JP2006273561A - 後処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 排紙トレイからの綴結用紙束のずれ落ちを確実に防止する。
【解決手段】 用紙束P1に対してステイプル処理を施した後に当該ステイプル処理済みの綴結用紙束P2を汎用トレイ15に排出するべく駆動する排出機構としての機能を備えた後処理装置側駆動系61を備えてなり、汎用トレイ15に排出された綴結用紙束P2の2個所(ステイプル近傍位置T1およびステイプル離間位置T2)の高さレベルを検出する高さセンサ40と、高さセンサ40の検出信号に基づいて綴結用紙束P2の排出を制御する制御手段50とが備えられ、制御手段50は、2個所についての高さセンサ40の検出信号に基づく高さの差が予め設定された値を越えたと高さレベル判別部512が判別したとき、後処理装置側駆動系61(本実施形態おいては画像形成装置側駆動系62も含む)に向けて綴結用紙束P2の排出を中断させる制御信号を出力するようになされている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば上流側装置である画像形成装置から送り込まれた用紙に対してステイプル処理を施した後に排紙トレイに排出するように構成された後処理装置に関するものであり、特に排紙された用紙束の排紙トレイからのずり落ち防止に効果を発揮する後処理装置に関するものである。
従来、特許文献1に記載されているような用紙の後処理装置が知られている。この後処理装置は、上流側の画像形成装置から用紙が順次送り込まれることによって形成した用紙束に対して綴結針で綴結する、いわゆるステイプル処理を施し得るように構成されたものであり、ステイプル処理済みの綴結用紙束が順次排紙トレイに排出されるとともに、排出された綴結用紙束の後端部分を押え部材によって押えるようになっている。こうすることによって高く積まれた複数の綴結用紙束の横ずれを防止することができる。
特開平11−263510号公報
しかしながら、特許文献1に記載の後処理装置にあっては、例えばステイプルが1個所に打ち込まれた綴結用紙束の場合、ステイプル位置とそうでない位置との間に高低差ができるため、かかる綴結用紙束が積み重ねられると、高低差が積算されて積み重ねられた綴結用紙束の傾斜角度が著しくなり、これによって排紙トレイ上からずれ落ちてしまうことがあるという不都合が存在した。
本発明は、このような不都合を解消するためになされたものであり、排紙トレイからの綴結用紙束のずれ落ちを確実に防止することができる後処理装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、上流側装置から用紙が順次供給されることによって形成された用紙束に対してステイプル処理を施した後に、当該ステイプル処理済みの綴結用紙束を排紙トレイに排出する排出機構を備えてなる後処理装置において、前記排紙トレイに排出された綴結用紙束の少なくとも2個所の高さレベルを検出する高さセンサと、前記高さセンサの検出信号に基づいて綴結用紙束の排出を制御する制御手段とが備えられ、前記制御手段は、前記少なくとも2個所についての高さセンサの検出信号に基づく高さの差が予め設定された値を越えたときに前記排出機構に向けて綴結用紙束の排出を中断させる制御信号を出力することを特徴とするものである。
かかる構成によれば、ステイプル処理済みの綴結用紙束は、排出機構の駆動で後処理装置内から排出される都度、積み重なった状態で最上位の綴結用紙束について少なくとも2個所の高さレベルが高さセンサによって検出されると共に、この検出信号は逐一制御手段へ入力される。そして、この検出信号が入力された制御手段は、前記2個所についての高さセンサの検出信号に基づく高さの差が予め設定された値を越えたときに排出機構に向けて綴結用紙束の排出を中断させる制御信号を出力するため、予め判別基準として設定される2個所の高さの差を、積み重なった綴結用紙束の山が崩れ落ちない高さに設定しておくことにより、綴結用紙束の崩れ落ちが防止される。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記制御手段は、前記2個所についての高さセンサの検出信号に基づく高さの差が予め設定された値を越えたときに所定の報知手段に向けて綴結用紙束の排出が中断されることを報知させる制御信号を出力することを特徴とするものである。
かかる構成によれば、積み重なった綴結用紙束の2個所についての高さセンサの検出信号に基づく高さの差が予め設定された値を越えたときに制御手段から所定の報知手段に向けて制御信号が出力され、これによって報知手段が綴結用紙束の排出の中断を報知するため、オペレータは、そのことを認識して排紙トレイから綴結用紙束を取り除く等の所定の処置を施し得るようになる。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記高さセンサは、用紙束が排出される都度所定の支持軸回りに正逆回動して綴結用紙束の後端を押える用紙押え手段が適用されていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、通常、排紙トレイに設けられる用紙押え手段が高さセンサとして兼用されることにより、別途専用の高さセンサを設ける必要がなくなる。
請求項1記載の発明によれば、制御手段は、排紙トレイに排出された綴結用紙束の少なくとも2個所についての高さセンサの検出信号に基づく高さの差が予め設定された値を越えたときに排出機構に向けて綴結用紙束の排出を中断させる制御信号を出力するため、予め設定される2個所の高さの差として積み重なった綴結用紙束の山が崩れ落ちない高さに設定しておくことにより、綴結用紙束の山の崩れ落ちを確実に防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、積み重なった綴結用紙束の2個所についての高さセンサの検出信号に基づく高さの差が予め設定された値を越えたときに制御手段から所定の報知手段に向けて制御信号が出力され、これによって報知手段が綴結用紙束の排出の中断を報知するため、オペレータはこの報知によってそのことを認識し、排紙トレイから綴結用紙束を取り除く等の所定の処置を施すことができる。
請求項3記載の発明によれば、通常、排紙トレイに設けられる用紙押え手段が高さセンサとして兼用されるため、別途専用の高さセンサを設け場合に比較し部品点数および組み付け工数の低減化に寄与し、製造コストの削減に貢献することができる。
