JP2006275129A - ピンスライド型車両用ディスクブレーキ - Google Patents

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泰隆 三浦
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Abstract

【課題】 簡単な構造でピンブーツの蛇腹部がキャリパブラケット又はキャリパボディに当接して磨耗や劣化することを防止する。キャリパボディが移動してピンブーツの基端取付部と先端取付部とが近づく際には、蛇腹部を確実に折り畳む。
【解決手段】 ピンブーツ6,7の蛇腹部6a,7aのキャリパブラケット3と隣接する外周面に、ピンブーツ6,7の基端取付部6b,7bと先端取付部6c,7cとが最も接近して蛇腹部6a,7aが縮んだときに、蛇腹部6a,7aよりも先にキャリパブラケット3に当接する突起6f,7fを形成する。蛇腹部6a,7aの谷折り部となる大径角部6g,7gの内周面と小径角部6h,7hの外周面とに、環状の肉抜き部6i,7iを形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車や自動二輪車等の各種走行車両に用いられるピンスライド型車両用ディスクブレーキに係り、詳しくは、キャリパブラケットにキャリパボディを移動可能に支持するピン部材を被覆保護するとともに外部からの汚水や粉塵等の進入を防止するピンブーツの構造に関する。
従来、ピンスライド型のディスクブレーキでは、ピン部材のキャリパブラケット又はキャリパボディから露出する摺動軸部を被覆するようにピンブーツが設けられている。このピンブーツは、ピン部材の摺動軸部を覆う蛇腹部と、前記キャリパブラケット又はキャリパボディのいずれか一方に装着される基端取付部と、前記ピン部材の外周に装着される先端取付部とを備えている(例えば、特許文献1及び2参照。)。
特開昭52−97079号 特開2004−84834号公報
しかし、上述のものでは、ピン部材の蛇腹部は、基端取付部と先端取付部とに連続して形成されていることから、キャリパボディがシリンダ軸方向に移動するのに伴い、基端取付部と先端取付部とが最も接近して蛇腹部が縮んだときに、蛇腹部の端面がキャリパブラケット又はキャリパボディに当接して摩耗や劣化することがあった。
また、キャリパボディが移動してピンブーツの基端取付部と先端取付部とが近づいて蛇腹部が縮む際に、蛇腹部が谷折り部以外の箇所から折り畳まれると、蛇腹部の伸縮性が損なわれ、キャリパボディのスライド性に悪影響を及ぼすおそれがあった。
そこで本発明は、簡単な構造でピンブーツの蛇腹部がキャリパブラケット又はキャリパボディに当接して摩耗や劣化することを防止でき、また、ピンブーツの基端取付部と先端取付部とが近づく際には、蛇腹部が谷折り部から確実に折り畳まれ、キャリパボディのスライド性に悪影響を及ぼすことのないディスクブレーキ用ピンブーツを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため第1の発明は、キャリパブラケットにキャリパボディをピン部材を介して移動可能に支持し、該ピン部材の摺動軸部を覆う蛇腹部と、前記キャリパブラケット又はキャリパボディのいずれか一方に装着される基端取付部と、前記ピン部材の外周に装着される先端取付部とを備えたピンブーツにて前記ピン部材を覆ったピンスライド型車両用ディスクブレーキにおいて、前記ピンブーツは、前記キャリパブラケット又はキャリパボディと隣接する前記蛇腹部の外周面に、前記基端取付部と前記先端取付部とが最も接近して蛇腹部が縮んだときに、該蛇腹部よりも先にキャリパブラケット又はキャリパボディに当接する突起を備えていることを特徴としている。
