JP2006275155A - ケーブル類保護案内装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブル類をケーブル類収容空間内へ簡便かつ確実に収容配置できるとともに、ケーブル類の様々な収容形態に適応してケーブル類の安定した保護案内機能を十分に発揮できるようにしたケーブル類保護案内装置を提供すること。
【解決手段】ケーブル類Cを収容配置して案内保護するケーブル類収容空間Rを屈曲内周側と屈曲外周側とに仕分ける仕切り棚板部材120と左右に仕分ける一対の仕切り壁板部材130とを着脱自在に備え、仕切り棚板部材120が一対の仕切り壁板部材130、130とそれぞれ係合する左右一対の係合アダプタ部121、121を備えているとともに、仕切り壁板部材130が前記仕切り棚板部材120の係合アダプタ部121と所定の棚掛け仕切り位置で係合するスリット対向面131a、131aに刻設された一対の位置決め用ラチェット歯131、131を備えているケーブル類保護案内装置100。
【選択図】図1

Description

本発明は、ケーブル類保護案内装置に係り、更に詳しくは、産業用機械の可動部材に電力や圧縮空気のエネルギーを供給するケーブルやホース等のケーブル類を収容すると共に、可動部の移動中においてもケーブル類を安全にかつ確実に案内保護するのに好適なケーブル類保護案内装置に関するものである。
従来、ケーブル収容空間内でケーブル類を多段に仕分けるケーブル類保護案内装置が知られている。
このような従来のケーブル類保護案内装置500は、図7乃至図8に示すように、ケーブル類Cの両側に離間配置される一対のリンクプレート511、511とこれらのリンクプレート511、511の屈曲内周側と屈曲外周側とにそれぞれ横架される屈曲内周側連結板512、屈曲外周側連結板513と前記リンクプレート511、511に対面して屈曲内周側連結板512と屈曲外周側連結板513とにそれぞれ支持される縦仕切板530とこの縦仕切板530の係合孔531を貫通して組み込まれる横仕切板520とで構成したリンク体が長手方向に屈曲自在に多数連結されている。
そして、前記縦仕切板530に組み込まれた横仕切板520が、ケーブル類収容空間Rを屈曲外周側と屈曲内周側に仕切ることにより2つの仕切り区画を形成し、これらの仕切り区画内にケーブル類Cを収容配置するように構成されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−324851号公報
ところが、従来のケーブル類保護案内装置500は、縦仕切板530に設けられた係合孔531の開口位置によって、横仕切板520が縦仕切板530に設けられた係合孔531の配置間隔を基準にケーブル類収容空間Rを仕切っているため、ケーブル類収容空間R内におけるケーブル径の大小、仕分け本数などに即したケーブル類Cの様々な収容形態に適応できず、ケーブル類Cが仕切り区画内で窮屈な収容状態、もしくは、バタツキ易い収容状態を呈して、安定した保護案内機能を十分に発揮することができないという収容形態上の問題があった。
そして、前記横仕切板520を縦仕切板530の係合孔531に貫通して組み込むように構成されているため、屈曲内周側連結板512に縦仕切板530を組み付けた後に横仕切板520を組み込む場合は、横仕切板520を貫通させるための十分なスペースを一対のリンクプレート511、511の相互間に確保することができず、予め、横仕切板520を縦仕切板530に貫通して一体に組み付けた状態で屈曲内周側連結板512に装着しなければならない、すなわち、横仕切板520を後付けできないという組み付け手順上の問題があった。
さらに、横仕切板520を縦仕切板530に一体に組み付けた状態で屈曲内周側連結板512に装着されているため、屈曲内周側の仕切り区画内にはケーブル類Cを挿通しなければ収容配置することができず、特に、ケーブル類Cの端部にコネクターが接続されている場合には屈曲内周側の仕切り区画内に挿通できない事態も起こり得るというケーブル取り扱い上の厄介な問題があった。
そこで、本発明は、上述したような課題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、ケーブル類をケーブル類収容空間内へ簡便かつ確実に収容配置できるとともに、ケーブル類の様々な収容形態に適応してケーブル類の安定した保護案内機能を十分に発揮できるようにしたケーブル類保護案内装置を提供することにある。
