JP4645808B2 - 3相電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、3相交流−直流−3相交流変換が可能な3相電力変換装置に関する。
従来の3相電力変換装置は、例えば後記特許文献1に示されているように、3相交流入力端子にインダクタを介して接続された3相PWM(パルス幅変調)形式の3相交流−直流(AC−DC)変換回路と、3相交流−直流変換回路の対の直流端子間に接続されたコンデンサと、このコンデンサに接続された3相PWM形式の3相直流−交流(DC−AC)変換回路とから成る。
3相交流−直流変換回路即ち3相コンバータ回路は、3相ブリッジ接続された6個のダイオードと、6個のダイオードにそれぞれ逆方向並列接続された6個の交流−直流変換用スイッチとから成る。また、3相直流−交流変換回路即ち3相インバータ回路は、3相ブリッジ接続された6個の直流−交流変換用スイッチと、6個の直流−交流変換用スイッチにそれぞれ逆方向並列接続された6個の帰還ダイオードとから成る。
特開2000−116137号公報
ところで、6個の直流−交流変換用スイッチを介して3相交流電力の全てを供給すると、6個の直流−交流変換用スイッチの電力損失(スイッチング損失及び導通損失)が比較的大きくなって高効率の3相電力変換装置を提供することが難しい。
また、6個の交流−直流変換用スイッチの全てをPWM制御すると、これ等のスイッチング損失によって高効率の3相電力変換装置を提供することが難しい。
従って、本発明が解決しようとする課題は、高効率の3相電力変換装置を提供することが困難なことである。
上記課題を解決するための本発明は、
3相交流入力電圧を供給するための第1、第2及び第3の交流入力端子と、
3相交流出力電圧を送出するための第1、第2及び第3の交流出力端子と、
前記第1、第2及び第3の交流入力端子に接続され且つ複数の交流−直流変換用スイッチを含んでいる3相交流−直流変換回路と、
前記3相交流−直流変換回路の対の直流出力端子間に接続されたコンデンサと蓄電池とのいずれか一方又は両方から成る蓄電手段と、
前記蓄電手段と前記第1、第2及び第3の交流出力端子との間に接続され且つ複数の直流−交流変換用スイッチを含んでいる3相直流−交流変換回路と、
前記第1、第2及び第3の交流入力端子から任意に選択された1つと前記第1、第2及び第3の交流出力端子から任意に選択された1つとの間に接続された同期化スイッチと、
前記3相交流−直流変換回路と前記3相直流−交流変換回路と前記同期化スイッチの制御端子に接続され、且つ前記3相交流−直流変換回路を制御する機能と前記3相直流−交流変換回路を制御する機能と前記3相直流−交流変換回路を前記3相交流入力電圧に同期させて駆動する時に前記同期化スイッチをオン状態に制御し、前記3相直流−交流変換回路を前記3相交流入力電圧に同期させないで駆動する時に前記同期化スイッチをオフ状態に制御する機能とを有している制御手段と
を備えていることを特徴とする3相電力変換装置に係わるものである。
請求項2に示すように、前記制御手段は、
前記第1、第2及び第3の交流入力端子の少なくとも1つに接続され且つ交流入力電圧の位相と周波数とのいずれか一方又は両方を検出する入力状態検出手段と、
前記第1、第2及び第3の交流出力端子における前記3相交流出力電圧の目標位相を示す信号と目標周波数を示す信号とのいずれか一方又は両方を発生する目標出力状態信号発生手段と、
前記入力状態検出手段と前記目標出力状態信号発生手段と前記同期化スイッチの制御端子とに接続され且つ前記3相交流入力電圧と前記3相交流出力電圧との同期状態を検出するために前記入力状態検出手段から得られた位相又は周波数を示す信号と前記目標出力状態信号発生手段から得られた目標位相又は目標周波数を示す信号との差が所定基準値以下か否かを判定する同期状態判定手段と、
前記入力状態検出手段と前記目標出力状態信号発生手段と前記同期状態判定手段とに接続され且つ前記差が前記所定基準値以下を示している時には前記入力状態検出手段から得られた位相又は周波数を示す信号を選択し、前記差が前記所定基準値以下を示していない時には前記目標出力状態信号発生手段から得られた前記目標位相又は目標周波数を示す信号を選択する選択手段と、
前記選択手段と前記3相直流−交流変換回路の前記直流−交流変換用スイッチの制御端子との間に接続され且つ前記選択手段の出力が示す位相又は周波数の3相交流出力電圧を発生するように前記直流−交流変換用スイッチを制御する制御信号を形成する機能を有している直流−交流変換制御回路と、
前記交流−直流変換用スイッチをオン・オフするためのPWM制御信号を形成して前記交流−直流変換用スイッチの制御端子に供給する交流−直流変換制御回路とを備えており、
且つ前記同期化スイッチの制御端子が前記同期状態判定手段に接続され、前記同期化スイッチは、前記差が前記所定基準値以下を示す前記同期状態判定手段の出力に応答してオン状態になり、前記差が前記所定基準値以下を示していない前記同期状態判定手段の出力に応答してオフ状態になることが望ましい。
請求項3に示すように、前記直流−交流変換制御回路は、
3相交流出力電圧を得るための第1、第2及び第3の基準正弦波を発生するものであって、前記選択手段に接続されており且つ前記選択手段から出力された位相又は周波数を示す信号に追従して前記第1、第2及び第3の基準正弦波電圧を送出する第1、第2及び第3の出力端子を有している基準正弦波発生手段と、
前記第1、第2及び第3の交流出力端子に接続された3相交流出力電圧検出器と、
前記基準正弦波発生手段の第1、第2及び第3の出力端子と前記3相交流出力電圧検出器の第1、第2及び第3の出力端子とに接続され且つ前記基準正弦波発生手段から得られた第1、第2及び第3の基準正弦波電圧と前記3相交流出力電圧検出器から得られた第1、第2及び第3の交流出力電圧検出信号との差を示す信号を形成する第1、第2及び第3の出力電圧制御用差信号形成手段と、
前記第1、第2及び第3の基準正弦波電圧よりも高い周波数を有する比較波を発生する比較波発生器と、
前記第1、第2及び第3の出力電圧制御用差信号形成手段と前記比較波発生器と前記直流−交流変換用スイッチの制御端子とに接続され且つ前記第1、第2及び第3の出力電圧制御用差信号形成手段の出力信号と前記比較波とを比較して前記直流−3相交流入力電圧検出器と交流変換用スイッチをオン・オフするためのPWM制御信号を形成して前記直流−交流変換用スイッチの制御端子に供給する機能を有している直流−交流変換制御信号形成回路とを備えていることが望ましい。
請求項4に示すように、前記交流−直流変換制御回路は、
前記第1、第2及び第3の交流入力端子に接続された3相交流入力電圧検出器と、
前記コンデンサに接続された直流電圧検出器と、
前記コンデンサの電圧の目標値を示す基準電圧源と、
前記直流電圧検出器と前記基準電圧源とに接続され且つ前記直流電圧検出器の出力と前記基準電圧源の基準値との差を示す信号を形成する機能を有している直流電圧制御用差信号形成手段と、
前記3相交流入力電圧検出器と前記直流電圧制御用差信号形成手段とに接続され且つ前記3相交流入力電圧検出器から得られた第2相電圧検出信号に前記差を示す信号を乗算する第1の乗算器と、
記3相交流入力電圧検出器と前記直流電圧制御用差信号形成手段とに接続され且つ前記3相交流入力電圧検出器から得られた第3相電圧検出信号に前記差を示す信号を乗算する第2の乗算器と、
前記第2及び第3の交流入力端子を通って流れる電流を検出するための第1及び第2の電流検出器と、
前記第1の乗算器と前記第1の電流検出器とに接続され且つ前記第1の乗算器の出力と前記第1の電流検出器の出力との差を示す信号を形成する第1の電流制御用差信号形成手段と、
前記第2の乗算器と前記第2の電流検出器とに接続され且つ前記第2の乗算器の出力と前記第2の電流検出器の出力との差を示す信号を形成する第2の電流制御用差信号形成手段と、
前記第2及び第3相電圧検出信号より高い周波数を有して比較波を発生する比較波発生器と、
