JP2006279324A - 光検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電源電圧を上昇させることなく、ダイナミックレンジを拡大した光検出装置を提供する。
【解決手段】 電圧出力部M1〜M3は、光検出素子により検出した光強度を電圧値として出力する。電流出力部M4は、光検出素子に流れる光電流Iphを出力する。画素回路100は、電圧出力部M1〜M3および電流出力部M4のいずれか一方をアクティブとし、各画素が接続されるデータ線LDjに、電圧値もしくは光電流のいずれかを出力する。電流出力部M4は、光検出素子の一端とデータ線との間に設けられた電流出力トランジスタである。電圧出力部M1〜M4は、光電流Iphを用いて画素内のフォトダイオードPDのカソード端子の容量を充放電し、所定の期間経過後、カソード端子に現れる電圧Vxを増幅トランジスタM2により増幅し、電圧出力トランジスタM3を介して電圧値として出力する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、イメージセンサをはじめとする光検出装置に関し、特にダイナミックレンジを改善した光検出装置に関する。
近年、デジタルスチルカメラや、デジタルビデオカメラなどをはじめとする多くの撮像装置に、CCD(Charge Coupled Device)や、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサが利用されている。
CMOSイメージセンサを採用するメリットとしては、一般のチップと同じ製造ラインが使え、周辺機能と合わせたワンチップ化も可能である点、CCDよりも低電圧で駆動可能であって、消費電力がCCDに比べて低い点が挙げられる。
CMOSセンサの各画素は、1つのフォトダイオードとMOSFETを使ったスイッチを含んで構成される。すなわち、マトリクス状に並んだフォトダイオードそれぞれに、スイッチを取り付けた構造になっており、このスイッチを次々に切り替えて、1画素ずつ電荷を読み出していく。たとえば、非特許文献1には、このようなCMOSイメージセンサの画素回路が記載されている。
図1は、非特許文献1の図1に記載された従来のCMOSイメージセンサの画素回路200の構成を示す回路図である。この画素回路200は、フォトダイオードPD、リセットトランジスタM1、増幅トランジスタM2、出力トランジスタM3を備える。リセットトランジスタM1、増幅トランジスタM2、出力トランジスタM3は、いずれもNチャンネルMOSFETである。電源電圧Vddと接地電圧GND間には、リセットトランジスタM1、フォトダイオードPDが直列に接続される。リセットトランジスタM1は、ソース端子がフォトダイオードPDに接続され、ドレイン端子には電源電圧Vddが印加されている。リセットトランジスタM1のゲート端子には、リセット信号RSTが入力される。
リセットトランジスタM1と接続されるフォトダイオードPDのカソード端子は、増幅トランジスタM2のゲート端子に接続される。増幅トランジスタM2は、ドレイン端子に電源電圧Vddが印加され、ソース端子は出力トランジスタM3のドレイン端子と接続されたソースフォロアアンプとして機能する。出力トランジスタM3のソース端子は、CMOSイメージセンサの各列毎に設けられたデータ線LDに接続される。
このように構成された画素回路200において、リセットトランジスタM1のゲート端子に入力されたリセット信号RSTがハイレベルになると、リセットトランジスタM1がオンし、フォトダイオードPDに電源電圧Vddが印加され、カソード端子が電源電圧Vddで充電される。つぎに、リセットトランジスタM1をオフする。この状態において、フォトダイオードPDに光が当たると、光電流が流れ、フォトダイオードPDのカソード端子に蓄えられた電荷が放電する。このとき、フォトダイオードPDのカソード端子の電圧は、光強度および露光時間に応じて変化する。増幅トランジスタM2は、フォトダイオードPDのカソード端子の電圧を出力する。
所定の露光時間経過後、選択信号SELをハイレベルとすることにより、出力トランジスタM3がオンし、データ線LDに、フォトダイオードPDの受光量に応じた電圧が出力され、外部回路で各画素における受光量を読み出すことができる。
池辺他,「CMOSイメージセンサに適した機能的リセット方式の検討」,信学技報,社団法人電子情報通信学会,2003年9月,第103巻,第298号,p.19−24
ここで、図1に記載の従来のCMOSセンサの画素回路のダイナミックレンジについて検討する。上述のように、画素ごとの受光量を検出する際には、フォトダイオードPDを電源電圧Vddで充電し、露光期間においてフォトダイオードPDのカソード端子に蓄えられた電荷を放電し、残存電荷量を電圧変換して受光量を測定している。したがって、フォトダイオードPDに強い光が入射し、露光時間内に残存電荷量が0となると、画素回路200は、フォトダイオードPDに入射した光量を検出できなくなってしまう。