本請求項1に係る発明は、左右一対のリンクプレートに屈曲内周側連結板及び屈曲外周側連結板をそれぞれ横架した矩形状枠断面のリンク枠体が、前記リンクプレートに設けた連結ピンと連結ピン孔とで相互に屈曲自在に多数連結されてケーブル類を収容配置して案内保護するケーブル類収容空間を形成するとともに、前記ケーブル類収容空間内のケーブル類を屈曲内周側と屈曲外周側とに仕分ける仕切り棚板部材と左右に仕分ける仕切り壁板部材とを着脱自在に備えてなるケーブル類保護案内装置において、前記仕切り棚板部材が、前記左右一対の仕切り壁板部材とそれぞれ係合する左右一対の係合アダプタ部を備えているとともに、前記仕切り壁板部材が、前記仕切り棚板部材の係合アダプタ部と所定の棚掛け仕切り位置で係合するスリット対向面に刻設された一対の位置決め用ラチェット歯を備えていることによって、上記目的を達成するものである。
そして、本請求項2に係る発明は、本請求項1記載の発明の構成に加えて、前記一対の位置決め用ラチェット歯が、前記仕切り棚板部材を屈曲内周側連結板、もしくは、屈曲外周側連結板に対して平行配置させた状態で挟持するように対峙して形成されていることによって、上記目的を達成するものである。
また、本請求項3に係る発明は、本請求項1または請求項2記載の発明の構成に加えて、前記仕切り壁板部材が、スリット対向面の屈曲外周側、もしくは、屈曲内周側で切り開かれた棚板着脱部を備えていることによって、上記目的を達成するものである。
さらに、本請求項4に係る発明は、本請求項3記載の発明の構成に加えて、前記仕切り壁板部材の棚板着脱部が、前記屈曲外周側連結板、もしくは、屈曲内周側連結板と係合自在に形成されていることによって、上記目的を達成するものである。
また、本請求項5に係る発明は、本請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の発明の構成に加えて、前記仕切り棚板部材が、前記左右一対の係合アダプタ部に着脱自在に合体されて前記一対の仕切り壁板部材による左右の仕切り区画領域を変更自在にする棚板本体部を備えていることによって、上記目的を達成するものである。
本発明のケーブル類保護案内装置は、左右一対のリンクプレートに屈曲内周側連結板及び屈曲外周側連結板をそれぞれ横架した矩形状枠断面のリンク枠体が、リンクプレートに設けた連結ピンと連結ピン孔とで相互に屈曲自在に多数連結されているとともに、ケーブル類収容空間内のケーブル類を屈曲内周側と屈曲外周側とに仕分ける仕切り棚板部材と左右に仕分ける仕切り壁板部材とを着脱自在に備えていることにより、ケーブル類収容空間内でケーブル類を収容配置して屈曲自在に案内保護することができるとともに、以下のような特有の効果を奏することができる。
すなわち、本請求項1に係る発明によれば、仕切り棚板部材が左右一対の仕切り壁板部材とそれぞれ係合する左右一対の係合アダプタ部を備えているとともに、仕切り壁板部材が仕切り棚板部材の係合アダプタ部と所定の棚掛け仕切り位置で係合するスリット対向面に刻設された一対の位置決め用ラチェット歯を備えていることにより、仕切り棚板部材の係合アダプタ部がスリット対向面内における任意の棚掛け仕切り位置で一対の位置決め用ラチェット歯により確実に挟持されるため、仕切り棚板部材の棚掛け仕切り位置を細分化して位置決め設定でき、ケーブル類収容空間内におけるケーブル径の大小、仕分け本数などに即したケーブル類の様々な収容形態に適応した棚掛け間隔が設定可能となり、それぞれの仕切り区画内のケーブル類に対して安定した保護案内機能を十分に発揮することができる。
また、本請求項2に係る発明によれば、本請求項1の発明が奏する効果に加えて、一対の位置決め用ラチェット歯が仕切り棚板部材を屈曲内周側連結板、もしくは、屈曲外周側連結板に対して平行配置させた状態で挟持するように対峙して形成されていることにより、仕切り棚板部材を装着する際に、仕切り棚板部材を板長手方向の中心軸回りに傾動させた状態でスリット対向面内に挿入し、所定の棚掛け仕切り位置において屈曲内周側連結板と平行な状態になるように仕切り棚板部材を板長手方向の中心軸回りに回動させて一対の位置決め用ラチェット歯の相互間で確実に挟持するため、仕切り棚板部材を装着するための特段の工具を用いることなく、任意の棚掛け仕切り位置に簡便に位置決め設定することができる。