図1は、本発明に係る綴結用紙束検出機構20が適用された後処理装置10の一実施形態の内部構造を説明するための側面視の説明図である。図1に示すように、綴結用紙束検出機構20を備えた後処理装置10は、複写機やファクシミリ装置、さらには各種のプリンタとして適用される画像形成装置19に隣設されるものであり、縦長の箱状を呈した装置本体11内に、用紙搬送路R(後述の入口側搬送路R1)に沿って設けられた用紙Pに綴り孔を穿孔するためのパンチ部12と、このパンチ部12の下流側(図1の後方)に設けられて用紙Pを一時的に退避させたり行き先別に振り分けたりする用紙振分け部13と、この用紙振分け部13の下部に配設され排紙された用紙Pの束(用紙束P1)を一時的に貯留した状態で当該用紙束P1に対してステイプル処理(綴結処理)を施すスタック部16と、ステイプル処理後の用紙束P1に中折り処理を施す中折り処理部17とが内装されることによって構成されている。
前記装置本体11外には、その前面側(図1の後方)に立設されたジョブトレイ14と、このジョブトレイ14の下方位置に配設された汎用トレイ(排紙トレイ)15と、この汎用トレイ15と対向するように装置本体11の下端部に配設された中折りトレイ18とが設けられている。ジョブトレイ14および汎用トレイ15には、中折り処理が施されない用紙Pや用紙束P1が排紙されるのに対し、中折りトレイ18には、中折り処理部17における中折り処理が施された中折り用紙束P3が排出される。
前記用紙搬送路Rは、装置本体11の背面側(図1の前方)の上部に設けられた、画像形成装置19の排紙口191から排紙される用紙Pを受け継ぐための用紙受継ぎ開口111から用紙振分け部13へ向かう入口側搬送路R1と、この入口側搬送路R1に続く、用紙振分け部13に形成された環状搬送路R2と、この環状搬送路R2からジョブトレイ14に向かって分岐されたジョブトレイ向け搬送路R3と、用紙振分け部13からジョブトレイ向け搬送路R3の下部で汎用トレイ15へ向かうように設けられた汎用トレイ向け搬送路R4と、用紙振分け部13からスタック部16へ向けて垂下されたスタック部向け搬送路R5と、スタック部16内を上下に縦貫するように形成されたスタック部搬送路R6と、このスタック部搬送路R6と連通可能な状態で中折り処理部17内を斜めに貫通するように形成された中折り部内搬送路R7と、中折り処理部17内で中折り処理の施された用紙束P1を搬出するための搬出搬送路R8とからなっている。
前記用紙振分け部13には、それぞれ適所に搬送路切り換え用の切換え部材が設けられ、これらの切換え部材の所定の切り換え動作によって画像形成装置19から用紙受継ぎ開口111を介して入口側搬送路R1内に排紙された用紙Pは、予め設定された搬送路を通って目的の場所に送り込まれることになる。
前記パンチ部12は、入口側搬送路R1の上方位置に設けられている。かかるパンチ部12は、内部にパンチ刃を昇降させるパンチ機構121を有し、入口側搬送路R1に導入された用紙Pは、搬送が一時的に停止された状態でパンチ機構121の駆動によるパンチ刃の昇降で所定の位置に綴結孔が穿孔されるようになっている。
前記用紙振分け部13は、入口側搬送路R1から送り込まれた用紙Pをスタック部向け搬送路R5へ向かわせるための退避ドラム131を有している。この退避ドラム131は、用紙Pを入口側搬送路R1からスタック部向け搬送路R5へ向かわせるに際し、一旦退避させ次に送られてくる用紙Pに同伴させ、2枚重ねでスタック部向け搬送路R5へ送り込むためのものであり、こうすることによってスタック部16でのステイプル処理と、画像形成装置19から順次送り込まれる用紙Pとのタイミングが確保される。かかる退避ドラム131を利用することによってスタック部16でのステイプル処理を画像形成装置19からの用紙Pの送り込み間隔に追随させることができ、画像形成装置19を含めた用紙処理効率の向上が達成される。
前記スタック部向け搬送路R5の略中間位置には、用紙Pをスタック部搬送路R6へ向けて押し出すガイドローラ対113が設けられており、用紙Pは、このガイドローラ対113の駆動により安定した定速状態でスタック部搬送路R6に導入されるようになっている。
前記ジョブトレイ14は、上下に所定間隔で並設された複数枚の単位トレイ141からなり、ジョブの種類に応じていずれかの単位トレイ141を選択し得るようになっている。この選択のために、ジョブトレイ14は、装置本体11の背面部に立設された支柱112に沿って昇降可能に構成され、所望の単位トレイ141が選択されると、この単位トレイ141の基端側が前記ジョブトレイ向け搬送路R3の下流端と対向する位置に設定されるようになっている。したがって、ジョブトレイ向け搬送路R3を通って排紙された用紙Pは、予め選択された単位トレイ141に排紙されることになる。
前記汎用トレイ15は、特にジョブトレイ14での排紙先である単位トレイ141が選択されない用紙Pや綴結用紙束P2、すなわち、汎用トレイ向け搬送路R4を通って排紙される一般的な用紙Pおよび一旦スタック部搬送路R6で所定の後処理が施された綴結用紙束P2を受けるものであり、その基端側が汎用トレイ向け搬送路R4の下流端に対向配置されている。汎用トレイ向け搬送路R4の下流端には、上下一対からなる排出ローラ対114が設けられ、この排出ローラ対114の駆動によって用紙Pまたは綴結用紙束P2が安定した状態で汎用トレイ15へ排出されるようになっている。
そして、本発明に係る綴結用紙束検出機構20は、このような汎用トレイ15の基端部(図1の前方)に設けられ、綴結用紙束P2が排出される都度、汎用トレイ15上に積み重なった綴結用紙束P2の所定の2個所(後述するステイプル近傍位置T1およびステイプル離間位置T2の2個所)の高さ位置を検出するようになされている。
前記スタック部16は、スタック部向け搬送路R5を通ってスタック部搬送路R6に順次導入された用紙Pを一時貯留して用紙束P1を形成するとともに、この形成された用紙束P1に対して端部を揃える整合処理と、用紙束P1を綴結する、いわゆるステイプル処理とを施すものである。用紙束P1は、ステイプル処理の後に綴結用紙束P2になる。
前記スタック部向け搬送路R5は、下流端がスタック部搬送路R6の中間位置より若干上方位置に対向されている一方、スタック部搬送路R6の上端部は前記汎用トレイ向け搬送路R4に対向されている。したがって、スタック部向け搬送路R5を通って一旦スタック部搬送路R6に導入された用紙Pは、ここで用紙束P1となってステイプル処理が施された後、綴結用紙束P2がスタック部搬送路R6の上端部から汎用トレイ向け搬送路R4を介して汎用トレイ15に排出されることになる。
前記中折り処理部17は、スタック部16で中央部にステイプル処理が施された用紙束P1に対して、同中央部を境にして折り畳む、いわゆる中折り処理を施す部位であり、中折りユニット171が設けられている。
