、前記他方の直流出力端子と前記第3の交流出力端子との間に接続された第6のインバータ用スイッチと、前記第5のインバータ用スイッチに並列接続された第5のインバータ用ダイオードと、前記第6のインバータ用スイッチに並列接続された第6のインバータ用ダイオードとから成り、
前記インバータ制御回路は、
第1、第2及び第3相基準正弦波を発生する基準正弦波発生手段と、
前記第1、第2及び第3の交流出力端子に接続された3相交流出力電圧検出器と、
前記基準正弦波発生手段の第1、第2及び第3相基準正弦波を送出する第1、第2及び第3の出力端子と前記3相交流出力電圧検出器の第1、第2及び第3の出力ラインとに接続され且つ前記基準正弦波発生手段から得られた第1、第2及び第3相基準正弦波と前記3相交流出力電圧検出器から得られた第1、第2及び第3相交流出力電圧検出信号との差を増幅した信号から成る第1、第2及び第3相出力電圧制御信号を形成する第1、第2及び第3相出力電圧制御信号形成手段と、
前記第1、第2及び第3相基準正弦波よりも高い周波数で比較波を発生する比較波発生器と、
前記第1、第2及び第3相出力電圧制御信号形成手段と前記比較波発生器とに接続され且つ前記第1、第2及び第3相出力電圧制御信号と前記比較波とをそれぞれ比較して前記第1、第2、第3、第4、第5及び第6のインバータ用スイッチをオン・オフするための制御信号を形成する機能を有しているインバータ制御信号形成回路と
を備えていることが望ましい。
また、請求項4に示すように、前記第1相インバータスイッチング回路は、前記一方の直流出力端子と前記第1の交流出力端子との間に接続された第1のインバータ用スイッチと、前記他方の直流出力端子と前記第1の交流出力端子との間に接続された第2のインバータ用スイッチと、前記第1のインバータ用スイッチに並列接続された第1のインバータ用ダイオードと、前記第2のインバータ用スイッチに並列接続された第2のインバータ用ダイオードとから成り、
前記第2相インバータスイッチング回路は、前記一方の直流出力端子と前記第2の交流出力端子との間に接続された第3のインバータ用スイッチと、前記他方の直流出力端子と前記第2の交流出力端子との間に接続された第4のインバータ用スイッチと、前記第3のインバータ用スイッチに並列接続された第3のインバータ用ダイオードと、前記第4のインバータ用スイッチに並列接続された第4のインバータ用ダイオードとから成り、
前記第3相インバータスイッチング回路は、前記一方の直流出力端子と前記第3の交流出力端子との間に接続された第5のインバータ用スイッチと、前記他方の直流出力端子と前記第3の交流出力端子との間に接続された第6のインバータ用スイッチと前記第5のインバータ用スイッチに並列接続された第5のインバータ用ダイオードと、前記第6のインバータ用スイッチに並列接続された第6のインバータ用ダイオードとから成り、
前記インバータ制御回路は、
前記第2の交流入力端子と前記第1の交流入力端子との間の線間電圧に相当する第1の基準正弦波(Vvu*)と、前記第3の交流入力端子と前記第1の交流入力端子との間の線間電圧に相当する第2の基準正弦波(Vwu*)を発生する基準正弦波発生手段と、
前記第1、第2及び第3の交流出力端子に接続され且つ前記第2の交流出力端子と前記第1の交流出力端子との間の線間電圧に相当する第1の交流出力電圧検出値(Vvu)を得ると共に前記第3の交流出力端子と前記第1の交流出力端子との間の線間線圧に相当する第2の交流出力電圧検出値(Vwu)を得るように形成された交流出力電圧検出器と、
前記第1の基準正弦波(Vvu*)と前記第1の交流出力電圧検出値(Vvu)との差を増幅した信号から成る第1の電圧制御信号(V2´ )を形成する第1の電圧制御信号形成手段と、