逆に、露光時間を短くすると、残存電荷量が0とならないため、強い光は検出できるが、この状態で弱い光が入射した場合に、検出できなくなってしまう。このように、従来の画素回路200においては、フォトダイオードPDのカソード端子にリセット状態で蓄えられる初期電荷量によってダイナミックレンジが制限される。この初期電荷量は、電源電圧VddおよびフォトダイオードPDの容量値に比例するため、ダイナミックレンジを拡大するためには、電源電圧Vddを上昇させる必要があった。電源電圧Vddの上昇は、CMOSイメージセンサの利点である低電圧動作を損なうため、望ましくない。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、電源電圧を上昇させることなく、ダイナミックレンジを拡大した光検出装置の提供にある。
本発明のある態様は、光検出装置に関する。この光検出装置は、複数のデータ線および走査線の交点にそれぞれ配置された画素を備える光検出装置であって、各画素は、光検出素子と、光検出素子により検出した光強度を電圧値として出力する電圧出力部と、光検出素子に流れる電流を出力する電流出力部と、を含む。本装置はさらに、各画素の電圧出力部および電流出力部のいずれか一方をアクティブとし、各画素が接続されるデータ線に、電圧値もしくは電流のいずれかを出力せしめる制御部を備える。
この態様によると、電圧出力部と電流出力部のいずれをアクティブとするかによって、画素の外部に取り出す信号を、電圧と電流で切り替えることができるため、光検出素子に入力される光量に応じて、信号処理の方式を切り替えることができ、ダイナミックレンジを広くとることができる。「光検出素子」とは、フォトダイオード、フォトトランジスタなど、光が照射されると、光量に応じた電流が流れる素子をいう。
電流出力部は、光検出素子の一端とデータ線との間に設けられた電流出力トランジスタを含んでもよい。電流出力トランジスタをオンし、その他の能動素子をオフすることにより、電流出力トランジスタおよびデータ線を介して光検出素子に流れる電流を画素の外部に取り出すことができる。
光検出装置は、電流出力部から出力される電流を電圧に変換する電流電圧変換部を、データ線ごとに備えてもよい。電流を画素の外部に取り出し、画素の外部において電圧に変換することにより、電流電圧変換部の回路形式の自由度が高くなるため、幅広い電流値に対して電圧変換を行うことができ、光検出装置のダイナミックレンジを広げることができる。
電圧出力部は、電流を用いて画素内の所定の端子の容量を充放電し、所定の期間経過後、所定の端子に現れる電圧を電圧値として出力してもよい。電圧出力部をアクティブとした場合、所定の期間、電流を積分した結果得られる電圧を出力することになるため、微小な電流を検出することができる。
光検出素子はフォトダイオードであって、所定の端子は当該フォトダイオードのカソード端子であってもよい。フォトダイオードのカソード端子を初期充電し、光電流により所定の期間放電することにより、カソード端子には、フォトダイオードに入射した光強度に応じた電圧が現れる。この電圧を画素の外部に読み出すことにより、光強度が低い場合でも、電圧値として出力することができる。
制御部は、本装置に入力される光強度が所定のしきい値より高いとき電流出力部をアクティブとし、所定のしきい値より低いとき電圧出力部をアクティブとしてもよい。
光強度が高いときには、電流出力部により電流を直接読み出し、外部で電圧変換を行い、光強度が低いときには、電圧出力部により画素内部で電圧変換することにより、ダイナミックレンジを広くとることができる。
本発明の別の態様もまた、光検出装置である。この装置は、複数の画素を含む光検出装置であって、各画素ごとに、一端が第1の固定電圧端子に接続されたフォトダイオードと、フォトダイオードに入力される光強度に応じたデータを出力すべき出力端子と、フォトダイオードの他端と第2の固定電圧間に設けられたリセットトランジスタと、ゲート端子がフォトダイオードの他端に接続され、一端が第2の固定電圧端子に接続された増幅トランジスタと、増幅トランジスタとカスコード接続され、出力端子と接続される電圧出力トランジスタと、フォトダイオードの他端と出力端子間に設けられた電流出力トランジスタと、を備える。フォトダイオードに流れる電流を電圧に変換して出力する電圧モードにおいて、電圧出力トランジスタをオンし、電流出力トランジスタをオフする一方、フォトダイオードに流れる電流を出力する電流モードにおいて、電圧出力トランジスタをオフし、電流出力トランジスタをオンする。