この中折りユニット171は、中折り部内搬送路R7の中央上部に設けられた中折りローラ対172と、中折り部内搬送路R7の下部に中折りローラ対172と対向して設けられた中折り部内搬送路R7を横断する板状の押し型173と、搬出搬送路R8の下流端に設けられた搬出ローラ対174と、この搬出ローラ対174の下流側で所定の軸回りに揺動可能に設けられた押え部材175とを備えて構成されている。
前記押し型173は、用紙束P1が中折り部内搬送路R7に搬入された状態で、ステイプル処理が施されている部分を、図略の駆動手段の駆動によって中折りローラ対172間に向けて押圧するようになされている。したがって、押し型173により中央部が押圧されて中折り状態になった中折り用紙束P3は、中折りローラ対172の駆動で搬出搬送路R8内に引き入れられ、搬出搬送路R8、搬出ローラ対174および押え部材175を介して中折りトレイ18に排出されることになる。
このように構成された後処理装置10において、前述したように汎用トレイ15の基端側に綴結用紙束検出機構20が設けられている。以下、図2〜図6を基に綴結用紙束検出機構20について説明する。図2は、図1の部分拡大図であり、排紙トレイ151の基端側の構造を説明するためのものである。図3および図4は、綴結用紙束検出機構20の一実施形態を示す斜視図であり、図3は、押え部材31が開放姿勢S1に姿勢設定された状態、図4は、押え部材31が押え姿勢S2に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。
また、図5および図6は、後端押え部材の一実施形態を示す拡大斜視図であり、図5は、押え部材31が開放姿勢S1に姿勢設定された状態、図6は、押え部材31が押え姿勢S2に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。なお、図3〜図6においてX−X方向を前後方向(幅方向)、Y−Y方向を左右方向といい、特に−X方向を後方、+X方向を前方、−Y方向を左方、+Y方向を右方という。
まず、図3および図4に示すように、汎用トレイ15は、一対の支柱112間に昇降可能に設けられている。汎用トレイ15が昇降可能とされるのは、ジョブトレイ14が排出される用紙Pを受けるべく排出ローラ対114の位置に移動したとき当該ジョブトレイ14との干渉を避けるべく汎用トレイ15を退避させるためである。一対の支柱112には、各対向面の左右方向中央部に上下方向に延びた蟻溝状態のガイド溝112aがそれぞれ設けられ、汎用トレイ15は、一対の支柱112間に挟持された状態でこれらのガイド溝112aに案内されつつ昇降可能になっている。
かかる汎用トレイ15は、板状のトレイ本体151と、このトレイ本体151の幅方向両側縁部から下方に向けて突設された左右方向に延びる一対の側板152と、各側板152から互いに反対方向に向けて突設された、前記排紙トレイ112に摺接状態で内嵌される一対の被ガイド体153とを備えている。前記被ガイド体153は、前記支柱112のガイド溝112aの蟻溝形状に対応するように立体形状が設定され、これによってガイド溝112aから外れ止め状態で当該ガイド溝112a内を昇降し得るようになっている。
かかる被ガイド体153は、その上面側および下面側が上下方向に延びるようにガイド溝112a内に張設された昇降ロープ112bに連結され、この昇降ロープ112bが装置本体11内の適所に設けられた昇降モータ156(図2)の駆動で上下動されることにより昇降するようになっている。
このような被ガイド体153を備えた汎用トレイ15は、綴結用紙束P2(図1)が排出されていない状態(すなわち綴結用紙束P2が汎用トレイ15上にスタックされていない状態)で、図2に示すように、上限位置であるホームポジションに位置設定されており、綴結用紙束P2が排出ローラ対114を介して排出される都度、昇降モータ156の駆動で所定寸法ずつ下降して綴結用紙束P2を受ける面が常に略同一の高さレベルになるようになされている。そして、スタックされている綴結用紙束P2が取り除かれると、汎用トレイ15は、昇降モータ156の逆駆動で元のホームポジションにまで自動的に上昇するようになっている。
かかる汎用トレイ15の昇降動作を制御するために、装置本体11には、汎用トレイ15の基端側と対向した位置の適所に上面センサ157と、上限センサ158とが設けられている。前記上面センサ157は、汎用トレイ15上に綴結用紙束P2が排出された状態で当該排出された綴結用紙束P2の上面における綴結針Nによってステイプル処理が保護超された部分を検出するためのものである。すなわち、上面センサ157は、汎用トレイ15に排出された綴結用紙束P2の最も高い位置を検出するようになっている。これに対し、前記上限センサ158は、汎用トレイ15に綴結用紙束P2が排出されていない状態で汎用トレイ15がホームポジションにレベル設定された状態を検出するためのものである。
そして、汎用トレイ15は、綴結用紙束P2が排出される都度、前記上面センサ157が現に今排出された綴結用紙束P2の上面のステイプル位置を検出するまで下降されるようになっている。従って、排出ローラ対114から排出された綴結用紙束P2は、常に同一高さレベルに向けて排出され、これによって綴結用紙束P2の排出状態が常に安定するようになっている。また、綴結用紙束P2が汎用トレイ15から取り除かれると、汎用トレイ15は、上限センサ158が当該汎用トレイ15を検出するまで上昇されるようになっている。
また、装置本体11における汎用トレイ15の右端と対向した位置には、図2〜図4に示すように、上下方向に延びた立ち壁159が設けられている。この立ち壁159は、上端縁が前記押え部材31の上端部より若干下方位置に位置するように高さ寸法が設定され、これによって用紙P2が排出された状態でその後端(用紙に関しては、XおよびYによる方向表示に拘らず搬送方向の上流側を前端、同下流側を後端という)がこの立ち壁159に当止されるようになっている。
そして、このような汎用トレイ15の右方位置に幅方向一対で本発明に係る綴結用紙束検出機構20が設けられている。以下、図5および図6を基に、必要に応じて図1〜図4を参照しながら綴結用紙束検出機構20について説明する。図5および図6は、綴結用紙束検出機構20の一実施形態を示す斜視図であり、図5は、押え部材31が開放姿勢S1に姿勢設定された状態、図6は、押え部材31が押え姿勢S2に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。なお、図5および図6におけるXおよびYによる方向表示は、図3の場合と同様((Xは幅方向(−X:後方、+X前方)、Yは左右方向(−Y:左方、+Y:右方))である。