前記第2の基準正弦波(Vwu*)と前記第2の交流出力電圧検出値(Vwu)との差を増幅した信号から成る第2の電圧制御信号(V3´)を形成する第2の電圧制御信号形成手段と、
前記第1の電圧制御信号形成手段と前記第2の電圧制御信号形成手段とに接続され且つ前記第1の電圧制御信号(V2´ )及び前記第2の電圧制御信号(V3´)を相電圧で示される第1、第2及び第3の出力電圧制御信号(Vu,Vv,Vw)に変換する機能を有している変換手段(73a)と、
前記コンバータ制御回路の前記比較波発生器又はインバータ用比較波発生器から比較波を供給する比較波供給手段と、
前記変換手段(73a)と前記比較波供給手段とに接続され且つ前記第1の出力電圧制御信号(Vu)と前記比較波とを比較して前記第1及び第2のインバータ用スイッチをオン・オフ制御するための第1相制御信号(Gu)を形成する機能を有している第1相制御信号形成回路と、
前記変換手段(73a)と前記比較波供給手段とに接続され且つ前記第2の出力電圧制御信号(Vv)と前記比較波とを比較して前記第3及び第4のインバータ用スイッチをオン・オフ制御するための第2相制御信号(Gv )を形成する機能を有している第2相制御信号形成回路と、
前記変換手段(73a)と前記比較波供給手段とに接続され且つ前記第3の出力電圧制御信号(Vw)と前記比較波とを比較して前記第5及び第6のインバータ用スイッチをオン・オフ制御するための第3相制御信号(Gw )を形成する機能を有している第3相制御信号形成回路と
を有していることが望ましい。
なお、図3では、S相及びT相電流制御用減算器47、48とS相及びT相電流制御用増幅器49、50とが分けて示されているが、これ等を一体化してS相及びT相誤差増幅器とすることができる。また、S相及びT相電流制御用減算器47、48を加算器に置き換え、ここに互いに逆の極性を有する信号を入力させ、結果として減算出力を得るように変形することができる。要するに、S相及びT相電流制御用減算器47、48をS相及びT相検出電流Is 、It とS相及びT相交流電流指令信号Is*、It*との差を示す出力を得ることができる種々の演算回路に置き換えることができる。また、S相及びT相電流制御用増幅器49、50を比例積分回路とすることができる。
コモンモード電流制御用増幅器24aは図1のコモンモード電流検出回路13にライン24で接続され、コモンモード電流Ioをゼロにするためのコモンモード電流制御信号Vioを形成し、これをR相(第1相)電流制御信号としてライン24´によってコンバータ制御信号形成回路51に送るものであり、S相及びT相電流制御用増幅器49、50と同様に誤差増幅器又は比例積分調節器で構成される。従って、コモンモード電流制御用増幅器24aを第1相電流制御信号形成手段と呼ぶこともできる。
第3〜第6のコンバータ用スイッチQ3〜Q6は第2及び第3の交流入力端子1b、1cを流れるS相交流入力電流Is、及びT相交流入力電流Itを正弦波に近似させるように動作する。コモンモード電流Ioがゼロで、S相及びT相交流入力電流Is、Itが正弦波であれば、R相交流入力電流IrはIr=−(Is+It)の関係から必然的に正弦波になる。図3のコンバータ制御回路41は、力率改善機能及びコモンモード電流低減機能の他に直流電圧制御機能を有するので、コンデンサ6の直流電圧Vdcはほぼ一定値になる。
また、比較波発生器52がコンバータ制御回路41とインバータ制御回路42とで兼用されているが、この代りにインバータ制御回路42に別の比較波発生器を独立に設けることができる。
なお、3相インバータ回路7を3相交流入力電圧に同期して運転することが不安な場合には、位相検出回路65による基準正弦波発生器66の制御を省き、基準正弦波発生器66から任意の基準正弦波を送出することができる。