そして、本請求項3に係る発明によれば、本請求項1または請求項2記載の発明が奏する効果に加えて、仕切り壁板部材がスリット対向面の屈曲外周側、もしくは、屈曲内周側で切り開かれた棚板着脱部を備えていることにより、屈曲内周側連結板、もしくは、屈曲外周側連結板に装着した後の仕切り壁板部材に仕切り棚板部材を装着する、所謂、仕切り棚板部材の後付けが可能となるため、屈曲内周側連結板側、もしくは、屈曲外周側連結板側にケーブル類を収容配置してから仕切り棚板部材を装着できるとともに、ケーブル類の取り出し、再収容配置などを伴うメンテナンス作業の操作性も豊富化し、客先対応での組み付け手順などの作業手順を著しく向上させることができる。
そして、本請求項4に係る発明によれば、本請求項3記載の発明が奏する効果に加えて、仕切り壁板部材の棚板着脱部が屈曲外周側連結板、もしくは、屈曲内周側連結板と係合自在に形成されていることにより、仕切り壁板部材がスリット対向面に起因して多少変形しても屈曲外周側連結板、もしくは、屈曲内周側連結板から外れる恐れもなく、また、仕切り棚板部材が仕切り壁板部材から外れることもなく、ケーブル類収容空間内にケーブル類を確実に収容配置することができる。
加えて、本請求項5に係る発明によれば、本請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の発明が奏する効果に加えて、仕切り棚板部材が、左右一対の係合アダプタ部に着脱自在に合体されて一対の仕切り壁板部材による左右の仕切り区画領域を変更自在にする棚板本体部を備えていることにより、仕切り棚板部材が仕切り壁板部材を挟み込んた状態で確実に固定されるので、仕切り棚板部材と仕切り壁板部材との外れを完全に阻止でき、しかも、仕切り棚板部材の長さを自由かつ簡便に調節できるので、ケーブル類収容空間内の収容配置形態を多様化することができる。
本発明のケーブル類保護案内装置は、仕切り棚板部材が左右一対の仕切り壁板部材とそれぞれ係合する左右一対の係合アダプタ部を備えているとともに、仕切り壁板部材が仕切り棚板部材の係合アダプタ部と所定の棚掛け仕切り位置で係合するスリット対向面に刻設された一対の位置決め用ラチェット歯を備えていることにより、ケーブル類をケーブル類収容空間内へ簡便かつ確実に収容配置するとともに、ケーブル類の様々な収容形態に適応してケーブル類の安定した保護案内機能を十分に発揮するものであれば、その具体的な実施態様は如何なるものであっても構わない。
たとえば、本発明のケーブル類保護案内装置で採用するリンク枠体は、左右一対のリンクプレートに屈曲内周側連結板と屈曲外周側連結板とがそれぞれ横架されて矩形状枠断面を呈していれば良く、その具体的態様は、仕切り壁板部材と仕切り棚板部材とを装着できるようにするために、屈曲内周側連結板と屈曲外周側連結板の両方もしくは屈曲外周側連結板のみが開閉アーム状に左右一対のリンクプレートに対して係合自在に構成されていれば良く、また、一体成形、別体成形のいずれの成形加工で形成しても構わない。
また、本発明のケーブル類保護案内装置で採用する仕切り壁板部材の棚板着脱部は、屈曲内周側連結板、もしくは、屈曲外周側連結板に装着した後の仕切り壁板部材に仕切り棚板部材を装着する、所謂、仕切り棚板部材の後付けが可能となるものであれば、スリット対向面の屈曲外周側、もしくは、屈曲内周側の何れで切り開かれて構成されても良い。
さらに、本発明のケーブル類保護案内装置で採用するリンク枠体、仕切り壁板部材、仕切り棚板部材の素材は、ケーブル類をケーブル類収容空間内で収容して安定した保護案内機能を発揮するものであれば、如何なるエンジニアリングプラスチック樹脂で成形されていても良く、例えば、成形加工が容易なポリアミド6樹脂、ポリアミド12樹脂、ポリアミド46樹脂、ポリアミド66樹脂、アクリル樹脂、ポリアセタール樹脂などを採用したり、ガラス繊維強化ポリアミド系樹脂などの高強度材を含有した強化樹脂を採用したりすることができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