前記第1及び第2の電流制御用差信号形成手段と前記比較波発生器と前記3相交流−直流変換回路とに接続され且つ前記第1及び第2の電流制御用差信号形成手段の出力と前記比較波とを比較して前記3相交流−直流変換回路の前記複数の交流−直流変換用スイッチをオン・オフするためのPWM制御信号を形成して前記複数の交流−直流変換用スイッチの制御端子に供給する機能を有している交流−直流変換制御信号形成回路と
とから成ることが望ましい。
請求項5に示すように、更に、前記第1、第2及び第3の交流入力端子と前記3相交流−直流変換回路との間に接続された第1、第2及び第3のインダクタを有し、
前記3相交流−直流変換回路は、アノードが前記第1のインダクタを介して前記第1の交流入力端子に接続され且つカソードが前記コンデンサの正端子に接続された第1のダイオードと、アノードが前記コンデンサの負端子に接続され且つカソードが前記第1のインダクタを介して前記第1の交流入力端子に接続された第2のダイオードと、アノードが前記第2のインダクタを介して前記第2の交流入力端子に接続され且つカソードが前記コンデンサの正端子に接続された第3のダイオードと、アノードが前記コンデンサの負端子に接続され且つカソードが前記第2のインダクタを介して前記第2の交流入力端子に接続された第4のダイオードと、アノードが前記第3のインダクタを介して前記第3の交流入力端子に接続され且つカソードが前記コンデンサの正端子に接続された第5のダイオードと、アノードが前記コンデンサの負端子に接続され且つカソードが前記第3のインダクタを介して前記第3の交流入力端子に接続された第6のダイオードと、前記第1、第2、第3、第4、第5及び第6のダイオードにそれぞれ並列に接続された第1、第2、第3、第4、第5及び第6の交流−直流変換用スイッチとを有し、
前記制御手段は、前記同期化スイッチのオン期間に前記第3、第4、第5及び第6の交流−直流変換用スイッチをPWM制御し且つ前記第1及び第2の交流−直流変換用スイッチをオフ状態に保ち、前記同期化スイッチのオフ期間に前記第1、第2、第3、第4、第5及び第6の交流−直流変換用スイッチをPWM制御する機能を有していることことが望ましい。
前記第1、第2、第3、第4、第5及び第6のダイオードは前記第1、第2、第3、第4、第5及び第6の交流−直流変換用スイッチの内蔵ダイオードであることが望ましい。
本発明は次の効果を有する。
(1) 3相直流−交流変換回路を3相交流入力電圧に同期駆動する時には同期化スイッチがオン状態に制御される。同期化スイッチがオン状態の時には、第1、第2及び第3の交流入力端子から選択された1つと第1、第2及び第3の交流出力端子から選択された1つとが電気的に接続される。例えば、第1の交流入力端子と第1の交流出力端子とが同期化スイッチで接続された時には、第1の交流出力端子に接続される負荷が要求する有効電流の全部又は一部を3相直流−交流変換回路を介さずに第1の交流入力端子と同期化スイッチと第1の交流出力端子との経路で供給することができる。このため、3相直流−交流変換回路の第1の交流出力端子が接続された第1の相の直流−交流変換用スイッチから有効電流の全部又は一部を供給することが不要になり、ここでの電力損失即ちスイッチング損失及び導通損失が少なくなり、3相電力変換装置の高効率化が達成される。
(2) もし、3相直流−交流変換回路から得られる3相交流出力電圧の周波数が固定されている場合において、3相交流入力電圧の周波数異常が生じた時には、同期化スイッチをオフにして3相直流−交流変換回路を3相交流入力電圧に対して非同期状態で駆動することができる。これにより、3相交流−直流変換回路と3相直流−交流変換回路との両方の駆動を継続し、3相直流−交流変換回路からの電力供給の停止を防ぐことができる。
次に、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1に示す実施例1に従う3相電力変換装置は3相無停電電源装置と呼ぶこともできるものであって、大別して3相交流入力電圧を供給するための第1、第2及び第3の交流入力端子1a、1b、1cと、3相交流出力電圧を送出するための第1、第2及び第3の交流出力端子2a、2b、2cと、第1、第2及び第3の交流入力端子1a、1b、1cに接続され且つ複数の交流−直流変換用スイッチを含んでいる3相交流−直流変換回路3と、3相交流−直流変換回路3の対の直流出力端子4、5間に接続された直流リンクコンデンサ又は平滑コンデンサと呼ぶこともできるコンデンサ6と、コンデンサ6と第1、第2及び第3の交流出力端子2a、2b、2cとの間に接続され且つ複数の直流−交流変換用スイッチを含んでいる3相直流−交流変換回路7と、第1、第2及び第3の交流入力端子1a、1b、1cから任意に選択された第1の交流入力端子1aと第1、第2及び第3の交流出力端子2a、2b、2cから任意に選択された第1の交流出力端子2aとの間に接続された同期化スイッチ8と、3相交流―直流変換回路3と3相直流―交流変換回路7と同期化スイッチ8の制御端子に接続され且つ3相交流−直流変換回路3を制御する機能と3相直流―交流変換回路7を制御する機能と有し且つ3相直流−交流変換回路7を3相交流入力電圧に同期させて駆動する時に同期化スイッチ8をオン状態に制御し、3相直流−交流変換回路7を3相交流入力電圧に同期させないで駆動する時に同期化スイッチ8をオフ状態に制御する機能を有している制御手段9と、高周波フィルタを構成するための第1、第2、第3、第4、第5及び第6のフィルタ用コンデンサC1 、C2 、C3 、C4 、C5 、C6 と第1、第2、第3、第4、第5及び第6のインダクタL1 、L2 、L3 、L4 、L5 、L6と、制御手段9の一部と見なすこともできるS相(第2相)及びT相(第3相)電流検出器10、11と、同期化スイッチ8に並列に接続されたコンデンサ12とを有する。
第1、第2及び第3の交流入力端子1a、1b、1cは例えば図示されていない50Hzの商用3相交流電源等の3相交流電源に接続され、互いに120度の位相差を有する第1、第2及び第3相交流電圧を供給する。
3相交流−直流変換回路3は3相スイッチング整流回路又は3相PWM整流回路と呼ぶこともできるものであって、図2に示すように3相ブリッジ接続された第1、第2、第3、第4、第5及び第6のダイオードD1 、D2 、D3 、D4 、D5 、D6 と、第1〜第6のダイオードD1 〜D6 にそれぞれ並列接続されたIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)から成る第1、第2、第3、第4、第5及び第6の交流−直流変換用スイッチQ1 、Q2 、Q3 、Q4 、Q5 、Q6 とから成る。図2では第1〜第6のダイオードD1 〜D6 が個別ダイオードとして示されているが、この代りに第1〜第6の交流−直流変換用スイッチQ1 〜Q6 の内蔵即ち寄生ダイオードとすることができる。
本実施例では第1〜第6の交流−直流変換用スイッチQ1 〜Q6 としてIGBTが使用されているが、第1〜第6の交流−直流変換用スイッチQ1 〜Q6 をIGBT以外のトランジスタ、FET等の別の半導体スイッチで構成することもできる。また、第1〜第6のダイオードD1 〜D6を上記別の半導体スイッチの内蔵即ち寄生ダイオードとすることができる。
第1、第3及び第5のダイオードD1 、D3 、D5 のアノードは第1、第2及び第3のインダクタL1 、L2 、L3 を介して第1、第2及び第3の交流入力端子1a、1b、1cに接続され、これ等のカソードは正側直流出力端子4を介してコンデンサ6の正端子に接続されている。第2、第4及び第6のダイオードD2 、D4 、D6 のアノードは負側直流出力端子5を介してコンデンサ6の負端子に接続され、これ等のカソードは第1、第2及び第3のインダクタL1 、L2 、L3 を介して第1、第2及び第3の交流入力端子1a、1b、1cに接続されている。