また、第1、第2及び第3の出力電圧制御用減算器67、68、69と第1、第2及び第3の出力電圧制御用増幅器70、71、72とを一体に形成して第1、第2及び第3の誤差増幅器とすることができる。また、第1、第2及び第3の出力電圧制御用減算器67、68、69の代りに加算器を設け、この加算器に互いに極性の異なる2つの入力を与えるように変形することもできる。また、第1、第2及び第3の出力電圧制御用増幅器70、71、72を比例積分回路にそれぞれ置き換えることができる。
(1) 3相コンバータ回路3の第1相コンバータスイッチング回路を構成する第1及び第2のコンバータ用スイッチQ1、Q2を制御することによってコモンモード電流Ioを低減しているので、コモンモード電流の低減を比較的簡単な回路で容易に達成することができる。
(2) 3相インバータ回路7と負荷との間に絶縁トランスを設けない構成の場合であっても負荷を通るコモンモード電流を抑制することができる。従って、コモンモード電流が流れる恐れのある負荷の場合であっても絶縁トランスを省くことができ、3相電力変換装置の小型化及び低コスト化が可能になる。
Vvu=Vv−Vu
Vwu=Vw−Vu
Vvu*=Vs*−Vr*
Vwu*=Vt*−Vr*
第1及び第2の基準正弦波Vvu*、Vwu*は、3相インバータ回路7の目標線間電圧を示している。
第1及び第2の出力電圧制御用増幅器71´、72´は第1及び第2の出力電圧制御用減算器68´、69´の出力を増幅又は比例積分してV相―U相間及びW相―U相間の線間電圧で示される第1及び第2の出力電圧制御信号V2´,V3´をライン75,76に送出する。
なお、第1及び第2の出力電圧制御用減算器68´、69´と第1及び第2の出力電圧制御用増幅器71´、72´とをそれぞれ合せて第1及び第2の出力電圧制御信号形成手段と呼ぶことができる。また、第1及び第2の出力電圧制御用減算器68´、69´と第1及び第2の出力電圧制御用増幅器71´、72´とを一体に形成して第1及び第2の誤差増幅器とすることができる。また、第1及び第2の出力電圧制御用減算器68´、69´の代りに加算器を設け、この加算器に互いに極性の異なる2つの入力を与えるように変形することもできる。
即ち、変換回路73aは次に示す変換を実行する。
Vu=−{(V2´)/3}−{(V3´)/3}
Vv={(V2´)2/3}−{(V3´)/3}
Vw=−{(V2´)/3}+{(V3´)2/3}
上記変換を実行するために変換回路73aは、図7に示すようにライン75に接続された2/3乗算器91及び1/3乗算器93と、ライン76に接続された1/3乗算器92及び2/3乗算器94と、1/3乗算器92の出力と1/3乗算器93の出力とをそれぞれ極性反転して加算する加算器95と、2/3乗算器91の出力に1/3乗算器92の出力を極性反転して加算する加算器96と、2/3乗算器94の出力に1/3乗算器93の出力を極性反転して加算する加算器97とを有する。第1、第2及び第3の加算器75,76,77はライン98,99,100に相電圧で示される第1、第2及び第3の出力電圧制御信号Vu,Vv,Vwを送出する。
(1) 電流検出器9s、9t コモンモード電流検出器10をコンデンサC1,C2,C3の後段に配置することもできる。
(2) 制御信号形成回路16、16aの一部又は全部をディジタル回路で構成することができる。
2a、2b、2c 第1、第2及び第3の交流出力端子
3 3相コンバータ回路
7 3相インバータ回路
10 コモンモード電流検出器
Claims (4)
- 3相交流入力電圧を供給するための第1、第2及び第3の交流入力端子と、
3相交流出力電圧を送出するための第1、第2及び第3の交流出力端子と、
前記第1、第2及び第3の交流入力端子に接続された第1、第2及び第3相コンバータスイッチング回路を有する3相コンバータ回路と、