この態様によると、電圧モードにおいては、電圧出力トランジスタをオンすることにより、フォトダイオードにより検出した光強度を電圧値として画素の外部に取り出すことができる。また、電流モードにおいては、電流出力トランジスタをオンすることによりフォトダイオードに流れる電流を画素の外部に取り出すことができる。その結果、電圧モードと電流モードを切り替えることにより、画素の外部に取り出す信号を、電圧と電流で切り替えることができるため、フォトダイオードに入力される光量に応じて、信号処理の方式を切り替えることができ、ダイナミックレンジを広くとることができる。
本発明のさらに別の態様もまた、光検出装置である。この装置は、複数の画素を含む光検出装置であって、各画素ごとに、光検出素子と、光検出素子に流れる電流を用いて、画素内の所定の端子の容量を充放電し、所定の期間経過後、所定の端子に現れる電圧を出力する第1電圧出力部と、光検出素子に流れる電流を画素内に設けられたインピーダンス素子に流すことにより電圧に変換して出力する第2電圧出力部と、を備える。
この態様によると、第1電圧出力部をアクティブとした場合、電流を積分して得られる電圧を出力することができるため、微弱な入射光に対して高い検出感度を有する。また、第2電圧出力部をアクティブとした場合、電流をインピーダンス素子によって直接電圧に変換するため、強度の強い入射光を検出することができる。
インピーダンス素子のインピーダンスは、本装置に入力される光強度に応じて制御されてもよい。光強度が高いときにはインピーダンス素子のインピーダンスを低く設定し、光強度が低いときには、インピーダンスを高く設定することにより、ダイナミックレンジを広げることができる。
本発明のさらに別の態様もまた、光検出装置である。この装置は、複数の画素を備える光検出装置であって、各画素ごとに、一端が第1の固定電圧端子に接続された光検出素子と、光検出素子の光強度に応じたデータを出力すべき出力端子と、光検出素子の他端と第2の固定電圧間に設けられたリセットトランジスタと、ゲート端子が光検出素子の他端に接続された増幅トランジスタと、増幅トランジスタとカスコード接続され、出力端子と接続される電圧出力トランジスタと、を備える。リセットトランジスタを、光検出素子の他端に第2の固定電圧を印加するスイッチ素子として動作させる第1モードと、リセットトランジスタを、光検出素子に流れる電流を電圧に変化するインピーダンス素子として動作させる第2モードと、を切り替える。
この態様によると、第2モードにおいて、リセットトランジスタをインピーダンス素子として利用することにより、画素の内部で、電流を電圧に変換することができ、光強度を電圧値として出力することができる。
第2モードにおいて、リセットトランジスタのバイアスは、本装置に入力される光強度に応じて制御されてもよい。トランジスタのバイアスによって、オン抵抗を制御することができるため、入射光の強度に合わせてこのオン抵抗を調節することにより、適切な光検出を行うことができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、電源電圧を上昇することなく、ダイナミックレンジを拡大することができる。
(第1の実施の形態)
はじめに本発明の第1の実施の形態に係る光検出装置の概要について説明する。本実施の形態に係る光検出装置は、CMOSイメージセンサであって、m行n列に配置された複数の画素を備える。この光検出装置は、入射する光の強度に応じて、後述する電流モードと電圧モードの2つのモードを切り替えて動作する。
図2は、第1の実施の形態に係る光検出装置全体の構成を示す回路図である。光検出装置500は、m行n列(m、nは2以上の整数)の2次元に配置された複数の画素PIXと、データ線LDと総称されるn本のデータ線LD1〜LDnと、リセット線LRSTと総称されるm本のリセット線LRST1〜LRSTmと、電流選択線LSELIと総称されるm本の電流選択線LSELI1〜LSELImと、電圧選択線LSELVと総称されるm本の電圧選択線LSELV1〜LSELVmと、電圧電流検出回路IVと総称されるn個の電圧電流検出回路IV1〜IVnと、信号処理部30を含む。
マトリクス状に配置された複数の画素を区別するために、i行j列目の画素をPIXijと書く。各画素PIXは同一の構成を有しており、各画素PIXごとに、フォトダイオードに印加する電圧を制御し、信号を増幅する能動素子を備えるアクティブピクセル構造を有する。
n本のデータ線LD1〜LDnは、列毎に設けられ、j列目の画素PIX1j〜PIXmjは、j列目のデータ線LDjに接続される。各画素において検出された光量は、各画素に接続されるデータ線LDに出力される。また、m本のリセット線LRST1〜LRSTm、電流選択線LSELI1〜LSELIm、電圧選択線LSELV1〜電圧選択線LSELVmは、各行毎に設けられる。