第2の発明は、前記キャリパブラケットのディスク回入側及び回出側に、前記キャリパボディの作用部と反作用部との間に配設される一対のキャリパ支持腕を形成し、該キャリパ支持腕に貫通形成したガイド孔に前記ピン部材の摺動軸部をスライド可能に挿通し、該ピン部材の両端部を前記キャリパボディの作用部と反作用部とに装着し、前記キャリパ支持腕の作用部側端部と前記ピン部材の一端外周側との間と、前記キャリパ支持腕の反作用部側端部と前記ピン部材の他端外周側との間とに前記ピンブーツがそれぞれ装着されることを特徴としている。
第3の発明は、前記ピン部材が、前記ガイド孔にスライド可能に挿通されるガイドスリーブと、該ガイドスリーブに挿通される連結ピンとで構成されることを特徴としている。
第4の発明は、前記ピンブーツは、前記蛇腹部の谷折り部の底部に、環状の肉抜き部が形成されていることを特徴としている。
上述のように構成されることにより、ピンブーツの基端取付部と先端取付部とが近づき蛇腹部が縮んだときに、蛇腹部の端面がキャリパブラケット又はキャリパボディに当接する前に、突起がキャリパブラケット又はキャリパボディに当接するので、蛇腹部がキャリパブラケット又はキャリパボディへ当接することがなく、蛇腹部の摩耗や劣化を防止することができる。
また、ピンブーツの谷折り部の底部である大径角部の内周面と小径角部の外周面とに環状の肉抜き部を設けたことにより、基端取付部と先端取付部とが近づく際に、蛇腹部は大径角部と小径角部とから確実に折り畳まれて縮むので、キャリパボディのスライド性に悪影響を及ぼすことがない。
以下、本発明の一形態例を図面に基づいて詳しく説明する。図1乃至図7は本発明の第1形態例を示すもので、図1は作用部側のピンブーツが縮み、反作用部側のピンブーツが伸びた状態を示す説明図、図2は作用部側のピンブーツの蛇腹部が縮んだ状態を示す説明図、図3は反作用部側のピンブーツの蛇腹部が伸びた状態を示す説明図、図4はディスクブレーキの一部断面平面図、図5は図4のV−V断面図、図6は図5のVI−VI断面図、図7は作用部側のピンブーツが伸び、反作用部側のピンブーツが縮んだ状態を示す説明図である。
ディスクブレーキ1は、自動車用のピンスライド型ディスクブレーキで、車両前進時に矢印A方向に回転するディスクロータ2の一側部で車体に固設されるキャリパブラケット3に、キャリパボディ4が一対のピン部材5,5を介してディスクロータ軸方向へ移動可能に支持され、各ピン部材5の作用部側と反作用部側の露出部分は、作用部側のピンブーツ6と反作用部側のピンブーツ7とでそれぞれ覆われている。
キャリパボディ4は、ディスクロータ2の一側部に配設される作用部4aと、ディスクロータ2の他側部に配設される反作用部4bと、これらをディスクロータ2の外周をまたいで連結するブリッジ部4cとを備えている。作用部4aにはシリンダ孔4dが形成され、該シリンダ孔4dにピストン8が内挿され、シリンダ孔4dの底部とピストン8との間に液圧室9が画成されている。反作用部4bには反力爪4eが形成され、また、作用部4aと反作用部4bとの間には、一対の摩擦パッド10,10がディスクロータ2を挟んで対向配置されている。
作用部4aのディスク回入側と回出側とには一対の作用部側取付腕4f,4fが、反作用部4bのディスク回入側と回出側とには一対の反作用部側取付腕4g,4gがそれぞれ突設され、各作用部側取付腕4fにはピン部材5を挿通させるピン挿通孔4hが、また、各反作用部側取付腕4gにはピン部材5を螺着する雌ねじ孔4iが同軸上に形成されている。