前記3相交流入力電圧を直流電圧に変換するように前記第1、第2及び第3相コンバータスイッチング回路を制御するコンバータ制御回路と、
前記3相コンバータ回路の対の直流出力端子間に接続された蓄電手段と、
前記3相コンバータ回路及び前記蓄電手段と前記第1、第2及び第3の交流出力端子との間に接続された第1、第2及び第3相インバータスイッチング回路を有する3相インバータ回路と、
前記直流電圧を前記3相交流出力電圧に変換するように前記第1、第2及び第3相インバータスイッチング回路を制御するインバータ制御回路と
を有している3相電力変換装置であって、
前記コンバータ制御回路が、力率を改善するように前記第2及び第3相コンバータスイッチング回路を制御する手段と、前記第1、第2及び第3の交流入力端子を流れる第1、第2及び第3相電流の総和が零になるように前記第1相コンバータスイッチング回路を制御する手段とを有していることを特徴とする3相電力変換装置。 - 前記第1相コンバータスイッチング回路は、前記第1の交流入力端子と前記対の直流出力端子の一方との間に接続された第1のコンバータ用ダイオードと第1のコンバータ用スイッチとの並列回路と、前記第1の交流入力端子と前記対の直流出力端子の他方との間に接続された第2のコンバータ用ダイオードと第2のコンバータ用スイッチとの並列回路とから成り、
前記第2相コンバータスイッチング回路は、前記第2の交流入力端子と前記一方の直流出力端子との間に接続された第3のコンバータ用ダイオードと第3のコンバータ用スイッチとの並列回路と、前記第2の交流入力端子と前記他方の直流出力端子との間に接続された第4のコンバータ用ダイオードと第4のコンバータ用スイッチとの並列回路とから成り、
前記第3相コンバータスイッチング回路は、前記第3の交流入力端子と前記一方の直流出力端子との間に接続された第5のコンバータ用ダイオードと第5のコンバータ用スイッチとの並列回路と、前記第3の交流入力端子と前記他方の直流出力端子との間に接続された第6のコンバータ用ダイオードと第6のコンバータ用スイッチとの並列回路とから成り、
前記コンバータ制御回路は、
前記第2及び第3の交流入力端子の第2及び第3相交流入力電圧を検出する交流入力電圧検出手段と、
前記蓄電手段の出力電圧を検出する直流電圧検出器と、
前記蓄電手段の出力電圧の目標値を示す基準値を発生する基準電圧源と、
前記直流電圧検出器と前記基準電圧源とに接続され且つ前記直流電圧検出器の出力と前記基準電圧源の基準値との差を増幅した信号から成る直流電圧制御信号を形成する機能を有している直流電圧制御信号形成手段と、
前記交流入力電圧検出手段と前記直流電圧制御信号形成手段とに接続され且つ前記交流入力電圧検出手段から得られた第2相電圧検出信号に前記直流電圧制御信号を乗算する第1の乗算器と、
前記交流入力電圧検出手段と前記直流電圧制御信号形成手段とに接続され且つ前記交流入力電圧検出手段から得られた第3相電圧検出信号に前記直流電圧制御信号を乗算する第2の乗算器と、
前記第2及び第3の交流入力端子を通って流れる電流を検出するための第2及び第3相電流検出器と、
前記第1、第2及び第3の交流入力端子を流れる第1、第2及び第3相電流の総和を示すコモンモード電流を検出するコモンモード電流検出手段と、
前記コモンモード電流検出手段に接続され且つ前記コモンモード電流をゼロにするためのコモンモード電流制御信号を形成し、このコモンモード電流制御信号を第1相電流制御信号として出力する第1相電流制御信号形成手段と、
前記第1の乗算器と前記第2相電流検出器とに接続され且つ前記第1の乗算器の出力と前記第2相電流検出器の出力との差を増幅した信号から成る第2相電流制御信号を形成する第2相電流制御信号形成手段と、
前記第2の乗算器と前記第3相電流検出器とに接続され且つ前記第2の乗算器の出力と前記第3相電流検出器の出力との差を増幅した信号から成る第3相電流制御信号を形成する第3相電流制御信号形成手段と、