走査制御部20は、リセット線LRST、電流選択線LSELI、電圧選択線LSELVに、それぞれリセット信号RST、電流選択信号SELI、電圧選択信号SELVを出力する。走査制御部20は、1行目からm行目を順次選択していき、選択した行のリセット線LRST、電流選択線LSELI、電圧選択線LSELVに、リセット信号RST、電流選択信号SELI、電圧選択信号SELVを出力し、その行上の画素PIXに入射した光量を順次読み出していく。
なお、各画素PIXには、図示しない電源ラインLVddによって電源電圧Vddが供給されている。
リセット信号RSTは、各行の画素の読み出しに先立って出力される信号であり、各画素を初期化するために出力される。
走査制御部20は、電圧モード時に電圧選択信号SELVを出力し、電流モード時に電流選択信号SELIを出力することによって、各画素PIXの動作モードを制御する。電圧選択信号SELVが出力された画素は電圧モードで動作し、電流選択信号SELIが入力された画素は電流モードで動作する。走査制御部20は、行単位、あるいは一走査単位で、電圧モードと電流モードを切り替える。
図3は、本実施の形態に係る光検出装置500のi行j列目の各画素PIXijの画素回路100の構成を示す回路図である。画素回路100は、フォトダイオードPD、リセットトランジスタM1、増幅トランジスタM2、電圧出力トランジスタM3、電流出力トランジスタM4を含む。また、画素回路100は、入出力端子として出力端子102、リセット端子104、電流選択端子106、電圧選択端子108を備える。
画素回路100は、出力端子102からフォトダイオードPDに入射した光強度に応じた電流もしくは電圧を出力する。出力端子102は、各画素回路100が設けられる列のデータ線LDjに接続される。また、画素回路100のリセット端子104は、画素回路100が設けられる行のリセット線LRSTiに接続され、走査制御部20から出力されるリセット信号RSTiが入力される。電流選択端子106は、画素回路100が設けられる行の電流選択線LSELIiに接続され、走査制御部20から出力される電流選択信号SELIiが入力される。電圧選択端子108は、画素回路100が設けられる行の電圧選択線LSELViに接続され、走査制御部20から出力される電圧選択信号SELVが入力される。
リセットトランジスタM1、増幅トランジスタM2、電圧出力トランジスタM3、電流出力トランジスタM4は、いずれもNチャンネルMOSFETである。電源電圧Vddと接地電圧GND間には、リセットトランジスタM1、フォトダイオードPDが直列に接続される。リセットトランジスタM1は、ソース端子がフォトダイオードPDに接続され、ドレイン端子には電源電圧Vddが印加されている。リセットトランジスタM1のゲート端子には、リセット信号RSTが入力される。
リセットトランジスタM1と接続されるフォトダイオードPDのカソード端子は、増幅トランジスタM2のゲート端子に接続される。増幅トランジスタM2は、ドレイン端子に電源電圧Vddが印加され、ソース端子は電圧出力トランジスタM3のドレイン端子と接続されたソースフォロアアンプとして機能する。
電圧出力トランジスタM3のソース端子は、画素回路100の出力端子102に接続される。また、そのゲート端子は、電圧選択端子108と接続され、電圧選択信号SELViが入力される。電圧選択信号SELViがハイレベルとなると、電圧出力トランジスタM3がオンし、フォトダイオードPDのカソード端子の電圧Vxが増幅されて、出力端子102から出力される。
電流出力トランジスタM4は、フォトダイオードPDのカソード端子と出力端子102間にソース端子、ドレイン端子が接続される。電流出力トランジスタM4のゲート端子は、電流選択端子106と接続され、走査制御部20から出力される電流選択信号SELIiが入力される。電流選択信号SELIiのハイレベル、ローレベルの切り替わりに応じて、電流出力トランジスタM4のオンオフが制御される。
以上のように構成された画素回路100の電圧モードおよび電流モード時の動作について説明する。
まず電圧モード時の動作について説明する。電圧モード時においては、電流選択信号SELIiはハイレベルとなり、電流出力トランジスタM4はオフとされる。画素PIXijには、入射光の強度の検出に先立って、ハイレベルのリセット信号RSTiが入力される。リセット信号RSTiがハイレベルとなると、リセットトランジスタM1がオンし、フォトダイオードPDのカソード端子に電源電圧Vddが印加される。その後、リセット信号RSTiをローレベルとし、リセットトランジスタM1をオフする。