綴結用紙束検出機構20は、排出ローラ対114を介してトレイ本体151上に排出された綴結用紙束P2の高さレベルを、ステイプル処理が施された部分の近傍位置(ステイプル近傍位置T1、図3に示す例ではトレイ本体151の基端側の後方位置)と、当該ステイプル処理が施された部分から隔たった部分(ステイプル離間位置T2、図3に示す例ではトレイ本体151の基端側の前方位置)との2個所で検出するものである。この検出結果は、後述する制御手段50(図9)によるステイプル近傍位置T1とステイプル離間位置T2との間の高さレベルの差を判別する用に供される。そして、制御手段50は、この判別結果に基づき両者の高低差ΔL(図8の(ロ))が予め設定された基準高低差を越えているときに汎用トレイ15への綴結用紙束P2の排出を中断させるべく制御するようになっている。この制御については後に詳述する。
かかる綴結用紙束検出機構20は、図5に示すように、綴結用紙束P2(図3)が排出ローラ対114(図3)からトレイ本体151上に排出される都度正逆回動して綴結用紙束P2の後端を押える用紙押え手段30と、この用紙押え手段30に付設され、かつ、トレイ本体151上に排出された綴結用紙束P2のステイプル近傍位置T1およびステイプル離間位置T2(図3)の高さレベルを検出する高さセンサ40とを備えて構成されている。
前記用紙押え手段30は、トレイ本体151の右縁部に取り付けられた押え部材(用紙押え手段)31と、この押え部材31を係止姿勢S1と押え姿勢S2との間で姿勢変更させるべく正逆駆動するアクチュエータ32と、このアクチュエータ32と前記押え部材31との間に介設される連結アーム33とを備えて構成されている。
前記押え部材31は、基端側に形成された円柱状の基端円柱部311と、この基端円柱部311の周面から径方向に向けて突設された用紙押え杆312とからなっている。前記基端円柱部311の中心位置には同心で一体回転可能に支持軸34が貫通されている。この支持軸34は、平面視でU字状を呈した軸受ブラケット154に挟持された状態で前後方向に延びるように支持されている。かかる軸受片154は、装置本体11内の図略のフレームに固定されている。そして、この支持軸34が軸心回りに正逆回転することによって、押え部材31がトレイ本体151から離間した図5に示す開放姿勢S1と、トレイ本体151に接近した図6に示す押え姿勢S2との間で姿勢変更するようになっている。
前記用紙押え杆312は、基端円柱部311の周面から径方向の外方に向けて真っ直ぐに延びた直状部313と、この直状部313の先端から支持軸34の軸心を曲率中心として円弧状になるように突設された円弧部314と、この円弧部314の先端面から突設された円柱状の押え突起315とを備えて構成されている。
前記円弧部314は、直状部313の先端から支持軸34回りに反時計方向に向けて突設され、かつ、押え部材31が押え姿勢S2(図6)に姿勢設定された状態(直状部313がトレイ本体151の基端縁部から立設された状態)で、押え突起315の端面がトレイ本体151の上面と略平行状態で対向し得るように円弧に沿った長さ寸法が設定されている。そして、押え部材31が押え姿勢S2に姿勢設定された状態では、押え突起315の先端が綴結用紙束P2の上面に当接されるようになっている。
このような押え部材31において、前記基端円柱部311には、用紙押え杆312の直状部313と対向した位置(直状部313の反対側の位置)に径方向の外方に向かって突設された遮光片316が設けられている。この遮光片316は、高さセンサ40による綴結用紙束P2の高さレベル検出の用に供されるものである。
前記アクチュエータ32として、本実施形態においては、ソレノイド装置が採用されている。かかるアクチュエータ32は、装置本体11内の図略のフレームに縦置きで装着されており、内部にソレノイド321aを有する箱形を呈したアクチュエータ本体321と、このアクチュエータ本体321および内部のソレノイド321aを上下方向に向けて貫通しアクチュエータ本体321から上方に突出した鉄心322と、この鉄心322を上方に向かって付勢する図略の付勢手段とを備えて構成されている。
前記鉄心322は、アクチュエータ本体321に貫通される本体部分が円柱体によって形成されていると共に、右端部に縦向きの扁平な扁平部が形成されている。この扁平部の上端には前後方向に延びた円柱状の連結片322aが貫通固定されている。前記連結片322aは、鉄心322を連結アーム33に連結するためのものである。
前記連結アーム33は、アクチュエータ32の駆動を押え部材31に伝達するためのものであり、右端部が押え部材31の回動中心部材である支持軸34に外嵌固定されている一方、左半分が前記鉄心322の上端部分を挟み込むべく幅方向で二股状に形成されていると共に、この二股状の部分に長手方向に延びたガイド長孔331がぞれぞれ設けられている。そして、各ガイド長孔331に前記連結片322aが嵌め込まれることによって鉄心322と連結アーム33とが互いにリンクされるようになっている。
かかる用紙押え手段30によれば、ソレノイド321aの消磁および励磁によって鉄心322が昇降することにより、連結片322aを介して当該鉄心322とリンクされた連結アーム33が支持軸34回りに一体的に正逆回動し、これにより押え部材31が支持軸34回りに正逆一体回動して開放姿勢S1と押え姿勢S2との間で姿勢変更することになる。
前記高さセンサ40は、トレイ本体151上に排出された綴結用紙束P2の高さレベルを検出するものであり、トレイ本体151上に綴結用紙束P2が排出された状態で開放姿勢S1から押え姿勢S2へ向かう押え突起315の支持軸34回りの回動角度によって綴結用紙束P2の高さレベルを検出するようになっている。
かかる高さセンサ40は、前記押え部材31の遮光片316を挟むように配設された発光素子を備えた発光部41と受光素子を備えた受光部42とからなる複数組の光センサによって形成されている。前記各組の発光部41および受光部42は、それぞれ支持軸34の軸心を曲率中心とした円弧状を呈する互いに対向配置された一対のセンサ支持部材43に支持されている。
これらセンサ支持部材43は、前記一対の軸受ブラケット154からそれぞれ垂下された垂下片155の下端部に左右方向へ延びた状態でそれぞれ固定されている。各センサ支持部材43は、両者で前記遮光片316を挟み得るように曲率径寸法が設定されていると共に、押え部材31の回動範囲をカバーし得るように円弧長が設定されている。
前記発光部41は、このようなセンサ支持部材43の一方(図5に示す例では前側のもの)に隣り同士が互いに近接または密着した状態で並設されていると共に、前記受光部42はセンサ支持部材43の他方(図5に示す例では後側のもの)に隣り同士が互いに近接または密着した状態で並設されている。各組の発光部41および受光部42は、互いに対向配置されている。そして、図7に示すように、押え部材31が開放姿勢S1に姿勢設定された状態で遮光片316により遮光される組の発光部41および受光部42を第1番目(「1」)とし、押え部材31が押え姿勢S2に向かうに従って、第2番目(「2」)、第3番目(「3」)・・・第n番目(「n」)の高さセンサ40が遮光されるようになっている。従って、第何番目の高さセンサ40の発光部41からの発光が遮光片316により遮光されるかによって綴結用紙束P2の高さが検出されることになる。