前記第2及び第3相交流入力電圧より高い周波数で比較波を発生する比較波発生器と、
前記第1相電流制御信号形成手段と前記比較波発生器とに接続され且つ前記第1相電流制御信号と前記比較波とを比較して前記第1及び第2のコンバータ用スイッチをオン・オフするための第1相制御信号を形成する機能を有している第1相制御信号形成回路と、
前記第2相電流制御信号形成手段と前記比較波発生器とに接続され且つ前記第2相電流制御信号と前記比較波とを比較して前記第3及び第4のコンバータ用スイッチをオン・オフするための第2相制御信号を形成する機能を有している第2相制御信号形成回路と、
前記第3相電流制御信号形成手段と前記比較波発生器とに接続され且つ前記第3相電流制御信号と前記比較波とを比較して前記第5及び第6のコンバータ用スイッチをオン・オフするための第3相制御信号を形成する機能を有している第3相制御信号形成回路と
を備えていることを特徴とする請求項1記載の3相電力変換装置。 - 前記第1相インバータスイッチング回路は、前記一方の直流出力端子と前記第1の交流出力端子との間に接続された第1のインバータ用スイッチと、前記他方の直流出力端子と前記第1の交流出力端子との間に接続された第2のインバータ用スイッチと、前記第1のインバータ用スイッチに並列接続された第1のインバータ用ダイオードと、前記第2のインバータ用スイッチに並列接続された第2のインバータ用ダイオードとから成り、
前記第2相インバータスイッチング回路は、前記一方の直流出力端子と前記第2の交流出力端子との間に接続された第3のインバータ用スイッチと、前記他方の直流出力端子と前記第2の交流出力端子との間に接続された第4のインバータ用スイッチと、前記第3のインバータ用スイッチに並列接続された第3のインバータ用ダイオードと、前記第4のインバータ用スイッチに並列接続された第4のインバータ用ダイオードとから成り、
前記第3相インバータスイッチング回路は、前記一方の直流出力端子と前記第3の交流出力端子との間に接続された第5のインバータ用スイッチと、前記他方の直流出力端子と前記第3の交流出力端子との間に接続された第6のインバータ用スイッチと、前記第5のインバータ用スイッチに並列接続された第5のインバータ用ダイオードと、前記第6のインバータ用スイッチに並列接続された第6のインバータ用ダイオードとから成り、
前記インバータ制御回路は、
第1、第2及び第3相基準正弦波を発生する基準正弦波発生手段と、
前記第1、第2及び第3の交流出力端子に接続された3相交流出力電圧検出器と、
前記基準正弦波発生手段の第1、第2及び第3相基準正弦波を送出する第1、第2及び第3の出力端子と前記3相交流出力電圧検出器の第1、第2及び第3の出力ラインとに接続され且つ前記基準正弦波発生手段から得られた第1、第2及び第3相基準正弦波と前記3相交流出力電圧検出器から得られた第1、第2及び第3相交流出力電圧検出信号との差を増幅した信号から成る第1、第2及び第3相出力電圧制御信号を形成する第1、第2及び第3相出力電圧制御信号形成手段と、
前記第1、第2及び第3相基準正弦波よりも高い周波数で比較波を発生する比較波発生器と、
前記第1、第2及び第3相出力電圧制御信号形成手段と前記比較波発生器とに接続され且つ前記第1、第2及び第3相出力電圧制御信号と前記比較波とをそれぞれ比較して前記第1、第2、第3、第4、第5及び第6のインバータ用スイッチをオン・オフするための制御信号を形成する機能を有しているインバータ制御信号形成回路と