フォトダイオードPDには、入射光強度に応じた光電流Iphが流れる。フォトダイオードPDのカソード端子に蓄えられた電荷は、光電流Iphによって放電され、フォトダイオードPDの電圧は徐々に低下する。各画素の露光時間をTexpとすると、ΔQ=Iph×Texpの電荷が放電される。フォトダイオードPDのカソード端子の容量をCとすると、露光時間Texp経過後のフォトダイオードPDのカソード端子の電圧Vxは、Vx=Vdd−Texp×Iph/Cで与えられる。露光時間Texp経過後に、電圧選択信号SELViをハイレベルとし、電圧出力トランジスタM3をオンする。電圧出力トランジスタM3がオンすると、増幅トランジスタM2がソースフォロアアンプとして動作し、フォトダイオードPDのカソード端子の電圧が増幅され、電圧信号としてデータ線LDjに出力される。
次に、電流モード時における画素回路100の動作を説明する。電流モード時には、電圧選択信号SELViはローレベルに固定され、電圧出力トランジスタM3は常にオフ状態とされる。電圧モード時と同様に、電流モード時においても、画素PIXijに、入射光の強度の検出に先立って、ハイレベルのリセット信号RSTiが入力される。リセット信号RSTiがハイレベルとなると、リセットトランジスタM1がオンし、フォトダイオードPDのカソード端子に電源電圧Vddが印加される。その後、リセット信号RSTiをローレベルとし、リセットトランジスタM1をオフする。
次に、電流選択信号SELIiをローレベルとし、電流出力トランジスタM4をオンする。この状態において、フォトダイオードPDに流れる光電流Iphは、電流出力トランジスタM4および出力端子102を介してデータ線LDjに流れることになる。すなわち、各画素PIXは、電流モードにおいて、フォトダイオードPDに流れる光電流Iphを直接データ線LDjに出力する。
図2に戻る。各画素PIXは、電圧モード時において、電圧電流検出回路IVjに電圧値を出力し、電流モード時において、電流を出力する。
そこで、電圧電流検出回路IVjは、電圧モードにおいては、電圧信号を必要に応じて増幅し、A/D変換して得られるデジタルデータDVを後段の信号処理部30へと出力する。
また、電圧電流検出回路IVは、電流電圧変換回路を備えて構成され、電流モードにおいては、画素PIXから出力される電流を電圧に変換し、必要に応じて増幅した後に、A/D変換し、デジタルデータDIを後段の信号処理部30へと出力する。
信号処理部30は、各電圧電流検出回路IVから出力されるデジタルデータを解析し、各画素PIXに入力される信号レベルを判定し、信号レベルが高いときには、電流モードとし、低いときには電圧モードとする。この判定には、信号レベルと所定のしきい値レベルを比較することにより行ってもよい。信号処理部30は、走査制御部20に対して、上記判定の結果得られた動作モードを信号SIG1により通知する。走査制御部20は、信号処理部30により指示された動作モードで各画素PIXを制御する。
また、電流モード時と、電圧モード時において、電圧電流検出回路IVからそれぞれ出力されるデジタルデータDVとデジタルデータDIは異なるため、信号処理部30は、2つのデジタルデータに連続性を持たせるための処理を行う。
このように、本実施の形態に係る光検出装置500は、電圧モードと電流モードを切り替えて電流値の検出を行う。電圧モードにおいては、所定の露光時間Texpの間に光電流Iphにより電荷を放電し、電圧値として検出するため、微弱な光を検出することができる。一方、電圧モードでは、リセット時に充電される電荷量によってダイナミックレンジが制限されるため、高強度の光が入射すると正確な入射光強度の測定が難しくなる。
そこで、本実施の形態に係る光検出装置500は、電圧モードで検出可能な入射光強度のしきい値を超えると、電圧モードから電流モードに切り替える。
電流モードでは、各画素PIXのフォトダイオードPDに流れる光電流Iphがそのまま電圧電流検出回路IVに入力される。電圧電流検出回路IVは、画素の外部に設けられるため、トランジスタなどの素子数をそれほど気にすることなく、回路設計を行うことができる。その結果、電流信号を電圧信号に変換する電流電圧変換回路を、高い自由度で設計することができる。
本実施の形態に係る光検出装置500によれば、入射光強度が低いときには電圧モードで動作し、入射光強度が高いときには電流モードで動作するため、ダイナミックレンジを広げることが可能となる。この光検出装置500では、各画素に供給される電源電圧Vddは図1に示した従来の画素回路200と同等でよいため、低電圧動作が可能というCMOSイメージセンサの特徴を損なうことなく、ダイナミックレンジを広げることができる。