以下、このように構成された綴結用紙束検出機構20の作用について図7を基に説明する。図7は、綴結用紙束検出機構20の作用を説明するための側面視の説明図であり、(イ)は、綴結用紙束P2が排出ローラ対114から排出されつつある状態、(ロ)は、トレイ本体151上に排出された綴結用紙束P2の高さレベルが検出されつつある状態をそれぞれ示している。
まず、綴結用紙束P2が排出ローラ対114から排出されつつある状態では、前記上面センサ157(図2)による検出結果に基づいて汎用トレイ15上の後端が立ち壁159に当止した一番上の綴結用紙束P2の上面が予め設定された所定の高さレベルに位置するように汎用トレイ15の高さレベルが設定されている。この状態で、図7の(イ)に示すように、押え部材31の直状部313が前方に向かって傾いた開放姿勢S1に姿勢設定され、これによって遮光片316が支持軸34から左下に向かって傾斜し、第1番目(「1」)の発光部41と受光部42との間に位置してこの発光部41からの光を遮光している。この第1番目(「1」)の発光部41の光が遮光されることによって押え部材31が開放姿勢S1に姿勢設定されていることが認識される。
ついで、綴結用紙束P2が排出ローラ対114からトレイ本体151上に排出され終わると、図7の(ロ)に示すように、ソレノイド321aに電流が供給されることによってアクチュエータ32の鉄心322が図略の付勢手段の付勢力に抗してアクチュエータ本体321から上方に向けて突出される。これによって押え部材31は、連結片322aおよび連結アーム33を介して支持軸34回りに反時計方向に向けて回動し、図7の(ロ)に示すように、押え突起315が最上位の綴結用紙束P2の上面を押えた押え姿勢S2に姿勢変更する。
この姿勢変更によって、遮光片316は、第何番目かの組の発光部41の光を遮光することになるので、それを基に綴結用紙束P2の高さレベルを得ることができる。そして、一旦押え姿勢S2に姿勢設定された押え部材31は、次の綴結用紙束P2が排出されるまでに元の開放姿勢S1(図7の(イ))に戻され、次の綴結用紙束P2の排出に備えられることになる。
なお、本実施形態においては、排出ローラ対114の直上流側に綴結用紙束P2が当該排出ローラ対114を通過したか否かを検出する排出センサ44が設けられ、アクチュエータ32は、この排出センサ44が綴結用紙束P2の後端を検出してから所定のタイムラグで(すなわち、綴結用紙束P2が排出ローラ対114を通過してから排紙トレイ151上に確実に排出されるまでの時間を見越した上で)駆動され、これによって排出された綴結用紙束P2が押え部材31の円弧部314と干渉するような不都合が生じないようになされている。
かかる排出センサ44は、本実施形態においては、排出ローラ対114の直上流側の汎用トレイ向け搬送路R4(図1)の上下で互いに対向配置された発光素子と受光素子とからなる、いわゆる光センサが採用されている。そして、綴結用紙束P2がこれら発光素子と受光素子との間を通過することによる遮光が所定時間継続された後に当該遮光が解消されることにより綴結用紙束P2の後端が排出ローラ対114を通過した時点を検出するようになっている。
図8は、汎用トレイ15の正面断面視の説明図であり、(イ)は、一対の押え部材31がそれぞれ開放姿勢S1に姿勢設定された状態、(ロ)は、一対の押え部材31がそれぞれ押え姿勢S2に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。
本実施形態においては、前記綴結用紙束検出機構20(すなわち用紙押え手段30および高さセンサ40)が、図8に示すように、汎用トレイ15の基端側(右方側)で後側に設定されたステイプル近傍位置T1と前側に設定されたステイプル離間位置T2との2個所にそれぞれ設けられ、これによって綴結用紙束P2がトレイ本体151上に排出される都度、ステイプル近傍位置T1およびステイプル離間位置T2における積重された綴結用紙束P2の高さレベルが検出されるとともに、この検出結果から両者の高さの差が算出されるようにしている。そして、この差が予め設定された値を越えると、以後の綴結用紙束P2の排出が中断させるようになっている。
このようにされるのは、図8の(イ)に示すように、複数冊の綴結用紙束P2がトレイ本体151上に排出された状態で、積み重ねられた綴結用紙束P2の上面の高さレベルは、綴結針Nの存在によってステイプル近傍位置T1での高さレベルの方が綴結針Nの存在しないステイプル離間位置T2での高さレベルより高くなっており、この差が大きくなり過ぎると上位の綴結用紙束P2がトレイ本体151から滑り落ちてしまうという不都合が生じるが、かかる不都合の発生を防止するためである。
そして、綴結用紙束P2がトレイ本体151上に排出される都度、各押え部材31は、図8の(イ)に示す開放姿勢S1から、図8の(ロ)に示す押え姿勢S2へと姿勢変更され、これによって各押え部材31の押え突起315がそれぞれステイプル近傍位置T1およびステイプル離間位置T2における最上位の綴結用紙束P2の上面に当止した押え姿勢S2に姿勢変更する。このときの各押え部材31の開放姿勢S1から押え姿勢S2へ到るそれぞれの回動量(具体的には何番目の高さセンサ40の発光部41が遮光片316によって遮光されたか)によって各用紙押え手段30に付設された高さセンサ40がステイプル近傍位置T1およびステイプル離間位置T2における積み重ねられた綴結用紙束P2の高さレベルを検出するのである。
後処理装置10の適所には、綴結用紙束検出機構20を制御するための制御手段50が設けられている。以下、制御手段50による綴結用紙束検出機構20の制御について図9を基に説明する。図9は、制御手段50による綴結用紙束検出機構20の制御の一実施形態を説明するためのブロック図である。
図9に示すように、制御手段50は、中央演算処理装置としてのCPU(central processing unit)51と、このCPU51に付設された読み取り専用の記憶装置であるROM(read only memory)52と、CPU51に付設され一時的に発生する各種のデータを対象として読み書き自在に構成されたRAM(random access memory)53とを備えた基本構成を有している。