蓄電手段としてのコンデンサ6は3相交流−直流変換回路3の対の直流出力端子4、5間に接続され、3相交流−直流変換回路3の出力で充電され、次段の3相直流−交流変換回路7の直流電源として機能する。なお、蓄電手段をコンデンサ6とここに並列に接続した蓄電池とで構成することができる。また、蓄電手段をコンデンサ6の代わりの蓄電池のみで構成することができる。また、蓄電池に直列に逆流阻止用ダイオードを接続すること、及び蓄電池に充電回路を接続することができる。
3相直流−交流変換回路7は、直流を3相交流に変換する回路であって図2に示すように3相ブリッジ接続されたIGBTから成る第1、第2、第3、第4、第5及び第6の直流−交流変換用スイッチQa 、Qb 、Qc 、Qd 、Qe 、Qf とこれ等に並列に接続された第1、第2、第3、第4、第5及び第6の帰還ダイオードDa 、Db 、Dc 、Dd 、De 、Df とから成る。図2では第1〜第6の帰還ダイオードDa 〜Df が個別ダイオードで示されているが、これ等を第1〜第6の直流−交流変換用スイッチQa 〜Qf の内蔵即ち寄生ダイオードとすることもできる。また、第1〜第6の直流−交流変換用スイッチQa 〜Qf をIGBT以外のトランジスタ、FET等の別の半導体スイッチで構成することもできる。また、第1〜第6の帰還ダイオードDa 〜Dfを上記別の半導体スイッチの内蔵ダイオードとすることができる。
第1、第3及び第5の直流−交流変換用スイッチQa 、Qc 、Qe の一方の主端子(コレクタ)はコンデンサ6の正端子に接続され、これ等の他方の主端子(エミッタ)は第4、第5及び第6のインダクタL4 、L5 、L6 を介して第1、第2及び第3の交流出力端子2a、2b、2cに接続されている。第2、第4及び第6の直流−交流変換用スイッチQb 、Qd 、Qf の一方の主端子(コレクタ)は第4、第5及び第6のインダクタL4 、L5 、L6 を介して第1、第2及び第3の交流出力端子2a、2b、2cに接続され、これ等の他方の主端子(エミッタ)はコンデンサ6の負端子に接続されている。
第1、第2及び第3の交流入力端子1a、1b、1cと3相交流−直流変換回路3との間の3相ラインに直列に接続された第1、第2及び第3のインダクタL1 、L2 、L3 は3相交流−直流変換回路3のPWM制御によって生じる入力電流の高周波成分を除去するためのフィルタ機能を有する他に、入力電流の波形改善及び力率改善のための電流を流すための機能を有する。なお、第1、第2及び第3のインダクタL1 、L2 、L3 を寄生インダクタンスを有する交流ラインで構成することもできる。第1、第2及び第3の交流入力端子1a、1b、1c間に接続された第1、第2及び第3のフィルタ用コンデンサC1 、C2 、C3 は3相交流−直流変換回路3のPWM制御によって生じる入力電流の高周波成分を除去するためのフィルタ機能を有する。
3相直流−交流変換回路7と第1、第2及び第3の交流出力端子2a、2b、2cとの間の交流ラインに直列に接続された第4、第5及び第6のインダクタL4 、L5 、L6 は3相直流−交流変換回路7のPWM制御された出力電圧の高周波成分を除去して正弦波にするためのフィルタ機能を有する。第4、第5及び第6のインダクタL4 、L5 、L6 を個別素子とする代りに寄生インダクタンスを有する交流ラインで構成することもできる。第1、第2及び第3の交流出力端子2a、2b、2c間に接続された第4、第5及び第6のフィルタ用コンデンサC4 、C5 、C6 は3相直流−交流変換回路7のPWM制御された出力電圧の高周波成分を除去して正弦波にするためのフィルタ機能を有する。
入力段の高周波フィルタ及び出力段の高周波フィルタは図1及び図2に示す第1〜第6のインダクタL1 〜L6 と第1〜第6のフィルタ用コンデンサC1 〜C6 とに基づく回路に限定されるものでなく、変形可能なものである。例えば、第1〜第6のフィルタ用コンデンサC1 〜C6 を省くこともできる。
図1及び図2において本発明に従う同期化スイッチ8は、第1の交流入力端子1aと第1の交流出力端子2aとの間に接続されている。しかし、同期化スイッチ8を第1、第2及び第3の交流入力端子1a、1b、1cから任意に選択された1つと第1、第2及び第3の交流出力端子2a、2b、2cから任意に選択された1つとの間に接続することができる。同期化スイッチ8は半導体スイッチ、機械的スイッチ(開閉器)等で構成することができる。しかし、低コスト化、及び高効率化のために同期化スイッチ8を機械的スイッチで構成することが望ましい。同期化スイッチ8を半導体スイッチで構成する場合には、2つのサイリスタの逆並列回路、ダイオード内蔵のIGBTの逆直列回路等の交流スイッチ回路で形成することが望ましい。
同期化スイッチ8がオンの時には、3相直流−交流変換回路7が3相交流入力電圧に同期化駆動される。同期化スイッチ8がオフの時には、3相直流−交流変換回路7が3相交流入力電圧に無関係に駆動される。
同期化スイッチ8に並列接続された交流コンデンサ12はノイズ防止等の機能を有する。
図1に示す制御手段9は、3相交流−直流変換回路3、3相直流−交流変換回路7及び同期化スイッチ8を制御する機能を得るために入力電圧検出器13、入力電流検出回路14、直流電圧検出器15、出力電圧検出器16、制御信号形成回路17、第1の駆動回路18、及び第2の駆動回路19を有する。
第1、第2及び第3の交流入力端子1a、1b、1cに接続された入力電圧検出器13は、3相交流入力電圧の第1、第2及び第3相電圧Vr 、Vs 、Vt 即ちR相、S相及びT相電圧を検出してライン20、21、22に送出する。
S相及びT相電流検出器10、11は第2及び第3の交流入力端子1b、1cと第2及び第3のコンデンサC2,C3との間の電源ラインに電気的又は電磁的に結合されている。S相及びT相電流検出器10、11に接続された入力電流検出回路14は第2及び第3の交流入力端子1b、1cを流れるS相及びT相電流Is 、It を検出してS相及びT相電流検出ライン23、24に送出する。この実施例ではS相及びT相電流検出器10、11と入力電流検出回路14とによって入力電流検出手段が形成されているが、S相及びT相電流検出器10、11が目的とするS相及びT相電流Is 、It を出力する場合には入力電流検出手段から入力電流検出回路14を省くことができる。なお、説明を容易にするために第2及び第3の交流入力端子1b、1cを流れる電流と入力電流検出回路14の出力電流との両方が同一のIs 、It で示されている。
コンデンサ6の対の端子間に接続された直流電圧検出器15は、ライン26にコンデンサ6の電圧を示す直流検出電圧Vdcを送出する。なお、図1の直流電圧検出手段としての直流電圧検出器15を図3に示す交流―直流変換制御回路36に含めて示すこともできる。
第1、第2及び第3の交流出力端子2a、2b、2cに接続された3相交流出力電圧検出手段としての出力電圧検出器16は、3相交流出力電圧の第1、第2及び第3相電圧Va 、Vb 、Vc をライン27、28、29に送出する。なお、図1の出力電圧検出器16を図3の直流―交流変換制御回路37に含めて示すこともできる。
第1の駆動回路18は制御信号形成回路17と3相交流−直流変換回路3との間に接続され、制御信号形成回路17の出力ライン30a、30b、30cに送出されたR相(第1相)、S相(第2相)及びT相(第3相)交流−直流変換制御信号Gr,Gs 、Gt に応答して図2の第1〜第6の交流−直流変換用スイッチQ1 〜Q6 の制御信号を形成し、これ等を第1〜第6の交流−直流変換用スイッチQ1 〜Q6 の制御端子(ゲート)に送る。図2の第2、第4及び第6の交流−直流変換用スイッチQ2,Q4 、Q6は第1、第3及び第5の交流−直流変換用スイッチQ1、Q3 、Q5 と逆にオン・オフ動作する。なお、図1の第1の駆動回路18を図3の交流―直流変換制御回路36に含めて示すこともできる。
この、第1の駆動回路18は、電力損失低減のために同期化スイッチ8のオン期間に第1及び第2の交流−直流変換用スイッチQ1、Q2をオフに保つ機能を有している。この機能を得るために同期化スイッチ8を制御すためのライン41と第1の駆動回路18との間が図1において一部を省いて示すライン41aで接続されている。第1の駆動回路18の詳細は後述する。