また、本実施の形態に係る光検出装置500では、露光時間Texpの調節によらずに広ダイナミックレンジ化が可能となるため、制御を簡素化することができる。もっとも、本発明は、露光時間Texpの調節を行うことを除外するものではなく、電流モード、電圧モードの切り替えと併せて露光時間Texpの調節を併用することにより、柔軟な設計を行うことができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態に係る光検出装置は、第1の実施の形態に係る光検出装置500と同様に、電流モードと電圧モードで動作する。第1の実施の形態では、画素回路100は電流モードにおいて、フォトダイオードPDに流れる電流を電流信号としてそのままデータ線LDに出力し、電圧電流検出回路IVで電圧信号に変換した。これに対し、本実施の形態に係る画素回路では、フォトダイオードPDに流れる電流を、画素回路内で電圧信号に変換し、電圧信号としてデータ線LDに出力する。このような電流モードを、以下、アクティブピクセル電流モードとよぶ。
図4は、第2の実施の形態に係る光検出装置600の構成を示す回路図である。また、図5は、第2の実施の形態に係る画素回路300の構成を示す回路図である。各図において、既出の構成要素と同一もしくは同等の構成要素には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
上述のように、本実施の形態に係る光検出装置600では、各画素PIXは、電圧モード、アクティブピクセル電流モードのいずれにおいても、光電流Iphを電圧値に変換して出力する。したがって、第1の実施の形態のように、電圧電流検出回路IVにおいて、電流モード時に電流電圧変換を行う必要がない。そこで、本実施の形態において光検出装置600は、図2の電圧電流検出回路IV1〜IVnに代えて、図4に示すように、電圧検出回路CIRV1〜CIRVnを備える。
電圧検出回路CIRV1〜CIRVnは、2つのモードにおいて、各画素PIXから出力される電圧信号を必要に応じて増幅し、A/D変換して後段の信号処理部30へと出力する。
図5の画素回路300は、フォトダイオードPD、リセットトランジスタM1、増幅トランジスタM2、電圧出力トランジスタM3を含む。また、画素回路300は、入出力端子として、出力端子302、リセット端子304、電流選択端子306、電圧選択端子308を備える。画素回路300は、出力端子302からフォトダイオードPDに入射した光強度に応じた電圧を出力する。
リセットトランジスタM1、増幅トランジスタM2、電圧出力トランジスタM3は、いずれもNチャンネルMOSFETである。電源電圧Vddと接地電圧GND間には、リセットトランジスタM1、フォトダイオードPDが直列に接続される。リセットトランジスタM1のソース端子はフォトダイオードPDに接続される。
リセットトランジスタM1のゲート端子は、リセット端子304に接続され、リセット信号RSTが入力される。また、リセットトランジスタM1のドレイン端子は電流選択端子306に接続され、電流選択信号SELIiが入力される。
リセットトランジスタM1と接続されるフォトダイオードPDのカソード端子は、増幅トランジスタM2のゲート端子に接続される。増幅トランジスタM2は、ドレイン端子に電源電圧Vddが印加され、ソース端子は電圧出力トランジスタM3のドレイン端子と接続されたソースフォロアアンプとして機能する。
電圧出力トランジスタM3のソース端子は、画素回路300の出力端子302に接続される。また、そのゲート端子は、電圧選択端子308と接続され、電圧選択信号SELViが入力される。
以上のように構成された本実施の形態に係る画素回路300の電圧モードおよびアクティブピクセル電流モード時の動作について説明する。
まず電圧モード時の動作について説明する。本実施の形態に係る電圧モードの動作は、第1の実施の形態の電圧モードと同様である。電圧モードにおいては、電流選択線LSELIiには電源電圧Vddが出力され、リセットトランジスタM1のドレイン端子に電源電圧Vddが印加される。
画素PIXには、入射光の強度の検出に先立って、ハイレベルのリセット信号RSTiが入力される。リセット信号RSTiがハイレベルとなると、リセットトランジスタM1がオンし、フォトダイオードPDのカソード端子にリセット線LRSTiに印加された電源電圧Vddが現れる。この電源電圧Vddによって、フォトダイオードPDのカソード端子は充電される。その後、リセット信号RSTをローレベルとし、リセットトランジスタM1をオフする。
フォトダイオードPDには、入射光強度に応じた光電流Iphが流れ、カソード端子に蓄えられた電荷は、光電流Iphによって放電され、フォトダイオードPDの電圧は徐々に低下する。露光時間Texp経過後に、電圧選択信号SELViをハイレベルとし、電圧出力トランジスタM3をオンする。このとき、増幅トランジスタM2はソースフォロアアンプとして動作し、フォトダイオードPDのカソード端子の電圧Vxが電圧信号としてデータ線LDjに出力される。