前記CPU51は、排出センサ44からの検出信号に基づいて綴結用紙束P2が排出ローラ対114を通過したか否か判別する用紙束通過判別部511と、高さセンサ40からの検出信号に基づいて汎用トレイ15上に積み重ねられた綴結用紙束P2のステイプル近傍位置T1およびステイプル離間位置T2における高さレベルを判別する高さレベル判別部512と、前記上面センサ157および上限センサ158の検出結果、並びに前記用紙束通過判別部511および高さレベル判別部512による判別結果に基づいてそれぞれ所定の機器に制御信号を出力する制御信号出力部513とを備えている。
前記用紙束通過判別部511は、排出センサ44からの綴結用紙束P2が通過しつつあることを示す検出信号が途絶えた時点(具体的には、綴結用紙束P2が排出センサ44を構成する発光素子と受光素子との間を通過することによる遮光が所定時間継続された後に当該遮光が解消された時点)で綴結用紙束P2が排出ローラ対114を通過したと判別するようになっている。この用紙束通過判別部511の判別結果は、指令信号として制御信号出力部513へ向けて出力される。
前記高さレベル判別部512は、高さセンサ40からの検出信号に基づき後処理装置10の駆動系(後処理装置側駆動系(排出機構)61)および画像形成装置19の駆動系(画像形成装置側駆動系(排出機構)62)について、これらに駆動を継続させるか、あるいは一時的に駆動を中断させるかを判別するものである。因みに、各駆動系61,62は、それぞれ本発明に係る排出機構としての機能を備えたものである。
具体的には、高さセンサ40のいずれの発光部41の発光が遮光片316により遮光されたかによってステイプル近傍位置T1およびステイプル離間位置T2における積み重なった綴結用紙束P2の高さレベルを、ROM52に記憶されている所定の関係式に基づいてそれぞれ判別した上で、図8の(ロ)に示すステイプル近傍位置T1における高さレベルL1と、ステイプル離間位置T2における高さレベルL2との高低差ΔLが、予めROM52に記憶されている基準高低差を超えているか否かを判別するようになっている。
そして、高さレベル判別部512は、高低差ΔLが予め基準高低差を越えているときに、各駆動系61,62の駆動を一時中断させると判別する。この判別結果は、指令信号として制御信号出力部513へ向けて出力されるようになっている。
前記制御信号出力部513は、まず、前記上面センサ157および上限センサ158の検出結果に基づき汎用トレイ15の高さレベルを制御する、いわゆるフィードバック系の制御を行うようになっている。具体的には、制御信号出力部513は、綴結用紙束P2が取り去られることにより汎用トレイ15上に綴結用紙束P2が存在しなくなったときには、汎用トレイ15の上限位置を検出する上限センサ158からの検出信号が入力されるまで昇降モータ156に向けて汎用トレイ15を上昇させるべき制御信号を出力し、上限センサ158が汎用トレイ15を検出すると、当該制御信号の出力が停止される(すなわち停止信号が出力される)ようになっている。従って、汎用トレイ15は、その上に綴結用紙束P2が存在しないときは、常に上限位置(ホームポジション)に位置設定された状態になる。
そして、汎用トレイ15が上限位置に位置設定された状態で、綴結用紙束P2が汎用トレイ15上に排出されると、制御信号出力部513は、排出された綴結用紙束P2の上面のステイプル位置を検出する上面センサ157が当該ステイプル位置を検出するまで汎用トレイ15を下降させるべき制御信号を昇降モータ156に向けて出力するようになっている。上面センサ157が綴結用紙束P2の上面を検出すると、制御信号の出力が停止される(すなわち停止信号が出力される)ようになっている。かかる制御信号の出力は、引き続き綴結用紙束P2が排出される度に行われるようになっている。従って、排出ローラ対114から排出された綴結用紙束P2は、常に同一高さレベルに向けて排出され、これによって綴結用紙束P2の排出状態が常に安定するようになっている。
制御信号出力部513は、このようなフィードバック制御に加え、メインの制御として、用紙束通過判別部511からの指令信号(綴結用紙束P2の後端の排出ローラ対114通過によりアクチュエータ32を駆動させるべき旨の指令信号)に基づきアクチュエータ32のソレノイド321aへ電力を供給するための制御信号を出力した後、所定のタイムラグで電力供給停止の制御信号を出力するようになっている。前記所定のタイムラグの値は、後処理装置10および画像形成装置19の機種によって予め決まっておりROM52に記憶されている。また、このタイムラグの経過を計時するためにRAM53にはタイマ531が設けられている。
そして、制御信号出力部513からの制御信号によるソレノイド321aの励磁により鉄心322が上方に向けて突出するため、開放姿勢S1に姿勢設定されていた押え部材31が連結アーム33を介して支持軸34回りに図7の(イ)において反時計方向に回動し、これによって押え突起315がトレイ本体151上の用紙Pの上面を押圧した押え姿勢S2に姿勢変更し(図7の(ロ))、その後のソレノイド321aの消磁によって次の綴結用紙束P2が排出されるまでに図略の付勢手段の付勢力によって元の開放姿勢S1に戻る。このような綴結用紙束P2の排出の度に行われる押え部材31の開放姿勢S1と押え姿勢S2との間の姿勢変更が繰り返されることによって、綴結用紙束P2は整合状態でトレイ本体151上に積み重ねられていく。
また、制御信号出力部513は、高さレベル判別部512からの指令信号(前記高低差ΔLが予め基準高低差を越えているときに各駆動系61,62の駆動を一時中断させるべき指令信号)に基づき装置本体11の適所に設けられた表示パネル(報知手段)70に向けて綴結用紙束P2のトレイ本体151からのずれ落ちを防止するべく各駆動系61,62の駆動が一時的に中断される旨のメッセージを表示させる制御信号を出力すると同時に、各駆動系61,62に向けて駆動を一時的に中断させるための制御信号を出力するようになっている。
従って、ステイプル近傍位置T1およびステイプル離間位置T2におけるトレイ本体151上の積み重なった複数冊の綴結用紙束P2の高低差ΔL(図8の(ロ))が基準高低差を越え、これによって積み重なった綴結用紙束P2がトレイ本体151から崩れ落ちそうになった状態で、以後の綴結用紙束P2の排出が中断されるため、積み重なった綴結用紙束P2の山が山崩れを起こすような不都合の発生が確実に防止されると共に、各駆動系61,62の駆動の中断が表示パネル70に表示される。従って、オペレータは、この表示パネル70の表示に基づき綴結用紙束P2の山をトレイ本体151上から取り除いた後に所定のスタートボタンを押釦することによって、中断していた各駆動系61,62が再起動し、これによって引き続きワンジョブに係る残りの綴結用紙束P2がトレイ本体151上に排出されることになる。