キャリパブラケット3は、一対の支持腕3a,3aを連結部3bで連結したコ字状に形成され、車体取付孔3c,3cに挿通される固定ボルト(図示せず)を車体に螺着してディスクロータ2の一側部に配設され、支持腕3a,3aには、キャリパ支持腕3d,3dが連結されている。キャリパ支持腕3d,3dは、キャリパボディ4のブリッジ部4cのディスク回入側とディスク回出側を挟みながら、ディスクロータ3の外周をディスク軸方向へ跨ぎ、その先端をディスクロータ3の他側部でディスク内周側へ折り曲げて形成され、その一部をディスクロータ3の外側で、作用部側取付腕4fと反作用部側取付腕4gとの間に突設させている。キャリパブラケット3の各支持腕3aには、パッド装着凹部3e,3eがそれぞれ設けられ、各パッド装着凹部3eを摩擦パッド10,10からの制動トルクを支承するトルク受け部としている。
各摩擦パッド10は、ディスクロータ2の側面と摺接するライニング10aを金属製の裏板10bに貼着して構成され、裏板10bの両側部に突出する耳片10c,10cを前記パッド装着凹部3e,3eに係止して、ディスクロータ軸方向へ移動可能に吊持されている。
各キャリパ支持腕3dのディスク外側部分には、ガイド孔3fがキャリパボディ4のピン挿通孔4h及び雌ねじ孔4iと同軸上にそれぞれ貫通形成され、該ガイド孔3fに、ピン部材5がディスク軸方向へスライド可能に挿通されている。
ピン部材5は、ガイドスリーブ11と連結ピン12とで構成され、ガイドスリーブ11がガイド孔3fへディスク軸方向へスライド可能に挿通され、さらにガイドスリーブ11に連結ピン12が挿通されている。
各ガイドスリーブ11は、作用部側取付腕4fと反作用部側取付腕4gとの間隔と同一長さで形成されており、ガイドスリーブ11の両端を両取付腕4f,4gで挟持している。ガイド孔3fから突出するガイドスリーブ11の両端部は、それぞれ作用部側のピンブーツ6と反作用部側のピンブーツ7とで覆われ、ガイドスリーブ11がガイド孔3fを摺動した際にガイド孔3fの内部に汚水や粉塵等が進入しないようにしている。
各連結ピン12は、摺動軸部12aを作用部4aのピン挿通孔4hからガイドスリーブ11に挿通し、先端の雄ねじ12bを反作用部4bの雌ねじ孔4iに螺着することにより、キャリパボディ4にガイドスリーブ11と一体に組み付けされる。連結ピン12とガイドスリーブ11とは、この取り付けによって、トルク受け部となる各パッド装着凹部3eよりもディスク外周側で且つキャリパ中心側に配設され、また、キャリパボディ4がキャリパブラケット3にピン部材5,5を介してディスク軸方向に移動可能に支持される。
各作用部側のピンブーツ6は、ゴム等の弾性部材で筒状に形成されるもので、伸縮自在な蛇腹部6aと、該蛇腹部6a両端部の基端取付部6bと先端取付部6cとを備えている。基端取付部6bは、キャリパ支持腕3dの作用部側端部に形成されたブーツ溝3gに装着され、先端取付部6cは、ガイドスリーブ11の作用部側端部に形成されるブーツ溝11aに装着される。ブーツ溝3gは、開口端にブーツ抜け止め用の環状突部3hを備えており、ピンブーツ6の基端取付部6bは、前記ブーツ溝3gに装着される嵌合部6dと、前記環状突部3hを覆うリップ部6eとを備えている。また、先端取付部6c近傍の蛇腹部6aの外面には、基端取付部6bと先端取付部6cとが最も接近して蛇腹部6aが縮んだときに、蛇腹部6aの端面よりも先に作用部側取付腕4fに当接する複数の突起6fが形成されている。
各反作用部側のピンブーツ7は、作用部側のピンブーツ6と同様の伸縮自在な蛇腹部7aと、キャリパブラケット3の反作用部側端部に形成されたブーツ溝3iに装着される基端取付部7bと、ガイドスリーブ11の反作用部側端部に形成されたブーツ溝11bに装着される先端取付部7cとを備えている。