次にアクティブピクセル電流モードでの動作について説明する。アクティブピクセル電流モードにおいて、リセットトランジスタM1は、インピーダンス素子として機能する。走査制御部20は、電流選択線LSELIに電圧VRST1を印加し、リセット線LRSTに電圧VRST2を印加する。また、走査制御部20は、電圧選択信号SELViをローレベルとし、出力トランジスタM3をオフ状態とする。この状態において、フォトダイオードPDに光が照射されると、光電流Iphが流れる。この光電流Iphは、リセットトランジスタM1に流れる。
リセットトランジスタM1のオン抵抗をRonとすると、フォトダイオードPDのカソード端子の電圧は、Vx=VRST1−Ron×Iphで与えられる。このように、フォトダイオードPDのカソード端子の電圧Vxは、光電流Iphに応じて変化する。
画素回路300は、電圧モード時と同様に、電圧選択線LSELVをハイレベルとして電圧出力トランジスタM3をオンし、フォトダイオードPDのカソード端子Vxの電圧を増幅トランジスタM2によって増幅してデータ線LDに出力する。このように、本実施の形態に係る画素回路300は、アクティブピクセル電流モードにおいて、リセットトランジスタM1をインピーダンス素子として用いることにより、光電流Iphを電圧に変換して出力することができる。
この画素回路300においても、光電流Iphが大きくなるに従い、フォトダイオードPDのカソード端子の電圧Vxは低下する。電圧Vxが低くなりすぎると、増幅トランジスタM2がソースフォロアアンプとして機能しなくなる。そこで、本実施の形態に係る光検出装置600は、入射光の強度、すなわち光電流Iphの電流値に応じてオン抵抗Ronを調節することにより、広いダイナミックレンジに対して、フォトダイオードPDのカソード端子の電圧Vxをデータ線LDに出力することができる。
リセットトランジスタM1のオン抵抗Ronは、トランジスタのバイアス状態、すなわち、ゲート端子およびドレイン端子に印加される電圧VRST1、VRST2により変化させることができる。そこで、図4の光検出装置600において、信号処理部30は、電圧検出回路CIRVの出力レベルを、走査制御部20に通知する。走査制御部20は、この通知信号SIG2にもとづいて、電圧VRST1、VRST2を制御する。
このように、本実施の形態に係る光検出装置600によれば、画素回路300内のトランジスタ数を3つに減らすことができる。また、電流モードと電圧モードにおいて、データ線LDに出力される信号は、いずれも電圧信号となるため、電圧検出回路において、電流検出と電圧検出を切り替える必要がなくなるため、回路を簡素化することができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
たとえば、実施の形態において、画素回路に用いたトランジスタは、いずれもNチャンネルMOSFETの場合について説明したが、これには限定されず、一部のトランジスタを、PチャンネルMOSFETを用いて構成することも可能である。この場合、電流選択信号SELI、電圧選択信号SELV、リセット信号RSTのハイレベル、ローレベルを適宜反転すればよい。
たとえば、第2の実施の形態において、リセットトランジスタM1をPチャンネルMOSFETとした場合、電流モードにおいて、リセットトランジスタM1を定電流負荷として動作させることができ、オン抵抗RonをフォトダイオードPDのカソード端子の電圧Vxの電圧と独立に制御することができる。また、電圧モード時には、リセット信号RSTをローレベルとすることにより、フォトダイオードPDのカソード端子の電圧Vxを、電源電圧Vddに設定することができる。
実施の形態において、各画素はフォトダイオードPDを備える場合について説明したが、フォトトランジスタなどであってもよく、入射光強度に応じて流れる光電流が変化する光検出素子であればよい。
従来のCMOSイメージセンサの画素回路の構成を示す回路図である。 第1の実施の形態に係る光検出装置全体の構成を示す回路図である。 第1の実施の形態に係る画素回路の構成を示す回路図である。 第2の実施の形態に係る光検出装置全体の構成を示す回路図である。 第2の実施の形態に係る画素回路の構成を示す回路図である。
符号の説明