第2の駆動回路19は制御信号形成回路17と3相直流−交流変換回路7との間に接続され、制御信号形成回路17の出力ライン32、33、34に送出された第1、第2及び第3相直流−交流変換制御信号G1 、G2 、G3 に応答して図2に示す第1〜第6の直流−交流変換用スイッチQa〜Qfの制御信号を形成し、これ等を図2の第1〜第6の直流−交流変換用スイッチQa 〜Qf の制御端子(ゲート)に送る。第1、第3及び第5の直流−交流変換用スイッチQa 、Qc 、Qe は周知のように第2、第4及び第6の直流−交流変換用スイッチQb 、Qd 、Qf と逆にオン・オフ動作する。なお、図1の第2の駆動回路19を図3の直流―交流変換制御回路37に含めて示すこともできる。
制御信号形成回路17から導出されているライン41は例えば半導体スイッチから成る同期化スイッチ8の制御端子に接続されている。同期化スイッチ8はライン41から与えられる同期状態を示す信号に応答してオン状態になり、非同期状態を示す信号に応答してオフ状態になるように形成されている。
図1の制御信号形成回路17は、図3に詳しく示すように大別して同期化スイッチ制御信号及び位相指令形成回路35と、交流−直流変換制御回路36と、直流−交流変換制御回路37とから成る。
同期化スイッチ制御信号及び位相指令形成回路35は、同期化スイッチ8をオン・オフ制御するための同期化スイッチ制御信号をライン41に送出する機能と、3相交流−直流変換回路3及び3相直流−交流変換回路7の駆動に必要な位相信号をライン53に送出する機能とを有する。
図3の同期化スイッチ制御信号及び位相指令形成回路35は、図4に詳しく示すように大別して入力状態検出手段38と、目標出力状態信号発生手段39と、同期状態判定手段40と、同期化スイッチ制御信号伝送手段としてのライン41と、選択手段42とを有する。
入力状態検出手段38は、ライン20、21、22によって図1の入力電圧検出器13に接続された位相検出器43と、この位相検出器43に接続された微分回路44とから成る。位相検出器43はライン20、21、22の第1、第2及び第3相電圧Vr 、Vs 、Vt の内の少なくとも1つに基づいて交流入力電圧の位相を示す交流入力電圧位相信号θ1 を図6(B)に示すように発生する。この実施例では3つのライン20、21、22から選択された1つの相の交流入力電圧によって交流入力電圧位相信号θ1 を形成しているが、3つの相の交流入力電圧の全部の位相信号を形成することもできる。図6(B)の交流入力電圧位相信号θ1 は交流入力電圧と同一の周期を有している。なお、入力電圧検出器13を入力状態検出手段38に含めて示すこともできる。
微分回路44は位相検出器43から得られた図6(B)の交流入力電圧位相信号θ1 を微分して図6(C)に示す交流入力電圧周波数信号f1 を形成するものである。この実施例では入力状態検出手段38が交流入力電圧位相信号θ1 と交流入力電圧周波数信号f1 との両方を発生するが、同期状態判定手段40及び選択手段42が交流入力電圧位相信号θ1 と交流入力電圧周波数信号f1 とのいずれか一方のみを要求している時には、入力状態検出手段38を位相検出器43のみで構成するか、又はこの代りの交流入力電圧周波数検出器のみで構成することができる。
目標出力状態信号発生手段39は、目標出力周波数発生器45と積分回路46とから成る。目標出力周波数発生器45は図1の3相直流−交流変換回路7の目標出力周波数fr を示す図6(A)の信号を発生する。この実施例の目標出力周波数fr は固定の周波数(例えば50Hz)である。目標出力周波数発生器45に接続された積分回路46は図6(D)に示す目標出力位相信号θ2 を形成するものである。図6(D)の目標出力位相信号θ2 は図6(A)の目標出力周波数fr と同一の周期を有している。この実施例では同期状態判定手段40及び選択手段42が3相の内の1相のみの信号を要求しているので、目標出力状態信号発生手段39も1相のみの信号を出力するが、同期状態判定手段40及び選択手段42が3相の信号を要求する時には、目標出力状態信号発生手段39を3相分の目標出力状態信号を発生するように変形することができる。また、同期状態判定手段40と選択手段42とが目標出力周波数fr と目標出力位相信号θ2 とのいずれか一方のみを要求している時には、目標出力状態信号発生手段39を目標出力周波数発生器45のみとするか、又はこの代りに目標出力位相信号発生器のみを設けることができる。
同期状態判定手段40は、3相交流入力端子1a、1b、1cの3相交流入力電圧と3相直流−交流変換回路7から得られる3相交流出力電圧との同期状態を判定するものであって、周波数比較器47と電圧比較器48と基準電圧源49とから成る。
周波数比較器47の一方の入力端子は目標出力周波数発生器45に接続され、他方の入力端子は入力状態検出手段38の微分回路44に接続されている。従って、周波数比較器47は図6(A)の目標出力周波数fr と図6(C)の交流入力電圧周波数信号f1 とを比較し、両者の差の絶対値に対応する電圧レベルを有する出力を発生する。
電圧比較器48の一方の入力端子は周波数比較器47に接続され、他方の入力端子は基準電圧源49に接続されている。基準電圧源49は3相直流−交流変換回路7の同期化運転のための許容周波数偏差ΔVf の最大値に相当する基準電圧Vfrを発生する。従って、周波数偏差ΔVf の絶対値が基準電圧Vfrよりも小さい時には電圧比較器48から第1の電圧レベル(例えば高レベル)の出力が得られ、周波数偏差ΔVf の絶対値が基準電圧Vfrよりも大きい時には電圧比較器48から第2の電圧レベル(例えば低レベル)の出力が得られる。電圧比較器48から第1の電圧レベルの出力が得られている期間は同期化許容期間であり、第2の電圧レベルの出力が得られている期間は同期化禁止期間である。
この実施例では同期状態判定手段40を構成するために周波数比較器47が設けられているが、この代りに位相比較器を設け、ここに位相検出器43の出力と積分回路46又はこれに相当する目標出力位相信号発生器の出力を入力させ、位相比較によって同期化状態を判定することができる。また、電圧比較器48と基準電圧源49との代りに、基準電圧Vfrに相当するしきい値を有する非反転増幅器、又は反転増幅器、又はNOT回路等の論理回路を設け、しきい値を基準電圧Vfrとして利用して2値出力を得ることができる。
電圧比較器48に接続されたライン41は、図1及び図2の同期化スイッチ8の制御端子に接続されている。勿論、このライン41に駆動回路を付加することができる。
選択手段42は、例えば半導体スイッチから成る第1及び第2のスイッチ50、51と否定回路即ちNOT回路52とを有している。第1のスイッチ50は位相検出器43とライン53との間に接続されている。この第1のスイッチ50の制御端子は電圧比較器48に接続されているので、電圧比較器48の出力が同期化状態を示す第1の電圧レベル(高レベル)の時にのみオン状態となり、位相検出器43から得られた交流入力電圧位相信号θ1 をライン53に送出する。
第2のスイッチ51は目標出力位相信号発生手段としての積分回路46とライン53との間に接続されている。この第2のスイッチ51の制御端子はNOT回路52を介して電圧比較器48に接続されているので、電圧比較器48の出力が非同期状態を示す第2の電圧レベル(低レベル)の時にのみオン状態になり、積分回路46から得られた目標出力位相信号をライン53に送出する。なお、図3の交流−直流変換制御回路36及び直流−交流変換制御回路37が位相信号の代りに周波数を要求している時には、図4の第1のスイッチ50を周波数信号形成手段としての微分回路44に接続し、第2のスイッチ51を目標出力周波数発生器45に接続する。
図3に示されている交流−直流変換制御回路36は、直流電圧制御用減算器54と、基準電圧源55と、直流電圧制御用比例積分(PI)回路56と、S相(第2相)及びT相(第3相)乗算器57、58と、S相及びT相電流制御用減算器59、60と、S相及びT相電流制御用比例積分回路61、62と、交流−直流変換制御信号形成回路63とから成る。既に説明したように、この交流―直流変換制御回路36に、図1の直流電圧検出器15、電流検出器10,11及び入力電流検出回路14を含めることができる。