ブーツ溝3iは、作用部側のブーツ溝3gと同様に、開口端にブーツ抜け止め用の環状突部3jを備えており、ピンブーツ7の基端取付部7bも、ピンブーツ6と同様に、前記ブーツ溝3iに装着される嵌合部7dと、前記環状突部3jを覆うリップ部7eとを備えている。また、先端取付部7c近傍の蛇腹部7aの外面には、基端取付部7bと先端取付部7cとが最も接近して蛇腹部7aが縮んだときに、蛇腹部7aの端面よりも先に反作用部側取付腕4gに当接する突起7fが形成されている。
また、ピンブーツ6,7の蛇腹部6a,7aは、大径角部6g,7gと小径角部6h,7hとを交互に有し、各谷折り部の底部、すなわち折曲げ部分の内側となる大径角部6g,7gの内周面と小径角部6h,7hの外周面とに、環状の肉抜き部6i,7iがそれぞれ形成されている。
このようなディスクブレーキ1は、制動操作によって、別途の図示しない液圧マスタシリンダで昇圧された作動液がキャリパボディ4の液圧室9に供給され、ピストン8がシリンダ孔4dを開口部方向へ前進し、作用部側の摩擦パッド10を押動して、摩擦パッド10のライニング10aをディスクロータ2の一側面へ押圧する。次に、この反作用によって、キャリパボディ4がピン部材5,5に案内されながら作用部方向へ移動して、反力爪4eが反作用部側の摩擦パッド10のライニング10aをディスクロータ2の他側面へ押圧する。
キャリパボディ4の移動に伴って、各作用部側のピンブーツ6と各反作用部側のピンブーツ7が伸縮するが、摩擦パッド10の新品時には、非作動状態において、作用部側のピンブーツ6が縮み、反作用部側のピンブーツ7が伸びた状態となっている。図1乃至図4に示されるように、制動時には、前記ピンブーツ6の基端取付部6bと先端取付部6cとが接近して蛇腹部6aが最も縮んだ状態となる。このとき、前記突起6fが作用部側取付腕4fに当接し、蛇腹部6aの端面と作用部側取付腕4fとは非接触の状態となるため、制動操作により、前記ピンブーツ6が伸縮しても、蛇腹部6aの摩耗や劣化を防止することができる。
一方、摩擦パッド10の摩耗時に伴って、作用部側のピンブーツ6が伸び、反作用部側のピンブーツ7が縮んだ状態となる。このため、摩擦パッド10のフル摩耗時における基端取付部7bと先端取付部7cとが接近して蛇腹部7aが最も縮んだ状態となると、図7に示されるように、蛇腹部7aの端面と反作用部側取付腕4gとが接触する前に、前記突起7fが反作用部側取付腕4gに当接し、蛇腹部7aの摩耗や劣化を防止する。
また、大径角部6g,7gの内周面と小径角部6h,7hの外周面とには、環状の肉抜き部6i,7iがそれぞれ形成されていることから、蛇腹部6a,7aが縮むときに、大径角部6g,7gと小径角部6h,7hとを基点に確実に折り畳まれ、前記ピンブーツ6,7がスムーズに伸縮するので、キャリパボディのスライド性が損なわれるおそれがない。
尚、本発明は上述の形態例に限らず、ガイドスリーブを用いないものにも適用でき、ピンブーツの先端取付部を連結ピンに直接取り付けてもよい。また、連結ピンをキャリパボディとキャリパブラケットのいずれか一方に突設し、他方は連結ピンを収容するガイド孔を設け、該ガイド孔の周囲と連結ピンの先端側にブーツ溝を設け、該ブーツ溝にピンブーツの基端取付部と先端取付部とを装着させたものにも適用でき、キャリパボディと隣接するピンブーツの外周面に突起を形成してもよい。さらに、蛇腹部に設ける突起は、環状突起でも良い。
本発明の一形態例を示す作用部側のピンブーツが縮み、反作用部側のピンブーツが伸びた状態を示す説明図である。 同じく作用部側のピンブーツの蛇腹部が縮んだ状態を示す説明図である。 同じく反作用部側のピンブーツの蛇腹部が伸びた状態を示す説明図である。 同じくディスクブレーキの一部断面平面図である。 図4のV−V断面図である。 図5のVI−VI断面図である。 同じく作用部側のピンブーツが伸び、反作用部側のピンブーツが縮んだ状態を示す説明図である。