図10は、制御手段50による綴結用紙束検出機構20の制御のフローの一実施形態を示すフローチャートである。図10に示すように、ワンジョブについての綴結用紙束P2排出の制御がスタートすると、まず、ステップS0において汎用トレイ15は、上限センサ158または上面センサ157による上面検知により適正位置に移動されて停止される。具体的には、汎用トレイ15上に綴結用紙束P2が存在しない場合には、汎用トレイ15は、上限センサ158によるトレイ本体151の上面検知によりホームポジションに位置設定される一方、汎用トレイ15上にすでに綴結用紙束P2が存在する場合には、汎用トレイ15は、上面センサ157による最上位の綴結用紙束P2の上面検知により当該上面が予め設定された所定の高さになるように位置設定される。これによって、綴結用紙束P2は、排出ローラ対114から常に同一高さの位置に向けて排出されることになる。
ついで、ステップS1において排出センサ44により綴結用紙束P2の後端が検出されたか否かが判別され、排出センサ44が綴結用紙束P2の後端を検出すると(ステップS1でYES)、制御信号出力部513からの制御信号に基づいてアクチュエータ32が駆動され、これによって押え部材31は、開放姿勢S1から押え姿勢S2へと姿勢変更する(ステップS3)。この姿勢変更によってトレイ本体151上に排出された綴結用紙束P2は、その上面が押え姿勢S2になった押え部材31の押え突起315によって押圧された状態になる。
ついで、高さセンサ40によってトレイ本体151上のステイプル近傍位置T1およびステイプル離間位置T2における積み重なった複数冊の綴結用紙束P2の高さレベルがそれぞれ検出され、両者の高低差が計算される(ステップS4)。
引き続き、押え部材31が押え姿勢S2から元の開放姿勢S1に戻され(ステップS5)た後、ステップS6において計算された高低差が予め設定されている基準高低差を越えているか否かが判別され、越えていないとき(ステップS6でNO)には、そのジョブが終了したか否かが判別され、ジョブが終了していないとき(ステップS13でNO)にはステップS1へスキップされるのに対し、ジョブが終了したときにはこのジョブの制御が終了してエンドになる。
一方、ステップS6において、高さセンサ40の検出結果から計算されたステイプル近傍位置T1およびステイプル離間位置T2における積み重なった綴結用紙束P2のそれぞれの高さレベルの高低差が基準高低差を越えている(ステップS6でYES)と判別されたときには、まず、後処理装置側駆動系61および画像形成装置側駆動系62の駆動が一時中断され(ステップS8)、略同時に表示パネル70に各駆動系61,62の駆動が一時中断されたことを示すメッセージが表示される(ステップS9)。
この表示を視認したオペレータは、トレイ本体151から積み重なった複数冊の綴結用紙束P2を取り除き(ステップS10)、引き続き所定のスタートボタンを押釦することになる。そうすると各駆動系61,62が再駆動し(ステップS12)、制御がステップS1に戻って再開されることになる。
以上詳述したように、本発明に係る後処理装置10は、上流側装置である画像形成装置19から用紙Pが順次供給されることによって形成された用紙束P1に対してステイプル処理を施した後に当該ステイプル処理済みの綴結用紙束P2を汎用トレイ15に排出するべく駆動する排出機構としての機能を備えた後処理装置側駆動系61を備えてなるものであり、汎用トレイ15に排出された綴結用紙束P2の2個所(ステイプル近傍位置T1およびステイプル離間位置T2)の高さレベルを検出する高さセンサ40と、高さセンサ40の検出信号に基づいて綴結用紙束P2の排出を制御する制御手段50とが備えられ、制御手段50は、2個所についての高さセンサ40の検出信号に基づく高さの差が予め設定された値を越えたと高さレベル判別部512が判別したとき、後処理装置側駆動系61(本実施形態おいては画像形成装置側駆動系62も含む)に向けて綴結用紙束P2の排出を中断させる制御信号を出力するようになされている。
かかる構成によれば、ステイプル処理済みの綴結用紙束P2は、排出ローラ対114(後処理装置側駆動系61の一部)の駆動で後処理装置10内から排出される都度、積み重なった状態で最上位の綴結用紙束P2について2個所の高さレベルが高さセンサ40によって検出されると共に、この検出信号は逐一制御手段50へ入力される。そして、この検出信号が入力された制御手段50は、汎用トレイ15に排出された綴結用紙束P2の2個所についての高さセンサ40の検出信号に基づく高さレベルの差が予め設定された値を越えたときに後処理装置10側駆動系61に向けて綴結用紙束P2の排出を中断させる制御信号を出力するため、予め設定される2個所の高さの差として積み重なった綴結用紙束P2の山が崩れ落ちない高さに設定しておくことにより、綴結用紙束P2の山の崩れ落ちを確実に防止することができる。
また、制御手段50は、2個所についての高さセンサ40の検出信号に基づく高さレベルの差が予め設定された値を越えたときに表示パネル70に向けて綴結用紙束P2の排出が中断されることを報知(表示)させる制御信号を出力するようになっているため、前記高さの差が予め設定された値を越えたときに制御手段50から所定の表示パネル70に向けて制御信号が出力されることによって、表示パネル70に綴結用紙束P2の排出の中断が表示され、この表示によってオペレータはそのことを認識して汎用トレイ15から綴結用紙束P2を取り除く等の所定の処置を施すことができる。
さらに、高さセンサ40は、用紙束が排出される都度所定の支持軸34回りに正逆回動して綴結用紙束P2の後端を押える押え部材31が利用されているため、通常、汎用トレイ15に設けられる押え部材31が高さセンサ40として兼用することができ、別途専用の高さセンサ40を設ける場合に比較し部品点数および組み付け工数の低減化に寄与し、製造コストの削減に貢献することができる。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
(1)上記の実施形態においては、汎用トレイ向け搬送路R4の下流端に設けられた排出ローラ対114を通過する綴結用紙束P2の後端を検出するための排出センサ44として光センサが採用されているが、本発明は、排出センサ44が光センサであることに限定されるものではなく、綴結用紙束P2の通過で検出板が跳ね上げられることにより当該綴結用紙束P2の通過を検出する、いわゆるリミットスイッチ方式のセンサを採用してもよい。
(2)上記の実施形態においては、トレイ本体151に排出された綴結用紙束P2を押えるべく押え姿勢S2に姿勢設定された押え部材31を予め設定された所定のタイムラグで開放姿勢S1に戻すようにしているが、こうする代わりに排出センサ44で綴結用紙束P2の前端をも検出し得るようにし、この排出センサ44が次の綴結用紙束P2の前端を検出した時点で押え部材31を解除姿勢S2から係止姿勢S1へ戻すようにしてもよい。