直流−交流変換制御回路37は、基準正弦波発生手段としての記憶手段即ちメモリ64と、第1、第2及び第3のゲイン調整回路65、66、67と、第1、第2及び第3の出力電圧制御用減算器68、69、70と、第1、第2及び第3の出力電圧制御用比例積分回路71、72、73と、比較波発生器74と、直流−交流変換制御信号形成回路75とから成る。既に説明したように、この直流―交流変換制御回路37に図1の入力電圧検出器13、出力電圧検出器16及び同期化スイッチ制御信号及び位相指令形成回路35の一部を含めることができる。
なお、比較波発生器74は交流−直流変換制御回路36と直流−交流変換制御回路37とで兼用されている。従って、比較波発生器74を交流−直流変換制御回路36側に含めて示すことができる。また、交流−直流変換制御回路36の中に比較波発生器74に相当するものを独立に設けることもできる。
図3のメモリ64は、第1、第2及び第3の基準正弦波電圧Vr1、Vr2、Vr3を示すデータを格納し、これを所定のタイミングで第1、第2及び第3の出力端子76、77、78に送出する。第1、第2及び第3の基準正弦波電圧Vr1、Vr2、Vr3は互いに120度の位相差を有する3相交流電圧である。第1、第2及び第3の基準正弦波電圧Vr1、Vr2、Vr3の発生タイミング即ち位相を決定するためにメモリ64は位相信号のライン53に接続されている。このため、メモリ64はライン53に得られる図6(F)に示す位相信号θに同期して第1、第2及び第3の基準正弦波電圧Vr1、Vr2、Vr3を送出する。基準正弦波発生手段はメモリ64以外のこれに類似の別の手段で構成することもできる。
直流電圧制御用減算器54は直流電圧Vdcの検出ライン26と基準電圧源55とに接続され、検出された直流電圧Vdcと基準電圧との差を示す信号を出力する。基準電圧源55はコンデンサ6の基準電圧即ち目標電圧を示す基準電圧を発生する。直流電圧制御用減算器54に接続された直流電圧制御用比例積分回路56は、直流電圧制御用減算器54の出力を所定の時定数を有して平滑した信号から成る直流電圧制御信号を出力する。この実施例では交流入力電流を正弦波に制御しているので、直流電圧制御信号を電流振幅指令信号と呼ぶこともできる。なお、直流電圧制御用減算器54を加算器に置き換え、この加算器の2つの入力信号の極性を逆にすることができる。また、直流電圧制御用減算器54と直流電圧制御用比例積分回路56とを一体化すること、及びこれ等を直流電圧制御用差信号形成手段と呼ぶことができる。
S相及びT相乗算器57、58の一方の入力端子は第2及び第3相電圧V
s、Vtが伝送されるライン21、22にそれぞれ接続され、他方の入力端子は直流電圧制御用比例積分回路56に接続されている。従って、この実施例のS相及びT相乗算器57、58は図2の第3〜第6の交流−直流変換用スイッチQ3 〜Q6をオン・オフ制御するために設けられている。S相及びT相乗算器57、58は第2及び第3相電Vs、Vtの振幅を直流電圧制御用比例積分回路56の出力で変調した信号から成るS相及びT相交流電流指令信号Is*、It*を出力する。このS相及びT相交流電流指令信号Is*、It*は第2及び第3の交流入力端子1b、1cの目標交流電流波形を有する。
S相及びT相電流制御用減算器59、60の一方の入力端子はS相及びT相乗算器57、58にそれぞれ接続され、他方の入力端子はS相及びT相電流検出ライン23、24にそれぞれ接続されている。従って、S相及びT相電流制御用減算器59、60はS相及びT相交流電流指令信号Is*、It*とS相及びT相検出電流Is 、It との差を示す信号を形成する。
S相及びT相電流制御用減算器59、60に接続されたS相及びT相電流制御用比例積分回路61、62は、S相及びT相電流制御用減算器59、60の出力を平滑化してS相及びT相電流制御信号Vis、Vitをライン79、80に出力する。このS相及びT相電流制御信号Vis、VitをS相及びT相パルス幅指令信号と呼ぶこともできる。また、S相及びT相電流制御用減算器59、60とS相及びT相電流制御用比例積分回路61、62とを合せてS相及びT相電流制御用差信号形成手段と呼ぶことができる。
なお、図3では、S相及びT相電流制御用減算器59、60とS相及びT相電流制御用比例積分回路61、62とが分けて示されているが、これ等を一体に構成することができる。また、S相及びT相電流制御用減算器59、60を加算器に置き換え、ここに互いに逆の極性を有する信号を入力させ、結果として減算出力を得るように変形することができる。要するに、S相及びT相電流制御用減算器59、60をS相及びT相検出電流Is 、It とS相及びT相交流電流指令信号Is*、It*との差を示す出力を得ることができる種々の演算器又は演算回路に置き換えることができる。
S相及びT相電流制御信号Vis、Vitを伝送するライン79、80に接続され且つ比較波発生器74にライン81で接続された交流−直流変換制御信号形成回路63は、コンバータPWM制御信号形成回路と呼ぶこともできるものであって、ライン79、80のS相及びT相電流制御信号Vis、Vitとライン81の比較波V74とに基づいて第1〜第6の交流−直流変換用スイッチQ1 〜Q6を制御するために必要な第1、第2及び第3相コンバータPWM制御信号Gr,Gs 、Gt を出力する。
交流−直流変換制御信号形成回路63は、例えば図5に示すようにR相電流制御信号形成回路82と、R相、S相及びT相比較器83a,83b,83cとで構成される。R相電流制御信号形成回路82はライン79、80に接続され、S相及びT相電流制御信号Vis、Vitに基づいて−(Vis+Vit)を演算してR相電流制御信号Virをライン82aに送出する。
R相比較器83aの一方の入力端子はR相電流制御信号形成回路82に接続され、他方の入力端子は3相交流入力電圧よりも十分に高い周波数を有する周知の三角波又は鋸波から成る比較波V74を伝送するライン81に接続されている。S相及びT相比較器83b,83cの一方の入力端子はS相及びT相電流制御信号Vis、Vitを伝送するライン79、80にそれぞれ接続され、他方の入力端子は比較波V74を伝送するライン81に接続されている。従って、R相、S相及びT相比較器83a、83b,83cから得られるR相、S相及びT相コンバータPWM制御信号Gr、Gs、Gtは、R相、S相及びT相電流制御信号Vir、Vis、Vitが比較波V74即ち三角波又は鋸波電圧よりも高い期間に高レベル(論理の1)となり、低い期間に低レベル(論理の0)となる。
交流−直流変換制御信号形成回路63に接続された第1の駆動回路18は、図5に示すようにR相比較器83aに接続されたR相駆動増幅器84a及びR相NOT回路84bと、 S相比較器83bに接続されたS相駆動増幅器84c及びS相NOT回路84dと、T相比較器83cに接続されたT相駆動増幅器84e及びT相NOT回路84fと、第1及び第2の選択駆動スイッチS1,S2とを有する。R相駆動増幅器84a及びR相NOT回路84bは図2の第1及び第2の交流−直流変換用スイッチQ1 、Q2の制御端子(ゲート)に第1及び第2の選択駆動スイッチS1,S2を介して接続され、同期化スイッチ8のオフ期間にそれぞれのゲート・ソース間にPWM制御信号を供給する。S相駆動増幅器84c及びS相NOT回路84dは図2の第3及び第4の交流−直流変換用スイッチQ3 、Q4 の制御端子(ゲート)に接続され、それぞれのゲート・ソース間にPWM制御信号を供給する。T相駆動増幅器84e及びT相NOT回路84fは第5及び第6の交流−直流変換用スイッチQ5 、Q6 の制御端子に接続され、それぞれのゲート・ソース間にPWM制御信号を供給する。