M1 リセットトランジスタ、 M2 増幅トランジスタ、 M3 電圧出力トランジスタ、 M4 電流出力トランジスタ、 PD フォトダイオード、 500 光検出装置、 600 光検出装置、 100 画素回路、 102 出力端子、 104 リセット端子、 106 電流選択端子、 108 電圧選択端子、 200 画素回路、 300 画素回路、 302 出力端子、 304 リセット端子、 306 電流選択端子、 308 電圧選択端子、 IV 電圧電流検出回路、 10 データ線、 20 走査制御部、 30 信号処理部、 SELV 電圧選択信号、 SELI 電流選択信号、 RST リセット信号、 LSELV 電圧選択線、 LSELI 電流選択線、 LRST リセット線、 LD データ線。

Claims (10)

  1. 複数のデータ線および走査線の交点にそれぞれ配置された画素を備える光検出装置であって、
    各画素は、
    光検出素子と、
    前記光検出素子により検出した光強度を電圧値として出力する電圧出力部と、
    前記光検出素子に流れる電流を出力する電流出力部と、を含み、
    本装置はさらに、
    各画素の前記電圧出力部および前記電流出力部のいずれか一方をアクティブとし、各画素が接続されるデータ線に、前記電圧値もしくは前記電流のいずれかを出力せしめる制御部を備えることを特徴とする光検出装置。
  2. 前記電流出力部から出力される電流を電圧に変換する電流電圧変換部を、前記データ線ごとに備えることを特徴とする請求項1に記載の光検出装置。
  3. 前記電圧出力部は、前記電流を用いて画素内の所定の端子の容量を充放電し、所定の期間経過後、前記所定の端子に現れる電圧を前記電圧値として出力することを特徴とする請求項1に記載の光検出装置。
  4. 前記光検出素子はフォトダイオードであって、前記所定の端子は当該フォトダイオードのカソード端子であることを特徴とする請求項3に記載の光検出装置。
  5. 前記制御部は、本装置に入力される光強度が所定のしきい値より高いとき前記電流出力部をアクティブとし、所定のしきい値より低いとき前記電圧出力部をアクティブとすることを特徴とする請求項1に記載の光検出装置。
  6. 複数の画素を含む光検出装置であって、各画素ごとに、
    一端が第1の固定電圧端子に接続されたフォトダイオードと、
    前記フォトダイオードに入力される光強度に応じたデータを出力すべき出力端子と、
    前記フォトダイオードの他端と第2の固定電圧間に設けられたリセットトランジスタと、
    ゲート端子が前記フォトダイオードの他端に接続され、一端が前記第2の固定電圧端子に接続された増幅トランジスタと、
    前記増幅トランジスタとカスコード接続され、前記出力端子と接続される電圧出力トランジスタと、
    前記フォトダイオードの他端と前記出力端子間に設けられた電流出力トランジスタと、を備え、
    前記フォトダイオードに流れる電流を電圧に変換して出力する電圧モードにおいて、前記電圧出力トランジスタをオンし、前記電流出力トランジスタをオフする一方、前記フォトダイオードに流れる電流を出力する電流モードにおいて、前記電圧出力トランジスタをオフし、前記電流出力トランジスタをオンすることを特徴とする光検出装置。
  7. 複数の画素を含む光検出装置であって、各画素ごとに、
    光検出素子と、
    前記光検出素子に流れる電流を用いて、画素内の所定の端子の容量を充放電し、所定の期間経過後、前記所定の端子に現れる電圧を出力する第1電圧出力部と、
    前記光検出素子に流れる電流を画素内に設けられたインピーダンス素子に流すことにより電圧に変換して出力する第2電圧出力部と、を備えることを特徴とする光検出装置。
  8. 前記インピーダンス素子のインピーダンスは、本装置に入力される光強度に応じて制御されることを特徴とする請求項7に記載の光検出装置。
  9. 複数の画素を備える光検出装置であって、各画素ごとに、
    一端が第1の固定電圧に接続されたフォトダイオードと、
    前記フォトダイオードの光強度に応じたデータを出力すべき出力端子と、
    前記フォトダイオードの他端と第2の固定電圧間に設けられたリセットトランジスタと、
    ゲート端子が前記フォトダイオードの他端に接続された増幅トランジスタと、
    前記増幅トランジスタとカスコード接続され、前記出力端子と接続される電圧出力トランジスタと、を備え、
    前記リセットトランジスタを、前記フォトダイオードの他端に前記第2の固定電圧を印加するスイッチ素子として動作させる第1モードと、前記リセットトランジスタを、前記フォトダイオードに流れる電流を電圧に変化するインピーダンス素子として動作させる第2モードと、を切り替えることを特徴とする光検出装置。
  10. 前記第2モードにおいて、前記リセットトランジスタのバイアスは、本装置に入力される光強度に応じて制御されることを特徴とする請求項9に記載の光検出装置。
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