(3)上記の実施形態において、排出ローラ対114の直上流側に設けられた排出センサ44に変えてトレイ本体151上に用紙センサを設け、トレイ本体151へ綴結用紙束P2が排出される都度この用紙センサがそれを検出するようにしてもよい。
(4)上記の実施形態においては、トレイ本体151上に積み重なったステイプル近傍位置T1上とステイプル離間位置T2上との高さレベルの差が予め設定された基準高低差より大きくなったときにそのことが表示パネル70に表示されるようになされているが、これに代えて、あるいはこれに加えて所定のアラームを吹鳴させるようにしてもよい。
(5)上記の実施形態においては、綴結用紙束検出機構20によってトレイ本体151へ排出された綴結用紙束P2の高さレベルをステイプル近傍位置T1とステイプル離間位置T2との2個所のみで検出するようにしているが、本発明は、綴結用紙束P2の高さレベルの検出位置が2個所であることに限定されるものではなく、3個所以上に綴結用紙束検出機構20を設け、ステイプル位置が異なる等状況に応じて3個所以上の位置に設けられた綴結用紙束検出機構20から最適なものを2つ選び出し、この選択された2つの綴結用紙束検出機構20によって本発明に係る綴結用紙束P2の排出制御を行うようにしてもよい。こうすることによって、綴結用紙束P2に打ち込まれた綴結針Nの位置に応じて最適の制御を行うことが可能になり、綴結用紙束検出機構20の汎用性を向上させることができる。
(6)上記の実施形態においては、遮光片316として1つの発光部41からの光のみを遮光し得る細長いものが採用されているが、こうする代わりに支持軸34の軸心を曲率中心とした扇状の遮光片316を採用し、押え部材31が開放姿勢S1に姿勢設定された状態で全ての発光部41からの光を遮光しないようにすると共に、押え部材31が押え姿勢S2へ向かうに従って第1番目(「1」)の発光部41から順番に第2番目(「2」)、第3番目(「3」)・・・第n番目(「n」)の発光部41の光を遮光するようにしてもよい。こうすることによって遮光片316が遮光している高さセンサ40の数により綴結用紙束P2の高さレベルを検出することができる。
本発明に係る綴結用紙束検出機構が適用された後処理装置の一実施形態の内部構造を説明するための側面視の説明図である。 排紙トレイの基端側の構造を説明するための図1の部分拡大図である。 綴結用紙束検出機構の一実施形態を示す斜視図であり、押え部材が開放姿勢に姿勢設定された状態を示している。 図3に示す押え部材が押え姿勢に姿勢設定された状態を示す斜視図である。 後端押え部材の一実施形態を示す拡大斜視図であり、押え部材が開放姿勢に姿勢設定された状態を示している。 図5に示す押え部材が押え部材が押え姿勢に姿勢設定された状態を示す斜視図である。 綴結用紙束検出機構の作用を説明するための側面視の説明図であり、(イ)は、綴結用紙束が排出ローラ対から排出されつつある状態、(ロ)は、トレイ本体上に排出された綴結用紙束の高さレベルが検出されつつある状態をそれぞれ示している。 汎用トレイの正面断面図視の説明図であり、(イ)は、一対の押え部材がそれぞれ開放姿勢に姿勢設定された状態、(ロ)は、一対の押え部材がそれぞれ押え姿勢に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。 制御手段による綴結用紙束検出機構の制御の一実施形態を説明するためのブロック図である。 制御手段による綴結用紙束検出機構の制御のフローの一実施形態を示すフローチャートである。
符号の説明
10 後処理装置 11 装置本体
111 用紙受継ぎ開口 112 支柱
112a ガイド溝 112b 昇降ロープ
113 ガイドローラ対 114 排出ローラ対
12 パンチ部 121 パンチ機構
13 用紙振分け部 131 退避ドラム
14 ジョブトレイ 141 単位トレイ
15 汎用トレイ 151 トレイ本体
152 側板 153 被ガイド体
154 軸受ブラケット 155 垂下片
156 昇降モータ 157 上面センサ
158 上限センサ 159 立ち壁
16 スタック部 17 中折り処理部
171 中折りユニット 172 中折りローラ対
173 押し型 174 搬出ローラ対
175 押え部材 18 中折りトレイ
19 画像形成装置 191 排紙口
20 綴結用紙束検出機構 30 用紙押え手段
31 押え部材(用紙押え手段)
311 基端円柱部 312 用紙押え杆
313 直状部 314 円弧部
315 押え突起 316 遮光片
32 アクチュエータ 321 アクチュエータ本体
321a ソレノイド 322 鉄心
322a 連結片 33 連結アーム
34 支持軸
40 高さセンサ 41 発光部
42 受光部 43 センサ支持部材
44 排出センサ 50 制御手段
51 CPU 511 用紙束通過判別部
512 高さレベル判別部 513 制御信号出力部
52 ROM 53 RAM
531 タイマ 61 後処理装置側駆動系(排出機構)
62 画像形成装置側駆動系(排出機構)
70 表示パネル(報知手段) P 用紙
P1 用紙束 P2 綴結用紙束
P3 中折り用紙束 S1 開放姿勢
S2 押え姿勢 T1 ステイプル近傍位置
T2 ステイプル離間位置

Claims (3)

  1. 上流側装置から用紙が順次供給されることによって形成された用紙束に対してステイプル処理を施した後に、当該ステイプル処理済みの綴結用紙束を排紙トレイに排出する排出機構を備えてなる後処理装置において、
    前記排紙トレイに排出された綴結用紙束の少なくとも2個所の高さレベルを検出する高さセンサと、
    前記高さセンサの検出信号に基づいて綴結用紙束の排出を制御する制御手段とが備えられ、
    前記制御手段は、前記少なくとも2個所についての高さセンサの検出信号に基づく高さの差が予め設定された値を越えたときに前記排出機構に向けて綴結用紙束の排出を中断させる制御信号を出力することを特徴とする後処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記2個所についての高さセンサの検出信号に基づく高さの差が予め設定された値を越えたときに所定の報知手段に向けて綴結用紙束の排出が中断されることを報知させる制御信号を出力することを特徴とする請求項1記載の後処理装置。
  3. 前記高さセンサは、用紙束が排出される都度所定の支持軸回りに正逆回動して綴結用紙束の後端を押える用紙押え手段が適用されていることを特徴とする請求項1または2記載の後処理装置。
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