第1及び第2の選択駆動スイッチS1,S2は、ライン41aの同期化スイッチ8のオンを示す信号に応答してオフ状態に制御され、同期化スイッチ8のオフを示す信号に応答してオン状態に制御される。従って、同期化スイッチ8のオン期間には、R相の第1及び第2の交流−直流変換用スイッチQ1 、Q2 がオフ状態に保たれ、第3〜第6の交流−直流変換用スイッチQ3 〜Q6がPWM信号でオン・オフ制御される。
第3〜第6の交流−直流変換用スイッチQ3 〜Q6 は第2及び第3の交流入力端子1b、1cを流れるS相交流入力電流Is 、及びT相交流入力電流It を正弦波に近似させるように動作する。R相の第1及び第2の交流−直流変換用スイッチQ1 、Q2 は常にオフであるが、S相及びT相交流入力電流Is 、It が正弦波であれば、R相交流入力電流Ir はIr =−(Is +It )の関係から必然的に正弦波になる。
同期化スイッチ8のオフ期間には、第1及び第2の選択駆動スイッチS1,S2がオン制御され、第1〜第6の交流−直流変換用スイッチQ1 〜Q6 の全部が波形及び力率改善するように周知の方法でPWM制御される。なお、第1及び第2の選択駆動スイッチS1,S2を省いて、同期化スイッチ8のオン・オフに拘わらず第1〜第6の交流−直流変換用スイッチQ1 〜Q6 の全部を常にPWM制御することもできる。
交流−直流変換制御回路36は直流電圧制御機能を有するので、コンデンサ6の直流電圧Vdcはほぼ一定値になる。この実施例ではコンデンサ6の容量が比較的大きく設定され、直流電源として機能しているが、第1〜第6の交流−直流変換用スイッチQ1 〜Q6 及び第1〜第6の直流−交流変換用スイッチQa 〜Qf をソフトスイッチングするための回路を設け、コンデンサ6の容量を比較的小さく設定することもできる。
図3の直流−交流変換制御回路37の第1、第2及び第3のゲイン調整回路65、66、67はメモリ64の第1、第2及び第3の出力端子76、77、78に接続され、3相交流入力電圧と3相交流出力電圧との位相を一致させるように第1、第2及び第3の基準正弦波電圧Vr1、Vr2、Vr3を調整して第1、第2及び第3の出力電圧制御用差信号形成手段としての第1、第2及び第3の出力電圧制御用減算器68、69、70の一方の入力端子にそれぞれ送るものである。
第1、第2及び第3の出力電圧制御用減算器68、69、70の他方の入力端子は第1、第2及び第3相電圧Va 、Vb 、Vc が伝送されるライン27、28、29にそれぞれ接続されている。従って、第1、第2及び第3の出力電圧制御用減算器68、69、70はゲイン調整された第1、第2及び第3の基準正弦波電圧Vr1、Vr2、Vr3と検出された第1、第2及び第3相電圧Va 、Vb 、Vc との差を示す信号を出力する。
第1、第2及び第3の出力電圧制御用減算器68、69、70に接続された第1、第2及び第3の出力電圧制御用比例積分回路71、72、73は第1、第2及び第3の出力電圧制御用減算器68、69、70の出力を平滑化して第1、第2及び第3の電圧制御信号V1 、V2 、V3 をライン88、89、90に送出する。この第1、第2及び第3の電圧制御信号V1 、V2 、V3 を第1、第2及び第3のインバータパルス幅制御信号と呼ぶこともできる。また、第1、第2及び第3の出力電圧制御用減算器68、69、70と第1、第2及び第3の出力電圧制御用比例積分回路71、72、73とを合せて第1、第2及び第3の出力電圧制御用差信号形成手段と呼ぶことができる。
また、第1、第2及び第3の出力電圧制御用比例積分回路71、72、73を第1、第2及び第3の出力電圧制御用減算器68、69、70と一体に形成することができる。また、第1、第2及び第3の出力電圧制御用減算器68、69、70の代りに加算器を設け、この加算器に互いに極性の異なる2つの入力を与えるように変形することもできる。
第1、第2及び第3の電圧制御信号V1 、V2 、V3 を伝送するライン88、89、90と比較波発生器74の出力ライン91とに接続された直流−交流変換制御信号形成回路75はインバータPWM制御信号形成回路と呼ぶこともできるものであって、比較波V74と第1、第2及び第3の電圧制御信号V1 、V2 、V3 とをそれぞれ比較して第1、第2及び第3のインバータPWM制御信号G1 、G2 、G3 を形成し、これ等をライン32、33、34に送出する周知の回路である。
直流−交流変換制御信号形成回路75は図5に示すように電圧比較のためのR相、S相及びT相比較器92、93、94から成る。R相、S相及びT相比較器92、93、94の一方の入力端子は第1、第2及び第3の電圧制御信号V1 、V2 、V3 を伝送するライン88、89、90にそれぞれ接続され、他方の入力端子は比較波V74を伝送するライン91に接続されている。従って、R相、S相及びT相比較器92、93、94の出力は、第1、第2及び第3の電圧制御信号V1 、V2 、V3 が比較波V74即ち三角波又は鋸波電圧よりも高い期間に高レベル(論理の1)となり、低い期間に低レベル(論理の0)となる。
図5に示す第2の駆動回路19は、R相比較器92にライン32を介して接続されたR相(第1相)駆動増幅器95及びR相NOT回路96と、S相比較器93にライン33を介して接続されたS相(第2相)駆動増幅器97及びS相NOT回路98と、T相比較器94にライン34を介して接続されたT相(第3相)駆動増幅器99及びT相NOT回路100とから成る。第2の駆動回路19のR相駆動増幅器95は第1の直流−交流変換用スイッチQa の制御端子に接続され、R相NOT回路96は第2の直流−交流変換用スイッチQb の制御端子に接続され、S相駆動増幅器97は第3の直流−交流変換用スイッチQc の制御端子に接続され、S相NOT回路98は第4の直流−交流変換用スイッチQd の制御端子に接続され、T相駆動増幅器99は第5の直流−交流変換用スイッチQe の制御端子に接続され、T相NOT回路100は第6の直流−交流変換用スイッチQf の制御端子に接続されている。周知のように第2、第4及び第6の直流−交流変換用スイッチQb 、Qd 、Qf は第1、第3及び第5の直流−交流変換用スイッチQa 、Qc 、Qe と逆にオン・オフ動作する。
次に、図6の波形図を参照して図1〜図5の回路の動作を説明する。図6のt3 時点よりも前の期間に示すように図6(A)の目標出力周波数fr と図6(C)の検出周波数f1 との差が零又は所定基準値以下の場合には、同期状態判定手段40の出力V40が図6(E)に示すように第1の電圧状態(論理の1)となり、同期化スイッチ8のオン状態が保持され、且つ選択手段42の第1のスイッチ50がオン状態に保たれ、第2のスイッチ51がオフ状態に保たれる。この結果、図6のt3 時点よりも前の期間には位相検出器43から得られた位相信号θ1 が選択手段42で選択されて図3のメモリ64に送られる。メモリ64は選択手段42から送られた位相信号θに同期して第1、第2及び第3の基準正弦波電圧Vr1、Vr2、Vr3を示すデータを120度の位相差を有して読み出す。これにより、3相直流−交流変換回路7を3相交流入力電圧に同期して駆動することができる。なお、同期駆動する時には、3相交流入力電圧と3相交流出力電圧とが同程度の振幅を有していることが望ましい。
3相直流−交流変換回路7が同期運転状態の時には、R相(第1相)の有効電流が、第1の交流入力端子1a、同期化スイッチ8、及び第2の交流出力端子2aの経路で負荷(図示せず)に供給される。従って、第1及び第2の直流−交流変換用スイッチQa 、Qb を介して有効電流の全部を供給することが不要になり、第1及び第2の直流−交流変換用スイッチQa 、Qb は主として無効電流の供給に使用される。この結果、第1及び第2の直流−交流変換用スイッチQa 、Qb における電力損失即ちスイッチング損失及び導通損失は第3〜第6の直流−交流変換用スイッチQc 〜Qf の電力損失よりも小さくなる。