まず、図1は、本発明の一実施例であるケーブル類保護案内装置の斜視図であり、図2は、図1のリンク枠体と仕切り棚板部材と仕切り壁板部材との組み立て分解図であり、図3は、図2の仕切り壁板部材を拡大した斜視図であり、図4は、図2の仕切り棚板部材の組み立て分解図であり、図5は、仕切り壁板部材に対する仕切り棚板部材の装着動作状態を示す説明図であり、図6は、仕切り壁板部材に対する仕切り棚板部材の装着完了状態を示す説明図である。
そこで、図1に示すような本発明の一実施例であるケーブル類保護案内装置100は、例えば、半導体用のチップマウンターや、工作機械や、車両等の可動部と静止部とを接続する電気信号の伝達や電力の供給を行う電気ケーブルや油圧や空圧を供給するホースのようなケーブル類Cを保護案内するために使用されるもので、矩形状のリンク枠体110が長尺状に多数連結され、可動部と静止部(図示しない)との間の移動状況に応じて直線状態、あるいは、屈曲状態を呈することができ、これらのリンク枠体110が連続して形成されたケーブル類収容空間R内にケーブル類Cを挿通した状態で保護案内できるようになっている。
前述したリンク枠体110は、優れた強度特性を発揮できるガラス繊維強化ポリアミド系樹脂によって成形され、離間配置された左右一対のリンクプレート111、111と、これらのリンクプレート111、111の屈曲内周側に横架された屈曲内周側連結板112と屈曲外周側に横架された屈曲外周側連結板113とが矩形状に一体化されている。
すなわち、屈曲内周側連結板112は、左右一対のリンクプレート111、111と射出成形加工によって一体化されているが、屈曲外周側連結板113は、一端が片方のリンクプレート111に回動可能に連結されてアーム状を呈しており、他端がもう片方のリンクプレート111に係合可能に開閉できるようになっている。
そして、リンクプレート111のプレート前方とプレート後方とは、プレート厚み方向に段差を形成した、所謂、オフセット構造を呈しており、さらに、リンクプレート111のプレート後方には、連結ピン114が設けられているとともに、プレート前方には、連結ピン114と略同一径の連結ピン孔115が設けられている。
したがって、リンク枠体110同士は、相互に連続して配置されるリンクプレート111、111の連結ピン114と連結ピン孔115とを嵌め込むことで連結され、連結ピン114を中心に屈曲することができるようになっている。
さらに、本実施例では、図2に示すように、一対のリンクプレート111ごとにケーブル類収容空間R内のケーブル類Cを屈曲内周側と屈曲外周側とに仕分ける仕切り棚板部材120と、左右に仕分ける一対の仕切り壁板部材130とを着脱自在に装着している。具体的には、屈曲内周側連結板112と屈曲外周側連結板113との間に着脱自在に一対の仕切り壁板部材130、130が装着され、さらに、これらの仕切り壁板部材130、130に対して仕切り棚板部材120が水平状態で装着されるようになっている。なお、仕切り壁板部材130は、左右一対のリンクプレート111、111の配列方向(以下、単に、「左右配列方向」という。)で所望の位置に装着自在となっている。
ここで、本実施例のケーブル類保護案内装置100が最も特徴としている仕切り棚板部材120と仕切り壁板部材130の部品構造とこれらの装着構造について図2乃至図6に基づき説明する。
まず、本実施例のケーブル類保護案内装置100に用いた仕切り壁板部材130は、図2乃至図3に示すように、一対の位置決め用ラチェット歯131、131が仕切り棚板部材120を少なくとも屈曲内周側連結板112に対して平行配置させた状態で挟持するように対峙して形成されている。
そして、この仕切り壁板部材130は、スリット対向面131a、131aの屈曲外周側で切り開かれた棚板着脱部132を備えて、屈曲内周側連結板112に装着した後の仕切り壁板部材130に仕切り棚板部材120を装着する、所謂、仕切り棚板部材120の後付けを可能として、屈曲内周側連結板112側にケーブル類Cを収容配置してから仕切り棚板部材120を装着したり、ケーブル類Cの取り出しや再収容配置などを伴うメンテナンス作業の操作性も豊富化し、客先対応での組み付け手順などの作業手順を著しく向上させるようになっている。
さらに、この棚板着脱部132には屈曲外周側連結板113の係合用溝113aと係合する前後一対の係合用突起132aが形成され、仕切り壁板部材130がスリット対向面131a、131aに起因して多少変形しても屈曲外周側連結板113から外れたり、仕切り棚板部材120が仕切り壁板部材130から外れたりすることもなく、ケーブル類収容空間R内にケーブル類Cを確実に収容配置するようになっている。