を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の3相電力変換装置。 - 前記第1相インバータスイッチング回路は、前記一方の直流出力端子と前記第1の交流出力端子との間に接続された第1のインバータ用スイッチと、前記他方の直流出力端子と前記第1の交流出力端子との間に接続された第2のインバータ用スイッチと、前記第1のインバータ用スイッチに並列接続された第1のインバータ用ダイオードと、前記第2のインバータ用スイッチに並列接続された第2のインバータ用ダイオードとから成り、
前記第2相インバータスイッチング回路は、前記一方の直流出力端子と前記第2の交流出力端子との間に接続された第3のインバータ用スイッチと、前記他方の直流出力端子と前記第2の交流出力端子との間に接続された第4のインバータ用スイッチと、前記第3のインバータ用スイッチに並列接続された第3のインバータ用ダイオードと、前記第4のインバータ用スイッチに並列接続された第4のインバータ用ダイオードとから成り、
前記第3相インバータスイッチング回路は、前記一方の直流出力端子と前記第3の交流出力端子との間に接続された第5のインバータ用スイッチと、前記他方の直流出力端子と前記第3の交流出力端子との間に接続された第6のインバータ用スイッチと前記第5のインバータ用スイッチに並列接続された第5のインバータ用ダイオードと、前記第6のインバータ用スイッチに並列接続された第6のインバータ用ダイオードとから成り、
前記インバータ制御回路は、
前記第2の交流入力端子と前記第1の交流入力端子との間の線間電圧に相当する第1の基準正弦波(Vvu*)と、前記第3の交流入力端子と前記第1の交流入力端子との間の線間電圧に相当する第2の基準正弦波(Vwu*)を発生する基準正弦波発生手段と、
前記第1、第2及び第3の交流出力端子に接続され且つ前記第2の交流出力端子と前記第1の交流出力端子との間の線間電圧に相当する第1の交流出力電圧検出値(Vvu)を得ると共に前記第3の交流出力端子と前記第1の交流出力端子との間の線間線圧に相当する第2の交流出力電圧検出値(Vwu)を得るように形成された交流出力電圧検出器と、
前記第1の基準正弦波(Vvu*)と前記第1の交流出力電圧検出値(Vvu)との差を増幅した信号から成る第1の電圧制御信号(V2´ )を形成する第1の電圧制御信号形成手段と、
前記第2の基準正弦波(Vwu*)と前記第2の交流出力電圧検出値(Vwu)との差を増幅した信号から成る第2の電圧制御信号(V3´)を形成する第2の電圧制御信号形成手段と、
前記第1の電圧制御信号形成手段と前記第2の電圧制御信号形成手段とに接続され且つ前記第1の電圧制御信号(V2´ )及び前記第2の電圧制御信号(V3´)を相電圧で示される第1、第2及び第3の出力電圧制御信号(Vu,Vv,Vw)に変換する機能を有している変換手段(73a)と、
前記コンバータ制御回路の前記比較波発生器又はインバータ用比較波発生器から比較波を供給する比較波供給手段と、
前記変換手段(73a)と前記比較波供給手段とに接続され且つ前記第1の出力電圧制御信号(Vu)と前記比較波とを比較して前記第1及び第2のインバータ用スイッチをオン・オフ制御するための第1相制御信号(Gu)を形成する機能を有している第1相制御信号形成回路と、
前記変換手段(73a)と前記比較波供給手段とに接続され且つ前記第2の出力電圧制御信号(Vv)と前記比較波とを比較して前記第3及び第4のインバータ用スイッチをオン・オフ制御するための第2相制御信号(Gv )を形成する機能を有している第2相制御信号形成回路と、
前記変換手段(73a)と前記比較波供給手段とに接続され且つ前記第3の出力電圧制御信号(Vw)と前記比較波とを比較して前記第5及び第6のインバータ用スイッチをオン・オフ制御するための第3相制御信号(Gw )を形成する機能を有している第3相制御信号形成回路と
を有していることを特徴とする請求項1記載の3相電力変換装置。
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