図6のt3 時点以後において図6(C)に示す3相交流入力電圧の周波数f1 が図6(A)の目標出力周波数fr よりも高くなると、所定の検出遅れ時間後のt5 において同期状態判定手段40の出力V40が第2の電圧レベル(論理の0)に転換し、図1の同期化スイッチ8がオフ状態に転換し、且つ選択手段42の第2のスイッチ51がオンに転換し、第1のスイッチ50がオフに転換する。従って、図3のメモリ64は図4の積分回路46から得られる目標出力位相信号θ2 に同期して第1、第2及び第3の基準正弦波電圧Vr1、Vr2、Vr3を出力する。この結果、3相直流−交流変換回路7は3相交流入力電圧に拘束されない運転状態即ち自走運転状態となる。
図6ではt3 時点以後に3相交流入力電圧の周波数f1 が目標出力周波数fr よりも高くなっているが、これとは逆に低くなった場合も3相直流−交流変換回路7は自走運転状態となる。
本実施例は次の効果を有する。
(1) 3相交流入力電圧の周波数と3相交流出力電圧の周波数との偏差が所定値よりも小さい時には、同期化スイッチ8がオン状態に保たれ、負荷電流のR相の有効電流が第1の交流入力端子1a側から直接に供給されるので、3相直流−交流変換回路7の第1及び第2の直流−交流変換用スイッチQa 、Qb の電流を低減することができ、ここでの電力損失が低減し、3相電力変換装置の効率を向上させることができる。
(2) 3相交流入力電圧の周波数異常が生じると、同期化スイッチ8がオフになり、3相直流−交流変換回路7は自走運転状態になる。このため、3相直流−交流変換回路7によって目標の3相交流出力電圧の供給を継続することができ、且つ3相交流−直流変換回路3の運転も継続して直流電源を確保できる。従って、3相電力変換装置を無停電電源装置として使用することができる。
(3) 同期化スイッチ8のオン期間に3相交流−直流変換回路3の第1相(R相)をPWM制御しない方式であるので、第1及び第2の交流−直流変換用スイッチQ1 、Q2 がオフに保たれ、ここでの電力損失が発生しない。これにより、同期化スイッチ8のオン期間における3相交流−直流変換回路3の電力損失が低減する。
(4) 比較波発生器74を交流−直流変換制御回路36と直流−交流変換制御回路37とで兼用しているので、回路構成が簡略化され、低コスト化、小型化が達成される。
(5)S相及びT相電流検出器10,11に基づいてS相及びT相電流制御信号Vis,Vitを形成し、R相電流制御信号Virを演算で求める方式であるので、回路構成を簡略化することができる。
図7は実施例2に従う3相電力変換装置の変形された交流−直流変換制御回路36aを示す。実施例2に従う3相電力変換装置は図1実施例1に従う3相電力変換装置に図1で破線で示すR相電流検出器25を付加し、且つ図3の交流−直流変換制御回路36を図7の交流−直流変換制御回路36aに変形した他は実施例1と同一に構成したものである。従って、実施例2の説明において実施例1と共通する部分の説明を省略する。また、図7において図3と同一部分の説明を省略する。
図7の交流−直流変換制御回路36aは図3の交流−直流変換制御回路36にR相(第1相)乗算器101と、R相電流制御用減算器102と、R相電流制御用比例積分回路104とを付加し、且つ変形された交流−直流変換制御信号形成回路63aを設けた他は図3と実質的に同一に構成したものである。
R相乗算器101の一方の入力端子は第1相電圧Vrが伝送されるライン21に接続され、他方の入力端子は直流電圧制御用比例積分回路56に接続されている。このR相乗算器101は第1相電圧Vrの振幅を直流電圧制御用比例積分回路56の出力で変調した信号から成るR相交流電流指令信号Ir*を出力する。このR相交流電流指令信号Ir*は第1の交流入力端子1aの目標交流電流波形を有する。
R相電流制御用減算器102の一方の入力端子はR相乗算器101に接続され、他方の入力端子はR相電流検出ライン103に接続されている。従って、R相電流制御用減算器102はR相交流電流指令信号Ir*とR相検出電流Ir との差を示す信号を形成する。なお、ライン103は図1の入力電流検出回路14と同様なものを介して図1で点線で示すR相電流検出器25に接続される。従って、ライン103のR相検出電流IrはR相電流検出器25の出力に相当する。
R相電流制御用減算器102に接続されたR相電流制御用比例積分回路104は、R相電流制御用減算器102の出力を平滑化してR相電流制御信号VIrをライン105に出力する。このR相電流制御信号VirをR相パルス幅指令信号と呼ぶこともできる。また、R相電流制御用減算器102とR相電流制御用比例積分回路104とを合せてR相電流制御用差信号形成手段と呼ぶことができる。
R相、S相及びT相電流制御信号Vir、Vis、Vitを伝送するライン105、79、80に接続され且つ比較波V74の伝送ライン81で接続された交流−直流変換制御信号形成回路63aは、コンバータPWM制御信号形成回路と呼ぶこともできるものであって、R相、S相及びT相比較器83a,83b,83cで構成され、図5と同様に第1〜第6の交流−直流変換用スイッチQ1 〜Q6を制御するために必要な第1、第2及び第3相コンバータPWM制御信号Gr,Gs 、Gt を出力する。
この実施例2によっても実施例1と同様な効果を得ることができる。
本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、例えば次の変形が可能なものである。
(1) 3相直流−交流変換回路7の出力周波数と出力電圧とのいずれか一方又は両方を任意に変えることができるように構成することができる。この場合には3相直流−交流変換回路7を3相交流入力電圧に同期運転することが可能な期間のみに同期化スイッチ8をオンにする。
(2) 交流−直流変換制御回路36を3相交流入力電圧検出器13に接続する代りに、図4の位相検出器43に接続することができる。この場合には位相検出器43からS相及びT相の位相信号又はR、S、T相全部の位相信号を出力させる。
(3) 図4では同期状態判定手段40の出力を同期化スイッチ8と選択手段42とで兼用しているが、同期化スイッチ8のための第1の同期状態判定手段と選択手段42のための第2の同期状態判定手段とを設けることができる。この場合には同期状態判定速度に差をつけることができる。
(4)図7のライン103のR相検出電流IrをR相電流検出器25に基づいて得る代わりに、図1の入力電流検出回路14の中にS相検出電流とT相検出電流Itとを使用してIr=−(Is+It)を演算する回路を設け、これによってR相検出電流Ir得ることができる。
本発明の3相電力変換装置は無停電電源装置等に利用可能である。
本発明の実施例1に従う3相電力変換装置を示すブロック図である。 図1の主要部分を詳しく示す回路図である。 図1の制御信号形成回路を示すブロック図である。 図3の同期化スイッチ制御信号及び位相指令形成回路を詳しく示す回路図である。 図3の交流−直流変換制御信号形成回路と直流−交流変換制御信号形成回路と図1の第1及び第2の駆動回路とを詳しく示す回路図である。 図4の各部の状態を示す波形図である。 本発明の実施例2に従う交流−直流変換制御回路を示す回路図である。
符号の説明
1a、1b、1c 第1、第2及び第3の交流入力端子
2a、2b、2c 第1、第2及び第3の交流出力端子
8 同期化スイッチ

Claims (5)

  1. 3相交流入力電圧を供給するための第1、第2及び第3の交流入力端子と、
    3相交流出力電圧を送出するための第1、第2及び第3の交流出力端子と、
    前記第1、第2及び第3の交流入力端子に接続され且つ複数の交流−直流変換用スイッチを含んでいる3相交流−直流変換回路と、
    前記3相交流−直流変換回路の対の直流出力端子間に接続されたコンデンサと蓄電池とのいずれか一方又は両方から成る蓄電手段と、
    前記蓄電手段と前記第1、第2及び第3の交流出力端子との間に接続され且つ複数の直流−交流変換用スイッチを含んでいる3相直流−交流変換回路と、
    前記第1、第2及び第3の交流入力端子から任意に選択された1つと前記第1、第2及び第3の交流出力端子から任意に選択された1つとの間に接続された同期化スイッチと、