なお、図2乃至図3における符号133は、仕切り壁板部材130を屈曲内周側連結板112及び屈曲外周側連結板113に対して掴持状態で装着するための係止用爪である。
他方、本実施例のケーブル類保護案内装置100に用いた仕切り棚板部材120は、図2乃至図4に示すように、左右一対の仕切り壁板部材130、130とそれぞれ係合する左右一対の係合アダプタ部121、121と、これらの係合アダプタ部121、121と着脱自在に合体する棚板本体部122とを備え、さらに、前記係合アダプタ部121は、仕切り壁板部材130の表裏を挟み込んだ状態で係合するための一対の係合フランジ121a、121aを備えており、仕切り棚板部材120の係合アダプタ部121、121が仕切り壁板部材130と確実に係合して外れを完全に阻止するようになっている。
そして、前記棚板本体部122は、一対の仕切り壁板部材130、130の配置間隔によって定まる左右の仕切り区画領域に対応するように交換することにより、仕切り棚板部材120の長さを自由かつ簡便に調節でき、ケーブル類収容空間R内の収容配置形態を多様化することができるようになっている。
更に、本実施例における仕切り棚板部材120の棚板本体部122は、アルミの押し出し加工品なので任意の長さに切断でき、長さを容易に調整できるので、一対の仕切り壁板部材130、130の配置間隔によって定まる左右の仕切り区画領域の幅ごとに対応する仕切り棚板部材120の射出成型金型を沢山作らなくても良く、大幅なコストダウンが可能となる。また、棚板本体部122は、アルミの押し出し品でなく樹脂の押し出し品でも代用可能である。
なお、本実施例の係合アダプタ部121は、樹脂成型品からなっているが、これ以外の金属成型品などであっても良い。
そこで、これらの仕切り棚板部材120と仕切り壁板部材130との装着手順について図5および図6に基づき説明する。
仕切り棚板部材120を仕切り壁板部材130に装着する場合は、図5に示すように、仕切り棚板部材120を板長手方向の中心軸回りに傾動させた状態で一対の位置決め用ラチェット歯131、131との接触を可能な限り回避しながらスリット対向面131a、131a内における所定の棚掛け仕切り位置に挿入し、この棚掛け仕切り位置において仕切り棚板部材120を実線で示す傾斜姿勢から点線で示す屈曲内周側連結板112と平行な状態となる水平姿勢へ板長手方向の中心軸回りに回動させながら一対の位置決め用ラチェット歯131、131を押し広げて屈曲内周側連結板112と平行な状態にする。
そして、図6から明らかなように、上述した棚掛け仕切り位置で仕切り棚板部材120は、点線で示す傾斜姿勢から実線で示す屈曲内周側連結板112と平行な状態となる水平姿勢へ板長手方向の中心軸回りに回動することにより、一対の位置決め用ラチェット歯131、131の相互間で確実に挟持されて、仕切り壁板部材130に対する仕切り棚板部材120の装着完了状態となることができる。
なお、仕切り棚板部材120を仕切り壁板部材130の所定の棚掛け仕切り位置から取り外す場合は、図示するまでもなく、上述した装着手順の逆手順となることは言うまでもない。
このようにして得られた本実施例のケーブル類保護案内装置100は、仕切り棚板部材120が左右一対の仕切り壁板部材130、130とそれぞれ係合する左右一対の係合アダプタ部121、121を備えているとともに、仕切り壁板部材130が仕切り棚板部材120の係合アダプタ部121と所定の棚掛け仕切り位置で係合するスリット対向面131a、131aに刻設された一対の位置決め用ラチェット歯131、131を備えていることにより、ケーブル類Cをケーブル類収容空間R内へ簡便かつ確実に収容配置することができるとともに、ケーブル類Cの様々な収容形態に適応してケーブル類Cの安定した保護案内機能を十分に発揮することができる。
また、一対の位置決め用ラチェット歯131、131が仕切り棚板部材120を屈曲内周側連結板112に対して平行配置させた状態で挟持するように対峙して形成されていることにより、仕切り棚板部材120を装着する際に、仕切り棚板部材120を板長手方向の中心軸回りに傾動させた状態でスリット対向面131a、131a内に挿入し、所定の棚掛け仕切り位置において屈曲内周側連結板112と平行な状態になるように仕切り棚板部材120を板長手方向の中心軸回りに回動させて一対の位置決め用ラチェット歯131、131の相互間で確実に挟持するため、仕切り棚板部材120を装着するための特段の工具を用いることなく、任意の棚掛け仕切り位置に簡便に位置決め設定することができる。