符号の説明
1…ディスクブレーキ、2…ディスクロータ、3…キャリパブラケット、3a…支持腕、3b…連結部、3d…キャリパ支持腕、3e…パッド装着凹部、3f…ガイド孔、3g,3i…ブーツ溝、3h,3j…環状溝、4…キャリパボディ、4a…作用部、4b…反作用部、4c…ブリッジ部、4d…シリンダ孔、4e…反力爪、4f…作用部側取付腕、4g…反作用部側取付腕、4h…ピン挿通孔、4i…雌ねじ孔、5…ピン部材、6,7…ピンブーツ、6a,7a…蛇腹部、6b,7b…基端取付部、6c,7c…先端取付部、6d,7d…嵌合部、6e,7e…リップ部、6f,7f…突起、6g,7g…大径角部、6h,7h…小径角部、6i,7i…肉抜き部、8…ピストン、9…液圧室、10…摩擦パッド、10a…ライニング、10b…裏板、10c…耳片、11…ガイドスリーブ、11a,11b…ブーツ溝、12…連結ピン、12a…摺動軸部、12b…雄ねじ

Claims (4)

  1. キャリパブラケットにキャリパボディをピン部材を介して移動可能に支持し、該ピン部材の摺動軸部を覆う蛇腹部と、前記キャリパブラケット又はキャリパボディのいずれか一方に装着される基端取付部と、前記ピン部材の外周に装着される先端取付部とを備えたピンブーツにて前記ピン部材を覆ったピンスライド型車両用ディスクブレーキにおいて、前記ピンブーツは、前記キャリパブラケット又はキャリパボディと隣接する前記蛇腹部の外周面に、前記基端取付部と前記先端取付部とが最も接近して蛇腹部が縮んだときに、該蛇腹部よりも先にキャリパブラケット又はキャリパボディに当接する突起を備えていることを特徴とするピンスライド型車両用ディスクブレーキ。
  2. 前記キャリパブラケットのディスク回入側及び回出側に、前記キャリパボディの作用部と反作用部との間に配設される一対のキャリパ支持腕を形成し、該キャリパ支持腕に貫通形成したガイド孔に前記ピン部材の摺動軸部をスライド可能に挿通し、該ピン部材の両端部を前記キャリパボディの作用部と反作用部とに装着し、前記キャリパ支持腕の作用部側端部と前記ピン部材の一端外周側との間と、前記キャリパ支持腕の反作用部側端部と前記ピン部材の他端外周側との間とに前記ピンブーツがそれぞれ装着されることを特徴とする請求項1記載のピンスライド型車両用ディスクブレーキ。
  3. 前記ピン部材が、前記ガイド孔にスライド可能に挿通されるガイドスリーブと、該ガイドスリーブに挿通される連結ピンとで構成されることを特徴とする請求項2記載のピンスライド型車両用ディスクブレーキ。
  4. 前記ピンブーツは、前記蛇腹部の谷折り部の底部に、環状の肉抜き部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のピンスライド型車両用ディスクブレーキ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2935453A1 (fr) * 2008-09-03 2010-03-05 Bosch Gmbh Robert Capuchon de protection d'une colonnette de frein a disque
JP2011208769A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Nissin Kogyo Co Ltd ピンスライド型車両用ディスクブレーキ

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