    前記3相交流−直流変換回路と前記3相直流−交流変換回路と前記同期化スイッチの制御端子に接続され、且つ前記3相交流−直流変換回路を制御する機能と前記3相直流−交流変換回路を制御する機能と前記3相直流−交流変換回路を前記3相交流入力電圧に同期させて駆動する時に前記同期化スイッチをオン状態に制御し、前記3相直流−交流変換回路を前記3相交流入力電圧に同期させないで駆動する時に前記同期化スイッチをオフ状態に制御する機能とを有している制御手段と
    を備えていることを特徴とする3相電力変換装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記第1、第2及び第3の交流入力端子の少なくとも1つに接続され且つ交流入力電圧の位相と周波数とのいずれか一方又は両方を検出する入力状態検出手段と、
    前記第1、第2及び第3の交流出力端子における前記3相交流出力電圧の目標位相を示す信号と目標周波数を示す信号とのいずれか一方又は両方を発生する目標出力状態信号発生手段と、
    前記入力状態検出手段と前記目標出力状態信号発生手段と前記同期化スイッチの制御端子とに接続され且つ前記3相交流入力電圧と前記3相交流出力電圧との同期状態を検出するために前記入力状態検出手段から得られた位相又は周波数を示す信号と前記目標出力状態信号発生手段から得られた目標位相又は目標周波数を示す信号との差が所定基準値以下か否かを判定する同期状態判定手段と、
    前記入力状態検出手段と前記目標出力状態信号発生手段と前記同期状態判定手段とに接続され且つ前記差が前記所定基準値以下を示している時には前記入力状態検出手段から得られた位相又は周波数を示す信号を選択し、前記差が前記所定基準値以下を示していない時には前記目標出力状態信号発生手段から得られた前記目標位相又は目標周波数を示す信号を選択する選択手段と、
    前記選択手段と前記3相直流−交流変換回路の前記直流−交流変換用スイッチの制御端子との間に接続され且つ前記選択手段の出力が示す位相又は周波数の3相交流出力電圧を発生するように前記直流−交流変換用スイッチを制御する制御信号を形成する機能を有している直流−交流変換制御回路と、
    前記交流−直流変換用スイッチをオン・オフするためのPWM制御信号を形成して前記交流−直流変換用スイッチの制御端子に供給する交流−直流変換制御回路とを備えており、
    且つ前記同期化スイッチの制御端子が前記同期状態判定手段に接続され、前記同期化スイッチは、前記差が前記所定基準値以下を示す前記同期状態判定手段の出力に応答してオン状態になり、前記差が前記所定基準値以下を示していない前記同期状態判定手段の出力に応答してオフ状態になることを特徴とする請求項1記載の3相電力変換装置。
  3. 前記直流−交流変換制御回路は、
    3相交流出力電圧を得るための第1、第2及び第3の基準正弦波を発生するものであって、前記選択手段に接続されており且つ前記選択手段から出力された位相又は周波数を示す信号に追従して前記第1、第2及び第3の基準正弦波電圧を送出する第1、第2及び第3の出力端子を有している基準正弦波発生手段と、
    前記第1、第2及び第3の交流出力端子に接続された3相交流出力電圧検出器と、
    前記基準正弦波発生手段の第1、第2及び第3の出力端子と前記3相交流出力電圧検出器の第1、第2及び第3の出力端子とに接続され且つ前記基準正弦波発生手段から得られた第1、第2及び第3の基準正弦波電圧と前記3相交流出力電圧検出器から得られた第1、第2及び第3の交流出力電圧検出信号との差を示す信号を形成する第1、第2及び第3の出力電圧制御用差信号形成手段と、
    前記第1、第2及び第3の基準正弦波電圧よりも高い周波数を有する比較波を発生する比較波発生器と、
    前記第1、第2及び第3の出力電圧制御用差信号形成手段と前記比較波発生器と前記直流−交流変換用スイッチの制御端子とに接続され且つ前記第1、第2及び第3の出力電圧制御用差信号形成手段の出力信号と前記比較波とを比較して前記直流−交流変換用スイッチをオン・オフするためのPWM制御信号を形成して前記直流−交流変換用スイッチの制御端子に供給する機能を有している直流−交流変換制御信号形成回路と
    を備えていることを特徴とする請求項2記載の3相電力変換装置。
  4. 前記交流−直流変換制御回路は、
    前記第1、第2及び第3の交流入力端子に接続された3相交流入力電圧検出器と、
    前記コンデンサに接続された直流電圧検出器と、
    前記コンデンサの電圧の目標値を示す基準電圧源と、
    前記直流電圧検出器と前記基準電圧源とに接続され且つ前記直流電圧検出器の出力と前記基準電圧源の基準値との差を示す信号を形成する機能を有している直流電圧制御用差信号形成手段と、
    前記3相交流入力電圧検出器と前記直流電圧制御用差信号形成手段とに接続され且つ前記3相交流入力電圧検出器から得られた第2相電圧検出信号に前記差を示す信号を乗算する第1の乗算器と、
    前記3相交流入力電圧検出器と前記直流電圧制御用差信号形成手段とに接続され且つ前記3相交流入力電圧検出器から得られた第3相電圧検出信号に前記差を示す信号を乗算する第2の乗算器と、
    前記第2及び第3の交流入力端子を通って流れる電流を検出するための第1及び第2の電流検出器と、
    前記第1の乗算器と前記第1の電流検出器とに接続され且つ前記第1の乗算器の出力と前記第1の電流検出器の出力との差を示す信号を形成する第1の電流制御用差信号形成手段と、
    前記第2の乗算器と前記第2の電流検出器とに接続され且つ前記第2の乗算器の出力と前記第2の電流検出器の出力との差を示す信号を形成する第2の電流制御用差信号形成手段と、
    前記第2及び第3相電圧検出信号より高い周波数を有して比較波を発生する比較波発生器と、
    前記第1及び第2の電流制御用差信号形成手段と前記比較波発生器と前記3相交流−直流変換回路とに接続され且つ前記第1及び第2の電流制御用差信号形成手段の出力と前記比較波とを比較して前記3相交流―直流変換回路の前記複数の交流−直流変換用スイッチをオン・オフするためのPWM制御信号を形成して前記複数の交流−直流変換用スイッチの制御端子に供給する機能を有している交流−直流変換制御信号形成回路と
    とから成ることを特徴とする請求項2記載の3相電力変換装置。
  5. 更に、前記第1、第2及び第3の交流入力端子と前記3相交流−直流変換回路との間に接続された第1、第2及び第3のインダクタを有し、
    前記3相交流−直流変換回路は、アノードが前記第1のインダクタを介して前記第1の交流入力端子に接続され且つカソードが前記コンデンサの正端子に接続された第1のダイオードと、アノードが前記コンデンサの負端子に接続され且つカソードが前記第1のインダクタを介して前記第1の交流入力端子に接続された第2のダイオードと、アノードが前記第2のインダクタを介して前記第2の交流入力端子に接続され且つカソードが前記コンデンサの正端子に接続された第3のダイオードと、アノードが前記コンデンサの負端子に接続され且つカソードが前記第2のインダクタを介して前記第2の交流入力端子に接続された第4のダイオードと、アノードが前記第3のインダクタを介して前記第3の交流入力端子に接続され且つカソードが前記コンデンサの正端子に接続された第5のダイオードと、アノードが前記コンデンサの負端子に接続され且つカソードが前記第3のインダクタを介して前記第3の交流入力端子に接続された第6のダイオードと、前記第1、第2、第3、第4、第5及び第6のダイオードにそれぞれ並列に接続された第1、第2、第3、第4、第5及び第6の交流−直流変換用スイッチとを有し、
    前記制御手段は、前記同期化スイッチのオン期間に前記第3、第4、第5及び第6の交流−直流変換用スイッチをPWM制御し且つ前記第1及び第2の交流−直流変換用スイッチをオフ状態に保ち、前記同期化スイッチのオフ期間に前記第1、第2、第3、第4、第5及び第6の交流−直流変換用スイッチをPWM制御する機能を有していることを特徴とする請求項1記載の3相電力変換装置。
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