そして、仕切り壁板部材130がスリット対向面131a、131aの屈曲外周側で切り開かれた棚板着脱部132を備えていることにより、屈曲内周側連結板112側にケーブル類Cを収容配置してから仕切り棚板部材120を装着できるとともに、ケーブル類Cの取り出し、再収容配置などを伴うメンテナンス作業の操作性も豊富化し、客先対応での組み付け手順などの作業手順を著しく向上させることができるなど、その効果は甚大である。
本発明の一実施例であるケーブル類保護案内装置の斜視図。 図1のリンク枠体と仕切り棚板部材と仕切り壁板部材との組み立て分解図。 図2の仕切り壁板部材を拡大した斜視図。 図2の仕切り棚板部材の組み立て分解図。 仕切り壁板部材に対する仕切り棚板部材の装着動作状態を示す説明図。 仕切り壁板部材に対する仕切り棚板部材の装着完了状態を示す説明図。 従来のケーブル類保護案内装置を示す斜視図。 図7のリンク枠体と仕切り棚板部材と仕切り壁板部材との組み立て分解図。
符号の説明
100 ・・・ケーブル類保護案内装置
110 ・・・リンク枠体
111 ・・・リンクプレート
112 ・・・屈曲内周側連結板
113 ・・・屈曲外周側連結板
113a・・・係合用溝
114 ・・・連結ピン
115 ・・・連結ピン孔
120 ・・・仕切り棚板部材
121 ・・・係合アダプタ部
121a・・・係合フランジ
122 ・・・棚板本体部
130 ・・・仕切り壁板部材
131 ・・・位置決め用ラチェット歯
131a・・・スリット対向面
132 ・・・棚板着脱部
132a・・・係合用突起
133 ・・・係止用爪
500 ・・・ケーブル類保護案内装置
510 ・・・リンク枠体
511 ・・・リンクプレート
512 ・・・屈曲内周側連結板
513 ・・・屈曲外周側連結板
514 ・・・連結ピン
515 ・・・連結ピン孔
520 ・・・横仕切板
530 ・・・縦仕切板
531 ・・・係合孔
C ・・・ケーブル類
R ・・・ケーブル収容空間

Claims (5)

  1. 左右一対のリンクプレートに屈曲内周側連結板及び屈曲外周側連結板をそれぞれ横架した矩形状枠断面のリンク枠体が、前記リンクプレートに設けた連結ピンと連結ピン孔とで相互に屈曲自在に多数連結されてケーブル類を収容配置して案内保護するケーブル類収容空間を形成するとともに、前記ケーブル類収容空間内のケーブル類を屈曲内周側と屈曲外周側とに仕分ける仕切り棚板部材と左右に仕分ける仕切り壁板部材とを着脱自在に備えてなるケーブル類保護案内装置において、
    前記仕切り棚板部材が、前記左右一対の仕切り壁板部材とそれぞれ係合する左右一対の係合アダプタ部を備えているとともに、
    前記仕切り壁板部材が、前記仕切り棚板部材の係合アダプタ部と所定の棚掛け仕切り位置で係合するスリット対向面に刻設された一対の位置決め用ラチェット歯を備えていることを特徴とするケーブル類保護案内装置。
  2. 前記一対の位置決め用ラチェット歯が、前記仕切り棚板部材を屈曲内周側連結板、もしくは、屈曲外周側連結板に対して平行配置させた状態で挟持するように対峙して形成されていることを特徴とする請求項1記載のケーブル類保護案内装置。
  3. 前記仕切り壁板部材が、スリット対向面の屈曲外周側、もしくは、屈曲内周側で切り開かれた棚板着脱部を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のケーブル類保護案内装置。
  4. 前記仕切り壁板部材の棚板着脱部が、前記屈曲外周側連結板、もしくは、屈曲内周側連結板と係合自在に形成されていることを特徴とする請求項3記載のケーブル類保護案内装置。
  5. 前記仕切り棚板部材が、前記左右一対の係合アダプタ部に着脱自在に合体されて前記一対の仕切り壁板部材による左右の仕切り区画領域を変更自在にする棚板本体部を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のケーブル類保護案内装置。
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